JP5819272B2 - 車両のフロントピラー部構造 - Google Patents

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本発明は、車両のフロントガラスの幅方向両側に位置し、ルーフパネルの前側を支持するフロントピラー部構造に関するものである。
従来、車両のフロントピラー部構造としては、車体の前面側に設けられたフロントガラスと、車体の幅方向両側に設けられたフロントドアと、フロントガラスとフロントドアとの間に位置するフロントピラーと、フロントピラーの外面側に設けられたピラーアウタカバーと、を備え、フロントガラスとピラーアウタカバーとの間に段差を形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このフロントピラー部構造では、車両の降雨時の走行中において、フロントガラスの前面を幅方向両側に向かって流れる雨水をフロントガラスとピラーアウタカバーとの段差に沿って流通させることによって、フロントドアのガラス部分への雨水の流通を規制し、車両の降雨時の走行中における側方の視界を保持している。
特開2011−5939号公報
前記フロントピラー部構造では、車両の走行中において、フロントガラスとピラーアウタカバーとの間の段差によって空気の流れが乱れるため、空気抵抗が大きくなるおそれがある。また、前記フロントピラー部構造では、車両の降雪時の走行中において、フロントガラスに付着した雪をワイパで払拭すると、ワイパによって払拭された雪がフロントガラスのピラーアウタカバーとの間の段差部分に堆積してしまい、必要な視界を確保することができなくなるおそれがある。さらに、前記フロントピラー部構造では、フロントガラスとピラーアウタカバーとの間の段差が、車両の意匠上の見栄えを悪くする原因となる場合がある。
一方、近年の車両は、歩行者との接触事故の発生時における歩行者に与えるダメージを低減する歩行者に対する保護性能の向上が要求されている。
本発明の目的とするところは、車両の走行中における空気抵抗の低減、降雪時の排雪性の向上および車両の見栄えの向上を図るとともに、歩行者との接触時における歩行者に対する保護性能を向上させることが可能な車両のフロントピラー部構造を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、車体の前面側に設けられたフロントガラスと、車体の幅方向両側に設けられたフロントドアと、前記フロントガラスと前記フロントドアとの間に位置するフロントピラーと、前記フロントピラーの外面側に設けられ、前記フロントガラスに隣接する部分の外面が前記フロントガラス側の外面と略同一の高さとなるように形成されたピラーアウタカバーと、を備えた車両のフロントピラー部構造であって、前記フロントピラーと前記ピラーアウタカバーとの間には、車両の走行によって前記フロントガラスの前面を流通した空気および雨水が流通可能な流通路が設けられ、前記流通路には、前記フロントガラスと前記ピラーアウタカバーとの間に設けられ空気および雨水を前記流通路に案内し雪を車両幅方向外側へ案内する流入口と、前記フロントピラーおよび前記ピラーアウタカバーの少なくとも一方に、前記フロントピラーの長手方向に延びるように形成され、流入した雨水を接触させることによって空気と雨水とを分離するリブと、前記流入口の幅よりも小さい幅を有し前記リブによって雨水と分離された空気を前記フロントドア側に流出させる空気流出口と、前記リブによって分離された雨水をフロントドアのガラス部分以外の方向に排出する排出口と、が設けられ、前記リブは、前記フロントピラーと前記ピラーアウタカバーとの間を車両の前後方向に対して斜めに突出している。
これにより、車両の降雨時の走行中において、フロントガラスの外面の幅方向両側から外側に流通した雨水が流通路を流通することから、ピラーアウタカバーのフロントガラス側の外面を、フロントガラスのピラーアウタカバーと隣接する部分の外面と同一の高さとすることが可能となる。
また、ピラーアウタカバーに車両の前方から衝撃力が作用した場合に、衝撃力がリブの折れ曲がる方向に作用することから、衝撃力に対する抗力が車両の前方に作用することがない。
