JP5850884B2 - 情報管理システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、利用権限のないユーザーによる利用権限が要求される情報の利用を可能にする情報管理システム及びプログラムに関する。
デジタル複合機等の画像形成装置においては、例えば、スキャナー等で読み取った文書等の画像データを文書ボックスと称されるメモリーの記憶領域に記憶しておくボックス機能を有するものがある。ボックス機能では、文書ボックス内に記憶した画像データ(ボックス文書)を必要に応じてユーザーに利用させることができ、例えば、ボックス文書を所望の宛先に電子メールやファクシミリによって送信することが可能となる。
ボックス文書を送信する際には、事前に宛先名に関連付けて電子メールアドレス等の宛先識別情報を宛先情報(登録情報)として登録したアドレス帳を用いることで、宛先を円滑に指定できる。このようなアドレス帳は、個人情報であるから、登録を行ったユーザー(登録ユーザー)本人或いは登録ユーザーと同一部署内のユーザー等のみが画像形成装置上で確認して利用できるように利用権限を設定するのが一般的である。
この場合は、利用権限が要求される登録情報の漏洩を抑制することができるが、その一方でアドレス帳の利便性が低下する問題が残る。例えば、登録ユーザー等が外出している場合には、社内等の利用権限を有さないユーザーに依頼してボックス文書を送信してもらうケース等も起こり得るが、そのようなケースに対応することが困難となる。
これに対し、特許文献1には、アドレス帳の利用権限が要求される宛先情報を、利用権限を有しないユーザー等がアクセスコードを入力することで一時的に利用可能となる技術が開示されている。
しかしながら、この技術では、アクセスコードの入力前であっても利用権限の要求される宛先情報の宛先名を自由に確認することができ、宛先名が漏洩するおそれがあった。
特開2005−158038号公報
本発明が解決しようとする問題点は、利用権限が要求される登録情報が漏洩するおそれがあった点である。
本発明は、利用権限を有する第1のユーザーのみが認証により存在を確認して利用可能な登録情報を記憶する登録情報記憶処理部と、前記第1のユーザー側から通知された前記登録情報に対する一時的な利用許可情報の入力を受け付ける許可情報受付部と、前記受け付けられた利用許可情報に基づいて前記登録情報を取得して、利用権限を有さない第2のユーザーが前記取得された登録情報をその存在を確認して利用可能とする登録情報管理部とを備え、前記登録情報は、宛先名と宛先識別情報を有する宛先情報を含み、前記登録情報管理部は、前記利用許可情報に基づき前記取得された登録情報内の前記宛先情報を前記宛先識別情報が遮蔽されるように表示することを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、利用権限のないユーザーが利用許可情報を知らない限り利用権限の要求される登録情報を確認することができないので、利用権限が要求される登録情報の漏洩を防止できる。
本発明の一実施例に係る情報管理システムを適用した画像データ送信システムの構成例を示す概念図である。 図1の画像データ送信システムに用いられる画像形成装置及び管理サーバーの構成を示すブロック図である。 図1の画像データ送信システムによる登録情報管理処理を示すフローチャートである。 図3の登録情報管理処理による宛先選択画面の表示例を示す図表である。
利用権限が要求される登録情報が漏洩することを防止するという目的を、利用権限を有する第1のユーザー側から通知された利用許可情報に基づき、利用権限を有さない第2のユーザーに登録情報の存在を確認可能とする情報管理システムによって実現した。
この情報管理システムは、特に限定されるものではないが、画像形成装置のアドレス帳管理に適用することができる。この場合、登録情報としては、アドレス帳に登録された宛先名と宛先識別情報を有する宛先情報を含み、登録情報の存在を確認可能とする際は、利用許可情報に基づき宛先情報を画像形成装置上で宛先識別情報が遮蔽されるように表示する。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。
[情報管理システムの構成]
図1は、情報管理システムを適用した画像データ送信システムの構成を示す概念図である。
画像データ送信システム1では、図1のように、画像形成装置10、アドレス帳データ管理サーバー(以下、管理サーバーという)20、及びメールサーバー30がインターネット等のネットワークにより接続されている。
