JP5829555B2 - 静電塗装装置及び静電塗装方法 - Google Patents

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Description

本発明は、静電塗装装置及び静電塗装方法に関する。詳しくは、回転霧化式の静電塗装装置及び静電塗装方法に関する。
従来、自動車のボディ等を塗装する塗装装置として、回転霧化式の静電塗装装置が知られている。この静電塗装装置は、回転霧化頭に対して高電圧を印加しつつ高速回転させ、この状態で、回転霧化頭に導電性の液体塗料を供給する。これにより、液体塗料を帯電させて霧化し、回転霧化頭の先端縁から噴霧して、静電塗装を行う。
ところで、回転霧化頭により霧化した塗料を被塗物方向に指向させるために、回転霧化頭の後方からその外周縁に向けて、シェーピングエアを噴出する技術が知られている。ところが、この技術では、シェーピングエアを噴出することで回転霧化頭の前方中央に負圧が発生し、この負圧によりシェーピングエアが中央に吸引されて塗装パターンが狭くなるという問題があった。
そこで、回転霧化頭の回転軸に対してねじれ(ひねり)方向にシェーピングエアを噴出する技術が開示されている(特許文献1参照)。この技術によれば、シェーピングエアがらせん状に流れることで遠心力が発生し、この遠心力により、シェーピングエアが中央へ吸引されて塗装パターンが狭くなるのを抑制できるとされている。
また、回転霧化頭の中心部内に設けた中央エア噴出ノズルから、前方へ向けてエアを噴出することで、回転霧化頭の前方中央に発生する負圧を解消する技術が開示されている(特許文献2参照)。この技術によれば、負圧を解消できるとともに、被塗物の表面付近でのエアの流速を均一化できるとされている。また、塗料粒子の乾燥度合や衝突速度が均等化されるため、明度のばらつきが少なくなり、良好な塗膜が得られるとされている。
特開平3−101858号公報 特開2000−5645号公報
しかしながら、従来の技術では、回転霧化頭の前方中央に発生する負圧を十分に抑制できていないのが現状である。そのため、シェーピングエアが負圧領域に吸引されて塗料が被塗物方向に十分に指向しないため、所望の塗装パターンを形成できず、塗着効率が低下するという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、所望の塗装パターンを形成でき、塗着効率を向上できる静電塗装装置及び静電塗装方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、高電圧が印加された状態で回転することで、塗料を帯電させて霧化する回転霧化頭(例えば、後述の回転霧化頭22)と、前記回転霧化頭を囲繞して形成され、前記霧化された塗料を被塗物方向に指向させるシェーピングエアを噴出するシェーピングエア噴出孔(例えば、後述のシェーピングエア噴出孔41)と、を備える静電塗装装置(例えば、後述の静電塗装装置1)を提供する。本発明に係る静電塗装装置は、前記回転霧化頭の中心部内に設けられ、エアを噴出することで塗装パターン形成用エアを生成する複数のエア噴出孔(例えば、後述のエア噴出孔212)及びエアを吸引することで塗装パターン形成用エアを生成する複数のエア吸引孔(例えば、後述のエア吸引孔214)のうち、少なくとも一方を有するエアノズル(例えば、後述のエアノズル21,21a)を備え、前記シェーピングエア噴出孔は、シェーピングエアの噴出方向が前記回転霧化頭の回転軸(例えば、後述の回転軸X)に対してひねり方向となるように形成され、前記エアノズルは、前記複数のエア噴出孔を有し、前記エア噴出孔は、エアの噴出方向が前記シェーピングエアのひねり方向に対して逆方向のひねり方向となるように形成されていることを特徴とする。
本発明では、回転霧化頭の中心部内にエアノズルを設け、このエアノズルに、エアを噴出することで塗装パターン形成用エアを生成する複数のエア噴出孔と、エアを吸引することで塗装パターン形成用エアを生成する複数のエア吸引孔のうち、少なくとも一方を形成する。
これにより、複数のエア噴出孔からエアを噴出することで、シェーピングエアの噴出により回転霧化頭の前方中央に発生する負圧を十分抑制でき、塗装パターンの大きさを所望の大きさに広げることができる。また、複数のエア吸引孔からエアを吸引することで、負圧を大きくでき、塗装パターンの大きさを所望の大きさに狭めることができる。このように、本発明によれば、エアノズルからエアを噴出又は吸引することで、塗装パターン形成用エアを生成でき、その流量をコントロールすることで、所望の塗装パターンを形成できるため、塗着効率を向上できる。
