JP6003357B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のカートリッジを支持し、装置本体から引出可能に構成されたカートリッジ支持部材を備える画像形成装置に関する。
従来、複数のカートリッジを支持し、装置本体から引出可能に構成されたカートリッジ支持部材を備え、カートリッジ支持部材が装置本体に勢いよく装着されるのを抑えるように構成された画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的に、カートリッジ支持部材は、装置本体内の装着位置へ移動しているときに、装置本体に設けられている抵抗力付与部に当接することにより、この抵抗力付与部から装着方向とは逆向きの抵抗力を受けるように構成されている。このときに抵抗力付与部からカートリッジ支持部材が受ける抵抗力は、徐々に増加した後、装着方向に向けて押す力に切り替わる。
特開2010−250287号公報
しかしながら、上述した技術では、抵抗力が急激に変化するため、カートリッジ支持部材を装着しているユーザが違和感を覚え、正規の装着位置の手前でカートリッジ支持部材を止めてしまったり、強い力でカートリッジ支持部材を押し込んでしまったりするおそれがあった。
そこで、本発明は、ユーザが違和感なく、カートリッジ支持部材を装置本体に装着することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、装置本体と、複数のカートリッジを支持するように構成されるカートリッジ支持部材であって、装置本体に装着される装着位置と、装着位置よりも装置本体の外側に位置する引出位置との間を移動するように構成されるカートリッジ支持部材と、装置本体設けられる当接部と、ートリッジ支持部材設けられ、カートリッジ支持部材が引出位置から装着位置に向かう装着方向に移動しているときに、当接部と当接することで弾性変形して、カートリッジ支持部材に前記装着方向と逆向きの抵抗力を与えた後、前記装着方向と順方向の補助力を与えるように構成される抵抗力付与部と、を備えている。
そして、当接部と抵抗力付与部は、前記抵抗力が、連続的に増加した後、連続的に減少するように構成されている。
カートリッジ支持部材は、抵抗力付与部の前記装着方向上流側において前記装着方向と平行に配置され、カートリッジ支持部材が前記装着方向に移動しているときに、抵抗力付与部に当接している当接部に当接する支持面と、支持面の前記装着方向上流側に設けられ、カートリッジ支持部材が前記装着方向に移動しているときに、当接部と当接することで、カートリッジ支持部材の下方への移動を案内するように支持面に対して傾斜したガイド面と、を有している。
このように構成された画像形成装置によれば、カートリッジ支持部材が抵抗力付与部から受ける抵抗力が、連続的に変化するので、ユーザが違和感なく、カートリッジ支持部材を装着することができる。
そして、前記した画像形成装置において、抵抗力付与部は、第1曲面を有し、当接部は、カートリッジ支持部材を前記装着方向に移動させたときに第1曲面と当接する第2曲面を有しているのが望ましい。
このように抵抗力付与部と当接部を構成することにより、抵抗力付与部がカートリッジ支持部材に与える抵抗力を増減させるための構成が簡単になる。
また、前記した画像形成装置において、抵抗力付与部は、弾性部材を有していてもよい。
そして、前記した抵抗力付与部は、弾性部材により構成されていることが望ましい。
このように抵抗力付与部を構成することによっても、抵抗力付与部がカートリッジ支持部材に与える抵抗力を増減させるための構成が簡単になる。
また、前記した弾性部材は、ねじりコイルばねであってもよい。
また、前記した弾性部材により構成される抵抗力付与部は、当接部に当接して乗り越えるときに弾性変形する構成とすることができる。
また、前記した弾性部材により構成される抵抗力付与部は、当接部と当接することで、上に退避するように弾性変形するように構成されていてもよい。
そして、前記した画像形成装置において、抵抗力付与部は、カートリッジ支持部材の前記装着方向上流側端部寄りに設けられ、当接部は、装置本体の前記装着方向上流側端部寄りに設けられていることが望ましい。
このように構成された画像形成装置によれば、抵抗力付与部と当接部を装着方向の下流側端部寄りに設ける場合に比べて、装置本体を小型化することができる。
また、前記した画像形成装置は、装置本体およびカートリッジ支持部材の他方に設けられ、カートリッジ支持部材が装着位置から引出位置に向かう引出方向に移動しているときに、当接部と当接し、カートリッジ支持部材に前記引出方向と逆向きの引出抵抗力を与えるように構成される引出抵抗力付与部を備えていてもよい。
この場合、引出抵抗力付与部および当接部は、前記引出抵抗力が、連続的に増加した後、連続的に減少するように構成されているのが望ましい。
このように構成された画像形成装置によれば、カートリッジ支持部材が引出抵抗力付与部から受ける引出抵抗力が、連続的に変化するので、ユーザが違和感なく、カートリッジ支持部材を引き出すことができる。
そして、前記した引出抵抗力付与部は、抵抗力付与部と一体に形成されているのが望ましい。
これによれば、引出抵抗力付与部と抵抗力付与部を別体として形成する場合に比べて、部品点数を削減することができる。
