JP5862056B2 - 画像形成装置および回転体ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置、および、その画像形成装置に装備される回転体ユニットに関する。
電子写真方式のカラープリンタとして、装置本体と、複数の感光体を保持し、装置本体に着脱可能なプロセスユニットを備えるカラーレーザプリンタが知られている。
このようなカラーレーザプリンタとしては、例えば、装置本体に設けられる駆動源と、駆動源からの駆動力が伝達され、回転駆動する本体駆動ギヤと、本体駆動ギヤに設けられるカップリング部材と、カップリング部材に設けられるオルダム部材と、一端部にカップリング雌部材を備える感光ドラムを支持するドロワとを備えるカラーレーザプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、そのようなカラーレーザプリンタでは、画像形成時において、カップリング部材が、コイルバネにより付勢され、カップリング雌部材側に進出して、オルダム部材とカップリング雌部材とが係合する。これにより、カップリング部材、オルダム部材およびカップリング雌部材が、オルダムカップリングを形成し、本体駆動ギヤと感光ドラムとが連結され、感光ドラムに駆動力が伝達される。
特開2011−75659号公報
しかしながら、特許文献1に記載のカラーレーザプリンタでは、カップリング部材がカップリング雌部材側に進出したときに、オルダム部材が、カップリング部材とカップリング雌部材との両部材に挟み込まれ、それぞれ当接される。
そのため、カップリング部材とカップリング雌部材との摩擦力により、オルダム部材の移動が阻害され、本体駆動ギヤの軸線方向と直交する平面における、感光ドラム(カップリング雌部材)の回転中心のずれを良好に許容できない場合がある。
そこで、本発明の目的は、駆動部材と回転体との連結時において、それらの回転中心のずれを良好に許容できながら、駆動力を回転体に伝達することができる画像形成装置および回転体ユニットを提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、駆動力を発生する駆動源と、前記駆動源からの駆動力が伝達されることにより回転駆動する駆動部材と、前記駆動部材の軸線方向において、前記駆動部材と対向配置される従動部材を備える回転体と、前記駆動部材と前記従動部材とを当接させる当接手段と、前記駆動部材と前記従動部材とを連結し、前記駆動部材および前記従動部材の、前記駆動部材の軸線方向と直交する平面における所定範囲内での位置ずれを許容して、前記駆動部材から前記従動部材に駆動力を伝達する駆動伝達部材とを備えている。前記駆動部材および前記従動部材には、前記当接手段により互いに当接する第1当接部および第2当接部がそれぞれ設けられている。
(2)また、前記当接手段は、付勢部材であってもよい。
(3)また、前記駆動伝達部材は、前記駆動部材と前記従動部材との間において、前記駆動部材の軸線方向に移動可能であってもよい。
(4)また、前記第1当接部または前記第2当接部は、突起部であってもよい。この場合、前記駆動伝達部材には、前記突起部が挿通する開口部が設けられ、前記開口部は、前記駆動伝達部材が前記所定範囲内での位置ずれを許容するように、前記突起部の外周線よりも大きく形成されている。
(5)また、前記駆動部材は、前記駆動部材の軸線方向において、前記駆動部材と前記従動部材とが前記駆動伝達部材を介して連結される進出位置と、前記駆動部材が前記従動部材から離間する退避位置とに移動可能であってもよい。
(6)また、装置本体と、前記回転体の軸線方向両端部を回転自在に支持し、前記装置本体に装着可能な支持部材を備えていてもよい。この場合、前記回転体には、軸線方向一端部に前記従動部材が設けられ、軸線方向他端部に、前記支持部材と回転可能に摺擦される摺擦部を備えている。
(7)また、前記支持部材は、前記当接手段により、前記回転体の軸線方向において、前記装置本体に対して位置決めされてもよい。
(8)また、前記支持部材は、前記第1当接部と前記第2当接部との当接により、前記回転体の軸線方向において、前記装置本体に対して位置決めされてもよい。
(9)また、本発明の回転体ユニットは、駆動力を発生する駆動源、前記駆動源からの駆動力が伝達されることにより回転駆動する駆動部材を備える装置本体に装着される回転体ユニットであって、前記装置本体に装着したときに、前記駆動部材の軸線方向において、前記駆動部材と対向配置される従動部材を備える回転体と、前記駆動部材と前記従動部材とを連結し、前記駆動部材および前記従動部材の、前記駆動部材の軸線方向と直交する平面における所定範囲内での位置ずれを許容して、前記駆動部材から前記従動部材に駆動力を伝達する駆動伝達部材とを備えている。前記従動部材には、前記駆動部材に設けられる第1当接部と当接する第2当接部が設けられている。前記従動部材の前記第2当接部は、前記装置本体に設けられる当接手段により、前記駆動部材の前記第1当接部と当接する。
(10)また、前記第2当接部は、突起部であってもよい。
(11)また、前記駆動伝達部材には、前記突起部が挿通する開口部が設けられていてもよい。この場合、前記開口部は、前記駆動伝達部材が前記所定範囲内での位置ずれを許容するように、前記突起部の外周線よりも大きく形成されている。
(1)本発明の画像形成装置では、駆動部材および従動部材に、互いに当接する第1当接部および第2当接部がそれぞれ設けられているので、駆動伝達部材が駆動部材および従動部材の両部材に挟み込まれず、駆動伝達部材の良好な移動が許容される。
その結果、駆動部材および従動部材の、駆動部材の軸線方向と直交する平面における所定範囲内での位置ずれを良好に許容することができる。
従って、駆動部材と従動部材との回転中心が多少ずれた場合でも、そのずれが許容されて、駆動部材の回転駆動が従動部材に良好に伝達することができる。
(2)前記当接手段が付勢部材である場合、駆動部材および従動部材に、第1当接部および第2当接部がそれぞれ設けられていないと、付勢部材による付勢力により、駆動伝達部材が、駆動部材および従動部材の両部材にそれぞれ圧接される。
一方、本発明の画像形成装置のように、駆動部材および従動部材に、第1当接部および第2当接部がそれぞれ設けられていると、付勢部材による付勢力が、駆動伝達部材に作用せず、駆動部材から従動部材に直接的に作用する。
そのため、駆動伝達部材が駆動部材および従動部材に圧接されず、駆動伝達部材の良好な移動が許容される。
(3)また、駆動伝達部材が、駆動部材と従動部材との間において、駆動部材の軸線方向に移動可能であると、駆動伝達部材が、駆動部材と従動部材とに挟み込まれず、また、当接手段が付勢部材である場合、付勢部材による付勢力が駆動伝達部材に作用しない。
そのため、駆動伝達部材の良好な移動を、確度高く実現することができる。
その結果、駆動部材の回転駆動を従動部材に良好に伝達することができる。
(4)また、第1当接部または第2当接部が、突起部であり、駆動伝達部材に、突起部が挿通する開口部が設けられていると、簡易な構成でありながら、駆動伝達部材が、駆動部材と従動部材とに挟み込まれることを防止できる。また、当接手段が付勢部材である場合、付勢部材による付勢力を、確実に駆動伝達部材に作用させず、駆動部材から従動部材に直接的に作用させることができる。
