JP5507371B2 - 食器洗浄機の水位検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄槽と連通する連通口を通して前記洗浄槽内の湯水が導入される横断面形状が4角形状の湯水貯留槽と、前記湯水貯留槽の内部に装備されて、その湯水貯留槽に貯留される湯水の水位に応じて昇降する水位検出用のフロートと、前記洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの前記フロートの昇降位置を検出する水位検出部と、前記湯水貯留槽を洗浄する洗浄水を供給する洗浄水供給手段とが設けられた食器洗浄機の水位検出装置に関する。
かかる食器洗浄機の水位検出装置は、洗浄工程やすすぎ工程において洗浄槽に湯水を供給するときに、洗浄槽の水位が、洗浄工程やすすぎ工程を行うための水位として定められた洗浄用水位であることを検出することに使用され、また、湯水貯留槽層を洗浄する洗浄水を供給する洗浄水供給手段が設けられているから、湯水貯留槽の汚れを除去できることになる。
洗浄水供給手段の第1の従来例として、湯水貯留槽の内部で且つ洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽の水面よりも上方側に相当する箇所に、湯水貯留槽における4つの側壁のうちの1つの側壁に向けて洗浄水を流出させる筒状経路が設けられ、筒状経路から流出した洗浄水を、側壁及び底壁に沿って流動させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1においては、洗浄槽に貯留された湯水を排水ポンプによって吐出側ホースを経て機外に排出するように構成され、そして、吐出側ホースから分岐した循環ホースが上述の筒状経路に接続されて、排水ポンプによって排水される湯水の一部が、洗浄水として筒状経路に供給されることになる。
洗浄水供給手段の第2の従来例として、湯水貯留槽における4つの側壁のうちの1つの側壁における横一端側で且つ洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽の水面よりも下方側に相当する箇所に、その側壁と対向する側壁に向けて洗浄水を吐出する循環管接続孔が形成され、その循環管接続孔から洗浄水を吐出させることにより、湯水貯留槽内の湯水を旋回状態で流動させるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献2においては、循環管接続孔から吐出された洗浄水を受け止める底壁を傾斜面に形成して、湯水貯留槽の湯水を旋回しながら上昇させることが記載されている。
また、特許文献2においては、洗浄槽に貯留された湯水を排水ポンプによって排水管より機外に排出するように構成され、且つ、排水管から分岐した循環管が上述の循環管接続孔に接続されて、排水ポンプによって排水される湯水の一部が、洗浄水として循環管接続孔に供給されることになる。
特開2005−193074号公報 特開2008−154706号公報
第1の従来例においては、筒状経路から流出した洗浄水が、湯水貯留槽の4つの側壁のうちの1つの側壁及び底壁に沿って流動するものであるため、湯水貯留槽の4つの側壁のうちの残りの3つの側壁における汚れを取り除くことができないものであり、改善が望まれるものである。
第2の従来例においては、循環管接続孔から洗浄水を吐出させることにより、湯水貯留槽内の湯水を旋回状態で流動させるものであるから、湯水貯留槽の4つの側壁の汚れを取り除くことができるものの、湯水貯留槽の4つの側壁における洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽の水面に対応する部分の汚れを、適切に取り除くできないものであり、改善が望まれるものであった。
説明を加えると、湯水貯留槽の4つの側壁における洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽の水面に対応する部分には、洗浄槽から流れ込んで湯水貯留槽の水面に浮遊する滓物等が付着堆積し易いものであり、この部分の汚れを適切に取り除くことが好ましいものであるが、第2の従来例においては、循環管接続孔から洗浄水を吐出させることにより、湯水貯留槽内の湯水を旋回状態で流動させるものであるため、湯水貯留槽の4つの側壁における洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽の水面に対応する部分の汚れを、適切に取り除くできないものであった。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、湯水貯留槽の4つの側壁における洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽の水面に対応する部分を含めて、湯水貯留槽の4つの側壁における汚れを適切に取り除くことができる食器洗浄機の水位検出装置を提供する点にある。
本発明の食器洗浄機の水位検出装置は、洗浄槽と連通する連通口を通して前記洗浄槽内の湯水が導入される横断面形状が4角形状の湯水貯留槽と、前記湯水貯留槽の内部に装備されて、その湯水貯留槽に貯留される湯水の水位に応じて昇降する水位検出用のフロートと、前記洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの前記フロートの昇降位置を検出する水位検出部と、前記湯水貯留槽を洗浄する洗浄水を供給する洗浄水供給手段とが設けられたものであって、その第1特徴構成は、
前記洗浄水供給手段が、前記湯水貯留槽の4つの側壁のうちの1つを洗浄水供給用の側壁として、その洗浄水供給用の側壁の左右両端側で、且つ、前記洗浄槽の水位が前記洗浄用水位であるときの前記湯水貯留槽の水面よりも上方側に相当する箇所に形成した一対の洗浄水供給口より、その洗浄水供給用の側壁と対向する側壁に向けて、その洗浄水供給用の側壁と隣接する1対の側壁の壁面に沿って洗浄水を吐出し、かつ、前記一対の洗浄水供給口より吐出される洗浄水の一部を、前記洗浄水供給用の側壁に沿って流下させるように構成され、
前記連通口が、前記洗浄水供給用の側壁と対向する側壁の下端部に連なる状態で形成されている点を特徴とする。
