JP5855254B2 - エレベータの釣合おもり装置 - Google Patents
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Description
この発明は、エレベータの釣合おもり装置に関し、特に地震揺れにより釣合おもり装置がガイドレールから外れるのを防止するための技術に関するものである。
従来の一般的なエレベータの釣合おもり装置では、複数のおもりが積層されて枠体の内側に搭載されている。枠体は、一対の縦枠と上枠と下枠とを長方形に組んで構成されている。上枠及び下枠は、溶接又は複数のボルトにより縦枠に固定されている。また、昇降路内には、釣合おもり装置の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレールが設置されている。枠体の幅方向両側には、釣合おもりガイドレールに係合する複数のガイドシューが取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の釣合おもり装置では、地震揺れにより釣合おもりガイドレールに変形(撓み)が生じると、変形に追従することができず、ガイドシューがガイドレールから外れることがあった。これは、ガイドレールの変形に対して枠体が変形せず、しかもガイドシューが固定式であるためである。また、積まれているおもりは単なる鉄の塊であるため、おもりに地震揺れを低減する機能はない。
一方、かご室は、複数の薄板を組み合わせて構成されているため、地震揺れのエネルギーをある程度吸収することができ、また、かご床も防振ゴムを介して支持されており、さらに、乗客も地震揺れをある程度吸収することができるため、地震揺れによってかごガイドレールからかごが外れることは殆どない。
上記のような釣合おもり装置の脱レールに対して、外枠と内枠とからなる二重枠構造の枠体を用い、外枠と内枠との間に複数の防振ゴムを介在させる方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、従来の他のエレベータ装置では、昇降路の上部及び下部で釣合おもりが屈曲され、昇降路の中間部で釣合おもりが伸展される(例えば、特許文献3参照)。
上記のような二重枠構造の枠体を用いた従来の釣合おもり装置では、揺れを吸収する範囲が小さいため、ガイドレールの撓みが大きいと、脱レールを防ぐことができなかった。また、釣合おもりを屈曲・伸展させるのは、昇降路の頂部及び底部の省スペース化を図るためであり、地震揺れによるガイドレールの変形に対して、ガイドシューがガイドレールから外れるのを防止することはできなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ガイドレールの変形に対して、ガイド装置がガイドレールから外れるのをより確実に防止することができるエレベータの釣合おもり装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの釣合おもり装置は、第1及び第2の縦枠と、第1及び第2の縦枠の上部間に設けられている上枠と、第1及び第2の縦枠の下部間に設けられている下枠とを有している枠体、枠体の内側に搭載されている釣合おもり本体、及び枠体の幅方向両側に設けられており、昇降路内に設置された一対のガイドレールに係合する複数のガイド装置を備え、上枠及び下枠は、第1及び第2の縦枠にそれぞれ回動可能に連結されており、ガイド装置は、枠体に対して、枠体の幅方向及び枠体の厚さ方向へ変位可能であり、かつ枠体の上下方向に平行な軸を中心として回動可能である。
この発明のエレベータの釣合おもり装置は、上枠及び下枠が、第1及び第2の縦枠にそれぞれ回動可能に連結されており、ガイド装置が、枠体に対して、枠体の幅方向及び枠体の厚さ方向へ変位可能であり、かつ枠体の上下方向に平行な軸を中心として回動可能であるため、地震揺れ等によるガイドレールの変形に対して、枠体の変形やガイド装置の変位、回動により追従することができ、ガイド装置がガイドレールから外れるのをより確実に防止することができる。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機(駆動装置)3、そらせ車4、及び制御装置5が設置されている。巻上機3は、駆動シーブ6と、駆動シーブ6を回転させる巻上機モータと、駆動シーブ6の回転を制動するブレーキ装置としての巻上機ブレーキ(電磁ブレーキ)7とを有している。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機(駆動装置)3、そらせ車4、及び制御装置5が設置されている。巻上機3は、駆動シーブ6と、駆動シーブ6を回転させる巻上機モータと、駆動シーブ6の回転を制動するブレーキ装置としての巻上機ブレーキ(電磁ブレーキ)7とを有している。