本発明によれば、ピラーアウタカバーのフロントガラス側の外面を、フロントガラスのピラーアウタカバーと隣接する部分の外面と同一の高さとすることが可能となるので、車両の走行中における空気抵抗の低減が可能となるとともに、車両の降雪時における走行中にフロントガラスの幅方向両側に雪が堆積することを防止し、車両の見栄えを向上させることが可能となる。
また、本発明によれば、車両の前方からの衝撃力に対する抗力が車両の前方に作用することがないので、歩行者との接触時における歩行者の頭部傷害値を低減することが可能となり、車両の歩行者に対する保護性能を向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態を示す車両の全体斜視図である。 図1のA−A´断面図である。 ピラーアウタカバーに車両の前方から衝撃力が作用した場合のフロントピラー部の断面図である。 本発明の他の実施形態を示すピラーアウタカバーに車両の前方から衝撃力が作用した場合のフロントピラー部の断面図である。
図1乃至図3は、本発明の一実施形態を示すものである。図1は、車両の全体斜視図である。図2は、図1のA−A´断面図である。図3は、ピラーアウタカバーに車両の前方から衝撃力が作用した場合のフロントピラー部の断面図である。
本発明のフロントピラー部構造を備えた車両1は、図1に示すように、車室の上面側に設けられたルーフパネル2と、車室の前面側に設けられたフロントガラス3と、車室の幅方向両側に設けられたフロントドア4と、フロントガラス3とフロントドア4との間に設けられたフロントピラー部10と、を備えている。フロントガラス3の前面の下部には、ワイパ3aが設けられており、ワイパ3aによってフロントガラス3に付着した雨水や雪が払拭される。フロントドア4には、フロントピラー部10の下端近傍に対応する位置にドアミラー4aが設けられている。
フロントピラー部10は、図2に示すように、フロントピラー20と、フロントピラー20の車室内側に設けられたピラーインナカバー30と、フロントピラー20の車室外側に設けられたピラーアウタカバー40と、を備えている。
フロントピラー20は、ピラーリンホースパネル21と、ピラーリンホースパネル21の車室内側に設けられたピラーインナパネル22と、ピラーリンホースパネル21の車室外側に設けられたピラーアウタパネル23と、を有し、これらの部材21,22,23を一体とすることによって強度が保持される。
ピラーインナカバー30は、例えば合成樹脂製の部材からなり、フロントピラー20を車室内側から覆っている。
ピラーアウタカバー40は、例えば合成樹脂製の部材からなり、フロントガラス3とフロントドア4との間に位置するピラーアウタパネル23を外側から覆っている。また、ピラーアウタカバー40は、フロントガラス3側の外面が、フロントガラス3のピラーアウタカバー40に隣接する部分の外面と略同一の高さとなるように形成されている。ピラーアウタカバー40とフロントピラー20との間には、車両1の走行中にフロントガラス3の外面を流通した空気や雨水が流通可能な流通路41をピラーアウタカバー40とフロントピラー20との間に形成するための流通路形成板42がフロントピラー20のピラーアウタパネル23の外面に沿って設けられている。ここで、フロントガラス3側の外面と、フロントガラス3のピラーアウタカバー40に隣接する部分の外面とが略同一の高さに形成されている、とは、厳密に同一の高さとなる場合だけでなく、例えば、2mm〜3mm程度の差を有する場合も含まれる。
ピラーアウタカバー40には、流通路形成板42に向かって突出するとともに、ピラーアウタカバー40の長手方向に沿って延びる少なくとも1つのリブ40aが設けられている。また、流通路形成板42には、ピラーアウタカバー40に向かって突出するとともに、流通路形成板42の長手方向に延びる少なくとも1つのリブ42aが設けられている。これにより、流通路41は、リブ40a,42aによってフロントガラス3側からフロントドア4側に向かって蛇行して延びるように形成される。ここで、リブ40aは、先端側がピラーアウタカバー40から車両1の幅方向内側に向けて車両1の前後方向に対して斜めに突出している。また、リブ42aは、先端側が流通路形成板42から車両1の幅方向外側に向けて車両1の前後方向に対して斜めに突出している。ピラーアウタカバー40に車両1の前方から衝撃力が作用すると、リブ40a,42aは、折れ曲がる方向に衝撃力を受け、所定以上の衝撃力によって破断する。