本発明によれば、カートリッジ支持部材が抵抗力付与部から受ける抵抗力が、連続的に変化するので、ユーザが違和感なく、カートリッジ支持部材を装着することができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンタの概略構成を示す図である。 ホルダが引出位置に位置する状態を示す図である。 ホルダを示す斜視図である。 ホルダの付勢部周辺の構成を示す拡大図である。 ホルダと装置本体のガイドレールの位置関係を示す図である。 ホルダ装着時において、付勢部が本体ガイドコロに当接したときの状態を示す図(a)と、付勢部からホルダにかかる抵抗力が最も大きいときの付勢部と本体ガイドコロを示す図(b)である。 ホルダ装着時において、付勢部が本体ガイドコロに乗り上げた状態を示す図(a)と、付勢部が本体ガイドコロを乗り越えた状態を示す図(b)である。 ホルダ装着時において、付勢部が本体ガイドコロから離れる直前の状態を示す図(a)と、ホルダが装着されたときにホルダの前端部が本体ガイドコロに支持されている状態を示す図(b)である。 ホルダ装着時において、本体ガイドコロと付勢部が接する角度と付勢部からホルダにかかる抵抗力の関係を示す図である。 第1の変形例に係る付勢部を示す図(a)と、第2の変形例に係る付勢部を示す図(b)と、第3の変形例に係る付勢部を示す図(c)である。 第4の変形例に係る当接部と付勢部を示す図である。 第5の変形例に係る付勢部を示す図(a)と、第6の変形例に係る付勢部を示す図(b)と、第7の変形例に係る付勢部を示す図(c)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1の全体構成を説明した後、本発明の特徴部分の詳細を説明することとする。
以下の説明において、方向は、カラープリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前側(手前側)」、紙面に向かって左側を「後側(奥側)」とし、紙面に向かって奥側を「右側」、紙面に向かって手前側を「左側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
<カラープリンタの全体構成>
図1に示すように、カラープリンタ1は、装置本体10内に、用紙Pを供給する給紙部20と、給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Pを排出する排紙部90とを備えている。
給紙部20は、用紙Pを収容する給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Pを画像形成部30へ搬送する用紙搬送機構22とを備えている。
画像形成部30は、スキャナユニット40と、4つ(複数)のカートリッジの一例としてのプロセスカートリッジ50と、カートリッジ支持部材の一例としてのホルダ100と、転写ユニット70と、定着ユニット80とを備えている。
スキャナユニット40は、装置本体10内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。そして、スキャナユニット40では、レーザビームが図の2点鎖線で示す経路を通って、各感光ドラム51の表面上に高速走査にて照射される。
プロセスカートリッジ50は、給紙部20の上方で前後方向に配列されており、感光ドラム51や、図示しない公知の帯電器、現像ローラ53、トナー収容室などを備えて構成されている。
ホルダ100は、4つのプロセスカートリッジ50を一体的に保持している。そして、ホルダ100は、装置本体10の前面に配置されたフロントカバー11を開放することで形成される開口部10A(図2参照)を通して、装置本体10に装着されている装着位置(図1の位置)と、装着位置よりも装置本体10の外側に位置する引出位置(図2の位置)との間を前後方向に移動可能に構成されている。
なお、ホルダ100周りの構造の詳細については、後で説明する。また、以下の説明において、ホルダ100の引出位置から装着位置への移動方向(前側から後側へ向かう方向)を単に「装着方向」といい、ホルダ100の装着位置から引出位置への移動方向(後側から前側へ向かう方向)を単に「引出方向」という。
転写ユニット70は、給紙部20と4つのプロセスカートリッジ50との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、搬送ベルト73と、転写ローラ74とを備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後方向に離間して平行に配置され、その間にエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が張設されている。また、搬送ベルト73の内側には、各感光ドラム51との間で搬送ベルト73を挟持する転写ローラ74が、各感光ドラム51に対向して4つ配置されている。この転写ローラ74には、転写時に定電流制御によって転写バイアスが印加される。
定着ユニット80は、4つのプロセスカートリッジ50および転写ユニット70の後側に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置され加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを備えている。
このように構成される画像形成部30では、まず、各感光ドラム51の表面が、帯電器により一様に帯電された後、スキャナユニット40で露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、各感光ドラム51上に画像データに基づく静電潜像が形成される。その後、現像ローラ53によって、トナー収容室内のトナーが、感光ドラム51上の静電潜像に供給されることで、感光ドラム51上にトナー像が担持される。
次に、搬送ベルト73上に供給された用紙Pが各感光ドラム51と各転写ローラ74との間を通過することで、各感光ドラム51上に形成されたトナー像が用紙P上に転写される。そして、用紙Pが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過することで、用紙P上に転写されたトナー像が熱定着される。