駆動シーブ6及びそらせ車4には、懸架手段8が巻き掛けられている。懸架手段8としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。懸架手段8の第1の端部には、かご9が接続されている。懸架手段8の第2の端部には、釣合おもり装置10が接続されている。
かご9及び釣合おもり装置10は、懸架手段8により昇降路1内に吊り下げられており、巻上機3により昇降路1内を昇降される。制御装置5は、巻上機3の回転を制御することにより、設定した速度でかご9を昇降させる。
昇降路1内には、かご9の昇降を案内する一対のかごガイドレール11と、釣合おもり装置10の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール12とが設置されている。かごガイドレール11は、かご9の幅方向の両側に配置されている。釣合おもりガイドレール12は、釣合おもり装置10の幅方向の両側に配置されている。
昇降路1の底部には、かご9の昇降路底部への衝突を緩衝するかご緩衝器13と、釣合おもり装置10の昇降路底部への衝突を緩衝する釣合おもり緩衝器14とが設置されている。
かご9の下部には、かごガイドレール11に係合してかご9を非常停止させる非常止め装置15が搭載されている。
機械室2には、かご9の過速度走行を検出するかご調速機16が設けられている。かご調速機16には、かご調速機ロープ17が巻き掛けられている。かご調速機ロープ17は、昇降路1内に環状に敷設され、作動レバー15aを介してかご非常止め装置15に接続されている。また、かご調速機ロープ17は、昇降路1の下部に設けられたかご調速機ロープ張り車18に巻き掛けられている。これにより、かご9が昇降されると、かご調速機ロープ17が循環移動される。
かご調速機16は、かご9の昇降速度が予め設定された第1過速度(通常は定格速度の1.3倍程度)になると、巻上機3への通電を遮断し、巻上機ブレーキ7によりかご9を停止させる。
また、例えば懸架手段8が破断した場合など、巻上機3が停止しても、かご9が停止することなく下降を続け、かご速度が予め設定された第2過速度(通常は定格速度の1.4倍程度)になると、かご調速機16は、かご調速機ロープ17を把持してかご調速機ロープ17の循環移動を停止させる。これにより、かご9に対して作動レバー15aが引き上げられ、かご非常止め装置15が作動され、かご9が非常停止される。
かご9には、一対のかごドア21と、かごドア21を開閉駆動するかごドア装置22とが設けられている。かごドア21の開閉は、制御装置5により制御される。
複数階の乗場には、乗場ドア23a〜23dが一対ずつ設けられている。乗場ドア23a〜23dは、かご9が着床位置に停止した際に、かごドア21の開閉に連動して開閉される。各乗場ドア23a〜23dの上方には、対応する乗場ドア23a〜23dの開閉移動をガイドする乗場ドアガイド装置24a〜24dが設けられている。
図2は図1の釣合おもり装置10を示す正面図である。釣合おもり装置10は、枠体31と、枠体31の内側に搭載されている釣合おもり本体32と、枠体31の幅方向(図2の左右方向)両側に設けられているガイド装置としての複数(この例では6個)のガイドシュー(スライディングシュー)33とを有している。
枠体31は、第1及び第2の縦枠31a,31bと、第1及び第2の縦枠31a,31bの上部間に水平に設けられている上枠31cと、第1及び第2の縦枠31a,31bの下部間に水平に設けられている下枠31dとを有している。第1及び第2の縦枠31a,31bは互いに平行であり、上枠31cと下枠31dとは互いに平行である。
上枠31cの長手方向両端部は、第1及び第2の縦枠31a,31bの上端部にピン34を介してそれぞれ回動可能に連結されている。下枠31dの長手方向両端部は、第1及び第2の縦枠31a,31bの下端部にピン34を介してそれぞれ回動可能に連結されている。各ピン34としては、リーマボルトが用いられている。
枠体31は、通常は長方形であるが、地震揺れ等により釣合おもりガイドレール12が変形されると、釣合おもりガイドレール12の変形に応じて平行四辺形に変形可能である。
上枠31cの下面には、綱止め板35が固定されている。綱止め板35には、複数の締結具36を介して懸架手段8が接続されている。下枠31dの下面には、釣合おもり緩衝器14に当接される緩衝器当板37が固定されている。
