JP6233155B2 - 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、PC(Personal Computer)等においてユーザによって入力される印刷指示に応じ、印刷データを直ちに印刷するのではなく、当該ユーザのユーザ名に関連付けて、所定のサーバ又は画像形成装置内の記憶装置に保存するといったシステムが有る。ユーザが、画像形成装置の操作パネルを介してユーザ名及びパスワードを入力すると、当該画像形成装置は、当該ユーザ名及びパスワードに関して認証処理を実行する。認証に成功すると、画像形成装置は、上記記憶装置に保存されている印刷データの中で、当該ユーザ名に関連付けられている印刷データの一覧情報を操作パネルに表示させる。画像形成装置は、当該一覧情報の中から選択された印刷データを上記記憶装置より取得し、印刷を実行する。
このようなシステムによれば、ユーザが、画像形成装置の傍に居る時に印刷物が出力されるため、印刷物が放置されたり、誤って他人に印刷物が持って行かれたりすること等を防止することができる。その結果、印刷された情報のセキュリティを確保することができる。
しかしながら、上記のようなシステムでは、認証を受けるためのアカウントを予め有しているユーザしか印刷を実行することができない。したがって、例えば、アカウントを有していない来客等には、アカウントを有している人に印刷を依頼しなければならないといった不便がある。そこで、来客等に共通のゲストアカウントを用意することも考えられる。しかし、この場合、複数の来客に対して共通のアカウントが割り当てられるため、或る来客は、他の来客の印刷データの操作が可能となってしまう。その結果、印刷された情報のセキュリティの確保といった、上記システムの特性が失われてしまう可能性が有る。
更に、ゲスト用の画像形成装置を設置することも考えられるが、経済的な負担も増加し、設置スペースも必要とされるため、優れた解決策であるとは言い難い。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、データの出力に必要なアカウントを有していないユーザであっても出力権限の付与を可能とすることを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、1以上のコンピュータを含む情報処理システムは、所定のアドレスを宛先に含むデータの出力要求を、ネットワークを介して受信する受信部と、前記出力要求の送信元の識別情報に対応付けられて記憶されているユーザ識別情報を特定する特定部と、前記特定部によってユーザ識別情報が特定されない場合に、前記出力要求に係るデータの出力権限を示す権限識別情報を生成する生成部と、前記特定部によって特定されたユーザ識別情報又は前記生成部によって生成された権限識別情報に関連付けて、前記出力要求に係るデータの出力情報を記憶する第一の記憶部と、前記権限識別情報を、前記出力要求の送信元に送信する送信部と、ネットワークを介して機器から送信される要求に応じ、当該要求に含まれているユーザ識別情報又は権限識別情報に関連付けられて前記第一の記憶部に記憶されている出力情報を、前記機器に返信する返信部と、前記受信部によって受信される出力要求ごとに送信元の識別情報を含む、出力要求の履歴情報を記憶する第二の記憶部と、前記特定部によってユーザ識別情報が特定されない場合に、前記出力要求の送信元の識別情報と同一の識別情報を送信元とする履歴情報の集合が、所定の条件を満たすかを判定する判定部とを有し、前記送信部は、前記履歴情報の集合が前記所定の条件を満たす場合に、前記出力要求の送信元に送信する情報を変更する。
データの出力に必要なアカウントを有していないユーザであっても出力権限の付与を可能とすることができる。
第一の実施の形態における印刷システムの構成例を示す図である。 第一の実施の形態における管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 第一の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 第一の実施の形態における印刷システムの機能構成例を示す図である。 第一の実施の形態における印刷データの保存処理の処理手順を説明するためのシーケンス図である。 ユーザ情報記憶部の構成例を示す図である。 第一の実施の形態の印刷情報記憶部の構成例を示す図である。 第一の実施の形態における印刷情報生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第一の実施の形態における履歴記憶部の構成例を示す図である。 第一の実施の形態において画像形成装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 ログイン画面の表示例を示す図である。 第二の実施の形態における印刷情報生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第三の実施の形態における印刷システムの機能構成例を示す図である。 第三の実施の形態における印刷情報生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 除外リストの構成例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、第一の実施の形態における印刷システムの構成例を示す図である。図1に示される印刷システム1において、一以上のユーザ端末30、メールサーバ40、管理サーバ10、認証サーバ50、保存サーバ60、及び一以上の画像形成装置20等は、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワークN1を介して通信可能に接続されている。ネットワークN1の一部又は全部は無線通信ネットワークでもよい。また、ユーザ端末30とネットワークN1との間には、移動体通信網が介在してもよい。なお、印刷システム1は、企業等の或る組織内において運用されていることとする。第一の実施の形態において、当該組織を、「企業A」という。
ユーザ端末30は、印刷システム1のユーザが直接操作する情報処理装置である。例えば、ユーザは、ユーザ端末30を操作して、印刷システム1に対する印刷要求を入力する。ユーザ端末30の一例として、PC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末、PDA(Personal Digital Assistance)等が挙げられる。複数のユーザ端末30のそれぞれが、相互に異なる機種であってもよい。
メールサーバ40は、ユーザ端末30から送信される電子メールや、管理サーバ10から送信される電子メール等の転送を行うコンピュータである。例えば、ユーザ端末30は、ユーザからの指示に応じ、印刷要求を含む電子メールを管理サーバ10宛に送信する。印刷要求を含む電子メールには、印刷対象の電子データが添付されている。電子データのデータ形式は所定のものに限定されない。以下、ユーザ端末30から送信される、印刷要求を含む電子メールを、「印刷要求メール」という。
