JP2002224611A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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JP2002224611A
JP2002224611A JP2001026031A JP2001026031A JP2002224611A JP 2002224611 A JP2002224611 A JP 2002224611A JP 2001026031 A JP2001026031 A JP 2001026031A JP 2001026031 A JP2001026031 A JP 2001026031A JP 2002224611 A JP2002224611 A JP 2002224611A
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rotary atomizing
air
bell
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JP2001026031A
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Shigeji Yamauchi
内 繁 治 山
Tomoaki Naruse
瀬 知 明 成
Yasushi Sato
藤 泰 佐
Makoto Ichimura
村 誠 市
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Trinity Industrial Corp
Toyota Motor Corp
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Trinity Industrial Corp
Toyota Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B3/00Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
    • B05B3/10Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces
    • B05B3/1007Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces characterised by the rotating member
    • B05B3/1014Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces characterised by the rotating member with a spraying edge, e.g. like a cup or a bell
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05B3/1092Means for supplying shaping gas

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高圧発生器や絶縁設備を不要とし、導電性プラ
イマー層を形成する面倒を解消するために、塗料の塗着
効率が高い非静電式の塗装方法を提供する。 【解決手段】静電界を作らなくても、シェーピングエア
の効きによって、ベル型塗装機の回転霧化頭の円周方向
に噴射した塗料粒子を被塗物方向へ指向させて被塗物の
表面に到達させることができるように、ベル型塗装機
(1)と被塗物(4)の表面との間の距離(L)を10
0mm以下に保持し、シェーピングエア(3)によっ
て、被塗物(4)の表面におけるベル型塗装機(1)の
塗装パターン幅(P)を回転霧化頭(2)の先端径の略
2倍以下に絞り込み、被塗物(4)の表面における前記
シェーピングエア(3)の風速が秒速7m以下となるよ
うにエア圧を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装機と被塗物と
