JP5862580B2 - 高圧燃料ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、高圧燃料ポンプに関し、特にポンプボデーにバルブ等を含む流体制御ユニットが結合されている高圧燃料ポンプに関する。
車両用の内燃機関、特に、気筒内に高圧燃料を直接噴射できるようにした内燃機関においては、一般に、低圧燃料ポンプから給送される燃料を高圧燃料ポンプにより高圧に加圧して燃料噴射弁に供給するようになっている。そして、その高圧燃料ポンプとして、シリンダ内でプランジャを往復動させるタイプの高圧燃料ポンプが多用されており、そのタイプの高圧燃料ポンプでは、ポンプボデー本体に逆止弁の機能を有する吸入弁および吐出弁が実装されているものが多い。
そのような燃料ポンプとしては、例えば雄ねじ付の筒状ケーシングを有する吐出バルブユニットや、吸入バルブをソレノイド型のアクチュエータにより閉弁または開弁駆動するようユニット化されたソレノイドユニットを、シリンダの軸線方向と直交する方向に向けてポンプボデーにねじ結合させたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−215164号公報
しかしながら、前述のような従来の高圧燃料ポンプにあっては、筒状ケーシングを有する流体制御ユニットを、ポンプボデーに対してシリンダ部の軸線と直交する方向にねじ結合させていたため、流体制御ユニットをポンプボデーにねじ結合させる際に、流体制御ユニットの内端部、例えば吐出圧の逆流を阻止する吐出弁の弁座を形成するシート形成部材の先端部とポンプボデー側の接触部とに微小金属片であるバリが発生し易かった。
そのため、従来の高圧燃料ポンプにあっては、ポンプボデーへの流体制御ユニットの取付け時に発生したバリが燃料通路内に混入し、吐出弁のシール性や摺動部品の摺動性の低下によるポンプ性能の低下が誘発されるおそれがあり、信頼性が低下していた。
そこで、本発明は、流体制御ユニットの取付けに起因して燃料通路内にバリが混入することを有効に抑制することができる信頼性の高い高圧燃料ポンプを提供するものである。
本発明は、上記課題を解決するために、(1)燃料通路が形成されたポンプボデーと、前記ポンプボデーの内部に前記燃料通路に連通する燃料加圧室を形成するよう前記ポンプボデーに変位可能に保持されたプランジャと、前記燃料通路を開閉するよう前記ポンプボデーにねじ結合された流体制御ユニットと、を備えた高圧燃料ポンプであって、前記流体制御ユニットが、前記ポンプボデーにねじ結合するねじ結合部および該ねじ結合部の軸線方向で前記ポンプボデーに対向する内端部を有する外筒部材と、前記外筒部材に嵌合するとともに前記外筒部材の内端部と前記ポンプボデーとの間に挟圧される被挟圧部を有する内筒部材と、を含み、前記内筒部材の前記被挟圧部が、前記外筒部材の内端部に圧接する環状の第1シール面部と前記ポンプボデーに圧接する環状の第2シール面部とを有し、前記第1シール面部が、前記第2シール面部より半径方向の内方側に配置されていることを特徴とする。
この構成により、外筒部材がポンプボデーにねじ結合するとき、半径方向の異なる位置で軸方向の逆向きの力を受ける被挟圧部が、燃料加圧室側の燃料通路内に露出するポンプボデーと第2シール面部の圧接部位付近で、第2シール面部を半径方向外側に滑らせる方向に歪むことになる。したがって、ポンプボデーと第2シール面部の圧接部位にバリが発生したとしても、そのバリは専ら第2シール面部の半径方向外方側に生じ、ポンプボデー、内筒部材の被挟圧部および外筒部材によって囲まれた閉空間内に閉じ込められる。また、第2シール面部の半径方向内方側のシールは、強化される。したがって、流体制御ユニットの取付けに起因して燃料通路内にバリが混入することが有効に抑制される。
本発明の高圧燃料ポンプにおいては、(2)前記燃料通路が、前記燃料加圧室より下流側の燃料吐出通路を含み、前記内筒部材は、前記燃料吐出通路を開閉する吐出弁の弁座を形成するとともに、前記外筒部材と共に前記吐出弁より下流側に高圧通路部分を画成していることが好ましい。
この構成により、高圧燃料ポンプの吐出側の流体制御ユニット内で燃料通路内にバリが混入することが有効に抑制されることになり、高いシール性が要求される高圧燃料回路にバリが混入することが防止される。