なお、本実施の形態において、印刷システム1のユーザは、「正規ユーザ」と「ゲストユーザ」とに区別される。正規ユーザは、印刷要求メールの送信に利用されるメールアドレス(印刷要求メールの送信元アドレス)等を含むユーザ情報が、印刷システム1に対して(厳密には、後述されるユーザ情報記憶部52に対して)登録されているユーザをいう。すなわち、正規ユーザは、印刷システム1のユーザとして予定されているユーザである。正規ユーザの一例として、企業Aの従業員が挙げられる。一方、ゲストユーザは、正規ユーザとしてのユーザの情報が登録されていないユーザをいう。すなわち、ゲストユーザは、本来であれば、印刷システム1の利用権限を有さないユーザである。ゲストユーザの一例として、企業Aの訪問者等が挙げられる。
認証サーバ50は、正規ユーザごとに、当該正規ユーザのユーザ名、パスワー、及びメールアドレス等を含む情報(以下、「ユーザ情報」という。)を管理するコンピュータである。例えば、認証サーバ50は、ユーザ名及びパスワード等が指定された認証要求に応じ、認証処理を実行する。また、認証サーバ50は、メールアドレスの存在確認要求、メールアドレスに対応するユーザ名の取得要求に応じた処理を実行する。
管理サーバ10は、印刷要求メールの受信に応じ、印刷要求メールに含まれている電子データについて、印刷データの生成等を実行するコンピュータである。印刷データは、画像形成装置20が解釈可能なデータ形式を有する。管理サーバ10は、生成された印刷データを、印刷要求メールの送信元(送信者)のユーザのユーザ名、又は印刷要求メールごとに生成される識別子に関連付けて、保存サーバ60に送信する。印刷要求メールの送信元アドレスが、ユーザ名に対応付けられて認証サーバ50によって管理されている場合、印刷データにはユーザ名が関連付けられる。印刷要求メールの送信元アドレスが、ユーザ名に対応付けられて認証サーバ50によって管理されていない場合、印刷データには印刷要求メールごとに生成される識別子が関連付けられる。以下、当該識別子を、「PIN(Personal Identification Number)コード」という。PINコードに関連付けられた印刷データは、画像形成装置20にPINコードを入力することで印刷することができる。したがって、PINコードは、当該印刷データに関する出力権限を識別するための情報であるともいえる。
保存サーバ60は、管理サーバ10より送信される印刷データを保存するコンピュータである。
画像形成装置20は、例えば、複合機又はプリンタ等、印刷機能を有する機器である。画像形成装置20は、保存サーバ60に保存されている印刷データのうち、ユーザによって当該画像形成装置20に入力されたユーザ名又はPINコードに関連付いている印刷データの印刷を実行する機器である。
図2は、第一の実施の形態における管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。図2の管理サーバ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
管理サーバ10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って管理サーバ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
図3は、第一の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。図3において、画像形成装置20は、コントローラ21、スキャナ22、プリンタ23、モデム24、操作パネル25、ネットワークインタフェース26、及びSDカードスロット27等のハードウェアを有する。
コントローラ21は、CPU211、RAM212、ROM213、HDD214、及びNVRAM215等を有する。ROM213には、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記憶されている。RAM212は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。CPU211は、RAM212にロードされたプログラムを処理することにより、各種の機能を実現する。HDD214には、プログラムやプログラムが利用する各種のデータ等が記憶される。NVRAM215には、各種の設定情報等が記憶される。
スキャナ22は、原稿より画像データを読み取るためのハードウェア(画像読取手段)である。プリンタ23は、印刷データを印刷用紙に印刷するためのハードウェア(印刷手段)である。モデム24は、電話回線に接続するためのハードウェアであり、FAX通信による画像データの送受信を実行するために用いられる。操作パネル25は、ユーザからの入力の受け付けを行うためのボタン等の入力手段や、液晶パネル等の表示手段等を備えたハードウェアである。液晶パネルは、タッチパネル機能を有していてもよい。この場合、当該液晶パネルは、入力手段の機能をも兼ねる。ネットワークインタフェース26は、LAN等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない。)に接続するためのハードウェアである。SDカードスロット27は、SDカード80に記憶されたプログラムを読み取るために利用される。すなわち、画像形成装置20では、ROM213に記憶されたプログラムだけでなく、SDカード80に記憶されたプログラムもRAM212にロードされ、実行されうる。なお、他の記録媒体(例えば、CD−ROM又はUSB(Universal Serial Bus)メモリ等)によってSDカード80が代替されてもよい。すなわち、SDカード80の位置付けに相当する記録媒体の種類は、所定のものに限定されない。この場合、SDカードスロット27は、記録媒体の種類に応じたハードウェアによって代替されればよい。
なお、本実施の形態において、画像形成装置20は、スキャナ22及びモデム24を必ずしも有していなくてもよい。すなわち、画像形成装置20は、複合機ではなく、プリンタでもよい。
図4は、第一の実施の形態における印刷システムの機能構成例を示す図である。図4において、管理サーバ10は、メール受信部11、アドレス確認部12、履歴書込部13、履歴判定部14、PINコード生成部15、印刷情報生成部16、応答メール生成部17、メール返信部18、及び印刷情報送信部19等を有する。これら各部は、管理サーバ10にインストールされた一以上のプログラムが、CPU104に実行させる処理によって実現される。管理サーバ10は、また、履歴記憶部121を利用する。履歴記憶部121は、補助記憶装置102、又は管理サーバ10にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
メール受信部11は、印刷要求メールを受信する。印刷要求メールには、ユーザが印刷させたい印刷対象データ(例えば、メール本文や添付ファイル等)が含まれる。例えば、ユーザは、ユーザ端末30から印刷対象データを含むメールを、特定のドメインのメールアドレス宛(送信先)に送信する。メール受信部11は宛先に当該特定のドメインが設定されたメールを受信することで、当該メールが印刷要求メールであることを認識する。
