JP5856487B2 - 接続損失測定方法及び挿入損失測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光強度測定装置を用いて光路変換型の光コネクタの接続損失を測定する測定方法及びこの光コネクタを使用したコネクタ付き光ファイバの挿入損失を測定する測定方法に関する。
光コネクタが取付けられた光ファイバにおける損失(光減衰量)の評価は、光ネットワークを構築する上で極めて重要である。この光ファイバ損失の評価は、光の強度を測定する光強度測定装置を用いて行われている。
光ファイバ損失の評価において、光ファイバが取り付けられた光コネクタを光強度測定装置に装着するにあたっては、一般的には専用の測定治具(アタッチメント)が使用されている。
ところで、特許文献1には、光ファイバからの光の光路を変換して出射する機能を有する光路変換型の光コネクタが記載されている。光路変換型の光コネクタにおいては、光コネクタに接続された光ファイバからの光は、光コネクタの内部のミラーによって反射されて光路変換されて、外部へ出射される。また、光コネクタの外部からの光は、ミラーによって反射されて光路変換され、この光コネクタに接続された光ファイバに入射する。
このような光路変換型の光コネクタは、例えば、基板(光電気複合基板)上に実装された発光素子(半導体レーザ等)や受光素子(フォトダイオード等)などの光素子に光ファイバを光接続するために使用される。この光コネクタは、光コネクタの入出光部を光素子に向けた状態で基板上に装着されることにより、光コネクタに取り付けられた光ファイバと光素子とを光接続する。このとき、光コネクタに取り付けられた光ファイバは、基板に平行な方向に配索することができる。
国際公開第2004/097480号
ところで、上述した光路変換型の光コネクタに取り付けられた光ファイバについても、光ファイバ損失を光強度測定装置を用いて測定する必要がある。
ところが、光コネクタを光強度測定装置に装着するための測定治具は、光路変換を行わない光コネクタが装着されるように構成されている。このような測定治具をそのまま用いて光路変換型の光コネクタを光強度測定装置に装着しても、正確な測定を行うことはできない。
そこで、本発明は、前述の実情に鑑みて提案されるものであり、その目的は、光路変換型の光コネクタ及びこの光路変換型の光コネクタに取り付けられた光ファイバを含む測定対象について、光強度測定装置を用いて接続損失を正確に測定することができる損失測定方法を提供することにある。
前述の課題を解決し、前記目的を達成するため、本発明に係る損失測定方法は、以下の構成のいずれか一を有するものである。
〔構成1〕
固定された光ファイバの光路と交差する光路を有する光モジュール上の光素子に光ファイバを接続する光コネクタについての接続損失を測定するために光素子の受発光領域の大きさ及び位置に対応する大きさ及び位置を有する貫通孔を有する遮光治具を光コネクタの接続面に対向させて取り付け取り付けた光コネクタを遮光治具を介して接続面を対向させて光強度測定装置の受光部に装着し、光強度測定装置が光コネクタを光モジュールと接続した際の接続損失を求めるのに使用するために光コネクタで光路変換された光を遮光治具の貫通孔を介して受光部で受光して第1の光強度を測定するステップを含み、光コネクタは、光モジュールの嵌合凹所又は嵌合凸部との位置合わせのために接続面に嵌合凸部又は嵌合凹所を有し、遮光治具は、光コネクタに取り付けた際に光モジュールの嵌合凹所又は嵌合凸部と対応する大きさ及び位置となる嵌合凹所又は嵌合凸部を有するものである。
〔構成2〕
光ファイバの一端に設けられ光ファイバの光路と交差する光路を有する光モジュール上の光素子に光ファイバを接続する光路変換型の光コネクタ付き光ファイバについての挿入損失を測定するために光素子の受発光領域の大きさ及び位置に対応する大きさ及び位置を有する貫通孔を有する遮光治具を光コネクタの接続面に対向させて取り付け、取り付けた光コネクタを遮光治具を介して接続面を対向させて光強度測定装置の受光部に装着し、光強度測定装置が光コネクタ付き光ファイバを光モジュールと接続した際の挿入損失を求めるのに使用するために光コネクタで光路変換された光を遮光治具の貫通孔を介して受光部で受光して第1の光強度を測定するステップを含み、光コネクタは、光モジュールの嵌合凹所又は嵌合凸部との位置合わせのために接続面に嵌合凸部又は嵌合凹所を有し、遮光治具は、光コネクタに取り付けた際に光モジュールの嵌合凹所又は嵌合凸部と対応する大きさ及び位置となる嵌合凹所又は嵌合凸部を有するものである。
〔構成3〕
構成1、または、構成2を有する損失測定方法において、光コネクタに一端を固定した光ファイバの他端に設けられた光コネクタと接続される測定用光コネクタを、その測定用光コネクタから出射する光を受光するように光強度測定装置の受光部に装着し、光強度測定装置が第1の光強度を較正するために測定用光コネクタから出射する光を受光部で受光して第2の光強度を測定するステップをさらに含むものである。
〔構成4〕
構成1乃至構成3のいずれか一を有する損失測定方法において、光強度測定装置は、受光部と、光コネクタを装着可能な被装着部複数を所定方向に配列して保持し、所定方向にスライド可能であり、複数の被装着部のそれぞれが受光部の正面となった状態で仮固定可能なスライダとを備え、光強度測定において、複数の被装着部のそれぞれが受光部の正面となった状態でスライダを順次仮固定し、それぞれの被装着部に装着された光コネクタについて光強度測定を行うことを繰り返すものである。
構成1を有する本発明に係る損失測定方法においては、固定された光ファイバの光路と交差する光路を有する光モジュール上の光素子に光ファイバを接続する光コネクタについての接続損失を測定するために光素子の受発光領域の大きさ及び位置に対応する大きさ及び位置を有する貫通孔を有する遮光治具を光コネクタの接続面に対向させて取り付け取り付けた光コネクタを遮光治具を介して接続面を対向させて光強度測定装置の受光部に装着し、光強度測定装置が光コネクタを光モジュールと接続した際の接続損失を求めるのに使用するために光コネクタで光路変換された光を遮光治具の貫通孔を介して受光部で受光して第1の光強度を測定するステップを含むので、光コネクタの接続損失を正確に測定することができる。
また、光コネクタは、光モジュールの嵌合凹所又は嵌合凸部との位置合わせのために接続面に嵌合凸部又は嵌合凹所を有し、遮光治具は、光コネクタに取り付けた際に光モジュールの嵌合凹所又は嵌合凸部と対応する大きさ及び位置となる嵌合凹所又は嵌合凸部を有するので、光強度測定装置において、基板に実装された受光素子が受光する光の強度を正確に測定することができる。
構成2を有する本発明に係る損失測定方法においては、光ファイバの一端に設けられ光ファイバの光路と交差する光路を有する光モジュール上の光素子に光ファイバを接続する光路変換型の光コネクタ付き光ファイバについての挿入損失を測定するために光素子の受発光領域の大きさ及び位置に対応する大きさ及び位置を有する貫通孔を有する遮光治具を光コネクタの接続面に対向させて取り付け、取り付けた光コネクタを遮光治具を介して接続面を対向させて光強度測定装置の受光部に装着し、光強度測定装置が光コネクタ付き光ファイバを光モジュールと接続した際の挿入損失を求めるのに使用するために光コネクタで光路変換された光を遮光治具の貫通孔を介して受光部で受光して第1の光強度を測定するステップを含むので、コネクタ付き光ファイバの挿入損失を正確に測定することができる。