排紙部90は、用紙Pを搬送する複数の搬送ローラ91を主に備えている。トナー像が転写され、熱定着された用紙Pは、搬送ローラ91によって搬送され、装置本体10の外部に排出される。
<ホルダ周りの構造>
次に、本発明の特徴部分であるホルダ100周りの構造について詳細に説明する。
図3に示すように、ホルダ100は、左右一対の側壁110と、フロントビーム120と、リアビーム130とを主に備えている。
ホルダ100は、左右一対の側壁110の前端部同士が、フロントビーム120によって繋がれ、左右一対の側壁110の後端部同士が、リアビーム130によって繋がれた略矩形の枠状に形成されており、その内部に4つのプロセスカートリッジ50を着脱可能に保持している。
また、ホルダ100は、ユーザが装置本体10に対して引き出し可能なように、フロントビーム120に把持部121が設けられている。
側壁110は、樹脂から形成され、プロセスカートリッジ50の配列方向に沿って延びている。この側壁110は、上端部に、左右方向外側へ突出するフランジ部111を有している。このフランジ部111は、側壁110の前端から後端にわたって設けられており、下面が、前後方向に略水平に延びている。
そして、側壁110は、装着方向上流端部寄りに、抵抗力付与部の一例としての付勢部140とガイド部150が設けられ、装着方向下流側端部寄りに、ホルダガイドコロ160が設けられている。
具体的に、フランジ部111は、図4に示すように、前端部に、下端部が上方に向けて凹んだ付勢部保持部112を有し、この内部には、付勢部140が収容されている。
付勢部140は、ホルダ100を装置本体10に装着するときに、ホルダ100に装着方向と逆向きの抵抗力を付与する抵抗力付与部、および、ホルダ100を装置本体10から引き出すときに、ホルダ100に引出方向と逆向きの引出抵抗力を付与する引出抵抗力付与部の一例である。
付勢部140は、コイル部141とアーム部142を有するねじりコイルばね(弾性部材)で構成されている。この付勢部140は、コイル部141が、付勢部保持部112に設けられるコイル支持部113に支持され、下半分が付勢部保持部112から下側に露出している。また、付勢部140のコイル部141は、フランジ部111の先端(左右方向外側の端部)よりも、左右方向内側に配置されている。
そして、付勢部140は、アーム部142が、コイル部141の上端から前斜め上方および後斜め上方に延び、その先端が、付勢部保持部112の上壁に当接している。
これにより、付勢部140は、付勢部保持部112から露出したコイル部141が、上側へ押されることによって、上(付勢部保持部112内)へ退避しながら弾性変形するようになっている。
そして、この付勢部140は、付勢部保持部112から露出しているコイル部141の外周面のうち、後斜め下を向く面が、ホルダ100を装着方向に移動させたときに、後述する本体ガイドコロ220に装着方向上流側から当接する第1曲面141Aとなっている。また、付勢部140は、付勢部保持部112から露出しているコイル部141の外周面のうち、前斜め下側を向く面が、ホルダ100を引出方向に移動させたときに、本体ガイドコロ220に引出方向上流側から当接する第3曲面141Bとなっている。
ガイド部150は、フランジ部111の付勢部保持部112よりも前方に設けられている。ガイド部150は、フランジ部111の下面の前端部から前斜め上方に延びるガイド面151を有している。
図5に示すように、ホルダガイドコロ160は、側壁110の左右方向外側において、側壁110に回転可能に支持されている。ホルダガイドコロ160は、下側の面が、付勢部140のコイル部141よりも下方に配置されている。また、ホルダガイドコロ160は、左右方向外側の端部が、フランジ部111の先端と略同じ位置に配置されている(図3参照)。
装置本体10は、図1に示すように、ホルダ100の左右方向外側に配置される一対のサイドフレーム200を備えている。そして、サイドフレーム200は、図5に示すように、ホルダ100と対向する内面に、ガイドレール210と、当接部の一例としての本体ガイドコロ220と、規制部230とを有している。
ガイドレール210は、サイドフレーム200の内側の面から左右方向内側へ向けて突出して形成されている。このガイドレール210のサイドフレーム200からの突出量は、ホルダ100が装置本体10内に位置するときに、ホルダガイドコロ160を支えられる程度に設定されている。
ガイドレール210は、第1支持部211と、傾斜部212と、第2支持部213とを有している。
第1支持部211は、装置本体10の後端部に配置されており、前方へ向けて略水平に延びている。この第1支持部211は、ホルダ100が装着位置に位置するとき、前端部で、ホルダガイドコロ160を支持可能な高さに配置されている。
傾斜部212は、第1支持部211の前端から前斜め上方へ延びている。この傾斜部212の傾斜は、ホルダ100に設けられているガイド面151の傾斜と略平行になっている。
第2支持部213は、傾斜部212の上端から前方へ向けて本体ガイドコロ220の後側まで略水平に延びている。この第2支持部213は、ホルダ100のフランジ部111が本体ガイドコロ220と規制部230に挟まれているときに、ホルダガイドコロ160を支持可能な高さに配置されている。第2支持部213は、ホルダ100の装着位置において、付勢部140と対向する位置に下方に凹んだ凹部が形成されている。
本体ガイドコロ220は、図6(a)に示すように、サイドフレーム200(装置本体10)の装着方向上流端部寄りで、サイドフレーム200に回転可能に支持されている。本体ガイドコロ220は、左右方向から見て、付勢部140のコイル部141と略同じ大きさの円形状に形成されている。
