JP5839295B2 - 回転電機の固定子 - Google Patents

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Description

本発明は、乗用車やトラック等に搭載される回転電機の固定子に関する。
従来から、他の相の巻線の端部に接続されるリード部とコイルエンド部を糸で縛り付けて固定するのではなく、電気絶縁性に富む接着剤で固定し、摩擦等による傷を防止し、絶縁性を確保しつつ工数の低減を図った回転電機の固定子が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、最近では、リード線が複雑化し、複数の溶接箇所が存在する回転電機の固定子も存在する。
特開2001−103697号公報
ところで、上述した特許文献1の回転電機の固定子では、固定子巻線の抵抗値を下げるために断面積の大きい電気導体を使用する場合や、振動が激しい車両に回転電機を搭載する場合には、リード部(引出線)をコイルエンド部に固定した箇所に加わる振動荷重が大きくなって振動耐力が低下するという問題があった。この場合、振動耐力を上げるためには、より多くの接着剤を用いて固定する必要があり、コストアップにつながる。また、巻線仕様の多様化に伴い、リード線の這い回しが複雑化することで固定する箇所が増え、接着剤を多く使用しなければならず、コストアップにつながる。さらに、リード部の這い回しの複雑化と溶接箇所の増加に伴い、固定部とフレームとの間のギャップが減少し、環境性の低下が生じるおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、固定子巻線の引出線の固定を工夫することにより、振動耐力の向上およびコストダウンが可能であって、耐環境性を向上させることができる回転電機の固定子を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の回転電機の固定子は、固定子鉄心、固定子巻線、巻線引出部とを備える。固定子鉄心は、複数のスロットが周方向に並んで形成されている。固定子巻線は、固定子鉄心の各スロットに複数の巻線を巻回することにより構成され、固定子鉄心の軸方向端面から軸方向に突出するコイルエンド部を有する。巻線引出部は、複数の巻線の一部によって形成され、コイルエンド部に隣接するとともに周方向に沿った第1の周方向延在部と径方向に沿った径方向延在部を有する第1の引出線と、径方向延在部に隣接するとともに径方向延在部を挟み込んで固定するように径方向延在部を挟んでコイルエンド部と反対側に配置されて第1の引出線と交差する第2の周方向延在部を有する第2の引出線とを含んでいる。
第1の引出線の一部を径方向に曲げて配置し、別の第2の引出線をその上に這わせることにより、第1の引出線をコイルエンド部と第2の引出線とで挟み込んで固定することができるため、振動耐力を向上させることが可能となる。
一実施形態の車両用交流発電機の断面図である。 固定子巻線を構成するセグメント導体の斜視図である。 図2に示したセグメント導体の組み付け状態を示す斜視図である。 フロント側コイルエンド部の接合端部を示す斜視図である。 本実施形他の固定子巻線の説明図である。 一方の三相巻線に対応する巻線引出部の具体的な形状を示す側面図である。 引出線となるセグメント導体の組み付け状態を示す斜視図である。 引出線となるセグメント導体の組み付け状態を示す斜視図である。 巻線引出部の具体例を示す平面図である。 巻線引出部の変形例を示す平面図である。 巻線引出部の変形例を示す平面図である。 巻線引出部の変形例を示す平面図である。 巻線引出部の変形例を示す平面図である。 セグメント導体の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の回転電機の固定子を適用した一実施形態の車両用交流発電機について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、一実施形態の車両用交流発電機1は、回転子2、固定子3、フレーム4、整流器5、レギュレータ11等を含んで構成されている。この車両用交流発電機1は、エンジン(図示せず)から回転力を受けるプーリ20を有する。プーリ20は、シャフト6に回転子2とともに固定されている。回転子2は、一対のランデル型鉄心21と界磁巻線24とを有しており、エンジンによって回転駆動される。ランデル型鉄心21の軸方向端面には冷却ファン22、23が設けられている。冷却ファン22、23は、フレーム4の軸方向の開口部41から冷却風を内部に取り込み、取り込んだ冷却風を径方向の開口部42に向けて吹き出す。この冷却風により、固定子3の固定子巻線32や、固定子巻線32に接続されて固定子巻線32から出力される交流電流を整流する整流器5や出力電圧を調整するレギュレータ11等が冷却される。シャフト6は、フレーム4に回転自在に支持されており、反プーリ側の端部近傍にはスリップリングが設けられている。また、フレーム4には、回転子2の外周側に対向配置される固定子3が固定されている。