の間に静電界を作らない非静電式の塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、家電等の工業用塗装ラインで
は、塗装機から噴射される塗料にマイナスの電荷を与
え、被塗物をアースしてプラス側とし、その被塗物と塗
装機との間に静電界を作って塗装を行う静電塗装が一般
に採用されている。
【0003】静電塗装は、非静電式のエアスプレー塗装
やエアレススプレー塗装に比べて塗料の塗着効率が格段
に優れているため、省資源、公害対策面で有効であると
されている。特に、高速回転するベル型の回転霧化頭に
供給された塗料を遠心力と静電界のクーロン力で微粒化
して被塗物の表面に吸着させる回転霧化式のベル型塗装
機による静電塗装は、エア霧化式あるいはエアレス霧化
式の塗装機による静電塗装に比べて塗料の塗着効率が高
く、しかも高品質な塗膜が得られることから、自動車ボ
ディや自動車用内装部品・外装部品の塗装に多く用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、静電塗
装を行うためには、例えばベル型塗装機の回転霧化頭に
高電圧を印加する高圧発生器や、高電圧が印加される塗
装機とその塗装機に塗料を供給する塗料供給系とを電気
的に絶縁する絶縁設備等が必要となるので、塗装設備の
コストが嵩むという問題があった。
【0005】また、最近の自動車用内装部品・外装部品
は、軽量で成形加工も容易なプラスチック製のものが増
えており、このようなプラスチック製の被塗物を静電塗
装するには、その表面に予め非静電式のエアスプレーガ
ンやエアレススプレーガン等で導電性塗料をコーティン
グして、アースをとるための導電性プライマー層を形成
しなければならないという面倒があった。
【0006】そこで本発明は、高圧発生器や絶縁設備を
不要とし、導電性プライマー層を形成する面倒を解消す
るために、塗料の塗着効率が高い非静電式の塗装方法を
提供することを技術的課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、高速回転するベル型の回転霧
化頭に供給された塗料を該回転霧化頭の先端部から遠心
力で微粒化して該回転霧化頭の円周方向に噴射すると同
時に、その噴射した塗料粒子を該回転霧化頭の周囲から
噴出するシェーピングエアのみで被塗物方向へ指向させ
るベル型塗装機を用いた非静電式の塗装方法であって、
前記ベル型塗装機と該塗装機で塗装する被塗物の表面と
の間の距離を100mm以下に保持し、前記シェーピン
グエアによって、被塗物の表面における前記ベル型塗装
機の塗装パターン幅を前記回転霧化頭の先端径の略2倍
以下に絞り込むと共に、被塗物の表面における前記シェ
ーピングエアの風速が秒速7m以下となるように該シェ
ーピングエアのエア圧を設定することを特徴とする。
【0008】請求項1の発明の如く、ベル型塗装機を被
塗物に近接させて該塗装機と被塗物の表面との間の距離
を100mm以下に保持すると、その間にクーロン力と
いう吸引力が働く静電界を作らなくても、ベル型塗装機
の回転霧化頭の円周方向に噴射した塗料粒子を被塗物方
向へ指向させるシェーピングエアの効きによって、その
塗料粒子を被塗物の表面に到達させることができる。
【0009】また、静電界のクーロン力が働かなけれ
ば、ベル型塗装機の回転霧化頭から噴射した塗料粒子
は、被塗物の表面に対して直進せずに広角的に拡散する
ためその塗着効率が低下する傾向を示すが、本発明の如
く、塗料粒子が被塗物の表面に塗着したときに形成され
るベル型塗装機の塗装パターン幅をシェーピングエアで
回転霧化頭の先端径の略2倍以下に絞り込めば、塗料粒
子の広角的な拡散が抑制されて被塗物の表面に対する直
進性が確保され、塗着効率が著しく向上する。
【0010】また、被塗物の表面と100mm以下の距
離に近接させたベル型塗装機から噴出するシェーピング
エアのエア圧が高すぎると、そのシェーピングエアが被
塗物の表面に高風速で衝突して、塗料粒子を飛散させる
ような強い跳ね返りの気流を生ずるため、被塗物の表面
に塗着しないオーバースプレー塗料が多くなるが、本発
