JP5837410B2 - 食器洗浄乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、食器の洗浄、乾燥を行う食器洗浄乾燥機に関し、詳しくは、食器を乾燥させる工程において、洗浄空間内の空気を除湿しながら循環させることにより、多量の水分を含む空気を外部に排出することなく食器を乾燥させる機能を備えた食器洗浄乾燥機に関する。
皿や茶碗等の食器類を洗浄、乾燥するのに使用される食器洗浄乾燥機の使用形態としては、洗浄空間内に洗浄対象物が収納され、洗浄空間内に備えられた洗浄ノズルから洗浄対象物に向けて洗浄水を噴出させことにより洗浄処理を行った後、洗浄ノズルからすすぎ水を噴出させてすすぎ処理を行い、その後に、洗浄対象物に乾燥用空気を通風して乾燥処理を行うという態様が、標準的なものである。
ただし、場合によっては手洗い済みなどの、洗浄を必要としない洗浄対象物に対して、すすぎ処理および乾燥処理を行うように使用されるなど、他の種々の使用形態で使用されることもある。
このような食器洗浄乾燥機において、通風経路を経て洗浄空間の空気を循環させる通風手段、通風経路を通して循環される空気を除湿する除湿部を備え、乾燥処理の工程で、洗浄空間の空気を空気吸引口から吸引し、冷却水により冷却される除湿部において除湿した後、空気供給口から洗浄空間に戻すようにした循環式のものがある。
この循環式の食器洗浄乾燥機の場合、乾燥処理の際に、湿った空気が機外に排出されることがないため、使用者や、食器洗浄乾燥機が設置される台所などの設置エリアに存在する他の機器類に湿った空気が吹き付けられるというような不都合が解消され、快適な食器の洗浄、乾燥を行うことが可能になる。
このような食器洗浄乾燥機の一つとして、平面視で四角形状に形成された洗浄空間における4つの周壁部のうち、1つの周壁部の上部領域に、洗浄空間からの空気を吸引するための空気吸引口が形成されているとともに、上記周壁部における下側領域に洗浄空間へ空気を供給する空気供給口が形成されており、空気吸引口から空気供給口に亘る通風経路中に通風手段としての循環ファンおよび、冷却水により冷却することにより循環する空気の除湿を行う除湿部が設けられた食器洗浄乾燥機が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の食器洗浄乾燥機においては、除湿用冷却水の温度によって除湿能力が変わり、それによって乾燥性能が変動するという問題点がある。例えば、洗浄時における洗浄用湯水の温度上昇を迅速化するために、食器洗浄乾燥機の給水接続口に、ガス給湯器などから温水が供給される温水配管が接続された場合には、供給される温水は、その温度によっては、除湿用冷却水として用いることができず、循環する空気の除湿を効果的に行うことができないという問題点がある。
特開平8−131391号公報
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、食器洗浄乾燥機の給水接続口に、ガス給湯器などから供給される温水配管が接続され、通風経路を経て循環される空気よりも除湿用冷却水の温度が高くなることがあるような場合においても効果的に均一な乾燥を行うことが可能で、かつ、食器の乾燥工程で湿度の高い空気を排出することのない食器洗浄乾燥機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の食器洗浄乾燥機は、
食器を収容し、給水口から供給されて貯留された洗浄水を噴き付けて食器の洗浄を行う洗浄槽と、前記洗浄槽内に形成された洗浄空間に配設された空気吸引口から、前記洗浄空間に配設された空気供給口に亘って形成された通風経路を経て、前記洗浄空間内の空気を循環させる通風手段と、前記通風経路を経て循環される空気の除湿を行う除湿部と、前記給水口から前記除湿部に供給される除湿用冷却水の通流を断続する除湿用冷却水通流断続手段と、を備え、
食器を乾燥させる乾燥工程において、前記洗浄空間内の空気を前記空気吸引口から吸引し、前記除湿部に導いて除湿した後、前記通風経路を経て前記洗浄空間に戻す乾燥運転を、所定の乾燥工程実行時間に亘り実行するように構成された食器洗浄乾燥機であって、
前記除湿部は、前記空気吸引口から吸引された前記洗浄空間からの空気を、単位時間当たりに所定の流量が供給される前記除湿用冷却水と所定の時間だけ接触させて、空気中の水分を凝縮させることにより、前記空気吸引口から吸引された前記洗浄空間からの空気の除湿を行うように構成されているとともに、
前記通風経路を経て循環される空気の温度より前記除湿用冷却水の温度が低いときのみ前記除湿用冷却水による除湿が行われ、前記除湿用冷却水の温度が前記通風経路を経て循環される空気の温度以上のときには、除湿は前記除湿用冷却水によって行われない形態で、前記通風経路を経て循環される空気の温度と前記除湿用冷却水の温度とに応じて、前記除湿用冷却水通流断続手段による前記除湿用冷却水の通流の断続を制御するように構成されていること
を特徴としている。
本発明の食器洗浄乾燥機は、前記洗浄槽の外面に設けた、洗浄水の温度を検出するための洗浄水温度検出手段の検出値に応じて、前記通風経路を経て循環される空気の温度を求めるように構成されていることが好ましい。
