JP5818136B2 - 液滴吐出ヘッドアレイ及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

液滴吐出ヘッドアレイ及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数のノズルから記録媒体にインク滴を吐出して文字や画像等を記録する液滴吐出ヘッドを複数配置して構成する液滴吐出ヘッドアレイ、及び、これを用いて各ノズルから記録材に対して液滴を吐出して画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置に関するものである。
この種の液滴吐出ヘッドアレイにおける液滴吐出ヘッドは、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ等の画像形成装置の記録ヘッドとして用いられる。ここでいう画像形成装置は、記録材上に画像を形成するものであるが、その記録材の材質は紙に限定されるものではなく、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等のあらゆる記録材に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味する。そして、画像形成とは、文字や図形等の意味を持つ画像を記録材に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を記録材に付与する(単に液滴を吐出する)ことをも意味する。また、液滴として吐出される液体は、所謂インクに限るものではなく、吐出されるときに液体となるものであれば特に限定されるものではなく、例えばDNA試料、レジスト、パターン材料なども含まれる。
近年、液滴吐出ヘッドを搭載した液滴吐出装置に代表されるインクジェット記録装置では高画質な画像を出力することが求められている。その要望に応えるインクジェット記録装置として、複数のインクジェット記録ヘッド(以下記録ヘッドと称す)を高密度に配列したインクジェット記録ヘッドアレイ(以下記録ヘッドアレイと称す)を有するインクジェット記録装置が特許文献1に記載されている。この特許文献1のインクジェット記録装置における記録ヘッドアレイは、平面形状が矩形をなす複数の記録ヘッドの長辺部を向き合わせた上で互い違いに並列配置した、いわゆる千鳥配置して構成されている。このような千鳥配置の記録ヘッドアレイにおいて、複数列の配置となるため、記録ヘッドの短辺部に沿った方向のヘッドアレイ全体の幅(以下ヘッドアレイ幅と称す)は複数の記録ヘッドを一列に配置した場合の記録ヘッドアレイに比べて大きくなる。それに伴い、千鳥配置の記録ヘッドアレイを有するインクジェット記録装置全体のサイズも大きくなってしまう。
このような装置の大型化は、各色毎の記録ヘッドアレイが被記録媒体の搬送方向に沿ってそれぞれ設けられているカラーのインクジェット記録装置では更に顕著となる。また、カラーのインクジェット記録装置では先行して吐出し被記録媒体上に着弾した先行色の液滴に、後続色の液滴を重ねて着弾させて多色を再現している。そして、各色毎の記録ヘッドアレイで構成されるカラーのインクジェット記録装置では、各色毎の記録ヘッドアレイ間の離間距離を考慮した断続的な吐出タイミングで先行色の液滴に後続色の液滴を重ねて着弾させている。上述のように、記録ヘッドアレイのヘッドアレイ幅がそれぞれ大きくなると、隣接する記録ヘッドアレイにおける各記録ヘッドの対応し合うノズル間の離間距離も大きくなる。このため、連続な吐出タイミングの制御に比して複雑な制御である断続的な吐出タイミングがより複雑となる。吐出タイミングが少しでもずれると、先行色と後続色との重なりがずれて色ズレ等の問題が生じる。よって、記録ヘッドアレイのヘッドアレイ幅が大きくなることは高画質記録を実行する上でも障害となる。従って、記録ヘッドアレイではヘッドアレイ幅をできるだけ小さくし、記録ヘッドアレイ間の離間距離を小さくすることが重要となる。
記録ヘッドは、インクを貯留するインク液室内を昇圧することで、インク液室の一部を構成するノズル板に設けられたノズルからインク滴を吐出する。そして、インク液室内を昇圧するためにインク液室の一部の内壁には振動板が設けられ、この振動板には変位を付与する圧電部材等のアクチュエータ手段が設けられている。また、記録ヘッドには、アクチュエータ手段に吐出信号等の駆動信号を供給するための被接続端子が設けられている。そして、この被接続端子には電気配線部材の外部接続端子が電気的に接続され、接続後の電気配線部材は上記吐出信号等の駆動信号を出力するICチップに接続される。
