JP2017009098A - 留め具 - Google Patents

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心 中川
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Abstract

【課題】留め具を相対的に大きな取付孔に取り付けた場合に、取付孔からの抜去力をの低下を抑える技術を提供する。
【解決手段】被取付部材の取付孔に取り付けるための留め具10であって、取付孔の孔縁に係合する係合面を有し、対向方向に撓み可能な一対の脚部20と、一対の脚部20の一端を連結する連結部22と、を備える。脚部20の係合面は、相対的に大きな取付孔に取り付けた場合に相対的に小さな取付孔に取り付けた場合と比べて、取付孔の軸方向に対する傾斜角が大きくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、取付孔に取り付けるための留め具に関する。
特許文献1には、車両に配索されるワイヤハーネスをパネルに固定するための配線用クリップが開示される。配線用クリップは、ワイヤハーネスが固定される取付部と、取付部から突出する突出部と、突出部の先端から取付部に向かって延びる一対の係止片と、一対の係止片に連結してパネルの孔に係止する保持部とを備える。配線用クリップは、パネルの孔に突出部の先端から挿入して、一対の係止片の切欠部と保持部でパネルを挟むことでパネルの孔に取り付けられる。
特開2010−96303号公報
ところで、取付孔に取り付けられる留め具において、異なる大きさの取付孔に取付可能であることが望ましい。また、留め具を相対的に大きな取付孔に取り付けた場合に、取付孔からの抜去力が低下することを抑えることが望ましい。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、留め具を相対的に大きな取付孔に取り付けた場合に、取付孔からの抜去力の低下を抑える技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の留め具は、被取付部材の取付孔に取り付けるための留め具であって、取付孔の孔縁に係合する係合面を有し、対向方向に撓み可能な一対の脚部と、一対の脚部の一端を連結する連結部と、を備える。脚部の係合面は、相対的に大きな取付孔に取り付けた場合に相対的に小さな取付孔に取り付けた場合と比べて、取付孔の軸方向に対する傾斜角が大きくなる。
本発明の別の態様は、被取付部材の取付孔に取り付けられる留め具である。この留め具は、取付孔の孔縁に係合する係合面を有し、対向方向に撓み可能な一対の脚部と、一対の脚部の一端を連結する連結部と、を備える。一対の脚部は、係合面の他端側から対向方向内向きに延出する延出部と、延出部から屈曲して対向方向外向きに張り出す張出部と、を有する。
本発明によれば、留め具を相対的に大きな取付孔に取り付けた場合に、取付孔からの抜去力の低下を抑える技術を提供できる。
実施例の留め具の斜視図である。 図2(a)は、留め具の底面図であり、図2(b)は、図2(a)に示す留め具の線分A−Aの断面図である。 留め具を小さな第1取付孔に取り付ける工程について説明するための図である。 留め具を大きな第2取付孔に取り付ける工程について説明するための図である。 変形例の留め具について説明するための図である。
図1は、実施例の留め具10の斜視図である。図1(a)には留め具10を表側から見た図を示し、図1(b)には留め具10を裏側から見た図を示す。
留め具10は、例えば車体パネルや内装パネルなどの被取付部材の取付孔に取り付けられる。留め具10は、所定の取付部材を被取付部材に取り付けるために用いられてよく、別の例では単に取付孔を塞ぐためのホールプラグとして用いられてよい。取付部材は、留め具10に一体に形成される例を示すが、変形例として、取付部材が留め具と別体として形成されて取付部材の軸部が留め具に係止されてよい。なお、実施例での取付孔は矩形状であるが、この態様に限られず円形状であってよい。