また、光コネクタは、光モジュールの嵌合凹所又は嵌合凸部との位置合わせのために接続面に嵌合凸部又は嵌合凹所を有し、遮光治具は、光コネクタに取り付けた際に光モジュールの嵌合凹所又は嵌合凸部と対応する大きさ及び位置となる嵌合凹所又は嵌合凸部を有するので、光強度測定装置において、基板に実装された受光素子が受光する光の強度を正確に測定することができる。
構成3を有する本発明に係る損失測定方法においては、光コネクタに一端を固定した光ファイバの他端に設けられた光コネクタと接続される測定用光コネクタを、その測定用光コネクタから出射する光を受光するように光強度測定装置の受光部に装着し、光強度測定装置が第1の光強度を較正するために測定用光コネクタから出射する光を受光部で受光して第2の光強度を測定するステップをさらに含むので、接続損失を正確に測定することができる。
構成4を有する本発明に係る損失測定方法においては、光強度測定装置は、受光部と、光コネクタを装着可能な被装着部複数を所定方向に配列して保持し、所定方向にスライド可能であり、複数の被装着部のそれぞれが受光部の正面となった状態で仮固定可能なスライダとを備え、光強度測定において、複数の被装着部のそれぞれが受光部の正面となった状態でスライダを順次仮固定し、それぞれの被装着部に装着された光コネクタについて光強度測定を行うことを繰り返すので、複数の光コネクタについての測定を迅速に行うことができ、また、複数の光コネクタの交換作業を一括して行うことができる。
すなわち、本発明は、光路変換型の光コネクタ及びこの光路変換型の光コネクタに取り付けられた光ファイバを含む測定対象について、光強度測定装置を用いて接続損失を正確に測定することができる損失測定方法を提供することができるものである。
本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置の概略構成を示す側面図である。 本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における測定治具の構成を示す分解斜視図である。 光路変換型光コネクタの構成の一例を示す斜視図である。 光路変換型光コネクタを光電気複合基板に取り付けた使用状態を示す断面図である。 本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における測定治具の構成要素である光コネクタ装着ブロックと光路変換型光コネクタとの関係を示す斜視図である。 本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置におけるスライダの構成を示す平面図である。 本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における本体ハウジングの構成を示す平面図である。 本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における収納部カバーの構成を示す平面図である。 図7におけるB−B矢視断面図であり、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における光コネクタ装着ブロック、光路変換型光コネクタ、ブロック収納部材及び収納部カバーの構成を示す断面図である。 本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における光路変換型光コネクタと光コネクタカバーとの関係を示す斜視図である。 (a)〜(c)は、図2におけるA−A矢視の要部断面図であり、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置におけるブロック収納部材をスライドさせる過程を順を追って示す平面図である。 本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における測定治具の構成の他の例を示す分解斜視図である。 本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における測定治具の構成の他の例を示す斜視図である。 本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における測定治具の構成の他の例において光コネクタ装着ブロックを装着した状態を示す斜視図である。 本発明に係る挿入損失測定方法を実施するための挿入損失測定装置における測定治具の構成のさらに他の例を示す平面図である。 本発明に係る挿入損失測定方法を実施するための挿入損失測定装置における測定治具の構成のさらに他の例において光コネクタを装着した状態を示す平面図である。 本発明に係る挿入損失測定方法を実施するための挿入損失測定装置における測定治具の構成のさらに他の例において光コネクタを装着した状態を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
〔本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置の概略構成〕
図1は、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置の概略構成を示す側面図である。
本発明に係る接続損失測定方法は、図1に示すように、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置を用いて実施される。この接続損失測定装置においては、光源110から発せられた光が、光路111を経て、光ファイバセレクタ105aに入射される。光ファイバセレクタ105aは、光ファイバ束105の入射端に接続されている。光ファイバセレクタ105aは、切り換え操作により、光ファイバ束105をなす複数の光ファイバ素線(例えば、12心)のうちの任意の1本の入射端に対して、選択的に光路111を経た光を入射させる。光ファイバ束105の出射端には、測定用光コネクタ104が接続されている。
測定用光コネクタ104には、測定対象となる光コネクタ103、光ファイバ14及び光路変換型光コネクタ10が接続される。光コネクタ103は、光ファイバ14の入射端に取り付けられている。光路変換型光コネクタ10は、光ファイバ14の出射端に取り付けられている。光路変換型光コネクタ10は、光ファイバ14が取り付けられ、光ファイバ14からの出射光の光路を変換して出射するようになっている。
光ファイバ14は、複数の光ファイバ素線(例えば、12心)からなる光ファイバ束である。光ファイバ14をなす各光ファイバ素線は、光コネクタ103及び測定用光コネクタ104を介して、光ファイバ束105をなす各光ファイバ素線に対して、対応して光接続される。したがって、光ファイバセレクタ105aにより光ファイバ束105をなす光ファイバ素線のうちの1本を選択することは、すなわち、光ファイバ14をなす光ファイバ素線のうちの1本を選択して、光源110からの光を入射させることである。
