JP5847310B2 - ヒートシンクおよびパワーコンディショナ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒートシンク、およびヒートシンクを備えたパワーコンディショナに関する。
太陽電池モジュールで発電した電力を家庭で使える電力に変換するパワーコンディショナでは、内部の発熱素子を空冷するためにヒートシンクが用いられることが多い。パワーコンディショナ内部の部品の配置等には、パワーコンディショナの小型化を図るために様々な工夫がなされている。そのため、従来のパワーコンディショナは、例えばヒートシンクを複数の放熱体で構成することにより、冷却性能の低下を抑えながらパワーコンディショナの小型化を図るように構成されている。
例えば下記特許文献1に示される冷却構造は、電気部品が搭載される第1の放熱体と、この第1の放熱体と接合される第2の放熱体と、これらの放熱体の合わせ目に設けられるシール材と、これらの放熱体を締結する締結部材とから構成されている。また、下記特許文献1に代表される従来技術としては、例えば、第1の放熱体と、第2の放熱体と、一端が締結部材によって第1の放熱体に接続され他端が締結部材によって第2の放熱体に接続される金属製部材とから構成されているものも存在する。
特開2007−294806号公報(図4)
屋外に設置されるパワーコンディショナは、強制空冷用のファンによって外気導入口から外気を導入し、この外気をヒートシンクに通流させた後に排気口から排出させるように構成されている。そのため、雨水が排気口などからパワーコンディショナ内部に浸入する恐れがある。パワーコンディショナ内部の発熱素子が雨水によって悪影響を受けることを防ぐため、複数の放熱体の結合部(合わせ目)には、前述したようなシール材を施す必要がある。上記従来技術では、パワーコンディショナの防水性を確保するため、生産工程において上記結合部にシール材を塗布する作業が必要となるだけでなく、ネジなどの締結部材で結合部を密着させる必要がある。ただし、このようなシール材を施すことにより、シール材を設けない場合に比べて組み立て作業における余分な時間やコストが発生する。さらに、シール材はパワーコンディショナの熱などによって劣化するため、パワーコンディショナを長期間使用することによって十分な防水性が得られなくなる。このように上記特許文献1に代表される従来技術では、複数の放熱体の結合部における防水性能の低下を抑制しながらコストのより一層の低減化を図るというニーズに対応することができないという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の放熱体の結合部における防水性能の低下を抑制しながらコストのより一層の低減化を図ることができるヒートシンクおよびパワーコンディショナを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の放熱体を結合させて成るヒートシンクであって、一の前記放熱体には、他の前記放熱体側に向かって突状に設けられた蟻ほぞ状の凸部が形成され、他の前記放熱体には、前記凸部と嵌合する蟻溝状の凹部が形成され、前記凸部は、前記凹部と対向する端部の幅が、前記凸部の基部の幅より大きく形成された断面台形状を成し、前記凹部は、その凹部の底部の幅が、前記凹部の開口部より大きく形成された断面台形状を成し、一の前記放熱体と他の前記放熱体は、前記凸部が前記凹部と嵌合した状態で一体的に結合することを特徴とする。
この発明によれば、一の放熱体に形成された蟻ほぞ状の凸部が他の放熱体に形成された蟻溝状の凹部に嵌合することで凸部と凹部との合わせ面からの水の浸入を防止するようにしたので、複数の放熱体の結合部における防水性能の低下を抑制しながらコストのより一層の低減化を図ることができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係るパワーコンディショナの外観斜視図である。 図2は、パワーコンディショナの側面断面図である。 図3は、パワーコンディショナの正面断面図である。 図4は、図3のA−A線矢視図である。 図5は、図4の矢印A側からみた各放熱体を表す図である。 図6は、各放熱体が組み付けられた状態を表す図である。 図7は、各放熱体の第1の変形例を示す図である。 図8は、各放熱体の第2の変形例を示す図である。 図9は、組み付けられる前の各放熱体の要部拡大図である。 図10は、組み付けられた後の各放熱体の要部拡大図である。 図11は、2つの放熱体の合わせ面にシール材を用いた従来の冷却構造を説明するための図である。 図12は、2つの放熱体が金属製部材で接続される従来技術の冷却構造を説明するための図である。
