JP5847601B2 - 基板生産ライン - Google Patents

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Description

本発明は、多数の部品が実装された基板を生産する基板生産ラインに関し、より詳細には、音声案内を行う基板生産ラインに関する。
多数の部品が実装された基板を生産する基板生産工程装置として、はんだ印刷装置、部品実装装置、リフロー装置、検査装置などがあり、これらを基板搬送装置で連結して基板生産ラインを構築する場合が多い。各基板生産工程装置は、基板に対してそれぞれの生産工程を施すために、マイクロコンピュータを内蔵した電子制御部を備えるのが一般的である。さらに、各基板生産工程装置の動作状況を総括的に監視制御するために、ホスト制御装置(ホストコンピュータ)を備えることも一般的に行われている。
この種の基板生産ラインでは、部品切れが発生したときに部品補給作業を行ったり、何らかの異常状態が発生したときに復帰作業を行ったり、次に生産する基板種の段取り作業を行ったりするために、オペレータがラインの管理、維持の一部を担っている。このため、基板生産工程装置には、オペレータとの間で情報を交換する手段として表示操作装置が設けられている。また、表示操作装置を操作していないオペレータに異常状態を報知したり、人的操作の必要性を訴えたりするために、報知ランプや報知ブザーなどが併用されることもある。一方、ホスト制御装置は、基板生産ラインの傍らに配置される場合もあれば、基板生産ラインから離れた別の場所に配置される場合もある。
このような基板生産工程装置の表示操作装置に関する技術の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1の作業装置は、操作、保守、および修理に関する説明についての音声情報および文字情報を複数の言語で記憶する記憶装置と、言語の選択手段と、選択した言語の音声情報および文字情報を出力する出力手段と、を備えている。さらに、実施形態では、作業装置として電子部品装着装置(部品実装装置)が例示され、記憶装置としてディスクドライブ、出力手段として説明用ディスプレイおよびスピーカがそれぞれ例示されている。これにより、言語を作業者(オペレータ)が選択できるようにしたので、作業者にとって使い勝手がよい、と記載されている。
また、基板生産工程装置ではないけれども、音声案内機能を有する装置の技術例が特許文献2および特許文献3に開示されている。特許文献2の配線案内装置は、音声合成装置に接続ガイダンス機能を設け、配線作業の接続箇所を音声出力によって指示するようにしている。これにより、作業者は音声出力の指示にしたがって接続作業を行えばよく、いちいち図面や表を見る手間を省いている。特許文献3のメカトロニクス機器の操作盤は、ディスプレイに表示されたメニューの中から操作項目を選択するスイッチと、音声によって各種のアナウンスをする音声発生装置と、表示および音声発生をコントロールする制御手段とを有している。これにより、スイッチの操作に関するアナウンスが音声で行われ、操作すべきスイッチが判らなくなったり押し間違えたりすることを防止して操作性を向上できる、とされている。
特開2005−101644号公報 特開昭63−202100号公報 特開平6−282317号公報
ところで、特許文献2および特許文献3では、音声によるアナウンスで操作性が向上するが、この技術を基板生産工程装置に適用しても効果的でない。なぜなら、ディスプレイの表示メニューや表示内容およびスイッチの数や配列が異なるため、音声によるアナウンスの内容やアナウンスのタイミングがマッチしないからである。つまり、基板生産工程装置に好ましい固有の音声案内情報や固有の音声案内方法を実現していない。また、特許文献1の技術は基板生産工程装置という点では一致しているが、複数の基板生産工程装置で構成される基板生産ラインでは、表示および音声案内に関して単独の基板生産工程装置では生じないライン固有の問題点がある。
例えば、基板生産ラインを構成する各基板生産工程装置の個別の電子制御部で判定できる個別異常状態と、個別には判定できずホスト制御装置によって判定されるラインの異常状態とがある。この2種類の異常状態を、表示装置および音声案内装置を備える複数の基板生産工程装置のうちのどの装置で、どのように表示し、どのように音声案内して、オペレータに報知するかが問題になる。オペレータは、ホスト制御装置の傍らに居ない場合が多く、どの基板生産工程装置にとりかかっているかも不明であるため、表示および音声案内の実施方法によっては異常状態の報知が遅れて生産効率の低下するおそれが生じる。また、複数の基板生産工程装置でむやみに音声案内を発すれば、関係のない他のオペレータに煩わしいものとなる。