また、流通路41には、フロントガラス3の外面を流通した空気や雨水を流入させる流入口41aと、流通路41に流入した雨水を分離して空気を流出させる空気流出口41bと、流通路41に流入して空気と分離された雨水を排出する図示しない排出口と、が設けられている。流入口41aは、フロントガラス3とピラーアウタカバー40との隙間部分に前方に向かって開口され、フロントガラス3とピラーアウタカバー40との隙間の寸法が、所定の幅寸法W1に形成されている。また、空気流出口41bは、フロントドア4の近傍において後方に向けて開口され、ピラーアウタカバー40と流通路形成板42との隙間の寸法が、所定の幅寸法W2(W2<W1)に形成されている。また、流通路41におけるリブ40a,42aの先端部と、リブ40a,42aの延長上に位置するピラーアウタカバー40または流通路形成板42との間の幅寸法は、流入口41aのフロントガラス3とピラーアウタカバー40との隙間の幅寸法W1と略同一に形成されている。排出口は、フロントピラー20の下端部および上端部の近傍においてフロントドア4のガラス部分以外の方向の外部に開口されている。
また、ピラーアウタカバー40の外面の短手方向中央部には、ピラーアウタカバー40の外面に付着した雨水をフロントピラー20の下端側または上端側に案内するための溝40bが長手方向に延びるように形成されている。
以上のように構成されたフロントピラー部構造において、走行中の車両1のフロントガラス3の幅方向両側の空気は、大部分がピラーアウタカバー40の外面側に沿って流通するとともに(図2の一点鎖線)、一部が流通路41を流通し(図2の二点鎖線)、フロントドア4の部分において合流して車両1の後方に流通する。このとき、空気流出口41bの幅寸法W2は、流入口41aの幅寸法W1よりも小さく形成されているため、流通路41に流入する空気の流速よりも流通路41から流出する空気の流速が速くなる。
また、車両1の降雨時の走行において、フロントガラス3に付着した雨水は、ワイパ3aによって払拭され、一部の雨水がフロントガラス3の幅方向両側に向かって流通する。このとき、フロントガラス3の幅方向両側の雨水は、フロントガラス3とピラーアウタカバー40との間に設けられた流入口41aから空気と共に流通路41に流入し、リブ40a,42aに接触することによって、空気と分離される。空気と分離された雨水は、リブ40a,42aに沿って流通し、フロントピラー20の下端部または上端部の排出口からフロントドア4のガラス部分以外の方向の外部に放出される。また、雨水と分離された空気は、流通路41を蛇行しながら流通して空気流出口41bから流出する。このため、流通路41において分離された雨水は、フロントドア4のガラス部分を流れることはなく、雨水による車室側面側の視認性の低下を防止することが可能となる。
また、車両1の降雪時の走行において、フロントガラス3に付着した雪は、ワイパ3aによって払拭され、一部の雪がフロントガラス3の幅方向両側に向かって移動する。このとき、ピラーアウタカバー40のフロントガラス3側の外面は、フロントガラス3のピラーアウタカバー40に隣接する部分の外面と略同一の高さであるため、フロントガラス3の幅方向両側に雪が溜まることなく、車両1の側方に落下させることが可能となる。
また、走行中の車両1と歩行者が接触する場合には、フロントピラー部10に歩行者の頭部が接触する可能性がある。この場合、フロントピラー部10には、車両1の前方から衝撃力が作用する。このとき、ピラーアウタカバー40および流通路形成板42に設けられたリブ40a,42aは、車両の前後方向に対して斜めに突出しているため、ピラーアウタカバー40に車両1の前方から衝撃力が作用すると、リブ40a,42aから歩行者に対して抗力が作用することはなく、リブ40a,42aが折れ曲がる方向に衝撃力が作用する。衝撃力が作用したリブ40a,42aは、図3に示すように、所定以上の衝撃力によって破断することで、衝撃力を吸収する。