釣合おもり本体32は、枠体31内に積層された複数のブロック状の主おもり32aと、主おもり32aの積層体上に載せられた複数の板状の調整おもり32bとを有している。調整おもり32bは、主おもり32aよりも薄く軽量である。
ガイドシュー33は、縦枠31a,31bの上端部、中間部及び下端部にそれぞれ配置されている。縦枠31a,31bの上端部に位置するガイドシュー33には、給油器38がそれぞれ設けられている。
枠体31には、釣合おもりガイドレール12の変形により枠体31が変形された際に枠体31を長方形に戻す力を発生する形状維持装置39が設けられている。
図3は図2の形状維持装置39を拡大して示す正面図である。形状維持装置39は、カム体40、アーム41、ダンパ付き軸受42、ばね受け43、押付ばね44、押付ローラ45及び補助ローラ46を有している。
カム体40は、上枠31cの下面に固定されている第1及び第2の三角カム40a,40bを有している。第1及び第2の三角カム40a,40bは、直角三角形のブロックであり、互いに反対向きに配置されている。これにより、カム体40には、断面三角形のカム溝(谷部)40cが形成されている。
アーム41の基端部は、第1の縦枠31aに揺動可能に連結されている。なお、アーム41は、第2の縦枠31bに連結しても、縦枠31a,31bの両方に連結してもよい。ダンパ付き軸受42は、アーム41の先端部の上面に支持されている。ダンパ付き軸受42は、軸方向(上下方向)に伸縮可能である。
押付ローラ45は、ダンパ付き軸受42の上端部に設けられており、カム溝40cの内面に当接されている。補助ローラ46は、アーム41の先端部の下面に取り付けられており、調整おもり32bの上面に当接されている。
ばね受け43は、ダンパ付き軸受42の上端部近傍に固定されている。押付ばね44は、ばね受け43とアーム41の上面との間に配置されており、ダンパ付き軸受42を伸ばす方向へばね受け43を付勢することにより、押付ローラ45をカム溝40cに押し付けている。
釣合おもりガイドレール12の変形により枠体31が変形されると、アーム41が枠体31の幅方向の左右いずれかへ移動され、押付ローラ45がカム溝40c内を移動される。このとき、カム溝40cの傾斜面により、押付ばね44のばね力に抗して押付ローラ45が下動され、ダンパ付き軸受42が押し縮められる。これにより、押付ばね44の復元力、即ち、枠体31を長方形に戻そうとする力が発生する。
図4は図2の第2の縦枠31bと上枠31cとの連結部を拡大して示す斜視図、図5は図4の連結部を示す分解斜視図、図6は図4の連結部を示す正面図、図7は図4の連結部を示す平面図である。
第2の縦枠31bには、ピン(リーマボルト)34が貫通する一対の貫通孔51が設けられており、上枠31cには、ピン34が貫通する一対の貫通孔52が設けられている(図5)。即ち、ピン34は、第2の縦枠31bと上枠31cとを水平に貫通しており、第2の縦枠31b及び上枠31cは、ピン34を中心として回動可能に連結されている。
ガイドシュー33は、釣合おもりガイドレール12に係合するシュー本体33aと、シュー本体33aの背面に設けられたU字形のシュー支持部(首部)33bとを有している。シュー支持部33bには、ピン34が貫通する一対の長孔33cが設けられている。第2の縦枠31bには、シュー支持部33bが挿入される開口53が設けられている。
ピン34には、その頭部側から順に、座金54、第1の厚さ方向ばね55、円筒状のカラー56、第2の厚さ方向ばね57及び座金58が通されている。そして、ピン34の先端のねじ部には、ナット59が螺着されている。
座金54は、ピン34の頭部と第2の縦枠31bの側面との間に介在されている。座金58は、ナット59と第2の縦枠31bの側面との間に介在されている。第1及び第2の厚さ方向ばね55,57は、シュー支持部33bの両側で、シュー支持部33bと上枠31cの内面との間にそれぞれ配置されている。
カラー56の軸方向中間部は、シュー支持部33bの内側に配置されている。カラー56の軸方向両端部は、それぞれ長孔33cに挿入されている。カラー56は、シュー支持部33bに対して、長孔33cに沿って相対的に移動可能である。
カラー56の中間部の外周には、長孔33cからのカラー56の抜けを防止する円筒状のストッパ60が設けられている。ストッパ60は、図8に示すように、一対の皿ネジ61によりカラー56に固定されている。