(5)また、駆動部材が、進出位置と退避位置とに移動可能であると、駆動部材と従動部材とを、連結・離間させることができる。
(6)また、回転体の軸線方向一端部に従動部材が設けられ、その軸線方向他端部に摺擦部が備えられると、回転体の軸線方向一端部(従動部材)には、駆動力が伝達され、かつ、当接手段が付勢部材である場合、付勢部材の付勢力が作用し、回転体の軸線方向他端部(摺擦部)は、回転体の回転駆動に伴ない支持部材と摺擦される。
そのため、付勢部材の付勢力および駆動源の駆動力を調整することで、回転体の回転駆動を制御することができる。
(7)また、支持部材が、当接手段、とりわけ、付勢部材により、回転体の軸線方向において、装置本体に対して位置決めされると、回転体の軸線方向一端側からの力(付勢力)により支持部材が装置本体に対して位置決めされるので、支持部材の装置本体に対する位置決め精度の向上を図ることができる。
(8)また、支持部材が、第1当接部と第2当接部との当接により、回転体の軸線方向において、装置本体に対して位置決めされると、簡易な構成でありながら、当接手段、とりわけ、付勢部材の付勢力により、支持部材を装置本体に対して位置決めすることができる。
(9)また、本発明の回転体ユニットでは、従動部材に、駆動部材に設けられる第1当接部と当接する第2当接部が設けられているので、駆動伝達部材が駆動部材および従動部材の両部材に挟み込まれず、駆動伝達部材の良好な移動が許容される。
そのため、駆動部材および従動部材の、駆動部材の軸線方向と直交する平面における所定範囲内での位置ずれを良好に許容することができる。
その結果、駆動部材と従動部材との回転中心が多少ずれた場合でも、そのずれが許容されて、駆動部材の回転駆動が従動部材に良好に伝達することができる。
(10)また、第2当接部が突起部であると、簡易な構成でありながら、第1当接部と第2当接部とを当接させることができる。
(11)また、駆動伝達部材に、突起部が挿通する開口部が設けられていると、簡易な構成でありながら、駆動伝達部材が、駆動部材と従動部材とに挟み込まれることを防止できる。
本発明の画像形成装置の第1実施形態のカラーレーザプリンタを示す側断面図である。 図1に示すドラムユニットを右上側から見た斜視図である。 図2に示す感光ドラムおよび駆動部材を左上側から見た分解斜視図である。 図2に示す感光ドラムおよび駆動部材を右上側から見た分解斜視図である。 図2に示す感光ドラムが両側板(軸受部材)に支持されている状態を右側から見た概略構成図である。 図2に示す感光ドラムが両側板(軸受部材)に支持されている状態を左側から見た概略構成図である。 図1に示すプロセスユニットの装置本体に対する位置決めを説明するための正面図(駆動部材が退避位置にある状態)である。 図1に示すプロセスユニットの装置本体に対する位置決めを説明するための正面図(駆動部材が進出位置にある状態)である。 図8に示すオルダムカップリングを説明するための平断面図である。 本発明の第2実施形態のカラーレーザプリンタにおける、オルダムカップリングを説明するための平断面図である。
1.カラーレーザプリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタ1は、横置きタイプのダイレクトタンデム型カラーレーザプリンタである。カラーレーザプリンタ1は、装置本体の一例としての本体ケーシング2内に、用紙Pを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、給紙部3および画像形成部4を収容する側面視略矩形状のボックス状に形成されており、その一方側壁には、プロセスユニット9(後述)を着脱させるためのフロントカバー5が形成されている。フロントカバー5は、本体ケーシング2に対して下端部を支点として揺動(移動)可能に設けられている。
なお、以下の説明において、フロントカバー5が設けられる側(図1における紙面左側)を前側とし、その反対側(図1における紙面右側)を後側とする。また、カラーレーザプリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前側が右側であり、紙面奥側が左側である。
(2)給紙部
給紙部3は、用紙Pを収容する給紙トレイ6を備えている。給紙トレイ6は、本体ケーシング2内の底部に着脱自在に装着されている。給紙トレイ6の前端部上方には、1対のレジストローラ7が設けられている。
給紙トレイ6に収容されている用紙Pは、両レジストローラ7間に向けて1枚ずつ給紙され、所定のタイミングで、画像形成部4(感光ドラム14(後述)と搬送ベルト25(後述)との間)に向けて搬送される。
(3)画像形成部
画像形成部4は、スキャナユニット8、プロセスユニット9、転写ユニット10、および定着ユニット11を備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット8は、本体ケーシング2の上部に配置されている。スキャナユニット8は、実線で示すように、4つの感光ドラム14(後述)に向けて、画像データに基づいて、レーザービームをそれぞれ出射し、感光ドラム14(後述)を露光する。
(3−2)プロセスユニット
(3−2−1)プロセスユニットの構成
プロセスユニット9は、スキャナユニット8の下側であって、転写ユニット10の上側に配置されており、回転体ユニットの一例としてのドラムユニット24、および、現像ユニット13を備えている。
ドラムユニット24は、支持部材の一例としてのプロセスフレーム15と、回転体の一例としての感光ドラム14、スコロトロン型帯電器16およびドラムクリーニングローラ17を備えている。
プロセスフレーム15は、前後方向に長手の平面視略矩形枠形状に形成されており、本体ケーシング2に対して、装着可能であり、また、前後方向に引き出し可能である(図2参照)。
そして、感光ドラム14、スコロトロン型帯電器16およびドラムクリーニングローラ17は、プロセスフレーム15に支持されている。
感光ドラム14は、左右方向に延びる略円筒形状に形成されており、前後方向に互いに間隔を隔てて、4つ並列配置されている。各感光ドラム14は、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンにそれぞれ対応する。
スコロトロン型帯電器16は、各感光ドラム14の斜め後上側に、感光ドラム14と間隔を隔てて対向配置されている。
ドラムクリーニングローラ17は、各感光ドラム14の後側において、各感光ドラム14と対向して接触するようにそれぞれ配置されている。
現像ユニット13は、各感光ドラム14に対応するように、それぞれ感光ドラム14の上側において、プロセスフレーム15に着脱自在に支持されている。
また、各現像ユニット13は、それぞれ、現像ローラ18を備えている。
現像ローラ18は、現像ユニット13の下端において、後側から露出されるように回転可能に支持されており、対応する感光ドラム14に対して前上側から対向し、接触されている。