光路変換型光コネクタ10は、測定治具(アタッチメント)1を介して、光強度測定装置20に装着される。すなわち、光路変換型光コネクタ10が測定治具1に装着されるとともに、測定治具1が光強度測定装置20に装着される。光路変換型光コネクタ10は、このように装着されることにより、入出光部を、光強度測定装置20の光検出器22に対向させる。
測定治具1は、貫通孔36が形成された遮光治具35を備えている。この遮光治具35の貫通孔36は、光路変換型光コネクタ10の使用目的である受光素子が実装された基板に光路変換型光コネクタ10を装着したときに、基板上の受光素子によって受光される光のみを通過させるように形成されている。すなわち、光路変換型光コネクタ10に取り付けられる光ファイバ14が12心であるとすると、貫通孔36の数も12個である。そして、各貫通孔36は、基板において受光素子が実装される位置に形成されるとともに、受光素子の受光面の大きさに等しい大きさに形成されている。
この接続損失測定方法において、光源110から出射された光は、光路111を経て、光ファイバ束105のうちの選択された光ファイバ素線及び測定用光コネクタ104を経て、光コネクタ103に入射される。この光は、光ファイバ14のうちの選択された光ファイバ素線に入射され、この光ファイバ素線を経て、光路変換型光コネクタ10に至る。この光は、光路変換型光コネクタ10から出射され、遮光治具35の貫通孔36を通過して、光強度測定装置20の光検出器22に入射する。遮光治具35において貫通孔36から外れた光は、遮光され、光検出器22に至ることはない。光検出器22に入射した光の強度が、光検出器22によって測定される。
このようにして測定される光強度は、貫通孔36を通過した光の光強度であるため、光路変換型光コネクタ10の使用目的である受光素子が実装された基板に光路変換型光コネクタ10を装着したときに、基板上の受光素子によって受光される光の光強度を正確に再現したものとなっている。
このようにして測定された光強度を、基準値と比較することにより、測定対象となる光コネクタ103、光ファイバ14及び光路変換型光コネクタ10における損失を測定することができる。
本発明に係る接続損失測定方法においては、光路変換型光コネクタ10を測定治具1に装着するに先だって、光強度測定装置20のキャリブレーションを行い、基準値を求めておくことが望ましい。このキャリブレーションは、光ファイバ14に入射される光(測定用光コネクタ104からの出射光)を、光コネクタ103、光ファイ14バ及び光路変換型光コネクタ10を介さずに、直接に測定治具1に入射させ、貫通孔36を通過した光の強度を光検出器22で測定することにより行う。
また、光路変換型光コネクタ10の測定治具1への装着は、複数(例えば、4個)の光路変換型光コネクタ10が装着可能であって測定治具1に対して移動可能に装着されるスライダを用いて行うことが好ましい。このスライダを測定治具1に対して移動させることにより、このスライダに装着された複数の光路変換型光コネクタ10について順次測定を行うことができる。
測定治具1に対し、4個の光路変換型光コネクタ10が装着可能であり、各光路変換型光コネクタ10に取り付けられる光ファイバ14が12心であるとすると、合計で48本の光ファイバ心線が測定治具1に接続されていることになる。光ファイバ損失の測定は、これら48本の光ファイバ心線に1本ずつ順次に光を入射させて、光が入射された光ファイバ心線を経た光を光強度測定装置20によって順次測定することによって行う。
図2は、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における測定治具の構成を示す分解斜視図である。
測定治具1は、図2に示すように、光ファイバ14の出射端に取り付けられた光路変換型光コネクタ10(図2には示さない)を、光強度測定装置20のパネル21に対して、光強度の測定ができる状態に装着する。
光路変換型光コネクタ10は、光素子が実装された基板、または、光素子と電子素子とが混載された光電気複合基板に取り付けられて使用されるものである。測定治具1においては、光路変換型光コネクタ10は、使用目的となる基板に代えて、光コネクタ装着ブロック30に装着され、光強度測定装置20のパネル21に取り付けられる。光コネクタ装着ブロック30は、複数用いられ、それぞれに光路変換型光コネクタ10が装着される。
光強度測定装置20は、パネル21の背後に、光路変換型光コネクタ10から出射される光の強度を検出する光検出器22を備えている。光検出器22は、パネル21に設けられた光検出口23から外部に向かって露出している。なお、パネル21は、一般的に操作パネル(前面パネル)も兼ねるので、床面に対して垂直に設けられることが多い。
〔光路変換型光コネクタの構成〕
ここで、本発明における測定対象の一部である光路変換型光コネクタ10について、図3及び図4を用いて説明する。
図3は、光路変換型光コネクタの構成の一例を示す斜視図である。
図4は、光路変換型光コネクタを光電気複合基板に取り付けた使用状態を示す断面図である。
光路変換型光コネクタ10は、図4に示すように、例えば、光素子201が実装された光電気複合基板200に取り付けられ、光モジュールを構成する。光路変換型光コネクタ10は、光素子201に対して光学的に位置決めされた状態で、光電気複合基板200に取り付けられる。この光路変換型光コネクタ10は、図3及び図4に示すように、光電気複合基板200と平行に配索される光ファイバ14の光路を、基板面に向けて直角に変換する光路変換型の光コネクタである。この光路変換型光コネクタ10は、光透過性樹脂によって形成された長方形(矩形)板状の光コネクタ本体11を有している。この光コネクタ本体11には、基板と平行に導入される光ファイバ(光ファイバテープ)14を挿入するための中空部12が形成されている。
中空部12は、光ファイバ14を挿入するための開口部16を光コネクタ本体11の長手方向(縦方向)の側端面に有している。中空部12の前方には、横方向(長方形板状の光コネクタ本体11の短手方向)に1列に配列された光ファイバ挿入孔15が設けられている。これらの光ファイバ挿入孔15は、光ファイバ14から個別化された光ファイバ心線14aの被覆を除去した裸ファイバ14bが挿入される貫通孔である。これら光ファイバ挿入孔15の出口は、中空部12の前方に形成された凹所13に臨んでいる。凹所13は、光コネクタ本体11の下面(図3における上側の面)に形成されている。凹所13の内側面の一つの面は、光ファイバ挿入孔15の出口に対向し、かつ、光ファイバ挿入孔15に挿入された裸ファイバ14bの光軸方向に対して45°傾斜したミラー(反射面)17となっている。なお、ミラー17は、凹所13の内側面に金属メッキ等を施すことで形成されており、光ファイバ挿入孔15の配列方向と同じ方向(光コネクタ本体11の短手方向)に長く延在している。