アドレス確認部12は、認証サーバ50に対して、印刷要求メールの送信元アドレスの存在確認要求を送信することにより、当該送信元アドレスが、認証サーバ50に登録されているか否かを確認する。すなわち、アドレス確認部12は、印刷要求メールの送信元のユーザが、正規ユーザであるか又はゲストユーザであるかを判定する。アドレス確認部12は、送信元アドレスが認証サーバ50に登録されている場合(送信元が正規ユーザである場合)、当該送信元アドレスに対応するユーザ名を、認証サーバ50より取得する。
履歴書込部13は、印刷要求メールに関する履歴情報を、履歴記憶部121に書き込む。すなわち、履歴記憶部121は、印刷要求メールに関する履歴情報を記憶する。当該履歴情報には、印刷要求メールの送信元アドレス等が含まれる。
履歴判定部14は、メール受信部11によって受信された印刷要求メールの送信元が、アドレス確認部12によってゲストユーザであると判定された場合に、当該印刷要求メールの送信元アドレスからの印刷要求メールの送信状況(印刷要求メールの利用状況)が、適正であるか否かを判定する。例えば、履歴判定部14は、印刷要求メールの送信元アドレスと同一の送信元アドレスに関して履歴記憶部121に記憶されている履歴情報の集合が、不正条件を満たすか否かを判定する。不正条件とは、当該送信元アドレスに係るゲストユーザからの印刷要求メールが、不正利用である可能性を示す条件をいう。例えば、「ゲストユーザに係る同一の送信元アドレスからの印刷要求メールが、1週間の間にN回以上受信される状態が、M週間継続した。」という条件が、不正条件であってもよい。又は、「ゲストユーザに係る同一の送信元アドレスからの印刷要求メールによる印刷対象のデータの累積のページ数が、Xページ以上である。」といった条件が、不正条件であってもよい。その他の不正条件が設定されてもよい。なお、上記において、N回、M週間、Xページ等の具体的な値は、任意に設定されてよい。
すなわち、ゲストユーザに係る印刷要求メールは、送信元のユーザが特定されないため、匿名性を有する。斯かる匿名性を利用して、例えば、企業Aの従業員でない外部者によって印刷要求メールが濫用される可能性が有る。又は、ゲストユーザに成りすました正規ユーザによって、印刷要求メールが濫用される可能性も有る。正規ユーザによるゲストユーザへの成りすましは、例えば、企業Aの従業員であるにも拘わらず、印刷システム1に対して登録されているメールアドレスとは異なるメールアドレスから、印刷要求メールを送信することで可能となる。すなわち、印刷要求メールの送信者が、正規ユーザであるか又はゲストユーザであるかは、単に、当該印刷要求メールの送信元アドレスが、印刷システム1に登録されているか否かによって判定される。したがって、例えば、企業Aの従業員が私有するメールアドレスから印刷要求メールを送信した場合、当該印刷要求メールの送信者は、ゲストユーザであると判定される。このような仕組みを逆手にとって、本来であれば正規ユーザであるユーザがゲストユーザに成りすまして、印刷要求メールを濫用することも考えられる。
PINコード生成部15は、送信元アドレスが認証サーバ50に登録されていない場合にPINコードを生成する。印刷情報生成部16は、印刷要求メールに対応する印刷情報を生成する。印刷情報には、印刷データや当該印刷データの印刷ジョブに関する情報の他、ユーザ名又はPINコード等が含まれる。
応答メール生成部17は、印刷要求メールに対する応答としての電子メール(以下、「応答メール」という。)を生成する。応答メールには、各印刷データに基づく印刷ジョブの識別情報が含まれる。応答メールには、また、印刷要求メールに関してPINコードが生成された場合、当該PINコードが含まれる。なお、履歴判定部14によって、印刷要求メールの送信元アドレスに係る履歴情報の集合が不正条件を満たす判定された場合、応答メール生成部17は、応答メールに含める情報を変更する。第一の実施の形態では、印刷要求メールの送信元アドレスに係る履歴情報の集合が不正条件を満たすと判定された場合、応答メールには、印刷要求メールの利用をユーザに自粛させるための警告メッセージが含められる。
メール返信部18は、印刷要求メールの送信元アドレス宛に、応答メールを返信する。印刷情報送信部19は、印刷情報を保存サーバ60に送信することにより、当該印刷情報を保存サーバ60に保存する。
認証サーバ50は、要求応答部51及びユーザ情報記憶部52等を有する。ユーザ情報記憶部52は、正規ユーザごとに、ユーザ情報を記憶する。要求応答部51は、認証要求、メールアドレスの存在確認要求、及びメールアドレスに対応するユーザ名の取得要求等に応じた処理を実行する。なお、要求応答部51は、認証サーバ50にインストールされたプログラムが、認証サーバ50のCPUに実行させる処理により実現される。ユーザ情報記憶部52は、認証サーバ50の補助記憶装置、又は認証サーバ50にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
保存サーバ60は、印刷情報受信部61、印刷情報記憶部62、及び印刷情報提供部63等を有する。印刷情報受信部61は、管理サーバ10より送信される印刷情報を受信し、印刷情報記憶部62に記憶(保存)する。印刷情報提供部63は、画像形成装置20からの印刷情報の取得要求に応じ、印刷情報記憶部62に記憶(保存)されている印刷情報の中で、当該取得要求に指定されているユーザ名又はPINコードを含む印刷情報を画像形成装置20に返信する。
なお、印刷情報受信部61及び印刷情報提供部63は、保存サーバ60にインストールされた一以上のプログラムが、保存サーバ60のCPUに実行させる処理により実現される。印刷情報記憶部62は、保存サーバ60の補助記憶装置、又は保存サーバ60にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
画像形成装置20は、認証制御部221、印刷情報取得部222、及び印刷制御部223等を有する。これら各部は、画像形成装置20にインストールされた一以上のプログラムが、CPU211に実行させる処理により実現される。認証制御部221は、ユーザより、ユーザ名及びパスワード、又はPINコードの入力を受け付ける。ユーザ名及びパスワードが入力された場合、認証制御部221は、当該ユーザ名及びパスワードの認証を、認証サーバ50に要求する。印刷情報取得部222は、印刷情報の取得要求を保存サーバ60に送信する。当該取得要求には、認証制御部221が受け付けた、ユーザ名及びPINコードの少なくともいずれか一方が指定される。印刷制御部223は、印刷情報取得部222によって取得される印刷データに関して印刷処理を実行する。
以下、印刷システム1において実行される処理手順について説明する。図5は、第一の実施の形態における印刷データの保存処理の処理手順を説明するためのシーケンス図である。