このように、本実施形態の車両のフロントピラー部構造によれば、フロントピラー20とピラーアウタカバー40との間には、車両1の走行によってフロントガラス3の前面を流通した空気および雨水が流通可能な流通路41が設けられ、流通路41には、フロントガラス3の前面を流通した空気および雨水を流入させるための流入口41aと、フロントピラー20の長手方向に沿って延びるように形成され、流入した雨水を接触させることによって空気と雨水とを分離するリブ40a,42aと、リブ40a,42aによって雨水と分離された空気をフロントドア側に流出させる空気流出口41bと、リブ40a,42aによって空気と分離された雨水をフロントドア4のガラス部分以外の方向に排出する排出口と、が設けられている。これにより、ピラーアウタカバー40のフロントガラス3側の外面を、フロントガラス3のピラーアウタカバー40と隣接する部分の外面と同一の高さとなるように形成することが可能となるので、車両1の走行中における空気抵抗の低減が可能となるとともに、車両の降雪時における走行中にフロントガラス3の幅方向両側に雪が堆積することを防止し、車両1の見栄えを向上させることが可能となる。
また、ピラーアウタカバー40および流通路形成板42に設けられたリブ40a,42aは、車両の前後方向に対して斜めに突出している。これにより、ピラーアウタカバー40に車両1の前方から衝撃力が作用した場合に、車両1の前方からの衝撃力に対する抗力が車両の前方に作用することがないので、歩行者との接触時における歩行者の頭部傷害値を低減することが可能となり、車両1の歩行者に対する保護性能を向上させることが可能となる。
また、リブ40a,42aは、車両1の前方から作用する衝撃力によって破断可能な性質を有している。これにより、リブ40a,42aを破断させることによって、車両1の前方から作用する衝撃力を吸収することが可能となることから、歩行者との接触時における歩行者の頭部傷害値をより低減し、車両の歩行者に対する保護性能を向上させることが可能となる。
図4は本発明の他の実施形態を示すものである。図4は、ピラーアウタカバーに車両の前方から衝撃力が作用した場合のフロントピラー部の断面図である。なお、前記実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
このフロントピラー部構造は、ピラーアウタカバー40および流通路形成板42のリブ40c,42cが、可撓性を有し、前記実施形態と同様に、車両1の前後方向に対して斜めに突出している。ピラーアウタカバー40に車両1の前方から衝撃力が作用すると、リブ40c,42cは、折れ曲がる方向に衝撃力を受け、所定以上の衝撃力によって撓むようになっている。
以上のように構成された車両のフロントピラー部構造において、走行中の車両1と歩行者が接触する場合、フロントピラー部10には、車両1の前方から衝撃力が作用する。このとき、ピラーアウタカバー40および流通路形成板42に設けられたリブ40c,42cは、車両1の前後方向に対して斜めに突出しているため、ピラーアウタカバー40に車両1の前方から衝撃力が作用すると、リブ40c,42cから歩行者に対して抗力が作用することなく、リブ40c,42cは、折れ曲がる方向に衝撃力が作用する。衝撃力が作用したリブ40c,42cは、図4に示すように、所定以上の衝撃力によって撓むことで、衝撃力を吸収する。
このように、本実施形態の車両のフロントピラー部構造によれば、前記実施形態と同様に、ピラーアウタカバー40のフロントガラス3側の外面を、フロントガラス3のピラーアウタカバー40と隣接する部分の外面と同一の高さとなるように形成することが可能となるので、車両1の走行中における空気抵抗の低減が可能となるとともに、車両の降雪時における走行中にフロントガラス3の幅方向両側に雪が堆積することを防止し、車両1の見栄えを向上させることが可能となる。
また、前記実施形態と同様に、ピラーアウタカバー40に車両1の前方から衝撃力が作用した場合に、車両の前方からの衝撃力に対する抗力が車両1の前方に作用することがないので、歩行者との接触時における歩行者の頭部傷害値を低減することが可能となり、車両1の歩行者に対する保護性能を向上させることが可能となる。