明の如く、被塗物の表面におけるシェーピングエアの風
速が秒速7m以下となるようにそのエア圧を設定すれ
ば、跳ね返りの気流による塗料粒子の飛散が抑制され
て、オーバースプレー塗料が少なくなる。
【0011】請求項2及び請求項3の発明は、シェーピ
ングエアとして、噴出方向が回転霧化頭の回転方向又は
反回転方向に傾けられて回転霧化頭の周囲から渦状に噴
出される渦流と、噴出方向が回転霧化頭の中心側に傾け
られて回転霧化頭の周囲から円錐面状に噴出される円錐
空気流のいずれか一方又は双方を用い、双方を用いる場
合は、円錐空気流を渦流の外側から内側に向けて噴出さ
せる。
【0012】渦流及び円錐空気流は、いずれも、回転霧
化頭の遠心力でその円周方向に噴射する塗料粒子を被塗
物に指向させ、特に渦流は、塗料の微粒化及び均一な円
形塗装パターンの形成に寄与し、円錐空気流は塗装パタ
ーン幅の絞り込みに寄与する。これにより、双方を同時
に使用する場合は、適当なサイズの円形パターンを容易
に形成することができる。
【0013】さらに、請求項4の発明のように、円錐空
気流を回転霧化頭の中心側に10°以上40°以下の角
度に傾けて噴出させ、渦流を回転霧化頭の回転方向又は
反回転方向に10°以上60°以下の角度に傾けて噴出
させれば、被塗物の表面におけるシェーピングエアの風
速を秒速7m以下にしたときに、塗装パターン幅を回転
霧化頭の先端径の2倍以下に維持できる。
【0014】請求項5の発明は、ベル型塗装機とその先
端に装着された回転霧化頭の隙間を陽圧に維持し、請求
項6の発明は、ベル型塗装機の後方から先端側に向かっ
てベル型塗装機を覆う円筒状のエアカーテンを形成する
ようにしている。
【0015】請求項5及び6の発明によれば、ベル型塗
装機と被塗物の表面との距離を100mm以下に近付け
て塗装した場合に、オーバースプレイされた塗料粒子
が、ベル型塗装機とその先端に装着された回転霧化頭の
隙間に侵入して付着したり、塗装機外周面に付着したり
する塗装機の汚れを未然に防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
よって具体的に説明する。図1は本発明に係る塗装方法
の一例を示す図、図2は本発明方法に用いたベル型塗装
機の一例を示す図、図3はシェーピングエアの流線を示
す模式図、図4は塗着効率を示すグラフである。
【0017】図中、1は、高速回転するベル型の回転霧
化頭2に供給された塗料を該回転霧化頭2の先端部から
遠心力で微粒化してその円周方向に噴射すると同時に、
その噴射した塗料粒子を回転霧化頭2の周囲から噴出す
るシェーピングエア3のみで被塗物4の方向へ指向させ
るベル型塗装機である。
【0018】ベル型塗装機1は、これを定位置に固定し
て塗装する定置式、あるいはレシプロ装置や塗装ロボッ
トに取り付けて動かしながら塗装する移動式の何れの場
合でも、その塗装の際に被塗物4の表面との間の距離L
を100mm以下に保持するように設置あるいは動作制
御する。
【0019】これにより、ベル型塗装機1の回転霧化頭
2の円周方向に噴射した塗料粒子を被塗物4の方向に向
けさせるシェーピングエア3の効きによって、その塗料
粒子を被塗物4の表面まで確実に到らしめることが可能
となる。
【0020】ただし、ベル型塗装機1と被塗物4との間
に塗料粒子を被塗物4の方向に吸引させるクーロン力が
作用しない非静電式の塗装では、ベル型塗装機1の回転
霧化頭2からその円周方向に噴射してシェーピングエア
3で被塗物4の方向へ指向せられる塗料粒子が、被塗物
4の表面に対して直進せずに、回転霧化頭2の遠心力で
広角的に拡散して、塗料の塗着効率が低下する傾向にあ
る。
【0021】つまり、ベル型塗装機と被塗物との間に静
電界を作る静電塗装の場合は、ベル型塗装機の回転霧化
頭からその円周方向に噴射する塗料粒子を被塗物方向に
向けさせるようとするシェーピングエアの作用と、該塗
料粒子をクーロン力で被塗物方向に吸引する静電界の作
用とによって、塗料粒子が被塗物の表面に対して直進せ
られるため、その表面に塗着せずに逃散するオーバース
プレー塗料は少ないが、非静電式の塗装では、塗料粒子
を被塗物方向に吸引するクーロン力が働かないので、必
