JP5816102B2 - 電子安全エレベータ - Google Patents

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Description

本発明は、電子安全エレベータに関し、電子コントローラによって安全制御を行う電子安全エレベータに適用して好適なるものである。
従来、エレベータには、乗りかごの安全な運行を確保するために種々の安全装置が設けられている。それぞれの安全装置には、乗りかごの異常を検出する検出装置と、乗りかごを安全な状態に移行させる実行装置とが備えられている。
検出装置は、乗りかごが規定の運行速度内で運行されているか、又は、乗りかごが昇降路の中の運行範囲内にあるか等を検出する。検出装置の一例としては、ファイナルスイッチ、ガバナ(調速機)、及びドアスイッチ等がある。検出装置は、異常を検出した場合にコントローラに通知する。
そして、実行装置は、コントローラからの制御に従って、乗りかごを安全な状態に移行させるための所定の動作を実行する。実行装置の一例としては、駆動モータへの通電を遮断して巻き上げ機の動作を停止する通電遮断装置や、乗りかごに接続して直接乗りかごの動きを停止する非常止め装置等がある。
なお、従来は機械制御によるコントローラが主流であったが、近年は電子制御によるコントローラも備えたエレベータが増加している。
例えば、特許文献1には、モータ又はブレーキに供給される電源を遮断するためのリレーに対応して設けられた2つのリレードライバのそれぞれについて、リレードライバの故障を自己診断するエレベータの安全装置が開示されている。なお、特許文献1に記載されたエレベータの安全装置では、通常運転中においてエレベータの乗りかごが停止した場合に、リレードライバの故障を検出する自己診断が実施される。
また、特許文献2には、通常運転時に乗りかごが停止階に停止するごとに乗りかごの動作診断を実行する技術が開示されている。
国際公開2011/048664A1号公報 国際公開2005/082765号公報
ところで、エレベータが停止して乗りかごのドアが開いている状態では、エレベータの利用者や荷物等の乗り降りに伴う乗りかご内の重さの増減によりエレベータを吊っている主ロープが伸び縮みすることによって発生する乗りかご床面と乗り場床面との段差を合わせる制御(再床合わせ制御)を実施する必要がある。再床合わせ制御が実施されず、乗りかご床面と乗り場床面との段差が発生したままでは、エレベータを乗り降りする利用者にとって危険であり、荷物の運び降ろしにも不便となる。
しかし、特許文献1及び特許文献2に記載された診断は、診断対象以外の装置が作動していると診断ができないので、診断中には再床合わせ制御を行うことができない。すなわち、特許文献1及び特許文献2に記載された診断は、エレベータの乗りかごが停止した場合に診断を行うことから、診断中に再床合わせ制御を実施することができないという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、通常運行する乗りかごの制御を妨げることなく安全制御を行う電子安全エレベータを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明による電子安全エレベータは、電子安全エレベータにおいて、モータで発生する駆動力によって運行される乗りかごと、乗りかごの運行を制御する制御コントローラと、乗りかごの運行を停止させる安全装置と、安全装置を作動させる電力の供給を制御する電力供給制御デバイスと、電力供給制御デバイスの動作を診断することによって安全制御を行う電子コントローラとを備え、電子コントローラは、電力供給制御デバイスの動作診断における所定の動作の実行に要する許容動作時間を設定し、乗りかごの戸開が開始したと判定した場合、制御コントローラに再床合わせ制御の実行を禁止する指令を出力し、当該指令の出力後、電力供給制御デバイスの動作診断を開始し、電力供給制御デバイスの所定の動作の実行に要した経過時間が許容動作時間を超えた場合には、電力供給制御デバイスに故障が発生していると診断し、経過時間が許容動作時間を超えなかった場合には、電力供給制御デバイスは正常と診断し、電力供給制御デバイスが正常と診断された場合に、制御コントローラに再床合わせ制御の実行を許可する指令を出力することを特徴とする。
本発明によれば、電子コントローラによって安全制御が行われる電子安全エレベータにおいて、通常運行する乗りかごの制御を妨げることなく安全装置を作動させるデバイスの診断を行うことができる。