なお、本明細書における「塗装パターン形成用エア」とは、エアノズルからエアを噴出又は吸引することで前方中央部に生成する、所望の塗装パターン形成に適したエアの流れを意味する。
発明では、更に、エアの噴出方向がシェーピングエアのひねり方向に対して、逆方向のひねり方向となるようにエア噴出孔を形成する。ここで、エア噴出孔からエアを噴出した場合でも、シェーピングエアとの風速差により多少の負圧は残存する。そこで、この発明によれば、シェーピングエアのひねり方向に対して逆方向のひねり方向にエアを噴出するため、負圧領域に引き込まれるシェーピングエアとの衝突エネルギを高めることができる。従って、シェーピングエアが中央の負圧領域に引き込まれるのをより抑制でき、塗装パターンが狭くなるのをより抑制できる。
また、エア噴出孔から噴出するエアのひねり方向は、シェーピングエアで囲繞された空間内において、シェーピングエアが被塗物に衝突して生じた跳ね返りエアに対しても逆方向のひねり方向となる。そのため、エア噴出孔から噴出するエアと、この跳ね返りエアとの衝突エネルギも高めることができる。従って、負圧の発生原因である跳ね返りエアを抑制できるため、負圧の発生自体を抑制できる。ひいては、シェーピングエアが中央の負圧領域に引き込まれるのをより抑制でき、塗装パターンが狭くなるのをより抑制できる。
この場合、前記エア噴出孔は、前記回転霧化頭の前方において前記回転軸上との圧力差が最も大きい領域(例えば、後述の領域T)にエアを噴出するように形成されていることが好ましい。
この発明では、回転霧化頭の前方において、回転霧化頭の回転軸上との圧力差が最も大きい領域に向けてエアを噴出する。特にシェーピングエア噴出孔の近傍では、シェーピングエア圧が最も高く、回転軸上の中央部との圧力差が最も大きいため、シェーピングエアを中央部へ引き込む力が最も強い。そこで、この発明によれば、この領域に向けてエアを噴出するため、圧力差を抑制できる。ひいては、シェーピングエアが中央に引き込まれるのをより抑制でき、塗装パターンが狭くなるのをより抑制できる。
この場合、前記シェーピングエア噴出孔は、シェーピングエアの噴出方向が前記回転霧化頭の回転軸に対してひねり方向となるように形成され、前記エアノズルは、前記エア吸引孔を有し、前記エア吸引孔は、エアの吸引方向が前記シェーピングエアのひねり方向に対して同じ方向のひねり方向となるように形成されていることが好ましい。
この発明では、エアの吸引方向がシェーピングエアのひねり方向に対して同じ方向のひねり方向となるようにエア吸引孔を形成する。これにより、エア吸引孔から吸引するエアのひねり方向は、シェーピングエアで囲繞された空間内において、シェーピングエアが被塗物に衝突して生じた跳ね返りエアに対して、同じ方向のひねり方向となる。そのため、跳ね返りエアをよりスムーズに吸引でき、負圧をより大きくできる。従って、シェーピングエアを中央により引き込むことができ、塗装パターンをより狭めることができる。
この場合、前記エア吸引孔は、前記回転霧化頭の前方において前記回転軸上との圧力差が最も大きい領域(例えば、後述の領域T)からエアを吸引するように形成されていることが好ましい。
この発明では、回転霧化頭の前方において、回転霧化頭の回転軸上との圧力差が最も大きい領域からエアを吸引する。特にシェーピングエア噴出孔の近傍では、シェーピングエア圧が最も高く、回転軸上の中央部との圧力差が最も大きいため、シェーピングエアを中央部へ引き込む力が最も強い。そこで、この発明によれば、この領域に向けてエアを吸引するため、圧力差をより大きくすることができる。ひいては、シェーピングエアを中央により引き込むことができ、塗装パターンをより狭めることができる。
この場合、前記エアノズルは、前記エア噴出孔及び前記エア吸引孔のいずれも有し、前記エア噴出孔からのエアの噴出と前記エア吸引孔からのエアの吸引を制御して組み合わせることで、塗装パターンを変形させるエア制御手段(例えば、後述の制御装置)をさらに備えることが好ましい。