第2の縦枠31bには、開口53を上下方向に横切るばね支持板62が設けられている。ばね支持板62は、枠体31の厚さ方向(図7の上下方向)へスライド可能になっている。ばね支持板62には、ガイドシュー33を第2の縦枠31bから枠体31の幅方向外側へ突出する方向へ付勢する幅方向ばね63が設けられている。
図4〜図8では、図2の左上のガイドシュー33の支持構造を示したが、他のガイドシュー33も同様の構造で支持されている。このような支持構造により、各ガイドシュー33は、枠体31に対して、枠体31の幅方向及び枠体31の厚さ方向へ変位可能であり、かつ枠31の上下方向(縦枠31a,31bの長手方向)に平行な軸を中心として回動(首振り)可能となっている。
次に、動作について説明する。図9は図1の釣合おもりガイドレール12が釣合おもり装置10の幅方向へ変形した状態を示す説明図、図10は図1の釣合おもりガイドレール12が釣合おもり装置10の厚さ方向へ変形した状態を示す説明図である。各釣合おもりガイドレール12は、複数のレール取付金具25を介して複数の建屋フロア大梁26に固定されている。このため、地震揺れにより建屋に変形が生じると、釣合おもりガイドレール12にも、図9や図10に示すように波打つような変形が生じることがある。
このとき、左右の釣合おもりガイドレール12に同様の変形が生じる場合もあるが、例えば図11に示すように、左右の釣合おもりガイドレール12に異なる変形が生じる場合もある。図11では、一方の釣合おもりガイドレール12の中心線を線12aで示し、他方の釣合おもりガイドレール12の中心線を線12bで示している。
図12は図9に示すように釣合おもりガイドレール12が変形したときの釣合おもり装置10の状態を示す正面図、図13は図12の釣合おもり装置10を拡大して示す正面図、図14は図12の第2の縦枠31bと上枠31cとの連結部を示す正面図であり、図12では形状維持装置39を省略している。
釣合おもりガイドレール12が釣合おもり装置10の幅方向へ変形されると、枠体31は、図12及び図13に示すように、釣合おもり本体32を保持したまま、釣合おもりガイドレール12の変形に対応して平行四辺形に変形される。これにより、ガイドシュー33の釣合おもりガイドレール12への係合状態が維持される。
図15は図7の第2の縦枠31bと釣合おもりガイドレール12との距離が大きくなった状態を示す平面図である。図15に示すように、釣合おもりガイドレール12の変形により、縦枠31a,31bと釣合おもりガイドレール12との距離が枠体31の幅方向に変化すると、幅方向ばね63の伸縮により、縦枠31a,31bに対してガイドシュー33が枠体31の幅方向へ変位する。これにより、ガイドシュー33の釣合おもりガイドレール12への係合状態が維持される。
図16は図7の釣合おもりガイドレール12が第2の縦枠31bに対して枠体31の厚さ方向へ変位した状態を示す平面図である。図16に示すように、釣合おもりガイドレール12の変形により、釣合おもりガイドレール12が縦枠31a,31bに対して枠体31の厚さ方向へ変位すると、厚さ方向ばね55,57の伸縮により、縦枠31a,31bに対してガイドシュー33が枠体31の厚さ方向へ変位する。これにより、ガイドシュー33の釣合おもりガイドレール12への係合状態が維持される。
図17は図7の釣合おもりガイドレール12に捻りが生じた状態を示す平面図である。図17に示すように、釣合おもりガイドレール12が捻るように変形された場合、ガイドシュー33は、枠体31に対して上下方向に平行な軸を中心として回動(首振り)される。これにより、ガイドシュー33の釣合おもりガイドレール12への係合状態が維持される。
このような釣合おもり装置10では、上枠及び下枠が、枠体31の四隅で、第1及び第2の縦枠にそれぞれ回動可能に連結(ピン結合)されており、ガイドシュー33が、枠体31に対して、枠体31の幅方向及び枠体31の厚さ方向へ変位可能であり、かつ枠体31の上下方向に平行な軸を中心として回動可能であるため、地震揺れ等による釣合おもりガイドレール12の変形に対して、枠体31の変形やガイドシュー33の変位、回動により柔軟に追従することができる。これにより、ガイドシュー33が釣合おもりガイドレール12から外れるのをより確実に防止することができる。
また、枠体31を長方形に戻す力を発生する形状維持装置39を枠体31に設けたので、釣合おもりガイドレール12が変形していない場合には、枠体31の形状を長方形に維持することができ、釣合おもり装置10を安定して昇降させることができる。
さらに、カム体40、押付ローラ45、アーム41及び押付ばね44を有する形状維持装置39を用いたので、簡単な構成により、枠体31の形状を長方形に維持することができる。
実施の形態2.