次に、固定子3の詳細について説明する。固定子3は、電気導体としての複数のセグメント導体30(図2、図3)によって構成される固定子巻線32と、この固定子巻線32が装備される複数のスロット310(図3)が形成されている固定子鉄心31と、固定子巻線32と固定子鉄心31とに挟まれた絶縁シート34とを有する。
固定子鉄心31のスロット310に巻回された固定子巻線32は複数の電気導体により構成され、各スロット310には偶数本(本実施形態では4本)の電気導体が収容されている。これらの各電気導体は、矩形断面形状を有している。また、一のスロット310内の4本の電気導体は、図3に示すように固定子鉄心31の径方向に沿って内側から内端層、内中層、外中層、外端層の順で一列に配置されている。
図2に示すように、一のスロット310内の内端層の電気導体331aは、固定子鉄心31の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット310内の外端層の電気導体331bと対をなしている。同様に、一のスロット310内の内中層の電気導体332aは固定子鉄心31の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット310内の外中層の電気導体332bと対をなしている。そして、これらの対をなす電気導体は、固定子鉄心31の軸方向の一方の端面側において連続線を用いることにより、ターン部331c、332cを経由することで接続される。
したがって、固定子鉄心31の一方の端面側においては、外中層の電気導体332bと内中層の電気導体332aとをターン部332cを経由して接続する連続線を、外端層の電気導体331bと内端層の電気導体331aとをターン部331cを経由して接続する連続線が内包することとなる。このように、固定子鉄心31の一方の軸方向端面側においては、対をなす電気導体の接続部としてのターン部332cが、同じスロット310内に収容された他の対をなす電気導体の接続部としてのターン部331cにより囲まれる。外中層の電気導体332bと内中層の電気導体332aとの接続により中層コイルエンドが形成され、外端層の電気導体331bと内端層の電気導体331aとの接続により端層コイルエンドが形成される。
一方、一のスロット310内の内中層の電気導体332aは、固定子鉄心31の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット310内の内端層の電気導体331a’とも対をなしている。同様に、一のスロット310内の外端層の電気導体331b’は、固定子鉄心31の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット310内の外中層の電気導体332bとも対をなしている。そして、これらの電気導体は固定子鉄心31の軸方向の他方の軸方向端面側において接続される。
したがって、固定子鉄心31の他方の端面側においては、外端層の電気導体331b’と外中層の電気導体332bとを接続する外側接合部333bと、内端層の電気導体331a’と内中層の電気導体332aとを接続する内側接合部333aとが、径方向および周方向に互いにずれた状態で配置されている。外端層の電気導体331b’と外中層の電気導体332bとの接続、および内端層の電気導体331a’と内中層の電気導体332aとの接続により、図4に示すように、異なる同心円上に配置された2つの隣接層コイルエンドが形成される。
さらに、図2に示すように、内端層の電気導体331aと外端層の電気導体331bとが、一連の電気導体をほぼU字状に成形してなる大セグメント331により提供される。また、内中層の電気導体332aと外中層の電気導体332bとが一連の電気導体をほぼU字状に成形してなる小セグメント332により提供される。基本となるU字状のセグメント導体30は、大セグメント331と小セグメント332によって形成される。各セグメント331、332は、スロット310内に収容されて軸方向に沿って延びる部分を備えるとともに、軸方向に対して所定角度傾斜して延びる曲げ部としての斜行部331f、331g、332f、332gを備える。これら斜行部によって、固定子鉄心31から軸方向の両端面に突出するリア側コイルエンド部32Rとフロント側コイルエンド部32Fが形成されており(図1)、回転子2の軸方向の両端面に取り付けられた冷却ファン22、23を回転させたときに生じる冷却風の通風路は、主にこれら斜行部の間に形成されている。
以上の構成を、全てのスロット310のセグメント導体30について繰り返す。そして、反ターン部側のフロント側コイルエンド部32Fにおいて、外端層の端部331e’と外中層の端部332e、並びに内中層の端部332dと内端層の端部331d’とがそれぞれTIG溶接や超音波溶着等の手段によって接合されて外側接合部333bおよび内側接合部333aが形成され、電気的に接続されている。これにより、上記の固定子巻線はセグメント導体30を使用して重ね巻を形成している。