本発明の高圧燃料ポンプにおいては、(3)前記吐出弁は、前記燃料加圧室からの燃料の吐出を許容しつつ該燃料の逆流を阻止する逆止弁となっており、前記内筒部材の前記被挟圧部が前記内筒部材の軸方向一端側に配置されるとともに、前記吐出弁の弁座が前記内筒部材の軸方向他端側に配置されているのがよい。
この構成により、吐出弁の弁座を流体通路上の所望位置に配置できるとともに、吐出弁より上流側の燃料通路と吐出弁より下流側の高圧通路部分とを、内筒部材および外筒部材の間で確実に仕切ることができる。
本発明の高圧燃料ポンプにおいては、(4)前記内筒部材の前記被挟圧部、前記外筒部材の内端部および前記ポンプボデーのうち少なくとも1つに、前記第1シール面部または前記第2シール面部に対応する環状シール部位で、該環状シール部位の半径方向に対し前記ねじ結合部によるねじ締結回転方向の後方側に傾斜しつつ前記半径方向に延びる帯状の段差形成面が形成されていてもよい。
この場合、帯状の段差形成面を側壁としてリブ状または溝状の凹凸が形成されることになる。そして、外筒部材がポンプボデーにねじ結合されるとき、第1または第2シール面部に対応する各環状シール部位で圧接しつつ相対回転する2つの部品、例えばその低硬度側の部品にバリが発生しても、そのバリは帯状の段差形成面を側壁するリブ状または溝状の凹凸によってそのねじ締結回転方向の後方側になるほど半径方向外側に案内される。すなわち、燃料通路側から遠ざけられる。
本発明の高圧燃料ポンプにおいては、(5)前記内筒部材の前記被挟圧部が、少なくとも前記第1シール面部において前記外筒部材の内端部より高硬度に形成されるとともに、少なくとも前記第2シール面部において前記ポンプボデーより高硬度に形成されていてもよい。
この場合、第1シール面部に対応する環状シール部位および第2シール面部に対応する環状シール部位をいわゆる塑性シールとし、部品点数を抑えながらも確実なシール性能を確保することができ、高圧燃料ポンプの信頼性向上とコスト低減が可能になる。また、内筒部材に吐出弁の弁座が形成される場合に、その所要の硬度および耐久性を確保できる。
本発明の高圧燃料ポンプにおいては、(6)前記被挟圧部の前記第2シール面部側の端面が、前記第2シール面部に対応する環状のシール面部と該環状のシール面部より半径方向内方側で前記ポンプボデーから離隔する環状の離隔面部とを有しているのがよい。
この場合、内筒部材の被挟圧部におけるシール部位が明確になるとともに、ねじ結合時に第2シール面部がポンプボデーに対し半径方向外側に滑るような被挟圧部の歪みが被挟圧部の径方向内方側の部分で生じ易くなる。
本発明の高圧燃料ポンプにおいては、(7)前記内筒部材の内方には、前記燃料加圧室から吐出される燃料の吐出圧を閉弁方向に受圧するとともに、前記吐出弁より下流側で前記高圧通路部分の燃料の圧力を開弁方向に受圧するリリーフ弁が設けられていてもよい。
この構成により、リリーフ弁を内蔵する流体制御ユニットがコンパクトに構成可能となる。
本発明の高圧燃料ポンプにおいては、(8)前記内筒部材が前記軸方向他端側を底部とする有底筒状体によって構成され、前記リリーフ弁が、前記内筒部材の内底面側に形成されるリリーフ弁座と、該リリーフ弁座に着座可能なリリーフ弁体と、前記リリーフ弁体を前記リリーフ弁座に付勢する弾性部材と、前記弾性部材を保持するとともに前記内筒部材の内方に圧入された環状保持部材とによって構成されているのがよい。
この構成により、内筒部材の軸方向中間部とリリーフ弁の環状保持部材とを相互に補強できるとともに、燃料通路上の所定位置にリリーフ弁を配置できる。
本発明によれば、流体制御ユニットの取付けに起因して燃料通路内にバリが混入することを有効に抑制することができる信頼性の高い高圧燃料ポンプを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る高圧燃料ポンプを示すその燃料ポンプの断面図である。 本発明の第1実施形態に係る高圧燃料ポンプの吐出側の流体制御ユニットの拡大断面図である。 図2中のA部を拡大して示す本発明の第1実施形態に係る高圧燃料ポンプの要部拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る高圧燃料ポンプにおける内筒部材の第1シール面部および第2シール面部の配置説明図である。 本発明の第2実施形態に係る高圧燃料ポンプにおける内筒部材の環状のシール面部に形成される複数の双曲螺旋状の帯状段差面の説明図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1〜図4は、本発明の第1実施形態に係る高圧燃料ポンプを示している。