この発明では、エア噴出孔からのエアの噴出と、エア吸引孔からのエアの吸引を制御して組み合わせることで、塗装パターンを変形させる。例えば、エアノズルの周方向の一部分からエアを噴出し、他の部分からエアを吸引することで、圧力差を偏在させることができ、非対称の塗装パターンを形成できる。従って、被塗物の端部等を塗装する際に、被塗物の形状に応じた塗装パターンを形成できるため、オーバースプレーを抑制でき、塗着効率を向上できる。
また、回転霧化頭と、前記回転霧化頭を囲繞して形成されたシェーピングエア噴出孔と、を備える静電塗装装置を用いた静電塗装方法を提供する。この発明に係る静電塗装方法は、前記回転霧化頭の中心部内に設けられたエアノズルにより、エアを噴出又は吸引して塗装パターン形成用エアを生成することで、塗装パターンを変形させ、前記シェーピングエア噴出孔により、前記回転霧化頭の回転軸に対してひねり方向にシェーピングエアを噴出し、前記エアノズルにより、前記シェーピングエアのひねり方向に対して逆方向のひねり方向にエアを噴出することを特徴とする。
この場合、前記エアノズルにより、前記回転霧化頭の前方において前記回転軸上との圧力差が最も大きい領域にエアを噴出することが好ましい。
この場合、前記エアノズルにより、前記シェーピングエアのひねり方向に対して同じ方向のひねり方向からエアを吸引することが好ましい。
この場合、前記エアノズルにより、前記回転霧化頭の前方において前記回転軸上との圧力差が最も大きい領域からエアを吸引することが好ましい。
この場合、前記エアノズルによるエアの噴出とエアの吸引を制御して組み合わせることで、塗装パターンを変形させることが好ましい。
上記の静電塗装方法の発明によれば、上記の静電塗装装置の発明と同様の効果が奏される。
本発明によれば、所望の塗装パターンを形成でき、塗着効率を向上できる静電塗装装置及び静電塗装方法を提供できる。
第1実施形態に係る静電塗装装置の概略構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る静電塗装装置の側面図である。 第1実施形態に係る静電塗装装置の先端部分の構成を示す断面図である。 第1実施形態に係る静電塗装装置の構成を説明するための図であり、(A)は、エアノズルの斜視図であり、(B)は、ヘッド部を先端側から見た図である。 シェーピングエアの流れ方向及び跳ね返りエアの流れ方向を示す図である。 第2実施形態に係る静電塗装装置の構成を説明するための図であり、(A)は、エアノズルの斜視図であり、(B)は、ヘッド部を先端側から見た図である。 第3実施形態に係る静電塗装装置のヘッド部を先端側から見た図である。 第3実施形態に係る静電塗装装置の塗装パターンを示す図であり、(A)は、全周に亘ってエア噴出のみを行ったときの塗装パターン、(B)は、全周に亘ってエア吸引のみを行ったときの塗装パターン、(C)は、半周分ずつエア噴出とエア吸引を行ったときの塗装パターンを示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、第1実施形態以降の説明では、第1実施形態と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る静電塗装装置1は、所望の塗装パターンを形成でき、塗着効率を向上できる静電塗装装置であり、本発明の静電塗装方法を実行可能となっている。ここで、本明細書において「塗装パターン」とは、塗装塗膜のうち最高膜厚の1/2までの膜厚を有する塗膜部分を意味する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る静電塗装装置1の概略構成を示す斜視図である。図2は、静電塗装装置1の側面図である。
静電塗装装置1は、自動車のボディ2を静電塗装するものであり、ロボットアーム3の先端に取り付けられた円柱状のボディ部10と、先端部分が屈曲した略くの字形状で、かつこのボディ部10の先端に着脱可能に設けられたヘッド部20と、を備える。
図3は、ヘッド部20の先端部分の構成を示す断面図である。
ヘッド部20は、図示しないエアモータと、このエアモータにより回転駆動される回転霧化頭22と、回転霧化頭22の中心部内に設けられたエアノズル21と、回転霧化頭22に塗料及び洗浄液を供給しかつエアノズル21にエアを供給する供給管11と、回転霧化頭22を囲繞するエアキャップ40と、回転霧化頭22に高電圧を印加して塗料を高電圧に帯電させる図示しない高電圧発生装置と、を備える。