また、基板生産工程装置における表示は、冗長な文章説明ではなく、異常状態を表すシンボルマークやエラーコードなどの簡易なイメージとされる場合が多い。これにより、オペレータは一瞬で異常状態を理解できるので、作業効率が捗る。しかしながら、簡易なイメージだけではその意味や内容を理解できない場合もあり、このときオペレータは文章化されたマニュアルを確認したり、エラーコードを検索したりして、多大な手間を要していた。これに代えて、音声案内による補足説明があれば、作業効率の低下や間違った作業を行ってしまうおそれを回避できると考えられる。
さらに、表示装置と音声案内装置の両方を備えると、通常は、表示や音声案内の開始および終了や内容の更新などにそれぞれ操作が必要となる。このため、操作の手間はオペレータにとって煩わしいものとなり、操作間違いのおそれも生じる。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な操作でイメージ表示に音声案内を併用でき、オペレータの作業を支援して作業時間を短縮し作業効率を向上するとともに間違った作業を防止し、以って基板の生産効率を高めた基板生産ラインを提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する請求項1に係る基板生産ラインの発明は、基板に対してそれぞれの生産工程を施す複数の基板生産工程装置と、各前記基板生産工程装置の動作状況を監視制御するホスト制御装置とを含んで構成された基板生産ラインであって、前記複数の基板生産工程装置はそれぞれ、前記ホスト制御装置が検出した前記基板生産ライン内の異常状態およびオペレータによる操作が必要な要操作状態、基板生産工程装置自身が検出した個別異常状態およびオペレータによる操作が必要な個別要操作状態のうちの少なくとも一部をイメージで表示する表示装置と、前記表示装置に表示される前記イメージの意味および/または内容を音声によりアナウンスする音声案内装置と、を備え、各前記基板生産工程装置の前記表示装置は、いずれかの基板生産工程装置がボトルネックとなってサイクルタイムが遅延した異常状態を前記イメージで表示し、各前記基板生産工程装置の前記音声案内装置は、前記サイクルタイムの遅延時間および前記ボトルネックとなっている基板生産工程装置を前記音声によりアナウンスする。
請求項2に係る発明は、基板に対してそれぞれの生産工程を施す複数の基板生産工程装置と、各前記基板生産工程装置の動作状況を監視制御するホスト制御装置とを含んで構成された基板生産ラインであって、前記複数の基板生産工程装置はそれぞれ、前記ホスト制御装置が検出した前記基板生産ライン内の異常状態およびオペレータによる操作が必要な要操作状態、基板生産工程装置自身が検出した個別異常状態およびオペレータによる操作が必要な個別要操作状態のうちの少なくとも一部をイメージで表示する表示装置と、前記表示装置に表示される前記イメージの意味および/または内容を音声によりアナウンスする音声案内装置と、を備え、前記複数の基板生産工程装置は少なくとも1台の部品実装装置を含み、各前記基板生産工程装置の前記表示装置は、いずれかの部品実装装置の部品残数が減少して部品切れ予告を発した要操作状態を前記イメージで表示し、各前記基板生産工程装置の前記音声案内装置は、部品切れ予告の対象になっている部品実装装置および前記部品残数が無くなるまでの時間を前記音声によりアナウンスする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2において、前記音声案内装置は音声案内ボタンを有し、前記表示装置が前記イメージを表示しているときに前記オペレータが前記音声案内ボタンを操作すると、前記音声案内装置が前記音声によるアナウンスを開始する。
請求項4に係る発明は、請求項1または2において、前記表示装置は表示ボタンを有し、前記オペレータが前記表示ボタンを操作すると、前記表示装置が前記イメージを表示するとともに、前記音声案内装置が前記音声によるアナウンスを開始する。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか一項において、いずれかの基板生産工程装置の前記表示装置のみで、当該の基板生産工程装置自身の前記個別異常状態および前記個別要操作状態のうちの少なくとも一部をイメージで表示し、当該の基板生産工程装置の前記音声案内装置のみで、前記イメージに対応する意味および/または内容を前記音声によりアナウンスする。
請求項6に係る発明は、請求項5において、前記複数の基板生産工程装置は少なくとも1台の部品実装装置を含み、前記部品実装装置の前記表示装置は、当該の部品実装装置で、部品供給部から部品を採取して基板上に装着する装着ノズルを交換したときに、前記装着ノズルに付与されているノズルコードの認識に失敗した個別異常状態、当該の部品実装装置で、前記装着ノズルを取り外してノズルステーションに戻す直前に、前記オペレータの確認を受ける個別要操作状態、当該の部品実装装置で、搬入された基板のフィデューシャルマークの読み取りに失敗した個別異常状態のうち少なくともひとつの状態を前記イメージで表示し、当該の部品実装装置の前記音声案内装置は、前記イメージに対応する意味および/または内容を前記音声によりアナウンスする。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか一項において、前記複数の基板生産工程装置はそれぞれ、前記異常状態、前記要操作状態、前記個別異常状態、および前記個別要操作状態のいずれかが発生したことを前記オペレータに報知する報知ランプをさらに備える。