以下に、本発明に係るヒートシンクおよびパワーコンディショナの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係るパワーコンディショナの外観斜視図であり、図2は、パワーコンディショナの側面断面図であり、図3は、パワーコンディショナの正面断面図である。パワーコンディショナ100の筐体1には、直交変換回路を構成する発熱素子5(IGBTやリアクトルなど)と、外気を通流させる送風室8と、仕切板7を介して送風室8側に設けられ発熱素子5を冷却するヒートシンク4と、筐体1の下面1cに設けられた外気取り込み口3と、機外の空気を強制的に送風室8内へ取り込むファン6と筐体1の上側の側面1bに設けられ筐体1内部の空気を排気する排気口2と、を有している。
なお、本実施の形態では図示を省略しているが、筐体1の内部には、太陽電池の発電電圧を昇圧する昇圧部、昇圧部で昇圧された直流を交流に変換するインバータ部、インバータ部からの交流の波形を整えて商用系統に出力するフィルタ部、およびファン6のファンモータを制御するための制御回路なども搭載されている。また、本実施の形態では、一例として、筐体1の側面1bに2つの排気口2が形成され、筐体1の下面1cに1つの外気取り込み口3が設けられているが、排気口2および外気取り込み口3の数はこれらに限定されるものではない。
図4は、図3のA−A線矢視図であり、図4にはヒートシンク4を構成する複数の放熱体4−1、4−2が組み付けられる前の状態が示されている。放熱体4−1は、仕切板7の送風室8側の面において仕切板7と平行に設置された基部4a1と、基部4a1の仕切板側面4c1に設けられ仕切板7側に向かって突状に設けられた複数のフィン4b1と、反仕切板側面4d1に設けられた蟻ほぞ状の凸部40とを有して構成されている。
放熱体4−1の端部4e1は、例えば、仕切板7側に直角に屈曲した後に、フィン4b1の先端より仕切板7側の位置で仕切板7と平行、かつ、フィン4b1側とは反対側に屈曲するように形成されている。端部4e1には締結部材9が挿入され、この締結部材9が仕切板7に螺入されることで、放熱体4−1が仕切板7に固定される。なお、図4では、図示を省略しているが、例えば放熱体4−1の端部4e1には、図2に示される発熱素子5が接続される。このことにより発熱素子5で発生した熱が基部4a1に吸熱される。
放熱体4−2は、仕切板7の送風室8側の面において仕切板7と平行に設置された基部4a2と、基部4a2の仕切板側面4c2に設けられ仕切板7側に向かって突状に設けられた複数のフィン4b2と、基部4a2の端部4e2に設けられ凸部40と嵌合する蟻溝状の凹部41を有して構成されている。基部4a2の端部4e2は、例えば仕切板7側に直角に屈曲するように形成されている。端部4e2の端面4fは、凹部41が凸部40と嵌合した際に基部4a1の反仕切板側面4d1と接触するように形成されている。フィン4b2は、その先端が端部4e2よりも仕切板7側に位置し、かつ、凹部41が凸部40と嵌合した際にその先端が仕切板7と接触しない程度の長さに形成されている。
このように形成されたヒートシンク4では、発熱素子5からの熱が放熱体4−1の端部4e1に伝達し、端部4e1に伝達した熱がフィン4b1およびフィン4b2から放熱される。フィン4b1およびフィン4b2には、図3に示される実線のように空気が通流するため、この空気によってフィン4b1およびフィン4b2による放熱が促され、発熱素子5が効果的に冷却される。
図5は、図4の矢印A側からみた各放熱体4−1、4−2を表す図であり、図6は、各放熱体4−1、4−2が組み付けられた状態を表す図である。図5において、仕切板7(図2参照)の送風室8側には例えば2つの放熱体4−1が取り付けられている。各放熱体4−1は、凸部40が、放熱体4−2に形成された凹部41の延長線上に位置するように設置されている。放熱体4−2の凹部41は、例えば放熱体4−2の長手方向(図5では上下方向)へ直線状に延設されている。同様に、放熱体4−1の凸部40は、放熱体4−1の長手方向へ直線状に延設されている。図5の矢印方向に放熱体4−2が移動されたとき、凸部40が凹部41に対してスライドして挿入され、凸部40が凹部41に係合する。このことにより、図6に示されるように、各放熱体4−1、4−2が相互に連結される。