すなわち、湯水貯留槽の4つの側壁のうちの洗浄水供給用の側壁の左右両端側で、且つ、洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽の水面よりも上方側に相当する箇所に形成した一対の洗浄水供給口より、その洗浄水供給用の側壁と対向する側壁に向けて、その洗浄水供給用の側壁と隣接する1対の側壁の壁面に沿って洗浄水が吐出され、かつ、一対の洗浄水供給口より吐出される洗浄水の一部が、洗浄水供給用の側壁に沿って流下されることになる。
したがって、洗浄槽の水位が洗浄用水位である状態において、洗浄槽内の湯水を排水ポンプにて機外に排出するようにしながら、一対の洗浄水供給口より洗浄水を吐出することにより、湯水貯留槽の4つの側壁における洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽の水面に対応する部分を含めて、湯水貯留槽の4つの側壁における汚れを適切に取り除くことができる。
つまり、洗浄水供給用の側壁と隣接する1対の側壁については、その壁面に沿って吐出される洗浄水が、一対の側壁の壁面を洗浄する作用、及び、一対の洗浄水供給口より吐出された洗浄水の流れによって湯水貯留槽の水面部分が流動して、一対の側壁の壁面を洗浄する作用によって、一対の側壁の壁面が、洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽の水面に対応する部分を含めて洗浄されることになる。
また、洗浄水供給用の側壁と対向する側壁については、一対の洗浄水供給口より吐出されて、その対向する側壁の存在箇所に流動した洗浄水が、連通口より湯水貯留槽内の湯水が排出されるに伴って、その対向する側壁に沿って流下して、その対向する側壁の壁面を洗浄する作用により、その対向する側壁の壁面が、洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽の水面に対応する部分を含めて洗浄されることになる。
また、洗浄水供給用の側壁については、一対の洗浄水供給口より吐出される洗浄水の一部が、洗浄水供給用の側壁に沿って流下するため、その流下する洗浄水が洗浄水供給用の側壁の壁面を洗浄する作用によって、洗浄水供給用の側壁の壁面が、洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽の水面に対応する部分を含めて洗浄されることになる。
要するに、本発明の第1特徴構成によれば、湯水貯留槽の4つの側壁における洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽の水面に対応する部分を含めて、湯水貯留槽の4つの側壁における汚れを適切に取り除くことができる食器洗浄機の水位検出装置を提供できる。
本発明の第2特徴構成は、上記した第1特徴構成に加えて、
前記一対の洗浄水供給口を備える洗浄水供給室が、前記洗浄水供給用の側壁に外方に突出する状態で連設され、
その洗浄水供給室における外方突出側の壁部の左右方向の中央側箇所に、洗浄水が圧送される入水口が形成され、
前記洗浄水供給室の内部に、前記入水口からの洗浄水を前記一対の洗浄水供給口に向けて分岐流動させる平面視形状山形状の分水案内部が設けられている点を特徴とする。
すなわち、洗浄水供給室の入水口に圧送された洗浄水は、洗浄水供給室の内部に設けられた分水案内部にて分岐流動させながら、一対の洗浄水供給口に流動されて、その一対の洗浄水供給口から吐出されることになる。
一対の洗浄水供給口にから吐出される洗浄水は、その洗浄水供給用の側壁と対向する側壁に向けて、その洗浄水供給用の側壁と隣接する1対の側壁の壁面に沿って洗浄水が吐出されることになり、また、洗浄水供給室の洗浄水の流れは、分水案内部を障害物として、その分水案内部に沿って流動する流れとなるため、カルマン渦の発生により、一対の洗浄水供給口にから吐出される洗浄水の一部が、洗浄水供給用の側壁に沿って流下する流れを形成することになる。
このように、洗浄水供給室の入水口に洗浄水を圧送するだけで、一対の洗浄水供給口から、洗浄水供給用の側壁と対向する側壁に向けて、その洗浄水供給用の側壁と隣接する1対の側壁の壁面に沿って洗浄水を吐出させることや、洗浄水供給用の側壁に沿って流下する洗浄水の流れを形成できるのであり、構成の簡素化を図る形態で、湯水貯留槽の4つの側壁における汚れを取り除くことができる。
要するに、本発明の第2特徴構成によれば、上記した第1特徴構成による作用効果に加えて、簡素な構成にて、湯水貯留槽の4つの側壁における汚れを取り除くことができる食器洗浄機の水位検出装置を提供できる。
本発明の第3特徴構成は、上記した第2特徴構成に加えて、
前記洗浄槽に貯留された湯水を排水ポンプによって排水路を通して機外に排出するように構成され、且つ、前記排水路から分岐した分岐管が前記入水口に接続されている点を特徴とする。
すなわち、洗浄槽に貯留されている湯水を機外に排出するために排水ポンプが作動されると、排水路を流動する湯水の一部が、洗浄水として、分岐管を通して入水口に圧送されることになる。
このように、洗浄槽に貯留されている湯水を機外に排出するための構成を利用して、湯水貯留槽を洗浄する洗浄水を供給できるから、全体構成の簡素化を図る形態で、湯水貯留槽の洗浄を行えるものとなる。
要するに、本発明の第3特徴構成によれば、上記した第2特徴構成による作用効果に加えて、洗浄槽に貯留されている湯水を機外に排出するための構成を利用した簡素な構成にて、湯水貯留槽の洗浄を行える食器洗浄機の水位検出装置を提供できる。
本発明の第4特徴構成は、上記第1~第3特徴構成のいずれかに加えて、
前記フロートと前記洗浄水供給用の側壁との間に相当する箇所に、前記一対の洗浄水供給口から吐出された洗浄水が前記フロートに飛散するのを抑制する防水壁が、前記洗浄水供給用の側壁に隣接する1対の側壁との間に洗浄水流動用の隙間を形成する状態で設けられている点を特徴とする。
すなわち、一対の洗浄水供給口から吐出された洗浄水が防水壁にて受け止められて、フロートに飛散するのが抑制されることになり、そして、一対の洗浄水供給口から、洗浄水供給用の側壁と対向する側壁に向けて吐出される洗浄水は、防水壁と、洗浄水供給用の側壁に隣接する1対の側壁との間に形成された洗浄水流動用の隙間を通して、洗浄水供給用の側壁と対向する側壁に向けて流動することになる。