本発明の一実施形態による電子安全エレベータの全体構成例を示す図である。 コントローラと電子安全エレベータの各部との関係を説明する図である。 電子コントローラによるデバイス診断の処理手順を示すフローチャートである。 電子コントローラ及びブレーキ遮断デバイスにおける信号の状態(レベル)を示す図である。 電子安全エレベータの運行モードによる異常検出を通知する処理手順を示すフローチャートである。 かご内操作盤の表示部における表示例を示す図である。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
図1は、本実施の形態による電子安全エレベータ1の全体構成例を示す。図1に示す電子安全エレベータ1は、電子コントローラ42による安全制御がおこなわれるエレベータであって、乗りかご10、巻上機20、主ロープ30、及びコントローラ40を備える。
乗りかご10は、人や荷物を運搬するかごであって、モータ21から主ロープ30を介して供給される駆動力によって昇降路50内を運行する。
乗りかご10の内側には、かご内操作盤11及び乗りかごドアスイッチ12が設けられている。かご内操作盤11は、乗りかご10の行き先やドアの開閉を指示する操作が行われる操作部(図示せず)、及び乗りかご10の行き先や状態等を表示する表示部(図示せず)を備える。乗りかごドアスイッチ12は、乗りかご10のドアの開閉動作を検知するスイッチである。
乗りかご10の外側には、非常止め装置13及び位置検出センサ14が設けられている。非常止め装置13は、乗りかご10に固定して設けられ、緊急時にはレールを挟むことによって乗りかご10を急停止する装置である。位置検出センサ14は、乗りかご10の各停止階に設けられている遮断板81〜83との距離を感知するセンサである。
また、乗りかご10が昇降する昇降路50の上下端付近には、ファイナルリミットスイッチ51,52が設けられている。ファイナルリミットスイッチ51,52は、乗りかご10が規定の運行範囲を超えた場合にオン状態となって異常を検出するスイッチである。
さらに、昇降路50の下端には、緩衝器53が設けられている。緩衝器53は、巻上機20や非常止め装置13による制動力で乗りかご10を完全に停止できない場合に、直接乗りかご10に接触して衝撃を吸収することにより乗りかご10を停止させる物理的な停止装置である。
また、電子安全エレベータ1が停止する各階には、乗り場ドア61〜63の開閉動作を検知する乗り場ドアスイッチ64〜66と、電子安全エレベータ1の利用者によって操作される乗り場ボタン67〜69とが設けられている。
巻上機20は、モータ21が回転して発生する駆動力を主ロープ30に供給することによって乗りかご10を昇降路50内で移動させる装置であって、モータ21、巻上機ブレーキ22、インバータ23、遮断回路24、及び交流電源25を備える。
主ロープ30は、その一端で乗りかご10に接続され、他端近傍にはカウンタウェイト31が接続されている。主ロープ30の経路は、1つ以上の滑車32〜35によって構築される。
また、乗りかご10には、乗りかご10の動きに連動するガバナロープ36が接続されている。ガバナ37は、ガバナロープ36の動きに従って回転する調速機である。ガバナ37は、ロータリエンコーダ38と、ガバナローブ36を把持する把持装置39とを備える。
例えば、ロータリエンコーダ38は、ガバナ37の回転に伴って回転しパルス信号を電子コントローラ42に出力する。そして、電子コントローラ42は、パルス信号の変化量に基づいて乗りかご10の位置や運行速度を演算することができる。
コントローラ40は、互いに独立して動作可能な制御コントローラ41と電子コントローラ42とを備える。制御コントローラ41は、主に電子安全エレベータ1の機械部品及び電子部品の動作を制御する。電子コントローラ42は、各種の安全装置の動作を電子的に制御する。電子コントローラ42は、例えば、1つ以上のマイクロコントローラによって実現される。具体的には、互いに信号を入出力し合う2つのマイクロコントローラを用いて、同期をとりながら制御を行う電子コントローラ42を実現させてもよい。
ここで、図2を参照して、コントローラ40と電子安全エレベータ1の各部との関係を説明する。図2に示すモータ21は、電源遮断器241が接続されたインバータ23を介して、交流電源25から電力を供給されている。