また、前記除湿用冷却水通流断続手段による制御により、前記除湿用冷却水の通流が行われない場合には、前記乾燥工程実行時間を設定延長時間だけ延長するように構成されていることが好ましい。
また、本発明の食器洗浄乾燥機は、季節の判定を行う季節判定手段を備え、前記設定延長時間を、前記季節判定手段による季節判定の結果に応じて設定するように構成されていることが好ましい。
また、本発明の食器洗浄乾燥機は、前記洗浄槽近傍の温度を検出する洗浄槽近傍温度検出手段を備え、前記季節判定手段による季節の判定を、前記洗浄槽近傍温度検出手段の出力により行うように構成されていることが好ましい。
また、本発明の食器洗浄乾燥機は、
(a)前記除湿用冷却水を通流して実行した乾燥運転の時間を累積した累積時間と、
(b)前記除湿用冷却水を通流しないで行った乾燥運転の時間を、所定の定数で除して求めた時間を累積した換算累積時間であって、単位時間当たりの除湿能力を、前記除湿用冷却水を通流して実行した乾燥運転の場合と同じとなるように換算した換算累積時間と、
の合計が所定の乾燥工程実行時間に達した時点で乾燥運転を終了するように構成されていることが好ましい。
また、本発明の食器洗浄乾燥機は、前記除湿用冷却水の通流を行わない乾燥運転の実行中に、通風手段を停止して除湿用冷却水を通流し、前記除湿用冷却水の温度を測定するように構成されていることが好ましい。
また、本発明の食器洗浄乾燥機は、除湿用冷却水を通流しないで乾燥運転を実行するときにはその旨の報知を行うように構成されていることが好ましい。
本発明の食器洗浄乾燥機は、上述のように、除湿部は、空気吸引口から吸引された洗浄空間からの空気を、単位時間当たりに所定の流量が供給される除湿用冷却水と所定の時間だけ接触させて、空気中の水分を凝縮させることにより、空気吸引口から吸引された洗浄空間からの空気の除湿を行うように構成されているとともに、通風経路を経て循環される空気の温度と除湿用冷却水の温度とに応じて、除湿用冷却水通流断続手段による除湿用冷却水の通流の断続を制御するように構成されていることから、洗浄槽および通風経路を循環する湿った空気の温度より、除湿用冷却水の温度が低いときのみ除湿用冷却水による除湿が行われ、除湿用冷却水の温度が洗浄槽および通風経路を循環する湿った空気の温度以上のときには、除湿は除湿用冷却水によって行われるのではなく、洗浄槽または通風経路を構成する壁面の、温度が洗浄槽および通風経路を循環する湿った空気の温度より低い箇所で結露することで、除湿が行われるため、通風経路を循環する湿った空気よりも温度の高い水が除湿用冷却水として供給されてしまうことによる除湿部における乾燥効率の低下を防止して、安定した乾燥運転を行うことが可能な食器洗浄乾燥機を提供することができる。
また、前記洗浄槽の外面に設けた、洗浄水の温度を検出するための洗浄水温度検出手段の検出値に応じて、通風経路を経て循環される空気の温度を求めるようにした場合、通常の食器洗浄乾燥機が備える温度検出器を有効に利用することが可能になり、低コストで本発明の食器洗浄乾燥機を実現することが可能になる。
また、除湿用冷却水通流断続手段による制御により、除湿用冷却水の通流が行われない場合には、乾燥工程実行時間を設定延長時間だけ延長することにより、冷却水による除湿が行われない場合にも、適切に乾燥を行うことが可能になり、本発明を実効あらしめることができる。
また、季節の判定を行う季節判定手段を備え、設定延長時間を、季節判定手段による季節判定の結果に応じて設定することにより、冷却部において除湿されない場合には乾燥性能に大きく影響を与える外気温度に応じて乾燥時間が設定されるため、適切に乾燥を行うことができる。
また、洗浄槽近傍の温度を検出する洗浄槽近傍温度検出手段を備え、季節判定手段による季節の判定を、該温度検出手段の出力により行うようにした場合、洗浄槽の近傍に温度検出手段(洗浄槽近傍温度検出手段)を設けるだけの簡単な構成で、乾燥の仕上がりに差が生じない食器洗浄乾燥機を提供することが可能になる。
また、(a)除湿用冷却水を通流して実行した乾燥運転の時間を累積した累積時間と、(b)除湿用冷却水を通流しないで行った乾燥運転の時間を、所定の定数で除して求めた時間を累積した換算累積時間、すなわち、単位時間当たりの除湿能力を、除湿用冷却水を通流して実行した乾燥運転の場合と同じとなるように換算した換算累積時間との合計が、所定の乾燥工程実行時間に達した時点で乾燥運転を終了するようにした場合、乾燥工程の途中で除湿用冷却水の通流の断続が行われた場合にも、乾燥の仕上がりに差が生じない食器洗浄乾燥機を提供することが可能になる。
また、除湿用冷却水の通流を行わない乾燥運転の実行中に、通風手段を停止して除湿用冷却水を通流し、除湿用冷却水の温度を測定することにより、ガス給湯器などから温水が供給される温水配管が接続された場合に、使用者によって当該ガス給湯器の出湯設定温度が低い温度に変更設定されたときに、高温の除湿用冷却水による洗浄空間内の空気の再加湿による乾燥性能の劣化を防いだ状態で、出湯設定温度が低い温度に変更設定されたことを検出することが可能になり、この検出結果に応じて、低い温度に変更設定された除湿用冷却水の通流を行う乾燥運転を行うことが可能になり、乾燥工程時間を短縮することができる。