画像データ送信システム1は、画像形成装置10と管理サーバー20との協働により、画像形成装置10上でアドレス帳の表示管理をするものである。表示管理では、利用権限が要求されるアドレス帳の宛先情報を、管理サーバー20からの利用許可がない限り利用権限を有さないユーザーに表示しないようにする。
また、画像データ送信システム1では、表示管理を通じて表示された宛先情報に基づいて、画像形成装置10内の文書情報である画像データを電子メールで送信する。
図2は、図1の画像データ送信システムに用いられる画像形成装置及び管理サーバーの構成を示すブロック図である。
画像形成装置10は、例えばデジタル複合機等であり、コピー機能、プリント機能、スキャナー機能、ファクシミリ機能、メール送信機能、ボックス機能等を有する。ボックス機能は、入力された画像データを文書ボックスと称される記憶領域に記憶する機能である。
画像形成装置10は、操作表示パネル11、スキャナー12、ネットワークインターフェイス13、画像形成部14、記憶部15、制御部16を備えている。
操作表示パネル11は、タッチパネル式の液晶表示画面等を備え、画像形成装置10に対する各種入力操作及びその入力結果の表示等を行わせるものである。
スキャナー12は、用紙上に形成されている原稿画像を読み取って画像データを生成する。
ネットワークインターフェイス13は、管理サーバー20を含む外部装置に対してネットワークを通じたデータの送受信を行う。
画像形成部14は、スキャナー12からの画像データ又はネットワークインターフェイス13を介して入力された画像データ(ジョブ)等に基づいて用紙上に画像を形成する。
制御部16は、CPU(Central processing Unit)等の演算装置であり、プログラムを実行することで各種の処理や制御を行う。
記憶部15は、プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、作業領域としてのRAM(Random Access Memory)、補助記憶装置としてのHDD(Hard Disk Drive)等である。
本実施例の画像形成装置10では、制御部16が記憶部15内のプログラムを実行することにより、登録情報記憶処理部161と、許可情報受付部であるパスコード受付部162及び登録情報権利化部である表示管理部163、送信予約部164として動作する。
登録情報記憶処理部161は、登録情報記憶処理機能を実現し、記憶部15内のアドレス帳に登録情報である宛先情報を記憶し管理する。宛先情報は、宛先名と宛先識別情報である電子メールアドレスとを含む。ただし、宛先識別情報としては、ファクシミリ番号等とすることも可能である。宛先情報は、例えば、画像形成装置10や図1の後述する携帯端末40等からの入力によってアドレス帳に登録される。
また、登録情報記憶処理部161は、記憶部15内の文書ボックスに登録情報である画像データ(ボックス文書)を記憶し管理する。画像データは、例えば、コピー機能、プリント機能、スキャナー機能、ファクシミリ機能等のジョブを通じて入力され、ボックス機能により文書ボックスに登録される。
アドレス帳の宛先情報及び文書ボックス内のボックス文書は、少なくとも利用権限としてのアクセス権限を有するユーザーのみが認証によりアクセス可能な要権限情報が含まれている。
パスコード受付部162は、許可情報受付機能を実現し、アクセス権限を有するユーザー(図1では「ユーザーA」)側から通知された利用許可情報であるパスコードの入力を受け付ける。パスコードは、後述するようにアクセス権限を有するユーザーの発行要求に応じて管理サーバー20で発行され、発行要求を行ったユーザーのアクセス権限の範囲内でアクセス権限を有さないユーザー(図1では「ユーザーN」)に一時的に要権限情報へのアクセスを可能とするものである。
表示管理部163は、アドレス帳の宛先情報及び文書ボックスの画像データ情報を操作表示パネル11上に表示するものである。全てのユーザーがアクセス権限を有する(利用権限が要求されない)宛先情報及び画像データ情報(以下、「否権限情報」と称することがある)については、操作表示パネル11上の操作に応じて表示管理部163が記憶部15から否権限情報を取得して操作表示パネル11上に表示する。これにより、否権限情報は、その存在を全てのユーザーに確認させて利用させることが可能となる。
要権限情報については、アクセス権限を有するユーザーが画像形成装置10での認証によってログインすると、表示管理部163がログインしたユーザーのアクセス権限に応じた要権限情報を記憶部15から取得して操作表示パネル11上に表示する。