そして、本体ガイドコロ220は、ホルダガイドコロ160が第2支持部213の上に載っているときに、上端部が、フランジ部111の下面に当接するような高さに配置されている。また、本体ガイドコロ220は、ホルダ100が装置本体10内に位置するときに、フランジ部111および付勢部140のコイル部141と重なる位置に設けられている。
そして、本体ガイドコロ220は、外周面のうち、前斜め上側を向く面が、ホルダ100を装着方向へ移動させたときに、付勢部140のコイル部141に装着方向下流側から当接する第2曲面221となっている。また、本体ガイドコロ220は、外周面のうち、後斜め上側を向く面が、ホルダ100を引出方向へ移動させたときに、付勢部140のコイル部141に引出方向下流側から当接する第4曲面222となっている(図6(a)参照)。
規制部230は、本体ガイドコロ220の上方において、サイドフレーム200に支持されている。この規制部230は、本体ガイドコロ220との間で、ホルダ100のフランジ部111を挟持可能なように、本体ガイドコロ220側を向く規制面231が、本体ガイドコロ220の上端から、フランジ部111の上下方向の厚み分よりもやや大きく離れて配置されている。
次に、以上のように構成されたホルダ100の着脱動作について説明する。
ホルダ100を装置本体10に装着するときには、図5に示すように、まず、ホルダガイドコロ160を、本体ガイドコロ220と規制部230の間を通して、ホルダ100を装置本体10内に進入させる。
本体ガイドコロ220と規制部230の間を通ったホルダガイドコロ160は、本体ガイドコロ220の上から落ちてガイドレール210の第2支持部213の上に載り、ホルダガイドコロ160よりも前方に位置するフランジ部111が、本体ガイドコロ220と規制部230の間に挟まれる。
このような状態で、ホルダ100を装置本体10の奥側へ押し込んでいくと、ホルダ100は、ガイドレール210の第2支持部213およびフランジ部111の下面に沿って略水平方向に移動する。
なお、このとき、フランジ部111が、本体ガイドコロ220と規制部230とで挟まれているので、装着方向へ移動しているホルダ100のがたつきを抑制することができる。
そして、ホルダ100が装着位置の手前まで移動すると、図6(a)に示すように、ホルダ100の付勢部140が、本体ガイドコロ220に装着方向上流側からぶつかる。詳細には、付勢部140の第1曲面141Aが本体ガイドコロ220の第2曲面221に当接する。このとき、付勢部140を支持しているホルダ100に、付勢部140から装着方向とは逆向きの抵抗力が加わる。これにより、ホルダ100を装着するときの勢いが弱められる。
そして、さらにホルダ100を装着方向へ移動させると、図6(b)に示すように、付勢部140が本体ガイドコロ220に押されて、上方へ向けて弾性変形し始め、コイル部141が本体ガイドコロ220の第2曲面221に沿って、本体ガイドコロ220に乗り上げるように上方へ移動する。
そして、図7(a)に示すように、付勢部140のコイル部141が、本体ガイドコロ220の真上に移動すると、付勢部140は、本体ガイドコロ220に真上に押し上がられるので、付勢部140からホルダ100に抵抗力がかからなくなる。
その後、さらにホルダ100を装着方向へ移動させると、図7(b)に示すように、付勢部140のコイル部141が本体ガイドコロ220の頂点を乗り越え、コイル部141の第3曲面141Bが本体ガイドコロ220の第4曲面222に当接する。
そして、図8(a)に示すように、ホルダ100が装着方向に進むにつれて、付勢部140の弾性力により、付勢部140のコイル部141は、本体ガイドコロ220の第4曲面222に沿って下方へ移動しながら、本体ガイドコロ220を前方へ向けて押す。これにより、ホルダ100に付勢部140から装着方向と順方向の補助力が加わるので、ホルダ100を軽い力で装着することができる。
そして、付勢部140のコイル部141が本体ガイドコロ220の後方まで移動すると、本体ガイドコロ220の上にガイド部150のガイド面151が載る。
この状態で、さらにホルダ100を装着方向へ移動させると、図8(b)に示すように、ホルダ100のガイド面151が、本体ガイドコロ220に支持されながら後方へ移動する。また、ホルダ100の後端部では、図5に示すように、ホルダガイドコロ160が、ガイドレール210の傾斜部212に支持されながら後方へ移動する。これにより、ホルダ100は、装着位置に向けて徐々に下方へ移動し、前端部が本体ガイドコロ220に支持され、後端部がガイドレール210の第1支持部211で支持された状態で装置本体10に装着される。
ここで、ホルダ100を装置本体10に装着するときの、付勢部140からホルダ100にかかる抵抗力について、図9を参照しながら説明する。
なお、図9のグラフで示す横軸のθyとは、本体ガイドコロ220の中心とコイル部141の中心を通る平面の水平面に対する角度である。例えば、図6(a)に示す状態では、θyは38°であり、図7(a)に示す状態では、θyは90°であり、図8(a)に示す状態では、θyは142°である。
抵抗力は、付勢部140の第1曲面141Aが本体ガイドコロ220の第2曲面221に当接し始めたとき(θyが38°のとき)に発生する。そして、抵抗力は、付勢部140の第1曲面141Aが本体ガイドコロ220の第2曲面221に当接しながら移動するとともに、付勢部140が弾性変形するので、付勢部140のコイル部141が本体ガイドコロ220の上に乗り上げるまで(θyが90°になるまで)の間、連続的に増加した後、連続的に減少し、ゼロになる。