回転霧化頭22は、先端側に向かうに従って内径が大きくなる略円錐形状であり、ヘッド部20の先端に設けられる。回転霧化頭22は、回転軸Xを回転軸として回転可能に設けられている。
回転霧化頭22は、供給管11が内部に収容された円筒形状の回転部23と、この回転部23の先端に設けられ供給管11の先端を囲んでかつ噴射方向に向かって拡開する拡開部24と、供給管11の先端側に設けられて拡開部24の内壁面を塞ぐ略円盤状の閉塞部25と、を備える。
回転部23は、円筒形状の回転部本体231と、この回転部本体231の先端を塞ぐ略円盤状の先端部232と、を備える。この回転部23には、拡開部24が螺合されている。先端部232の略中央には、後述するエア供給管111、塗料供給管112及び洗浄液供給管113が挿通される貫通孔233が形成されている。
供給管11は、回転部23に挿通されており、供給管11の先端は、先端部232の貫通孔233に挿通している。先端部232の貫通孔233の周囲は凹んでおり、この凹んだ部分は、塗料が溜まる塗料溜まり部234となっている。また、拡開部24の内壁面及び閉塞部25により閉塞された空間は、塗料に遠心力を与えるための霧化室26となっている。
閉塞部25の周縁部分には、拡開部24の内壁面に沿って表裏面を貫通して、霧化室26の内部と外部とを連通する複数の周縁部貫通孔252が形成されている。また、閉塞部25の中央部分には、後述するエア供給管111が挿通される中央部貫通孔251が形成されている。
供給管11は、エア供給管111と、塗料供給管112と、洗浄液供給管113と、を備えた3重管構造となっている。
エア供給管111の基端は、図示しない流量制御弁を介して、図示しないエア供給源としてのエアコンプレッサに接続されている。エア供給管111の先端は、後述するエアノズル21まで延び、バッファ室213に臨んでいる。
塗料供給管112及び洗浄液供給管113の基端は、図示しない塗料供給源及び洗浄液供給源にそれぞれ接続されている。塗料供給管112及び洗浄液供給管113の先端は、回転霧化頭22まで延び、霧化室26に臨んでいる。
エアノズル21は、回転霧化頭22の中心部内に設けられている。エアノズル21は、エア供給管111にねじ等の締結部材で固定されている。エアノズル21は、略円柱形状であり、先端側に向かうに従って外径が大きくなるように形成されている。
エアノズル21の内部には、バッファ室213が形成されている。また、エアノズル21の先端面210の中心部には、基端側に凹んだ凹部211が形成されている。また、エアノズル21の先端面210の外周部は平面となっており、この外周部にエア噴出孔212が周方向に沿って環状に複数形成されている。この複数のエア噴出孔212から、シェーピングエアのひねり方向に対して逆方向のひねり方向にエアが噴出される。
エアキャップ40は、図示しないハウジングに取り付けられる。エアキャップ40は、回転霧化頭22を囲繞して形成されており、このエアキャップ40の先端面400は、塗料の噴霧方向に対して回転霧化頭22の先端縁よりも後方側で、回転霧化頭22の途中に位置している。
エアキャップ40の先端面400には、回転霧化頭22を囲繞して形成されたシェーピングエア噴出孔41が複数設けられている。このシェーピングエア噴出孔41から、回転霧化頭22の回転方向とは逆方向のひねり方向に、シェーピングエアが噴出される。
エアキャップ40の内部には、シェーピングエア噴出孔41に連通する複数のシェーピングエア通路411が設けられている。これら複数のシェーピングエア通路411は、図示しない流量制御弁を介して、図示しないエア供給源としてのエアコンプレッサに接続されている。
図4は、本実施形態に係る静電塗装装置1の構成を説明するための図である。図4(A)は、エアノズル21の斜視図である。なお、図4(A)において、便宜上、凹部211は省略している。
図4(A)に示すように、エアノズル21に形成された複数のエア噴出孔212は、それぞれ、バッファ室213から延びてエアノズル21の先端面210に至っている。また、複数のエア噴出孔212は、それぞれ、円周方向、具体的には回転霧化頭22の回転方向(図4中の矢印R方向)に傾斜して形成されている。即ち、これら複数のエア噴出孔212は、それぞれ、先端側に向かうに従って回転霧化頭22の回転方向に傾斜している。これにより、複数のエア噴出孔212から噴出されるエアは、回転軸Xに対して、回転霧化頭22の回転方向と同じ方向のひねり方向に噴出される。