なお、現像ユニット13は、現像ローラ18にトナーを供給する供給ローラ19、現像ローラ18に供給されたトナーの厚みを規制する層厚規制ブレード20を備え、それらの上側の空間には、各色に対応するトナーが収容されている。
(3−2−2)プロセスユニットでの現像動作
現像ユニット13内のトナーは、供給ローラ19に供給され、さらに、現像ローラ18に供給され、供給ローラ19と現像ローラ18との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ18に供給されたトナーは、現像ローラ18の回転に伴なって、層厚規制ブレード20によって厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ18の表面に担持される。
一方、感光ドラム14の表面は、感光ドラム14の回転に伴なって、スコロトロン型帯電器16により一様に帯電された後、スキャナユニット8からのレーザービーム(図1実線参照)の高速走査により露光される。これにより、用紙Pに形成すべき画像に対応した静電潜像が感光ドラム14の表面に形成される。
そして、感光ドラム14がさらに回転すると、現像ローラ18の表面に担持され、かつ、正帯電されているトナーが、感光ドラム14の表面に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム14の静電潜像は可視像化され、感光ドラム14の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
(3−3)転写ユニット
転写ユニット10は、本体ケーシング2内において、給紙部3の上側であって、プロセスユニット9の下側において、前後方向に沿って配置されている。
転写ユニット10は、駆動ローラ26、従動ローラ27、搬送ベルト25、および4つの転写ローラ28を備えている。
駆動ローラ26および従動ローラ27は、互いに前後方向に間隔を隔てて対向配置されている。
搬送ベルト25は、各感光ドラム14に対して下側から対向され、その上側部分が各感光ドラム14と接触するように、駆動ローラ26および従動ローラ27の周りに掛け渡されている。また、搬送ベルト25は、駆動ローラ26の駆動および従動ローラ27の従動により、各感光ドラム14と接触する搬送ベルト25の上側部分が前側から後側に向かって移動するように、周回移動されている。
各転写ローラ28は、搬送ベルト25の上側部分を挟んで各感光ドラム14に対向するように設けられている。
そして、給紙部3から給紙された用紙Pは、搬送ベルト25によって、前側から後側に向かって、各感光ドラム14と各転写ローラ28とが対向する転写位置を順次通過するように搬送される。その搬送中に、各感光ドラム14に担持されている各色のトナー像が、用紙Pに順次転写され、カラー画像が形成される。
なお、感光ドラム14から用紙Pへのトナー像の転写後に感光ドラム14の外周面上にトナーが残留する場合がある。その場合には、残留した廃トナーは、感光ドラム14の回転により、ドラムクリーニングローラ17と対向したときに、ドラムクリーニングローラ17に印加されるクリーニングバイアスによって、ドラムクリーニングローラ17の外周面に転写され、ドラムクリーニングローラ17に保持される。
(3−4)定着ユニット
定着ユニット11は、搬送ベルト25の後上側に配置され、加熱ローラ29、および、加熱ローラ29に圧接される加圧ローラ30を備えている。
転写ユニット10において、用紙Pに転写されたカラー画像は、用紙Pが加熱ローラ29と加圧ローラ30との間を通過するときに、加熱および加圧されることによって用紙Pに熱定着される。
(4)排紙
トナー像が定着した用紙Pは、各排紙ローラ32によって、Uターンパス33を通過するように搬送され、スキャナユニット8の上側に形成される排紙トレイ34上に排紙される。
2.ドラムユニットの詳細
(1)プロセスフレーム
プロセスフレーム15は、図2に示すように、1対の側板37、フロントビーム38およびリヤビーム39から形成されている。
両側板37は、前後方向に延びる側面視略矩形状に形成され、その後端縁には、前側に向かって側面視略V字状に切り欠かれる切欠部41がそれぞれ形成されている。
切欠部41は、後側に向かって開放されており、ドラムユニット24(プロセスユニット9)が本体ケーシング2に対して装着された状態で、本体基準軸31(後述)を受け入れて、その本体基準軸31に上方および前方下方から当接する(図1参照)。
また、両側板37には、ドラム支持穴47がそれぞれ形成されている。
ドラム支持穴47は、側面視略円形状に形成され、前後方向に互いに等間隔を隔てて4つ配置されている。
そして、両側板37は、左右方向に投影したときに、それぞれのドラム支持穴47の中心が一致するように、左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置されている。
また、1対の側板37のうち、左側の側板37には、挿通穴48が形成されている。
挿通穴48は、側面視略円形状に形成され、前後方向に互いに等間隔を隔てて4つ配置されている。
詳しくは、各挿通穴48は、各ドラム支持穴47の前上方に、上下方向に間隔を隔てて、それぞれ1つずつ配置されている。
なお、挿通穴48には、本体ケーシング2に設けられる駆動源(図示せず)からの駆動力を伝達するためのカップリング部材(図示せず)が挿通されて、現像ユニット13に駆動力が伝達可能に連結される。これにより、現像ユニット13が駆動される。
フロントビーム38は、両側板37の前端部間に架設されている。
また、フロントビーム38は、支持軸49および手前側把持部50を備えている。
支持軸49は、フロントビーム38を左右方向に貫通し、さらに両側板37を貫通して、両側板37から左右方向外方に突出している。
手前側把持部50は、フロントビーム38の前面における左右方向中央部に、一体的に形成されている。また、手前側把持部50は、平面視略矩形状に形成され、その前側部分が平面視略U字状にくり抜かれている。
リヤビーム39は、両側板37の後端部間に架設されている。
また、リヤビーム39は、奥側把持部51を備えている。
奥側把持部51は、リヤビーム39の上面における左右方向中央部に、一体的に形成されている。また、奥側把持部51は、背面視略U字状に形成され、その各遊端部がリヤビーム39に連結され、後側下方から前側上方に傾斜して、リヤビーム39から斜め上方に突出するように設けられている。
また、プロセスフレーム15は、4つの感光ドラム14と、4つのドラムサブユニット42とを備えている(図1参照)。
(2)感光ドラム
感光ドラム14は、図3に示すように、素管54と、従動部材の一例としての左フランジ部材55と、右フランジ部材56とを備えている。
素管54は、金属からなり、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。素管54の外周面には、感光層が被覆されている。
(2−1)左フランジ部材
左フランジ部材55は、樹脂から形成され、図9に示すように、左ドラム嵌合部58と、左軸受嵌合部59とを一体的に備えている。