ステップS101において、ユーザ端末30は、ユーザからの指示入力に応じ、印刷要求メールを、所定のメールアドレス宛に送信する。印刷要求メールには、印刷対象の電子データが添付されている。所定のメールアドレスは、例えば、管理サーバ10宛のメールアドレスとして予め決められているメールアドレスである。
メールサーバ40は、一般的な電子メールの転送用の通信プロトコルに従って、印刷要求メールを管理サーバ10宛に転送する(S102)。
印刷要求メールは、管理サーバ10のメール受信部11によって受信される。厳密には、印刷要求メールは、メール受信部11によって、メールサーバ40から取得される。すなわち、Toフィールド又はCcフィールドに印刷要求アドレスが含まれているメールが、印刷要求メールとして、メール受信部11によってメールサーバ40から取得される。
印刷要求メールの受信に応じ、管理サーバ10は、印刷要求メールの送信元アドレスを指定して、当該アドレスの存在確認要求を認証サーバ50に送信する(S103)。当該存在確認要求の受信に応じ、認証サーバ50の要求応答部51は、存在確認要求に指定されているメールアドレスが、ユーザ情報記憶部52に記憶されているか否かを確認する(S104)。
図6は、ユーザ情報記憶部の構成例を示す図である。図6において、ユーザ情報記憶部52は、正規ユーザごとに、ユーザ情報を記憶する。ユーザ情報には、例えば、ユーザ名、パスワード、及びメールアドレス等が含まれる。一ユーザに対して、PC用及び携帯端末用等、複数のメールアドレスが登録されてもよい。
ステップS104において、要求応答部51は、存在確認要求に指定されているメールアドレスが、ユーザ情報記憶部52に記憶されているいずれかのユーザ情報のメールアドレスとして含まれているか否かを確認する。
続いて、要求応答部51は、確認結果を含む応答を管理サーバ10に返信する(S105)。確認結果は、メールアドレスの存否を示す情報である。
確認結果の受信に応じ、管理サーバ10は、印刷要求メールに関して、印刷情報の生成処理を実行する(S106)。続いて、管理サーバ10のメール返信部18は、印刷要求メールに対する応答メールを、印刷要求メールの送信元アドレス宛に返信する(S107)。応答メールは、メールサーバ40によって、印刷要求メールの送信元のユーザ端末30に転送される(S108)。なお、応答メールは、印刷情報生成処理において生成される。
一方、応答メールの返信後、管理サーバ10の印刷情報送信部19は、印刷情報生成処理において生成された印刷データ、及び当該印刷データに関連付けられている情報等を含む印刷情報を、保存サーバ60に送信する(S109)。
保存サーバ60の印刷情報受信部61は、印刷情報を受信すると、当該印刷情報を印刷情報記憶部62に記憶(保存)する(S110)。
図7は、第一の実施の形態の印刷情報記憶部の構成例を示す図である。図7において印刷情報記憶部62は、印刷データごとに、印刷情報を記憶する。印刷情報は、ジョブ名、ユーザモード、及び印刷データと、ユーザ名又はPINコードと等を含む。
ジョブ名は、印刷データごと又は印刷データごとに実行される印刷ジョブごとの識別情報である。ユーザモードは、印刷要求メールの送信元アドレスが、ユーザ情報記憶部52において管理されているか否かを示す情報である。本実施の形態において、ユーザモードは、印刷要求元のユーザが、正規ユーザであるかゲストユーザであるかを示す。「U」は、正規ユーザを示し、「G」は、ゲストユーザを示す。ユーザ名は、印刷要求元のユーザが、正規ユーザである場合に、当該ユーザのユーザ名である。PINコードは、印刷要求元のユーザが、ゲストユーザである場合に、当該ユーザからの印刷要求メールに割り当てられたPINコードである。
続いて、ステップS106の詳細について説明する。図8は、第一の実施の形態における印刷情報生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS210において、アドレス確認部12は、図5のステップS105において受信された確認結果が、印刷要求メールの送信元アドレスの存在を示すものであるか否かを判定する。確認結果が、当該送信元アドレスの存在を示すものである場合(S210でYes)、アドレス確認部12は、当該送信元アドレスに対応するユーザ名を、認証サーバ50より取得する(S220)。すなわち、ユーザ情報記憶部52において、当該送信元アドレスが対応付けられているユーザ名が取得される。
続いて、印刷情報生成部16は、印刷要求メールの本文及び添付されている電子データ(印刷対象データ)それぞれの印刷データを生成する(S230)。但し、添付されている電子データのみが印刷データの生成対象とされてもよい。また、当該電子データが、複数のファイルを含むzip形式等の書庫ファイル形式であった場合、印刷情報生成部16は、当該電子データを解凍し、解凍されたファイルごとに印刷データを生成する。したがって、一つの印刷要求メールに対して複数の印刷データ(印刷ジョブ)が生成されうる。
続いて、印刷情報生成部16は、印刷データごとに、印刷情報を生成する(S240)。すなわち、各印刷データに対して、ジョブ名が生成され、印刷情報に含められる。各印刷情報のユーザモードには「U」が設定される。また、各印刷情報には、ステップS220において取得されたユーザ名が設定される。ここで生成された印刷情報が、図5のステップS109において、保存サーバ60に送信される。
続いて、応答メール生成部17は、各印刷情報のジョブ名が、例えば、本文に記載された応答メールを生成する(S250)。当該応答メールが、図5のステップS107及びS108において、印刷要求メールの送信元のユーザ端末30に転送される。当該応答メールを閲覧したユーザは、印刷要求メールに応じて生成された各印刷データに対応するジョブ名を知ることができる。但し、送信元アドレスがユーザ情報記憶部52に存在する場合には、必ずしも、応答メールは返信されなくてもよい。例えば、ジョブ名が、電子データのファイル名等に基づいて生成される場合、ユーザは、後述される画像形成装置20の操作時において、各ジョブ名に対応する印刷データの内容を把握可能であるからである。
続いて履歴書込部13は、印刷要求メールに関する履歴情報を、履歴記憶部121に書き込む(S260)。
図9は、第一の実施の形態における履歴記憶部の構成例を示す図である。図9において、履歴記憶部121は、印刷要求メールごとに、日時、送信元アドレス、ユーザ名、及びページ数等を記憶する。日時は、メール受信部11による印刷要求メールの受信日時である。送信元アドレスは、印刷要求メールの送信元アドレスである。ユーザ名は、印刷要求メールに関して、アドレス確認部12によって特定されたユーザ名である。ユーザ名が特定されなかった印刷要求メールについては、ユーザ名の項目の値は、空となる。ページ数は、印刷要求メールに基づいて生成された印刷データのページ数である。