なお、本実施形態の高圧燃料ポンプ10は、車両に搭載される内燃機関、例えば筒内噴射式あるいはデュアル噴射式の多気筒のガソリンエンジン(以下、単にエンジンという)に装備され、そのエンジンの燃料を高圧に加圧して吐出するプランジャポンプ型のものである。
図1に示す本実施形態の高圧燃料ポンプ10は、その吸入側で、図示しない低圧燃料ポンプから燃料が供給される低圧燃料回路に配管接続されており、低圧燃料ポンプによって燃料タンク内から汲み上げられてフィード圧に加圧された燃料を吸入するようになっている。ここにいう低圧燃料ポンプは、例えばポンプインペラを駆動モータで回転駆動する電動式のウェスコポンプ等で構成されており、その単位時間当りの吐出量や吐出圧を変化させることができるようになっている。
また、高圧燃料ポンプ10は、その吐出側でデリバリーパイプを介して複数の筒内噴射用のインジェクタに配管接続されており、デリバリーパイプに対して高圧の燃料を圧送するようになっている。ここにいうデリバリーパイプは、高圧燃料ポンプ10から吐出される高圧の燃料を貯留し蓄圧するもので、前記エンジンの各気筒内直接燃料噴射(以下、筒内噴射という)用のインジェクタの開弁時に、そのインジェクタに高圧の燃料を分配・供給するようになっている。
図1に示すように、高圧燃料ポンプ10は、略円柱状のプランジャ11と、このプランジャ11の一端側を軸方向に往復変位可能に保持するポンプボデー12と、ポンプボデー12に対しプランジャ11の軸線と直交する径方向に向かって取り付けられた吸入バルブユニット13および吐出バルブユニット14と、を備えている。
プランジャ11は、図1中の下方側で駆動カム15に係合するとき、駆動カム15の回転に伴って図1中の上下方向に往復移動するように、復帰ばね16およびばね受け板17を介して駆動カム15側に付勢されるようになっている。この駆動カム15は、少なくとも周方向の一箇所でその半径(リフト量)が他の箇所の半径より大きくなるカムプロフィール、例えば楕円形または角が丸められた多角形のカムプロフィールを有している。この駆動カム15は、例えばエンジンの排気カムシャフト(詳細図示せず)に一体に装着されており、エンジンの動力により駆動される。
ポンプボデー12の基端側には、複数のボルト穴12hが形成されたフランジ部12fと、図示しないヘッドカバー等のポンプ取付け穴部に嵌入される環状嵌合部12eとが設けられており、ポンプボデー12は、複数のボルト穴12hに挿入された図示しない複数のボルトによってポンプ取付けケースに締結される。なお、プランジャ11とポンプボデー12の間には、図示しない燃料シール用およびオイルシール用のシール部材が介装されている。
ポンプボデー12は、プランジャ11が摺動可能なシリンダ部材21をポンプボデー本体22の中心部に圧入嵌合させた構成となっている。そして、これらシリンダ部材21およびポンプボデー本体22により、プランジャ11を介して燃料を加圧可能な燃料加圧室23と、その燃料加圧室23に連通する吸入側の燃料通路24aおよび吐出側の燃料通路24b(燃料吐出通路)とが形成されている。ここで、吸入側の燃料通路24aは、低圧燃料ポンプからの燃料を燃料加圧室23に吸入させることができ、吐出側の燃料通路24bは、燃料加圧室23の内部で加圧された燃料を燃料加圧室23からデリバリーパイプ側に吐出させることができるようになっている。また、ポンプボデー12には、吸入側の燃料通路24aに連通し、低圧側の燃料を貯留する所定容積の吸入ギャラリ室12gが形成されており、この吸入ギャラリ室12gの内方に図示しない公知のパルセーションダンパが設けられている。
吸入バルブユニット13は、詳細を図示しないが、吸入側の燃料通路24aの途中に弁座13cを形成する筒状のバルブケーシング13aと、そのバルブケーシング13a内に収納された吸入弁体13bおよび弁ばね13dとを備えている。そして、そのバルブケーシング13aは、ポンプボデー本体22の吸入側の取付け穴22aに嵌入されるかねじ結合され、その取付け穴22aの内奥側の環状段付部22b(環状突当て面部)に突き当てられている。また、吸入弁体13bは、弁ばね13dによって例えば閉弁側に常時付勢されており、その前後に燃料加圧室23側が低圧となる所定の開弁差圧が生じるときに開弁するようになっている。なお、吸入バルブユニット13は、吸入弁体13bを開弁操作することができるソレノイド等を実装したものであってもよいし、常開型の吸入弁体13bをソレノイド等により閉弁させるものでもよい。