上記特許文献1のような、複数の記録ヘッドを千鳥配置した記録ヘッドアレイでは、各記録ヘッドの各被接続端とICチップとの間を各電気配線部材を用いて電気的にそれぞれ接続している。詳細には、矩形の記録ヘッドには記録ヘッドの短辺部に沿った方向に長辺部の一部から突起した突起部が設け、この突起部が各記録ヘッド間に挟まれるよう各記録ヘッドを配置している。そして、各記録ヘッドの各被接続端子に各外部接続端子を電気的にそれぞれ接続した各電気配線部材は、接続箇所から突起部まで引き出され、上記突起部で支持されてから上方へ引き出されてICチップと電気的にそれぞれ接続されている。
しかしながら、上記特許文献1では、電気配線部材の外部接続端子が記録ヘッドの被接続端子に電気的に個別に接続されているので、既に接続された電気配線部材が他の電気配線部材の接続作業の邪魔になり、接続作業の障害となっていた。このため、記録ヘッドの被接続端子と電気配線部材の外部接続端子との接続が不良となる虞があった。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、液滴吐出ヘッドの被接続端子と電気配線部材の外部接続端子との接続の良化を図ることができる液滴吐出ヘッドアレイ及びこれを備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ノズルから液滴を吐出する矩形の液滴吐出ヘッドに、該液滴吐出ヘッドの短辺部に沿った方向に長辺部の一部から突起する突起部を設け、前記突起部が前記液滴吐出ヘッドの長辺部に沿った方向に並ぶように複数の液滴吐出ヘッドを配列する液滴吐出ヘッドアレイであって、別体の電気配線部材の外部接続端子と電気的に接続する被接続端子が前記液滴吐出ヘッドに設けられている液滴吐出ヘッドアレイにおいて、前記被接続端子を前記突起部に設け、前記突起部が設けられている長辺部が向き合うように前記液滴吐出ヘッド同士を対向させるとともに、対向させて配置した前記液滴吐出ヘッドの前記被接続端子同士が同一直線上に並ぶように前記複数の液滴吐出ヘッドを配列したことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、前記被接続端子同士が前記液滴吐出ヘッドの長辺部に沿った方向に並ぶように配列することを特徴とするものである。
更に、請求項3の発明は、請求項2記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、前記各液滴吐出ヘッドを互い違いに配置することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、前記突起部を前記液滴吐出ヘッドの長辺部の端部に設けて平面形状がL字形状となる前記液滴吐出ヘッドを構成することを特徴とするものである。
更に、請求項5の発明は、請求項4記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、向き合う一方のL字形状の前記液滴吐出ヘッドの長辺部に沿った方向と平行な前記突起部の端部を、他方のL字形状の前記液滴吐出ヘッドの前記突起部が設けられている長辺部の端部に向き合わせて、液滴吐出ヘッド対を形成することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、複数の前記液滴吐出ヘッド対を、前記液滴吐出ヘッド対の長手方向に沿って平行に配置することを特徴とするものである。
更に、請求項7の発明は、請求項5記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、複数の前記液滴吐出ヘッド対を、前記液滴吐出ヘッド対の長手方向に沿って互い違いに配置することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、前記電気配線部材の配線基板は、リジット配線基板であることを特徴とするものである。
更に、請求項9の発明は、請求項1記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、前記突起部の片面又は両面に前記被接続端子を設けることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の液滴吐出ヘッドアレイの各液滴吐出ヘッドから記録液を吐出して記録材に画像を形成することを特徴とするものである。