左ドラム嵌合部58は、略円柱形状に形成され、その外径は、素管54の内径と略同径である。
左軸受嵌合部59は、左ドラム嵌合部58の外径よりも小径の略円柱形状に形成されている。
そして、左ドラム嵌合部58と左軸受嵌合部59とは、それらの中心軸線を共有するように配置され、左軸受嵌合部59が、左ドラム嵌合部58からその軸線方向外側(左側)に断面凸状に突出するように形成されている。
また、左軸受嵌合部59の左端面は、図3に示すように、封止壁62により封止されている。
封止壁62は、略円板形状に形成され、第1当接部の一例としての突起部63と、ドラムカップリング嵌合穴64と、係合穴65とが形成されている。
突起部63は、側面視略半円弧形状に形成され、封止壁62の中央部分から左方に突出するように形成されている。
また、突起部63の左右方向長さ(封止壁62から突起部63の先端までの長さ)は、スライド部材70(後述)の厚みよりも長く形成されている。
ドラムカップリング嵌合穴64および係合穴65は、封止壁62の周端部において、径方向外方に向かって開放される側面視略コ字状に形成されている。
ドラムカップリング嵌合穴64および係合穴65は、それぞれが左軸受嵌合部59の径方向において、対向するように2つずつ形成されている。
詳しくは、ドラムカップリング嵌合穴64と係合穴65とは、周方向に等間隔を隔てて、互いに約90°変位するように配置されている。
また、ドラムカップリング嵌合穴64および係合穴65は、ドラムカップリング嵌合穴64の対向方向(以下、第1方向Xとする。)に長手の側面視略矩形状に形成されている。
また、左軸受嵌合部59の封止壁62には、駆動伝達部材の一例としてのスライド部材70が支持されている。
スライド部材70は、図3および図4に示すように、中央部分に開口部71が形成される略円環板形状に形成され、嵌合突起72と、係止突起73とが設けられている。
開口部71は、略円形状に形成され、その内径が、突起部63を左右方向に投影したときの外周線よりも大径に形成されている。
嵌合突起72は、スライド部材70の左右両側面において、それぞれ2つずつ厚み方向外方に突出するように形成されている。
詳しくは、嵌合突起72は、スライド部材70の左側面において、図3に示すように、その周端部から左方に突出するように2つ形成され、スライド部材70の右側面において、図4に示すように、その周端部から右方に突出するように2つ形成されている。
具体的には、各嵌合突起72は、スライド部材70の左右両側面において、それぞれ径方向に対向するように設けられ、その先端部分が、略円弧形状に形成されている。
また、嵌合突起72の外径は、ドラムカップリング嵌合穴64の第1方向X長さ、および、本体側カップリング嵌合穴117(後述)の第2方向Y(後述)長さよりも、小径に形成されている。
そして、スライド部材70の左側面に形成される嵌合突起72と、右側面に形成される嵌合突起72とは、図3および図4に示すように、左右方向に投影したときに、スライド部材70の周方向に等間隔を隔てて、互いに約90°変位するように配置されている。
係止突起73は、図4に示すように、弾性変形可能であり、左右方向に長手の略平板形状に形成され、スライド部材70の右側面において、右方に突出するように2つ形成されている。
また、係止突起73の第1方向X(長手方向と直交する方向)長さは、係合穴65の第1方向X長さよりも短く形成されている。
また、係止突起73の先端部分は、鉤状部分74として形成されている。
鉤状部分74は、スライド部材70の径方向内側に向かって屈曲する断面鉤状に形成されている。
係止突起73の左右方向長さは、封止壁62の厚みよりも長く形成され、詳しくは、係止突起73の基端から鉤状部分74の左端面までの左右方向長さが、封止壁62の厚みよりも長く形成されている(図9参照)。
そして、2つの係止突起73は、スライド部材70の径方向に対向するように設けられ、具体的には、右側面に形成されている2つの嵌合突起72から約90°変位するように配置されている。すなわち、2つの係止突起73は、第1方向Xと直交する方向(第2方向Y(後述))に対向するように設けられている。
(2−2)左フランジ部によるスライド部材の支持
スライド部材70は、図9に示すように、スライド部材70の各係止突起73が左フランジ部材55の各係合穴65に挿通され、各係止突起73の鉤状部分74が封止壁62の内側面(右側面)と係合することにより、左フランジ部材55に支持されている。
スライド部材70の右側面に形成される各嵌合突起72は、ドラムカップリング嵌合穴64に挿入される(図4参照)。
そして、嵌合突起72の外径は、ドラムカップリング嵌合穴64の第1方向X長さよりも小径に形成されているため、嵌合突起72はドラムカップリング嵌合穴64に第1方向Xに遊び部分を有するように遊嵌されている。
これにより、スライド部材70は、第1方向Xに相対移動可能であり、かつ、相対回転不能に左フランジ部材55と嵌合している。
また、左軸受嵌合部59の突起部63は、スライド部材70の開口部71に挿通され、スライド部材70から左方に突出している。
また、スライド部材70は、係止突起73の基端から鉤状部分74の左端面までの左右方向長さが、封止壁62の厚みよりも長く形成されているため、左右方向に移動可能である。
(2−3)右フランジ部材
右フランジ部材56は、樹脂から形成され、図9に示すように、右ドラム嵌合部60と、右軸受嵌合部61とを一体的に備えている。
右ドラム嵌合部60は、略円柱形状に形成され、その外径は、素管54の内径と略同径である。
右軸受嵌合部61は、左ドラム嵌合部58の外径よりも小径の略円筒形状に形成され、その右端面は開放されている。
そして、右ドラム嵌合部60と右軸受嵌合部61とは、それらの中心軸線を共有するように配置され、右軸受嵌合部61が、右ドラム嵌合部60からその軸線方向外側(右側)に断面凸状に突出するように形成されている。
また、右軸受嵌合部61の右側端部は、摺擦部67として形成されている。
そして、左フランジ部材55および右フランジ部材56は、素管54の左端部に左ドラム嵌合部58が、素管54の右端部に右ドラム嵌合部60が、それぞれ圧入されることにより、素管54に対して相対回転不能に嵌合している。
(2−4)軸受部材
感光ドラム14は、図2に示すように、プロセスフレーム15の両側板37に相対回転可能に支持されている。
詳しくは、図5および図6に示すように、左フランジ部材55が、左軸受部材80を介して、左側の側板37に相対回転可能に支持され、右フランジ部材56が、右軸受部材81を介して、右側の側板37に相対回転可能に支持されている。
(2−4−1)左軸受部材
左軸受部材80は、樹脂から形成され、筒状部83と鍔部84とを一体的に備えている。
筒状部83は、略円筒形状に形成され、その外径は、左側の側板37に形成されたドラム支持穴47(図2参照)の内径と略同径であり、その内径は、左軸受嵌合部59の外径よりもわずかに大径である。
また、筒状部83には、押圧部85が形成されている。
押圧部85は、筒状部83の周方向に間隔を隔てて、筒状部83の右端縁から左方に向かって切り欠かれる1対のスリットに挟まれた部分として形成されている。