そして、コイル部141が本体ガイドコロ220を乗り越えた後は、付勢部140の第3曲面141Bが本体ガイドコロ220の第4曲面222に当接しながら移動するとともに、ホルダ100が付勢部140の弾性力により押されるので、付勢部140からホルダ100に、装着方向と順方向の補助力、つまり、負の値の抵抗力が付与される。
この補助力(負の値の抵抗力)は、付勢部140のコイル部141が本体ガイドコロ220を乗り越えてから(θyが90°を超えたときから)離れるまで(図8(a)に示すθyが142°になるまで)の間に、連続的に増加した後、連続的に減少する。
ホルダ100を装置本体10から引き出す動作は、前述したホルダ100を装置本体10に装着する動作と逆順である。
具体的には、図5に示す装着位置からホルダ100を引出方向に移動させると、まず、ホルダ100のガイド面151が、本体ガイドコロ220に支持されながら前斜め上方へ移動する。また、ホルダ100の後端部では、ホルダガイドコロ160が、ガイドレール210の傾斜部212に沿って前斜め上方へ移動する。これにより、ホルダ100は、装着位置から前斜め上方へ移動し、後端部においては、ホルダガイドコロ160がガイドレール210の第2支持部213に支持され、前端部においては、フランジ部111が本体ガイドコロ220に支持される。
また、このとき、図8(a)に示すように、ホルダ100の付勢部140が、本体ガイドコロ220に引出方向上流側からぶつかる。詳細には、付勢部140の第3曲面141Bが本体ガイドコロ220の第4曲面222に当接する。このとき、付勢部140を支持しているホルダ100に、付勢部140から引出方向とは逆向きの引出抵抗力が加わる。これにより、ホルダ100を引き出すときの勢いが弱められる。
そして、さらにホルダ100を引出方向へ移動させると、図7(b)に示すように、付勢部140が本体ガイドコロ220に押されて、上方へ向けて弾性変形し始め、コイル部141が本体ガイドコロ220の第4曲面222に沿って、本体ガイドコロ220に乗り上げるように上方へ移動する。
そして、図7(a)に示すように、付勢部140のコイル部141が、本体ガイドコロ220の真上に移動した後は、図6(b)に示すように、コイル部141の第1曲面141Aが本体ガイドコロ220の第2曲面221に当接する。
そして、図6(a)に示すように、ホルダ100が引出方向に進むにつれて、付勢部140の弾性力により、付勢部140のコイル部141は、本体ガイドコロ220の第2曲面221に沿って下方へ移動しながら、本体ガイドコロ220を後方へ向けて押す。これにより、ホルダ100に付勢部140から引出方向と順方向の引出補助力が加わるので、ホルダ100を軽い力で引き出すことができる。
その後は、ホルダ100をさらに引出方向へ引っ張ることにより、ホルダ100は、ガイドレール210の第2支持部213およびフランジ部111の下面に沿って略水平方向に移動して、引出位置まで引き出される。
ここで、ホルダ100を装置本体10から引き出す時の、付勢部140からホルダ100にかかる引出抵抗力について説明する。
ホルダ100を引き出しているときにホルダ100にかかる引出抵抗力の増減は、前記した抵抗力と略同じであり、付勢部140の第3曲面141Bが本体ガイドコロ220の第4曲面222に当接し始めてから、付勢部140のコイル部141が本体ガイドコロ220の上に乗り上げるまでの間、連続的に増加した後、連続的に減少し、ゼロになる(図9参照)。
そして、コイル部141が本体ガイドコロ220を乗り越えた後、コイル部141が本体ガイドコロ220から離れるまでの間は、付勢部140からホルダ100には、負の引出抵抗力、つまり、引出方向と順方向の引出補助力が付与される。
この引出補助力は、付勢部140のコイル部141が本体ガイドコロ220を乗り越えてから離れるまでの間に、連続的に増加した後、連続的に減少する(図9参照)。
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
ホルダ100を装置本体10に装着に装着しているとき、ホルダ100が装着位置の手前まで移動すると、付勢部140からホルダ100に装着方向と逆向きの抵抗力が加えられるので、装着の勢いを弱めることができる。そして、このときにかかる抵抗力は、急激に増加したり減少したりせずに、連続的に増加した後、連続的に減少するので、ユーザがホルダ100を違和感なく装着することができる。
抵抗力は、付勢部140の第1曲面141Aが本体ガイドコロ220の第2曲面221に当接しながら移動することにより徐々に変化するようになっているので、抵抗力を変化させるための構成が簡単である。
また、抵抗力は、付勢部140をねじりコイルばねから構成することにより、徐々に変化するようになっているので、抵抗力を変化させるための構成が簡単である。
そして、ホルダ100を装置本体10から引き出すときには、付勢部140からホルダ100に引出方向と逆向きの引出抵抗力が加えられるので、引き出しの勢いを弱めることができる。そして、このときにかかる引出抵抗力も、急激に増加したり減少したりせず、連続的に増加した後、連続的に減少するので、ユーザがホルダ100を違和感なく引き出すことができる。
また、このようにホルダ100に引出抵抗力を付与する引出抵抗力付与部を、抵抗力を付与する抵抗力付与部と一体に形成し、付勢部140としたので、部品点数を削減することができる。