本発明においては、ヘッドアレイ幅を増やさないようにするために、突起部が液滴吐出ヘッドの長辺部に沿った方向に並ぶように複数の液滴吐出ヘッドを配列する。そのとき、上記突起部が設けられている長辺部が向き合うように液滴吐出ヘッド同士を対向させて配置する。その対向させて配置した液滴吐出ヘッドの被接続端子同士は同一直線上に並ぶように各液滴吐出ヘッドを配列する。この同一直線上に並ぶ各被接続端子に電気的にそれぞれ接続される各外部接続端子も、各被接続端子の配置位置にそれぞれ対応づけられて設けられることから、一直線上に設けられることになる。この一直線上に並んで設けられた各外部接続端子を有する電気配線部材を使用することで、ヘッドアレイ幅を増やすことなく各液滴吐出ヘッドの各被接続端子に各外部接続端子を簡単に一括で電気的に接続することができる。これにより、液滴吐出ヘッドの被接続端子と電気配線部材の外部接続端子との接続作業が容易となり、接続の良化が図れる。
以上、本発明によれば、液滴吐出ヘッドの被接続端子と電気配線部材の外部接続端子との接続の良化を図ることができるという効果が得られる。
本実施形態におけるインクジェット方式の画像形成装置を示す説明図である。 液滴吐出ヘッドとしての記録ヘッドの電気配線側の平面図である。 第1の実施形態のインクジェット記録ヘッドアレイの構成を示す平面図である。 電気接続用外部接続コネクタ部の構成を示す平面図である。 外部接続コネクタの接続図である。 別の記録ヘッドの電気配線側の平面図である。 インクジェット記録ヘッド対の構成を示す平面図である。 第2の実施形態のインクジェット記録ヘッドアレイの構成を示す平面図である。 第2の実施形態のインクジェット記録ヘッドアレイの別の構成を示す平面図である。
本実施形態における液滴吐出ヘッドをインクジェット方式の画像形成装置の記録ヘッドとして利用した一例について説明する。
図1は本実施形態におけるインクジェット方式の画像形成装置を示す説明図である。同図に示す画像形成装置はライン型画像形成装置であり、装置本体201の内部に画像形成部202等を有している。そして、装置本体201の下方側に多数枚の記録材(用紙)203を積載可能な給紙トレイ204を備え、この給紙トレイ204から給紙される用紙203を取り込み、搬送機構205によって用紙203を搬送しながら画像形成部202によって所要の画像を記録した後、装置本体201の側方に装着された排紙トレイ206に用紙203を排紙する。
また、装置本体201に対して着脱可能な両面ユニット207を備え、両面印刷を行うときには、一面(表面)印刷終了後、搬送機構205によって用紙203を逆方向に搬送しながら両面ユニット207内に取り込み、反転させて他面(裏面)を印刷可能面として再度搬送機構205に送り込み、他面(裏面)印刷終了後排紙トレイ206に用紙203を排紙する。
ここで、画像形成部202は、例えばブラック(k)、シアン(c)、マゼンタ(m)、イエロー(y)の各色インクの液滴を吐出する、フルライン型の4個の液滴吐出ヘッドで構成した記録ヘッド211k,211c,211m,211y(色を区別しないときには「記録ヘッド211」という。)を備え、各記録ヘッド211は液滴を吐出するノズルを形成したノズル面を下方に向けてヘッドホルダ213に装着している。また、各記録ヘッド211に対応してヘッドの性能を維持回復するための維持回復機構212k,212c,212m,212y(色を区別しないときには「維持回復機構212」という。)を備え、パージ処理、ワイピング処理などのヘッドの性能維持動作時には、記録ヘッド211と維持回復機構212とを相対的に移動させて、記録ヘッド211のノズル面に維持回復機構212を構成するキャッピング部材などを対向させる。
ここでは、記録ヘッド211は、用紙搬送方向上流側から、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に各色インクの液滴を吐出する配置としているが、配置及び色数はこれに限るものではない。また、ライン型ヘッドとしては、各色インクの液滴を吐出する複数のノズル列を所定間隔で設けた、1又は複数のヘッドを用いることもできるし、ヘッドとこのヘッドに記録液を供給する記録液カートリッジを一体とすることも別体とすることもできる。
給紙トレイ204の用紙203は、給紙コロ(半月コロ)221と図示しない分離パッドによって1枚ずつ分離され装置本体201内に給紙され、搬送ガイド部材223のガイド面223aに沿ってレジストローラ225と搬送ベルト233との間に送り込まれ、所定のタイミングでガイド部材226を介して搬送機構205の搬送ベルト233に送り込まれる。また、搬送ガイド部材223には両面ユニット207から送り出される用紙203を案内するガイド面223bも形成されている。更に、両面印刷時に搬送機構205から戻される用紙203を両面ユニット207に案内するガイド部材227も配置している。