押圧部85は、周方向に長い湾曲形状をなし、筒状部83の軸線方向途中部から右方に向けて延びるように形成されている。
鍔部84は、筒状部83の左端部の周端縁から径方向外方に広がる略円環板状に形成されている。
また、鍔部84の外周縁には、係止部86が形成されている。
係止部86は、側面視略L字形状に形成されており、鍔部84の径方向に対向するように2つ設けられている。
(2−4−2)右軸受部材
右軸受部材81は、樹脂から形成され、図5および図6に示すように、筒状部89と、封止部90と、鍔部91とを一体的に備えている。
筒状部89は、略円筒形状に形成され、その外径は、右側の側板37に形成されたドラム支持穴47(図2参照)の内径と略同径であり、その内径は、右軸受嵌合部61の外径よりもわずかに大径である。
また、筒状部89には、押圧部92が形成されている。
押圧部92は、筒状部89の周方向に間隔を隔てて、筒状部89の左端縁から右方に向かって切り欠かれる1対のスリットに挟まれた部分として形成されている。
また、押圧部92は、周方向に長い湾曲形状をなし、筒状部89の軸線方向途中部から左方に向けて延びるように形成されている。
封止部90は、図5に示すように、略円板形状であって、筒状部89の右端面を封止するように形成されている。
封止部90の内側面は、右軸受部材81に右軸受嵌合部61が挿入されたときに、摺擦部67と対向し、相対回転可能に摺擦する。
また、封止部90の中央部分には、シャフト94が一体的に保持されている。
シャフト94は、封止部90から右方に突出し、かつ、筒状部89の軸線方向と一致するように配置され、その先端部が被位置決め部95として形成されている。
鍔部91は、筒状部89の外周面において、筒状部89の軸線方向途中部から径方向外側に広がる略円環板状に形成されている。
また、鍔部84の外周縁には、係止部93が形成されている。
係止部93は、遊端部が略鉤状の側面視略L字形状に形成されており、鍔部84の径方向に対向するように2つ設けられている。
(2−5)プロセスフレームに対する感光ドラムの取り付け
図2に示すように、プロセスフレーム15に感光ドラム14を取り付けるには、まず、右フランジ部材56の右軸受嵌合部61を、右軸受部材81の筒状部89の内側に挿入する。
このとき、筒状部89に形成された押圧部92が、右軸受嵌合部61の外周面に対して弾性的に接触する。
次いで、右軸受部材81の筒状部83をドラム支持穴47に挿入する。そして、鍔部91が右側の側板37の左側面に当接すると、それ以上の右軸受部材81の右方への移動が規制される。
このとき、2つの係止部93が、それぞれ右側の側板37と係合して、右軸受部材81を側板37に支持する。
また、押圧部92は、右軸受嵌合部61をドラム支持穴47の内周面に向けて押圧する。これにより、感光ドラム14の右端部の位置決めが達成される。
次いで、左側の側板37のドラム支持穴47から左フランジ部材55が露出した状態で、左フランジ部材55の外周面とドラム支持穴47との間に、左軸受部材80の筒状部83を挿入する。
このとき、筒状部83に形成された押圧部85は、左フランジ部材55の外周面に対して弾性的に接触し、左軸受嵌合部59をドラム支持穴47の内周面に向けて押圧する。これにより、感光ドラム14の左端部の位置決めが達成される。
また、封止壁62に支持されたスライド部材70は、図6に示すように、左軸受部材80の左端面から露出する。
一方、左軸受部材80のドラム支持穴47への装着が完了した時点で、鍔部84は、左側の側板37の外側面(左側面)に当接している。
これにより、それ以上の左軸受部材80の右方への移動が規制され、左軸受部材80が左右方向(感光ドラム14の軸方向)に位置決めされる。
また、2つの係止部86が、それぞれ左側の側板37と係合して、左軸受部材80の左右方向の位置決め状態が保持される。
以上により、プロセスフレーム15に対する感光ドラム14の取り付けが完了する。
(3)ドラムサブユニット
ドラムサブユニット42は、図2に示すように、両第1側板37間であって、かつ、フロントビーム38とリヤビーム39との間において、各感光ドラム14の後上側に配置されるように、前後方向に互いに等間隔を隔てて4つ並列配置されている。
各ドラムサブユニット42は、左右方向に延びる側面視略三角柱形状に形成されている(図1参照)。各ドラムサブユニット42には、左右方向に沿って、スコロトロン型帯電器16およびドラムクリーニングローラ17が保持されている。
3.本体ケーシングの詳細
(1)本体基準軸および位置決め部
本体ケーシング2は、図1、図7および図8に示すように、本体基準軸31および位置決め部120を備えている。
本体基準軸31は、図1に示すように、略棒状の部材であって、本体ケーシング2内における後側において、左右方向全体にわたって架設されている。
また、位置決め部120は、図7および図8に示すように、プロセスユニット9が本体ケーシング2に装着された状態において、各感光ドラム14の被位置決め部95と、左右方向において対向する位置に、それぞれ設けられている。
(2)駆動部材
また、本体ケーシング2は、図2に示すように、駆動部材98、および、当接手段および付勢部材の一例としてのばね部材99を備えている。ばね部材99は、図5および図9に示すように、空心コイル状に形成されている。
駆動部材98は、図2に示すように、プロセスユニット9が本体ケーシング2に装着された状態において、各感光ドラム14に対応するように、4つ設けられている。
また、駆動部材98は、図3および図4に示すように、回転駆動部材100と、進退部材101とを備えている。
回転駆動部材100は、図4に示すように、内筒部103と、ギヤ部102とを備えている。
内筒部103は、略円筒形状に形成され、その外周面には、スリット104および凹条107が形成されている。
スリット104は、外筒部105(後述)に設けられる2つの突条106(後述)と係合するように、内筒部103の軸線方向全体にわたって2つ形成されている。
また、2つのスリット104は、内筒部103の径方向に対向するように配置されている。
凹条107は、内筒部103の外周面から径方向内方に向けて側面視略コ字状に窪むように形成され、その右端部が、屈曲部112として形成されている。
屈曲部112は、外筒部105(後述)に設けられる2つの係止爪109(後述)と係合するように、内筒部103の径方向外方に向けて屈曲している。
ギヤ部102は、内筒部103の軸線方向外側端部の外周面から径方向外方に広がる略円環板状に形成されている。ギヤ部102の周端面には、本体ケーシング2に設けられるモータなどの駆動源(図示せず)から伝達される駆動力を受容するための係合歯108が形成されている。
そして、内筒部103とギヤ部102とは、ギヤ部102の回転軸線と内筒部103の軸線とが一致するように、一体的に形成されている。
進退部材101は、図3および図4に示すように、外筒部105と、第2当接部の一例としての当接壁114と、鍔部115とが一体として形成されている。
外筒部105は、略円筒形状に形成され、その内径が、内筒部103の外径よりもわずかに大径に形成されている。