然的に塗料粒子が広角的に拡散してオーバースプレー塗
料が多くなる。
【0022】そこで、被塗物4の表面におけるベル型塗
装機1の塗装パターン幅Pをシェーピングエア3で回転
霧化頭2の先端径の略2倍以下に絞り込むことにより、
塗料粒子の広角的な拡散を抑制すると同時に、その塗料
粒子に被塗物4の表面に対する直進性を付与して、塗料
の塗着効率を高める。
【0023】なお、シェーピングエア3による塗装パタ
ーン幅Pの絞り込みは、例えば、そのシェーピングエア
3の噴出方向を被塗物4の表面に直交する方向から回転
霧化頭2の中心側に傾けたり、あるいは回転霧化頭2の
回転方向又は反回転方向に傾けることによって行う。
【0024】ただし、シェーピングエア3が強すぎる
と、そのシェーピングエア3が被塗物4の表面に衝突し
て生ずる跳ね返りの気流5で塗料粒子が飛散せられて、
被塗物4の表面に塗着しないオーバースプレー塗料が多
くなり、塗料の塗着効率が却って低下するおそれがあ
る。
【0025】そこで、シェーピングエア3のエア圧を種
々変更して塗料の塗着率を計測する実験を行ったとこ
ろ、被塗物4の表面におけるシェーピングエア3の風速
が秒速7m以下のときは、跳ね返り気流5による塗着率
の低下よりもシェーピングエア3による塗着率の向上効
果が勝ることが判明した。したがって、塗物4の表面に
おけるシェーピングエア3の風速が秒速7m以下となる
ようにシェーピングエア3のエア圧を設定する。
【0026】以上が、本発明の実施態様であり、次にそ
の最適な実施例について図2〜図4を伴ってより具体的
に説明する。本例で使用したベル型塗装機1は、図2に
示すように、高速回転駆動されるエアモータ6の管状回
転軸7の先端に直径50mmの回転霧化頭2が取り付け
られ、前記回転軸7内に前記回転霧化頭2へ塗料を供給
する塗料ノズル8が挿入配設され、この塗料ノズル8の
後端側には、複数の塗料供給ホース及び洗浄流体ホース
9…を接続したマニホールド10が装着されている。そ
して、マニホールド10には、各ホース9…に個別に連
通された細径ノズル(図示せず)が形成され、これらが
束ねられた状態で塗料ノズル8内に挿入配設されてお
り、回転霧化頭2に各色塗料及び洗浄流体を個別に供給
できるようになされている。
【0027】また、ベル型塗装機1の先端側には、シェ
ーピングエア3を噴き出させる環状のシェーピングエア
噴出用ハウジングHが形成されている。当該ハウジング
Hには、噴出方向を回転霧化頭2の回転方向又は反回転
方向に傾けて渦流3Aを噴出する直径0.5〜1mm程
度の多数の渦流形成孔11A…が環状に形成されると共
に、噴出方向を回転霧化頭2の中心側に傾けて渦流3A
の外側から内側に向けて円錐面状に円錐空気流3Bを噴
出する直径0.5〜1mm程度の多数の円錐空気流形成
孔11B…が環状に形成されており、この渦流3A及び
円錐空気流3Bがシェーピングエア3として作用する。
【0028】すなわち、渦流3Aは、回転霧化頭2の遠
心力で円周方向に噴射する塗料粒子を被塗物4に指向さ
せるように作用させると同時に、塗装パターン幅をある
程度広げて、且つ、均一な円形に整える作用を有し、さ
らに、回転霧化頭2の端縁近傍に形成されるので塗料の
微粒化に寄与する。
【0029】なお、渦流形成孔11A…は、回転霧化頭
2の回転軸Xと平行に被塗物4に下ろした直線Vに対し
て回転方向又は反回転方向に所定の捩れ角ω(50°程
度)だけ傾けられると共に、内側に向かって所定角度
(10°程度)傾斜されたスパイラル状に穿設されてお
り、渦流形成孔11Aへのエア供給圧は0〜0.4MP
a程度である。また、渦流形成孔11A…を回転方向に
傾けて形成するよりも、反回転方向に傾けて渦流3Aを
噴き出させたほうが、塗料の微粒化、塗装パターンの円
形性及び均一性に優れる。
【0030】また、円錐空気流3Bは、渦流3Aの外側
から内側に向かう空気流となるので、回転霧化頭2の遠
心力で円周方向に噴射する塗料粒子を被塗物4に指向さ
せると共に、塗装パターン幅Pを絞り込む作用を有す
る。なお、本例では、円錐空気流形成孔11Bの傾き角
θ=20°であり、円錐空気流形成孔11Bへのエア供
給圧は0〜0.5MPa程度である。