なお、セグメント導体30は、図14に示すように、隣接層の電気導体をほぼU字状に成形してなる複数の同一形状のセグメントを用いてもよい。さらに、固定子巻線は、上記の同一形状のセグメントを用いたセグメント導体30を使用して波巻を形成してもよい。
本実施形態では、上述したセグメント導体30を用いることにより、図5に示す2種類の三相巻線32A、32Bが形成されており、これらの三相巻線32A、32Bによって固定子巻線32が構成されている。三相巻線32A、32Bは、互いに電気角で30度位
相をずらして固定子鉄心31の各スロットに巻回されている。
一方の三相巻線32Aは、Y結線された3つの巻線x、y、zを有する。図6に示すように、これら3つの巻線x、y、zのそれぞれの一方端は、リア側コイルエンド部32Rから引出線Xc、Yc、Zcとして引き出されて互いに接合され、中性点N1が形成される。また、3つの巻線x、y、zのそれぞれの他方端は、引出線Xb、Yb、Zbとして引き出され、それぞれの端部が整流器5に接続される。
同様に、他方の三相巻線32Bは、Y結線された3つの巻線u、v、wを有する。これら3つの巻線u、v、wのそれぞれの一方端は、リア側コイルエンド部32Rから引出線Uc、Vc、Wcとして引き出されて互いに接合され、中性点N2が形成される。また、3つの巻線u、v、wのそれぞれの他方端は、引出線Ub、Vb、Wbとして引き出され、それぞれの端部が整流器5に接続される。このように、引出線Xb、Yb、Zb、Xc、Yc、Zcや引出線Ub、Vb、Wb、Uc、Vc、Wcを所定形状に成形することで巻線引出部32Hが形成されている。
図7に示すように、リア側コイルエンド部32Rから突出する引出線(Xc、Yc、Zc、Xb等)は、ターン部を有しない直線状のセグメント導体30’を用いて形成されている。このセグメント導体30’は、セグメント導体30の一方の直線部をターン部で折り返さずにそのまま延長した形状を有している。したがって、図7に示すように、セグメント導体30とともに固定子鉄心31のスロット310に挿入して先端部側を折り曲げることにより、図4に示すように、セグメント導体30’の端部を他のセグメント導体30の端部と接合することができ、容易に引出線Xb、Xc等を形成することができる。また、これらの引出線Xb、Xc等は、例えば図8に示すように、固定子鉄心31の各スロットに挿入される前に所定の形状に成形される。
次に、引出線の形状について説明する。上述したように、本実施形態の固定子巻線32は2つの三相巻線32A、32Bを含んでおり、これら2つの三相巻線32A、32Bは基本的に同じ特徴を有するため、以下では一方の三相巻線32Aについて説明を行うものとする。
三相巻線32Aは、3つの巻線x、y、zを固定子巻線31の各スロットに巻回してそれぞれの端部から引出線を引き出し、これらの引出線の一部を相互に接続してY結線することにより構成されている。また、三相巻線32Aは、3つの巻線x、y、zの一部によって形成され、リア側コイルエンド部32Rに隣接するとともに径方向に沿った径方向延在部を有する第1の引出線と、この径方向延在部に隣接するとともに径方向延在部を挟んでリア側コイルエンド部32Rと反対側に配置されて第1の引出線と交差する周方向延在部を有する第2の引出線とを有する巻線引出部32Hを含んでいる。
具体的には、図6、図9に示すように、中性点N1を形成する3つの引出線Xc、Yc、Zcの中で引出線Xc、Zcのそれぞれは、リア側コイルエンド部32Rから引き出された後、周方向に沿って這い回された後、径方向に沿って内径側に這い回され、その後軸方向に曲げられて接合部Tに至る。これらの引出線Xc、Zcが第1の引出線に対応しており、径方向に沿って内径側に這い回された部分が径方向延在部Rに対応している。
また、引出線Xbは、第1の引出線の径方向延在部Rに隣接するとともにこの径方向延在部Rを挟んでリア側コイルエンド部32Rと反対側に配置されて第1の引出線と交差するように周方向に沿って這い回され、その後軸方向に曲げられる。この周方向に沿って這い回された部分が周方向延在部Sに対応している。
第1の引出線の一部を径方向に曲げて配置し、別の第2の引出線をその上に這わせることにより、第1の引出線をリア側コイルエンド部32Rと第2の引出線とで挟み込んで固定することができるため、振動耐力を向上させることが可能となる。
また、図9に示すように、径方向延在部Rが含まれる第1の引出線(Xc、Zc)は、径方向延在部Rの内径側において他の巻線と接合されている。このように、巻線引出部の接合位置を内径側に設定することにより、接合部Tとフレーム4とのギャップを広げることができ、耐環境性を向上させることができる。
また、径方向延在部Rを含む第1の引出線(Xc、Zc)の全体は、この第1の引出線が引き出された巻線x、zを固定子鉄心31に巻回(スロット310に挿入)する前に成形されている。径方向延在部Rに生じるスプリングバックを考慮して第1の引出線を成形することができるため、径方向延在部Rをリア側コイルエンド部32Rに押しつけて径方向延在部Rや接合部Tの高さを低くすることができる。これにより、接合部Tとフレーム4とのギャップをさらに広げて、耐環境性をさらに向上させることができる。