電源遮断器241は、電子コントローラ用駆動系電源遮断デバイス(駆動系遮断デバイス)242及び制御コントローラ用駆動系電源遮断デバイス(駆動系遮断デバイス)243を経由して電源244から供給される電力によって動作する。図2に示すように、駆動系遮断デバイス242及び駆動系遮断デバイス243の双方が閉状態でなければ、電源遮断器241には通電が行われない。
ここでは、一例として、電源遮断器241は、電子安全エレベータ1の通常運転時に通電状態にあるとする。電源遮断器241は、通電状態において、交流電源25とインバータ23とを接続し、交流電源25からインバータ23への電力供給を仲介する。また、電源遮断器241は、通電状態が解除された状態(遮断状態)において、交流電源25とインバータ23との接続を開放し、交流電源25からインバータ23への電力供給を遮断する。
また、他の一例として、電源遮断器241は、通電状態において交流電源25とインバータ23とを開放し、遮断状態において交流電源25とインバータ23とを接続するように実装されてもよい。
一方、モータ21の近傍には巻上機ブレーキ22が設けられている。巻上機ブレーキ22には、電子コントローラ用ブレーキ電源遮断デバイス(ブレーキ遮断デバイス)221及び制御コントローラ用ブレーキ電源遮断デバイス(ブレーキ遮断デバイス)222を経由して電源223から電力が供給される。図2に示すように、ブレーキ遮断デバイス221及びブレーキ遮断デバイス222の双方が閉状態でなければ、巻上機ブレーキ22には通電が行われない。
ここでは、一例として、巻上機ブレーキ22は、電子安全エレベータ1の通常運転時に通電状態にあるとする。巻上機ブレーキ22は、通電状態において、モータ21にブレーキをかけない状態を維持する。また、巻上機ブレーキ22は、遮断状態において、モータ21にブレーキをかけてモータ21の回転を低減させる。
また、他の一例として、巻上機ブレーキ22は、通電状態においてモータ21にブレーキをかけ、遮断状態においてモータ21にブレーキをかけないように構成されてもよい。このような場合には、巻上機ブレーキ22は、電子安全エレベータ1の通常運転時には通電されず遮断状態となる。
なお、電源遮断器241、駆動系遮断デバイス242、及び駆動系遮断デバイス243は、図1に示す遮断回路24の内部に構成されている。
制御コントローラ41は、インバータ23と信号をやり取りしながら交流電源25からモータ21に供給される電力を制御することにより、主ロープ30に供給するモータ21の駆動力を制御する。また、制御コントローラ41は、駆動系遮断デバイス243及びブレーキ遮断デバイス222に制御信号を通知することによって、電源遮断器241及び巻上機ブレーキ22への通電をそれぞれ制御する。
電子コントローラ42は、ガバナ37、センサ群260、及びスイッチ群270から信号が入力される。センサ群は、例えば、位置検出センサ14やロータリエンコーダ38に相当する。スイッチ群は、例えば、乗りかごドアスイッチ12や乗り場ドアスイッチ64〜66に相当する。電子コントローラ42は、これらの入力信号に基づいて駆動系遮断デバイス242及びブレーキ遮断デバイス221に制御信号を通知することによって、電源遮断器241及び巻上機ブレーキ22への通電をそれぞれ制御する。また、電子コントローラ42は、自身による制御結果を示す情報をログ情報として制御コントローラ41に通知する。
電子コントローラ42は、電子安全エレベータ1の利用者や荷物等が乗り降りすることが少なく、再床合わせ制御が発生する頻度が少ない状況、すなわち、乗りかご10の戸開開始から戸開完了の間に、再床合わせ制御の実行を禁止するとともに、ブレーキ遮断デバイス及び駆動系遮断デバイス242に対する動作試験(以降、デバイス診断ともいう)を実行する。
次に、図3を参照して、電子コントローラ42によるデバイス診断の処理を説明する。なお、説明を簡略にするために、電子コントローラ42がブレーキ遮断デバイス221を診断する処理について説明するが、電子コントローラ42は、同様の手順によって駆動系遮断デバイス242のデバイス診断も行うことができる。