また、除湿用冷却水を通流しないで乾燥運転を実行するときに、その旨の報知を行うことにより、例えば、食器洗浄乾燥機の給水接続口に、ガス給湯器からの温水が供給される温水配管を接続して、洗浄水の温度上昇に要する時間を短縮して、洗浄運転に要する時間を短縮できるようにしている場合において、使用者に対し、当該ガス給湯器の出湯設定温度を低くすれば乾燥工程時間を短縮できることを知らせることが可能になり、さらに適切で、効率のよい乾燥を行うことが可能な食器洗浄乾燥機を提供することができる。
本発明の実施形態にかかる食器洗浄乾燥機の主要部の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態にかかる食器洗浄乾燥機の側面断面図である。 本発明の実施形態にかかる食器洗浄乾燥機の扉体の内側領域の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態にかかる食器洗浄乾燥機の扉体の内側領域の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態にかかる食器洗浄乾燥機において用いられている乾燥ユニットの構成を示す斜視図であって、前部側分割ケーシング部分を取り外した状態を示す図である。 本発明の実施形態にかかる食器洗浄乾燥機において用いられている乾燥ユニットの構成を示す正面図である。 本発明の実施形態にかかる食器洗浄乾燥機の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態にかかる食器洗浄乾燥機を構成する季節判定手段の季節判定結果の出力の態様を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
この実施形態の食器洗浄乾燥機は、引出し式の食器洗浄乾燥機であり、図1、図2、図3に示すように、前面部が開口された直方体形状の本体部1と、本体部1に対して、引出し移動および収納移動の各動作を自由に行うことができるような態様で配設された、平面視形状が略長方形の洗浄槽Dとを備えている。
洗浄槽Dは引出し部2を備えており、本体部1は引出部2を本体部1に対して移動可能に支持するスライド式レール機構(図示せず)を備えている。そして、引出し部2は、その大部分が本体部1の外方に露出するように引き出すことができるように構成されている。
また、本体部1には、この引出し部2を本体部1に収納した状態で洗浄槽Dの上面部を閉塞し、かつ、引出し部2を本体部1から引き出した状態で洗浄槽Dの上面部を開口させる内蓋部3が設けられており、洗浄槽Dの内部空間に、開閉自在な洗浄空間Qが確保されるように構成されている(図2参照)。
引出し部2の前面部には、本体部1の前面部の開口を開閉する扉体Aが設けられ、その扉体Aには、引出し部2を本体部1から引き出すときや、収納するときに把持するための把持部Bが設けられている。なお、詳述はしないが、把持部Bには、引出し部2を本体部1に収納するに伴って本体部1の係止部Paに係合する係合手段Pが設けられており、この係合手段Pが係止部Paに係合することにより、引出し部2を本体部1に収納した状態に保持するように構成されている。そして、係合手段Pは、引出し部2を本体部1から引き出すときに把持部Bを把持している手指で、係合を解除して係合状態を解除することができるように構成されている。さらに、扉体Aには、運転のための各種操作を行う操作部SSが設けられている。
また、この実施形態の食器洗浄乾燥機においては、図7に示すように、洗浄槽Dに水を供給する給水路4および給水路4を開閉する給水弁4aが設けられている。
引出し部2における洗浄槽Dの底部下方には、正転で洗浄ポンプとして機能し、かつ、逆転で排水ポンプとして機能するポンプ(兼用ポンプ)6が設けられている。また、洗浄槽Dの内部には、洗浄ノズル8や加熱手段としての電気式のヒータ9などが配置され、さらに、食器などの洗浄対象物を収納載置する洗浄かご10が、洗浄槽Dの内部に着脱可能に装着されている。
ポンプ6は、吸引管11を介して洗浄槽Dの底部に形成された水貯留用凹部Sに接続されている。また、ポンプ6には排水のための排水管12が接続されている。
さらに、水貯留用凹部Sには、案内管13を介して水位センサJが接続されている。
なお、図2に示すように、本体部1の底部には、漏水受止め用のドレンパン14が配備されており、特に図示しないが、このドレンパン14には、受け止めた水の存否を検出する漏水センサが装備されている。
また、図2、図3、図4および図7に示すように、洗浄槽Dにおける4つの側壁部のうちの機体前面側、すなわち、引出し部前面側に相当する前側壁部Dfには、乾燥ユニットKが取り付けられている。
つまり、前側壁部Dfには、図4などに示すように、乾燥ユニットKからの空気を洗浄空間Qに供給する空気供給口21、および、乾燥ユニットKが洗浄空間Q内の空気を吸引する空気吸引口22が、下方側で左右両側に離れた位置に形成されている。具体的には、空気供給口21および空気吸引口22は、洗浄かご10よりも下方側に位置するように形成されるものであり、この実施形態では、空気供給口21を右側に、空気吸引口22を左側に位置させている。
乾燥ユニットKは、図3〜図7などに示すように、洗浄槽Dの前側壁部Dfに止着されるケーシング15の内部に、空気吸引口22から空気供給口21に亘る通風経路Fを経て洗浄空間Qの空気を循環させる循環ファン(通風手段)23、および、通風経路Fを通して循環される空気を除湿する除湿部Gを備えている。循環ファン(通風手段)23としては、シロッコファンが用いられている。