なお、図4および図6に示される各放熱体4−1、4−2の形状は、後述する従来技術との相違を説明するための便宜上の形状であり、以下のような形状であってもよい。
図7は、各放熱体の第1の変形例を示す図である。図7に示される放熱体4−1の端部4e3は、仕切板7側とは反対側に直角に屈曲し、その先端には、蟻ほぞ状の凸部40が形成されている。また、図7に示される放熱体4−2には、その基部4a2の仕切板側面4c2に蟻溝状の凹部41が形成されている。
図8は、各放熱体の第2の変形例を示す図である。図8に示される放熱体4−1には、その基部4a1の反仕切板側面4d1に複数のフィン4b1が形成され、さらに反仕切板側面4d1に蟻ほぞ状の凸部40が形成されている。
図9は、組み付けられる前の各放熱体4−1、4−2の要部拡大図であり、図10は、組み付けられた後の各放熱体4−1、4−2の要部拡大図である。凹部41は、その底部41bの幅C1が開口部41aの幅A1より大きく形成され、かつ、凹部41の側面41cと底部41bとの成す角が鋭角となるように形成されている。すなわち、凹部41は、その溝幅が開口部41aから底部41bに向かって広がる断面台形状(逆ハの字状)の蟻溝(dovetail groove)形状である。
凸部40は、凹部41と対向する端部40aの幅C2が基部40bの幅A2より大きく形成され、かつ、放熱体4−1の外周面(反仕切板側面4d1)と凸部40の側面40cとの成す角が鋭角となるように形成されている。すなわち、凸部40は、その幅が基部40bから端部40aに向かって広がる断面台形状(逆ハの字状)の蟻ほぞ(dovetail tenon)形状である。
本実施の形態にかかるヒートシンク4では、幅A1、A2、C1、C2と、開口部41aから底部41bまでの高さB1と、端部40aから基部40bまでの高さB2との関係が、以下の関係を満たすように形成されている。
C1≧C2>A1>A2、かつ、B1>B2
図10には、これらの関係を満たすように形成された凹部41および凸部40に生じる接触面や空間が示されている。ヒートシンク4は、B1>B2となるように形成されているため、端部40aと底部41bとの間には、空間Xが形成される。
また、ヒートシンク4は、C1≧C2>A1>A2となるように形成されているため、端部40aの外縁部が側面40cと接触する。そのため、端部40aの外縁部と、凹部41の両側面41cとの間には、図10に示されるように接触面D、Eが生じる。
また、本実施の形態にかかるヒートシンク4は、C1≧C2>A1>A2となるように形成されているため、反仕切板側面4d1と端面4fとが接触する。そのため、反仕切板側面4d1と端面4fとの間には、接触面F、Gが生じる。
また、本実施の形態にかかるヒートシンク4は、C1≧C2>A1>A2となるように形成されているため、側面40cと側面41cとの間には、空間Y、Zが形成される。
図11は、2つの放熱体の合わせ面にシール材500を設けた従来の冷却構造を説明するための図である。図11に示される冷却構造は、半導体素子91が設けられている第1の放熱体400−1と、第1の放熱体400−1と接合される第2の放熱体400−2と、これらの放熱体の合わせ目に設けられるシール材500と、これらの放熱体を締結する締結部材90とから構成されている。この冷却構造では、防水性を確保するため、各放熱体400−1、400−2の結合部にシール材500を施す必要があると共に、締結部材90で各放熱体400−1、400−2を密着させる必要がある。従って、本発明の実施の形態にかかるヒートシンク4に比べて、組み立て作業における余分な時間やコストが発生する。さらに、シール材500は熱などによって劣化するため長期使用時には十分な防水性が得られなくなる。
図12は、2つの放熱体が金属製部材で接続される従来技術の冷却構造を説明するための図である。図12には、第1の放熱体400−3と、第2の放熱体400−4と、一端が締結部材92によって第1の放熱体400−3に接続され他端が締結部材92によって第2の放熱体400−4に接続される金属製部材93とから成る冷却構造が示されている。この冷却構造では、締結部材92を用いて各放熱体400−3、400−4を一体的に固定する必要がある。従って、本発明の実施の形態にかかるヒートシンク4に比べて、組み立て作業における余分な時間やコストが発生する。