次に、図18はこの発明の実施の形態2による釣合おもり装置を示す正面図、図19は図18の第2の縦枠31bと上枠31cとの連結部を拡大して示す分解斜視図、図20は図19の連結部を示す正面図である。
次に、図18はこの発明の実施の形態2による釣合おもり装置を示す正面図、図19は図18の第2の縦枠31bと上枠31cとの連結部を拡大して示す分解斜視図、図20は図19の連結部を示す正面図である。
実施の形態2では、実施の形態1のガイドシュー33の代わりに、ガイド装置としてローラガイド装置64が用いられている。各ローラガイド装置64は、釣合おもりガイドレール12に係合するローラガイド本体65と、ローラガイド本体65の背面に設けられたU字形のローラガイド支持部(首部)66とを有している。
各ローラガイド本体65には、釣合おもりガイドレール12の頭面(縦枠31a又は31bに対向する面)に沿って転動される一対の頭面ガイドローラ65a,65bと、釣合おもりガイドレール12の両側面に沿って転動される一対の側面ガイドローラ65c,65dが設けられている。
頭面ガイドローラ65a,65bは、上下方向に互いに間隔をおいて配置されている。側面ガイドローラ65c,65dは、上下方向の同じ位置に配置されており、釣合おもりガイドレール12を挟持している。
ローラガイド支持部66は、実施の形態1のシュー支持部33bと同様に、第1又は第2の縦枠31a,31bの対応する開口53に挿入されている。縦枠31a,31bには、頭面ガイドローラ65a,65bを逃がす複数のローラ逃がし孔67が設けられている。また、各ローラガイド支持部66には、ピン34が貫通する一対の長孔66aが設けられている。さらに、実施の形態1で用いた給油器38は、実施の形態2では省略されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
図21は図9に示すように釣合おもりガイドレール12が変形したときの図18の釣合おもり装置の状態を示す正面図、図22は図21の釣合おもり装置を拡大して示す正面図、図23は図21の第2の縦枠31bと上枠31cとの連結部を示す正面図であり、図21では形状維持装置39を省略している。
このような釣合おもり装置によっても、地震揺れ等による釣合おもりガイドレール12の変形に対して、枠体31の変形やローラガイド装置64の変位、回動により柔軟に追従することができ、ローラガイド装置64が釣合おもりガイドレール12から外れるのをより確実に防止することができる。
実施の形態3.
次に、図24はこの発明の実施の形態3による釣合おもり装置を示す正面図、図25は図24の釣合おもり装置を拡大して示す正面図であり、図24では形状維持装置39を省略している。また、図24及び図25は、釣合おもりガイドレール12が図9に示すように変形したときの状態を示している。
次に、図24はこの発明の実施の形態3による釣合おもり装置を示す正面図、図25は図24の釣合おもり装置を拡大して示す正面図であり、図24では形状維持装置39を省略している。また、図24及び図25は、釣合おもりガイドレール12が図9に示すように変形したときの状態を示している。
図において、第1の縦枠31aは、長手方向(上下方向)の中間部で、第1の上部縦枠71と第1の下部縦枠72とに分割されている。そして、第1の上部縦枠71と第1の下部縦枠72とは、回動可能に連結(ピン結合)されている。
第2の縦枠31bは、長手方向(上下方向)の中間部で、第2の上部縦枠73と第2の下部縦枠74とに分割されている。そして、第2の上部縦枠73と第2の下部縦枠74とは、回動可能に連結(ピン結合)されている。
また、枠体31は、第1及び第2の縦枠31a,31bの中間部間に設けられている中間枠75をさらに有している。中間枠75は、第1の上部縦枠71と第1の下部縦枠72との連結部に回動可能に連結されているとともに、第2の上部縦枠73と第2の下部縦枠74との連結部に回動可能に連結されている。
中間枠75の縦枠31a,31bへの連結構造は、上枠31cの縦枠31a,31bへの連結構造と同様である。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような釣合おもり装置によっても、地震揺れ等による釣合おもりガイドレール12の変形に対して、枠体31の変形やガイドシュー33の変位、回動により柔軟に追従することができ、ガイドシュー33が釣合おもりガイドレール12から外れるのをより確実に防止することができる。
また、枠体31内の関節が増えたことにより、釣合おもりガイドレール12の変形に対する追従性をさらに向上させることができ、釣合おもり装置10をより滑らかに走行させることができる。
実施の形態4.