通風経路Fは、図7に示すように、空気吸引口22から上方側に伸びる上昇経路部分f1とその上昇経路部分f1の上端部から空気供給口21に向けて下方側に伸びる下降経路部分f2とからなる逆U字状に形成されており、上昇経路部分f1に除湿部Gが配設され、下降経路部分f2に循環ファン(通風手段)23が配設されている。
この実施形態の食器洗浄乾燥機は、さらに、図7に示すように、分配ノズル51に除湿用冷却水を供給する除湿用給水路26、除湿用給水路26を開閉する除湿用冷却水断続弁(除湿用冷却水通流断続手段)27、および、給水圧安定用のガバナ28を備えている。ガバナ28は給水圧を安定化させて、除湿用冷却水供給手段25の分配ノズル51に供給される水の流量をほぼ一定(実施例では0.15リッター/分)に維持することができるように構成されている。
また、除湿用冷却水の温度を検知するサーミスタTH2(冷却水温度検出手段)が除湿用冷却水断続弁27の近くに設けられており、このサーミスタTH2により除湿用冷却水の温度が検知されるように構成されている。
次に、この実施形態の食器洗浄乾燥機の通風経路Fにおける空気の流れについて説明する。図5および図6に示すように、循環ファン(通風手段)23が作動すると、吸引用開口23Aから空気が吸引され、洗浄空間Q内部の空気がケーシング15の横側壁部15aと仕切り壁40とにより区画された上昇経路部分f1を通り上方に向けて流動する。そして、循環ファン23の吐き出し部23Bから吐き出された空気が、下降経路部分f2を通して下方に向けて流動して空気供給口21から洗浄空間Q内に供給される。
そして、この実施形態の食器洗浄乾燥機においては、上昇経路部分f1が複数(この実施例では5枚)の伝熱体24aによって仕切られてスリット状分割経路となり、上昇経路部分f1を通過する空気は各スリット状分割経路を通過する。
各スリット状分割経路を通過する、水分を多量に含む空気は、分配ノズル51の各流下口53からほぼ均一に流下する除湿用冷却水により効率よく冷却された各伝熱体24aおよびその表面を流下する除湿用冷却水と接触して冷却され、空気中の水分が凝縮して分離される。
なお、各流下口53から流下した除湿用冷却水は、凝縮した水分とともに、空気吸引口22を経て洗浄槽Dに戻り、水貯留用凹部Sに貯留される。
そして、ヒータ9を作動させた状態で、循環ファン(通風手段)23を作動させて洗浄空間Qからの空気を吸引し、通風経路Fを経て通風させるとともに、分配ノズル51の流下口53から除湿用冷却水を流下させることにより、除湿部Gで洗浄空間Qから吸引した空気の除湿を行い、除湿後の空気を乾燥用の空気として洗浄空間Qに循環供給し、その供給された空気をヒータ9で加熱することにより、洗浄空間Q内の洗浄対象物を乾燥する乾燥運転が行われる。
また、ヒータ9を停止した状態で、洗浄空間Q内の空気を通風経路Fを通して通風させ、除湿部Gにおいて、分配ノズル51の流下口53から流下する除湿用冷却水に接触させ、空気中に含まれる例えばアンモニアやトリメチルアミンなどの臭気成分を除湿用冷却水に吸収させて除去することにより、循環空気の消臭が行われるように構成されている。
なお、洗浄空間Qから吸引した空気中の臭気成分を除湿部Gにて除湿用冷却水に吸収させて分離した後、洗浄空間Qに供給することにより、洗浄空間Qの消臭も行われることになる。
また、この食器洗浄乾燥機の場合、引出し部2には、図7に示すように、運転を制御する制御手段としての制御部Hが装備されており、この制御部Hが、操作部SSにおいて入力される指令に基づいて、給水弁4a、ポンプ6、ヒータ9、循環ファン(通風手段)23、および、除湿用冷却水断続弁27の動作を制御して、洗浄槽Dの内部の洗浄空間Qの洗浄対象物を洗浄液(湯水)による洗浄処理を行う洗浄運転、洗浄槽Dの水貯留用凹部Sに貯留されかつヒータ9にて加熱されるすすぎ水による洗浄対象物のすすぎ処理を行うすすぎ運転、洗浄槽Dの水貯留用凹部Sに貯留されたすすぎ水を排水処理する排水運転、ヒータ9を加熱作用させた状態で循環ファン23による通風および除湿用冷却水供給手段25の分配ノズル51からの除湿用冷却水の供給(流下)を行って空気の乾燥処理を行う乾燥運転、および、ヒータ9を停止させた状態で循環ファン23による通風および除湿用冷却水供給手段25における分配ノズル51からの除湿用冷却水の供給(流下)を行って空気の消臭処理を行う消臭運転などの運転を行う。すなわち、制御部Hは、乾燥処理において、洗浄空間Qの空気を除湿しながら循環させるべく、循環ファン23および除湿部Gの作動を制御するように構成されている。
また、この実施形態の食器洗浄乾燥機は、使用者が、操作部SSにより、洗浄運転、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転、消臭運転の順に運転させる連続運転コースや、乾燥運転のみ運転させる乾燥のみコースなど各種の運転コースを選択できるように構成されており、さらに、連続運転コースとして、標準運転コース、念入り運転コース、快速運転コース、低温運転コースが備えられている。
以下、制御部Hの制御動作について説明する。
まず、図外の収納スイッチにより、引出し部2が本体部1の収納位置に収納されることが検出され、操作部SSの電源スイッチがON操作されると、運転コースの選択が行われる。