【0031】このようにシェーピングエア3として渦流
3Aと円錐空気流3Bを用いることができるので、塗装
条件に応じてこれらを選択的に使用できる。例えば、塗
装パターン幅Pをそれほど小さくする必要がなく且つ均
一な円形の塗装パターンを形成したい場合には渦流3A
のみをシェーピングエア3として用いればよく、また、
均一な円形の塗装パターンを維持し且つ小さく絞り込む
必要がある場合には円錐空気流3B及び渦流3Aの双方
をシェーピングエア3として用いればよく、さらに、多
少均一性が崩れても塗装パターン幅を絞り込む必要があ
る場合には円錐空気流3Bのみをシェーピングエア3と
して用いればよい。
【0032】なお、12は、前記シェーピングエア噴出
用ハウジングHと、その内側に取り付けられる回転霧化
頭2との間に生じた空間Sにエアを噴き出して当該空間
S内を陽圧状態にする汚染防止エア噴出口である。ま
た、13は、ベル型塗装機1を覆うように略円筒状のエ
アカーテンを形成することにより、シェーピングエア噴
出用ハウジングHの先端に塗料粒子が付着するのを防ぐ
エアカーテン形成孔である。
【0033】このベル型塗装機1を用いて、本発明方法
により塗装した場合の作用及び実験結果について説明す
る。回転霧化頭2を10000〜20000rpmで回
転させ、渦流形成孔11Aへ0.03〜0.05MPa、
円錐空気流形成孔11Bへ0〜0.3MPaの圧力でエ
アを供給し、塗料ノズル8を介して任意の色の塗料を1
20〜150cc/minで吐出させると、塗料が回転
霧化頭2の遠心力により微粒化されて、回転霧化頭2の
円周方向に噴射される。
【0034】この塗料粒子は、図3に示すように、円錐
空気流3B及び渦流3Aからなるシェーピングエア3の
効きにより強制的に被塗物4に指向され、被塗物4の表
面に塗着される。ベル型塗装機1と被塗物4の表面との
間の距離Lを30mm〜100mmの範囲で移動させて
塗装条件を変えながら塗装したところ、ベル型塗装機1
の塗装パターン幅Pが回転霧化頭2の先端径の略2倍に
なるように絞り込み、且つ、シェーピングエア3の被塗
物4の表面における風速が3〜7m/secとしたとき
に、塗料粒子の微粒化状態がよく、塗装品質に優れた塗
膜が得られ、なお且つ、塗着効率に優れていた。このと
き、回転霧化頭2から噴射されて被塗物4の表面に塗着
した塗料粒子は、平均粒径35μm程度に微粒化されて
おり、その塗着効率も65〜90%と非常に高く、この
塗着効率は、実ラインで自動車部品について同等の塗装
品質が得られるように静電塗装する場合と同程度であっ
た。
【0035】なお、回転霧化頭2を高速回転させると、
その遠心力により、ベル型塗装機1の先端に形成された
シェーピングエア噴出用ハウジングHと、その内側に取
り付けられる回転霧化頭2との間に形成される空間Sか
ら流出する空気流が形成され、これに伴い、空間S内が
負圧になりハウジングHに沿って空間S内に流入する空
気流が形成されるので、回転霧化頭2で微粒化された塗
料粒子がその空気流に乗って塗装機1内部に侵入して付
着するおそれがある。このため、塗装するときは、シェ
ーピングエア噴出用ハウジングHから空間S内にエアを
噴き出して、当該空間Sを陽圧状態にすることにより塗
料粒子の侵入を防止している。
【0036】さらに、シェーピングエア噴出用ハウジン
グHに形成された円錐空気流形成孔11Bから円錐空気
流3Bを勢い良く噴き出すと塗装機1の周囲の空気と共
に、回転霧化頭2近傍に浮遊する塗料粒子が巻き込まれ
て、ハウジングHの先端に付着され、これを放置する
と、先端に付着した塗料が被塗物4上に落下して、ブツ
などの塗装不良を起こすおそれがある。
【0037】ここで、エアカーテン形成孔13から塗装
機1を覆うように略円筒状のエアカーテンを噴き出す
と、塗装機1の周囲に浮遊する塗料粒子は周囲の空気と
共にエアカーテンに巻きこまれ、エアカーテン形成口1
3近傍の塗装機1外周面に塗料粒子が付着して汚れるこ
とはあっても、ハウジングHの先端に付着することを防
止できるので、塗装不良を起こしにくい。
【0038】図4(a)及び(b)は、夫々渦流3Aの
捩れ角ωが50°及び60°のときの塗着効率を示すグ