本実施形態では、複数のエア噴出孔212の回転方向の傾斜角度は、いずれも同一の大きさとなっているが、これに限定されない。なお、この傾斜角度は、回転軸Xに対するエアのひねり(ねじれ)角度を表す。
また、複数のエア噴出孔212は、それぞれ、径方向、具体的には径方向外方に傾斜して形成されている。即ち、これら複数のエア噴出孔212は、それぞれ、先端側に向かうに従って径方向外方に傾斜している。これにより、最も圧力差が大きいシェーピングエア噴出孔の近傍(後述する領域T)に向けて、エアを噴出できるようになっている。
なお、本実施形態では、複数のエア噴出孔212の径方向外方の傾斜角度は、いずれも同一の大きさとなっているが、これに限定されない。
図4(B)は、ヘッド部20を先端側から見た図である。図4(B)に示すように、本実施形態では、シェーピングエア噴出孔41から噴出されるシェーピングエアは、回転霧化頭22の回転方向Rに対して逆方向のひねり方向に噴出される。また、エア噴出孔212から噴出されるエアは、シェーピングエアのひねり方向に対して逆方向のひねり方向に噴出される。
なお、本実施形態では、シェーピングエア噴出孔41から噴出されるシェーピングエアのひねり角度と、エア噴出孔212から噴出されるエアのひねり角度は、同一に設定されている。
ここで、エア噴出孔212からのエアの噴出方向について、さらに詳しく説明する。
図5は、シェーピングエアA1の流れ方向及び跳ね返りエアA2の流れ方向を示す図である。より詳しくは、図5は、従来の静電塗装装置のヘッド部20cが備える回転霧化頭22cから霧化した塗料に対して、シェーピングエア噴出孔41cからシェーピングエアA1を噴出したときのシェーピングエアA1の流れ方向及び跳ね返りエアA2の流れ方向を示している。
跳ね返りエアA2とは、シェーピングエアA1で囲繞された空間内において、シェーピングエアA1が被塗物としてのワークWに衝突することで生じ、先端側から基端側に向かって流れるエアである。
このように、シェーピングエアA1の噴出により跳ね返りエアA2が発生し、この跳ね返りエアA2が負圧を発生させ、塗装パターンを狭める原因となっている。そこで本実施形態では、この跳ね返りエアA2を打ち消すようなエアを、エア噴出孔212から噴出する。
また、図5に示すように、シェーピングエア噴出孔41cの近傍の領域Tでは、シェーピングエア圧が最も高く、回転軸X上の中央部との圧力差が最も大きいため、シェーピングエアA1を中央部へ引き込む力が最も強い。領域Tでは、旋回速度成分が最も大きく、かつ回転軸X方向の流れが渦になっていることが分かっている。そこで本実施形態では、回転霧化頭22cの回転軸X上との圧力差が最も大きい領域Tに向けて、圧力差を低減するべく、エアを噴出する。
本実施形態に係る静電塗装装置1は、以下のように動作する。
先ず、回転霧化頭22を高速回転させた状態で、塗料供給管112から塗料を霧化室26に吐出する。すると、回転霧化頭22は高速で回転しているので、吐出された塗料には遠心力が作用し、閉塞部25の内側の表面に沿って、閉塞部25の周縁部に向かって移動する。
閉塞部25の周縁部に到達した塗料は、周縁部貫通孔252を通過して霧化室26の外部に移動する。そしてさらに、拡開部24の内壁面に沿って、拡開部24の先端の外縁部に向かって移動する。拡開部24の外縁部に接近するに従って、塗料に作用する遠心力が大きくなり、塗料は多数の微細な液滴に分離され、霧状となる。この霧状の塗料は、拡開部24の外縁部から飛散する。
このとき、シェーピングエア噴出孔41からシェーピングエアを、回転霧化頭22の外縁部に向かって噴出する。より詳しくは、回転軸Xに対して回転霧化頭22の回転方向とは逆のひねり方向に、シェーピングエアを噴出する。これにより、霧化した塗料を被塗物方向に指向させる。
またこのとき、エアノズル21からエアを、シェーピングエアのひねり方向に対して逆方向のひねり方向に噴出する。これにより、シェーピングエアが中央部に引き込まれるのが抑制され、所望の塗装パターンが確保される。