一方、ステップS210において、確認結果が、当該送信元アドレスの不在を示すものである場合(S210でNo)、履歴判定部14は、当該送信元アドレスを含む履歴情報の集合を、履歴記憶部121から取得する(S270)。続いて、履歴判定部14は、取得された履歴情報の集合が、不正条件を満たすか否かを判定する(S280)。例えば、「ゲストユーザに係る同一の送信元アドレスからの印刷要求メールが、1週間の間にN回以上受信される状態が、M週間継続した。」という不正条件であれば、取得された履歴情報の日時に基づいて、その充足の有無を判定可能である。また、「ゲストユーザに係る同一の送信元アドレスからの印刷要求メールによる印刷対象のデータの累積のページ数が、Xページ以上である。」といった不正条件であれば、取得されたページ数の総和を求めることにより、その充足の有無を判定可能である。
なお、不正条件は、本来のゲストユーザであれば、このような印刷は行う可能性は低いであろうといった推測に基づいて設定されてもよい。本来のゲストユーザとは、ユーザ情報記憶部52にメールアドレスが一つも登録されていないユーザをいい、本実施の形態では、企業Aの訪問者等が該当する。例えば、企業Aの訪問者であれば、同日に複数回の印刷を行う可能性は有るかも知れないが、短期間における複数の日に渡って、複数回の印刷を行う可能性は低いと考えられる。本実施の形態では、このような推測に基づいて、「ゲストユーザに係る同一の送信元アドレスからの印刷要求メールが、1週間の間にN回以上受信される状態が、M週間継続した。」という不正条件が設定された例が示されている。
また、複数の不正条件が設定された場合、いずれか一つの不正条件が満たされることを要件とするか、全ての不正条件が満たされることを要件とするかについては、適宜選択されてよい。
不正条件が満たされない場合(S280でNo)、PINコード生成部15は、印刷要求メールごとのPINコードを生成する(S290)。PINコードは、印刷要求メールごとに異なる値となれば、どのような方法によって生成されてもよい。但し、PINコードは、画像形成装置20の操作パネル25又は操作パネル25に表示されるソフトウェアキーボードを介して容易に入力可能な文字によって構成されるのが望ましい。
続いて、印刷情報生成部16は、印刷要求メールの本文及び添付されている電子データ(印刷対象データ)それぞれの印刷データを生成する(S300)。ステップS300の処理内容は、ステップS230と同様でよい。
続いて、印刷情報生成部16は、印刷データごとに、印刷情報を生成する(S310)。すなわち、各印刷データに対して、ジョブ名が生成され、印刷情報に含められる。各印刷情報の、ユーザモードには「G」が設定される。また、各印刷情報には、ステップS290において生成されたPINコードが設定される。ここで生成された印刷情報が、図5のステップS109において、保存サーバ60に送信される。
続いて、応答メール生成部17は、各印刷情報のジョブ名に加えPINコードが、例えば、本文に記載された応答メールを生成する(S320)。当該応答メールが、図5のステップS107及びS108において、印刷要求メールの送信元のユーザ端末30に転送される。当該応答メールを閲覧したユーザは、印刷要求メールに応じて生成された印刷データの印刷時に画像形成装置20に対して入力が必要とされる、PINコードを知ることができる。また、ユーザは、当該各印刷データに対応するジョブ名を知ることができる。但し、応答メールにジョブ名は必ずしも含まれていなくてもよい。
続いて、ステップS260が実行される。ここで履歴記憶部121に書き込まれる履歴情報は、ゲストユーザに係る印刷要求メールに関する履歴情報であるため、ユーザ名を含まない。
一方、ステップS280において、履歴情報の集合が不正条件を満たす場合(S280でYes)、ステップS330〜S350において、ステップS290〜S310と同様の処理が実行される。
続いて、応答メール生成部17は、各印刷情報のジョブ名、PINコード、及び警告メッセージ等が本文に記載された押乙メールを生成する(S360)。例えば、警告メッセージは、「1週間の間にN回以上の印刷要求メールが受信される状態が、M週間継続しています。」や「累積のページ数が、Xページ以上となっています。」といったように、不正条件に基づくものであってもよい。または、「印刷要求メールの利用頻度が高いようです。」といったように、抽象的なものであってもよい。応答メールに、警告メッセージが含まれることで、匿名性を利用した大量な印刷の実行に関して、心理的な抑止効果を期待することができる。
続いて、ステップS260が実行される。ここで履歴記憶部121に書き込まれる履歴情報は、ゲストユーザに係る印刷要求メールに関する履歴情報であるため、ユーザ名を含まない。
その後、印刷要求メールを送信したユーザは、画像形成装置20の設置場所に赴き、画像形成装置20を操作する。続いて、ユーザの操作に応じて画像形成装置20が実行する処理手順について説明する。
図10は、第一の実施の形態において画像形成装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
例えば、保存サーバ60に保存されている印刷データの印刷機能の呼び出しに応じ、認証制御部221は、ログイン画面を操作パネル25に表示させる(S401)。
図11は、ログイン画面の表示例を示す図である。図11において、ログイン画面510は、ユーザ名、パスワード、及びPINコード等の入力領域を有する。
例えば、画像形成装置20の操作者が正規ユーザである場合、ログイン画面510には、ユーザ名及びパスワードが入力される。一方、当該操作者がゲストユーザである場合、ログイン画面510には、応答メールで通知されているPINコードが入力される。
なお、正規ユーザであっても、PINコードが入力されてもよい。例えば、正規ユーザが、プライベート用のユーザ端末30のメールアドレス、すなわち、ユーザ情報記憶部52には記憶されていないメールアドレスから印刷要求メールを送信した場合、当該ユーザ端末30に返信される応答メールにはPINコードが含まれている。一方、当該正規ユーザは、別途、ユーザ情報記憶部52には記憶されているメールアドレスから印刷要求メールを送信している場合もある。この場合、当該正規ユーザに関しては、PINコードに関連付けられた印刷データと、ユーザ名に関連付けられた印刷データとが保存サーバ60に保存されている。双方の印刷データに関して、1回のログイン操作で印刷処理の実行を可能とするため、ユーザ名及びパスワードと、PINコードとの双方が同時に入力されてもよい。
ユーザ名及びパスワード、並びにPINコードの少なくともいずれか一方がログイン画面510に入力され、OKボタン511が押下されると、認証制御部221は、ログイン画面510において、ユーザ名及びパスワードが入力されているか否かを判定する(S402)。ユーザ名及びパスワードが入力されている場合(S402でYes)、認証制御部221は、認証処理を実行する(S403)。具体的には、認証制御部221は、入力されたユーザ名及びパスワードが指定された認証要求を、認証サーバ50に送信する。認証サーバ50の要求応答部51は、当該認証要求に指定されているユーザ名及びパスワードの組が、ユーザ情報記憶部52に記憶されているか否かを判定する。当該組が、ユーザ情報記憶部52に記憶されている場合、認証は成功となる。当該組が、ユーザ情報記憶部52に記憶されていない場合、認証は失敗となる。要求応答部51は、認証の正否を示す情報を、認証要求元の画像形成装置20の認証制御部221に返信する。