つまり、一対の洗浄水供給口から吐出される洗浄水の一部を、洗浄水供給用の側壁の壁面に沿って流下させるようにすることにより、一対の洗浄水供給口から吐出される洗浄水がフロートに飛散する虞があるが、フロートが洗浄水にて濡れることを抑制して、水位検出を適切に行わせることができる。
要するに、本発明の第4特徴構成によれば、上記した第1〜第3特徴構成のいずれかによる作用効果に加えて、フロートが洗浄水にて濡れることを抑制して、水位検出を適切に行わせることができる食器洗浄機の水位検出装置を提供できる。
本発明の第5特徴構成は、上記第1〜第4特徴構成のいずれかに加えて、
前記フロートが、フロート本体とそのフロート本体から上方に延びる軸部とから構成され、
前記フロート本体の上面部が、山形状に形成されている点を特徴とする。
すなわち、フロートは、一般に、フロート本体とそのフロート本体から上方に延びる軸部とから構成されることになるが、フロート本体の上面部が、山形状に形成されているから、フロート本体に洗浄水が飛散しても、その飛散した洗浄水が、山形状に形成されたフロート本体の上面部に沿って外部に流下するため、フロート本体の重量が洗浄水のために重くなることを抑制して、水位検出を適切に行わせることができる。
要するに、本発明の第5特徴構成によれば、上記した第1〜第4特徴構成のいずれかによる作用効果に加えて、フロートが洗浄水のために重くなることを抑制して、水位検出を適切に行わせることができる食器洗浄機の水位検出装置を提供できる。
食器洗浄機の斜視図 洗浄槽を収納した状態の切欠側面図 前面の扉体を取り外した洗浄槽を前方側から見た斜視図 洗浄槽を背面側から見た斜視図 食器洗浄機の概略構成図 乾燥用空気の流動状態を示す概略斜視図 制御作動を示すフローチャート 水位検出装置の切欠斜視図 同装置の斜視図 同装置の斜視図 蓋体の平面図 蓋体の案内溝形成部分の断面図 湯水排出水位の検出状態の縦断側面図 洗浄水位の検出状態の縦断側面図 異常水位の検出状態の縦断側面図 フロートの斜視図 蓋体を取り外した湯水貯留槽の平面図 洗浄水の流動状態を示す縦断側面図
〔実施形態〕
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4に示すように、前面部が開口された本体部1が設けられ、平面視形状が四角状の洗浄槽Dを備えた引出し部2が、本体部1に対して、引出し移動及び収納移動自在に設けられて、食器洗浄機の一例としての引出し式の食器洗浄機が構成されている。
尚、例示はしないが、引出し部2を本体部1に対して移動自在に支持するスライド式レール機構が設けられており、引出し部2が、その大部分を本体部1の外方に露出させる状態に引き出すことができるように構成されている。
そして、引出し部2を本体部1に収納した状態で洗浄槽Dの上面部を閉塞し、かつ、引出し部2を本体部1から引き出した状態で洗浄槽Dの上面部を開口させる内蓋部3が設けられており、洗浄槽Dの内部空間にて、開閉自在な洗浄空間Qが構成されている。
引出し部2の前面部には、本体部1の前面部の開口を開閉する扉体Aが設けられ、その扉体Aには、引出し部2を本体部1から引き出すときや収納するときに把持するための把持部Bが設けられている。尚、詳述はしないが、把持部Bの内方側箇所には、引出し部2を本体部1に収納するに伴って本体部1の係止部Paに係合する係合手段Pが設けられており、この係合手段Pが係止部Paに係合することにより、引出し部2を本体部1に収納した状態に保持するようになっている。そして、係合手段Pは、引出し部2を本体部1から引き出すときに把持部Bを支持する手指にて、係合を解除する解除状態に操作できるようになっている。
また、扉体Aには、運転のための各種操作を行う操作部SSが設けられている。
図2及び図5に示すように、洗浄槽Dに水を供給する給水路4および給水路4を開閉する給水弁4aが設けられている。
引出し部2における洗浄槽Dの底部下方には、正転で洗浄ポンプとして機能し、且つ、逆転で排水ポンプとして機能する兼用ポンプ6が設けられ、洗浄槽Dの内部には、洗浄ノズル8や加熱手段としての電気式の加熱ヒータ9などが配置され、さらに、食器などの洗浄対象物を収納載置する洗浄かご10が、洗浄槽Dの内部に着脱自在に装着されている。
兼用ポンプ6は、洗浄槽Dの底部に形成した水貯留用凹部Sに、吸引管11にて接続され、かつ、兼用ポンプ6には、湯水を機外に排出するための排水路としての排水管12が接続されている。
尚、図2に示すように、本体部1の底部には、漏水受止め用のドレンパン14が配備されており、例示はしないが、このドレンパン14にて受止め回収された水の存否を検出する漏水センサが装備されることになる。
また、図2及び図5に示すように、水貯留用凹部Sには、連通路としての案内管13を介して水位検出装置としての水位センサJが接続されている。
この水位センサJは、後述の如く、洗浄槽D内に貯留される湯水の水位が洗浄用水位(高水位)であること、洗浄槽D内に貯留される湯水の水位が、加熱ヒータ9が露出する程度に低い湯水排出水位(低水位)であること、及び、洗浄槽D内に貯留される湯水が洗浄用水位より設定量高い異常水位であることを検出するように構成されている。
図2、図3及び図5に示すように、洗浄槽Dにおける4つの側壁部のうちの、機体前面側、つまり引出し部前面側に相当する前側壁部Dfには、乾燥ユニットKが取り付けられている。
つまり、前側壁部Dfには、図6にも示すように、乾燥ユニットKからの空気を洗浄空間Qに供給する空気供給口21、及び、乾燥ユニットKが洗浄空間Q内の空気を吸引する空気吸引口22が、下方側で左右両側に離れた位置に形成されている。具体的には、空気供給口21及び空気吸引口22は、洗浄かご10よりも下方側に位置するように形成されるものであり、そして、本実施形態では、空気供給口21を右側に、且つ、空気吸引口22を左側に位置させている。
乾燥ユニットKは、洗浄槽Dの前側壁部Dfに止着されるケーシング20の内部に、空気吸引口22と空気供給口21とに亘る通風経路Fを通して洗浄空間Qの空気を循環させる通風手段としての循環ファン23、及び、通風経路Fを通して循環される空気を除湿する除湿部Gを備えて構成されている。
通風経路Fは、空気吸引口22から上方側に伸びる上昇経路部分f1とその上昇経路部分f1の上端部から空気供給口21に向けて下方側に伸びる下降経路部分f2とからなる逆U字状に形成されており、上昇経路部分f1に、除湿部Gが配設され、下降経路部分f2に、循環ファン23が配設されている。