このため、アクセス権限を有するユーザー以外は、通常要権限情報を操作表示パネル11上に表示させることができず、要権限情報の存在を確認することはできない。
本実施例の表示管理部163は、利用可能化機能を実現し、アクセス権限を有さないユーザー(図1では「ユーザーN」)であっても、パスコード受付部162で受け付けられたパスコードに基づいて要権限情報を記憶部15から取得して操作表示パネル11上に表示することができる。
具体的には、表示管理部163は、受け付けられたパスコードを画像形成装置10から管理サーバー20に送信し、これに応じて画像形成装置10が受信したアクセス許可通知(利用許可通知)に基づいて要権限情報を記憶部15から取得して画像形成装置10の操作表示パネル11上に表示する。これにより、アクセス権限を有さないにユーザーが要権限情報の存在を確認して、その要権限情報を利用可能とする(図1参照)。
送信予約部164は、送信予約機能を実現し、パスコードに基づいて表示された要権限情報の宛先情報及び画像データ情報から、所望の宛先に画像データを電子メールで送信するためのメール送信予約を受け付ける。送信予約部164は、受け付けたメール送信予約を画像形成装置10から管理サーバー20に送信する(図1参照)。なお、否権限情報の指定である場合は、通常の電子メールを、メールサーバー30を介して送信する。
管理サーバー20は、画像形成装置10で利用可能なアドレス帳を管理するものである。管理サーバー20は、例えば情報処理装置であり、ネットワークインターフェイス21、記憶部22、制御部23等を備えている。
ネットワークインターフェイス21は、画像形成装置10を含む外部装置に対してネットワークを通じたデータの送受信を行う。
制御部23は、CPU等の演算装置を有し、プログラムを実行することで各種の処理や制御を行う。
記憶部22は、プログラムを記憶するROM、作業領域としてのRAM、補助記憶装置としてのHDD等を有する。
本実施例の管理サーバー20では、制御部23が記憶部22内のプログラムを実行することにより、許可情報発行部であるパスコード発行部231、パスコード送信部232、許可情報管理部であるパスコード管理部233、送信許可受付部及び送信実行部であるメール処理部234として動作する。
パスコード発行部231は、許可情報発行機能を実現し、アクセス権を有するユーザー(図1では「ユーザーA」)からの発行要求を受け付けて有効期限付きのパスコードを発行する。
パスコードの発行要求は、図1の例で説明すると、アクセス権を有するユーザーAが携帯端末40を介して行うことができる。携帯端末40は、例えば多機能携帯電話等の携帯型情報処理端末で構成することができる。パスコードの発行要求の際は、例えば、携帯端末40上でアプリケーションを実行し、ユーザーID等のユーザー情報の入力を受け付ける。
パスコード送信部232は、発行されたパスコードを、発行要求を行ったユーザー(図1では「ユーザーA」)に送信する。パスコードの送信は、特に限定されるものではないが、例えば携帯端末40上のアプリケーションを通じて行うことができる。
パスコード管理部233は、許可情報管理機能を実現し、発行されたパスコードを、発行要求を行ったユーザーに対応付けて記憶部22内に記憶し管理する。有効期限が切れたパスコードは、パスコード管理部233が記憶部22から削除する。
また、パスコード管理部233は、画像形成装置10側からパスコードを受信した際に、受け付けたパスコードに対応付けられているユーザー情報を検索する。パスコード管理部233は、検索されたユーザー情報に基づくアクセス許可通知を画像形成装置10に送信する。アクセス許可通知には、ユーザーID等を含めておく。画像形成装置10側では、表示管理部163がアクセス許可通知内のユーザーID等に応じたアクセス権限の範囲内で要権限情報の表示を行わせることができる。
メール処理部234は、送信許可受付機能を実現し、画像形成装置10から受信したメール送信予約に応じてパスコードの発行要求を行ったユーザー(図1では「ユーザーA」)からの電子メールの送信許可を受け付ける。送信許可の受付は、例えば携帯端末40上のアプリケーションを通じて行うことができる。
メール処理部234は、送信実行機能を実現し、送信許可を受け付けると、これに応じてメール送信予約に基づく電子メールを、メールサーバー30を通じて送信する。
[登録情報管理処理(画像データ送信処理)]
図3は、図1の画像データ送信システムによる登録情報管理処理(画像データ送信処理)を示すフローチャートである。