認証に成功した場合(S404でYes)、印刷情報取得部222は、ログイン画面510に入力されたユーザ名を、指定情報に追加する(S405)。指定情報とは、後段のステップS408において保存サーバ60から印刷情報の一覧を取得する際に、指定される情報をいう。認証に失敗した場合(S404でNo)、ステップS405は実行されない。
ステップS406において、印刷情報取得部222は、ログイン画面510において、PINコードが入力されているか否かを判定する。PINコードが入力されている場合(S406でYes)、印刷情報取得部222は、当該PINコードを、指定情報に追加する(S407)。PINコードが入力されていない場合(S406でNo)、ステップS407は実行されない。
続いて、印刷情報取得部222は、指定情報を指定して、印刷情報の一覧を保存サーバ60より取得する(S408)。より詳しくは、印刷情報取得部222は、指定情報を指定して、印刷情報の一覧の取得要求を保存サーバ60に送信する。当該取得要求に応じ、保存サーバ60の印刷情報提供部63は、当該取得要求に指定されている指定情報を含む印刷情報を、印刷情報記憶部62(図7)より取得する。すなわち、ログイン画面510においてユーザ名及びパスワードが入力されている場合、ユーザモードが「U」であり、当該ユーザ名を含む印刷情報が取得される。ログイン画面510においてPINコードが入力されている場合、ユーザモードが「G」であり、当該PINコードを含む印刷情報が取得される。
ログイン画面510においてユーザ名及びパスワードと、PINコードとの双方が入力され、認証に成功している場合、ユーザモードが「U」であり、当該ユーザ名を含む印刷情報と、ユーザモードが「G」であり、当該PINを含む印刷情報とが取得される。ログイン画面510においてユーザ名及びパスワードと、PINコードとの双方が入力され、認証に失敗している場合、ユーザモードが「G」であり、当該PINを含む印刷情報が取得される。
印刷情報提供部63は、取得された印刷情報の一覧を、画像形成装置20に返信する。なお、ここで返信される各印刷情報には、印刷データは含まれていなくてよい。
続いて、画像形成装置20の印刷情報取得部222は、返信された各印刷情報に含まれているジョブ名等の一覧を操作パネル25に表示させる(S409)。当該一覧は、印刷対象の候補である。すなわち、ユーザは、当該一覧に含まれている印刷情報に関して、印刷の実行指示の入力が可能である。
当該一覧の中から、1以上のジョブ名が選択されると、印刷情報取得部222は、当該ジョブ名に対応する印刷データを、保存サーバ60より取得する(S410)。より詳しくは、印刷情報取得部222は、当該ジョブ名が指定された印刷データの取得要求を保存サーバ60に送信する。保存サーバ60の印刷情報提供部63は、当該取得要求に応じ、当該取得要求に指定されているジョブ名に対応する印刷データを、画像形成装置20に返信する。
なお、入力されたユーザ名やPINコードによって一つの印刷データに対する印刷情報しか取得されなければ、S409の処理を行わずに、印刷情報取得部222が印刷データを取得するようにしてもよい。また、印刷情報提供部63は、印刷情報の一覧を画像形成装置20に返信する代わりに、ユーザ名やPINコードに基づいて取得した印刷データを返信するようにしてもよい。
続いて、印刷制御部223は、当該印刷データに関する印刷ジョブの実行を制御する(S411)。その結果、当該印刷データが印刷された用紙が出力される。
上述したように、第一の実施の形態によれば、ユーザ名及びパスワード等のアカウントが認証サーバ50に登録されていないゲストユーザであっても、印刷権限(出力権限)を与えることができる。したがって、ゲストユーザが、正規ユーザに印刷を依頼する必要性を低減させることができる。また、ゲストユーザには、印刷要求メールごとのPINコードが通知される。したがって、ゲストユーザごとに、擬似的かつ一時的なアカウントを与えることができる。よって、各ゲストユーザが操作可能な印刷データは、当該ゲストユーザからの印刷要求メールに対応した印刷データに限定される。その結果、ゲストユーザ間で、他ユーザの印刷データの操作が容易に可能となってしまうといった状況の発生を回避することができる。
更に、ゲストユーザ用に専用の画像形成装置20を設置する必要性を低減させることもできる。
また、第一の実施の形態では、印刷要求メールに関して履歴情報が記憶され、履歴情報に基づいて、ゲストユーザに係る印刷要求メールについて、不正の可能性が判定される。不正の可能性が有ると判定された場合は、警告メッセージが印刷要求メールの送信元アドレスに送信される。したがって、ゲストユーザに対して印刷権限を与えることによる、印刷要求メールの不正利用の増加の抑制を期待することができる。
次に、第二の実施の形態について説明する。第二の実施の形態では第一の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第一の実施の形態と同様でもよい。
図12は、第二の実施の形態における印刷情報生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図12中、図8と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。
図12では、履歴情報の集合が不正条件を満たす場合に実行される処理が、図8と異なる。すなわち、図8におけるステップS330〜S360が、ステップ370に置き換えられている。
ステップS370において、応答メール生成部17は、警告メッセージが記載された応答メールを生成する。警告メッセージの内容は、図8のステップS360において応答メッセージに記載される警告メッセージと同様でもよいし、異なるものでもよい。例えば、「あなたのメールアドレス(ddd@ggg)からの印刷要求メールの利用は、現在制限されております。」等といったものでもよい。
すなわち、第二の実施の形態では、ステップS330〜S350が実行されないため、印刷情報は、保存サーバ60に保存されず、PINコードも発行されない。したがって、不正条件を満たしたユーザは、印刷を行うことができない。その結果、匿名性を利用した、印刷要求メールの不正利用を防止することができる。
次に、第三の実施の形態について説明する。第三の実施の形態では第二の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第二の実施の形態と同様でもよい。
図13は、第三の実施の形態における印刷システムの機能構成例を示す図である。図13中、図4と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図13において、管理サーバ10は、除外リスト編集部111を更に有する。また、管理サーバ10は、除外リスト記憶部122を更に利用する。