また、リブ40c,42cは、車両1の前方から作用する衝撃力によって撓む可撓性を有している。これにより、リブ40c,42cを撓ませることによって、車両の1の前方から作用する衝撃力を吸収することが可能となることから、歩行者との接触時における歩行者の頭部傷害値をより低減し、車両1の歩行者に対する保護性能を向上させることが可能となる。
なお、前記実施形態では、ピラーアウタカバー40に1つのリブ40a(40c)を設け、流通路形成板42に2つのリブ42a(42c)を設けるようにしたものを示したが、これに限られるものではない。例えば、ピラーアウタカバー40および流通路形成板42の一方に1つのリブが設けられているものでもよいし、ピラーアウタカバー40および流通路形成板42の両方に複数のリブが設けられているものでもよい。
また、前記実施形態では、リブ40a,40c,42a,42cが車両1の前後方向に対して斜めに突出するようにしたものを示したが、リブ40a,40c,42a,42cの突出する方向は、車両1の前後方向に対して幅方向に斜めに突出してもよいし、上下方向に斜めに突出してもよいし、幅方向および上下方向に斜めに突出するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、ピラーアウタカバー40とフロントピラー20との間に、流通路41を形成するための流通路形成板42を設けるようにしたものを示したが、これに限られるものではない。流通路形成板42を用いることなくピラーアウタカバー40とフロントピラー20との間に、流通路を形成するようにしてもよい。この場合、フロントピラー20に直接リブを形成すれば前記実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
1…車両、3…フロントガラス、10…フロントピラー部、20…フロントピラー、40…ピラーアウタカバー、40a,40c…リブ、41…流通路、41a…流入口、41b…空気流出口、42…流通路形成板、42a,42c…リブ。

Claims (3)

  1. 車体の前面側に設けられたフロントガラスと、車体の幅方向両側に設けられたフロントドアと、前記フロントガラスと前記フロントドアとの間に位置するフロントピラーと、前記フロントピラーの外面側に設けられ、前記フロントガラスに隣接する部分の外面が前記フロントガラス側の外面と略同一の高さとなるように形成されたピラーアウタカバーと、を備えた車両のフロントピラー部構造であって、
    前記フロントピラーと前記ピラーアウタカバーとの間には、車両の走行によって前記フロントガラスの前面を流通した空気および雨水が流通可能な流通路が設けられ、
    前記流通路には、前記フロントガラスと前記ピラーアウタカバーとの間に設けられ空気および雨水を前記流通路に案内し雪を車両幅方向外側へ案内する流入口と、前記フロントピラーおよび前記ピラーアウタカバーの少なくとも一方に、前記フロントピラーの長手方向に延びるように形成され、流入した雨水を接触させることによって空気と雨水とを分離するリブと、前記流入口の幅よりも小さい幅を有し前記リブによって雨水と分離された空気を前記フロントドア側に流出させる空気流出口と、前記リブによって分離された雨水をフロントドアのガラス部分以外の方向に排出する排出口と、が設けられ、
    前記リブは、前記フロントピラーと前記ピラーアウタカバーとの間を車両の前後方向に対して斜めに突出している
    ことを特徴とする車両のフロントピラー部構造。
  2. 前記リブは、車両の前方から作用する衝撃力に対して破断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両のフロントピラー部構造。
  3. 前記リブは、車両の前方から作用する衝撃力に対して撓む
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両のフロントピラー部構造。
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