吐出バルブユニット14は、図2に示すように、ポンプボデー本体22の吐出側の取付け穴22cにねじ結合された外筒部材31を有しており、外筒部材31によって吐出側の燃料通路24bの一部を形成している。外筒部材31の内方には逆止弁機能を有する吐出弁40が内蔵されており、吐出バルブユニット14は、吐出側の燃料通路24bを吐出弁40によって開閉するようポンプボデー本体22にねじ結合された流体制御ユニットとなっている。
吐出バルブユニット14の外筒部材31は、ポンプボデー本体22にねじ結合するねじ結合部31sと、そのねじ結合部31sの回転中心軸線方向(図2の左右方向)でポンプボデーに対向する内端部31aとを有している。
また、外筒部材31の内端部31a側には、内筒部材33が圧入されている。この内筒部材33は、外筒部材31に嵌合する有底円筒状の圧入嵌合部33aと、この圧入嵌合部33aの開口端側である軸方向一端側(図2中の左端側)に拡径して設けられたフランジ部33bとを有している。そして、外筒部材31は、内筒部材33のフランジ部33bを介して、取付け穴22cの内奥側の環状段付部22dに突き当てられている。
図3に部分拡大断面図で示すように、内筒部材33のフランジ部33bは、外筒部材31の軸線方向において外筒部材31の内端部31aとポンプボデー本体22との間に挟圧される被挟圧部となっている。また、内筒部材33のフランジ部33bは、外筒部材31の内端部31aに圧接する一面側に環状の第1シール面部34を有するとともに、ポンプボデー本体22に圧接する他面側に環状の第2シール面部35を有している。
図3および図4に示すように、第1シール面部34は、フランジ部33bの一面側において、例えば内周半径がR1、外周半径が概ねR2となる半径方向内方側の環状面部分に形成されている。すなわち、第1シール面部34は、第2シール面部35より半径方向の内方側に配置されている。
第2シール面部35は、内筒部材33の開口端側であるフランジ部33bの他面側において、例えば内周半径がR2、外周半径がR3となる半径方向外方側の環状部分に配置されており、ポンプボデー本体22の環状段付部22d上のシール面22fに圧接している。また、フランジ部33bの他面側において、第2シール面部35の半径方向内方側には、半径が小さくなるほどポンプボデー本体22側のシール面22fから離隔する環状の離隔面部として面取り部36が形成されている。
内筒部材33のフランジ部33bがこのように外筒部材31の内端部31aに圧接する第1シール面部34およびポンプボデー本体22に圧接する第2シール面部35を有することで、ポンプボデー12のボデー本体22と吐出バルブユニット14の間には、ポンプボデー本体22、内筒部材33のフランジ部33bおよび外筒部材31の内端部31aによって囲まれた密閉空間状のバリトラップ室37が画成されている。
図2に戻り、内筒部材33の底部側である軸方向他端側(図2中の右端側)には、吐出側の燃料通路24bを開閉する吐出弁40が設けられている。この吐出弁40は、燃料加圧室23からの燃料の吐出を許容しつつその燃料の逆流を阻止することができる吐出弁体41と、吐出側の燃料通路24bの一部を形成するとともに吐出弁体41が係合および離脱することによって開閉される弁座42と、吐出弁体41を閉弁方向に常時付勢する弁ばね43と、弁ばね43を保持するよう内筒部材33の軸方向他端部に固定されたばね受け44とを含んで構成されている。ここで、弁座42は内筒部材33の軸方向他端側に一体に形成されており、内筒部材33は、この軸方向他端側において外筒部材31と共に吐出弁体41より下流側の高圧通路部分24cの一部を画成している。
そして、吐出弁体41は、燃料加圧室23から吐出される燃料の圧力が下流側の燃料圧力に対して所定の吐出弁開弁差圧(例えば数十kPaの差圧)分だけ余計に加圧されたときに開弁する。すなわち、プランジャ11が燃料加圧室23の容積を減少させるよう図1中の上方側に変位するとき、燃料加圧室23内の燃料が加圧され、吐出弁体41の前後に吐出弁開弁差圧以上の差圧が生じることにより、吸入弁の閉弁状態下で吐出弁体41が開弁方向に変位し得るようになっている。
ところで、内筒部材33のフランジ部33bは、少なくとも第1シール面部34において外筒部材31の内端部31aの表面部分より高硬度に形成されるとともに、少なくとも第2シール面部35においてポンプボデー本体22側のシール面22fの近傍部分より高硬度に形成されている。