請求項1に係る基板生産ラインの発明では、複数の基板生産工程装置はそれぞれ表示装置と音声案内装置とを備え、基板生産ライン内の異常状態および要操作状態、個別異常状態および個別要操作状態のうちの少なくとも一部をイメージで表示し、イメージの意味および/または内容を音声によりアナウンスする。このため、オペレータはイメージだけでその意味や内容を理解できるときは直ちに作業に移行し、理解できないときにアナウンスを聞いて理解した後に作業に移行する。したがって、理解できないときに文章化されたマニュアルを確認したり、エラーコードを検索したりする従来の多大な手間が不要となり、また、間違った作業を行うおそれがなくなる。これにより、オペレータはイメージで表示された異常状態などに迅速かつ効率的に対応でき、基板の生産効率を高められる。
さらに、各基板生産工程装置の表示装置は、いずれかの基板生産工程装置がボトルネックとなってサイクルタイムが遅延した異常状態をイメージで表示し、各基板生産工程装置の音声案内装置は、サイクルタイムの遅延時間およびボトルネックとなっている基板生産工程装置を音声によりアナウンスする。このため、オペレータは、最も近くの基板生産工程装置でサイクルタイムの遅延時間および原因となっている基板生産工程装置を迅速に確認できる。これにより、サイクルタイムの遅延の影響に短時間で対応でき、基板の生産効率を高められる。
請求項2に係る発明では、各基板生産工程装置の表示装置は、いずれかの部品実装装置の部品残数が減少して部品切れ予告を発した要操作状態をイメージで表示し、各基板生産工程装置の音声案内装置は、部品切れ予告の対象になっている部品実装装置および部品残数が無くなるまでの時間を音声によりアナウンスする。このため、オペレータは、当該の部品実装装置から離れていても、最も近くの基板生産工程装置で部品残数が無くなるまでの時間を迅速に確認して、計画的に当該の部品を補給できる。これにより、オペレータの作業効率が向上するとともに、部品切れを予防できて基板の生産効率を高められる。
請求項3に係る発明では、表示装置がイメージを表示しているときにオペレータが音声案内装置の音声案内ボタンを操作すると、音声によるアナウンスを開始する。つまり、オペレータはイメージの意味や内容を理解できないときだけ音声案内ボタンを操作すればよく、簡単なひとつの操作でイメージ表示に音声案内を併用できる。
請求項4に係る発明では、オペレータが表示装置の表示ボタンを操作すると、表示装置がイメージを表示するとともに、音声案内装置が音声によるアナウンスを開始する。つまり、オペレータは、簡単なひとつの操作でイメージ表示に音声案内を併用できる。
請求項5に係る発明では、いずれかの基板生産工程装置の表示装置のみで、当該の基板生産工程装置自身の個別異常状態および個別要操作状態をイメージで表示し、当該の基板生産工程装置の音声案内装置のみで、イメージに対応する意味および内容を音声によりアナウンスする。つまり、個別異常状態および個別要操作状態では、当該の基板生産工程装置の表示装置および音声案内装置のみで、表示および音声案内を行う。これにより、オペレータは原因となっている基板生産工程装置を勘違いするおそれがなくなり、確実な対応ができる。
請求項6に係る発明では、部品実装装置の表示装置は、装着ノズルのノズルコードの認に失敗した個別異常状態、装着ノズルを戻す直前にオペレータの確認を受ける個別要操作状態、およびフィデューシャルマークの読み取りに失敗した個別異常状態のうち少なくともひとつの状態をイメージで表示し、当該の部品実装装置の音声案内装置は、少なくとも前記ひとつの状態に対応する意味や内容を音声によりアナウンスする。これにより、オペレータは原因となっている部品実装装置を勘違いするおそれがなくなり、確実な対応ができる。
請求項7に係る発明では、基板生産工程装置はそれぞれ報知ランプをさらに備えており、異常状態などを示すイメージが表示されたことを迅速かつ確実にオペレータに報知できる。このため、報知ランプと表示装置および音声案内装置とを併用することで、オペレータの作業を支援して作業時間を一層短縮し作業効率を一層向上でき、以って基板の生産効率を一層高められる。
実施形態の基板生産ラインを模式的に例示した図である。 表示操作装置および音声案内装置の外形を示す正面図である。 音声案内装置の内部構成を説明する構成図である。 実施形態の基板生産ラインの動作を示したフローチャートの図である。 基板生産ライン内で異常状態が発生したときの動作および作用を説明する図である。 部品実装装置で個別異常状態が発生したときの動作および作用を説明する図である。