この光路変換型光コネクタ10を光ファイバ14の先端に取り付けるには、まず、光ファイバ14から光ファイバ心線14aを分離し、分離した光ファイバ心線14aの被覆を除去して露出させた裸ファイバ14bを光ファイバ挿入孔15に挿入する。そして、接着剤挿入窓12aから充填した接着剤により、光ファイバ心線14aを固定する。また、ミラー17のある凹所13に透明接着剤を充填する。このようにして、光ファイバ14に光路変換型光コネクタ10を接続することができる。この場合、光コネクタ本体11の下面に形成された凹所13の開口面が、光路変換型光コネクタ10の光入出力部18となり、ミラー17から光素子201に向かう複数の光路が形成される。光路は一定の間隔で一列に並んでいる。
また、この光路変換型光コネクタ10は、光電気複合基板200上の光素子201に対する位置決め手段として、光コネクタ本体11の下面(基板200に対向する面)に、基板200に向けて突出する2つの嵌合凸部19を有している。これら2つの嵌合凸部19は、凹所13を挟む両側に配置されている。一方、光電気複合基板200には、光路変換型光コネクタ10の嵌合凸部19に対応する位置にそれぞれ嵌合凹部205が形成されている。これらの基板200側の嵌合凹部205に光路変換型光コネクタ10側の嵌合凸部19を嵌合させることにより、光電気複合基板200に対して光路変換型光コネクタ10を位置決めして取り付けることができる。
このようにして光路変換型光コネクタ10を取り付けた状態において、光ファイバ心線14aからの光は、ミラー17で反射されて、光入出力部18から光路変換型光コネクタ10の外部に出射し、光素子201に入射する。また、光素子201からの光は、光入出力部18から光路変換型光コネクタ10内部に入り、ミラー17で反射されて、光ファイバ心線14aに入射する。
なお、上記の説明においては、複数本の光ファイバ心線14aを有する光ファイバ14の先端に光路変換型光コネクタ10を取り付ける場合について示したが、1本の光ファイバ心線14aの先端に光路変換型光コネクタ10を取り付けることもできる。
〔測定治具の構成〕
次に、本実施形態における測定治具(アタッチメント)1について、さらに詳述する。
図2は、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における測定治具の構成を示す分解斜視図である。
図5は、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における測定治具の構成要素である光コネクタ装着ブロックと光路変換型光コネクタとの関係を示す斜視図である。
この測定治具1は、図2及び図5に示すように、光路変換型光コネクタ10をそれぞれ着脱可能に装着することができる複数の光コネクタ装着ブロック30と、これら複数の光コネクタ装着ブロック30を収納するスライダ40と、このスライダ40を図2中矢印D方向(以下、スライド方向という)にスライド自在に保持する本体ハウジング50とを有して構成されている。また、スライダ40の上側には、各光コネクタ装着ブロック30を収納する凹所42を覆う収納部カバー70が取り付けられている。
本体ハウジング50は、光強度測定装置20のパネル21に固定されている。この本体ハウジング50には、スライダ40をスライド方向Dにおける所定の位置で仮固定する固定ピン(仮固定手段)60が設けられている。なお、これらの部品は、ステンレス、アルミ、真鍮等の金属で形成されている。
光コネクタ装着ブロック30は、図4に示した光電気複合基板200の代わりとなる部品である。各光コネクタ装着ブロック30は、図5に示すように、光路変換型光コネクタ10よりも大きめの平面視略長方形(矩形)板状に形成されている。光コネクタ装着ブロック30の四隅のうちの一角には、光コネクタ装着ブロック30の上下面や方向性を認識するのに役立つように切欠部34が設けられている。また、この光コネクタ装着ブロック30には、ピンセット等により挟むときの便宜のために、適宜切欠きが形成されている。この光コネクタ装着ブロック30は、他の部品に比べて精度よく加工する必要があるので、例えば、炭化タングステン等の超硬合金で放電加工により形成されている。
各光コネクタ装着ブロック30は、光電気複合基板200の光素子201の位置に対応して、上面から下面に貫通した透孔32を有している。透孔32は、光路変換型光コネクタ10の下面が光コネクタ装着ブロック30の上面31に載置されて位置決め固定されたとき、光路変換型光コネクタ10の下面の光入出力部18と対向する位置に形成されている。ここでは、光ファイバ14として光ファイバテープを用いているので、透孔32は、光路変換型光コネクタ10内部において成端された各光ファイバ心線14aの配列方向に沿って、すなわち、ミラー17の延在方向に沿って、長穴状に形成されている。
そして、透孔32内には、光路変換型光コネクタ10からの光路位置に対応した複数の貫通孔(アパーチャ)36を有する遮光治具(アパーチャープレート)35が配置されている。各貫通孔36は、光ファイバ14の各光ファイバ心線14aの本数に対応した個数だけ遮光治具35に形成されており、光が適切に出射されたときの光路上に正確に配置されている。貫通孔36の光入出力部18に対する位置は、光路変換型光コネクタ10が光電気複合基板200に載置されたときの光入出力部18に対する光素子201の位置に等しい。また、貫通孔36の大きさは、光素子201の大きさに等しく、例えば、直径120μmである。なお、貫通孔36の形状は、光素子201の受光面、または、発光面の形状に依存するので、円形に限られない。
光ファイバ14からの光が光路変換型光コネクタ10の光入出力部18から適切に出射された場合、この光は、中心部分が貫通孔36を通過し、周辺部の一部が遮光治具35によって遮蔽される。光ファイバ14からの光が光路変換型光コネクタ10の光入出力部18から適切に出射されていない場合には、この光は、遮光治具35の貫通孔36により、光軸に対して非対称に遮蔽される。貫通孔36を通過した光の強度を、光強度測定装置20により測定し、基準値との比較することにより、光ファイバ14及び光路変換型光コネクタ10における損失を評価することができる。なお、不適切な光の出射は、例えば、光ファイバ14が光路変換型光コネクタ10に適切に接続されていない場合や、光路変換型光コネクタ10のミラー17が適切に形成されていない場合などに生じる。
光コネクタ装着ブロック30は、光路変換型光コネクタ10に対する位置決め手段として機能する。すなわち、光コネクタ装着ブロック30の光路変換型光コネクタ10が載置される上面31には、2つの嵌合凹部33が形成されている。これら2つの嵌合凹部33は、光路変換型光コネクタ10の下面に設けられた2つの嵌合凸部19がそれぞれ嵌合される穴であり、透孔32を挟んで配置されている。嵌合凹部33のサイズは、光路変換型光コネクタ10の嵌合凸部19がちょうど嵌合される大きさに形成されており、嵌合凸部19が嵌合凹部33に嵌合されることにより、光路変換型光コネクタ10は、光コネクタ装着ブロック30に対して正確に位置決めされる。