図3に示すデバイス診断では、ブレーキ遮断デバイス221について、ON故障診断とOFF故障診断とを行う。ON故障診断とは、閉鎖状態にあるデバイスについて接続を開放しようとした場合に、正常に開放されずに閉鎖状態が継続してしまう異常(ON故障)が発生しないかを確認する診断である。OFF故障診断とは、開放状態にあるデバイスについて、接続して閉鎖状態にしようとした場合に、正常に接続されずに開放状態が継続してしまう異常(OFF故障)が発生しないかを確認する診断である。なお、電子コントローラ42によるON故障及びOFF故障の診断は、ブレーキ遮断デバイス221だけでなく、駆動系遮断デバイス242についても実施することができる。
まず、ステップS101において、電子コントローラ42は、ガバナ37、センサ群、及びスイッチ群から入力される入力情報を更新する。このとき、電子コントローラ42は、ブレーキ遮断デバイス221における動作の許容時間(許容動作時間)を設定する。許容動作時間には、例えば、応答処理時間として要求される基準時間の誤差5%以内の時間を設定する。なお、電子コントローラ42は、記憶装置(図示せず)に格納されているこれまでの統計データに基づいて許容動作時間を設定してもよい。
次に、ステップS102において、電子コントローラ42は、乗りかごドアスイッチ12及び乗り場ドアスイッチ64〜66からの入力信号に基づいて、通常運転中の乗りかご10が停止し戸開が開始したか否かを判定する。電子コントローラ42が戸開開始を判定した場合にはステップS103に移行し、戸開開始ではないと判定した場合には処理を終了する。
ステップS103において、電子コントローラ42は、再床合わせ制御の実行を禁止する指令を制御コントローラ41に出力する。指令が入力された制御コントローラ41は、後述のステップS116において再床合わせ制御の実行を許可する指令が入力されるまで、再床合わせ制御を実行しない。
次いで、ステップS104〜S109に示す処理によって、電子コントローラ42は、閉鎖状態にあるブレーキ遮断デバイス221の接続を開放させることによってON故障診断を実施する。
ここで、図4は、電子コントローラ42及びブレーキ遮断デバイス221における信号の状態(レベル)を示す。信号S11は、電子コントローラ42におけるデバイス診断の実施状態を示す信号である。信号S11は、電子コントローラ42がデバイス診断を実施しているときにHighレベルになり、電子コントローラ42がデバイス診断を実施していないときにLowレベルになる。
信号S12は、電子コントローラ42からブレーキ遮断デバイス221に出力される制御信号である。信号S12は、電子コントローラ42からブレーキ遮断デバイス221に通電が指示される指令(デバイス駆動指令)をHighレベルで示し、電子コントローラ42からブレーキ遮断デバイス221に通電の遮断が指示される指令(デバイス遮断指令)をLowレベルで示す。
信号S13は、ブレーキ遮断デバイス221における接続状態を示す信号である。信号S13は、ブレーキ遮断デバイス221が閉鎖状態にあるときにHighレベルを示し、ブレーキ遮断デバイス221が開放状態にあるときにLowレベルを示す。
図3の初期状態は、ステップS104においてON故障診断が開始される前の状態であって、乗りかご10は停止階に停止しているが、戸開は開始されていない。制御コントローラ41は、乗りかご10の停止状態を維持するために、ブレーキ遮断デバイス222を開放し通電を遮断する制御を行っている。一方、電子コントローラ42はHighレベルの信号S12、すなわちデバイス駆動指令を出力しているので、ブレーキ遮断デバイス221は閉鎖状態となっている。
ON故障診断が開始されると、信号S11がHighレベルになる(図4の時間t1)。そして、電子コントローラ42からブレーキ遮断デバイス221にデバイス遮断指令が出力される(ステップS104)。このとき、信号S12がLowレベルになる(図4の時間t2)。そして、電子コントローラ42は、計時機能を有するタイマを用いて時間の計測(タイマー計測)を開始する(ステップS105)。
ステップS104においてデバイス遮断指令を入力されたブレーキ遮断デバイス221は、デバイス内の接続状態を閉鎖状態から開放状態に遷移させる。接続状態が開放状態に遷移すると、ブレーキ遮断デバイス221における信号S13はHighレベルからLowレベルになる(図4の時間t3)。
次に、ステップS106において、電子コントローラ42は、ブレーキ遮断デバイス221が開放状態であるか否かを、ブレーキ遮断デバイス221における信号S13の状態によって確認する。信号S13がHighレベルである場合には(ステップS106のNO)、ステップS107に移行する。
