JP5840484B2 - クリップ - Google Patents

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この発明は、雄部材を雌部材に挿入することにより被取付部材に固定されるクリップに関する。
従来より自動車、電化製品等に、複数の被取付部材を互いに固定するクリップが用いられている。この種のクリップとして、例えば図12に示すように、被取付部材101A,101Bを貫通する孔102に内嵌されるブッシュ103と、ブッシュ103に圧入されるピン104とからなる構成のものがある。ブッシュ103は、中空状に形成された軸部105と、被取付部材101A,101Bの表面に当接するフランジ106とを備える。ピン104は、フランジ107と、フランジ107から垂直に延出された軸部108とを備える。このクリップ100は、ブッシュ103にピン104が圧入されることによって軸部105を拡開し、被取付部材101A,101Bに対して締まりばめの状態で固定される(特許文献1参照)。
実用新案登録第2606490号公報
しかし、クリップ100を、全体の厚みが大きい被取付部材101A,101Bに固定する場合、ブッシュ103と被取付部材101A,101Bとの接触面積が大きくなるためにピン104の挿入力が大きくなってしまう問題があった。この問題に対し、ブッシュ103のしめしろを小さくすると、引抜力(抜去力)が小さくなり、クリップ100が被取付部材101A,101Bから抜け落ちやすくなってしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、雄部材を雌部材に挿入する際の挿入力を低減することができるクリップを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、被取付部材に設けられた孔に内嵌される軸部と、前記被取付部材の表面に当接するフランジ部とを備えた雌部材と、前記雌部材の軸部に内嵌される雄部材とを備え、前記雌部材に前記雄部材を挿入することによって前記被取付部材に取り付けられるクリップにおいて、前記軸部は、分割溝によって区画された脚部であって、前記雄部材の圧入に伴い弾性変形する複数の前記脚部から構成され、前記脚部は、前記フランジ部に設けられた基端部と、前記脚部のうち最も薄肉化された変曲部と、前記変曲部よりも先端に設けられ前記先端に向けて厚みが次第に大きくなると共に前記雄部材の先端を挟持する挟持部とを備え、前記変曲部が前記基端部と前記挟持部との境であり、前記変曲部よりも前記基端部側から、前記変曲部よりも先端側に向
けて延び、前記基端部の一部と前記挟持部の一部とにわたり、厚み方向に形成された溝部をさらに備えることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、クリップの雌部材に設けられた脚部は薄肉化された変曲部を備えるため、雄部材が雌部材に挿入された際に、変曲部を中心に、変曲部よりも先端に設けられた挟持部が外側へ反るように変形する。また、脚部には、溝部が厚み方向に形成されているため、被取付部材側に食い込む量が少なくなる。このため、雌部材に雄部材を挿入する際の挿入力を低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のクリップにおいて、前記脚部は、前記溝部の脚部基端側に形成された徐変溝をさらに備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、溝部のうち、脚部基端側には徐変溝が形成されているため、溝部の段差部に加わる応力を分散させることができる。また、雄部材を雌部材に挿入する際に、徐変溝が孔の開口部に沿うため、溝部を脚部に形成しても、被取付部材との間のガタつきを抑制し、抜去力を保持することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のクリップにおいて、前記徐変溝は、前記変曲部よりも前記脚部の基端側から形成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、徐変溝は、変曲部よりも脚部の基端側から形成されているので、孔の開口部付近の内側面に、徐変溝を当接させることができる。このため孔の開口近傍における内側面と脚部との接触面積が大きくなり、ガタつきが抑制されるとともに、クリップを被取付部材から引き抜くための力である抜去力を保持することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のクリップにおいて、前記脚部の突端には、前記雄部材の先端に形成された爪部が掛止される被掛止部が形成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明によれば、雌部材の被掛止部と雄部材の爪部とが掛止するため、雄部材を雌部材から引き抜く方向の引抜力を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のクリップにおいて、溝部は、前記脚部の中央に形成されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明によれば、溝部を脚部の中央に形成したので、溝部を脚部の側端に形成する場合等に比べ、雌部材に雄部材を挿入する際の挿入力を低減することができる。