本実施例の画像データ送信処理は、図1のように、外出しているユーザーAが外出先から社内のアクセス権限を有さないユーザーNに対して要権限情報に基づく宛先Xに文書ボックス内の画像データを電子メールで送信させる場合を例に説明する。
画像データ送信処理は、まずステップS1において「パスコード発行要求」を行う。すなわち、ユーザーAが携帯端末40上のアプリケーション等により管理サーバー20に対してパスコードの発行要求を行う。
こうしてステップS1が完了してステップS2へ移行する。
ステップS2では、「期限付きパスコード発行」が行われる。この処理では、管理サーバー20のパスコード発行部231がステップS1の発行要求に応じて期限付きのパスコードを発行し、ステップS3へ移行する。
ステップS3では、「パスコードの登録」が行われる。この処理では、管理サーバー20のパスコード管理部233が、ステップS2で発行されたパスコードを、発行要求を行ったユーザーに対応付けて記憶部22内に記憶し登録する。こうしてステップS3が完了してステップS4へ移行する。
ステップS4では、「パスコードの発行要求元への送信」が行われる。この処理では、管理サーバー20のパスコード送信部232が発行要求を行ったユーザーAの携帯端末40にアプリケーション等を通じてパスコードを送信する。
ここで、パスコードを受信したユーザーAは、携帯端末40から社内にいるユーザーNに電子メールを送ってパスコードを通知する。パスコードの通知時には、併せて要権限情報による作業を依頼するが、本実施例では、特定の宛先Xに特定の画像データを電子メールで送信することをユーザーNに依頼する。
なお、ユーザーNは、携帯端末50によりユーザーAからの電子メールを受信することができる。携帯端末50は、携帯端末40と同様、例えば多機能携帯電話等の携帯型情報処理端末で構成することができる。
こうしてステップS4が完了するとステップS5へ移行する。
ステップS5では、「画像形成装置でのアドレス帳の表示」が行われる。ここでは、まずユーザーNが画像形成装置10の操作表示パネル11上でアドレス帳の表示操作を行う。
これにより、画像形成装置10の表示管理部163は、記憶部15からアドレス帳の宛先情報を取得して操作表示パネル11上に表示する。このとき表示される宛先情報は、ユーザーNがアクセス権限を有する宛先情報である。このため、ユーザーNは、宛先Xの宛先情報の存在を確認することはできず、利用することができない。
こうしてアドレス帳が表示されてステップS6へ移行する。
ステップS6では、「パスコードの受付」が行われる。この処理では、画像形成装置10のパスコード受付部162が、操作表示パネル11上でのユーザーNによるパスコードの入力を受け付ける。
こうしてステップS6が完了してステップS7へ移行する。
ステップS7では、「パスコードの管理サーバーへの送信」が行われる。この処理では、画像形成装置10の表示管理部163が、ステップS6で受け付けられたパスコードを管理サーバー20に送信する。こうしてステップS7が完了してステップS8へ移行する。
ステップS8では、「パスコードに対応付けられたユーザーあり?」が行われる。この処理では、管理サーバー20のパスコード管理部233が、画像形成装置10から受信したパスコードに対応付けられたユーザー情報を記憶部22内で検索する。
ユーザー情報が検索された場合はステップS9へ移行し(YES)、ユーザー情報が検索されない場合は処理が終了する(NO)。
ステップS9では、「利用許可通知」が行われる。この処理では、管理サーバー20のパスコード管理部233が画像形成装置10にアクセス許可通知を送信して、ステップS10へ移行する。
ステップS10では、「要権限情報の表示」が行われる。この処理では、画像形成装置10の表示管理部163が、受信したアクセス許可通知に基づいて要権限情報の宛先情報を記憶部15から取得して操作表示パネル11上に表示する。
このとき、表示管理部163は、宛先情報の電子メールアドレスを遮蔽した状態で表示する。図4に宛先情報の表示画面例を示す。図4のように、宛先Xに関する宛先情報のうち、電子メールアドレスは遮蔽された状態(同図においては、便宜的に網掛けとしている)となっている。
なお、本ステップで表示される宛先情報は、パスコードの発行要求を行ったユーザーAのアクセス権限の範囲内のものとなる。また、要権限情報としてのボックス機能による画像データも、ユーザーAのアクセス権限の範囲内で利用可能となる。これにより、ユーザNは、ボックス機能による画像データを操作表示パネル11上で確認して利用可能とすることができる。