また、外筒部105には、図3に示すように、2つの突条106、および、2つの係止爪109が設けられている。
2つの突条106は、断面略矩形状に形成され、外筒部105の内周面に固定され、外筒部105の軸線方向全体にわたり、かつ、外筒部105の左端部から左方に突出するように形成されている。
また、2つの突条106は、外筒部105の径方向に対向するように形成されている。
2つの係止爪109は、外筒部105の周方向に間隔を隔てて、外筒部105の左端縁から右方に向かって切り欠かれる1対のスリットに挟まれた部分として形成されている。
また、係止爪109は、側面視略L字状に形成され、外筒部105の軸線方向途中部から左方に向けて延びるように形成されている。
また、係止爪109の先端部分は、外筒部105の径方向内方に向かって屈曲するように形成され、外筒部105の左端部から左方に突出するように形成されている。
そして、2つの係止爪109は、外筒部105の径方向に対向するように形成されている。
また、突条106と係止爪109とは、周方向に等間隔を隔てて、互いに約90°変位するように配置されている。
当接壁114は、図4に示すように、略円板形状に形成され、外筒部105の右端面を封止するように形成されている。
また、当接壁114には、本体側カップリング嵌合穴117が形成されている。
本体側カップリング嵌合穴117は、当接壁114の周端部において、径方向外方に向かって開放される側面視略コ字状に形成されている。
また、本体側カップリング嵌合穴117は、外筒部105の径方向に対向するように2つ形成されている。なお、2つの本体側カップリング嵌合穴117の対向方向を第2方向Yとする。
鍔部115は、外筒部105の外周面において、外筒部105の軸線方向途中部から径方向外方に広がる略円環板状に形成されている。
また、鍔部115は、ばね部材99の外径よりも大径であって、その周端縁から左側に延びる延長部116を備えている。
(3)駆動部材の組み立て
次いで、駆動部材98の組み立てについて説明する。
駆動部材98を組み立てるには、まず、図5および図9に示すように、回転駆動部材100の内筒部103の外側に、ばね部材99を挿通する。
次いで、回転駆動部材100に進退部材101を取り付ける。
回転駆動部材100に進退部材101を取り付けるには、まず、内筒部103の2つのスリット104と、外筒部105の2つの突条106とが、内筒部103の軸線方向において、それぞれ対向するように進退部材101を位置決めする。
このとき、内筒部103の屈曲部112と、外筒部105の係止爪109とも、内筒部103の軸線方向において、それぞれ対向する。
そして、スリット104と突条106とがスライド自在に係合するように、進退部材101の外筒部105を、回転駆動部材100の内筒部103に外嵌する。
そうすると、係止爪109の先端部分と屈曲部112とが、弾性的に係合する(図3および図4参照)。
これにより、回転駆動部材100に進退部材101が取り付けられる。
このとき、スリット104と突条106とが係合するために、回転駆動部材100と進退部材101とは、軸線方向に沿ってスライド自在、かつ、相対回転不能に係合する。
また、ばね部材99は、ギヤ部102の右面と鍔部115の左面とに挟み込まれ、鍔部115に形成される延長部116により、被覆および固定される。
これにより、進退部材101は、ばね部材99の付勢力により、右方に付勢されている。一方、屈曲部112と係止爪109とが係合するために、進退部材101は、それ以上進出することが規制されている。
以上によって、駆動部材98が組み立てられる。
4.プロセスユニットの本体ケーシングに対する位置決め
次に、プロセスユニット9の本体ケーシング2に対する位置決めについて説明する。
プロセスユニット9は、図1に示すように、本体ケーシング2に装着されると、両側板37の切欠部41が、本体基準軸31の上側および前側下側と当接する。
これにより、プロセスユニット9は、前後方向の移動が規制され、前後方向において本体ケーシング2に対して位置決めされる。
各駆動部材98は、図7および図8に示すように、フロントカバー5の開閉とともに、公知の連動機構により、退避位置(図7)と進出位置(図8)とに移動する。
具体的には、フロントカバー5が開放されることにより、駆動部材98の各進退部材101が進出位置から退避位置に移動し、フロントカバー5が閉鎖されることにより、各進退部材101が退避位置から進出位置に移動する。
退避位置では、図7に示すように、本体ケーシング2に対してプロセスユニット9が装着された状態において、左フランジ部材55が支持するスライド部材70と、進退部材101とが左右方向に離間している。
詳しくは、本体ケーシング2内の左側において、ドラム支持穴47から露出するスライド部材70の左側面と、進退部材101の当接壁114とが、左右方向に間隔を隔てて対向配置している。
また、本体ケーシング2内の右側において、ドラム支持穴47から露出する右軸受嵌合部61の被位置決め部95と、対応する位置決め部120とが、左右方向に間隔を隔てて対向配置している。
進出位置では、図8に示すように、本体ケーシング2に対してプロセスユニット9が装着された状態において、駆動部材98の各進退部材101がそれぞれ、退避位置から感光ドラム14の各左フランジ部材55側に進出している。
詳しくは、駆動部材98の各進退部材101が、ばね部材99の付勢力により、左フランジ部材55に向けて付勢され、右方に進出する。
このとき、左フランジ部材55が支持するスライド部材70の2つの嵌合突起72が、進退部材101の当接壁114に形成された2つの本体側カップリング嵌合穴117に進入する。
また、嵌合突起72の外径は、本体側カップリング嵌合穴117の第2方向Y長さよりも小径に形成されているため、嵌合突起72は本体側カップリング嵌合穴117に第2方向Yに遊び部分を有するように遊嵌されている。
これにより、スライド部材70は、第2方向Yに相対移動可能であり、かつ、相対回転不能に進退部材101と嵌合する。
これにより、進退部材101と、スライド部材70と、左軸受嵌合部59とは、オルダムカップリングを構成する。すなわち、スライド部材70は、駆動部材98の軸線方向において、進退部材101と左軸受嵌合部59とを連結する。
このとき、左軸受嵌合部59の突起部63と、進退部材101の当接壁114とは、図9に示すように、ばね部材99の付勢力により、互いに当接する。
そうすると、ばね部材99の付勢力が、スライド部材70に作用することなく、突起部63と当接壁114とを介して、進退部材101から直接的に感光ドラム14の左フランジ部材55に作用する。そして、その付勢力は、左フランジ部材55を介して、プロセスフレーム15、すなわち、プロセスユニット9に作用する。
これにより、図8に示すように、プロセスフレーム15(プロセスユニット9)が全体的に右方に移動され、各被位置決め部95と位置決め部120とが当接する。
これにより、プロセスユニット9の左右方向の位置決めが達成される。すなわち、各感光ドラム14の本体ケーシング2に対する左右方向の位置決めが達成される。