本発明のクリップを具体化した一実施形態を下方からみた斜視図。 同クリップを構成する雌部材の側面図。 同雌部材を軸方向に沿って切断した端面図。 同雌部材を軸方向に直交する方向であって図3中B−B線で切断した端面図。 同クリップを構成する雄部材の側面図。 同クリップの取付前の状態を示す端面図。 同クリップを被取付部材に取り付けた状態を示す端面図。 図7中、同雌部材の変曲部を中心に拡大した要部拡大図。 同クリップを薄い被取付部材に固定した状態を示す端面図。 本発明のクリップを具体化した変形例であって、雌部材の横断面図。 本発明のクリップを具体化した変形例における雌部材の側面図。 従来のクリップを被取付部材に固定した状態を示す断面図。
以下、本発明のクリップを具体化した一実施形態を図1〜図9にしたがって説明する。クリップが取り付けられる被取付部材は、自動車のバンパー、ラジエーターグリル、フェンダーライナー等を構成する装着側のパネルと該パネルが装着される自動車本体側のパネルや、電化製品を構成する各パネルである。クリップはこれらのパネルを互いに固定するために用いられる。
図1に示すように、クリップ10は、被取付部材としてのパネルに設けられた貫通孔に内嵌される雌部材11と、雌部材11に圧入される雄部材12とを備える。これらの雌部材11及び雄部材12は、例えばポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)といったエンジニアリングプラスチック等の樹脂から形成されている。
雌部材11は、平面視略円環状のフランジ部15と、フランジ部15に対して略垂直方向に延出した雌側軸部16とを備える。図2に示すように、フランジ部15は、中央に孔が設けられた円環部15aと、円環部15aの周縁に間欠的に形成されたリブ15bとを備えている。
図1に示すように、雌側軸部16は、基端部がフランジ部15の下面に連結し、先端部は開口している。また雌側軸部16は、その内側に挿入孔16aを備えている。挿入孔16aは、フランジ部15の中央に形成された孔に連通している。この雌側軸部16は、4本の分割溝17が雌側軸部16の軸方向に沿って形成されることで4つに分割されている。これらの分割された各片は脚部18を構成する。
図3に示すように、脚部18は、フランジ部15側に設けられた基端部19と、基端部19よりも脚部先端に設けられた挟持部20とを有する。また、基端部19と挟持部20との境には、変曲部28が設けられている。変曲部28は、挟持部20のうち最も板厚が小さい基端部側に連結し、且つ外側面には上述した溝部25が形成されているため、脚部18のうち最も薄肉化された部分となっている。このため、雌部材11に雄部材12が圧入されることで、脚部18が外側に向かって押圧された際には、変曲部28を中心に挟持部20が外側に弾性変形する。
挟持部20は、その内側面に、基端部19側から突端に向かって傾斜するテーパ部21を有し、基端部19側からテーパ部21の終端にかけて、厚みが次第に大きくなっている。このため、4つの挟持部20によって囲まれた孔の径は、基端部19側からテーパ部21の終端にかけて徐々に小さくなっている。挟持部20の外側面であって、テーパ部21の終端から挟持部20の突端までの突端部は、パネルへ挿入しやすくするために曲面状に形成されている。また、挟持部20の突端には、脚部18の厚み方向に切り欠いた、被掛止部としての切り欠き部22が形成されている。
また図1に示すように、脚部18の外側面には、溝部25が形成されている。溝部25は、基端部19の一部と挟持部20の一部とに形成されている。溝部25は、脚部18を側面から見た際に、長手方向が雌側軸部16の軸方向に沿った略長方形状に形成されている。
図4に示すように、溝部25の底面は、脚部18の短手方向の形状にそって、緩やかに湾曲している。また、溝部25は、脚部18の短手方向(幅方向)、即ち脚部18の延出方向に対して直交する方向の中央に形成されている。さらに、溝部25は、脚部18の長手方向において、基端部19のうち、変曲部28より基端部側から厚み方向に形成されている。
また、図1に示すように、溝部25と脚部18の外側面との段差部のうち、長方形の短辺にあたる基端部19側の段差部には、脚部18の外側面から溝部25の底面へ傾斜する徐変溝26が形成されている。徐変溝26は、基端部19の終端位置まで形成されている。
また、溝部25と脚部18の外側面との段差部のうち、長方形の長辺にあたる各段差部には、傾斜部27が形成されている。傾斜部27は、脚部18の外側面から溝部25の底面に向かって傾斜している。傾斜部27の傾斜方向の幅は、徐変溝26の幅よりも小さくなっている。
次に、雄部材12について説明する。図5に示すように、雄部材12は、略円盤状に形成された鍔部30と、鍔部30から垂直に延出された雄側軸部31とを備えている。雄側軸部31の外周面には、4つの爪部32が形成されている。爪部32は、雄部材12が雌部材11に圧入された際に、雌部材11の切り欠き部22にそれぞれ掛止される。この爪部32を含めた雄側軸部31の最大外径は、雌側軸部16の最大内径よりも大きく設定されている。