操作部SSのスタートスイッチがON操作されると、標準運転コースが開始し、洗浄運転、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転、消臭運転、排水運転が順次実行される。
洗浄運転では、給水弁4aを開弁して給水路4を通して洗浄槽D内に洗浄水を給水し、その水位が水位センサJにて設定水位に達したことが検出されると、給水弁4aを閉じる給水動作を行い、その後、ポンプ6を正転作動させ、かつヒータ9を作動させて、洗浄水を洗浄ノズル8から洗浄対象物に向けて噴出する洗浄動作を、洗浄運転用設定時間が経過するまで行い、次に、ポンプ6を逆転作動させ、洗浄槽D内の洗浄水を排水する排水動作を行う。
なお、食器洗浄乾燥機の給水接続口に、ガス給湯器などから温水が供給される温水配管を接続するようにした場合、洗浄槽にガス給湯器などからの温水を供給することが可能になり、洗浄水の温度上昇に要する時間を短縮して、洗浄運転に要する時間を短縮することができる。
また、すすぎ運転では、上述の洗浄運転における給水動作と同様の給水動作を行って、洗浄槽Dの底部にすすぎ水を設定水位貯留させ、その後、ポンプ6を正転作動させて洗浄対象物にむけて設定時間が経過するまで洗浄ノズル8からすすぎ水を噴出するすすぎ水噴出動作、および、ポンプ6を逆転作動させて洗浄槽Dの底部に貯留されたすすぎ水を排水する排水動作を順次行うすすぎ動作を2回行い、最後に加熱すすぎ動作を行う。
加熱すすぎ動作では、上述の給水動作により、洗浄槽Dの底部にすすぎ水を設定水位貯留させた後、ポンプ6およびヒータ9を作動させ、ヒータ9で加熱されたすすぎ水により洗浄対象物のすすぎを行う。そして、サーミスタTH(温度検出手段)(図2参照)により、すすぎ水の温度が仕上げ用設定温度(例えば、67℃)になると、加熱すすぎ動作を終了する。
なお、サーミスタTHは、この実施形態の食器洗浄乾燥機における季節判定手段を構成する温度検出手段(洗浄槽近傍温度検出手段)、洗浄水の温度を検出するための温度検出手段(洗浄水温度検出手段)、および通風経路を経て循環される空気の温度を検出るための温度検出手段(循環空気温度検出手段)として機能するものである。ただし、これらの洗浄槽近傍温度検出手段、洗浄水温度検出手段、循環空気温度検出手段を、それぞれ別に設けて設計や制御の自由度を向上させるように構成することも可能である。
なお、食器洗浄乾燥機の給水接続口に、ガス給湯器などから温水を供給するための温水配管を接続するようにした場合には、洗浄槽にガス給湯器などからの温水が供給されるため、すすぎ水の温度上昇に要する時間を短縮することが可能になり、また、すすぎ運転および加熱すすぎ動作に要する運転時間も短縮することができる。
排水運転では、ポンプ6を逆転作動させて、洗浄槽Dの底部に貯留されたすすぎ水を排水する排水動作を、水位センサJにて洗浄槽Dの底部に貯留されたすすぎ水が排出されたことが検出されるまで行う。
乾燥運転では、ヒータ9を加熱作用させた状態で、循環ファン23による通風動作および除湿用冷却水供給手段25の分配ノズル51からの除湿用冷却水の供給動作を行わせ、その状態を乾燥用設定時間が経過するまで継続させる。
なお、除湿用冷却水供給手段25の分配ノズル51からの除湿用冷却水の供給は、除湿用冷却水断続弁27を開弁し、除湿用給水路26を経て分配ノズル51に水を供給し、分配ノズル51の流下口53から除湿用冷却水を流下させることにより行う。このとき、給水圧安定用のガバナ28により、除湿用冷却水の流量がほぼ一定(実施例では0.15リッター/分)に維持される。
分配ノズル51の流下口53から供給(流下)される除湿用冷却水は、通風経路Fにおける上昇経路部分f1を経て流下し、ケーシング15の内面にて案内されて水貯留用凹部Sに貯留される。
そして、貯留される除湿用冷却水によってヒータ9が浸漬することがないように、設定時間が経過する毎に、または、水位センサJにて水貯留用凹部Sの水位が排水用設定水位であることが検出されたときに、ポンプ6を逆転作動させて除湿用冷却水を外部に排出させる排水処理を実行するように構成されている。
乾燥運転を開始して乾燥用設定時間が経過すると、ヒータ9の加熱、循環ファン23による通風を停止し、除湿用冷却水断続弁27を閉弁して分配ノズル51への水の供給を停止して分配ノズル51からの除湿用冷却水の流下を停止させる。
消臭運転では、ヒータ9を停止させた状態で、循環ファン23による通風動作および除湿用冷却水供給手段25の分配ノズル51からの除湿用冷却水の供給動作を行わせ、その状態を消臭用設定時間が経過するまで維持する。この消臭運転においても上述の乾燥運転の場合と同様に、設定時間が経過する毎に、または、水位センサJにて水貯留用凹部Sの水位が排水用設定水位であることが検出されたときに、ポンプ6を逆転作動させて、分配ノズル51から噴出されて水貯留用凹部Sに貯留される除湿用冷却水を外部に排出させる排水処理を実行するように構成されている。
消臭運転を開始してから消臭用設定時間が経過すると、循環ファン23による通風動作および除湿用冷却水供給手段25の分配ノズル51からの除湿用冷却水の供給動作を停止して消臭運転を終了する。