留め具10は、樹脂材料により形成され、一対の脚部20、連結部22、軸部24、フランジ部26および取付部28を備える。取付部28は、取付部材に連結される部分であって、取付部材は省いて図示する。取付部材は、内装用の飾り部材やハーネスを固定する結束バンドなどの車載部品である。
フランジ部26は、円盤状に形成され、軸部24より径方向外向きに張り出し、取付状態において取付孔の周りの被取付部材に係止する。フランジ部26の表面に取付部28が連設され、裏面26aに一対の脚部20および軸部24が連設される。
軸部24は、角柱状に形成され、フランジ部26の裏面26aから垂下する。連結部22は、軸部24の先端側にて一対の脚部20の一端を連結する。
一対の脚部20は、取付状態において取付孔の裏側の孔縁に係合する係合部32を有し、対向方向に撓み可能である。一対の脚部20の間には軸部24が配置される。一対の脚部20の一端は、連結部22に連結され、他端はフランジ部26の裏面26aに連結される。なお、軸部24がフランジ部26から垂下する方向を軸方向といい、一対の脚部20が軸部24を挟んで対向する方向を対向方向といい、軸方向および対向方向に直交する方向を幅方向という。取付孔の大きさは取付状態の一対の脚部20の対向方向の間隔をいう。
留め具10は、取付孔に連結部22側から挿入されて、フランジ部26と脚部20の係合部32で被取付部材を挟み込むことで取り付けられる。この留め具10の各構成についれ、新たな図面を参照して詳細に説明する。
図2(a)は、留め具10の底面図であり、図2(b)は、図2(a)に示す留め具10の線分A−Aの断面図である。ここで各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。
図2(a)に示すように、軸部24は、脚部20より幅方向に大きく形成される。これにより軸部24は、取付孔に挿入した際に、幅方向の移動を制限できる。
図2(b)に示すように、脚部20は、拡開部30、係合部32、延出部34、張出部40および結合部44を有する。一対の拡開部30は、連結部22からフランジ部26に向かって対向方向の間隔が広がるように拡開する。拡開部30は、連結部22からフランジ部26に向かうにしたがって軸部24から離れるように延出する。
係合部32は、拡開部30の先端から対向方向内向きに屈曲し、外面に取付孔の裏側の孔縁に係合する係合面32aを有する。係合面32aは、拡開部30からフランジ部26に向かって軸部24に近づくように傾斜する。脚部20において、拡開部30の先端、すなわち係合部32の下端が対向方向外向きに最も大きく張り出す。
延出部34は、係合部32の先端から屈曲し、対向方向内向きに沿って延出する。延出部34は、係合面32aの脚部20の他端側から軸部24に接近する方向に延出する。延出部34は、凹部36および第1当接部38を有する。凹部36は、拡開部30の内面から連なる脚部20の内面に、延出部34が薄肉になるように凹んで形成される。凹部36により、延出部34を凹部36の位置でフランジ部26に向かって屈曲するように撓ませやすくできる。凹部36は、係合部32の内面から連設されており、凹部36にて延出部34が上方に屈曲した際に、係合部32における係合面32aの軸方向に対する鋭角の傾斜が小さくなる。
第1当接部38は、対向方向内向きに突起状に延出して形成され、一対の脚部20が対向方向内向きに撓んだ状態で軸部24に当接可能である。第1当接部38は、軸部24に当接することで係合部32の対向方向内向きの移動を抑えることができる。
張出部40は、延出部34の上面の中途から軸方向に離れて、すなわち脚部20の他端方向に離れるように屈曲して形成され、軸部24から離れる方向、すなわち対向方向外向きに張り出す。張出部40は、延出部34と軸方向に離れて対向し、延出部34と略平行に形成される。張出部40と延出部34の軸方向の間隔は、取付孔の軸方向長さより小さくなるように設定され、係合部32が取付孔の裏側の孔縁に当接した際に張出部40が取付孔の内側に位置するように設定される。張出部40は、取付状態において取付孔の内面に当接可能な第2当接部42を有する。第2当接部42は、張出部40の対向方向外側の先端に位置し、係合部32の下端および拡開部30の先端より対向方向内側に位置し、軸方向において係合面32aと重複するように位置する。