本発明の実施形態の基板生産ライン1について、図1〜図6を参考にして説明する。図1は、実施形態の基板生産ライン1を模式的に例示した図である。例示された基板生産ライン1は、基板生産工程装置としてのはんだ印刷装置2、部品実装装置3、検査装置4と、ホスト制御装置9とにより構成されている。はんだ印刷装置2、部品実装装置3、および検査装置4は、記載した順番に配置されており、基板を下流側に搬送する基板搬送装置21、31、41で連結されている。
はんだ印刷装置2は、搬入された基板の所定位置にペースト状のはんだを印刷する。部品実装装置3は、はんだ印刷装置2から搬送された基板のはんだ上に部品を実装する。検査装置4は、部品実装装置3から搬送された基板の部品実装位置や部品姿勢などを検査する。はんだ印刷装置2、部品実装装置3、および検査装置4は、基板に対してそれぞれの生産工程を施した後、基板を下流側の基板搬送装置21、31、41に搬出する。
ホスト制御装置9は、はんだ印刷装置2、部品実装装置3、および検査装置4と通信線91、92、93で接続されており、各基板生産工程装置2〜4の動作状況を総括的に監視制御する。ホスト制御装置9の設置箇所は、各基板生産工程装置2〜4の傍らであってもよく、各基板生産工程装置2〜4から離れた別の場所であってもよい。なお、通信線91、92、93に代えて、無線通信手段を用いるようにしてもよい。また、図示される基板生産ライン1の構成は一例であって、公知の様々な形態のライン構成、例えば複数の部品実装装置を備えるライン構成で本発明を実施できる。
はんだ印刷装置2、部品実装装置3、および検査装置4はそれぞれ、表示操作装置5、音声案内装置6、報知ランプ8、および図1には見えない電子制御部7を備えている。表示操作装置5および音声案内装置6は、はんだ印刷装置2、部品実装装置3、および検査装置4の前面左側上部に配設されている。表示操作装置5は、本発明の表示装置に相当し、各種の異常状態および要操作状態をイメージで表示するとともに、オペレータの入力操作を受け付ける(詳細後述)。音声案内装置6は、イメージで表示された異常状態および要操作状態の意味および内容を音声によりアナウンスする(詳細後述)。電子制御部7は、はんだ印刷装置2、部品実装装置3、および検査装置4のそれぞれの生産工程の進捗を管理する部位であり、必要に応じてホスト制御装置9と情報交換を行っている。
報知ランプ8は、はんだ印刷装置2、部品実装装置3、および検査装置4の上方に突出して配設されている。報知ランプ8は、電子制御部7に制御され、ランプの点滅または点灯により異常状態および要操作状態をオペレータに報知する。報知ランプ8には、例えば、市販の回転灯を用いることができる。本実施形態において、ホスト制御装置9が基板生産ライン1内の異常状態および要操作状態を判定したときに、3つの報知ランプ8が一斉に点滅する。また、はんだ印刷装置2、部品実装装置3、および検査装置4のいずれかの電子制御部7が個別異常状態および個別要操作状態を判定したときに、当該装置(2〜4のいずれか)の報知ランプ8のみが点灯する。報知ランプ8の点滅および点灯の方法は、上述に限定されず、いろいろなバリエーションがある。
図2は、表示操作装置5および音声案内装置6の外形を示す正面図である。図示されるように、表示操作装置5は箱状であり、正面の半ばから上部にかけて表示画面51が配置され、表示画面51の下側に3つの操作用ボタン52が配置されている。表示画面51には一般的な液晶ディスプレイやLEDディスプレイなどを用いることができ、操作用ボタン52には一般的な押しボタンなどを用いることができる。表示操作装置5は、電子制御部7から制御され、表示画面51には各種の異常状態および要操作状態がシンボルマークやエラーコードなどの簡易なイメージで表示される。また、オペレータが操作用ボタン52を押下操作すると、その操作内容が電子制御部7によって読み取られ、生産工程の進捗管理に反映される。
音声案内装置6は、表示操作装置5の左側に並んで配置されている。音声案内装置6は、縦長の箱状であり、正面には上から順番に音声説明ボタン61、音声出力スピーカ62、および言語切替スイッチ63が配置されている。また、左側面に音量調整つまみ64が配置されている。図3は、音声案内装置6の内部構成を説明する構成図である。図示されるように、音声案内装置6の内部は、音声データ記憶メモリ65、音声出力回路66、および制御回路67で構成されている。
音声データ記憶メモリ65は、音声を用いてアナウンスする内容を音声データとして記憶しておく部位である。音声データは、表示画面51に表示されるイメージの種類に対応したものを複数の言語で予め用意しておく。言語は、例えば、日本語と英語と中国語の3種類とすることができ、これに限定されない。音声出力回路66は、制御回路67からの制御にしたがい、音声データに基づいて音声出力を音声出力スピーカ62に出力する。