具体的には、内筒部材33は、第1シール面部34および第2シール面部35を含むその表面全域において、外筒部材31の内端部31aの表面部分およびポンプボデー本体22側のシール面22fの近傍の表面部分のいずれよりも高い表面硬さに形成されている。また、外筒部材31の表面硬さH1はポンプボデー本体22の表面硬さH2に対して例えば1.5倍程度大きく設定されており、内筒部材33の表面硬さH3は、その外筒部材31の表面硬さH2に対し例えば2倍近く大きな硬度値に設定されている。より具体的には、例えば外筒部材31の表面硬さH1は、Hv200程度であり、ポンプボデー本体22の表面硬さH2は、Hv330程度であり、内筒部材33の表面硬さH3は、Hv600程度である。なお、ポンプボデー本体22、外筒部材31および内筒部材33の部品形状により異なる硬度設定がなされ得ることはいうまでもない。
吐出バルブユニット14の内筒部材33の内方には、さらに、リリーフ弁50が設けられている。
このリリーフ弁50は、内筒部材33の内方に配置されたリリーフ弁体51と、リリーフ弁体51が係合および離脱できるよう内筒部材33の内底面側に形成されたリリーフ弁座52と、リリーフ弁体51をリリーフ弁座52側に常時付勢する弾性部材としての弁ばね53と、弁ばね53の基端側を所定姿勢に保持するよう内筒部材33の内方に圧入された環状保持部材54とによって構成されている。
そして、リリーフ弁体51は、燃料加圧室23から吐出される燃料の吐出圧を閉弁方向に受圧するとともに、吐出弁体41より下流側の高圧通路部分24cにおける燃料の圧力を開弁方向に受圧するようになっている。
なお、内筒部材33の軸方向他端部は、吐出弁体41より燃料加圧室23側で吐出側の燃料通路24bを閉塞する底部形状をなすとともに、その低部前後で吐出弁40の弁座42の内方を燃料加圧室23側に連通させる連通孔33hと、その低部前後でリリーフ弁50の弁座52の内方を吐出弁40より下流側の高圧通路部分24cに連通させる連通孔33jとを有している。また、吐出バルブユニット14の外筒部材31の一端側の外周には、ねじ締結時に工具を係合させるための係合部、例えば6角形に拡径された工具係合部31hxが設けられているとともに、図示しない配管接続用のねじ部等が設けられている。
次に、作用を説明する。
上述のように構成された本実施形態の高圧燃料ポンプにおいては、吐出バルブユニット14のポンプボデー12への取り付けのために外筒部材31をポンプボデー本体22にねじ結合させるとき、燃料加圧室23側の燃料通路24b内に露出するポンプボデー本体22と第2シール面部35の圧接部位付近において、内筒部材33のフランジ部33bが第2シール面部35を半径方向外側に滑らせる方向に歪むことになる。
すなわち、この吐出バルブユニット14のポンプボデー12への取り付け時には、外筒部材31がポンプボデー本体22に対しねじ締結方向に回転操作され、内筒部材33のフランジ部33bが外筒部材31の内端部31aによってポンプボデー本体22側に押し付けられる。
このとき、第1シール面部34が第2シール面部35より半径方向の内方側に配置されているので、内筒部材33のフランジ部33bは、有底円筒状の圧入嵌合部33aの開口端側で径方向外方側に突出しつつ、その基端側では軸方向一方側への押圧力を、その突出端側では軸方向他方側への反力を受ける。したがって、内筒部材33のフランジ部33bが、図2中に白抜き矢印で示す方向に弾性変形する、すなわち、円錐周壁面状の面取り部36を拡径させて第2シール面部35を半径方向外側に滑らせる方向に歪むことになる。
その結果、ポンプボデー本体22のシール面22fと第2シール面部35の圧接部位にバリが発生したとしても、そのバリは専ら第2シール面部35の半径方向外方側に生じ、ポンプボデー本体22、内筒部材33のフランジ部33bおよび外筒部材31によって囲まれた閉空間、すなわち、バリトラップ室37内に閉じ込められる。また、第2シール面部35の半径方向の内方側のシールは強化されることになる。したがって、吐出バルブユニット14のポンプボデー12への取付けに起因して吐出側の燃料通路24bや燃料加圧室23内にバリが混入することが有効に抑制される。