結合部44は、張出部40の先端から屈曲して、第2当接部42より対向方向内側に位置し、フランジ部26の裏面26aに連結する。結合部44は軸方向に対して傾斜する。脚部20がフランジ部26に連結されることで、脚部20の耐久性が増し、留め具10を取付孔から取り外して再度使用できる。
制限部46は、軸部24の根元において、フランジ部26および/または軸部24から突出して形成され、第1当接部38の軸方向上向きの動き、すなわちフランジ部26に向かう動きを制限する。
ところで、実施例の留め具10は、車種などの違いによって異なる大きさや異なる板厚の被取付部材の取付孔に取り付けられることがある。特許文献1に開示されるような従来の留め具は、相対的に小さな取付孔に取り付けた場合、一対の脚部の撓み量が大きくなって係合面の取付孔の軸方向に対する傾斜角が大きくなり、係合面が軸方向に直交するようになって取付孔からの抜去力が大きくなる。一方、従来の留め具を相対的に大きな取付孔に取り付けた場合、一対の脚部の撓み量が小さくなって係合面の取付孔の軸方向に対する傾斜角が小さくなり、係合面が軸方向に沿うようになって取付孔からの抜去力が小さくなる。このように、従来の留め具を相対的に大きな取付孔に取り付けると抜去力が低下するおそれがある。また、異なる取付孔の大きさに対応するため一対の脚部をより拡開する方法があるが、一対の脚部を拡開するにつれて挿入力が大きくなる。他の方法として、自由状態において留め具の係合面の取付孔の軸方向に対する傾斜角を大きくして抜去力を高める方法があるが、この方法では被取付部材の板厚の変化に対応しづらくなる。
そこで、実施例の留め具10では、大きな取付孔に取り付けた場合に抜去力の低下を抑えるように、取付孔の大きさに応じて係合面32aの傾斜角が変化するように構成する。この留め具10の作用について新たな図面を参照して詳細に説明する。
図3は、留め具10を小さな第1取付孔12aに取り付ける工程について説明するための図である。図3(a)には第1取付孔12aに挿入途中の留め具10を示し、図3(b)には第1取付孔12aに取り付け完了した状態の留め具10を示す。
図3(a)に示す留め具10を連結部22側から押し込む際に、第1取付孔12aが相対的に小さいため、一対の脚部20は第1取付孔12aの内面に当接して対向方向内向きに相対的に大きく撓み、第1当接部38が軸部24に当接して、互いの接近が制限される。
また、一対の脚部20は第1取付孔12aの内面との摩擦により、軸方向上方、すなわちフランジ部26に向かって撓み、延出部34が張出部40と軸方向に離間しているため、延出部34が凹部36にて上方に屈曲する。延出部34が凹部36にて上方に屈曲することで、係合部32が軸部24側に移動し、係合面32aの軸方向に対する傾斜角が小さくなるため、挿入抵抗を低減することができる。延出部34は、挿入時に張出部40に当接しないように形成することが挿入抵抗を低減する点で好ましいが、当接してもよい。第1当接部38が制限部46に当接することで、係合部32が軸方向上方に移動し過ぎて、係合部32が第1取付孔12aの裏側の孔縁に引っ掛かりづらくなることを抑えることができる。
図3(b)に示すように、取付状態において係合面32aが第1取付孔12aの裏側の孔縁に係合し、第1当接部38が軸部24に当接し、第2当接部42が第1取付孔12aの内面に当接している。
第1取付孔12aが相対的に小さいため、相対的に大きな取付孔と比べて、係合面32aは対向方向内向きに大きな荷重を受ける。係合面32aから延出部34に対向方向内向きの力が伝達され、第1当接部38は軸部24に当接し、係合面32aの対向方向内向きの移動を規制する。係合面32aの内向きの移動を規制することで、留め具10の抜去力を高めることができる。