光路変換型光コネクタ10が正しく位置決めされて光コネクタ装着ブロック30に装着されたとき、平面視長方形の光路変換型光コネクタ10は、平面視長方形の光コネクタ装着ブロック30の横方向(幅方向)に長手方向(縦方向)を向けて載置される。また、その状態で、光路変換型光コネクタ10の光入出力部18は、光コネクタ装着ブロック30の透孔32の遮光治具35に対向しており、光路変換型光コネクタ10側の光ファイバ心線14aに対応した光入出力部18内の各光路が、遮光治具35の各貫通孔36に一対一で対向するようになっている。
次に、スライダ40について説明する。
図6は、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置におけるスライダの構成を示す平面図である。
スライダ40は、図6に示すように、光路変換型光コネクタ10がそれぞれ装着された複数の光コネクタ装着ブロック30を、スライダ40のスライド方向Dに沿って一定の間隔(光コネクタ装着ブロック30の横幅寸法に相当する間隔)で並べて収納するものであり、平面視略長方形(矩形)の板状に形成されている。
このスライダ40は、肉薄の底板41のスライド方向Dと直交する幅方向の両端部上面に、肉厚角柱状の一対のレール部46が一体的に形成されており、スライド方向Dの正面から見た形状が、上下に潰れた略U字状に形成されたものである。底板41の幅方向中央部の上面には、複数の光コネクタ装着ブロック30をスライド方向Dに沿って一列に配列して収納するための矩形状の凹所42が設けられている。
この凹所42は、スライド方向Dの長さが、各光コネクタ装着ブロック30のスライド方向における長さと光コネクタ装着ブロック30の配列個数の積に等しく設定されており、隣接する光コネクタ装着ブロック30を密着配列して収納することができるようになっている。この場合、各光コネクタ装着ブロック30は、自身の横幅方向(短手方向)を、スライダ40のスライド方向Dに向けて配列されるようになっており、凹所42のスライド方向Dの長さは、光コネクタ装着ブロック30の横幅と配列個数の積に等しく設定されている。また、凹所42のスライド方向Dと直交する方向の幅寸法は、光コネクタ装着ブロック30の縦方向(光コネクタ装着ブロック30の長手方向)の長さにほぼ等しく設定されている。
凹所42の底面には、複数の光コネクタ装着ブロック30の各透孔32に対応する透孔43が設けられている。これらの透孔43は、光コネクタ装着ブロック30を凹所42に一列に並べて収納させたとき、各光コネクタ装着ブロック30の透孔32に連通する位置に形成されており、光路変換型光コネクタ10の光入出力部18から出射されて、光コネクタ装着ブロック30の透孔32を通って進む光を、スライダ40の下方に向けて通過させることができるようになっている。
次に、本体ハウジング50について説明する。
図7は、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における本体ハウジングの構成を示す平面図である。
本体ハウジング50は、図7に示すように、平面視略長方形(矩形)の板状に形成されており、光強度測定装置20のパネル21上に固定されたとき、底面がパネル21の表面に密着する。パネル21への固定は、例えば、本体ハウジング50の外側に張り出して設けたフランジ55をビス止めすることで行われる。
この本体ハウジング50も、肉薄の底板51のスライド方向Dと直交する幅方向の両端部上面に、肉厚角柱状の一対のレール部53が一体的に形成されており、スライド方向Dの正面から見た形状が、上下に潰れた略U字状に形成されたものである。この本体ハウジング50においては、底板51の幅方向中央部の肉薄部の上面に沿って、スライダ40がスライドするようになっている。
本体ハウジング50の底板51には、光強度測定装置20の光検出口23に対応する位置に円形の開口部52が形成されている。本体ハウジング50を光強度測定装置20に固定したとき、光検出口23の周縁に設けたリング23aが、開口部52に嵌まるようになっている。
本体ハウジング50の幅方向両端部のレール部53は、スライダ40の幅方向両端部のレール部46と組み合わさることで、スライダ40をスライドさせる際に、その動きを案内するガイド手段を構成する部分である。スライダ40側のレール部46の外側面には、スライド方向Dに延在する凸型レール46aが設けられ、本体ハウジング50側のレール部53の内側面には、スライド方向Dに延在し前記凸型レール46aが摺動自在に嵌まる凹型レール53aが設けられている。そして、これらの凸型レール46aと凹型レール53aが互いに摺動可能に嵌まり合うことで、スライド方向Dにおけるスライダ40の移動を許容するとともに、スライド方向Dと直交する方向へのスライダ40のガタつき(移動)を規制することができるようになっている。なお、スライダ40の両レール部46の延在方向の一端の外側の角部には、本体ハウジング50の両凹型レール53aの開口端に対して、凸型レール46aを挿入しやすくするための面取部47が設けられている。
また、前述したように、本体ハウジング50には、複数の光コネクタ装着ブロック30のうちの任意の1つが光強度測定装置20の光検出器22に対向するようにスライダ40をスライドさせたときに、その位置でスライダ40を仮固定可能な仮固定手段としての固定ピン60が設けられている。スライダ40には、固定ピン60に対応させて、複数の光コネクタ装着ブロック30の並ぶ間隔に合わせて配列された複数の位置決め凹部45が設けられている。
固定ピン60は、本体ハウジング50の一方のレール部53に貫通形成されたピン孔63に、スライダ40のスライド方向Dと直交する方向に摺動自在に挿入されている。固定ピン60は、先端がスライダ40の一方のレール部46に形成された位置決め凹部45のいずれか1つに係合することにより、スライダ40を仮固定できるようになっている。この場合の固定ピン60は、スライダ40の位置決め凹部45に向けて、図示しない付勢部材によって付勢されている。
固定ピン60が位置決め凹部45の何れか1つに係合された場合、それに対応するスライダ40の透孔43及び光コネクタ装着ブロック30の透孔32が、本体ハウジング50の開口部52に連通し、光強度測定装置20の光検出器22に対向する。
次に、収納部カバー70について説明する。
図8は、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における収納部カバーの構成を示す平面図である。
前述したように、光強度測定装置20のパネル21は床面に対して垂直に設けられる場合が多い。また、光路変換型光コネクタ10に接続されている光ファイバ14の弾性復元性等によって、光路変換型光コネクタ10が光コネクタ装着ブロック30から外れる可能性もある。そこで、本実施形態の測定治具1においては、ブロック収納部材30に複数の光コネクタ装着ブロック30を収納した状態で、光コネクタ装着ブロック30と、光コネクタ装着ブロック30に装着された光路変換型光コネクタ10と、光路変換型光コネクタ10に接続された光ファイバ14とを押えるための収納部カバー70が設けられている。