除湿部Gは、複数枚の伝熱板24を板厚方向に沿って間隔を隔てて並置して、それら伝熱板24に向けて除湿用水を噴出ノズル25から噴出することによって、複数枚の伝熱板24の間を通して上方に向けて流動する空気を、伝熱板24の表面を流下する除湿用水との接触及び伝熱板24の間を流下する除湿用水との接触により冷却することにより、空気中の水分を凝縮させて除湿するように構成されている。
尚、噴出ノズル25から噴出された除湿用水は、空気吸引口22を通して洗浄槽Dの内部に流動して水貯留用凹部Sに貯留されることになる。
図5に示すように、噴出ノズル25に水を供給する除湿用給水路26が設けられ、その除湿用給水路26を開閉する除湿用水断続弁27、及び、給水圧安定用のガバナ28が設けられている。
そして、電気式の加熱ヒータ9を加熱作用させた状態で、循環ファン23の通風作動及び噴出ノズル25の除湿用水の噴出作動を行わせることにより、洗浄空間Qから吸引した空気を除湿部Gにて除湿したのち、乾燥用の空気として洗浄空間Qに供給し、その供給された空気を電気式の加熱ヒータ9にて加熱することにより、洗浄空間Q内の洗浄対象物を乾燥する乾燥運転を行えるように構成されている。
また、電気式の加熱ヒータ9を停止させた状態で、循環ファン23の通風作動及び噴出ノズル25の除湿用水の噴出作動を行わせることにより、洗浄空間Qから吸引した空気中の臭気成分を除湿部Gにて除湿用水に吸収させたのち、洗浄空間Qに供給することにより、洗浄空間Qを消臭する消臭運転を行えるように構成されている。
乾燥運転における空気の流れについて説明を加えると、図6に示すように、洗浄槽Dの前側壁部Dfに形成した空気供給口21から洗浄空間Qに供給される空気は、主たる流れとして、上昇しながら後側壁部に向けて流動し、その後、前側壁部Dfにおける下方側で且つ空気供給口21とは左右方向で離れた位置に形成した空気吸引口22に向けて下方側に移動しながら流動して、空気吸引口22から排出される形態で流れることになり、洗浄槽内における空気吸引口22が位置する側の下方側の部分にも、空気が流動し易いものとなるのである。
したがって、洗浄槽内の洗浄対象物の全体に空気を通流させて、洗浄対象物を効率良く乾燥することにより、乾燥時間の短縮化を図ることができるものとなる。
図5に示すように、引出し部2には、運転を制御する制御手段としての制御部Hが装備され、この制御部Hが、操作部SSにて入力される指令に基づいて、給水弁4a、兼用ポンプ6、電気式の加熱ヒータ9、循環ファン23、及び、除湿用水断続弁27の作動を制御して、洗浄槽Dの内部にて形成される洗浄空間Qの洗浄対象物を洗浄液としての湯水にて洗浄する洗浄運転、洗浄槽Dの水貯留用凹部Sに貯留されかつ電気式の加熱ヒータ9にて加熱されるすすぎ水により洗浄対象物のすすぎを行うすすぎ運転、洗浄槽Dの水貯留用凹部Sに貯留されたすすぎ水を排水する排水運転、電気式の加熱ヒータ9を加熱作用させた状態で、循環ファン23の通風作動及び噴出ノズル25の除湿用水の噴出作動を行わせる乾燥運転、及び、電気式の加熱ヒータ9を停止させた状態で、循環ファン23の通風作動及び噴出ノズル25の除湿用水の噴出作動を行わせる消臭運転等の運転を行うものであり、次に、制御部Hが実行する運転について説明を加える。
つまり、使用者は、操作部SSにより、洗浄運転、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転、消臭運転の順に運転させる連続運転コースや、乾燥運転のみ運転させる乾燥のみコースなど各種の運転コースを選択できるように構成され、さらに、連続運転コースとして、標準運転コース、念入り運転コース、スピーディ運転コース、快速運転コースが備えられているが、本実施形態においては、標準運転コースについてのみ説明する。
図7のフローチャートに基づいて、制御部Hの制御作動について説明する。
まず、図外の収納スイッチにより、引出し部2が本体部1の収納位置に収納されることが検出され(#1)、操作部SSの電源スイッチがON操作されると(#2)、運転コースの選択が行われることになる(#3)。本実施形態では、標準運転コースが選択されたとして説明を続ける。
操作部SSのスタートスイッチがON操作されると(#4)、標準運転コースが開始されて、洗浄運転(#5)、すすぎ運転(#10)、排水運転(#15)、乾燥運転(#16)、消臭運転(#21)が順次実行される。
洗浄運転は、先ず、給水弁4aを開弁して給水路4を通して洗浄槽D内に洗浄水を給水し、その水位が水位センサJにて上述した洗浄水位に達したことが検出されると、給水弁4aを閉じる給水動作を行い、その後、兼用ポンプ6を正転作動させ且つ加熱ヒータ9を作動させて、洗浄水を洗浄ノズル8から洗浄対象物に向けて噴出する洗浄動作を、洗浄運転用設定時間が経過するまで行い、次に、兼用排水ポンプ6を逆転作動させ、洗浄槽D内の洗浄水を排水する排水動作を、水位センサJにて上述した湯水排出水位に達したことが検出されるまで行うことになる。
尚、使用者が操作部SSのスタートスイッチをON操作する前に洗浄用洗剤を洗浄槽D内に投入しておくことにより、洗剤を用いた洗浄を行うことができる。
そして、洗浄運転(#5)が開始されたのちは、洗浄運転用設定時間が経過した洗浄終了であるか否かが判断され(#6)、洗浄終了である場合には、すすぎ運転(#9)に移行することになる。
#6にて、洗浄終了でないと判断したときには、操作部SSにて中断指令が指令されたか否かを判断し(#7)、中断指令が指令された場合には、兼用ポンプ6を停止させる等の洗浄運転を中断させるための中断処理を行う(#8)。
その後、操作部SSにて再開指令が指令されるまで(#9)、洗浄運転を中断することになり、洗浄運転を中断しているときに、再開指令が指令されると(#9)、洗浄運転を再開することになる。
このように洗浄運転を中断できるので、洗浄対象物を追加したい場合に、その洗浄対象物を洗浄空間Qに収納させることができる。
すすぎ運転は、上述の洗浄運転における給水動作と同様の給水動作を行って、洗浄槽Dの底部にすすぎ水を上述した洗浄水位が検出されるまで貯留させ、その後、兼用ポンプ6および加熱ヒータ9を作動させて、加熱ヒータ9にて加熱されたすすぎ水により洗浄対象物のすすぎを設定時間が経過するまで行うすすぎ動作、及び、兼用ポンプ6を逆転作動させて、洗浄槽Dの底部に貯留されたすすぎ水を上述した湯水排出水位となるまで排水する排水動作を順次行うすすぎ動作を、2回行い、最後に加熱すすぎ動作を行うことになる。