次に、図26はこの発明の実施の形態4による釣合おもり装置を示す正面図、図27は図26の釣合おもり装置を拡大して示す正面図であり、図26では形状維持装置39を省略している。また、図26及び図27は、釣合おもりガイドレール12が図9に示すように変形したときの状態を示している。
次に、図26はこの発明の実施の形態4による釣合おもり装置を示す正面図、図27は図26の釣合おもり装置を拡大して示す正面図であり、図26では形状維持装置39を省略している。また、図26及び図27は、釣合おもりガイドレール12が図9に示すように変形したときの状態を示している。
実施の形態4では、実施の形態3のガイドシュー33の代わりに、ガイド装置としてローラガイド装置64が用いられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。また、ローラガイド装置64の構成は、実施の形態2と同様である。
このような釣合おもり装置によっても、地震揺れ等による釣合おもりガイドレール12の変形に対して、枠体31の変形やローラガイド装置64の変位、回動により柔軟に追従することができ、ローラガイド装置64が釣合おもりガイドレール12から外れるのをより確実に防止することができる。
また、実施の形態2の構成に比べて、枠体31内の関節が増えたことにより、釣合おもりガイドレール12の変形に対する追従性をさらに向上させることができ、釣合おもり装置10をより滑らかに走行させることができる。
実施の形態5.
次に、図28はこの発明の実施の形態5による釣合おもり装置を示す正面図である。実施の形態5の釣合おもり装置は、二重枠構造の枠体81と、枠体81の内側に搭載されている釣合おもり本体32と、枠体81の幅方向両側に設けられている6個のガイドシュー33とを有している。
次に、図28はこの発明の実施の形態5による釣合おもり装置を示す正面図である。実施の形態5の釣合おもり装置は、二重枠構造の枠体81と、枠体81の内側に搭載されている釣合おもり本体32と、枠体81の幅方向両側に設けられている6個のガイドシュー33とを有している。
枠体81は、外枠82と、外枠82の内側に配置されている内枠83と、外枠82と内枠83との間に介在されている複数の防振部材84とを有している。外枠82は、実施の形態1の枠体31と同様に、第1及び第2の外側縦枠82a,82bと、外側上枠82cと、外側下枠82dとを有している。
外側上枠82c及び外側下枠82dと外側縦枠82a,82bとの連結構造や、ガイドシュー33の取付構造も、実施の形態1と同様である。但し、締結具36と内枠83との干渉を避けるため、綱止め板35は、外側上枠82cの上面に固定されている。外側上枠82cと内枠83との間隔を十分に確保すれば、綱止め板35を外側上枠82cの下面に固定することもできる。
内枠83は、第1及び第2の内側縦枠83a,83bと、第1及び第2の内側縦枠83a,83bの上部間に水平に設けられている内側上枠83cと、第1及び第2の内側縦枠83a,83bの下部間に水平に設けられている内側下枠83dとを有している。第1及び第2の内側縦枠83a,83bは互いに平行であり、内側上枠83cと内側下枠83dとは互いに平行である。
内側上枠83cの長手方向両端部は、第1及び第2の内側縦枠83a,83bの上端部にピン85を介してそれぞれ回動可能に連結されている。内側下枠83dの長手方向両端部は、第1及び第2の内側縦枠83a,83bの下端部にピン85を介してそれぞれ回動可能に連結されている。各ピン85としては、リーマボルトが用いられている。