本実施形態では、また、内筒部材33が吐出弁40の弁座42を形成するとともに、外筒部材31と共に吐出弁40より下流側に高圧通路部分24cを画成しているので、吐出バルブユニット14内で吐出側の燃料通路24b中の燃料にバリが混入することが有効に抑制されることになり、高いシール性が要求される高圧燃料回路にバリが混入することが防止される。
さらに、本実施形態では、内筒部材33のフランジ部33bが内筒部材33の軸方向一端側に配置されるとともに、逆止弁となる吐出弁40の弁座42が内筒部材33の軸方向他端側に配置されているので、内筒部材33の適宜の軸長設定により、吐出弁40の弁座42を流体通路上の所望位置に配置できる。しかも、吐出側の燃料通路24bのうち吐出弁40より上流側の部分と吐出弁40より下流側の高圧通路部分24cとを、外筒部材31とこれに圧入された内筒部材33とによって確実に仕切ることができる。
加えて、本実施形態では、内筒部材33のフランジ部33bが、少なくとも第1シール面部34および第2シール面部35において外筒部材31の内端部およびポンプボデー本体22より高硬度に形成されているので、第1シール面部34および第2シール面部35に対応する各環状シール部位をいわゆる塑性シールとして、部品点数を抑えながらも確実なシール性能を確保することができる。また、内筒部材33のフランジ部33bが、その表面全域において外筒部材31の内端部およびポンプボデー本体22より高硬度に形成されているので、内筒部材33に形成される弁座42の所要の硬度および耐久性を容易に確保することができる。
また、本実施形態では、フランジ部33bの第2シール面部35側の端面が、第2シール面部35と、それより半径方向内方側でポンプボデー本体22から離隔する面取り部36とを有しているので、内筒部材33のフランジ部33bにおける塑性シール形成部位が明確になるとともに、ねじ結合時に第2シール面部35がポンプボデー本体22に対し半径方向外側に滑るようなフランジ部33bの歪みが生じ易くなる。
さらに、本実施形態では、内筒部材33の内方で、リリーフ弁50のリリーフ弁体51が燃料加圧室23から吐出される燃料の吐出圧を閉弁方向に受圧するとともに、吐出弁40より下流側の高圧通路部分24cの燃料の圧力を開弁方向に受圧するので、リリーフ弁を内蔵する吐出バルブユニット14がコンパクトに構成できる。
しかも、リリーフ弁50は、弁ばね53を所定姿勢に保持する環状保持部材54が内筒部材33の内方に圧入された構成となっているので、内筒部材33の軸方向中間部とリリーフ弁50の環状保持部材54とを相互に補強でき、吐出側の燃料通路24b上の所定位置にリリーフ弁50を配置できる。
このように、本実施形態においては、吐出バルブユニット14の取付けに起因して下流側の燃料通路24bおよび燃料加圧室23内にバリが混入することを有効に抑制することができる。その結果、ポンプ性能および信頼性を高めた高圧燃料ポンプ10を提供することができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係る高圧燃料ポンプを示している。
なお、本実施形態は、ポンプボデーの全体構成が前述の第1実施形態と類似するものであるので、本実施形態の構成のうち第1実施形態と同一の構成要素については、図1ないし図4に示した対応する構成要素と同一の符号を用い、以下の説明においては、主に本実施形態の第1実施形態との相違点について説明する。
本実施形態の高圧燃料ポンプ10においては、内筒部材33のフランジ部33b、外筒部材31の内端部31aおよびポンプボデー本体22側のシール面22fのうち少なくとも1つ、例えば内筒部材33のフランジ部33bの第2シール面部35には、第2シール面部に対応する環状シール部位において互いに周方向に等間隔に離間するよう複数の帯状の段差形成面61が形成されている。
これら複数の帯状の段差形成面61は、第1シール面部34または第2シール面部35に対応する各環状シール部位で、その環状シール部位の半径方向に対しそれぞれねじ結合部31sによるねじ締結回転方向Rの後方側に傾斜しつつ半径方向に延びるリブまたは溝の側壁面となっている。
ここにいうねじ締結回転方向Rとは、例えば外筒部材31のねじ締結時の回転方向、外筒部材31のねじ締結方向回転に伴う内筒部材33の回転方向、あるいは、内筒部材33に対するポンプボデー本体22側のシール面22fの相対回転方向、ポンプボデー本体22側のシール面22fに圧接し外筒部材31に対して相対回転する場合の内筒部材33の相対回転方向のいずれかである。すなわち、ねじ締結回転方向Rは、ねじ締結方向に回転する可動側部材の回転方向か、この可動側部材に対して相対回転する固定側部材の相対回転方向である。また、ここにいうリブや溝には、矩形断面、三角形断面その他の多角形断面、半円形断面等といった任意の断面形状のものが含まれる。