制御回路67は、音声説明ボタン61、言語切替スイッチ63、および音量調整つまみ64の操作内容を取得するとともに、電子制御部7から表示画面51のイメージの情報を取得して、音声出力回路66を制御する。
具体的に、オペレータが音声説明ボタン61を押下操作すると、制御回路67は、まず電子制御部7から現在表示しているイメージの情報を取得する。次に、制御回路67は、イメージの情報に対応しかつ言語切替スイッチ63で選択されている言語の音声データを音声データ記憶メモリ65から音声出力回路66に転送するとともに、音量調整つまみ64で設定された音量を音声出力回路66に指令する。これにより、音声データに対応した音声出力が音声出力回路66から音声出力スピーカ62に送出され、音声によるアナウンスが行われる。
次に、基板生産ライン1内の異常状態ならびに、そのときの動作および作用について例示説明する。基板生産ライン1では基板を順送りしているので、はんだ印刷装置2、部品実装装置3、および検査装置4が1枚の基板にそれぞれの生産工程を施す個々の処理時間は概ね一致している。また、一致しない場合は、搬送待ち時間を調整することで処理時間を揃え、3台の基板生産工程装置2、3、4の間で概ね同期して基板を搬送している。このように3台の基板生産工程装置2、3、4で揃って基板を搬送する時間間隔を、基板生産ライン1のサイクルタイムと称する。ところが、いずれか1台の基板生産工程装置で何らかの原因により処理時間が大幅に長引くと、当該基板生産工程の基板の排出に遅れが生じ、ひいては基板生産ライン1のサイクルタイムが遅延する。このとき、原因となった基板生産工程装置は、一般的にボトルネックと呼ばれる。ボトルネックが発生しているか否かの判定は、個々の基板生産工程装置2〜4の処理時間を大小比較して行うので、個々の装置2〜4の電子制御部7では行えず、ホスト制御装置9が行う。
ボトルネックの異常状態を放置すると基板の生産効率が低下するので、オペレータは原因を調査して対策する復帰作業を行う必要がある。これを支援するため、ホスト制御装置9は、サイクルタイムの遅延時間およびボトルネックとなっている基板生産工程装置の情報を3台の基板生産工程装置2、3、4の各電子制御部7に発信する。これにより、図4および図5に示される動作および作用が発生する。図4は、実施形態の基板生産ライン1の動作を示したフローチャートの図である。また、図5は、基板生産ライン1内で異常状態が発生したときの動作および作用を説明する図である。
図4のステップS1で、ホスト制御装置9は異常状態を判定すると、各電子制御部7に異常状態の発生および異常内容の情報を送信する。この情報を受信した各基板生産工程装置2〜4の電子制御部7は、ステップS2で報知ランプ8を点滅制御する。すると、図5に示されるように、3つの報知ランプ8が点滅して、オペレータに異常状態の発生を報知する。次に、ステップS3で、各基板生産工程装置2〜4の電子制御部7は表示操作装置5にイメージの表示を指令し、表示操作装置5は異常状態および異常内容に対応するイメージを表示する。
報知ランプ8の点滅に気付いたオペレータは、最も近くの基板生産工程装置の表示操作装置5に表示されているイメージを目視確認する。オペレータは、イメージだけでその意味や内容を理解できるときは、直ちにステップS6に移行して異常状態から復帰するための復帰作業を行うことができる。また、イメージを理解できないときに、オペレータは、ステップS4で音声案内装置6の音声説明ボタン61を押下操作する。これにより、ステップS5で、音声案内装置6の音声案内が開始され、異常状態および異常内容に関して音声によるアナウンスが行われる。前述のボトルネックの異常状態では、音声案内装置6はサイクルタイムの遅延時間およびボトルネックとなっている基板生産工程装置をアナウンスする。
例えば、図5には、オペレータM1がはんだ印刷装置2で表示操作装置5のイメージを確認して、音声案内装置6の音声説明ボタン61を押下操作した状態が示されている。ここで、音声案内装置6は、例えば「部品実装装置で5秒のサイクルタイム遅延が発生しています。」とアナウンスする。言語の違いによりアナウンスを理解できない場合や音量不足でアナウンスを聞き取れなかった場合には、言語切替スイッチ63で言語を切替え、あるいは音量調整つまみ64で音量を調整した後に再度音声説明ボタン61を押下操作する。これにより、オペレータM1は、イメージの意味および内容をアナウンスによる補助説明で確実に理解でき、ステップS6で復帰作業を行うことができる。
音声案内装置6を使用したか否かに関わらず、復帰作業は基板生産ライン1の運転を一時的に停止して行う場合が多い。ステップS6の復帰作業を終了した後、オペレータは、基板生産ライン1の運転を再開する。すると、ステップS7で、ホスト制御装置9は異常状態から正常状態への復帰を判定し、その旨を各基板生産工程装置2〜4の電子制御部7に送信する。この情報を受信した各基板生産工程装置2〜4の電子制御部7は、ステップS8で、表示操作装置5のイメージ表示を終了し、報知ランプ8を消灯する。さらに、ステップS9で、電子制御部7は異常状態からの復帰を音声案内装置6に通知し、音声案内装置6は異常状態からの復帰を音声によりアナウンスして、音声案内を終了する。