ステップS107において、電子コントローラ42は、ステップS105におけるタイマ計測の開始からの経過時間(図4の時間(t3−t2))が、予め設定された許容動作時間を超えているか否かを判定する。経過時間が許容動作時間を超えていないと判定された場合には(ステップS107のNO)、ステップS106に戻る。
ステップ107において経過時間が許容動作時間を超えていると判定された場合には(YES)、許容動作時間が経過してもブレーキ遮断デバイス221が開放状態になっていないということなので、電子コントローラ42は、ON故障が発生していると判定し、ステップS117に移行する。
一方、ステップS106において信号S13がLowレベルであった場合には(YES)、許容動作時間内にブレーキ遮断デバイス221が開放状態になっているので、電子コントローラ42は、ON故障は発生していないと判定し、ステップS108に移行する。
ステップS108において、電子コントローラ42は、ステップS405で開始したタイマの計測を終了する。
次に、ステップS109において、電子コントローラ42は、記憶装置に格納されている統計データを更新する。具体的には、例えば、ブレーキ遮断デバイス221の信号S12がLowレベルになってから信号S13がLowレベルになるまでの時間(t3−t2)を、ブレーキ遮断デバイス221の接続状態の切り替えに要した時間として記憶装置に格納する。
次に、ステップS110〜S115における処理によって、電子コントローラ42は、開放状態にあるブレーキ遮断デバイス221を接続させることによってOFF故障診断を実施する。
まず、OFF故障診断が開始されると、電子コントローラ42からブレーキ遮断デバイス221にデバイス駆動指令が出力される(ステップS110)。このとき、信号S12がHighレベルになる(図4の時間t4)。そして、電子コントローラ42は、タイマ計測を開始する(ステップS111)。
ステップS110においてデバイス駆動指令を入力されたブレーキ遮断デバイス221は、デバイス内の接続状態を開放状態から閉鎖状態に遷移させる。接続状態が閉鎖状態に遷移すると、ブレーキ遮断デバイス221における信号S13はLowレベルからHighレベルになる(図4の時間t5)。
次に、ステップS112において、電子コントローラ42は、ブレーキ遮断デバイス221が閉鎖状態であるか否かを、ブレーキ遮断デバイス221における信号S13の状態によって確認する。信号S13がLowレベルである場合には(ステップS112のNO)、ステップS113に移行する。
ステップS113において、電子コントローラ42は、ステップS111におけるタイマ計測の開始からの経過時間(図4の時間(t5−t4))が、予め設定された許容動作時間を超えているか否かを判定する。経過時間が許容動作時間を超えていないと判定された場合には(ステップS113のNO)、ステップS112に戻る。
ステップ113において経過時間が許容動作時間を超えていると判定された場合には(YES)、許容動作時間が経過してもブレーキ遮断デバイス221が閉鎖状態になっていないということなので、電子コントローラ42は、OFF故障が発生していると判定し、ステップS117に移行する。
一方、ステップS112において信号S13がHighレベルであった場合には(YES)、許容動作時間内にブレーキ遮断デバイス221が閉鎖状態になっているので、電子コントローラ42は、OFF故障は発生していないと判定し、ステップS114に移行する。
ステップS114において、電子コントローラ42は、ステップS111で開始したタイマの計測を終了する。
次に、ステップS115において、電子コントローラ42は、記憶装置に格納されている統計データを更新する。具体的には、例えば、ブレーキ遮断デバイス221の信号S12がHighレベルになってから信号S13がHighレベルになるまでの時間(t5−t4)を、ブレーキ遮断デバイス221の接続状態の切り替えに要した時間として記憶装置に格納する。
以上に説明したように、ステップS104〜S109における処理によってON故障診断が完了し、ステップS110〜S115における処理によってOFF故障診断が完了する。ON故障診断及びOFF故障診断のどちらも異常が検出されなかったので、デバイス診断が正常に終了し、信号S11はLowレベルになる(図4の時間t6)。
そして、ステップS116において、電子コントローラ42は、再床合わせ制御の実行を許可する指令を制御コントローラ41に出力する。許可指令が入力された制御コントローラ41は、再床合わせ制御の実行を再開する。