複数の帯状の段差形成面61が形成される部品、例えば内筒部材33のフランジ部33bは、互いに圧接する2部品のうち高硬度側の部品である。低硬度側の部品であるポンプボデー本体22側のシール面22fは、フラットな環状シール面としておくのがよい。
本実施形態でも、上述の第1実施形態と同様の効果が期待できる。
しかも、本実施形態では、帯状の段差形成面61を側壁としてリブ状または溝状の凹凸が形成されることになる。したがって、外筒部材31がポンプボデー本体22に対してねじ締結方向に締め付けられるとき、第2シール面部35に対応する環状シール部位で圧接しつつ相対回転する2つの部品、例えば低硬度側の部品であるポンプボデー本体22にバリが発生しても、そのバリは、帯状の段差形成面61を側壁するリブ状または溝状の凹凸によってそのねじ締結回転方向の後方側になるほど半径方向外側に案内される。すなわち、図5中に点線の矢印で示すように、バリは第2シール面部35の放射外方側へと搬送され、吐出側の燃料通路24bから遠ざけられるとともにバリトラップ室37内に閉じ込められる。このような本実施形態は、ポンプボデー本体22の表面部を塑性変形させる塑性シールを採用する場合に好適である。
勿論、外筒部材31の内端部31aの環状の端面部分に図5に示すような複数の帯状の段差形成面61が形成されてもよいし、内筒部材33のフランジ部33bの第1シール面部34あるいはポンプボデー本体22側のシール面22fに、図5中に図示する向きとは逆向きに複数の帯状の段差形成面61が形成されてもよい。
そのようにしても、外筒部材31がポンプボデー本体22にねじ締結方向に締め付けられるとき、第1または第2シール面部34、35に対応する各環状シール部位で圧接しつつ相対回転する2つの部品、例えばその低硬度側の部品(塑性流動し易い部品)にバリが発生しても、そのバリは帯状の段差形成面61を側壁するリブ状または溝状の凹凸によってそのねじ締結回転方向の後方側になるほど半径方向外側に案内される。すなわち、吐出側の燃料通路24bから遠ざけられる。
なお、上述の各実施形態においては、流体制御ユニットを吐出バルブユニットとしたが、必ずしも吐出弁を収納する流体制御ユニットに限定されるものではない。すなわち、流体制御ユニットがポンプボデーにねじ結合するねじ結合部およびその軸線方向でポンプボデーに対向する内端部を有する外筒部材と、外筒部材に嵌合するとともに外筒部材の内端部とポンプボデーとの間に挟圧される被挟圧部を有する内筒部材とを含み、かつ、内筒部材の被挟圧部が外筒部材の内端部に圧接する環状の第1シール面部とポンプボデーに圧接する環状の第2シール面部とを有している場合、流体制御ユニットが吸入バルブユニットであってもよい。
また、上述の各実施形態においては、内筒部材33のフランジ部33bが、表面近傍の硬さについて、外筒部材31およびポンプボデー本体22より高硬度に形成されているものとしたが、表面部分だけでなく内部に及ぶ全体の硬さ、例えば金属の弾性率や剛性率等が、外筒部材31およびポンプボデー本体22より大きく設定されていてもよい。
さらに、フランジ部33bの第2シール面部35側の端面は、環状の離隔面部として、第2シール面部35より半径方向内方側に半径が小さくなるほどポンプボデー本体22側のシール面22fから離隔する面取り部36を有するものとしたが、環状の離隔面部は、傾斜面でなく段付き面であってもよいし湾曲した傾斜面または段付き面であってもよい。本発明の高圧燃料ポンプを用いる内燃機関がガソリンエンジンに限定されないことはいうまでもなく、他の燃料を用いるエンジンであってもよい。
以上説明したように、本発明に係る高圧燃料ポンプは、流体制御ユニットの取付けに起因して燃料通路内にバリが混入することを有効に抑制して、高圧燃料ポンプのポンプ性能および信頼性を高めることができるものであり、ポンプボデーにバルブ等を含む流体制御ユニットが結合されている高圧燃料ポンプ全般に有用である。