除外リスト編集部111は、例えば、印刷システム1の管理者が利用するユーザ端末30からの要求に応じて、除外リストの生成又は編集等を行う。除外リストとは、不正条件の判定対象から除外されるメールアドレス等の一覧をいう。第二の実施の形態では、正当に印刷要求メールを利用しているユーザであっても、たまたまその利用状況が不正条件を満たしてしまったユーザは、印刷要求メールを利用できなくなってしまう。その結果、業務上不都合が生じる可能性も有る。第三の実施の形態では、このような正当なゲストユーザを救済するために、除外リストが利用される。
除外リスト記憶部122は、除外リスト編集部111によって生成又は編集等された除外リストを記憶する。
なお、除外リスト編集部111は、例えば、管理サーバ10にインストールされたプログラムがCPU104に実行させる処理により実現される。除外リスト記憶部122は、補助記憶装置102、又は管理サーバ10にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
図14は、第三の実施の形態における印刷情報生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図14中、図12と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。図14では、ステップS261、S262、及びS263が追加されている。
ステップS210において、確認結果が、当該送信元アドレス(以下、「対象アドレス」という。)の不在を示すものである場合(S210でNo)、履歴判定部14は、対象アドレスが、除外リスト記憶部122に記憶されている除外リストに含まれているか否かを判定する(S261)。
図15は、除外リストの構成例を示す図である。図15において、除外リストは、不正条件の判定対象から除外される送信元アドレスと当該送信元アドレスに係るユーザのユーザ名とを含む。但し、ユーザ名は、当該ユーザが、正規ユーザである場合に登録される。
なお、除外リストの各エントリは、予め設定されていてもよいし。印刷要求メールの利用が制限されたユーザからの申請により、随時設定されてもよい。
対象アドレスが、除外リストに含まれていない場合(S261でNo)、図12において説明したステップS270以降が実行される。
対象アドレスが、除外リストに含まれている場合(S261でYes)、履歴判定部14は、除外リストにおいて、対象アドレスにユーザ名が対応付けられているか否かを判定する(S262)。除外リストにおいて、対象アドレスにユーザ名が対応付けられていない場合(S262でNo)、ステップS290以降が実行される。この場合、PINコードが発行される。したがって、ユーザは、画像形成装置20にPINコードを入力して、印刷を行うことになる。
一方、対象アドレスにユーザ名が対応付けられている場合(S262でYes)、履歴判定部14は、当該ユーザ名を除外リスト記憶部122から取得する(S263)。続いて、当該ユーザ名が用いられて、ステップS230以降が実行される。すなわち、この場合の印刷要求メールは、正規ユーザからの印刷要求メールとして扱われる。したがって、印刷情報は、当該ユーザ名に対応付けられて保存される。よって、この場合、ユーザは、画像形成装置20にユーザ名を入力して、印刷を行うことになる。
上述したように、第三の実施の形態によれば、正当なユーザによる印刷要求メールの利用状況がたまたま不正条件を満たしてしまった場合に、当該ユーザを救済することができる。
なお、除外リスト編集部111は、例えば、送信元アドレスに正規ユーザのユーザ名が対応付けられたエントリの登録要求の受信に応じ、当該送信元アドレスを含む過去の履歴情報に対して、当該ユーザ名を書き込むようにしてもよい。すなわち、履歴記憶部121が記憶する履歴情報について、過去に遡って、修正が行われてもよい。送信元アドレスに正規ユーザのユーザ名が対応付けられたエントリの登録は、例えば、正当な理由により、ユーザ情報記憶部52に登録されていないメールアドレスを利用して、印刷要求メールを送信していた正規ユーザからの申請によって行われる。その結果、これまでユーザ名が不明であったメールアドレスに関して、ユーザ名が判明する。そこで、履歴情報が修正され、当該履歴情報に基づいて、課金情報等の修正が行われてもよい。
なお、上記各実施の形態において、不正条件と比較されるのは、送信元アドレスが共通する履歴情報の集合である例について説明したが、印刷要求メールを送信するユーザ端末30ごとの履歴情報の集合が、不正条件を満たすか否かが判定されるようにしてもよい。この場合、印刷要求メールには、ユーザ端末30の識別情報が含まれるようにし、履歴情報には、当該識別情報が対応付けられるようにすればよい。そうすることにより、一人のユーザが、同一のユーザ端末30から複数のメールアドレスを利用して、印刷要求メールを送信した場合であっても、不正利用の可能性を検出することが可能となる。
また、上記各実施の形態において、画像形成装置20による印刷を例に説明したが、本発明は印刷に限らず、例えばプロジェクタへの画像データの投影等の出力にも適用できる。すなわち、印刷対象データを、端末による表示、プロジェクタによる投影等の出力対象データに代えて本発明を適用することができる。
また、上記各実施の形態において、メールによる印刷対象データの送信を例に説明したが、メール以外の通信手段によって、印刷対象データが管理サーバ10に送信されるようにしてもよい。この場合、管理サーバ10は、ユーザ端末30から印刷対象データ、又は印刷対象データとユーザ名とを受信する。当該ユーザ名がユーザ情報記憶部52に記憶されていない場合、又はユーザ名が受信されない場合、管理サーバ10は、PINコード生成し、当該PINコードをユーザ端末30に送信する。
なお、上記各実施の形態において、管理サーバ10及び保存サーバ60は、一台のコンピュータによって実現されてもよい。また、管理サーバ10及び保存サーバ60と共に認証サーバ50も一台のコンピュータよって実現されてもよい。また、画像形成装置20に、管理サーバ10、保存サーバ60、及び認証サーバ50の機能が実装されてもよい。
反対に、管理サーバ10、保存サーバ60、及び認証サーバ50のそれぞれは、複数のコンピュータに分散されて実現されてもよい。
また、上記各実施の形態では、管理サーバ10において印刷データが生成される例を説明したが、印刷要求メールに添付された電子データに関する印刷データの生成は、ユーザ端末30、管理サーバ10、保存サーバ60、又は画像形成装置20のいずれによって実行されてもよい。
なお、上記各実施の形態において、上記各実施の形態において、管理サーバ10、認証サーバ50、及び保存サーバ60は、情報処理システムの一例である。印刷要求メールは、データの出力要求の一例である。メール受信部11は、受信部の一例であるアドレス確認部12は、特定部の一例である。ユーザ名は、ユーザ識別情報の一例である。PINコードは、権限識別情報の一例である。PINコード生成部15は、生成部の一例である。印刷情報記憶部62は、第一の記憶部の一例である。印刷情報は、出力情報の一例である。メール返信部18は、送信部の一例である。印刷情報提供部63は、返信部の一例である。履歴記憶部121は、第二の記憶部の一例である。履歴判定部14は、判定部の一例である。除外リスト記憶部122は、第三の記憶部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 印刷システム