ところで、ステップS107においてON故障が検出された場合、又はステップS113においてOFF故障が検出された場合には、電子コントローラ42は異常が発生したと判断し、以下のステップS117〜S119における処理を行う。
まず、ステップS117において、電子コントローラ42は、ステップS105又はS111で開始されていたタイマの計測を終了する。
そして、ステップS118において、電子コントローラ42は、乗りかご10の運行を停止する指示を出力する。
さらに、ステップS119において、電子コントローラ42は、かご内操作盤11に異常検出時の警告を表示させる処理を行う。具体的には、例えば、電子コントローラ42は、かご内操作盤11に警告の表示、音声による警告の通知、及びボタンの点灯等を指示する。これらの警告によって、電子安全エレベータ1の利用者は、乗りかご10から速やかに降車するよう喚起される。なお、ステップS119における異常検出時の表示については、図5及び図6を参照して後に詳述する。
なお、ステップS101〜S119における処理は、電子コントローラ42に内蔵されたCPU(図示せず)のタイマを利用して、所定の周期(例えば、0.1秒)ごとに実現してもよい。このような電子コントローラ42は、乗りかご10の戸開開始から戸開完了の間に、速やかにデバイス診断を実施することができる。
また、なお、ステップS109やステップS115では、所定の動作の実行に要した動作時間を収集し、収集した動作時間を統計データとして記憶装置に格納する処理が記載されているが、さらに、電子コントローラ42が、動作時間と統計データとを比較する処理を行ってもよい。
具体的には、例えば、統計データとして過去1カ月以内に収集された動作時間を統計データとし、電子コントローラ42は、統計データの平均動作時間と、今回のデバイス診断で収集された動作時間とを比較する。比較結果は記憶装置に格納され、表示部等に出力されてもよい。
特に、今回収集された動作時間が統計でデータの平均動作時間よりも長い場合には、遮断デバイスにおいて異常が発生する可能性が高まっていると推測できることから、電子コントローラ42は判定結果を保守員に通知するようにしてもよい。なお、上記の過去1カ月という収集期間は一例であり、保守のための定期検査が行われる間隔を収集期間に設定してもよい。
次に、電子安全エレベータ1の運行モードによる異常検出の通知方法を説明する。電子安全エレベータ1の運行モードは、通常運転を行う通常モードと、保守員による保守作業が行われる保守モードとがある。
保守モードは、例えば、乗りかご10の運行を停止する停止スイッチや、電子安全エレベータ1を保守運転モードに変更するための操作スイッチが操作されることによって作動する。この停止スイッチや操作スイッチを保守スイッチと呼び、保守スイッチがON状態のときに、電子安全エレベータ1は保守モードで運行される。保守モードには、通常モード中に障害が発生して電子安全エレベータ1が停止した場合に、電子安全エレベータ1が復旧するまで修理及び点検が行われる状態も含まれる。
図5は、電子安全エレベータ1の運行モードによる異常検出の通知処理を説明している。電子コントローラ42は、デバイス診断によって異常を検出した場合に、通常モード中であれば乗客の安全を確保するための表示処理を指示し、保守モード中であれば異常が検出された箇所を通知するための表示処理を指示する。
まず、ステップS201において、電子コントローラ42は、デバイス診断において異常(ON故障又はOFF故障)が検出されたか否かを確認する。異常が検出された場合には(YES)、ステップS202に移行し、異常が検出されなかった場合には(NO)、ステップS205に移行する。ステップS201における処理は、例えば電子コントローラ42がデバイス診断を実施するごとに行われる。
S202において、電子コントローラ42は、保守スイッチがON状態か否かを確認する。保守スイッチがONの場合、すなわち保守モードである場合には(YES)、ステップS203に移行する。また、保守スイッチがONではない、すなわち通常モードである場合には(NO)、ステップS205に移行する。
ステップS203では、電子コントローラ42は、保守モードにおける異常通知用の表示処理を行う。具体的には、デバイス診断において異常が検出された箇所(例えば、ブレーキ遮断デバイス221)を通知する表示処理を行う。