そして、付勢部140と本体ガイドコロ220は、ホルダ100が装着位置に位置する直前に当接するようになっているので、例えば、仮に、付勢部と本体ガイドコロを装着方向の下流側端部寄りに設けようとすると、ホルダ100の側壁110よりも奥側に設ける必要がある。しかし、本実施形態では、付勢部140をホルダ100の装着方向上流側端部寄りに設け、本体ガイドコロ220を装置本体10の装着方向上流側端部寄りに設けたので、ホルダ100の側壁110と重なる位置に付勢部140および本体ガイドコロ220を設けることができ、装置本体10を小型化することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、抵抗力付与部および引出抵抗力付与部を構成する付勢部140は、ねじりコイルばねであったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図10(a)に示すように、付勢部310は、樹脂などの弾性変形しない材料から形成された押圧部311と圧縮バネ312(弾性部材)を有して構成されていてもよい。
押圧部311は、左右方向から見て半円状に形成されており、ホルダ100のフランジ部111の下面から露出している。
そして、この押圧部311の露出した部分のうち、装着方向下流側を向く面が、ホルダ100を装着するときに、本体ガイドコロ220に装着方向上流側から当接する第1曲面311Aとなっている。そして、押圧部311の露出した部分のうち、装着方向上流側を向く面が、ホルダ100を引き出すときに、本体ガイドコロ220に引出方向上流側から当接する第3曲面311Bとなっている。
そして、圧縮バネ312は、一端がフランジ部111に固定され、もう一端が押圧部311に固定されており、上下方向に伸縮可能になっている。
このように構成された付勢部310は、ホルダ100を装置本体10に装着するときに、第1曲面311Aが本体ガイドコロ220に当接し、押圧部311が上方へ押し上げられる。このとき、付勢部310からホルダ100に装着方向と逆向きの抵抗力が付与される。この抵抗力は、前記実施形態と同様に、連続的に増加した後、連続的に減少するので、ユーザが違和感なくホルダ100を装着することができる。
また、付勢部310は、ホルダ100を装置本体10から引き出すときに、第3曲面311Bが本体ガイドコロ220に当接し、押圧部311が上方へ押し上げられる。このとき、付勢部310からホルダ100に引出方向と逆向きの引出抵抗力が付与される。この引出抵抗力も、前記実施形態と同様に、連続的に増加した後、連続的に減少するので、ユーザが違和感なくホルダ100を引き出すことができる。
なお、押圧部311は、左右方向から見て、半円状に形成されていたが、図10(b)に示すように、押圧部321は、左右方向から見て、前後方向に長い長尺状に形成されていてもよい。
付勢部320の押圧部321は、ホルダ100を装着するときに、本体ガイドコロ220に装着方向上流側から当接する第1曲面321Aと、ホルダ100を引き出すときに、本体ガイドコロ220に引出方向上流側から当接する第3曲面321Cと、第1曲面321Aの第3曲面321C側の端部と第3曲面321Cの第1曲面321A側の端部を繋ぐ水平面321Bとを有している。そして、押圧部321は、前端部と後端部に設けられた圧縮バネ322によって支持され、上下方向に移動可能になっている。
このように押圧部321が構成されていることにより、押圧部321が本体ガイドコロ220の上を移動しているとき、つまり、水平面321Bが本体ガイドコロ220に当接しながら移動しているとき、押圧部321と本体ガイドコロ220の間に生じる摩擦力により、付勢部320からホルダ100に抵抗力が付与される。これにより、ホルダ100に長い時間抵抗力を付与できるので、ホルダ100の装着の勢いを十分に弱めることができる。
また、付勢部は、図10(c)に示すように、板ばね330であってもよい。板ばね330は、押圧部331とアーム部332を有している。押圧部331は、略U字状に形成されており、ホルダ100のフランジ部111の下面から露出している。
そして、この押圧部331の露出した部分のうち、装着方向下流側を向く面が、ホルダ100を装着するときに、本体ガイドコロ220に装着方向上流側から当接する第1曲面331Aとなっている。そして、押圧部331の露出した部分のうち、装着方向上流側を向く面が、ホルダ100を引き出すときに、本体ガイドコロ220に引出方向上流側から当接する第3曲面331Bとなっている。
アーム部332は、押圧部331の後端から上斜め後方へ延び、押圧部331と反対側の端部がホルダ100のフランジ部111に支持されている。これにより、押圧部331が、フランジ部111に対して上下動可能となっている。
このように構成された板ばね330は、ホルダ100を装置本体10に装着するときに、第1曲面331Aが本体ガイドコロ220に当接し、押圧部331が上方へ押し上げられる。このとき、板ばね330からホルダ100に装着方向と逆向きの抵抗力が付与される。この抵抗力は、前記実施形態と同様に、連続的に増加した後、連続的に減少するので、ユーザが違和感なくホルダ100を装着することができる。
また、板ばね330は、ホルダ100を装置本体10から引き出すときに、第3曲面331Bが本体ガイドコロ220に当接し、押圧部331が上方へ押し上げられる。このとき、板ばね330からホルダ100に引出方向と逆向きの引出抵抗力が付与される。この引出抵抗力も、前記実施形態と同様に、連続的に増加した後、連続的に減少するので、ユーザが違和感なくホルダ100を引き出すことができる。
そして、前記実施形態では、抵抗力付与部および引出抵抗力付与部の一例としての付勢部140がホルダ100に設けられ、当接部の一例としての本体ガイドコロ220が装置本体10に設けられていたが、例えば、当接部は、ホルダ100に設けられ、抵抗力付与部および引出抵抗力付与部は、サイドフレーム200(装置本体10)に設けられていてもよい。
一例を図11を参照して説明すると、当接部の一例としての当接部340がホルダ100に設けられ、抵抗力付与部および引出抵抗力付与部の一例である付勢部410が装置本体10(サイドフレーム200)に設けられている。