搬送機構205は、駆動ローラである搬送ローラ231と従動ローラ232との間に掛け渡した無端状の搬送ベルト233と、この搬送ベルト233を帯電させるための帯電ローラ234と、画像形成部202に対向する部分で搬送ベルト233の平面性を維持するプラテン部材235と、搬送ベルト233から送り出す用紙203を搬送ローラ231側に押し付ける押さえコロ236と、その他図示しないが、搬送ベルト233に付着した記録液(インク)を除去するためのクリーニング手段である多孔質体などからなるクリーニングローラなどを有している。この搬送機構205の下流側には、画像が記録された用紙203を排紙トレイ206に送り出すための排紙ローラ238及び拍車239を備えている。
このように構成した画像形成装置において、搬送ベルト233は矢示方向に周回移動し、高電位の印加電圧が印加される帯電ローラ234と接触することで正極性に帯電される。この場合、帯電ローラ234の帯電電圧は所定の時間間隔で極性を切り替えることによって、搬送ベルト233を所定の帯電ピッチで帯電させる。ここで、この高電位に帯電した搬送ベルト233上に用紙203が給送されると、用紙203内部が分極状態になり、搬送ベルト233上の電荷と逆極性の電荷が用紙203の搬送ベルト233と接触している面に誘電され、搬送ベルト233上の電荷と搬送される用紙203上に誘電された電荷同士が互いに静電的に引っ張り合い、用紙203は搬送ベルト233に静電的に吸着される。このようにして、搬送ベルト233に強力に吸着した用紙203は反りや凹凸が校正され、高度に平らな面が形成される。そして、搬送ベルト233を周回させて用紙203を移動させ、記録ヘッド211から液滴を吐出することで、用紙203上に所要の画像が形成され、画像が記録された用紙203は排紙ローラ238によって排紙トレイ206に排紙される。
この画像形成装置においては、液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド211を備えているので、高い信頼性が得られる記録ヘッドを用いて高速で画像を形成することができる。なお、本実施形態では、本発明に係る液滴吐出ヘッドをプリンタ構成の画像形成装置に適用した例で説明したが、これに限るものではなく、例えば、プリンタ/ファックス/これらの複合機などの画像形成装置に適用することができる。また、狭義のインク以外の液体や定着処理液などを用いる画像形成装置あるいは画像形成装置以外の装置にも適用することができる。
図2はインクジェット記録ヘッドの電気配線側の平面図である。同図は記録ヘッドの電気配線側の平面図である。記録ヘッド10では、インク滴を吐出するノズルが設けられたノズル面の反対側の面に電気配線を施している。記録ヘッドと一体の支持部11上に短辺部に沿った方向に突起する突起部を有する電気配線基板12を配置し、電気配線基板12の突起部上に電気的な被接続端子である被外部接続コネクタ13を配置する構成になっている。図2に示す突起部は電気配線基板12のほぼ中央部から短辺部に沿った方向に突起している。
図3は第1の実施形態のインクジェット記録ヘッドアレイの構成を示す平面図である。同図に示すインクジェット記録ヘッドアレイ(以下記録ヘッドアレイと称す)20は、インク滴を紙などの媒体に吐出させて文字や画像等を記録する画像形成装置の記録ヘッドを複数組み合わせて構成される。図3に示す記録ヘッドアレイ20の構成は、支持ベース21上にM個の図2の記録ヘッド10−1〜10−M(Mは正の整数)が互い違いに配置する、いわゆる千鳥状に配置されている。記録ヘッド10−1〜10−Mの長辺部に沿った方向と直交する短辺部の方向に突起した各突起部に設けられた被接続端子である被外部接続コネクタ13−1〜13−Mは長辺部に沿った方向に図中一点鎖線で示す同一直線上に配置される。一方、図4に示すように、外部接続端子である電気接続用外部接続コネクタ部30は、各被外部接続コネクタ13−1〜13−Mとそれぞれ電気的に接続する外部接続コネクタ31−1〜31−Mを同一直線上に並べ剛体の電気配線基板32に配置して構成されている。これにより、図5に示すように、記録ヘッドアレイ20における同一直線上に配置された被外部接続コネクタ13−1〜13−Mに、上方から、電気接続用外部接続コネクタ部30の同一直線上に配置され、各被外部接続コネクタ13−1〜13−Mに対応する外部接続コネクタ31−1〜31−Mを一括で電気的に接続する。これにより、接続工程の所要時間を短縮できる。