そして、ステップS204において、電子コントローラ42は、例えば、かご内操作盤11の表示部にステップS203において処理した表示データを送信し、当該表示データを表示部に表示させる。
一方、ステップS205では、電子コントローラ42は、前回のデバイス診断実施時には保守スイッチがON状態であったか否かを確認する。前回のデバイス診断実施時に保守スイッチがON状態であった場合には(YES)、ステップS206に移行する。前回のデバイス診断時に保守スイッチがON状態ではなかった場合には、そのまま処理を終了する。
なお、ステップS205では、電子コントローラ42は、前回のデバイス診断実施時における保守スイッチのON状態の有無を確認するのではなく、以前の複数回のデバイス診断実施時又は所定の時間内における保守スイッチのON状態の有無を確認するとしてもよい。
ステップS206では、現在は保守モードではなくても、前回は保守モードであったことから、通常モードにおける表示処理をかご操作盤の表示部に通知する。通常モードにおける表示処理では、異常が検出された場合に、電子安全エレベータ1の利用者に乗りかご10からの降車を促す表示が行われる。
図6の(a)〜図6(c)は、かご内操作盤11の表示部における表示例を示す。図6(a)は、通常モードで異常が検出されていない場合の表示例である。電子安全エレベータ1が通常モードで異常を検出せずに運行している場合には、例えば、図6(a)の画像が表示部に表示される。
図6(b)は、通常モードで異常が検出された場合の表示例である。図6(b)の画像には、電子安全エレベータ1が3階で運転を停止したことと、戸開ボタンを押して乗りかご10から降りるよう利用者に求める通知が示されている。例えば、ステップS206において、図6(b)の画像が表示部に表示される。
図6(c)は、保守モードで異常が検出された場合の表示例である。図6(c)の画像には、電子安全エレベータ1が3階で運転を停止したことと、異常の発生箇所がブレーキ遮断デバイス221であることが示されている。例えば、ステップS204において、図6(c)の画像が表示部に表示される。
このような電子安全エレベータ1では、電子コントローラ42が、安全装置(巻上機ブレーキ22及び電源遮断器241)を作動させる電力の供給を制御する電力供給制御デバイス(ブレーキ遮断デバイス221,駆動系遮断デバイス242)の動作を診断することによって、安全装置が正常に作動するかを確認することができる。
そして、このデバイス診断は、乗りかご10が停止階に停止するごとに行うことができるので、通常運行中に安全装置の安全性を確保することができる。
また、このような電子安全エレベータ1では、戸開開始から戸開完了までという、電子安全エレベータ1の利用者や荷物の乗り降りが少ない時間にデバイス診断を行うため、戸開完了後に再床合わせ制御を実行することができ、再床合わせ制御による電子安全エレベータ1の利用者に対する安全性を確保しつつ、デバイス診断による安全装置の安全性も確保することができる。
さらにまた、このような電子安全エレベータ1では、デバイス診断で異常が検出された場合には、乗りかご10の停止階で運転を停止するので、適切な対応を速やかに実行することができ、電子安全エレベータ1の運行を復旧させるまでにかかる工数を大幅に削減する効果が期待できる。
本発明は、電子コントローラによって安全制御を行う電子安全エレベータに適用することができる。
1 電子安全エレベータ
10 乗りかご
11 かご内操作盤
12 乗りかごドアスイッチ
13 非常止め装置
14 位置検出センサ
20 巻上機
21 モータ
22 巻上機ブレーキ
221 電子コントローラ用ブレーキ電源遮断デバイス(ブレーキ遮断デバイス)
222 制御コントローラ用ブレーキ電源遮断デバイス(ブレーキ遮断デバイス)
223,244 電源
23 インバータ
24 遮断回路
241 電源遮断器
242 電子コントローラ用駆動系電源遮断デバイス(駆動系遮断デバイス)
243 制御コントローラ用駆動系電源遮断デバイス(駆動系遮断デバイス)
25 交流電源
30 主ロープ
31 カウンタウェイト
32〜35 滑車
36 ガバナロープ
37 ガバナ
38 ロータリエンコーダ
39 把持装置
40 コントローラ
41 制御コントローラ
42 電子コントローラ
50 昇降路
51,52 ファイナルリミットスイッチ
53 緩衝器
61〜63 乗り場ドア
64〜66 乗り場ドアスイッチ
67〜69 乗り場ボタン
81〜83 遮断板