加熱すすぎ動作は、上述の給水作動により、洗浄槽Dの底部にすすぎ水を上述した洗浄水位分貯留させたのち、兼用ポンプ6および加熱ヒータ9を作動させて、加熱ヒータ9にて加熱されたすすぎ水により洗浄対象物のすすぎを行うことになり、そして、図外の温度センサにより、すすぎ水の温度が仕上げ用設定温度(例えば、67℃)になると、加熱すすぎ動作を終了することになる。
そして、すすぎ運転(#10)が開始されたのちは、すすぎ運転の全工程が終了したすすぎ終了であるか否かが判断され(#11)、すすぎ終了である場合には、排水運転(#15)に移行することになる。
#11にて、すすぎ終了でないと判断したときには、操作部SSにて中断指令が指令されたか否かを判断し(#12)、中断指令が指令された場合には、兼用ポンプ6および加熱ヒータ9を停止する等のすすぎ運転を中断するための中断処理を行う(#13)。
その後、操作部SSにて再開指令が指令されるまで(#14)、すすぎ運転を中断し、すすぎ運転を中断しているときに、再開指令が指令されると(#14)、すすぎ運転を再開することになる。
このようにすすぎ運転を中断できるので、すすぎを行いたい洗浄対象物を追加したい場合に、その洗浄対象物を洗浄空間Qに収納させることができる。
排水運転は、兼用ポンプ6を逆転作動させて、洗浄槽Dの底部に貯留されたすすぎ水を排水する排水動作を、上述した湯水排出水位となるまで行うことになる。
また、制御部Hは、この排水運転において兼用ポンプ6の逆転作動を開始してから設定時間が経過するまでに、上述した湯水排出水位が検出されなかった場合には、排水動作が適切に行われなかったとして、エラーを報知するように構成されている。
乾燥運転は、電気式の加熱ヒータ9を加熱作用させた状態で、循環ファン23の通風作動及び噴出ノズル25の除湿用水の噴出作動を行わせることになり、その状態を乾燥用設定時間(例えば、25分)が経過するまで継続させる。そして、乾燥用設定時間が経過すると、洗浄槽Dの底部に貯留された除湿用水を排水する排水動作を行う。
そして、乾燥運転(#16)が開始されたのちは、乾燥用設定時間が経過した乾燥終了であるか否かが判断され(#17)、乾燥終了である場合には、消臭運転(#21)に移行することになる。
#17にて、乾燥終了でないと判断したときには、操作部SSにて中断指令が指令されたか否かを判断し(#18)、中断指令が指令された場合には、加熱ヒータ9の加熱作動、循環ファン23の通風作動、噴出ノズル25の噴出作動を停止する等の乾燥運転を中断するための中断処理を行う(#19)。
その後、操作部SSにて再開指令が指令されるまで(#20)、乾燥運転を中断し、乾燥運転を中断しているときに、再開指令が指令されると(#20)、乾燥運転を再開することになる。
このように乾燥運転を中断できるので、乾燥を行いたい洗浄対象物を追加した場合に、その洗浄対象物を洗浄空間Qに収納させることができる。
消臭運転は、電気式の加熱ヒータ9を停止させた状態で、循環ファン23の通風作動及び噴出ノズル25の除湿用水の噴出作動を行わせることになり、その状態を消臭用設定時間が経過するまで行う。そして、消臭用設定時間が経過すると、洗浄槽Dの底部に貯留された消臭用水を排水する排水動作を、上述した湯水排出水位となるまで行う。
図7のフローチャートには例示しないが、制御部Hは、給水弁4aを通して洗浄槽Dに供給される単位時間当たりの湯水供給量よりも単位時間当たりの排水量を多くする状態で兼用ポンプ6を作動させるように構成されるものであり、そして、洗浄運転やすすぎ運転において給水弁4aを開き状態にして湯水を洗浄槽Dに供給しているときに、水位センサJにて異常水位が検出されたときには、給水弁4aを閉じ状態にし、且つ、兼用ポンプ6を作動させる漏水防止運転処理を実行するように構成されている。
また、制御部Hは、漏水防止運転処理を実行しているときに、水位センサJにて上述した洗浄水位より低い水位であることが検出されると、兼用ポンプ6を停止させて漏水防止運転処理を停止するように構成されている。
ちなみに、水位センサJにて洗浄水位より低い水位であることが検出されるときとは、水位センサJが洗浄水位を検出している状態から洗浄水位を検出しない状態に変化したときである。
図4及び図5に示すように、閉じた状態の洗浄空間Qの内部圧が機外圧となるように自動調整する圧力調整手段Wが設けられている。
すなわち、例えば、すすぎ処理における最後のすすぎ工程、つまり、電気式の加熱ヒータ9を作動させて高温のすすぎを行う途中において、洗浄対象物を追加収納する作業や、洗浄中の洗浄対象物の一部を取り出す作業等を行うために、一旦運転を停止し、洗浄空間Qを開いて所要の作業を行ったのち、再び、高温のすすぎを行う運転を開始すると、洗浄空間Qを開いたときに洗浄空間Q内に侵入した多量の空気が、高温のすすぎにより加熱されて急激に膨張して、洗浄空間Qの内部圧が大きく増加しようとすることがあるが、このようなときには、圧力調整手段Wの作用によって、洗浄空間Qの内部圧が機外圧となるように自動調整されることになる。
また、洗浄処理において、電気式の加熱ヒータ9を加熱させたときには洗浄空間Q内の温度はかなりの高温(例えば67℃)になる。その後、洗浄水が排出されて、すすぎ処理のためにすすぎ水が洗浄空間Qに供給され、そのすすぎ水が兼用ポンプ6の作動により洗浄ノズル8より噴出されることになるが、そのすすぎ水の温度は低温(例えば13〜17℃)である。このため、低温のすすぎ水が洗浄ノズル8から噴出されると、洗浄空間Q内の温度が急激に低下するものとなり、その結果、洗浄空間Q内の多量の空気が急激に収縮し、洗浄空間Qの内部圧が大きく減少しようとすることがあるが、このようなときには、圧力調整手段Wの作用によって、洗浄空間Qの内部圧が機外圧となるように自動調整されることになる。
圧力調整手段Wは、洗浄槽Dの背壁DRに形成した連通孔32を通して、洗浄槽D内の洗浄空間Qと連通して、洗浄空間Q内の圧力を調整するように構成されるものであるが、本実施形態においては、その詳細な構成についての説明は省略する。
尚、圧力調節手段Wには、結露水が生じることがあるが、その結露水が水位センサJを介して、洗浄槽Dに回収されるように構成されている。