こうしてステップS10が完了するとステップS11へ移行する。
ステップS11では、「メール送信予約の受付」が行われる。この処理では、画像形成装置10の送信予約部164が、パスコードに基づいて表示された要権限情報の宛先情報及び画像データ情報に基づいて、宛先Xに画像データを電子メールで送信するためのメール送信予約を受け付ける。
メール送信予約は、例えば図4においてユーザーNが「OK」ボタンを選択入力することで宛先Xを指定すると共に画像形成装置10のメール送信機能に基づいて電子メールで送信される画像データを文書ボックスから選択することにより行われる。送信予約部164は、要権限情報による宛先X及び画像データの指定があった場合には、メール送信予約の実行指示を操作表示パネル11で受け付ける。こうしてステップS11が完了してステップS12に移行する。
ステップS12では、「電子メールの送信許可の受付」が行われる。この処理では、管理サーバー20のメール処理部234が、画像形成装置10から受信したメール送信予約に応じてユーザーAからの電子メールの送信許可(メール送信許可)を受け付ける。メール送信許可を受け付ける際には、メール送信予約の内容、少なくとも宛先及び画像データの情報をユーザーAに通知する。従って、ユーザーAがユーザーNに依頼した内容を確認させることが可能となる。
こうしてステップS12が完了して、ステップS13へ移行する。
ステップS13では、「電子メールの送信実行」が行われる。この処理では、管理サーバー20のメール処理部234が、ユーザーAからのメール送信許可を受け付けると、これに応じてメール送信予約に基づく電子メールを、メールサーバー30を通じて送信する。
[実施例1の効果]
本実施例は、アクセス権限を有するユーザーのみが認証により存在を確認して利用可能な登録情報(宛先情報及び画像データ)を記憶する画像形成装置10の登録情報記憶処理部161と、アクセス権限を有するユーザー側から通知された登録情報に対する一時的なパスコードの入力を受け付ける画像形成装置10のパスコード受付部162(許可情報受付部)と、受け付けられたパスコードに基づいて登録情報を取得してアクセス権限を有さないユーザーが取得された登録情報をその存在を確認して利用可能とする画像形成装置10の登録情報管理部(表示管理部163)とを備えている。
従って、アクセス権限のないユーザーは、パスコードを知らない限りアクセス権限が要求される登録情報(要権限情報)を確認することができない。このため、本実施例では、要権限情報の一部であってもアクセス権限のないユーザーに漏洩するようなことがなく、要権限情報が漏洩することを防止することが可能となる。
また、本実施例では、アクセス権限を有するユーザーからの発行要求を受け付けてパスコードを発行する管理サーバー20のパスコード発行部231と、パスコードを発行要求を行ったユーザーに対応させて管理する管理サーバー20のパスコード管理部233とを備え、画像形成装置10の登録情報管理部(表示管理部163)が、パスコード受付部162により受け付けられたパスコードに対応付けられているユーザーのアクセス権限の範囲内で要権限情報を取得する。
従って、本実施例では、要権限情報が漏洩することを防止することができながら、アクセス権限を有するユーザーの要求に応じて、極めて容易にアクセス権限のないユーザーに要権限情報を確認させて利用させることが可能となる。
本実施例では、要権限情報が宛先名と宛先識別情報である電子メールアドレスを有する宛先情報を含み、登録情報管理部(表示管理部163)が、パスコードに基づき取得された登録情報内の宛先情報を宛先識別情報が遮蔽されるように表示する。
従って、本実施例では、要権限情報が宛先情報であっても、最低限必要な宛先名のみをアクセス権限のないユーザーに確認させて利用させることが可能となり、より確実に要権限情報が漏洩することを防止することが可能となる。
また、本実施例では、パスコードに基づいて表示された宛先情報の宛先に対する電子メールの送信予約を受け付ける画像形成装置10の送信予約部164と、送信予約に応じてパスコードの発行要求を行ったユーザーからの送信許可を受け付ける管理サーバー20の送信許可受付部(メール処理部234)と、送信許可に応じて送信予約に応じた電子メールの送信を実行する管理サーバー20の送信実行部(メール処理部234)とを備えている。
このため、本実施例では、要権限情報の宛先情報に対して電子メールを送信する際に、パスコードの発行要求を行ったユーザーに電子メールの内容を確認させることが可能となる。すなわち、本実施例では、電子メールの誤送信を防止することができ、意図しない宛先への要権限情報の漏洩を防止することが可能となる。