Claims (10)

  1. 電子安全エレベータにおいて、
    モータで発生する駆動力によって運行される乗りかごと、
    前記乗りかごの運行を制御する制御コントローラと、
    前記乗りかごの運行を停止させる安全装置と、
    前記安全装置を作動させる電力の供給を制御する電力供給制御デバイスと、
    前記電力供給制御デバイスの動作を診断することによって安全制御を行う電子コントローラとを備え、
    前記電子コントローラは、
    前記電力供給制御デバイスの動作診断における所定の動作の実行に要する許容動作時間を設定し、
    前記乗りかごの戸開が開始したと判定した場合、前記制御コントローラに再床合わせ制御の実行を禁止する指令を出力し、
    前記指令の出力後、前記電力供給制御デバイスの動作診断を開始し、前記電力供給制御デバイスの所定の動作の実行に要した経過時間が前記許容動作時間を超えた場合には、前記電力供給制御デバイスに故障が発生していると診断し、前記経過時間が前記許容動作時間を超えなかった場合には、前記電力供給制御デバイスは正常と診断し、
    前記電力供給制御デバイスが正常と診断された場合に、前記制御コントローラに再床合わせ制御の実行を許可する指令を出力する
    ことを特徴とする電子安全エレベータ。
  2. 前記電子コントローラは、前記乗りかごが通常の運行モードで運行しているときに前記安全制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子安全エレベータ。
  3. 前記電子コントローラは、停止中の前記乗りかごの戸開開始から戸開完了までの期間に、前記電力供給制御デバイスの動作診断を1回以上行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子安全エレベータ。
  4. 前記安全装置は、前記モータを回転させる電力の供給を遮断する電源遮断器を備え、
    前記電子コントローラは、前記電源遮断器を作動させる電力の通電を前記電力供給制御デバイスに遮断又は接続させることによる前記診断を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子安全エレベータ。
  5. 前記安全装置は、前記モータの回転を低減させるブレーキを備え、
    前記電子コントローラは、前記ブレーキを作動させる電力の通電を前記電力供給制御デバイスに遮断又は接続させることによる前記診断を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子安全エレベータ。
  6. 前記乗りかごは、前記乗りかごの利用者に通知する情報を表示する表示部を備え、
    前記電子コントローラは、前記電力供給制御デバイスの動作診断によって異常を検出した場合には、前記利用者に前記乗りかごからの降車を促す表示を前記乗りかご内の表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子安全エレベータ。
  7. 前記電子コントローラは、前記乗りかごが保守用の運行モードで運行しているときに前記電力供給制御デバイスの動作診断によって異常を検出した場合には、該異常が検出された電力供給制御デバイスを通知する表示を前記乗りかご内の表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項に記載の電子安全エレベータ。
  8. 前記電子コントローラは、前記電力供給制御デバイスの動作診断において前記経過時間を収集し、前記収集した前記経過時間を統計データとして格納する記憶装置を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子安全エレベータ。
  9. 前記電子コントローラは、定期検査が行われる所定の期間内に収集された前記経過時間を前記統計データとして格納する
    ことを特徴とする請求項に記載の電子安全エレベータ。
  10. 前記電子コントローラは、前記電力供給制御デバイスの動作診断における前記経過時間が前記記憶装置に格納されている前記統計データの平均経過時間よりも長いか否かを判定し、前記判定結果を前記記憶装置に格納する
    ことを特徴とする請求項に記載の電子安全エレベータ。
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