補足すると、ステップS4における音声説明ボタン61の押下操作は、部品実装装置3や検査装置で行うこともできる。動作フロー中のステップS1、S2、S3、S7、S8では3台全ての基板生産工程装置2〜4が動作し、ステップS5、S9ではオペレータM1が操作した特定の装置(図4の場合はんだ印刷装置2)が動作し、ステップS4、S6はオペレータM1による操作および復帰作業である。
また、部品実装装置3の部品残数の管理は、基板の目標生産数や生産実績数との関連があるため、ホスト制御装置9で行っている。ホスト制御装置9は、部品実装装置3の部品残数が減少して所定数以下になると部品切れ予告を発する。部品切れ予告は、異常状態ではないが、オペレータによる部品補給操作が必要な要操作状態であり、基板生産ライン1は異常状態の場合と同様に図4の動作フローにしたがって動作する。
すなわち、図5のステップS1で、ホスト制御装置9は部品切れ予告を判定すると、各基板生産工程装置2〜4の電子制御部7に部品切れ予告の情報を送信する。この情報を受信した各基板生産工程装置2〜4の電子制御部7は、ステップS2で報知ランプ8を点滅制御する。次に、ステップS3で、各基板生産工程装置2〜4の電子制御部7は表示操作装置5にイメージの表示を指令し、表示操作装置5は部品切れ予告の内容に対応するイメージを表示する。
報知ランプ8の点滅に気付いたオペレータは、最も近くの基板生産工程装置の表示操作装置5に表示されているイメージを目視確認する。オペレータは、イメージだけでその意味や内容を理解できるときは、ステップS6に移行して部品切れ予告から復帰するために部品補給作業を計画的に実施する。また、イメージを理解できないときに、オペレータは、ステップS4で音声案内装置6の音声説明ボタン61を押下操作する。これにより、ステップS5で、音声案内装置6の音声案内が開始され、部品切れ予告に関して音声によるアナウンスが行われる。具体的に、音声案内装置6は、部品切れ予告の対象になっている部品実装装置および部品残数が無くなるまでの時間をアナウンスする。
ステップS6の復帰作業では、基板生産ライン1の運転を継続しながら部品を補給する。部品が補給されると、ステップS7で、ホスト制御装置9は部品が補給されたことを認識して、部品切れ予告を解消し、その旨を各基板生産工程装置2〜4の電子制御部7に送信する。この情報を受信した各基板生産工程装置2〜4の電子制御部7は、ステップS8で、表示操作装置5のイメージ表示を終了し、報知ランプ8を消灯する。さらに、ステップS9で、電子制御部7は部品切れ予告の解消を音声案内装置6に通知し、音声案内装置6はその旨を音声によりアナウンスして、音声案内を終了する。
次に、部品実装装置3の個別異常状態および、そのときの動作および作用について例示説明する。部品実装装置3の電子制御部7で判定する個別異常状態として、ノズルコードの認識不可、ならびにフィデューシャルマークの読み取り不可がある。ノズルコードの認識不可とは、部品供給部から部品を採取して基板上に装着する装着ノズルを交換したときに、装着ノズルに付与されているノズルコードの認識に失敗した状態を意味する。この個別異常状態は、例えば、認識用カメラによる撮像を良好に行えなかった場合などに生じ得る。なお、ノズルコードとして近年では二次元コードが多用されており、これに限定されるものではない。また、フィデューシャルマークの読み取り不可とは、例えば、搬入された基板の停止位置のズレなどによりフィデューシャルマークの読み取りに失敗した状態を意味する。
個別異常状態が発生すると、部品実装装置3の電子制御部7は、図6に示されるように報知ランプ8を点灯する。図6は、部品実装装置3で個別異常状態が発生したときの動作および作用を説明する図である。図4と図6とを比較すれば分かるように、基板生産ライン1内の異常状態では3つの報知ランプ8を用いて報知するのに対し、個別異常状態では当該の部品実装装置3の1つの報知ランプを用いて報知する点が異なる。また、点滅と点灯の違いからも、両者を区別できる。
また、個別異常状態では、イメージ表示および音声案内は、当該の部品実装装置3のみで行われ、はんだ印刷装置2および検査装置4では行われない。したがって、オペレータM2は、部品実装装置3の操作表示装置5でイメージを目視確認する必要がある。そして、イメージを理解できないときに、オペレータM2は、部品実装装置3の音声案内装置6の音声説明ボタン61を押下操作する。これにより、音声案内装置6の音声案内が開始される。例えば、図6に例示されるように「装着ノズルの二次元コードの認識に失敗しました。」、または「フィデューシャルマークの読み取りに失敗しました。」とアナウンスされる。これにより、オペレータM2は、イメージの意味および内容をアナウンスによる補助説明によって確実に理解でき、個別異常状態から復帰するための復帰作業を行うことができる。