当接部340は、フランジ部111の下面から下方へ突出し、左右方向から見て、略半円状に形成されている。この当接部340は、ホルダ100を装着するときに、付勢部410に装着方向上流側から当接する第2曲面341と、ホルダ100を引き出すときに、付勢部410に引出方向上流側から当接する第4曲面342を有している。
付勢部410は、コイル部411とアーム部412を有しており、サイドフレーム200に形成された下方に向かって凹む凹部201に支持されている。コイル部411は、上半分が、凹部201から露出するように配置されている。そして、このコイル部411の露出している外周面のうち、装着方向上流側を向く面が、ホルダ100を装着するときに、突出部240に装着方下流側から当接する第1曲面411Aとなっている。また、コイル部411の露出している部分のうち、装着方向下流側を向く面が、ホルダ100を引き出すときに、突出部240に引出方向下流側から当接する第3曲面411Bとなっている。
アーム部412は、コイル部411から下方へ向かって延び、凹部201の底面に当接している。
以上のように当接部340と付勢部410が構成されていると、ホルダ100を装置本体10に装着するときに、当接部340の第2曲面341が付勢部410の第1曲面411Aに当接し、付勢部410のコイル部411が下方へ押し下げられる。このとき、付勢部410が当接部340を押すので、当接部340からホルダ100に装着方向と逆向きの抵抗力が付与される。この抵抗力は、前記実施形態と同様に、連続的に増加した後、連続的に減少するので、ユーザが違和感なくホルダ100を装着することができる。
また、ホルダ100を装置本体10から引き出すときには、当接部340の第4曲面342が付勢部410の第3曲面411Bに当接し、付勢部410のコイル部411が下方へ押し上げられる。このとき、付勢部410が当接部340を押すので、当接部340からホルダ100に引出方向と逆向きの引出抵抗力が付与される。この引出抵抗力も、前記実施形態と同様に、連続的に増加した後、連続的に減少するので、ユーザが違和感なくホルダ100を引き出すことができる。
なお、付勢部410は、ねじりコイルばねから構成されず、例えば、図12(a)に示すように、付勢部410は、樹脂などの弾性変形しない材料で形成された押圧部421と圧縮ばね422を有した構成であってもよい。
押圧部421は、左右方向から見て半円状に形成されており、サイドフレーム200に形成された凹部202から露出している。
そして、この押圧部421の露出した部分のうち、装着方向上流側を向く面が、ホルダ100を装着するときに、ホルダ100の当接部340に装着方向下流側から当接する第1曲面421Aとなっている。そして、押圧部421の露出した部分のうち、装着方向上流側を向く面が、ホルダ100を引き出すときに、ホルダ100の当接部340に引出方向下流側から当接する第3曲面421Bとなっている。
そして、圧縮バネ422は、一端が凹部202の底面に固定され、もう一端が押圧部421に固定されており、上下方向に伸縮可能になっている。
このように構成された付勢部420は、ホルダ100を装置本体10に装着するときに、第1曲面421Aが当接部340の第2曲面341に当接し、押圧部421が下方へ押し下げられる。このとき、押圧部421が圧縮バネ422の付勢力により当接部340を押すので、当接部340からホルダ100に装着方向と逆向きの抵抗力が付与される。この抵抗力は、前記実施形態と同様に、連続的に増加した後、連続的に減少するので、ユーザが違和感なくホルダ100を装着することができる。
また、付勢部420は、ホルダ100を装置本体10から引き出すときに、第3曲面421Bが当接部340の第4曲面342に当接し、押圧部421が下方へ押し下げられる。このとき、押圧部421が圧縮バネ422の付勢力により当接部340を押すので、当接部340からホルダ100に引出方向と逆向きの引出抵抗力が付与される。この引出抵抗力も、前記実施形態と同様に、連続的に増加した後、連続的に減少するので、ユーザが違和感なくホルダ100を引き出すことができる。
なお、押圧部421は、半円状ではなく、図12(b)に示す押圧部431のように、左右方向から見て、前後方向に長い長尺状に形成されていてもよい。
付勢部430の押圧部431は、ホルダ100を装着するときに、ホルダ100の当接部340に装着方向下流側から当接する第1曲面431Aと、ホルダ100を引き出すときに、当接部340に引出方向下流側から当接する第3曲面431Cと、第1曲面431Aの第3曲面431C側の端部と第3曲面431Cの第1曲面431A側の端部を繋ぐ水平面431Bとを有している。そして、押圧部431は、前端部と後端部に設けられた圧縮バネ432によって支持され、凹部203に対して上下方向に移動可能になっている。
このように押圧部431が構成されていることにより、押圧部431が当接部340の上に乗り上げて移動しているとき、つまり、水平面431Bが当接部340に当接しながら移動しているとき、押圧部431と当接部340の間に生じる摩擦力により、当接部340からホルダ100に抵抗力が付与される。これにより、ホルダ100に長い時間抵抗力を付与できるので、ホルダ100の装着の勢いを十分に弱めることができる。
また、装置本体10に設けられる付勢部は、図12(c)に示すように、板ばね440であってもよい。板ばね440は、押圧部441とアーム部442を有している。押圧部441は、略U字状に形成されており、サイドフレーム200の凹部204から露出している。
そして、この押圧部441の露出した部分のうち、装着方向上流側を向く面が、ホルダ100を装着するときに、ホルダ100の当接部340に装着方向下流側から当接する第1曲面441Aとなっている。そして、押圧部441の露出した部分のうち、装着方向上流側を向く面が、ホルダ100を引き出すときに、当接部340に引出方向下流側から当接する第3曲面441Bとなっている。