また、接続工程後において、外部接続コネクタ31−1〜31−Mとの接続で外部接続コネクタ部30の一端は固定され、外部接続コネクタ部30の他端は電気配線基板32の剛性により自由端とはならない。これにより、電気配線基板32の面から延びた外部接続コネクタ部30以外の空間を確保されるため、外部接続コネクタ部32の影響を少なくでき、組立作業及び組付け作業を効率よく行うことができる。これにより、組立及び組付けの良化を図ることできる。外部接続コネクタ31−1〜31−Mの電気配線基板31への配置としては、片側面への配置と両側面への配置の2つの方法が考えられる。また、この時のインクジェット記録ヘッド側の被外部接続コネクタ13−1〜13−Mには、両面端子タイプが好ましいが、取付方向により片面端子タイプに変えることにより片面端子タイプコネクタの使用も可能である。
図4に示す外部接続コネクタ部30は、電気配線基板31に外部接続コネクタ部31−1〜31−Mが配置された構成になっている。電気配線基板31及び外部接続コネクタ31−1〜31−Mは、フレキシブル配線基板、リジット基板及びモールドコネクタが使用可能である。また、インクジェット記録ヘッド10側の電気接続コネクタ13−1〜13−Mと、外部接続コネクタ部30側の電気接続コネクタ31−1〜31−Mの雄側又は雌側を入れ替えても得られる効果は同一であることは、言うまでもない。
図6は本実施形態における別の記録ヘッドの電気配線側の平面図である。同図に示すインクジェット記録ヘッド40はインクジェット記録ヘッドと一体の支持部41上に短辺部に沿った方向に突起する突起部を有する電気配線基板42を配置し、電気配線基板42の突起部上に被外部接続コネクタ43を配置する構成になっている。そして、電気配線基板42の突起部は電気配線基板42の長辺部のいずれかの一端側に片寄って配置され、電気配線基板42全体の平面形状は略L字となる。
図7はインクジェット記録ヘッド対の構成を示す平面図である。同図に示すように、インクジェット記録ヘッド対50は、2つの略L字形状の記録ヘッド40−1、40−2を突起部側で互いに対向し合わせて組み合わせて構成されている。また、インクジェット記録ヘッド対50では、電気配線基板42−1、42−2の突起部上に設けられた被外部接続コネクタ43−1、43−2が長手方向に同一直線上に配置する構成になっている。そして、複数のインクジェット記録ヘッド対50−1〜50−Mを図8に示すように支持ベース51上に長手方向に配置することで、インクジェット記録ヘッドアレイ60を構成している。図7に示すような記録ヘッド40−1、40−2が互いに正対する必要はなく、正対位置から長手方向にずらして互い違いに配置してもよい。そして、M個のインクジェット記録ヘッド対50−1〜50−Mが配置されたとき、被外部接続コネクタ43−1〜43−Mは長手方向に同一直線上に配置されている。図4の外部接続コネクタ部30の外部接続コネクタ31−1〜31−Mが、一括で各被外部接続コネクタ43−1〜43−Mにそれぞれ電気的に接続される。これにより、接続作業が短時間に、かつ容易に行うことができる。
図9は第2の実施形態のインクジェット記録ヘッドアレイの別の構成を示す平面図である。同図に示すインクジェット記録ヘッドアレイ70は、支持ベース71上に、図8の複数のインクジェット記録ヘッド対50−1〜50−Mを、互い違いに配置した、いわゆる千鳥配置した構成になっている。そして、インクジェット記録ヘッド対50−1〜50−Mの被外部接続コネクタ(図示せず)は長手方向に同一直線上に配置されている。図4の外部接続コネクタ部30の外部接続コネクタ31−1〜31−Mが、一括で各被外部接続コネクタにそれぞれ電気的に接続される。これにより、接続作業が短時間に、かつ容易に行うことができる。
以上説明したように、実施形態によれば、図2に示すように、矩形のインクジェット記録ヘッドの長辺部に沿った方向と直交する短辺部に沿った方向に突起している突起部に、電気的な外部接続を目的とした被接続端子である被外部接続コネクタ13を配置する。そして、図3に示すように、インクジェット記録ヘッドを、各突起部が設けられている長辺部の端部を向き合わせて長辺部に沿った方向に互い違いに配置させる。そして、各突起部に設けられた外部接続を目的とした被外部接続コネクタ13−1〜13−Mが長辺部に沿った方向の同一直線上に並ぶように、各インクジェット記録ヘッドを配置する。このため、同一直線上に並んだ外部接続コネクタ31を有する外部接続コネクタ部30をインクジェット記録ヘッドアレイの上部より一括で被外部接続コネクタ13−1〜13−Mにそれぞれコネクタ接続が可能となる。これにより、接続状態の良化が図れる。