また、部品実装装置3の個別要操作状態として、装着ノズルの返却確認がある。装着ノズルの返却確認とは、装着ノズルを取り外してノズルステーションに戻す直前にオペレータの確認を待つ状態を意味する。この個別要操作状態においても、部品実装装置3は、前述した個別異常状態と同様に動作する。ただし、音声説明ボタン61が押下操作されたときに、音声案内装置6は、例えば「装着ノズルをノズルステーションに返却します。」とアナウンスする。これにより、オペレータは、イメージの意味および内容をアナウンスによる補助説明によって確実に理解でき、表示操作装置5の操作用ボタン52を押下操作して、装着ノズルの返却を確認し、次の生産工程に進むことができる。
なお、個別異常状態および個別要操作状態は、部品実装装置3に限定されるものではない。例えば、はんだ印刷装置2において、フィデューシャルマークの読み取りの失敗だけでなく、はんだ印刷不良などの個別異常状態や、はんだの補給要求発生時および温度調整必要時などの個別要操作状態なども生じ得る。また例えば、検査装置4において、フィデューシャルマークの読み取りの失敗だけでなく、部品未実装を始めとする各種の検査不合格が発生したときの個別異常状態も生じ得る。これらの個別異常状態および個別要操作状態では、当該の基板生産工程装置(2または4)のみで、報知ランプ8の点灯、表示操作装置5のイメージ表示、および音声案内装置6の音声案内が行われる。
実施形態の基板生産ライン1によれば、3つの基板生産工程装置2、3、4はそれぞれ表示装置5と音声案内装置6とを備え、基板生産ライン1内の異常状態および要操作状態、個別異常状態および個別要操作状態をイメージで表示し、イメージの意味および/または内容を音声によりアナウンスする。このため、オペレータはイメージだけでその意味や内容を理解できるときは直ちに復帰作業に移行し、理解できないときにアナウンスを聞いて理解した後に復帰作業に移行できる。したがって、理解できないときに文章化されたマニュアルを確認したり、エラーコードを検索したりする従来の多大な手間が不要となり、また、間違った作業を行うおそれがなくなる。これにより、オペレータは異常状態、要操作状態、個別異常状態、および個別要操作状態に迅速かつ効率的に対応でき、基板の生産効率を高められる。
また、表示装置5がイメージを表示しているときにオペレータが音声案内装置6の音声案内ボタン61を操作するとアナウンスが開始されるので、簡単なひとつの操作でイメージ表示に音声案内を併用できる。さらに、音声案内装置6は、異常状態、要操作状態、個別異常状態、個別要操作状態のいずれか少なくともひとつの状態から復帰したときに、復帰した旨を音声によりアナウンスするので、復帰作業を正規に終了できたことを明確に把握でき、余分な確認作業を行うことがなくなり作業効率を向上できる。
また、いずれかの基板生産工程装置がボトルネックとなってサイクルタイムが遅延した異常状態に短時間で対応でき、基板の生産効率を高められる。加えて、いずれかの部品実装装置の部品残数が減少して部品切れ予告を発した要操作状態で、計画的に当該の部品を補給し、部品切れを予防できて基板の生産効率を高められる。さらに、部品実装装置3の個別異常状態であるノズルコードの認識不可ならびにフィデューシャルマークの読み取り不可や、個別要操作状態である装着ノズルの返却確認では、当該の部品実装装置3の表示装置5および音声案内装置6でのみ、表示および音声案内を行う。これにより、オペレータは原因となっている部品実装装置3を勘違いするおそれがなくなり、確実な対応ができる。この効果は、複数の部品実装装置を備える基板生産ラインで顕著になる。
また、各基板生産工程装置2〜4はそれぞれ報知ランプ8をさらに備えており、異常状態などを示すイメージが表示されたことを迅速かつ確実にオペレータに報知できる。このため、報知ランプ8と表示装置5および音声案内装置6を併用することで、オペレータの作業を支援して作業時間を一層短縮し作業効率を一層向上でき、以って基板の生産効率を一層高められる。
なお、実施形態において、基板生産ライン1内の異常状態が発生したときに、3つの表示操作装置5にイメージを表示しているが、これに限定されない。例えば、異常状態が発生したときに、3つの報知ランプ8を点滅させかつ表示操作装置5のイメージ表示は行わず、オペレータがいずれかの基板生産工程装置の操作用ボタン52を押下操作したときにイメージ表示および音声案内の両方を行うようにしてもよい。この態様においても、簡単なひとつの操作でイメージ表示に音声案内を併用できる。また、音声説明ボタン61は、タッチパネル式で表示画面51内にあってもよいし、表示操作装置5以外の近傍にあってもよい。
さらに、各基板生産工程装置2〜4の電子制御部7の機能をホスト制御装置9が有し、個別の電子制御部7が無い態様でもよい。本発明は、その他にも様々な応用や変形が可能である。
1:基板生産ライン
2:はんだ印刷装置(基板生産工程装置)
3:部品実装装置(基板生産工程装置)
4:検査装置(基板生産工程装置)