ラフであって、塗装条件は、距離L及び円錐空気流3B
の供給圧を変化させる以外は、いずれも渦流3Aの供給
圧0.03MPa、回転霧化頭2の回転数15000r
pm、吐出量150cc/min、ベル型塗装機1と被
塗物4の相対直線移動速度800mm/secとした。
【0039】図4(a)及び(b)を比較すると、他の
塗装条件が同じであれば、捩れ角ωは小さい方が塗着効
率に優れることがわかる。ただし、捩れ角ω=0°にす
ると渦流3Aの効果がなくなり、シェーピングエア3は
円錐空気流3Bのみが効くので、塗装パターン幅Pがよ
り小さくなりやすい。
【0040】また、図4(a)及び(b)の各例より、
円錐空気流3Bの供給圧及びその他の塗装条件が等しい
ときに距離Lが近いほど塗着効率に優れることがわか
る。ただし、距離Lを小さくしてベル型塗装機1を被塗
物4に近付けすぎると、塗料粒子内の溶剤が十分に揮散
する前に被塗物4に塗着されたり、単位面積当りに塗着
される塗料の量が多くなりすぎたりして、タレなどの塗
装不良を生じやすくなるという問題があるので、均一な
円形の塗装パターンを安定的に形成できる適度な距離L
は30mm以上である。
【0041】さらに、捩れ角ωの大小にかかわらず、円
錐空気流3Bの供給圧が0.1MPaのときに最も塗着
効率が高く、渦流3Aの捩れ角ω=50°、距離L=7
0mmのときに、渦流3Aと円錐空気流3Bで形成され
るシェーピングエア3の風速が約5m/secであっ
た。また、いずれの例でも塗着効率は65〜90%であ
り、この塗着効率は、実ラインで自動車部品について同
等の塗装品質が得られるように静電塗装する場合と同程
度であった。
【0042】さらに、本発明では塗装パターン幅Pを通
常の静電塗装などに比して格段に小さい100mm以下
にしているので、塗料の吐出量を少なくして塗装するこ
ととなるが、塗料の吐出量が少ないと回転霧化頭2の回
転数を低下させても同程度の微粒化状態を得ることがで
きる。このため、回転部分の機械的消耗やエア消費量を
軽減することができるだけでなく、回転数を低下させる
ことにより塗料粒子の飛散が抑えられて塗着効率を向上
させるように作用する。発明者が、回転霧化頭2の回転
数のみを変えて対照実験を行い塗着効率を比較したとこ
ろ、回転数25000rpmのときの塗着効率65%に
対して、回転数15000rpmのときの塗着効率が7
5%であった。
【0043】なお、シェ−ピングエア3となる渦流3A
の捩れ角ωや円錐空気流3Bの内傾角θ、これらの供給
圧、塗料の吐出量、回転霧化頭の先端径及び回転数など
の塗装条件は上述に限るものではなく、ベル型塗装機1
と被塗物4の表面との間の距離Lを100mm以下に保
持したときに、シェーピングエア3によって、被塗物4
の表面におけるベル型塗装機1の塗装パターン幅Pを回
転霧化頭2の先端径の略2倍以下に絞り込むことがで
き、さらに、被塗物4の表面におけるシェーピングエア
3の風速が秒速7m以下となる条件が満たされていれば
良い。例えば、上述の条件が満たされるのであれば、シ
ェーピングエア3として渦流3Aや円錐空気流3Bでは
なく、回転霧化頭2の周囲から被塗物4の表面に向かっ
て円筒状に噴出す空気流を用いても良い。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明方法によれ
ば、ベル型塗装機を被塗物に近接させてシェーピングエ
アによりベル型塗装機の回転霧化頭の円周方向に噴射し
た塗料粒子を被塗物方向へ指向させ、回転霧化頭の先端
系の2倍以下の塗装パターンで塗装することにより、静
電界を作らなくても、高い塗着効率で塗料粒子を被塗物
の表面に塗着させることができるので、高圧発生器や絶
縁設備を不要とし、導電性プライマー層を形成する面倒
を解消することができるという大変優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗装方法の一例を示す図。
【図2】本発明方法に用いたベル型塗装機の一例を示す
図。
【図3】シェーピングエアと塗装パターンの関係を示す
模式図。
【図4】塗着効率を示すグラフ。
【符号の説明】