10 管理サーバ
11 メール受信部
12 アドレス確認部
13 履歴書込部
14 履歴判定部
15 PINコード生成部
16 印刷情報生成部
17 応答メール生成部
18 メール返信部
19 印刷情報送信部
20 画像形成装置
21 コントローラ
22 スキャナ
23 プリンタ
24 モデム
25 操作パネル
26 ネットワークインタフェース
27 SDカードスロット
30 ユーザ端末
40 メールサーバ
50 認証サーバ
51 要求応答部
52 ユーザ情報記憶部
60 保存サーバ
61 印刷情報受信部
62 印刷情報記憶部
63 印刷情報提供部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
111 除外リスト編集部
121 履歴記憶部
122 除外リスト記憶部
211 CPU
212 RAM
213 ROM
214 HDD
215 NVRAM
B バス
特開2004−236348号公報 特開2001−051915号公報

Claims (7)

  1. 1以上のコンピュータを含む情報処理システムであって、
    所定のアドレスを宛先に含むデータの出力要求を、ネットワークを介して受信する受信部と、
    前記出力要求の送信元の識別情報に対応付けられて記憶されているユーザ識別情報を特定する特定部と、
    前記特定部によってユーザ識別情報が特定されない場合に、前記出力要求に係るデータの出力権限を示す権限識別情報を生成する生成部と、
    前記特定部によって特定されたユーザ識別情報又は前記生成部によって生成された権限識別情報に関連付けて、前記出力要求に係るデータの出力情報を記憶する第一の記憶部と、
    前記権限識別情報を、前記出力要求の送信元に送信する送信部と、
    ネットワークを介して機器から送信される要求に応じ、当該要求に含まれているユーザ識別情報又は権限識別情報に関連付けられて前記第一の記憶部に記憶されている出力情報を、前記機器に返信する返信部と、
    前記受信部によって受信される出力要求ごとに送信元の識別情報を含む、出力要求の履歴情報を記憶する第二の記憶部と、
    前記特定部によってユーザ識別情報が特定されない場合に、前記出力要求の送信元の識別情報と同一の識別情報を送信元とする履歴情報の集合が、所定の条件を満たすかを判定する判定部とを有し、
    前記送信部は、前記履歴情報の集合が前記所定の条件を満たす場合に、前記出力要求の送信元に送信する情報を変更することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記送信部は、前記履歴情報の集合が前記所定の条件を満たす場合に、更に、前記出力要求に対する警告を示す情報を、前記出力要求の送信元に送信することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記送信部は、前記履歴情報の集合が前記所定の条件を満たす場合に、前記権限識別情報を、前記出力要求の送信元に送信しないことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  4. 前記判定部は、前記特定部によってユーザ識別情報が特定されない場合に、前記出力要求の送信元の識別情報が、第三の記憶部に記憶されている識別情報の一覧に含まれているときは、前記出力要求の送信元の識別情報と同一の識別情報を送信元とする履歴情報の集合が、所定の条件を満たすかを判定しないことを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の情報処理システム。
  5. 前記送信元の識別情報は、前記出力要求を送信する端末ごとの識別情報であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の情報処理システム。
  6. 1以上のコンピュータを含む情報処理システムが、
    所定のアドレスを宛先に含むデータの出力要求を、ネットワークを介して受信する受信手順と、
    前記出力要求の送信元の識別情報に対応付けられて記憶されているユーザ識別情報を特定する特定手順と、
    前記特定手順においてユーザ識別情報が特定されない場合に、前記出力要求に係るデータの出力権限を示す権限識別情報を生成する生成手順と、
    前記特定手順において特定されたユーザ識別情報又は前記生成手順において生成された権限識別情報に関連付けて、前記出力要求に係るデータの出力情報を第一の記憶部に記憶する第一の記憶手順と、
    前記権限識別情報を、前記出力要求の送信元に送信する送信手順と、
    ネットワークを介して機器から送信される要求に応じ、当該要求に含まれているユーザ識別情報又は権限識別情報に関連付けられて前記第一の記憶部に記憶されている出力情報を、前記機器に返信する返信手順と、
    前記受信手順において受信される出力要求ごとに送信元の識別情報を含む、出力要求の履歴情報を第二の記憶部に記憶する第二の記憶手順と、
    前記特定手順においてユーザ識別情報が特定されない場合に、前記出力要求の送信元の識別情報と同一の識別情報を送信元とする履歴情報の集合が、所定の条件を満たすかを判定する判定手順とを実行し、
    前記送信手順は、前記履歴情報の集合が前記所定の条件を満たす場合に、前記出力要求の送信元に送信する情報を変更することを特徴とする情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    所定のアドレスを宛先に含むデータの出力要求を、ネットワークを介して受信する受信手順と、
    前記出力要求の送信元の識別情報に対応付けられて記憶されているユーザ識別情報を特定する特定手順と、
    前記特定手順においてユーザ識別情報が特定されない場合に、前記出力要求に係るデータの出力権限を示す権限識別情報を生成する生成手順と、
    前記特定手順において特定されたユーザ識別情報又は前記生成手順において生成された権限識別情報に関連付けて、前記出力要求に係るデータの出力情報を第一の記憶部に記憶する第一の記憶手順と、
    前記権限識別情報を、前記出力要求の送信元に送信する送信手順と、
    前記受信手順において受信される出力要求ごとに送信元の識別情報を含む、出力要求の履歴情報を第二の記憶部に記憶する第二の記憶手順と、
    前記特定手順においてユーザ識別情報が特定されない場合に、前記出力要求の送信元の識別情報と同一の識別情報を送信元とする履歴情報の集合が、所定の条件を満たすかを判定する判定手順とを実行させ、
    前記送信手順は、前記履歴情報の集合が前記所定の条件を満たす場合に、前記出力要求の送信元に送信する情報を変更することを特徴とするプログラム。
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