本実施の形態にかかるヒートシンク4は、放熱体4−2に蟻溝状の凹部41が形成され、放熱体4−1に蟻ほぞ状の凸部40が形成され、凸部40が凹部41に対してスライドして挿入されることによって各放熱体4−1、4−2が連結されるように構成されている。そのため、図11に示されるような締結部材90が不要であり、組み立て作業における余分な時間やコストを抑制可能である。また、凸部40が蟻ほぞ状に形成され、凹部41が蟻溝状に形成されているため、凸部40と凹部41との合わせ面からの水の浸入を防止することができる。
また、ヒートシンク4は、凸部40および凹部41がC1≧C2>A1>A2、かつ、B1>B2を満たすように形成されている。例えば、図3に示されるように空気が通流している場合、ヒートシンク4の上部からヒートシンク4の内部に雨水が浸入する可能は低いものの、この雨水が放熱体4−1、4−2の合わせ目から雨水が浸入する可能がある。本実施の形態にかかるヒートシンク4によれば、雨水が接触面F、Gによって阻止されるため、従来技術のシール材500が不要である。
また、本実施の形態にかかるヒートシンク4では、凸部40および凹部41が上記関係を満たすことにより、側面40cと側面41cとの間に空間Y、Zが形成され、端部40aと底部41bとの間に空間Xが形成される。従って、接触面F、Gから空間X、Y、Zに雨水が浸入した場合でも、雨水の表面張力により、雨水を空間X、Y、Zに留まらせることができると共に、この雨水は空間X、Y、Z内を伝って放熱体4−1および放熱体4−2の合わせ目からヒートシンク4の外部に排出される。このように本実施の形態にかかるヒートシンク4によれば、シール材500が不要であり、その製作および組み込み作業に伴う時間やコストを抑制可能である。
なお、本実施の形態では、放熱体4−1に凸部40が設けられ、放熱体4−2に凹部41が設けられているが、放熱体4−1に凹部41を設け、放熱体4−2に凸部40を設けるように構成しても同様の効果を得ることができる。
また、凸部40および凹部41が設けられる方向は、図5に示される方向に限定されるものではなく、例えば、凹部41が放熱体4−2の短手方向(図5では左右方向)へ直線状に延設され、凸部40が放熱体4−1の短手方向へ直線状に延設されている場合でも、同様の効果を得ることができる。
また、フィン4b1の形状は、特に限定されるものではなく、発熱素子5の熱を効果的に放熱可能な形状であれば、例えば基部4a1の表面積を増やすように形成された溝状の放熱構造であってもよい。フィン4b2に関しても同様である。
以上に説明したように、本実施の形態にかかるヒートシンク4は、複数の放熱体4−1、4−2を結合させて成るヒートシンク4であって、一の放熱体4−1には、他の放熱体4−2側に向かって突状に設けられた蟻ほぞ状の凸部40が形成され、他の放熱体4−2には、凸部40と嵌合する蟻溝状の凹部41が形成され、凸部40は、凹部41と対向する端部40aの幅C2が、凸部40の基部40bの幅A2より大きく形成された断面台形状を成し、凹部41は、その底部41bの幅C1が凹部41の開口部41aの幅A1より大きく形成された断面台形状を成し、一の放熱体4−1と他の放熱体4−2は、凸部40が凹部41と嵌合した状態で一体的に結合するようにしたので、凸部40が凹部41に嵌合することによって各放熱体4−1、4−2が連結される。従って、図11に示されるような締結部材90が不要であり、組み立て作業における余分な時間やコストを抑制可能である。また、凸部40が蟻ほぞ状に形成され、凹部41が蟻溝状に形成されているため、凸部40と凹部41との合わせ面からの水の浸入を防止することができる。その結果、複数の放熱体の結合部における防水性能の低下を抑制しながらコストのより一層の低減化を図ることができる。また、本実施の形態にかかるヒートシンク4は、パワーコンディショナ100以外の様々な機器にも適用可能であり、ヒートシンク4を用いることにより、上述した効果を得ることができると共に、機器の小型化および減容化を図ることができる。そのため、LCA(Life Cycle Assessment)の点からも好ましい機器を提供可能である。