この収納部カバー70は、図8に示すように、ブロック収納部材30の底板31の上面にビス止め等により固定されるカバー本体71と、カバー本体71の端部にヒンジ75を介して一端が回動可能に設けられた可動蓋73とから構成されている。
カバー本体71は、ブロック収納部材30に固定された状態で、光コネクタ装着ブロック30をスライダ40に対して装着したり取り外したりできる開口71aを有しており、可動蓋73は、その開口71aを開閉できるように、開口71aよりも十分大きめに設けられている。
また、可動蓋73は、開口71aを閉じる閉位置付近に回動されたときに、閉位置に向けて付勢力を受けることで、光コネクタ装着ブロック30と、該光コネクタ装着ブロック30に装着された光路変換型光コネクタ10と、光路変換型光コネクタ10に接続された光ファイバ14とを、スライダ40に向けて押え込むことができるようになっている。この場合、その付勢力を発生する手段として、カバー本体71に、可動蓋73との間に吸引力を及ぼす磁石74が設けられている。磁石74の吸引力により可動蓋73を閉位置に向けて保持することにより、光路変換型光コネクタ10や光ファイバ14に対する過剰な押圧を回避することができる。
また、可動蓋73は、光路変換型光コネクタ10をスライダ40に向かって押圧するとともに、外部からの不要な光を遮蔽することができるように構成されている。可動蓋73の内面には、可動蓋73の押圧による光路変換型光コネクタ10や光ファイバ14の損傷や変形を防ぐため、弾性材料製の保護シート76が設けられている。
次に、光路変換型光コネクタ10の上面に嵌合する樹脂製の光コネクタカバー80について説明する。
図9は、図7におけるB−B矢視断面図であり、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における光コネクタ装着ブロック、光路変換型光コネクタ、ブロック収納部材及び収納部カバーの構成を示す断面図である。
図10は、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における光路変換型光コネクタと光コネクタカバーとの関係を示す斜視図である。
光コネクタカバー80は、必要に応じて使用するもので、図10に示すように、光コネクタ本体11の上面に当接する横壁81と、横壁81の幅方向の両端に設けられ光コネクタ本体11の側面に当接する一対の縦壁82とを有した断面H型をなしており、光コネクタ本体11の上半部に嵌まるようになっている。
光コネクタカバー80を用いる場合、図9に示すように、光コネクタカバー80は、光路変換型光コネクタ10と保護シート76との間に挟まる。このように挟まった状態で、保護シート76と横壁81との間に空間が確保されるので、その空間に光ファイバ14を配置することができ、保護シート76が直接光ファイバ14や光路変換型光コネクタ10の上面を押圧することが避けられる。
次に、上記のように構成された測定治具1を使用して、光路変換型光コネクタ10を光強度測定装置20に取り付け、各光路変換型光コネクタ10及び光ファイバ14を検査する際の手順を説明する。
まず、予め、スライダ40をセットした本体ハウジング50を、光強度測定装置20のパネル21に取り付ける。このとき、スライダ40には、収納部カバー70が既に付いているものとする。また、光ファイバ14の先端に取り付けてある光路変換型光コネクタ10は、それぞれ光コネクタ装着ブロック30に装着してあるものとする。
この状態で、収納部カバー70の可動蓋73を開き、光コネクタ装着ブロック30を一列に配列した状態で、スライダ40の凹所42に収納する。収納した後、収納部カバー70の可動蓋73を閉じると、磁石74の吸引作用により可動蓋73が光コネクタカバー80を介して、光路変換型光コネクタ10、光ファイバ14及び光コネクタ装着ブロック30をスライダ40に向けて押さえ込む。これによりセットが完了し、以降の検査ができるようになる。
検査に当たっては、スライダ40をスライドさせつつ、固定ピン60を操作してスライダ40を位置決め固定する。
図11中の(a)〜(c)は、図2におけるA−A矢視の要部断面図であり、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置におけるブロック収納部材をスライドさせる過程を順を追って示す平面図である。
固定ピン60の操作は、次のように行う。まず、図11中の(a)に示すように、固定ピン60が位置決め凹部45のうちの1つ(例えば、凹部45a)に係合されているものとする。図11中の(a)に示す状態では、スライダ40は移動できない。
次に、固定ピン60を図11中の(a)に示す位置から図11中の(b)に示す位置に一旦引き抜く。固定ピン60が位置決め凹部45aから完全に引き抜かれたとき、スライダ40は移動可能となる。そこで、位置決め凹部45のうちの他の1つ(例えば、凹部45b)が固定ピン60に合うように、スライダ40を移動させる。その後、図11中の(c)に示すように、固定ピン60を位置決め凹部45bに挿入することにより、スライダ40を所定の位置ごとに固定することができ、その状態で、複数の光路変換型光コネクタ10の何れか1つを、光検出器22に対向する位置に固定することができる。
このように固定した状態で、光路変換型光コネクタ10毎に測定を行い、光ファイバ14からの光の減衰量を光強度測定装置20により測定することができる。
スライダ40に収納した全ての光コネクタ装着ブロック30の光路変換型光コネクタ10の測定が終了したら、収納部カバー70の可動蓋73を開いて、次の光コネクタ装着ブロック30に交換して、同様の作業を行う。
上述のように、本実施形態の測定治具1においては、光路変換型光コネクタ10を、光強度測定装置20に適切に装着することができる。しかも、複数の光路変換型光コネクタ10をそれぞれ光コネクタ装着ブロック30を介して一括してスライダ40に配置し、そのスライダ40を順次スライドさせて仮固定手段である固定ピン60により仮固定しながら測定することにより、各光路変換型光コネクタ10を逐次的に検査することができる。したがって、複数の光路変換型光コネクタ10の交換作業を一括して行うことができ、検査時間を短縮しながら効率良く検査を行うことができる。
特に、光コネクタ装着ブロック30の透孔32内に、光路変換型光コネクタ10側の適正な光路位置に対応した貫通孔36を配置しているので、ミラー17の性能などにより光路が適正位置からずれているときなどには、貫通孔36から外れた光が遮光治具35によって遮蔽されるので、光減衰量の変化により内蔵ミラー17などの性能評価を容易に行うことができる。
また、スライダ40の凹所42に複数の光コネクタ装着ブロック30を収納するだけで検査できる所定の配列に光コネクタ装着ブロック30を安定保持することができるので、交換作業の容易化を図ることができる。