次に、クリップ10の作用について図6〜図9に従って説明する。図6に示すように、クリップ10を取り付ける各パネルP1,P2は、樹脂等からなり、クリップ10を取り付けるための貫通孔H1が形成されている。この貫通孔H1には、雌部材11の雌側軸部16が予め内嵌される。雌側軸部16は、貫通孔H1の深さよりも長く、雌部材11は、貫通孔H1の下部開口から挟持部20を突出させた状態で取り付けられる。また、雌部材11のフランジ部15は、パネルP1の表面に当接する。
雄部材12を雌部材11に装着する際には、雄側軸部31の先端を、雌部材11の挿入孔16aの上部開口に差し込む。上述したように、爪部32を含む雄側軸部31の最大外径は、雌部材11の最大内径よりも大きいため、基端部19はパネルP1,P2側に食い込むように拡開する。
図7に示すように、雄側軸部31を、その先端が雌部材11の挟持部20に到達するまで挿入すると、雄部材12の鍔部30は、雌部材11のフランジ部15に当接する。また、雄部材12の爪部32は、雌部材11の切り欠き部22に掛止され、脚部18は、雄側軸部31により外側に向かって押圧されることにより、外側に向かって反るように変形する。このため各脚部18によって構成される雌側軸部16は、内径が拡大される方向へ拡開される。また変曲部28が貫通孔H1の近傍に配置されることにより、挟持部20は変曲部28を中心に外側に向かって反る。また、基端部19は、パネルP1,P2に食い込むように撓む。その結果、クリップ10は、パネルP1,P2に対して締まりばめの状態で取り付けられ、各パネルP1,P2を互いに固定する。
このとき、溝部25が形成された脚部18は、図8中破線で示す溝部25が形成されていない脚部18に比べ、パネルP1,P2側へ食い込むラップ量が、溝部25分に相当する差分Rだけ小さくなる。即ち、溝部25が脚部18に形成されることにより、パネルP1,P2に対するラップ量が小さくなるため、脚部18をパネルP1,P2に押し付けるために要する力が小さくなり、雄部材12を雌部材11に挿入する際の挿入力が低減される。また上述したように、溝部25は脚部18の短手方向の中央に配置されているため、溝部25を脚部18の側端に形成する場合に比べ、溝部25が占める面積を比較的大きくすることができる。このため、ラップ量が少なくなり、雄部材12を雌部材11に挿入する際の挿入力がさらに低減される。
また、溝部25には、変曲部28近傍に徐変溝26が設けられているため、脚部18が弾性変形する際に、溝部25の段差部が直角形状である場合に比べ、段差部にかかる応力が分散される。その結果、脚部18の剛性を高めることができる。一方、溝部25に直角の段差部が形成された脚部18の場合には、脚部18が弾性変形する際に、その直角部分に応力が集中してしまい、剛性が低下する。
さらに徐変溝26は変曲部28よりも脚部基端側から形成されているため、貫通孔H1の開口部付近の内側面には、徐変溝26が当接する。このため貫通孔H1開口近傍における内側面と脚部18との接触面積が大きくなり、ガタつきが抑制されるとともに、クリップ10を各パネルP1,P2から引き抜くための力である抜去力を保持することができる。また、溝部25を、基端部19の終端から形成することで、基端部19の外側面とパネルP1,P2との接触面積を高め、雌部材11が貫通孔H1の周方向に変位することを抑制することができる。
一方、図9に示すように、図7のパネルP1,P2に比べて板厚全体が薄いパネルP3,P4の貫通孔H2にクリップ10を装着する場合にも、雄部材12が雌側軸部16に圧入され、雄側軸部31の爪部32が雌部材11の切り欠き部22に掛止されることにより、雌側軸部16が拡開する。雌側軸部16の基端部19の軸方向の長さよりも、貫通孔H2の深さが短い場合には、溝部25や変曲部28が、パネルP3,P4の下方から突出した状態となる。このような場合にも、押し拡げられた基端部19が貫通孔H2の側面に食い込むために、クリップ10は貫通孔H2に締まりばめの状態で固定され、各パネルP3,P4を互いに固定する。
クリップ10を引き抜く際には、雄部材12の鍔部30と雌部材11のフランジ部15との隙間に、マイナスドライバー等の工具の先端を差し込む。そして、工具の先端によって、雄部材12の鍔部30下面を押し上げ、爪部32と切り欠き部22との掛止状態を解除する。
従って、上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、クリップ10の雌部材11に設けられた脚部18は、薄肉化された変曲部28を備えるため、雄部材12が雌部材11に挿入された際に、この変曲部28を中心に、変曲部28よりも先端に設けられた挟持部20が外側へ反るように変形する。また、脚部18には、溝部25が厚み方向に形成されているため、脚部18がパネルP1〜P4側に食い込むラップ量が少なくなる。このため、雌部材11に雄部材12を挿入する際の挿入力を低減することができる。