5.感光ドラムに対する駆動力の入力
本体ケーシング2に対する各感光ドラム14の位置決めが達成されると、本体ケーシング2のモータなどの駆動源(図示せず)から伝達される駆動力が、ギヤ部102の係合歯108を介して、各回転駆動部材100に伝達される。
回転駆動部材100は、進退部材101と相対回転不能に係合している。そのため、各回転駆動部材100と進退部材101とは、回転駆動部材100に伝達された駆動力により一体として回転駆動する。
そして、進退部材101と、スライド部材70と、左軸受嵌合部59とはオルダムカップリングを形成しているために、左フランジ部材55に対して、スライド部材70を介し駆動部材98から駆動力を伝達することができる。
このとき、図9に示すように、ばね部材99の付勢力は、スライド部材70に作用することなく、突起部63と当接壁114とを介して、進退部材101から直接的に感光ドラム14の左フランジ部材55に作用している。
また、スライド部材70は、上記のように、嵌合突起72とドラムカップリング嵌合穴64との第1方向Xにおける遊び部分の範囲において、第1方向Xに移動可能であり、嵌合突起72と本体側カップリング嵌合穴117との第2方向Yにおける遊び部分の範囲において、第2方向Yに移動可能である。
また、スライド部材70は、その厚みが、突起部63の左右方向長さよりも短く、係止突起73は、その基端から鉤状部分74の左端面までの左右方向長さが、封止壁62の厚みよりも長く形成され、開口部71は、突起部63を左右方向に投影したときの外周線よりも大径に形成されている。
そのため、スライド部材70は、進退部材101の当接壁114と、左軸受嵌合部59の封止壁62との間において、移動可能である。
従って、スライド部材70は、駆動部材98の軸線方向と直交する方向の良好な移動が許容される。つまり、駆動部材98の軸線方向(左右方向)と直交する平面Fにおける、進退部材101および左軸受嵌合部59の回転中心の所定範囲内での位置ずれを良好に許容することができる。
詳しくは、スライド部材70は、嵌合突起72とドラムカップリング嵌合穴64との第1方向Xにおける遊び部分の範囲、および、嵌合突起72と本体側カップリング嵌合穴117との第2方向Yにおける遊び部分の範囲の両範囲内において、進退部材101および左軸受嵌合部59の回転中心の位置ずれを良好に許容することができる。
そして、左フランジ部材55は、左ドラム嵌合部58が素管54に相対回転不能に嵌合し、左軸受嵌合部59が左軸受部材80に相対回転可能に支持されている。
また、右フランジ部材56は、右ドラム嵌合部60が素管54に相対回転不能に嵌合し、右軸受嵌合部61が右軸受部材81に相対回転可能に支持されている。
詳しくは、右軸受部材81の摺擦部67が、右軸受部材81の封止部90の内側面と回転可能に摺擦されている。
そのため、左フランジ部材55に伝達された駆動力により、各感光ドラム14は、両側板33に支持されながら回転駆動する。
以上によって、本体ケーシング2のモータなどの駆動源(図示せず)から伝達される駆動力は、各駆動部材98およびスライド部材70を介して、左フランジ部材55に伝達され、各感光ドラム14を回転駆動させる。
6.作用効果
(1)カラーレーザプリンタ1では、本体ケーシング2と、本体ケーシング2から前後方向に引き出し可能なドラムユニット24とを備えている。本体ケーシング2は、駆動部材98を備え、ドラムユニット24は、左フランジ部材55を備える複数の感光ドラム14を備えている。駆動部材98の進退部材101の右端面は、当接壁114により封止されている。また、左フランジ部材55の左軸受嵌合部59には、突起部63が設けられている。
そして、駆動部材98と左フランジ部材55とが、スライド部材70を介して連結されるとき、当接壁114と突起部63とが当接する。
そのため、スライド部材70は、進退部材101と左軸受嵌合部59とに挟み込まれず、また、ばね部材99による付勢力が、スライド部材70に作用せず、進退部材101から左軸受嵌合部59に直接的に作用する。
その結果、スライド部材70は、進退部材101および左軸受嵌合部59に圧接されず、駆動部材98の軸線方向と直交する方向の良好な移動が許容される。
つまり、スライド部材70は、駆動部材98の軸線方向と直交する平面Fにおける、進退部材101および左軸受嵌合部59の所定範囲内での位置ずれを良好に許容することができる。
具体的には、スライド部材70は、嵌合突起72とドラムカップリング嵌合穴64との第1方向Xにおける遊び部分の範囲、および、嵌合突起72と本体側カップリング嵌合穴117との第2方向Yにおける遊び部分の範囲の両範囲内において、進退部材101および左軸受嵌合部59の回転中心の位置ずれを良好に許容することができる。
従って、進退部材101と左軸受嵌合部59との回転中心が多少ずれた場合でも、そのずれが許容されて、駆動部材98の回転駆動が左フランジ部材55に良好に伝達することができる。
(2)また、スライド部材70は、当接壁114と、左軸受嵌合部59の封止壁62との間において、左右方向(進退部材101の軸線方向)に移動可能である。
そのため、ばね部材99による付勢力が、スライド部材70に作用することなく、また、駆動部材98の軸線方向と直交する方向における、スライド部材70の良好な移動が、確度高く実現される。
従って、駆動部材98の回転駆動を左フランジ部材55に良好に伝達することができる。
(3)また、スライド部材70の中央部分には、開口部71が形成されている。
そして、進退部材101と左軸受嵌合部59との連結時において、突起部63が、開口部71を挿通し、当接壁114と当接する。
そのため、簡易な構成でありながら、ばね部材99による付勢力を、確実にスライド部材70に作用させず、進退部材101から左軸受嵌合部59に直接的に作用させることができる。
(4)また、進退部材101は、進出位置と退避位置とに移動可能である。
そのため、進退部材101と左軸受嵌合部59とを、適宜連結・離間させることができる。
(5)また、感光ドラム14は、その左端部に左フランジ部材55を備え、その右端部に右フランジ部材56を備えている。
右フランジ部材56の右軸受嵌合部61の右端部は、摺擦部67として形成されている。
そして、左フランジ部材55に、駆動源(図示せず)からの駆動力、および、ばね部材99の付勢力が作用したとき、摺擦部67は、感光ドラム14の回転駆動に伴ない、プロセスフレーム15に支持される右軸受部材81の封止部90の内側面と摺擦される。
そのため、ばね部材99の付勢力および駆動源の駆動力を調整することで、感光ドラム14の回転駆動を制御することができる。
(6)また、プロセスフレーム15が、本体ケーシング2に装着され、かつ、進退部材101が進出位置に位置すると、当接壁114と突起部63とが当接し、ばね部材99の付勢力が感光ドラム14を介してプロセスフレーム15に作用する。
これにより、プロセスフレーム15が、左右方向(感光ドラム14の軸線方向)において、本体ケーシング2に位置決めされる。言い換えれば、各感光ドラム14が、左右方向において、本体ケーシング2に位置決めされる。すなわち、感光ドラム14の左軸受嵌合部59に対する左側からの付勢力により、プロセスフレーム15(感光ドラム14)が、本体ケーシング2に対して位置決めされる。