本実施形態に係る静電塗装装置1によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、回転霧化頭22の中心部内にエアノズル21を設け、このエアノズル21に、エアを噴出することで塗装パターン形成用エアを生成する複数のエア噴出孔212を形成する。これにより、複数のエア噴出孔212からエアを噴出することで、シェーピングエアの噴出により回転霧化頭22の前方中央に発生する負圧を十分抑制でき、塗装パターンの大きさを所望の大きさに広げることができる。このように、本実施形態によれば、回転霧化頭22の中心部からエアを噴出又は吸引することで、塗装パターン形成用エアを生成でき、その流量をコントロールすることで、所望の塗装パターンを形成できるため、塗着効率を向上できる。
また本実施形態では、エアの噴出方向がシェーピングエアのひねり方向に対して、逆方向のひねり方向となるようにエア噴出孔212を形成する。ここで、エア噴出孔212からエアを噴出した場合でも、シェーピングエアとの風速差により多少の負圧は残存する。そこで、本実施形態によれば、シェーピングエアのひねり方向に対して逆方向のひねり方向にエアを噴出するため、負圧領域に引き込まれるシェーピングエアとの衝突エネルギを高めることができる。従って、シェーピングエアが中央の負圧領域に引き込まれるのをより抑制でき、塗装パターンが狭くなるのをより抑制できる。
また、エア噴出孔212から噴出するエアのひねり方向は、シェーピングエアで囲繞された空間内において、シェーピングエアが被塗物に衝突して生じた跳ね返りエアに対しても逆方向のひねり方向となる。そのため、エア噴出孔212から噴出するエアと、この跳ね返りエアとの衝突エネルギも高めることができる。従って、負圧の発生原因である跳ね返りエアを抑制できるため、負圧の発生自体を抑制できる。ひいては、シェーピングエアが中央の負圧領域に引き込まれるのをより抑制でき、塗装パターンが狭くなるのをより抑制できる。
また本実施形態では、回転霧化頭22の前方において、回転霧化頭22の回転軸X上との圧力差が最も大きい領域Tに向けてエアを噴出する。特にシェーピングエア噴出孔41の近傍では、シェーピングエア圧が最も高く、回転軸X上の中央部との圧力差が最も大きいため、シェーピングエアを中央部へ引き込む力が最も強い。そこで、本実施形態によれば、この領域Tに向けてエアを噴出するため、圧力差を抑制できる。ひいては、シェーピングエアが中央に引き込まれるのをより抑制でき、塗装パターンが狭くなるのをより抑制できる。
[第2実施形態]
本実施形態では、複数のエア噴出孔212の代わりに複数のエア吸引孔214を設け、エアコンプレッサの代わりに吸引ポンプを複数のエア吸引孔214に接続した点が第1実施形態と相違し、それ以外は第1実施形態と同様の構成である。
図6は、第2実施形態に係る静電塗装装置の構成を説明するための図であり、(A)は、エアノズルの斜視図であり、(B)は、ヘッド部20aを先端側から見た図である。
図6(A)に示すように、エアノズル21aに形成された複数のエア吸引孔214は、それぞれ、バッファ室213から延びてエアノズル21aの先端面210に至っている。また、複数のエア吸引孔214は、それぞれ、円周方向、具体的には回転霧化頭22の回転方向(図4中の矢印R方向)に対して逆方向に傾斜して形成されている。即ち、これら複数のエア吸引孔214は、それぞれ、先端側に向かうに従って回転霧化頭22の回転方向に対して逆方向に傾斜している。これにより、複数のエア吸引孔214から吸引されるエアは、回転軸Xに対して、回転霧化頭22の回転方向に対して逆方向のひねり方向から吸引される。
なお、本実施形態では、複数のエア吸引孔214の回転方向の傾斜角度は、いずれも同一の大きさとなっているが、これに限定されない。
また、複数のエア吸引孔214は、それぞれ、径方向、具体的には径方向外方に傾斜して形成されている。即ち、これら複数のエア吸引孔214は、それぞれ、先端側に向かうに従って径方向外方に傾斜している。これにより、最も圧力差が大きいシェーピングエア噴出孔41の近傍から、エアを吸引できるようになっている。
なお、本実施形態では、複数のエア吸引孔214の径方向外方の傾斜角度は、いずれも同一の大きさとなっているが、これに限定されない。
図6(B)は、ヘッド部20aを先端側から見た図である。図6(B)に示すように、本実施形態では、シェーピングエア噴出孔41から噴出されるシェーピングエアは、回転霧化頭22の回転方向Rに対して逆方向のひねり方向に噴出される。また、エア吸引孔214から吸引されるエアは、シェーピングエアのひねり方向に対して同じ方向のひねり方向から吸引される。