(2)上記実施形態では、溝部25のうち、脚部基端側に徐変溝26を形成した。このため脚部18の弾性変形の際に、溝部25の段差部に加わる応力を分散させることができる。また、雄部材12を雌部材11に挿入する際に、徐変溝26が貫通孔H1の開口部に沿うため、雌部材11と各パネルP1〜P4との接触面積を大きくすることができる。溝部25を脚部18に形成しても、パネルP1〜P4との間のガタつきを抑制し、抜去力を保持することができる。
(3)上記実施形態では、徐変溝26は、変曲部28よりも脚部18の基端側から形成されているので、貫通孔H1の開口部付近の内側面に、徐変溝26を当接させることができる。このため貫通孔H1開口近傍における内側面と脚部18との接触面積が大きくなり、ガタつきが抑制されるとともに、クリップ10を各パネルP1〜P4から引き抜くための力である抜去力を保持することができる。
(4)上記実施形態では、雄部材12を雌部材11に挿入する際に、雌部材11の切り欠き部22と雄部材12の爪部32とが掛止して、雌側軸部16を拡開する。このため、雄部材12を雌部材11から引き抜く際には、切り欠き部22と爪部32との掛止状態を解除することができる大きさの力が必要となる。このため、クリップ10の引抜力を高めることができる。
(5)上記実施形態では、溝部25は脚部18の短手方向の中央に配置されているため、溝部25を脚部18の側端に形成する場合に比べ、溝部25が占める面積を比較的大きくすることができる。このため、雄部材12を雌部材11に挿入する際の挿入力がさらに低減される。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、溝部25を、脚部18の短手方向の中央に形成したが、図10に示すように、脚部18の各側部に、脚部18の長手方向に沿って溝部25を形成してもよい。また、図10では2つの溝部25を形成したが一つでもよい。このようにしても、雄部材12の挿入力を低減することができる。
・上記実施形態では、溝部は、脚部18の厚み方向に凹設したが、脚部18の厚み方向に貫通させてもよい。例えば、図11に示すように、上記実施形態の溝部25の領域に、貫通した溝部50を形成してもよい。
・溝部25は、側面視長方形状としたが、少なくとも挟持部20を薄肉化できればよく、正方形状としてもよいし、菱形形状にしてもよい。
・溝部25は、脚部18の外側面に形成することが好ましいが、雄部材12を挟持する際にガタつきが生じなければ脚部18の内側面に形成してもよい。
・徐変溝26は、変曲部28よりも脚部基端側から形成されていることが好ましいが、雌部材11が、可撓性が高くパネルP1,P2に沿って変形しやすい材料から形成されている場合には、変曲部28の位置、または変曲部28よりも下方の位置から徐変溝26を形成してもよい。
・溝部25には、徐変溝26及び傾斜部27を形成するようにしたが、少なくとも溝部25のみが形成されていればよい。
・上記実施形態では、全ての脚部18に溝部25を形成したが、少なくとも一つの脚部18に溝部25が形成されていればよい。
10…クリップ、11…雌部材、12…雄部材、15…フランジ部、16…雌側軸部、18…脚部、19…基端部、20…挟持部、22…被掛止部としての切り欠き部、25,50…溝部、26…徐変溝、27…傾斜部、28…変曲部、32…爪部、H1,H2…貫通孔、P1〜P4…被取付部材としてのパネル。

Claims (5)

  1. 被取付部材に設けられた孔に内嵌される軸部と、前記被取付部材の表面に当接するフランジ部とを備えた雌部材と、前記雌部材の軸部に内嵌される雄部材とを備え、前記雌部材に前記雄部材を挿入することによって前記被取付部材に取り付けられるクリップにおいて、
    前記軸部は、分割溝によって区画された脚部であって、前記雄部材の圧入に伴い弾性変形する複数の前記脚部から構成され、
    前記脚部は、
    前記フランジ部に設けられた基端部と、
    前記脚部のうち最も薄肉化された変曲部と、
    前記変曲部よりも先端に設けられ前記先端に向けて厚みが次第に大きくなると共に前記雄部材の先端を挟持する挟持部とを備え、
    前記変曲部が前記基端部と前記挟持部との境であり、
    記変曲部よりも前記基端部側から、前記変曲部よりも先端側に向けて延び、前記基端部の一部と前記挟持部の一部とにわたり、厚み方向に形成された溝部をさらに備える
    ことを特徴とするクリップ。
  2. 前記脚部は、前記溝部の脚部基端側に形成された徐変溝をさらに備えた請求項1に記載のクリップ。
  3. 前記徐変溝は、前記変曲部よりも前記脚部の基端側から形成されている請求項2に記載のクリップ。
  4. 前記脚部の突端には、前記雄部材の先端に形成された爪部が掛止される被掛止部が形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のクリップ。
  5. 前記溝部は、前記脚部の中央に形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のクリップ。
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