1………ベル型塗装機 2………回転霧化頭 3………シェーピングエア 3A……渦流 3B……円錐空気流 4………被塗物 L………距離 P………塗装パターン幅 6………エアモータ 7………管状回転軸 8………塗料ノズル 9………塗料供給ホース 10………色替装置 11A……渦流形成孔 11B……円錐空気流形成孔 H………シェーピングエア噴出用ハウジング S………空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成 瀬 知 明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 佐 藤 泰 愛知県豊田市柿本町一丁目9番地 トリニ ティ工業株式会社内 (72)発明者 市 村 誠 愛知県豊田市柿本町一丁目9番地 トリニ ティ工業株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AA08 AA23 AA84 AA85 CA47 DC12 DC13 DC18 4F033 AA01 BA03 CA01 DA01 EA01 LA02 PA11 PB16 PD06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速回転するベル型の回転霧化頭に供給さ
    れた塗料を該回転霧化頭の先端部から遠心力で微粒化し
    て該回転霧化頭の円周方向に噴射すると同時に、その噴
    射した塗料粒子を該回転霧化頭の周囲から噴出するシェ
    ーピングエアのみで被塗物方向へ指向させるベル型塗装
    機を用いた非静電式の塗装方法であって、前記ベル型塗
    装機(1)と該塗装機で塗装する被塗物(4)の表面と
    の間の距離(L)を100mm以下に保持し、前記シェ
    ーピングエア(3)によって、被塗物(4)の表面にお
    ける前記ベル型塗装機(1)の塗装パターン幅(P)を
    前記回転霧化頭(2)の先端径の略2倍以下に絞り込む
    と共に、被塗物(4)の表面における前記シェーピング
    エア(3)の風速が秒速7m以下となるように該シェー
    ピングエア(3)のエア圧を設定することを特徴とする
    塗装方法。
  2. 【請求項2】前記シェーピングエア(3)として、噴出
    方向が回転霧化頭(2)の回転方向又は反回転方向に傾
    けられて回転霧化頭(2)の周囲から渦状に噴出される
    渦流(3A)と、噴出方向が回転霧化頭(2)の中心側
    に傾けられて回転霧化頭(2)の周囲から円錐面状に噴
    出される円錐空気流(3B)のいずれか一方を用いる請
    求項1記載の塗装方法。
  3. 【請求項3】前記シェーピングエア(3)として、噴出
    方向が回転霧化頭(2)の回転方向又は反回転方向に傾
    けられて回転霧化頭(2)の周囲から渦状に噴出される
    渦流(3A)と、噴出方向を回転霧化頭(2)の中心側
    に傾けて前記渦流(3A)の外側から内側に向けて円錐
    面状に噴出される円錐空気流(3B)の双方を用いる請
    求項1記載の塗装方法。
  4. 【請求項4】前記渦流(3A)を回転霧化頭(2)の回
    転方向又は反回転方向に10°以上60°以下の角度に
    傾けて噴出させ、円錐空気流(3B)を回転霧化頭
    (2)の中心側に10°以上40°以下の角度に傾けて
    噴出させる請求項2又は3記載の塗装方法。
  5. 【請求項5】前記ベル型塗装機(1)で塗装する際に、
    その先端に形成された環状のシェーピングエア噴出用ハ
    ウジング(H)とその内側に取り付けられる回転霧化頭
    (2)との間に生じた空間(S)にエアを噴き出して当
    該空間(S)内を陽圧状態にする請求項1乃至4記載の
    塗装方法。
  6. 【請求項6】前記ベル型塗装機(1)で塗装する際に、
    その後方から先端側に向かってベル型塗装機(1)を覆
    う略円筒状のエアカーテンを形成する請求項1乃至5記
    載の塗装方法。
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