なお、本実施形態では、シェーピングエア噴出孔41から噴出されるシェーピングエアのひねり角度と、エア吸引孔214から吸引されるエアのひねり角度は、同一に設定されている。
本実施形態に係る静電塗装装置によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、エアの吸引方向がシェーピングエアのひねり方向に対して同じ方向のひねり方向となるようにエア吸引孔214を形成する。これにより、エア吸引孔214から吸引するエアのひねり方向は、シェーピングエアで囲繞された空間内において、シェーピングエアが被塗物に衝突して生じた跳ね返りエアに対して、同じ方向のひねり方向となる。そのため、跳ね返りエアをよりスムーズに吸引でき、負圧をより大きくできる。従って、シェーピングエアを中央により引き込むことができ、塗装パターンをより狭めることができる。
また本実施形態では、回転霧化頭22の前方において、回転霧化頭22の回転軸X上との圧力差が最も大きい領域からエアを吸引する。特にシェーピングエア噴出孔41の近傍では、シェーピングエア圧が最も高く、回転軸X上の中央部との圧力差が最も大きいため、シェーピングエアを中央部へ引き込む力が最も強い。そこで、本実施形態によれば、この領域に向けてエアを吸引するため、圧力差をより大きくすることができる。ひいては、シェーピングエアを中央により引き込むことができ、塗装パターンをより狭めることができる。従って、本実施形態に係る静電塗装装置は、例えばピラー等の細長いワークを塗装する際に特に好ましく用いられる。
[第3実施形態]
本実施形態では、複数のエア噴出孔212bに加えて、複数のエア吸引孔214b及びこれに接続する吸引ポンプを設けた点と、これらエア噴出孔212bからのエアの噴出とエア吸引孔214bからのエアの吸引を制御するエア制御装置を設けた点が第1実施形態と相違し、それ以外は第1実施形態と同様の構成である。
図7は、第3実施形態に係る静電塗装装置のヘッド部20bを先端側から見た図である。
図7に示すように、エアノズル21bの周縁部には、周方向に沿って複数のエア噴出孔212bが形成されている。また、複数のエア噴出孔212bに沿ってその内側には複数のエア吸引孔214bが形成されている。複数のエア噴出孔212bの構成は、第1実施形態の複数のエア噴出孔212と同様であり、複数のエア吸引孔214bの構成は、第2実施形態の複数のエア吸引孔214と同様である。
これにより、複数のエア噴出孔212bから噴出されるエアは、シェーピングエアのひねり方向に対して逆方向のひねり方向に噴出される。また、エア吸引孔214bから吸引されるエアは、シェーピングエアのひねり方向に対して同じ方向のひねり方向から吸引される。
図示しないエア制御装置は、エア噴出孔212bからのエアの噴出とエア吸引孔214bからのエアの吸引を制御する。例えば、図7に示すように、周方向の半周部分では、エア噴出孔212bによるエアの噴出を実行する一方、吸引ポンプとの間に設けた制御弁を遮断することにより、エア吸引孔214bからのエアの吸引を停止する。また、残りの半周部分では、エア吸引孔214bからのエアの吸引を実行する一方、エアコンプレッサとの間に設けた制御弁を遮断することにより、エア噴出孔212bによるエアの噴出を停止する。
本実施形態に係る静電塗装装置によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、エア噴出孔212bからのエアの噴出と、エア吸引孔214bからのエアの吸引を制御して組み合わせることで、塗装パターンを変形させる。例えば、エアノズル21bの周方向の一部分からエアを噴出し、他の部分からエアを吸引することで、圧力差を偏在させることができ、非対称の塗装パターンを形成できる。
ここで、図8は、本実施形態に係る静電塗装装置の塗装パターンを示す図であり、(A)は、全周に亘ってエア噴出のみを行ったときの塗装パターン、(B)は、全周に亘ってエア吸引のみを行ったときの塗装パターン、(C)は、半周分ずつエア噴出とエア吸引を行ったときの塗装パターンを示す図である。