係合面32aが第1取付孔12aの孔縁に係合して対向方向内向きの力を受けると、拡開部30や張出部40は対向方向外向きに膨らもうとする力が働き、張出部40の第2当接部42は第1取付孔12aの内面に当接する。これにより、張出部40が第1取付孔12aの内面から受ける対向方向内向きの力は、延出部34に伝達されて凹部36で屈曲する力となる。延出部34の凹部36が張出部40より撓みやすいため、係合面32aと第2当接部42が受ける対向方向内向きの力は、主に凹部36にて延出部34を屈曲させる力となる。延出部34の屈曲により係合面32aの軸方向に対する第1傾斜角θ1が定まる。第2当接部42が第1取付孔12aの内面に当接することで、張出部40が膨らもうとするのを抑え、凹部36をより屈曲させて係合面32aの第1傾斜角θ1を定めることができる。
留め具10を第1取付孔12aから引き抜く力を加えた際、第1当接部38と制限部46の当接により、係合面32aの第1傾斜角θ1を安定させることができ、第1当接部38および張出部40が当接しない場合と比べて抜けづらくできる。
図4は、留め具10を大きな第2取付孔12bに取り付ける工程について説明するための図である。図3(a)には第2取付孔12bに挿入途中の留め具10を示し、図3(b)には第2取付孔12bに取り付け完了した状態の留め具10を示す。留め具10を取り付けた際の対向方向の第2取付孔12bの大きさは、第1取付孔12aより大きい。
図4(a)に示すように、第2取付孔12bは第1取付孔12aより大きいため、図3(a)に示す脚部20と比べて脚部20の対向方向内向きの撓みは小さくなっているが図3(a)に示す延出部34より図4(a)に示す凹部36の屈曲が小さいため、第2取付孔12bでの必要な挿入力は、第1取付孔12aでの挿入力と同程度に設定することが可能である。これにより、取付孔の大きさが変化しても所望の挿入力で挿入可能に留め具10を設計できる。
図4(b)に示すように、取付状態において係合面32aが第2取付孔12bの裏側の孔縁に係合し、第1当接部38が軸部24に非接触であり、第2当接部42が第1取付孔12aの内面に非接触である。
第2取付孔12bは相対的に大きいため、相対的に小さな第1取付孔12aと比べて、係合面32aが対向方向内向きに受ける荷重が小さい。また、第1当接部38および第2当接部42が非接触であるため、凹部36の屈曲は小さくなり、係合面32aの軸方向に対する第2傾斜角θ2は、図3(b)に示す第1取付孔12aにおける第1傾斜角θ1より大きくなる。なお、第1傾斜角θ1および第2傾斜角θ2は、係合面32aが軸方向に対して鋭角の傾斜角をいう。
ここで、係合面32aの軸方向に対する傾斜角が大きいほど抜去力が大きくなり、係合面32aの軸方向に対する傾斜角が小さくなるほど係合面32aが引き抜き方向に沿うため抜去力が小さくなる。係合面32aは、相対的に大きな第2取付孔12bに取り付けた場合に相対的に小さな第1取付孔12aに取り付けた場合と比べて、取付孔の軸方向に対する傾斜角が大きくなる。これにより留め具10は、取付孔の大きさが大きくなるほど係合面32aの軸方向に対する傾斜角が大きくなるように構成されるため、抜去力が低下することを抑えることができる。
なお、相対的に小さな第1取付孔12aに取り付けた場合に、係合面32aの軸方向に対する傾斜角が小さくなるが、取付孔の大きさが小さくなるほど、一対の脚部20が対向方向内向きに大きく撓むため、一対の脚部20が弾性復帰しようと対向方向外向きに大きな力が働き、抜去力の低下を抑えられている。また、取付孔の大きさが小さくなるほど係合面32aの軸方向に対する傾斜角θが小さくなるため、抜去力が大きくなりすぎて再利用する際に抜けづらくなることを抑え、取付孔の大きさの変化による抜去力の変化を抑えて、留め具10を所望の抜去力に設計することも可能である。
図4(b)に示す第2取付孔12bへの取付状態における係合部32と拡開部30の内面側の第4傾斜角θ4は、図3(b)に示す第1取付孔12aへの取付状態における係合部32と拡開部30の内面側の第3傾斜角θ3より小さくなるように構成される。これにより、留め具10を大きな第2取付孔12bに取り付けた際に、係合面32aの軸方向に対する傾斜角を大きくして抜去力を高めることができる。取付状態における張出部40と延出部34の軸方向の最小対向間隔は、図4(b)に示す第2取付孔12bに取り付けた場合の間隔H2より、図3(b)に示す第1取付孔12aに取り付けた場合の間隔H1の方が小さく、張出部40および延出部34は第1取付孔12a内で大きく撓んでいる。