また、本実施の形態にかかるヒートシンク4は、凸部40および凹部41が、C1≧C2>A1>A2、かつ、B1>B2を満たすように形成されているので、端部40aと底部41bとの間には空間Xが形成され、反仕切板側面4d1と端面4fとの間には接触面F、Gが形成され、側面40cと側面41cとの間には空間Y、Zが形成され、端部40aの外縁部と凸部40の凹部41との間には接触面D、Eが形成される。そのため、接触面F、Gによって放熱体4−1、4−2の合わせ目からの雨水の浸入が阻止される。また、接触面F、Gから空間X、Y、Zに雨水が浸入した場合でも、雨水を空間X、Y、Zに留まらせることができると共に、この雨水を空間X、Y、Z内に通流させてヒートシンク4の外部に排出されることができる。その結果、シール材500が不要であり、製作および組み込み作業に伴う時間やコストを抑制可能である。
また、本実施の形態にかかるパワーコンディショナ100は、N(1以上の整数)個の太陽電池モジュール(発熱素子5)で発電された電力を交流電力に変換するパワーコンディショナ100であって、発熱素子5に熱的に接続され、かつ、複数の放熱体4−1、4−2を結合させて成るヒートシンク4と、ヒートシンク4を強制的に冷却するファン6と、を備えるようにしたので、コストの低減化を図ることができると共に、機器の小型化および減容化を図ることができる。
なお、本実施の形態に示したヒートシンクおよびパワーコンディショナは、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、ヒートシンクおよびパワーコンディショナに適用可能であり、特に、複数の放熱体の結合部における防水性能の低下を抑制しながらコストのより一層の低減化を図ることができる発明として有用である。
1 筐体、1b 側面、1c 下面、2 排気口、3 外気取り込み口、4 ヒートシンク、4a1,4a2 基部、4b1,4b2 フィン、4c1,4c2 仕切板側面、4d1 反仕切板側面、4e1,4e2,4e3 端部、4f 端面、4−1,4−2 放熱体、5 発熱素子、6 ファン、7 仕切板、8 送風室、9,90,92 締結部材、40 凸部、41 凹部、91 半導体素子、93 金属製部材、100 パワーコンディショナ、400−1,400−3 第1の放熱体、400−2,400−4 第2の放熱体。

Claims (2)

  1. 複数の放熱体を結合させて成るヒートシンクであって、
    一の前記放熱体には、他の前記放熱体側に向かって突状に設けられた蟻ほぞ状の凸部が形成され、
    他の前記放熱体には、前記凸部と嵌合する蟻溝状の凹部が形成され、
    前記凸部は、前記凹部と対向する端部の幅が、前記凸部の基部の幅より大きく形成された断面台形状を成し、
    前記凹部は、その凹部の底部の幅が、前記凹部の開口部の幅より大きく形成された断面台形状を成し、
    前記開口部の幅をA1、前記底部の幅をC1、前記端部の幅をC2、前記基部の幅をA2、前記開口部から前記底部までの高さをB1、前記端部から前記基部までの高さをB2としたとき、前記凸部および前記凹部は、C1≧C2>A1>A2、かつ、B1>B2を満たすように形成され、
    一の前記放熱体と他の前記放熱体は、前記凸部が前記凹部と嵌合した状態で一体的に結合することを特徴とするヒートシンク。
  2. N(1以上の整数)個の太陽電池モジュールで発電された電力を交流電力に変換するパワーコンディショナであって、
    発熱素子に熱的に接続され、かつ、複数の放熱体を結合させて成るヒートシンクと、
    前記ヒートシンクを強制的に冷却するファンと、
    を備え、
    一の前記放熱体には、他の前記放熱体側に向かって突状に設けられた蟻ほぞ状の凸部が形成され、
    他の前記放熱体には、前記凸部と嵌合する蟻溝状の凹部が形成され、
    前記凸部は、前記凹部と対向する端部の幅が、前記凸部の基部の幅より大きく形成された断面台形状を成し、
    前記凹部は、その凹部の底部の幅が、前記凹部の開口部の幅より大きく形成された断面台形状を成し、
    前記開口部の幅をA1、前記底部の幅をC1、前記端部の幅をC2、前記基部の幅をA2、前記開口部から前記底部までの高さをB1、前記端部から前記基部までの高さをB2としたとき、前記凸部および前記凹部は、C1≧C2>A1>A2、かつ、B1>B2を満たすように形成され、
    一の前記放熱体と他の前記放熱体は、前記凸部が前記凹部と嵌合した状態で一体的に結合することを特徴とするパワーコンディショナ。
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