外枠82及び内枠83は、通常は長方形であるが、地震揺れ等により釣合おもりガイドレール12が変形されると、釣合おもりガイドレール12の変形に応じて平行四辺形に変形可能である。
釣合おもり本体32は、内枠83の内側に搭載されている。また、内枠83には、実施の形態1と同様の形状維持装置39が設けられている。第1の外側縦枠82aと第1の内側縦枠83aとの間には、3個の防振部材84が上下方向に互いに間隔をおいて配置されている。第2の外側縦枠82bと第2の内側縦枠83bとの間にも、3個の防振部材84が上下方向に互いに間隔をおいて配置されている。
外側下枠82dと内側下枠83dとの間には、3個の防振部材84が枠体81の幅方向に互いに間隔をおいて配置されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような釣合おもり装置によっても、地震揺れ等による釣合おもりガイドレール12の変形に対して、枠体31の変形やガイドシュー33の変位、回動により柔軟に追従することができ、ガイドシュー33が釣合おもりガイドレール12から外れるのをより確実に防止することができる。
また、枠体81を二重枠構造とし、外枠82と内枠83との間に防振部材84を介在させたので、釣合おもり装置の横揺れ加速度を低減することができ、耐震性をさらに向上させることができる。
実施の形態6.
次に、図29はこの発明の実施の形態6による釣合おもり装置を示す正面図である。実施の形態6では、実施の形態5のガイドシュー33の代わりに、ガイド装置としてローラガイド装置64が用いられている。他の構成は、実施の形態5と同様である。また、ローラガイド装置64の構成は、実施の形態2と同様である。
次に、図29はこの発明の実施の形態6による釣合おもり装置を示す正面図である。実施の形態6では、実施の形態5のガイドシュー33の代わりに、ガイド装置としてローラガイド装置64が用いられている。他の構成は、実施の形態5と同様である。また、ローラガイド装置64の構成は、実施の形態2と同様である。
このような釣合おもり装置によっても、地震揺れ等による釣合おもりガイドレール12の変形に対して、枠体31の変形やローラガイド装置64の変位、回動により柔軟に追従することができ、ローラガイド装置64が釣合おもりガイドレール12から外れるのをより確実に防止することができる。
また、防振部材84により、釣合おもり装置の横揺れ加速度を低減することができ、耐震性をさらに向上させることができる。
実施の形態7.
次に、図30はこの発明の実施の形態7による釣合おもり装置を示す正面図である。実施の形態7では、実施の形態5の一部の防振部材84の代わりに、外枠82と内枠83との間に複数の緩衝器86が設けられている。各緩衝器86は、外枠82に対する内枠83の厚さ方向への加速度を低減する。また、緩衝器86としては、例えば油圧ダンパが用いられている。他の構成は、実施の形態6と同様である。
次に、図30はこの発明の実施の形態7による釣合おもり装置を示す正面図である。実施の形態7では、実施の形態5の一部の防振部材84の代わりに、外枠82と内枠83との間に複数の緩衝器86が設けられている。各緩衝器86は、外枠82に対する内枠83の厚さ方向への加速度を低減する。また、緩衝器86としては、例えば油圧ダンパが用いられている。他の構成は、実施の形態6と同様である。
このような構成によれば、緩衝器86の抵抗により、外枠82に対する内枠83の厚さ方向への加速度を低減することができるので、実施の形態5の効果に加えて、耐震性をさらに向上させることができる。
実施の形態8.