図8に示すように、全周に亘ってエア噴出のみを行うことで、第1実施形態のように大きな塗装パターンが得られ、全周に亘ってエア吸引のみを行うことで、第2実施形態のように小さな塗装パターンが得られる。また、半周分ずつエア噴出とエア吸引を行うことで、非対称の塗装パターンが得られる。従って、本実施形態では、特に被塗物の端部等を塗装する際に、被塗物の形状に応じた塗装パターンを形成できるため好ましく用いられる。これにより、オーバースプレーを抑制でき、塗着効率を向上できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
1…静電塗装装置
21…エアノズル
22…回転霧化頭
41…シェーピングエア噴出孔
212…エア噴出孔
214…エア吸引孔
X…回転軸

Claims (10)

  1. 高電圧が印加された状態で回転することで、塗料を帯電させて霧化する回転霧化頭と、
    前記回転霧化頭を囲繞して形成され、前記霧化された塗料を被塗物方向に指向させるシェーピングエアを噴出するシェーピングエア噴出孔と、を備える静電塗装装置であって、
    前記回転霧化頭の中心部内に設けられ、エアを噴出することで塗装パターン形成用エアを生成する複数のエア噴出孔及びエアを吸引することで塗装パターン形成用エアを生成する複数のエア吸引孔のうち、少なくとも一方を有するエアノズルを備え
    前記シェーピングエア噴出孔は、シェーピングエアの噴出方向が前記回転霧化頭の回転軸に対してひねり方向となるように形成され、
    前記エアノズルは、前記複数のエア噴出孔を有し、
    前記エア噴出孔は、エアの噴出方向が前記シェーピングエアのひねり方向に対して逆方向のひねり方向となるように形成されていることを特徴とする静電塗装装置。
  2. 請求項記載の静電塗装装置において、
    前記エア噴出孔は、前記回転霧化頭の前方において前記回転軸上との圧力差が最も大きい領域にエアを噴出するように形成されていることを特徴とする静電塗装装置。
  3. 請求項1又は2記載の静電塗装装置において、
    前記シェーピングエア噴出孔は、シェーピングエアの噴出方向が前記回転霧化頭の回転軸に対してひねり方向となるように形成され、
    前記エアノズルは、前記複数のエア吸引孔を有し、
    前記エア吸引孔は、エアの吸引方向が前記シェーピングエアのひねり方向に対して同じ方向のひねり方向となるように形成されていることを特徴とする静電塗装装置。
  4. 請求項記載の静電塗装装置において、
    前記エア吸引孔は、前記回転霧化頭の前方において前記回転軸上との圧力差が最も大きい領域からエアを吸引するように形成されていることを特徴とする静電塗装装置。
  5. 請求項1からいずれか記載の静電塗装装置において、
    前記エアノズルは、前記複数のエア噴出孔及び前記複数のエア吸引孔のいずれも有し、
    前記エア噴出孔からのエアの噴出と前記エア吸引孔からのエアの吸引を制御して組み合わせることで、塗装パターンを変形させるエア制御手段をさらに備えることを特徴とする静電塗装装置。
  6. 回転霧化頭と、前記回転霧化頭を囲繞して形成されたシェーピングエア噴出孔と、を備える静電塗装装置を用いた静電塗装方法であって、
    前記回転霧化頭の中心部内に設けられたエアノズルにより、エアを噴出又は吸引して塗装パターン形成用エアを生成することで、塗装パターンを変形させ
    前記シェーピングエア噴出孔により、前記回転霧化頭の回転軸に対してひねり方向にシェーピングエアを噴出し、
    前記エアノズルにより、シェーピングエアのひねり方向に対して逆方向のひねり方向にエアを噴出することを特徴とする静電塗装方法。
  7. 請求項記載の静電塗装方法において、
    前記エアノズルにより、前記回転霧化頭の前方において前記回転軸上との圧力差が最も大きい領域にエアを噴出することを特徴とする静電塗装方法。
  8. 請求項6又は7記載の静電塗装方法において、
    前記エアノズルにより、シェーピングエアのひねり方向に対して同じ方向のひねり方向からエアを吸引することを特徴とする静電塗装方法。
  9. 請求項記載の静電塗装方法において、
    前記エアノズルにより、前記回転霧化頭の前方において回転軸上との圧力差が最も大きい領域からエアを吸引することを特徴とする静電塗装方法。
  10. 請求項からいずれか記載の静電塗装方法において、
    前記エアノズルによるエアの噴出とエアの吸引を制御して組み合わせることで、塗装パターンを変形させることを特徴とする静電塗装方法。
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