5:表示操作装置 51:表示画面 52:操作用ボタン
6:音声案内装置
61:音声説明ボタン 62:音声出力スピーカ
63:言語切替スイッチ 64:音量調整つまみ
65:音声データ記憶メモリ 66:音声出力回路
67:制御回路
7:電子制御部
8:報知ランプ
9:ホスト制御装置
M1、M2:オペレータ

Claims (7)

  1. 基板に対してそれぞれの生産工程を施す複数の基板生産工程装置と、各前記基板生産工程装置の動作状況を監視制御するホスト制御装置とを含んで構成された基板生産ラインであって、
    前記複数の基板生産工程装置はそれぞれ、
    前記ホスト制御装置が検出した前記基板生産ライン内の異常状態およびオペレータによる操作が必要な要操作状態、基板生産工程装置自身が検出した個別異常状態およびオペレータによる操作が必要な個別要操作状態のうちの少なくとも一部をイメージで表示する表示装置と、
    前記表示装置に表示される前記イメージの意味および/または内容を音声によりアナウンスする音声案内装置と、を備え、
    各前記基板生産工程装置の前記表示装置は、いずれかの基板生産工程装置がボトルネックとなってサイクルタイムが遅延した異常状態を前記イメージで表示し、
    各前記基板生産工程装置の前記音声案内装置は、前記サイクルタイムの遅延時間および前記ボトルネックとなっている基板生産工程装置を前記音声によりアナウンスする基板生産ライン。
  2. 基板に対してそれぞれの生産工程を施す複数の基板生産工程装置と、各前記基板生産工程装置の動作状況を監視制御するホスト制御装置とを含んで構成された基板生産ラインであって、
    前記複数の基板生産工程装置はそれぞれ、
    前記ホスト制御装置が検出した前記基板生産ライン内の異常状態およびオペレータによる操作が必要な要操作状態、基板生産工程装置自身が検出した個別異常状態およびオペレータによる操作が必要な個別要操作状態のうちの少なくとも一部をイメージで表示する表示装置と、
    前記表示装置に表示される前記イメージの意味および/または内容を音声によりアナウンスする音声案内装置と、を備え、
    前記複数の基板生産工程装置は少なくとも1台の部品実装装置を含み、
    各前記基板生産工程装置の前記表示装置は、いずれかの部品実装装置の部品残数が減少して部品切れ予告を発した要操作状態を前記イメージで表示し、
    各前記基板生産工程装置の前記音声案内装置は、部品切れ予告の対象になっている部品実装装置および前記部品残数が無くなるまでの時間を前記音声によりアナウンスする基板生産ライン。
  3. 請求項1または2において、前記音声案内装置は音声案内ボタンを有し、
    前記表示装置が前記イメージを表示しているときに前記オペレータが前記音声案内ボタンを操作すると、前記音声案内装置が前記音声によるアナウンスを開始する基板生産ライン。
  4. 請求項1または2において、前記表示装置は表示ボタンを有し、
    前記オペレータが前記表示ボタンを操作すると、前記表示装置が前記イメージを表示するとともに、前記音声案内装置が前記音声によるアナウンスを開始する基板生産ライン。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、
    いずれかの基板生産工程装置の前記表示装置のみで、当該の基板生産工程装置自身の前記個別異常状態および前記個別要操作状態のうちの少なくとも一部をイメージで表示し、
    当該の基板生産工程装置の前記音声案内装置のみで、前記イメージに対応する意味および/または内容を前記音声によりアナウンスする基板生産ライン。
  6. 請求項5において、前記複数の基板生産工程装置は少なくとも1台の部品実装装置を含み、
    前記部品実装装置の前記表示装置は、
    当該の部品実装装置で、部品供給部から部品を採取して基板上に装着する装着ノズルを交換したときに、前記装着ノズルに付与されているノズルコードの認識に失敗した個別異常状態、
    当該の部品実装装置で、前記装着ノズルを取り外してノズルステーションに戻す直前に、前記オペレータの確認を受ける個別要操作状態、
    当該の部品実装装置で、搬入された基板のフィデューシャルマークの読み取りに失敗した個別異常状態のうち少なくともひとつの状態を前記イメージで表示し、
    当該の部品実装装置の前記音声案内装置は、前記イメージに対応する意味および/または内容を前記音声によりアナウンスする基板生産ライン。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、前記複数の基板生産工程装置はそれぞれ、前記異常状態、前記要操作状態、前記個別異常状態、および前記個別要操作状態のいずれかが発生したことを前記オペレータに報知する報知ランプをさらに備える基板生産ライン。
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