[その他]
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、各種の変更が可能である。
上記実施例では、アドレス帳及び文書ボックスを画像形成装置10側で管理していたが、アドレス帳及び文書ボックスの一方又は双方を管理サーバー20側で管理することも可能である。
161 登録情報記憶処理部
162 パスコード受付部(許可情報受付部)
163 表示管理部(登録情報管理部)
164 送信予約部(送信予約部)
231 パスコード発行部(許可情報発行部)
233 パスコード管理部(許可情報管理部)
234 メール処理部(送信許可受付部、送信実行部)

Claims (5)

  1. 利用権限を有する第1のユーザーのみが認証により存在を確認して利用可能な登録情報を記憶する登録情報記憶処理部と、
    前記第1のユーザー側から通知された前記登録情報に対する一時的な利用許可情報の入力を受け付ける許可情報受付部と、
    前記受け付けられた利用許可情報に基づいて前記登録情報を取得して、利用権限を有さない第2のユーザーが前記取得された登録情報をその存在を確認して利用可能とする登録情報管理部とを備え、
    前記登録情報は、宛先名と宛先識別情報を有する宛先情報を含み、
    前記登録情報管理部は、前記利用許可情報に基づき前記取得された登録情報内の前記宛先情報を前記宛先識別情報が遮蔽されるように表示する、
    ことを特徴とする情報管理システム。
  2. 請求項1記載の情報管理システムであって、
    前記第1のユーザーからの発行要求を受け付けて前記利用許可情報を発行する許可情報発行部と、
    前記利用許可情報を、前記発行要求を行った前記第1のユーザーに対応させて管理する許可情報管理部とを備え、
    前記登録情報管理部は、前記許可情報受付部により受け付けられた前記利用許可情報に対応付けられている前記第1のユーザーの利用権限の範囲内で前記登録情報を取得する、
    ことを特徴とする情報管理システム。
  3. 請求項1又は2記載の情報管理システムであって、
    前記利用許可情報に基づいて表示された前記宛先情報の宛先に対する電子メールの送信予約を受け付ける送信予約部と、
    前記送信予約に応じて前記利用許可情報の発行要求を行った前記第1のユーザーからの送信許可を受け付ける送信許可受付部と、
    前記送信許可に応じて前記送信予約に応じた電子メールの送信を実行する送信実行部と、
    を備えることを特徴とする情報管理システム。
  4. 利用権限を有する第1のユーザーのみが認証により存在を確認して利用可能な登録情報を記憶する登録情報記録処理機能と、
    前記第1のユーザー側から通知された前記登録情報に対する一時的な利用許可情報の入力を受け付ける許可情報受付機能と、
    前記受け付けられた利用許可情報に基づいて前記登録情報を取得して利用権限を有さない第2のユーザーが前記取得された登録情報をその存在を確認して利用可能とする登録情報管理機能と、
    をコンピューターに実現させる情報表示プログラムであって、
    前記登録情報は、宛先名と宛先識別情報を有する宛先情報を含み、
    前記登録情報管理機能は、前記利用許可情報に基づき前記取得された登録情報内の前記宛先情報を前記宛先識別情報が遮蔽されるように表示する、
    ことを特徴とする情報表示プログラム。
  5. 請求項4記載の情報表示プログラムであって、
    前記第1のユーザーからの発行要求を受け付けて前記利用許可情報を発行する許可情報発行機能と、
    前記利用許可情報を、前記発行要求を行った前記第1のユーザーに対応させて管理する許可情報管理機能と、
    前記利用許可情報に基づいて表示された前記宛先情報の宛先に対する電子メールの送信予約を受け付ける送信予約機能と、
    前記送信予約に応じて前記利用許可情報の発行要求を行った前記第1のユーザーからの送信許可を受け付ける送信許可受付機能と、
    前記送信許可に応じて前記送信予約に応じた電子メールの送信を実行する送信実行機能とを備え、
    前記登録情報管理機能は、前記許可情報受付機能により受け付けられた前記利用許可情報に対応付けられている前記第1のユーザーの利用権限の範囲内で前記登録情報を取得する、
    ことを特徴とする情報表示プログラム。
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