そして、消臭運転が終了した後に、排水運転を実行する。この排水運転は、ポンプ6を逆転作動させて水貯留用凹部Sに貯留されている除湿用冷却水を排出させる排水動作を、水位センサJにて、貯留されている除湿用冷却水が排水されたことが検出されるまで行う。
なお、上記洗浄運転および上記すすぎ運転において給水動作を実行するときには、除湿用冷却水断続弁27を開弁し、除湿用給水路26を経て分配ノズル51に水が供給されるようにする処理も併せて行うようにしている。このように、水を無駄にしない状態で除湿部Gに除湿用給水路26から水を供給して、除湿部Gをできるだけ清潔な状態に保つように構成されている。
そして、この実施形態の食器洗浄乾燥機においては、図2に示すように、洗浄槽Dの底面に密着するように、温度検出手段としてサーミスタTHが配設されている。なお、サーミスタTHは、平面視におけるヒータ9の配設領域に対応する洗浄槽Dの底面の裏側(すなわち、洗浄槽Dの底面の裏側の、ヒータ9が配設されている位置の真下となる位置)に配設されている。
そして、使用者が操作部SSの電源スイッチをON操作すると、制御部H(図7)において、ヒータ9の通電を停止してから所定時間(例えば5時間)以上経過していたときは、サーミスタTHの検出温度の出力より、季節判定手段が季節の判定を行う。なお、この実施形態の食器洗浄乾燥機では、制御部Hが季節判定手段としての機能も併せて果たすように構成されている。
なお、この実施形態の食器洗浄乾燥機では、例えば、ヒータ9の通電を停止してから5時間以上経過した時点でのサーミスタTHの検出温度により、表1および図8に示すような季節判定の結果が出力されるように構成されている。
なお、初期設定は、「春・秋」に設定されている。
また、ヒータ9の通電を停止してから5時間以上経過していない場合には、前回の判定結果を用いるように構成されている。
季節判定の出力を、表1および図8について説明すると、5時間以上経過した時点でのサーミスタTHの検出温度が、例えば25℃以上であると、季節は夏であるとの判定結果が出力され、その後、検出温度が23℃に低下すると、季節が夏から春・秋になったと判定される。その後、検出温度が12℃以下に低下すると、季節が春・秋から冬になったと判定される。さらにその後、検出温度が14℃になると、季節が冬から春・秋になったと判定される。
Figure 0005837410
季節判定手段により判定された季節は、後述する乾燥運転における、乾燥運転の設定時間の選択に使用される。
そして、乾燥運転においては、表2に示すように、季節判定手段の出力に応じて設定されている設定時間(乾燥運転時間)に達するまで、ヒータ9をONにした状態で、循環ファン23による通風動作および除湿用冷却水供給手段25の分配ノズル51からの除湿用冷却水の供給動作を行うことにより、食器の乾燥を行うように構成されている。
Figure 0005837410
すなわち、この実施形態の食器洗浄乾燥機においては、凝縮部24の伝熱体24aに分配ノズル51から流れ出る除湿用冷却水を、通風経路Fを経て循環する洗浄槽D(洗浄空間Q)内の高温多湿の空気に接触させることにより、空気が冷却される。そして、空気の温度が低下して飽和蒸気圧が低下し、その温度における飽和蒸気圧を超えた分だけ水分が凝縮して、空気中の水分が除去されることにより除湿が行われる。
そして、乾燥運転中は、循環ファン23による通風動作、および、除湿用冷却水供給手段25の分配ノズル51からの除湿用冷却水の供給動作が継続して行われるので、除湿された空気が洗浄槽D(洗浄空間Q)に戻るとともに、洗浄槽D内の空気が通風経路Fに取り込まれ、再度、除湿用冷却水に接触するという動作が繰り返されることで、洗浄槽内で蒸発した水分が除湿部Gで除去されつつ、食器の乾燥が進行する。
なお、表2では、乾燥・標準の条件において、夏期では冬期より5分間、乾燥・強力の条件において、夏期では冬期より10分間乾燥時間が延長されている。これは夏季においては、冬期に比べて、外気温度が高く、除湿用冷却水の温度も高くなるため、除湿用冷却水の温度と、乾燥の対象となる空気(乾燥運転時に通風経路Fを通過する高温多湿の空気)との温度差が冬期より少なく、除湿部Gにおいて単位時間に除去される水分の量が少なくなるためである。
この実施形態の食器洗浄乾燥機のように、夏期の乾燥運転時間を、冬期の乾燥運転時間よりも長くすることにより、夏期にも冬期と同等の除湿量を確保することが可能になり、季節によって乾燥状態に差が生じることのない、安定した乾燥運転を行うことが可能になる。
そして、本発明の実施形態にかかるこの食器洗浄乾燥機においては、上述のように、季節によって乾燥状態に差が生じることのない、安定した乾燥運転を行うことを可能にするとともに、食器洗浄乾燥機の給水接続口に、ガス給湯器などから供給される温水配管が接続され、通風経路を経て循環される空気よりも除湿用冷却水の温度が高くなることがあるような場合においても、効果的に均一な乾燥を行うことができるように、通風経路を経て循環される空気の温度と除湿用冷却水の温度とに応じて、除湿用冷却水通流断続手段による除湿用冷却水の通流の断続を制御するようにしている。
以下に、本発明の特徴的な構成について詳しく説明する。
まず、除湿用冷却水の温度を検知するサーミスタTH2(図7)によって給水温度を検出してT2とする。