以下、水位センサJについて説明する。
図8〜図10に示すように、洗浄槽Dの底部に案内管13にて接続されて、その洗浄槽D内の湯水が導入される水位検出用の湯水貯留槽40と、湯水貯留槽40の内部に装備されて、その湯水貯留槽40に貯留される湯水の水位に応じて昇降する水位検出用のフロート41と、フロート41におけるフロート本体としての本体部41Aから上方に延びる軸部41Bを昇降自在に案内する案内部Uとが設けられ、さらに、湯水貯留槽40の上端よりも上方側箇所に位置されて、フロート41の上下2つの昇降位置を検出するための一対の第1水位検出部T1及び第2検出部T2が設けられている。
湯水貯留槽40は、横断面形状が4角形状の有底筒状に形成されるものであって、その底部には、上述した案内管13が接続される連通口として連結用筒部40Cが形成され、そして、その上部に外嵌される蓋体42にて、上方開口が覆われるようになっている。
ちなみに、湯水貯留槽40の上端側部分は、洗浄水受け入れ部40A、及び、圧力調整手段Wからの結露水を受け止める結露水受け部40Bが、外方に突出状態で設けられ、蓋体42が、洗浄水受け入れ用の貯留部40A及び結露水受け部40Bを覆う状態に形成され、そして、蓋体42における結露水受け部40Bを覆う部分には、圧力調整手段Wとの連結用の開口部Vが形成されている。
尚、洗浄水受け入れ部40Aの機能については後述する。
フロート40の上下2つの昇降位置は、上述した洗浄用水位を検出するための昇降位置(図14参照)と、上述した湯水排出水位を検出するための昇降位置(図13参照)とであり、第1水位検出部T1が、高位側の洗浄用水位を検出する昇降位置にフロート41が位置することを検出し、第2水位検出部T2が、低位側の湯水排出水位を検出する昇降位置にフロート41が位置することを検出するように構成されている。
第1水位検出部T1及び第2検出部T2が、フォトインタラプタ式の光センサを用いて構成され、第1水位検出部T1が、蓋体42の上部に突設した第1センサ取付け部42aに装着され、第2水位検出部T2が、蓋体42の上部に突設した第2センサ取付け部42bに装着されている。
また、蓋体42には、上述した異常水位を検出する異常水位検出用の電極43が、上端側を蓋体42の上方に位置させ、且つ、下端側を湯水貯留槽40内に突出させる状態で設けられている。
つまり、異常水位検出用の電極43は、図15に示すように、湯水貯留槽40の水位が第1水位検出部T1及び第2検出部T2のうちの高水位側の第2水位検出部T1にて検出される水位よりも設定量高くなったときに湯水貯留槽40に貯留される湯水にて導通される導通される状態で、蓋体42に装備されている。
図8及び図13に示すように、フロート41の軸部14Bが、フロート14が複数の昇降位置のうちの低水位側の昇降位置に位置する状態において、つまり、湯水排出水位を検出するための昇降位置に位置する状態において、その上端部を湯水貯留槽40の上端よりも下方に位置させる長さに形成されている。
また、案内部Uが、湯水貯留槽40の上端よりも下方に位置するフロート40の軸部40Bを案内すべく、湯水貯留槽40の上端よりも下方に位置して案内するように構成されている。
そして、第1水位検出部T1及び第2検出部T2のうちの低水位側の第2検出部T2にて検出される被検出部44aを備えた揺動レバー44が、フロート41の軸部41Bの上端部に連係されて上下に揺動する状態で設けられている。
説明を加えると、揺動レバー44の長手方向の中間部が、第2センサ取付け部42bに、横軸心X回りで上下揺動自在に枢支され、横軸心Xから延びる一対のレバー部分の一方側部分が、上述の被検出部44aに形成され、他方側部分が、軸部41Bとの連係部44bに形成されている。
連係部44bは、二股状に形成されて、その連係部44bに、軸部41Bの上端部が係合されるように構成されている。
つまり、軸部41Bの上端部であって、上端よりも下方側箇所には、図16に示すように、左右一対の旗状体41aが突設され、軸部41Bの上端には、外れ止め用の突起部41bが左右一対の旗状体41aと同方向に突出する状態に形成されている。
そして、揺動レバー44の二股状の連係部44bが、外れ止め用の突起部41bと左右一対の旗状体41aの間に挿入し、且つ、軸部41の上端部が、二股状の連係部44bを貫通する状態となるように構成されている。
図14に示すように、フロート41の軸部41Bが、フロート41が複数の昇降位置のうちの高水位側の昇降位置に位置する状態において、つまり、洗浄用水位を検出する状態において、その上端部を湯水貯留槽40の上端よりも上方に位置させる長さに形成されている。
そして、上述した一対の旗状体41aのうちの1つが、第1検出部T1にて検出される被検出部と機能するように構成されている。
案内部Uが、フロート41の昇降全範囲に亘って、軸部41Bの上端部に設けた一対の旗状体41aのうちの1つを係合する案内溝U1として構成されている。つまり、一対の旗状体41aのうち1つが、案内溝U1に係合される被案内片として機能するように構成されている。
ちなみに、案内部Uは、一対の旗状体41aのうちの第1検出部T1にて検出される被検出部と機能する旗状体41aが係合する補助案内溝U2をも備えるように構成されているが、この補助案内溝U2は、第1検出部T1の近くまでは存在するものの、被検出部と機能する旗状体41aが第1検出部T1にて検出される箇所では存在しないものであるため、フロート41の昇降全範囲に亘ってフロート41を案内するものではない。
案内部Uについて説明を加えると、湯水貯留槽40の上方開口を覆う蓋体42が、フロート41の軸部41Bの挿通箇所ほど低位となる状態で水貯留槽の上端よりも下方に突出する下向き凹入部分42A、及び、案内溝形成用の上方突出部分42Bを備える状態に形成され、案内溝U1が、蓋体42における凹入部分42A及び蓋体の上方突出部分42Bに亘る状態で形成されている。
また、蓋体42には、補助案内溝U2を形成するための補助案内溝形成用の上方突出部分42Cを備える状態に形成され、補助案内溝U2が、蓋体42における凹入部分42A及び蓋体42の上方突出部分42Cに亘る状態で形成されている。