10 記録ヘッド
11 支持部
12 電気配線基板
13 被外部接続コネクタ
13−1〜13−M 被外部接続コネクタ
20 インクジェット記録ヘッドアレイ
21 支持ベース
30 外部接続コネクタ部
31−1〜31−M 外部接続コネクタ
32 電気配線基板
40 インクジェット記録ヘッド
40−1、40−2 インクジェット記録ヘッド
41 支持部
42 電気配線基板
42−1、42−2 電気配線基板
43 被外部接続コネクタ
43−1〜43−M 被外部接続コネクタ
50 インクジェット記録ヘッド対
50−1〜50−M インクジェット記録ヘッド対
60 インクジェット記録ヘッドアレイ
70 インクジェット記録ヘッドアレイ
特開2006−248112号公報

Claims (10)

  1. ノズルから液滴を吐出する矩形の液滴吐出ヘッドに、該液滴吐出ヘッドの短辺部に沿った方向に長辺部の一部から突起する突起部を設け、前記突起部が前記液滴吐出ヘッドの長辺部に沿った方向に並ぶように複数の液滴吐出ヘッドを配列する液滴吐出ヘッドアレイであって、別体の電気配線部材の外部接続端子と電気的に接続する被接続端子が前記液滴吐出ヘッドに設けられている液滴吐出ヘッドアレイにおいて、
    前記被接続端子を前記突起部に設け、
    前記突起部が設けられている長辺部が向き合うように前記液滴吐出ヘッド同士を対向させるとともに、対向させて配置した前記液滴吐出ヘッドの前記被接続端子同士が同一直線上に並ぶように前記複数の液滴吐出ヘッドを配列したことを特徴とする液滴吐出ヘッドアレイ。
  2. 請求項1記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、
    前記被接続端子同士が前記液滴吐出ヘッドの長辺部に沿った方向に並ぶように配列することを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  3. 請求項2記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、
    前記各液滴吐出ヘッドを互い違いに配置することを特徴とする液滴吐出ヘッドアレイ。
  4. 請求項1記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、
    前記突起部を前記液滴吐出ヘッドの長辺部の端部に設けて平面形状がL字形状となる前記液滴吐出ヘッドを構成することを特徴とする液滴吐出ヘッドアレイ。
  5. 請求項4記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、
    向き合う一方のL字形状の前記液滴吐出ヘッドの長辺部に沿った方向と平行な前記突起部の端部を、他方のL字形状の前記液滴吐出ヘッドの前記突起部が設けられている長辺部の端部に向き合わせて、液滴吐出ヘッド対を形成することを特徴とする液滴吐出ヘッドアレイ。
  6. 請求項5記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、
    複数の前記液滴吐出ヘッド対を、前記液滴吐出ヘッド対の長手方向に沿って平行に配置することを特徴とする液滴吐出ヘッドアレイ。
  7. 請求項5記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、
    複数の前記液滴吐出ヘッド対を、前記液滴吐出ヘッド対の長手方向に沿って互い違いに配置することを特徴とする液滴吐出ヘッドアレイ。
  8. 請求項1記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、
    前記電気配線部材の配線基板は、リジット配線基板であることを特徴とする液滴吐出ヘッドアレイ。
  9. 請求項1記載の液滴吐出ヘッドアレイにおいて、
    前記突起部の片面又は両面に前記被接続端子を設けることを特徴とする液滴吐出ヘッドアレイ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の液滴吐出ヘッドアレイの各液滴吐出ヘッドから記録液を吐出して記録材に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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