10…高圧燃料ポンプ、11…プランジャ、12…ポンプボデー、13…吸入バルブユニット、13a…バルブケーシング、14…吐出バルブユニット(流体制御ユニット)、15…駆動カム、21…シリンダ部材、22…ポンプボデー本体、22a…吸入側の取付け穴、22b…環状段付部、22c…吐出側の取付け穴、22d…環状段付部、22f…シール面、23…燃料加圧室、24a…吸入側の燃料通路、24b…吐出側の燃料通路(燃料吐出通路)、24c…高圧通路部分(吐出弁より下流側の燃料通路)、31…外筒部材、31a…内端部、31hx…工具係合部、31s…ねじ結合部、33…内筒部材、33a…圧入嵌合部、33b…フランジ部(被挟圧部)、34…第1シール面部、35…第2シール面部、36…面取り部(環状の離隔面部)、37…バリトラップ室(密閉室)、40…吐出弁、41…吐出弁体、42…弁座、50…リリーフ弁、51…リリーフ弁体、52…リリーフ弁座、54…環状保持部材、61…段差形成面(リブまたは溝の側壁面)

Claims (8)

  1. 燃料通路が形成されたポンプボデーと、前記ポンプボデーの内部に前記燃料通路に連通する燃料加圧室を形成するよう前記ポンプボデーに変位可能に保持されたプランジャと、前記燃料通路を開閉するよう前記ポンプボデーにねじ結合された流体制御ユニットと、を備えた高圧燃料ポンプであって、
    前記流体制御ユニットが、前記ポンプボデーにねじ結合するねじ結合部および該ねじ結合部の軸線方向で前記ポンプボデーに対向する内端部を有する外筒部材と、前記外筒部材に嵌合するとともに前記外筒部材の内端部と前記ポンプボデーとの間に挟圧される被挟圧部を有する内筒部材と、を含み、
    前記内筒部材の前記被挟圧部が、前記外筒部材の内端部に圧接する環状の第1シール面部と前記ポンプボデーに圧接する環状の第2シール面部とを有し、
    前記第1シール面部が、前記第2シール面部より半径方向の内方側に配置されていることを特徴とする高圧燃料ポンプ。
  2. 前記燃料通路が、前記燃料加圧室より下流側の燃料吐出通路を含み、
    前記内筒部材は、前記燃料吐出通路を開閉する吐出弁の弁座を形成するとともに、前記外筒部材と共に前記吐出弁より下流側に高圧通路部分を画成していることを特徴とする請求項1に記載の高圧燃料ポンプ。
  3. 前記吐出弁は、前記燃料加圧室からの燃料の吐出を許容しつつ該燃料の逆流を阻止する逆止弁となっており、
    前記内筒部材の前記被挟圧部が前記内筒部材の軸方向一端側に配置されるとともに、前記吐出弁の弁座が前記内筒部材の軸方向他端側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の高圧燃料ポンプ。
  4. 前記内筒部材の前記被挟圧部、前記外筒部材の内端部および前記ポンプボデーのうち少なくとも1つに、前記第1シール面部または前記第2シール面部に対応する環状シール部位で、該環状シール部位の半径方向に対し前記ねじ結合部によるねじ締結回転方向の後方側に傾斜しつつ前記半径方向に延びる帯状の段差形成面が形成されている請求項1ないし請求項3のうちいずれか1の請求項に記載の高圧燃料ポンプ。
  5. 前記内筒部材の前記被挟圧部が、少なくとも前記第1シール面部において前記外筒部材の内端部より高硬度に形成されるとともに、少なくとも前記第2シール面部において前記ポンプボデーより高硬度に形成されている請求項1ないし請求項4のうちいずれか1の請求項に記載の高圧燃料ポンプ。
  6. 前記被挟圧部の前記第2シール面部側の端面が、前記第2シール面部に対応する環状のシール面部と該環状のシール面部より半径方向内方側で前記ポンプボデーから離隔する環状の離隔面部とを有していることを特徴とする請求項5に記載の高圧燃料ポンプ。
  7. 前記内筒部材の内方には、前記燃料加圧室から吐出される燃料の吐出圧を閉弁方向に受圧するとともに、前記吐出弁より下流側で前記高圧通路部分の燃料の圧力を開弁方向に受圧するリリーフ弁が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか1の請求項に記載の高圧燃料ポンプ。
  8. 前記内筒部材が前記軸方向他端側を底部とする有底筒状体によって構成され、
    前記リリーフ弁が、前記内筒部材の内底面側に形成されるリリーフ弁座と、該リリーフ弁座に着座可能なリリーフ弁体と、前記リリーフ弁体を前記リリーフ弁座に付勢する弾性部材と、前記弾性部材を保持するとともに前記内筒部材の内方に圧入された環状保持部材とによって構成されていることを特徴とする請求項7に記載の高圧燃料ポンプ。
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