また、収納部カバー70に設けた可動蓋73を開けば、カバー本体71をスライダ40に固定した状態のまま、光路変換型光コネクタ10の交換ができるので、交換作業を簡単に行うことができる。また、可動蓋73を閉じれば、可動蓋73によって光コネクタ装着ブロック30、光路変換型光コネクタ10及び光ファイバ14をスライダ40に向けて押え込むことができるので、不用意に光コネクタ装着ブロック30等が外れたり動いたりすることがないように支持することができる。しかも、可動蓋73は閉位置に磁石74により付勢されているので、過大な力で光ファイバ14等を押さえ込むこともなく、光ファイバ14等に無用な損傷を与える心配がない。特に、可動蓋73には、磁石74の吸引力を付勢力として働かせているので、複雑な構造を必要とせず、可動蓋73をカバー本体71から引き離す方向に引っ張るだけで、可動蓋73を簡単に開放することができる。したがって、光路変換型光コネクタ10の交換作業を極めて容易に行うことができる。
また、ピン孔63に挿入した固定ピン60の先端をスライダ40の位置決め凹部45に係合させるだけで、スライダ40を位置決めしながら容易に仮固定することができるので、繰り返しの仮固定作業を容易に行うことができる。特に、スライダ40を仮固定するときに、固定ピン60をスライダ40の位置決め凹部45に向けて付勢しているので、付勢力に抗して位置決め凹部45から固定ピン60を抜き、その状態でブロック移動部材40をスライドさせ、他の位置決め凹部45を固定ピン60の位置に位置決めして固定ピン60を離すだけで、自動的に固定ピン60の先端をスライダ40の位置決め凹部45に係合させることができる。したがって、仮固定の作業性を更に良くすることができる。
また、平面視矩形板状の本体ハウジング50とスライダ40の幅方向の両側部に、スライダ40のスライド動作を案内する凸型レール46aと凹型レール53aの組み合わせからなる一対のガイド手段を設けているので、スムーズに、かつ、精度よくスライダ40をスライドさせることができる。
〔その他の実施の形態(1)〕
図12は、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における測定治具の構成の他の例を示す分解斜視図である。
図13は、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における測定治具の構成の他の例を示す平面図である。
図14は、本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置における測定治具の構成の他の例において光コネクタ装着ブロックを装着した状態を示す平面図である。
本発明に係る接続損失測定方法を実施するための接続損失測定装置の測定治具1は、図12乃至図14に示すように、光強度測定装置20が複数の光検出器22a,22b,22c,22dを備えている場合には、スライダ40を光強度測定装置20のパネル21に固定して取り付けて構成してもよい。
この場合には、本体ハウジング50を用いずに、スライダ40をパネル21に直接固定する。スライダ40は、固定ピン60が嵌入するための凹部45が不要である以外は、前述した実施の形態におけるものと同様の構成である。また、収納部カバー70は、前述した実施の形態におけるものと同様の構成のものを同様に使用することができる。
この測定治具1においては、スライダ40をパネル21に固定したとき、スライダ40の各透孔43及び各光コネクタ装着ブロック30の透孔32が、光強度測定装置20の各光検出器22a,22b,22c,22dに対応して対向するようになっている。
このように構成された測定治具1を使用して、光路変換型光コネクタ10を光強度測定装置20に取り付け、各光路変換型光コネクタ10及び光ファイバ14を検査する際の手順を説明する。
まず、スライダ40を光強度測定装置20のパネル21に取り付ける。このとき、スライダ40には、収納部カバー70が既に付いているものとする。また、光ファイバ14の先端に取り付けてある光路変換型光コネクタ10は、それぞれ光コネクタ装着ブロック30に装着してあるものとする。
この状態で、収納部カバー70の可動蓋73を開き、光コネクタ装着ブロック30を一列に配列した状態で、スライダ40の凹所42に収納する。収納した後、収納部カバー70の可動蓋73を閉じると、磁石74の吸引作用により可動蓋73が光コネクタカバー80を介して、光路変換型光コネクタ10、光ファイバ14及び光コネクタ装着ブロック30をスライダ40に向けて押さえ込む。これによりセットが完了し、以降の検査ができるようになる。この状態で、複数の光路変換型光コネクタ10は、それぞれが対応する光検出器22a,22b,22c,22dのいずれかに対向する位置に固定されている。
このように固定した状態で、各光検出器22a,22b,22c,22dを順次用いて、光路変換型光コネクタ10毎に測定を行い、光ファイバ14からの光の減衰量を光強度測定装置20により測定することができる。なお、各光検出器22a,22b,22c,22dを同時に用いて、各光路変換型光コネクタ10について同時進行で測定を行うこともできる。ただし、この場合においても、各光路変換型光コネクタ10については、前述したように、光ファイバ心線14aの1本ずつについて測定する。すなわち、光検出器22a,22b,22c,22dが4個である場合には、各光路変換型光コネクタ10について1本ずつの光ファイバ心線14aで、計4本の光ファイバ心線14aが同時に測定されることとなる。
スライダ40に収納した全ての光コネクタ装着ブロック30の光路変換型光コネクタ10の測定が終了したら、収納部カバー70の可動蓋73を開いて、次の光コネクタ装着ブロック30に交換して、同様の作業を行う。
上述のように、本実施形態の測定治具1においては、光路変換型光コネクタ10を、光強度測定装置20に適切に装着することができる。しかも、複数の光路変換型光コネクタ10をそれぞれ光コネクタ装着ブロック30を介して一括してスライダ40に配置して測定することにより、各光路変換型光コネクタ10を逐次的に検査することができる。したがって、複数の光路変換型光コネクタ10の交換作業を一括して行うことができ、検査時間を短縮しながら効率良く検査を行うことができる。
特に、光コネクタ装着ブロック30の透孔32内に、光路変換型光コネクタ10側の適正な光路位置に対応した貫通孔36を配置しているので、ミラー17の性能などにより光路が適正位置からずれているときなどには、貫通孔36から外れた光が遮光治具35によって遮蔽されるので、光減衰量の変化により内蔵ミラー17などの性能評価を容易に行うことができる。
また、スライダ40の凹所42に複数の光コネクタ装着ブロック30を収納するだけで検査できる所定の配列に光コネクタ装着ブロック30を安定保持することができるので、交換作業の容易化を図ることができる。
また、収納部カバー70に設けた可動蓋73を開けば、カバー本体71をスライダ40に固定した状態のまま、光路変換型光コネクタ10の交換ができるので、交換作業を簡単に行うことができる。また、可動蓋73を閉じれば、可動蓋73によって光コネクタ装着ブロック30、光路変換型光コネクタ10及び光ファイバ14をスライダ40に向けて押え込むことができるので、不用意に光コネクタ装着ブロック30等が外れたり動いたりすることがないように支持することができる。しかも、可動蓋73は閉位置に磁石74により付勢されているので、過大な力で光ファイバ14等を押さえ込むこともなく、光ファイバ14等に無用な損傷を与える心配がない。特に、可動蓋73には、磁石74の吸引力を付勢力として働かせているので、複雑な構造を必要とせず、可動蓋73をカバー本体71から引き離す方向に引っ張るだけで、可動蓋73を簡単に開放することができる。したがって、光路変換型光コネクタ10の交換作業を極めて容易に行うことができる。