そのため、簡易な構成でありながら、プロセスフレーム15(感光ドラム14)の本体ケーシング2に対する位置決め精度の向上を図ることができる。
7.変形例
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図10は、本発明の第2実施形態のカラーレーザプリンタにおける、オルダムカップリングを説明するための平断面図である。
図10において、図1〜図9に示す各部に対応する部分には、それらの各部と同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、図9に示すように、スライド部材70は、左フランジ部材55に支持され、左軸受嵌合部59の封止壁62に突起部63が形成されている。
これに対して、本発明の第2実施形態では、図10に示すように、スライド部材70は、進退部材101に支持され、進退部材101の当接壁114の中央部分に、第2当接部の一例としての突起部63が形成されている。
詳しくは、左軸受嵌合部59の封止壁62には、突起部63および係合穴65が形成されず、進退部材101の当接壁114に、突起部63および係合穴65が形成されている。
そして、スライド部材70は、スライド部材70の各係止突起73が進退部材101の各係合穴65に挿通され、各係止突起73の鉤状部分74が当接壁114の内側面(左側面)と係合することにより、進退部材101に支持されている。
また、進退部材101の突起部63は、スライド部材70の開口部71に挿通され、スライド部材70から右方に突出している。
また、スライド部材70は、係止突起73の基端から鉤状部分74の左端面までの左右方向長さが、当接壁114の厚みよりも長く形成されているため、左右方向に移動可能である。
また、進退部材101と、スライド部材70と、左軸受嵌合部59とが、オルダムカップリングを構成するとき、進退部材101の突起部63と、左軸受嵌合部59の、第1当接部の一例としての封止壁62とが当接する。
これによっても、上記の第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 カラーレーザプリンタ
2 本体ケーシング
14 感光ドラム
15 プロセスフレーム
24 ドラムユニット
55 左フランジ部材
63 突起部
67 摺擦部
70 スライド部材
71 開口部
98 駆動部材
99 ばね部材
114 当接壁

Claims (9)

  1. 駆動力を発生する駆動源と、
    前記駆動源からの駆動力が伝達されることにより回転駆動する駆動部材と、
    前記駆動部材の軸線方向において、前記駆動部材と対向配置される従動部材を備える回転体と、
    前記駆動部材と前記従動部材とを当接させる当接手段と、
    前記駆動部材と前記従動部材とを連結し、前記駆動部材および前記従動部材の、前記駆動部材の軸線方向と直交する平面における所定範囲内での位置ずれを許容して、前記駆動部材から前記従動部材に駆動力を伝達する駆動伝達部材と、を備え、
    前記従動部材は、第1当接部を有し、
    前記駆動部材は、前記当接手段により前記第1当接部と当接する第2当接部を有し、
    前記駆動伝達部材は、前記駆動部材と前記従動部材との間において、前記駆動部材の軸線方向に移動可能であり、
    前記第1当接部は、前記駆動伝達部材に形成された開口部に挿通される突起部であって、先端が略半円弧形状を有する突起部を備え、
    前記第2当接部は、前記突起部と当接する当接壁であって、略板形状を有する当接壁を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記当接手段は、付勢部材であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記駆動伝達部材には、前記突起部が挿通する開口部が設けられ、
    前記開口部は、前記駆動伝達部材が前記所定範囲内での位置ずれを許容するように、前記突起部の外周線よりも大きく形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記駆動部材は、前記駆動部材の軸線方向において、前記駆動部材と前記従動部材とが前記駆動伝達部材を介して連結される進出位置と、前記駆動部材が前記従動部材から離間する退避位置とに移動可能であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 装置本体と、
    前記回転体の軸線方向両端部を回転自在に支持し、前記装置本体に装着可能な支持部材とを備え、
    前記回転体には、軸線方向一端部に前記従動部材が設けられ、軸線方向他端部に、前記支持部材と回転可能に摺擦される摺擦部を備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記支持部材は、前記当接手段により、前記回転体の軸線方向において、前記装置本体に対して位置決めされることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記支持部材は、前記第1当接部と前記第2当接部との当接により、前記回転体の軸線方向において、前記装置本体に対して位置決めされることを特徴とする、請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 駆動力を発生する駆動源、前記駆動源からの駆動力が伝達されることにより回転駆動する駆動部材を備える装置本体に装着される回転体ユニットであって、
    前記装置本体に装着したときに、前記駆動部材の軸線方向において、前記駆動部材と対向配置される従動部材を備える回転体と、
    前記駆動部材と前記従動部材とを連結し、前記駆動部材および前記従動部材の、前記駆動部材の軸線方向と直交する平面における所定範囲内での位置ずれを許容して、前記駆動部材から前記従動部材に駆動力を伝達する駆動伝達部材と、を備え、
    前記従動部材は、第1当接部を有し、
    前記従動部材の前記第1当接部は、前記装置本体に設けられる当接手段により、前記駆動部材が有する第2当接部と当接し、
    前記駆動伝達部材は、前記駆動部材と前記従動部材との間において、前記駆動部材の軸線方向に移動可能であり、
    前記第1当接部は、前記駆動伝達部材に形成された開口部に挿通される突起部であって、先端が略半円弧形状を有する突起部を備え、
    前記第2当接部は、前記突起部と当接する当接壁であって、略板形状を有する当接壁を備えることを特徴とする、回転体ユニット。
  9. 前記駆動伝達部材には、前記突起部が挿通する開口部が設けられ、
    前記開口部は、前記駆動伝達部材が前記所定範囲内での位置ずれを許容するように、前記突起部の外周線よりも大きく形成されていることを特徴とする、請求項に記載の回転体ユニット。
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