ちなみに、図12に示すように、蓋体42の凹入部分42Aにおける案内溝U1及び補助案内溝U2の形成部分であって、且つ、溝底面側に相当する部分が、他の部分とは分離されて、外方側に弾性変形自在に構成され、かつ、フロート41の軸部41Bの上端側に設けた一対の旗状体41aを係止する係止爪部Eを備えるように構成されている。
したがって、フロート41の軸部41Bを、一対の係止爪部Eの間に向けて下方側から押し込むようにすることにより、一対の旗状体41aが案内溝U1及び補助案内溝U2に係合する状態に組付けることができ、また、一対の旗状体41aを係止爪部Eにて係止することにより、フロート41の軸部41Bが案内溝U1及び補助案内溝U2から外れることが抑制するように構成されている。
上述の洗浄水受け入れ部40Aについて説明を加えると、図5に示すように、排水運転を行うときに、排水管12を通流する湯水の一部が、分岐管12aを通して、水位センサJ側に分岐流動するように構成され、そして、分岐管12が、洗浄水受け入れ部40Aに設けた管接続部40a接続されている。
したがって、排水運転を行うときに、兼用ポンプ6にて排水される湯水の一部が洗浄水受け入れ部40Aに流動したのち、湯水貯留槽40の内部に吐出されることにより、湯水貯留槽40の壁面を洗浄できるように構成されている。
すなわち、湯水貯留槽を洗浄する洗浄水を供給する洗浄水供給手段Lが、洗浄水受け入れ部40Aとそれを覆う蓋体42とにより囲まれた洗浄水供給室Nを用いて構成されている。
つまり、洗浄水供給手段Lが、図13及び図17に示すように、湯水貯留槽の4つの側壁M1〜M4のうちの1つを洗浄水供給用の側壁M1として、その洗浄水供給用の側壁M1の左右両端側で、且つ、洗浄槽Dの水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽40の水面よりも上方側に相当する箇所に形成した一対の洗浄水供給口Laより、その洗浄水供給用の側壁M1と対向する側壁M3に向けて、その洗浄水供給用の側壁M3と隣接する1対の側壁M2、M4の壁面に沿って洗浄水を吐出し、かつ、一対の洗浄水供給口Laより吐出される洗浄水の一部を、洗浄水供給用の側壁M1に沿って流下させるように構成されている。
また、洗浄槽Dと案内管13にて接続される連結用筒部40Cが、洗浄水供給用の側壁M1と対向する側壁M3の下端部に連なる状態で形成されている。
説明を加えると、洗浄水供給室Nが、洗浄水供給用の側壁M1に外方に突出する状態で連設されて、洗浄水供給室Nの洗浄水供給用の側壁M1に相当する箇所の左右両側部分に、上述の洗浄水供給口Laが設けられている。
また、洗浄水供給室Nにおける外方突出側の壁部の左右方向の中央側箇所に、洗浄水が圧送される入水口として、上述の管接続部40aが形成されている。
そして、洗浄水供給室Nの内部に、管接続部40aからの洗浄水を一対の洗浄水供給口Laに向けて分岐流動させる平面視形状山形状の分水案内部46が設けられている。
つまり、分水案内部46と洗浄水供給室Nの左右の壁部との間に、一対の洗浄水供給口Laが形成されている。
また、フロート41と洗浄水供給用の側壁M1との間に相当する箇所に、一対の洗浄水供給口Laから吐出された洗浄水がフロート41に飛散するのを抑制する防水壁47が、洗浄水供給用の側壁M1に隣接する1対の側壁M2、M4との間に洗浄水流動用の隙間eを形成する状態で設けられている。
さらに、図16に示すように、フロート41におけるフロート本体41Aの上面部が、山形状に形成されている。
ちなみに、図13及び図17に示すように、洗浄水供給用の側壁M1の内面には、フロート41を受け止める突出壁48が形成されている。
したがって、図18に示すように、洗浄槽Dの水位が洗浄用水位である状態において、洗浄槽D内の湯水を兼用ポンプ6にて機外に排出するようにしながら、一対の洗浄水供給口Laより洗浄水を吐出することにより、湯水貯留槽の4つの側壁M1〜M4における洗浄槽Dの水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽40の水面Yに対応する部分を含めて、湯水貯留槽の4つの側壁M1〜M4における汚れを適切に取り除くことができる。
すなわち、洗浄水供給室Nの管接続部40aに圧送された洗浄水は、洗浄水供給室Nの内部に設けられた分水案内部46にて分岐流動させながら、一対の洗浄水供給口Laに流動されて、その一対の洗浄水供給口Laから吐出されることになる。
そして、一対の洗浄水供給口Laにから吐出される洗浄水は、その洗浄水供給用の側壁M1と対向する側壁M3に向けて、その洗浄水供給用の側壁M1と隣接する1対の側壁M2、M4の壁面に沿って流動することになり、また、洗浄水供給室Nの洗浄水の流れは、分水案内部46を障害物として、その分水案内部46に沿って流動する流れとなるため、カルマン渦の発生により、一対の洗浄水供給口Laにから吐出される洗浄水の一部が、洗浄水供給用の側壁M1に沿って流下する流れを形成することになる。
ちなみに、一対の洗浄水供給口Laから、洗浄水供給用の側壁M1と対向する側壁M3に向けて吐出される洗浄水は、防水壁47と、洗浄水供給用の側壁M1に隣接する1対の側壁M2、M4との間に形成された洗浄水流動用の隙間eを通して、洗浄水供給用の側壁M1と対向する側壁M3に向けて流動することになる。
このように洗浄水が流動する結果、湯水貯留槽の4つの側壁M1〜M4における洗浄槽Dの水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽40の水面Yに対応する部分を含めて、湯水貯留槽の4つの側壁M1〜M4における汚れを適切に取り除くことができる。
つまり、洗浄水供給用の側壁M1と隣接する1対の側壁M2、M4については、その壁面に沿って吐出される洗浄水が、一対の側壁の壁面M2、M4を洗浄する作用、及び、一対の洗浄水供給口Laより吐出された洗浄水の流れによって湯水貯留槽40の水面部分が流動して、一対の側壁M2、M4の壁面を洗浄する作用によって、一対の側壁M2、M4の壁面が、洗浄槽Dの水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽40の水面Yに対応する部分を含めて洗浄されることになる。