アーム部442は、押圧部441の後端から下斜め後方へ延び、押圧部441と反対側の端部が凹部202の底面に固定されている。これにより、押圧部441が、凹部202の底面に対して上下動可能となっている。
このように構成された板ばね440は、ホルダ100を装置本体10に装着するときに、第1曲面441Aが当接部340の第2曲面341に当接し、押圧部441が下方へ押し下げられる。このとき、板ばね440が当接部340を押し、当接部340からホルダ100に装着方向と逆向きの抵抗力が付与される。この抵抗力は、前記実施形態と同様に、連続的に増加した後、連続的に減少するので、ユーザが違和感なくホルダ100を装着することができる。
また、板ばね440は、ホルダ100を装置本体10から引き出すときに、第3曲面441Bが当接部340の第4曲面342に当接し、押圧部441が下方へ押し下げられる。このとき、板ばね440が当接部340を押し、当接部340からホルダ100に引出方向と逆向きの引出抵抗力が付与される。この引出抵抗力も、前記実施形態と同様に、連続的に増加した後、連続的に減少するので、ユーザが違和感なくホルダ100を引き出すことができる。
前記実施形態では、カートリッジとしてプロセスカートリッジ50を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、カートリッジは、現像カートリッジであってもよいしドラムカートリッジであってもよい。
1 カラープリンタ
10 装置本体
50 プロセスカートリッジ
100 ホルダ
140 付勢部
141A 第1曲面
141B 第3曲面
220 本体ガイドコロ
221 第2曲面
222 第4曲面

Claims (10)

  1. 装置本体と、
    複数のカートリッジを支持するように構成されるカートリッジ支持部材であって、前記装置本体に装着される装着位置と、前記装着位置よりも前記装置本体の外側に位置する引出位置との間を移動するように構成されるカートリッジ支持部材と、を備えた画像形成装置であって、
    前記装置本体設けられる当接部と、
    記カートリッジ支持部材設けられ、前記カートリッジ支持部材が前記引出位置から前記装着位置に向かう装着方向に移動しているときに、前記当接部と当接することで弾性変形して、前記カートリッジ支持部材に前記装着方向と逆向きの抵抗力を与えた後、前記装着方向と順方向の補助力を与えるように構成される抵抗力付与部と、を備え、
    前記当接部と前記抵抗力付与部は、前記抵抗力が、連続的に増加した後、連続的に減少するように構成され
    前記カートリッジ支持部材は、
    前記抵抗力付与部の前記装着方向上流側において前記装着方向と平行に配置され、前記カートリッジ支持部材が前記装着方向に移動しているときに、前記抵抗力付与部に当接している前記当接部に当接する支持面と、
    前記支持面の前記装着方向上流側に設けられ、前記カートリッジ支持部材が前記装着方向に移動しているときに、前記当接部と当接することで、前記カートリッジ支持部材の下方への移動を案内するように前記支持面に対して傾斜したガイド面と、を有していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記抵抗力付与部は、第1曲面を有し、
    前記当接部は、前記カートリッジ支持部材を前記装着方向に移動させたときに前記第1曲面と当接する第2曲面を有していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記抵抗力付与部は、弾性部材を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記抵抗力付与部は、弾性部材により構成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記弾性部材は、ねじりコイルばねであり、
    前記抵抗力付与部の前記当接部と当接する部分は、前記ねじりコイルばねのコイル部であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記抵抗力付与部は、前記当接部に当接して乗り越えるときに弾性変形することを特徴とする請求項3から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記抵抗力付与部は、前記当接部と当接することで、上に退避するように弾性変形することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記抵抗力付与部は、前記カートリッジ支持部材の前記装着方向上流側端部寄りに設けられ、
    前記当接部は、前記装置本体の前記装着方向上流側端部寄りに設けられていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記装置本体および前記カートリッジ支持部材の他方に設けられ、前記カートリッジ支持部材が前記装着位置から前記引出位置に向かう引出方向に移動しているときに、前記当接部と当接し、前記カートリッジ支持部材に前記引出方向と逆向きの引出抵抗力を与えるように構成される引出抵抗力付与部と、を備え、
    前記引出抵抗力付与部および前記当接部は、前記引出抵抗力が、連続的に増加した後、連続的に減少するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記引出抵抗力付与部は、前記抵抗力付与部と一体に形成されていることを特徴する請求項に記載の画像形成装置。
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