〔その他の実施の形態(2)〕
図15は、本発明に係る挿入損失測定方法を実施するための挿入損失測定装置における測定治具の構成のさらに他の例を示す平面図である。
図16は、本発明に係る挿入損失測定方法を実施するための挿入損失測定装置における測定治具の構成のさらに他の例において光コネクタを装着した状態を示す平面図である。
本発明に係る挿入損失測定方法を実施するための挿入損失測定装置においては、図15に示すように、収納部カバー70上にコネクタアダプタ90を装着することにより、光路変換型光コネクタ10に代えて、図16に示すように、光ファイバ14が取り付けられ光ファイバ14からの出射光の光路を変換せずに出射する直線型光コネクタ92(例えば、「MPOコネクタ」(JIS F13形))を、光強度測定装置20に適切に装着することができる。直線型光コネクタ92は、光ファイバ14の出射端に取り付けられている。直線型光コネクタ92は、光ファイバ14が取り付けられ、光ファイバ14からの出射光の光路を変換せずに出射するようになっている。
図17は、本発明に係る挿入損失測定方法を実施するための挿入損失測定装置における測定治具の構成のさらに他の例において光コネクタを装着した状態を示す斜視図である。
コネクタアダプタ90は、図15乃至図17に示すように、平板状に形成され、中央部に、直線型光コネクタ92の先端側が挿入され装着されるコネクタ装着孔91が設けられている。コネクタアダプタ90は、両側部に位置決め孔94を有し、これら位置決め孔94に、収納部カバー70上に設けられた位置決めピン93が挿入されることにより、収納部カバー70上に位置決めして装着される。コネクタアダプタ90の形状には方向性があり、コネクタアダプタ90は、逆方向には装着できないようになっている。
コネクタ装着孔91には、直線型光コネクタ92の先端側が挿入されることにより、通常のコネクタ同士の装着状態と同様に直線型光コネクタ92が装着される。直線型光コネクタ92及びコネクタ装着孔91の形状には方向性があり、直線型光コネクタ92は、コネクタアダプタ90に対して逆方向には装着できないようになっている。
コネクタアダプタ90を介して収納部カバー70に装着された直線型光コネクタ92から光強度測定装置20の光検出器22に至る光路は、前述した実施の形態と同様であり、前述した実施の形態において述べた測定手順により、直線型光コネクタ92を含む測定対象について、光ファイバ損失を測定することができる。
なお、光強度測定装置20が複数の光検出器22a,22b,22c,22dを備えている場合には、これら光検出器22a,22b,22c,22dに対応して複数の位置決めピン93を設けておき、コネクタアダプタ90を移動させることにより、各光検出器22a,22b,22c,22dのうちの任意の光検出器を用いた測定を行うことができる。
本発明は、光減衰量を求める光強度測定装置を用いて光ファイバにおける損失を測定する接続損失測定方法及び挿入損失測定方法に適用される。
1 測定治具
10 光路変換型の光コネクタ
14 光ファイバ
20 光強度測定装置
35 遮光治具
36 貫通孔
90 コネクタアダプタ
92 直線型コネクタ

Claims (4)

  1. 固定された光ファイバの光路と交差する光路を有する光モジュール上の光素子に前記光ファイバを接続する光コネクタについての接続損失を測定するために、前記光素子の受発光領域の大きさ及び位置に対応する大きさ及び位置を有する貫通孔を有する遮光治具を前記光コネクタの接続面に対向させて取り付け、取り付けた前記光コネクタを前記遮光治具を介して前記接続面を対向させて光強度測定装置の受光部に装着し、
    前記光強度測定装置が、前記光コネクタを前記光モジュールと接続した際の接続損失を求めるのに使用するために、前記光コネクタで光路変換された光を前記遮光治具の前記貫通孔を介して前記受光部で受光して第1の光強度を測定する
    ステップを含み、
    前記光コネクタは、前記光モジュールの嵌合凹所又は嵌合凸部との位置合わせのために、前記接続面に嵌合凸部又は嵌合凹所を有し、
    前記遮光治具は、前記光コネクタに取り付けた際に、前記光モジュールの嵌合凹所又は嵌合凸部と対応する大きさ及び位置となる嵌合凹所又は嵌合凸部を有する
    失測定方法。
  2. 光ファイバの一端に設けられ光ファイバの光路と交差する光路を有する光モジュール上の光素子に前記光ファイバを接続する光路変換型の光コネクタ付き光ファイバについての挿入損失を測定するために、前記光素子の受発光領域の大きさ及び位置に対応する大きさ及び位置を有する貫通孔を有する遮光治具を前記光コネクタの接続面に対向させて取り付け、取り付けた前記光コネクタを前記遮光治具を介して前記接続面を対向させて光強度測定装置の受光部に装着し、
    前記光強度測定装置が、前記光コネクタ付き光ファイバを前記光モジュールと接続した際の挿入損失を求めるのに使用するために、前記光コネクタで光路変換された光を前記遮光治具の前記貫通孔を介して前記受光部で受光して第1の光強度を測定する
    ステップを含み、
    前記光コネクタは、前記光モジュールの嵌合凹所又は嵌合凸部との位置合わせのために、前記接続面に嵌合凸部又は嵌合凹所を有し、
    前記遮光治具は、前記光コネクタに取り付けた際に、前記光モジュールの嵌合凹所又は嵌合凸部と対応する大きさ及び位置となる嵌合凹所又は嵌合凸部を有する
    失測定方法。
  3. 前記光コネクタに一端を固定した前記光ファイバの他端に設けられた光コネクタと接続される測定用光コネクタを、その測定用光コネクタから出射する光を受光するように前記光強度測定装置の前記受光部に装着し、
    前記光強度測定装置が、前記第1の光強度を較正するために、前記測定用光コネクタから出射する光を前記受光部で受光して第2の光強度を測定する
    ステップをさらに含む請求項1、または、請求項2記載の損失測定方法。
  4. 前記光強度測定装置は、前記受光部と、前記光コネクタを装着可能な被装着部複数を所定方向に配列して保持し、前記所定方向にスライド可能であり、前記複数の被装着部のそれぞれが前記受光部の正面となった状態で仮固定可能なスライダとを備え、
    前記光強度測定において、前記複数の被装着部のそれぞれが前記受光部の正面となった状態で前記スライダを順次仮固定し、それぞれの被装着部に装着された光コネクタについて光強度測定を行うことを繰り返す
    請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の損失測定方法。
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