図5は、変形例の留め具100について説明するための図である。図5(a)は留め具100の斜視図であり、図5(b)は軸部14と結合した留め具100の軸方向の断面図である。
図5(b)に示す変形例の留め具100は、図2(b)に示す留め具10と比べて、軸部14が別体に設けられる点で異なる。軸部14は、取付部材に柱状に突出するように形成され、留め具100に係止される係止孔14aを有する。
図5(a)に示すように、留め具100は、一対の脚部20、連結部22、一対のフランジ部52および係止部50を備える。係止部50は、連結部22または脚部20の内面から立設して爪状に形成され、軸部14の係止孔14aに係止する。フランジ部52は、平板状に形成され、脚部20の他端の結合部44に連結して対向方向外向きに延出する。フランジ部52は取付孔の周りの被取付部材に引っ掛かる。
図5(b)に示すように、軸部14は一対の脚部20の間に配置され、係止孔14aが係止部50に係止されてることで、取付部材と留め具100が一体化される。このように、軸部14が別体であっても、留め具100と係止させて一体化することで、図1(a)に示す留め具10と同様の機能を得ることができる。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。
実施例では、脚部20がフランジ部26の裏面26aに結合する態様を示したが、この態様に限られない。例えば、脚部20はフランジ部26に結合しておらず、自由端を有してよい。
実施例では、脚部20が拡開部30、係合部32、延出部34、張出部40および結合部44を有する態様を示したが、この態様に限られない。例えば、脚部20から張出部40を除いて脚部20を形成することも可能である。この場合、延出部34の上面からフランジ部26に向かって結合部44が延びて、裏面26aに結合される。
10 留め具、 12 被取付部材、 12a 第1取付孔、 12b 第2取付孔、 14 軸部、 14a 係止孔、 20 脚部、 22 連結部、 24 軸部、 26 フランジ部、 26a 裏面、 28 取付部、 30 拡開部、 32 係合部、 32a 係合面、 34 延出部、 36 凹部、 38 第1当接部、 40 張出部、 42 第2当接部、 44 結合部、 46 制限部、 50 係止部、 52 フランジ部。

Claims (6)

  1. 被取付部材の取付孔に取り付けるための留め具であって、
    取付孔の孔縁に係合する係合面を有し、対向方向に撓み可能な一対の脚部と、
    一対の前記脚部の一端を連結する連結部と、を備え、
    前記係合面は、相対的に大きな取付孔に取り付けた場合に相対的に小さな取付孔に取り付けた場合と比べて、取付孔の軸方向に対する傾斜角が大きくなることを特徴とする留め具。
  2. 一対の前記脚部の間に柱状の軸部が配置され、
    前記脚部は、前記係合面の他端側から前記軸部に接近する方向に延出し、前記軸部に当接可能である延出部を有することを特徴とする請求項1に記載の留め具。
  3. 前記延出部は、内面に薄肉になるように凹んだ凹部を有することを特徴とする請求項2に記載の留め具。
  4. 前記脚部は、前記延出部から軸方向に離れて屈曲して前記軸部から離れる方向に張り出して、取付状態において取付孔の内面に当接可能である張出部を有することを特徴とする請求項2または3に記載の留め具。
  5. 取付孔の周りの被取付部材に係止するフランジ部をさらに備え、
    一対の前記脚部は、他端が前記フランジ部に連結することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の留め具。
  6. 被取付部材の取付孔に取り付けられる留め具であって、
    取付孔の孔縁に係合する係合面を有し、対向方向に撓み可能な一対の脚部と、
    一対の前記脚部の一端を連結する連結部と、を備え、
    一対の前記脚部は、
    前記係合面の他端側から対向方向内向きに延出する延出部と、
    前記延出部から屈曲して対向方向外向きに張り出す張出部と、を有することを特徴とする留め具。
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