また、図2や図9等に示すように、巻線x、y、zを構成する電気導体は、矩形断面を有している。これにより、第1の引出線の径方向延在部Rと第2の引出線の周方向延在部Sとが互いに対向して接する面積を広げることができる。このため、コイルエンド部に対する第1及び第2の引出線の固定力が向上し、振動耐力をさらに向上させることが可能となる。
また、図9に示すように、接合部Tにおいて互いに隣接する2本の電気導体(合計では3本の電気導体)は、一方の電気導体の矩形断面の短辺と他方の電気導体の矩形断面の長辺とを対向させた状態で接合されている。これにより、一方の引出線(例えばXc)のフラットワイズ方向に曲げ荷重が加わった場合であっても、他方の引出線(例えばYc)についてはエッジワイズ方向への曲げとなるため、接合部Tに対して加わる曲げ荷重に対する強度を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、矩形断面のセグメント導体を用いて固定子巻線32を構成したが、矩形断面以外(例えば円形断面)のセグメント導体、あるいはセグメント導体以外の連続線を用いて固定子巻線を構成するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、各引出線の配置を図9に示すようにしたが、図10、図11、図12に示すようにしてもよい。これらの場合であっても、径方向延在部Rを挟んでリア側コイルエンド部32Rと反対側に周方向延在部Sが配置されて、径方向延在部Rをリア側コイルエンド部32Rと周方向延在部Sとで挟み込んで固定する点に変わりはない。
また、上述した実施形態では、接合部Tを内径側に配置したが、接合部Tとフレーム4との間のギャップが広く、これらの接近を考慮する必要がない場合などにおいては、図13に示すように、接合部Tを外径側に配置するようにしてもよい。この場合であっても、径方向延在部Rを挟んでリア側コイルエンド部32Rと反対側に周方向延在部Sが配置されて、径方向延在部Rをリア側コイルエンド部32Rと周方向延在部Sとで挟み込んで固定する点に変わりはない。
また、上述した実施形態では、図5に示すように、Y結線された2つの三相巻線32A、32Bを含む固定子巻線32を用いたが、いずれか一方の三相巻線のみが含まれるようにしたり、Δ結線された三相巻線を用いたり、これらの三相巻線を組み合わせて固定子巻線を構成するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、車両用交流発電機1の固定子2に本発明を適用したが、その他の車両用回転電機や、車両以外に用いられる回転電機についても本発明を適用することができる。
上述したように、本発明によれば、第1の引出線の一部を径方向に曲げて配置し、別の第2の引出線をその上に這わせることにより、第1の引出線をコイルエンド部と第2の引出線とで挟み込んで固定することができるため、振動耐力を向上させることが可能となる。
3 固定子
31 固定子鉄心
32 固定子巻線
32H 巻線引出部
32R リア側コイルエンド部
310 スロット
R 径方向延在部
S 周方向延在部

Claims (5)

  1. 複数のスロット(310)が周方向に並んで形成された固定子鉄心(31)と、
    前記固定子鉄心の各スロットに複数の巻線を巻回することにより構成され、前記固定子鉄心の軸方向端面から軸方向に突出するコイルエンド部(32R)を有する固定子巻線(32)と、
    前記複数の巻線の一部によって形成され、前記コイルエンド部に隣接するとともに周方向に沿った第1の周方向延在部と径方向に沿った径方向延在部(R)を有する第1の引出線と、前記径方向延在部に隣接するとともに前記径方向延在部を挟み込んで固定するように前記径方向延在部を挟んで前記コイルエンド部と反対側に配置されて前記第1の引出線と交差する第2の周方向延在部(S)を有する第2の引出線とを含む巻線引出部(32H)と、
    を備えることを特徴とする回転電機の固定子。
  2. 請求項1において、
    前記第1の引出線は、前記径方向延在部の内径側において他の引出線と接合されることを特徴とする回転電機の固定子。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1の引出線に含まれる前記径方向延在部は、この第1の引出線が引き出された前記巻線を前記固定子鉄心に巻回する前に成形されていることを特徴とする回転電機の固定子。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記巻線を構成する電気導体は、矩形断面を有することを特徴とする回転電機の固定子。
  5. 請求項4において、
    前記第1の引出線と他の前記巻線の端部とが接合されており、この接合部において隣接する2本の前記電気導体は、一方の前記電気導体の矩形断面の短辺と他方の前記電気導体の矩形断面の長辺とを対向させた状態で接合されることを特徴とする回転電機の固定子。
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