そして、乾燥運転時に、TH(図2:洗浄槽下のサーミスタ)によって検出した温度tと、TH2により検出した温度T2に応じて、下記の通り、除湿用冷却水断続弁(除湿用冷却水通流断続手段)27のON/OFF制御を行う。
(a)季節判定結果=夏の場合:
t+4deg≦T2のときは除湿用冷却水断続弁27をOFFし、
t+4deg>T2のときは除湿用冷却水断続弁27をONする。
(b)季節判定結果=春・秋の場合:
t+5deg≦T2のときは除湿用冷却水断続弁27をOFFし、
t+5deg>T2のときは除湿用冷却水断続弁27をONする。
(c)季節判定結果=冬の場合:
t+6deg≦T2のときは、除湿用冷却水断続弁27をOFFし、
t+6deg>T2のときは除湿用冷却水断続弁27をONする。
これによって、洗浄槽内を循環する湿った空気の温度より除湿用冷却水の温度が低いときのみ除湿用冷却水による除湿が行われ、除湿用冷却水の温度が洗浄槽および通風経路を循環する湿った空気の温度以上のときには、除湿は除湿用冷却水によって行われるのではなく、洗浄槽または通風経路を構成する壁面の温度が、通風経路を循環する湿った空気の温度より低い箇所で結露して水分が除去されることにより、行われる。
また、除湿用冷却水断続弁27をOFFしている場合には、以下に説明するように、乾燥工程実行時間を調整することにより、安定した除湿を行う。
<除湿用冷却水断続弁OFFの場合の乾燥運転時間の設定方法>
除湿用冷却水断続弁27をOFFしている場合、温度tとT2との関係および季節判定結果に応じて、下記の通り乾燥運転時間を変更設定する。
(a')季節判定結果=夏の場合:
表2の乾燥運転時間×2.5
(b')季節判定結果=春・秋の場合:
表2の乾燥運転時間×2.25
(c')季節判定結果=冬の場合:
表2の乾燥運転時間×2
これによって、季節に応じて変化する洗浄槽または通風経路を構成する壁面の温度に応じて、乾燥運転時間が適切に設定され、良好な乾燥性能を得ることが可能になる。
なお、上記の<除湿用冷却水断続弁OFFの場合の乾燥運転時間の設定方法>は、換言すると以下のようになる。
除湿用冷却水断続弁27をOFFして実行した乾燥運転時間を下記の定数で除した時間の累積時間(換算累積時間)が、表2の乾燥運転時間に値に達した時点で乾燥運転を終了する。
季節判定結果=夏の場合 : 定数=2.5
季節判定結果=春・秋の場合: 定数=2.25
季節判定結果=冬の場合 : 定数=2
なお、上記累積時間(換算累積時間)の値は、除湿用冷却水断続弁OFFの場合(除湿用冷却水を通流せずに乾燥運転を行った場合)の単位時間当たりの除湿能力を、除湿用冷却水断続弁ONの場合(除湿用冷却水を通流して乾燥運転を行った場合)と同じとなるように換算した場合における累積時間の値である。
さらに、除湿用冷却水断続弁27をOFFして実行した乾燥運転中に、所定の再チェック時間(例えば20秒間)の間、循環ファン23を停止して除湿用冷却水断続弁27をONして除湿用冷却水を通流させ、TH2により温度T2が測定される。
また、乾燥運転の実行途中において、THによって検出した温度tと、TH2により検出した温度T2に応じて、前述と同様に、除湿用冷却水断続弁27のON/OFF制御を行う。
除湿用冷却水断続弁27をONして実行した乾燥運転の累積時間、および、除湿用冷却水断続弁27をOFFして実行した乾燥運転時間を上述の定数で除した時間の累積時間の合計が、表2の乾燥運転時間に値に達した時点で乾燥運転を終了する。
また、除湿用冷却水断続弁OFFで、除湿用冷却水を通流することなく乾燥運転を実行するときには、給水温度が高い旨の報知を行う。
この報知によって、例えば、ガス給湯器から温水が供給される温水配管が接続され、温度の高い温水が除湿用冷却水として通流している場合に、使用者に対し、当該ガス給湯器の出湯設定温度を低くすれば、乾燥時間を短縮できることを知らせることが可能になり、さらに適切で、効率のよい乾燥を行うことが可能な食器洗浄乾燥機を提供することができる。
なお、この実施形態の食器洗浄乾燥機において、乾燥運転中に運転が一時停止されたときには、ヒータ9、乾燥ファン23をOFFにし、除湿用冷却水断続弁27がONの場合には、除湿用冷却水断続弁27はONを継続して、その後再開されるであろう乾燥運転に備える。
ただし、扉体Aを開けられたことによる一時停止、および一時停止スイッチによる一時停止が1時間を超える場合には、除湿用冷却水断続弁27がONしている場合に除湿用冷却水断続弁27をOFFにするように構成されている。
なお、この実施形態の食器洗浄乾燥機において、乾燥モードは、乾燥時間が短い「乾燥・標準」と、乾燥時間の長い「乾燥・強力」の2つのモードを備えており、通常は「乾燥・標準」に設定されているが、操作部SSにより、「乾燥強力」を選択することもできるように構成されている。
なお、表3は、乾燥運転時の下記の運転コース、
(1)乾燥のみ、標準運転コース、念入り運転コース、快速運転コース、
(2)低温運転コース
におけるヒータ制御の設定温度(閾値)、すなわち、ヒータをONにする温度であるヒータON温度、および、ヒータをOFFにする温度であるヒータOFF温度を示している。
Figure 0005837410