次に、図31はこの発明の実施の形態8による釣合おもり装置を示す正面図である。実施の形態8では、実施の形態7のガイドシュー33の代わりに、ガイド装置としてローラガイド装置64が用いられている。他の構成は、実施の形態7と同様である。また、ローラガイド装置64の構成は、実施の形態2と同様である。
次に、図31はこの発明の実施の形態8による釣合おもり装置を示す正面図である。実施の形態8では、実施の形態7のガイドシュー33の代わりに、ガイド装置としてローラガイド装置64が用いられている。他の構成は、実施の形態7と同様である。また、ローラガイド装置64の構成は、実施の形態2と同様である。
このような構成によれば、緩衝器86の抵抗により、外枠82に対する内枠83の厚さ方向への加速度を低減することができるので、実施の形態6の効果に加えて、耐震性をさらに向上させることができる。
なお、この発明が適用されるエレベータ装置のタイプは、図1のタイプに限定されるものではない。例えば、機械室レスエレベータ、マルチカー方式のエレベータ装置、又はダブルデッキエレベータ等にも、この発明は適用できる。
また、巻上機3、制御装置5、懸架手段8、釣合おもり装置10及びガイドレール11,12等のエレベータ機器の位置や個数も上記の例に限定されない。例えば、2:1ローピング方式のエレベータ装置にも、この発明は適用できる。
また、巻上機3、制御装置5、懸架手段8、釣合おもり装置10及びガイドレール11,12等のエレベータ機器の位置や個数も上記の例に限定されない。例えば、2:1ローピング方式のエレベータ装置にも、この発明は適用できる。
Claims (7)
- 第1及び第2の縦枠と、前記第1及び第2の縦枠の上部間に設けられている上枠と、前記第1及び第2の縦枠の下部間に設けられている下枠とを有している枠体、
前記枠体の内側に搭載されている釣合おもり本体、及び
前記枠体の幅方向両側に設けられており、昇降路内に設置された一対のガイドレールに係合する複数のガイド装置
を備え、
前記上枠及び前記下枠は、前記第1及び第2の縦枠にそれぞれ回動可能に連結されており、
前記ガイド装置は、前記枠体に対して、前記枠体の幅方向及び前記枠体の厚さ方向へ変位可能であり、かつ前記枠体の上下方向に平行な軸を中心として回動可能であるエレベータの釣合おもり装置。 - 前記枠体は、通常は長方形であり、
前記枠体には、前記ガイドレールの変形により前記枠体が変形された際に前記枠体を長方形に戻す力を発生する形状維持装置が設けられている請求項1記載のエレベータの釣合おもり装置。 - 前記形状維持装置は、前記上枠に設けられており、断面三角形のカム溝が設けられているカム体と、前記カム溝内に設けられている押付ローラと、前記第1及び第2の縦枠の少なくともいずれか一方と前記押付ローラとの間に連結されているアームと、前記押付ローラを前記カム溝に押し付ける押付ばねとを有している請求項2記載のエレベータの釣合おもり装置。
- 前記第1の縦枠は、第1の上部縦枠と第1の下部縦枠とに分割されており、
前記第2の縦枠は、第2の上部縦枠と第2の下部縦枠とに分割されており、
前記第1の上部縦枠と前記第1の下部縦枠とは、回動可能に連結されており、
前記第2の上部縦枠と前記第2の下部縦枠とは、回動可能に連結されており、
前記枠体は、前記第1及び第2の縦枠の中間部間に設けられている中間枠をさらに有しており、
前記中間枠は、前記第1の上部縦枠と前記第1の下部縦枠との連結部に回動可能に連結されているとともに、前記第2の上部縦枠と前記第2の下部縦枠との連結部に回動可能に連結されている請求項1記載のエレベータの釣合おもり装置。 - 前記枠体は、外枠と、前記外枠の内側に配置されている内枠と、前記外枠と前記内枠との間に介在されている複数の防振部材とを有しており、
前記外枠は、前記第1の縦枠としての第1の外側縦枠と、前記第2の縦枠としての第2の内側縦枠と、前記上枠としての外側上枠と、前記下枠としての外側下枠とを有しており、
前記内枠は、第1及び第2の内側縦枠と、前記第1及び第2の内側縦枠の上部間に設けられている内側上枠と、前記第1及び第2の内側縦枠の下部間に設けられている内側下枠とを有しており、
前記内側上枠及び前記内側下枠は、前記第1及び第2の内側縦枠にそれぞれ回動可能に連結されている請求項1記載のエレベータの釣合おもり装置。 - 前記外枠と前記内枠との間には、前記外枠に対する前記内枠の厚さ方向への加速度を低減する緩衝器が設けられていることを特徴とする請求項5記載のエレベータの釣合おもり装置。
- 前記ガイド装置は、前記ガイドレールに沿って転動される複数のガイドローラを有するローラガイド装置である請求項1記載のエレベータの釣合おもり装置。
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