また、洗浄水供給用の側壁M1と対向する側壁M3については、一対の洗浄水供給口Laより吐出されて、その対向する側壁M3の存在箇所に流動した洗浄水が、連結用筒部40Cより湯水貯留槽40内の湯水が排出されるに伴って、その対向する側壁M3に沿って流下して、その対向する側壁M3の壁面を洗浄する作用により、その対向する側壁M3の壁面が、洗浄槽Dの水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽40の水面Yに対応する部分を含めて洗浄されることになる。
また、洗浄水供給用の側壁M1については、一対の洗浄水供給口Laより吐出される洗浄水の一部が、洗浄水供給用の側壁M1に沿って流下するため、その流下する洗浄水が洗浄水供給用の側壁M1の壁面を洗浄する作用によって、洗浄水供給用の側壁M1の壁面が、洗浄槽Dの水位が洗浄用水位であるときの湯水貯留槽40の水面Yに対応する部分を含めて洗浄されることになる。
また、一対の洗浄水供給口Laから吐出された洗浄水が防水壁47にて受け止められて、フロート41に飛散するのが抑制されることになり、さらに、フロート本体41Aの上面部が、山形状に形成されているから、フロート本体41Aに洗浄水が飛散しても、その飛散した洗浄水が、山形状に形成されたフロート本体41Aの上面部に沿って外部に流下するため、フロート本体41Aの重量が洗浄水のために重くなることを抑制して、水位検出を適切に行わせることができる。
ちなみに、本実施形態においては、図18に示すように、分水案内部46の上端と蓋体42との間に小さな隙間を形成して、この箇所から流出する洗浄水を、洗浄水供給用の側壁M1に沿って流下させて、その流下する洗浄水にても洗浄水供給用の側壁M1の壁面を洗浄するように構成しているが、分水案内部46の上端と蓋体42との間に隙間を形成しない形態で実施してもよい。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(イ)上記実施形態においては、洗浄水供給室内に分水案内部を設けて、入水口からの洗浄水を左右一対の洗浄水供給口に案内する場合を例示したが、左右一対の洗浄水供給口の夫々に対応して洗浄水供給室を設けて、それらの洗浄水供給室に洗浄水を供給する形態で実施してもよい。
この場合においては、洗浄水供給口の近くに負圧部を形成して、洗浄水供給口からの洗浄水の一部を洗浄水供給用の側壁に沿って流下させるようにすることになるが、必要に応じて、洗浄水供給口からの洗浄水の一部を受け止めて、洗浄水供給用の側壁に沿って流下させる受け止め部を設けてもよい。
(ロ)上記実施形態においては、洗浄水として、排水運転において排水される洗浄槽内の湯水の一部を用いる場合を例示したが、水道水を洗浄水として用いるようにしてもよい。
この場合には、排水運転の行う際に、その初期の段階において、洗浄水を供給することになる。
(ハ)上記実施形態においては、湯水排出水位、洗浄用水位、及び、異常水位が検出される水位検出装置に対して本発明を適用する場合を例示したが、検出する水位の数やその高さが異なる種々の水位検出装置に対して本発明は適用できるものである。
(ニ)上記実施形態においては、フロート本体の上面部を山形状に形成するにあたり、頂部が線状となる場合を例示したが、頂部が1点となる山形状に形成する等、飛散した洗浄水を流下させることができるものであれば、如何なる形状に形成してもよい。
6 排水ポンプ
12 排水路
12a 分岐管
40 湯水貯留槽
40a 入水口
40C 連通口
41 フロート
41A フロート本体
41B 軸部
46 分水案内部
47 防水壁
D 洗浄槽
e 隙間
L 洗浄水供給手段
La 洗浄水供給口
M1 洗浄水供給用の側壁
M2 隣接する側壁
M3 対向する側壁
M4 隣接する側壁
N 洗浄水供給室
Y 水面

Claims (5)

  1. 洗浄槽と連通する連通口を通して前記洗浄槽内の湯水が導入される横断面形状が4角形状の湯水貯留槽と、前記湯水貯留槽の内部に装備されて、その湯水貯留槽に貯留される湯水の水位に応じて昇降する水位検出用のフロートと、前記洗浄槽の水位が洗浄用水位であるときの前記フロートの昇降位置を検出する水位検出部と、前記湯水貯留槽を洗浄する洗浄水を供給する洗浄水供給手段とが設けられた食器洗浄機の水位検出装置であって、
    前記洗浄水供給手段が、前記湯水貯留槽の4つの側壁のうちの1つを洗浄水供給用の側壁として、その洗浄水供給用の側壁の左右両端側で、且つ、前記洗浄槽の水位が前記洗浄用水位であるときの前記湯水貯留槽の水面よりも上方側に相当する箇所に形成した一対の洗浄水供給口より、その洗浄水供給用の側壁と対向する側壁に向けて、その洗浄水供給用の側壁と隣接する1対の側壁の壁面に沿って洗浄水を吐出し、かつ、前記一対の洗浄水供給口より吐出される洗浄水の一部を、前記洗浄水供給用の側壁に沿って流下させるように構成され、
    前記連通口が、前記洗浄水供給用の側壁と対向する側壁の下端部に連なる状態で形成されている食器洗浄機の水位検出装置。
  2. 前記一対の洗浄水供給口を備える洗浄水供給室が、前記洗浄水供給用の側壁に外方に突出する状態で連設され、
    その洗浄水供給室における外方突出側の壁部の左右方向の中央側箇所に、洗浄水が圧送される入水口が形成され、
    前記洗浄水供給室の内部に、前記入水口からの洗浄水を前記一対の洗浄水供給口に向けて分岐流動させる平面視形状山形状の分水案内部が設けられている請求項1に記載の食器洗浄機の水位検出装置。
  3. 前記洗浄槽に貯留された湯水を排水ポンプによって排水路を通して機外に排出するように構成され、且つ、前記排水路から分岐した分岐管が前記入水口に接続されている請求項2記載の食器洗浄機の水位検出装置。
  4. 前記フロートと前記洗浄水供給用の側壁との間に相当する箇所に、前記一対の洗浄水供給口から吐出された洗浄水が前記フロートに飛散するのを抑制する防水壁が、前記洗浄水供給用の側壁に隣接する1対の側壁との間に洗浄水流動用の隙間を形成する状態で設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器洗浄機の水位検出装置。
  5. 前記フロートが、フロート本体とそのフロート本体から上方に延びる軸部とから構成され、
    前記フロート本体の上面部が、山形状に形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗浄機の水位検出装置。
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