なお、表2の設定時間(乾燥運転用設定時間)に達するまでの間において、サーミスタTHの検出温度が表3のヒータOFF温度に達するまではヒータをONにするようにヒータ制御が行われ、また、ヒータOFF温度に達した後、サーミスタTHの検出温度が表3のヒータON温度に達するまでは、ヒータをOFFにするようにヒータ制御が行われるように構成されており、これによって洗浄槽内の温度がある程度の温度に保たれ、効率よく、安定した乾燥運転が行われる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の応用、変形を加えることが可能である。
1 本体部
2 引出部
3 内蓋部
4 給水路
4a 給水弁
6 ポンプ(兼用ポンプ)
8 洗浄ノズル
9 ヒータ
10 洗浄かご
11 吸引管
12 排水管
13 案内管
14 漏水受止め用のドレンパン
15 ケーシング
15a 横側壁部
21 空気供給口
22 空気吸引口
23 循環ファン(通風手段)
23A 循環ファンの吸引用開口
23B 循環ファンの吐き出し部
24 凝縮部
24a 伝熱体
25 除湿用冷却水供給手段
26 除湿用給水路
27 除湿用冷却水断続弁
28 給水圧安定用のガバナ
40 仕切り壁
51 分配ノズル
53 流下口
60 水量調整弁
A 扉体
B 把持部
D 洗浄槽
Df 前側壁部
F 通風経路
f1 上昇経路部分
f2 下降経路部分
G 除湿部
H 制御部
J 水位センサ
K 乾燥ユニット
P 係合手段
Pa 係止部
Q 洗浄空間
S 水貯留用凹部
SS 操作部
TH サーミスタ(温度検出手段)
TH2 除湿用冷却水の温度を検知するサーミスタ(冷却水温度検出手段)

Claims (8)

  1. 食器を収容し、給水口から供給されて貯留された洗浄水を噴き付けて食器の洗浄を行う洗浄槽と、前記洗浄槽内に形成された洗浄空間に配設された空気吸引口から、前記洗浄空間に配設された空気供給口に亘って形成された通風経路を経て、前記洗浄空間内の空気を循環させる通風手段と、前記通風経路を経て循環される空気の除湿を行う除湿部と、前記給水口から前記除湿部に供給される除湿用冷却水の通流を断続する除湿用冷却水通流断続手段と、を備え、
    食器を乾燥させる乾燥工程において、前記洗浄空間内の空気を前記空気吸引口から吸引し、前記除湿部に導いて除湿した後、前記通風経路を経て前記洗浄空間に戻す乾燥運転を、所定の乾燥工程実行時間に亘り実行するように構成された食器洗浄乾燥機であって、
    前記除湿部は、前記空気吸引口から吸引された前記洗浄空間からの空気を、単位時間当たりに所定の流量が供給される前記除湿用冷却水と所定の時間だけ接触させて、空気中の水分を凝縮させることにより、前記空気吸引口から吸引された前記洗浄空間からの空気の除湿を行うように構成されているとともに、
    前記通風経路を経て循環される空気の温度より前記除湿用冷却水の温度が低いときのみ前記除湿用冷却水による除湿が行われ、前記除湿用冷却水の温度が前記通風経路を経て循環される空気の温度以上のときには、除湿は前記除湿用冷却水によって行われない形態で、前記通風経路を経て循環される空気の温度と前記除湿用冷却水の温度とに応じて、前記除湿用冷却水通流断続手段による前記除湿用冷却水の通流の断続を制御するように構成されていること
    を特徴とする食器洗浄乾燥機。
  2. 前記洗浄槽の外面に設けた、洗浄水の温度を検出するための洗浄水温度検出手段の検出値に応じて、前記通風経路を経て循環される空気の温度を求めることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄乾燥機。
  3. 前記除湿用冷却水通流断続手段による制御により、前記除湿用冷却水の通流が行われない場合には、前記乾燥工程実行時間を設定延長時間だけ延長することを特徴とする請求項1または2記載の食器洗浄乾燥機。
  4. 季節の判定を行う季節判定手段を備え、前記設定延長時間を、前記季節判定手段による季節判定の結果に応じて設定することを特徴とする請求項3記載の食器洗浄乾燥機。
  5. 前記洗浄槽近傍の温度を検出する洗浄槽近傍温度検出手段を備え、前記季節判定手段による季節の判定を、前記洗浄槽近傍温度検出手段の出力により行うことを特徴とする請求項4記載の食器洗浄乾燥機。
  6. (a)前記除湿用冷却水を通流して実行した乾燥運転の時間を累積した累積時間と、
    (b)前記除湿用冷却水を通流しないで行った乾燥運転の時間を、所定の定数で除して求めた時間を累積した換算累積時間であって、単位時間当たりの除湿能力を、前記除湿用冷却水を通流して実行した乾燥運転の場合と同じとなるように換算した換算累積時間と、
    の合計が所定の乾燥工程実行時間に達した時点で乾燥運転を終了するようにしたこと
    を特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  7. 前記除湿用冷却水の通流を行わない乾燥運転の実行中に、通風手段を停止して除湿用冷却水を通流し、前記除湿用冷却水の温度を測定することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  8. 除湿用冷却水を通流しないで乾燥運転を実行するときにはその旨の報知を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
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