JP5814751B2 - 通信装置、通信システム、制御方法、通信方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、制御方法、通信方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信に適したアンテナ指向特性を決定する指向角度サーチを実行する通信装置、通信システム、制御方法、通信方法、及びプログラムに関する。
近年、非圧縮ハイビジョン動画データの伝送等、高速かつリアルタイムなデータ通信の要求が高まっている。この要求に対処するため、ミリ波帯などの高周波数帯域を用いた通信システムが注目されている。ミリ波帯は2.4GHz、5GHz帯のIEEE802.11準拠の無線LANと比較して波長が短いため、電波伝搬による減衰が大きくなりやすい。また、例えば60GHz帯の電波は、数kmの通信距離を想定すると、水分子や酸素分子等の吸収による減衰が無視できない程度に表れる場合がある。このため、通信可能な距離を十分に大きく確保するために、アレイアンテナのような可変のアンテナ指向特性を使用する通信システムが提案されている(非特許文献1)。送受信機間で可変の指向特性を有するアンテナを用いて通信をするためには、送受信機において直接波や反射波の到来方向を判定する必要がある。
非特許文献1には、あらかじめ送受信機で通信に使用する指向特性を決定する期間を設け、送信機のアンテナ指向特性ごとに受信機のアンテナ指向特性を掃引することで電波の到来方向を特定する技術が記載されている。以下、この技術を指向角度サーチと呼ぶ。指向角度サーチを行うことにより電波を所望の受信品質で受信できる送受信の指向特性を決定し、その指向特性を通信パス情報として複数ストックして以降のデータ通信に使用することができる。
特許文献1には、アンテナの指向特性ごとに遅延プロファイルを作成し、次に実行される指向角度サーチのための、よりビーム幅の狭い指向特性を形成する素子アンテナウェイト値をそれに基づいて決定する技術が記載されている。そして、特許文献1の技術では、この処理を繰り返し行うことにより、高精度な通信パス検出を行う。特許文献2には、アンテナ指向特性ごとに遅延プロファイルを作成して有効な通信パスを検出し、得られた通信パスに対応する復調タイミングとアンテナ指向特性を使用して、各々の通信パスに割り当てた復調器により信号を復調する技術が記載されている。特許文献2の技術は、通信パスをアンテナ指向特性により分離することで移動局から基地局への信号に対して、他の移動局からの信号による干渉を低減する。このように、従来、受信信号の遅延プロファイルを利用して、電波到来方向推定や使用するアンテナの指向特性の決定が行われてきた。
特開2003−283404号公報 特開2001−345747号公報
IEEE802.15.3c−2009
頻繁に指向角度サーチを行う必要のある通信システムにおいては、指向角度サーチに使用される消費電力は小さいほうが好ましい。しかし、従来技術では指向角度サーチを行う場合に電波到来の有無にかかわらず受信機を動作させるため、必要以上の電力を消費する場合があるという課題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、受信信号の遅延プロファイルを利用して、指向角度サーチに伴う電力消費を削減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による通信装置は、複数のアンテナと、前記複数のアンテナを制御し、所定のアンテナ指向特性を形成する形成手段と、前記形成手段にビーム幅が所定の幅より広いアンテナ指向特性を形成させて送信装置からの第1の信号を複数の通信経路のそれぞれから受信し、受信した号ごとの受信強度と受信タイミングとを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された受信強度及び受信タイミングに基づいて、前記送信装置からの第2の信号の検知を終了する終了時間を決定する決定手段と、
前記形成手段に第1の方向にビームのピークを有するアンテナ指向特性を形成させて、前記送信装置からの前記第2の信号を検出し、当該検出された第2の信号の受信強度を判定する検出手段と、前記検出手段による検出を開始した後、前記決定手段によって決定された終了時間に基づいて、前記形成手段に前記第1の方向とは異なる第2の方向にビームのピークを有するアンテナ指向特性を形成させて、前記送信装置からの前記第2の信号を検出させるように、前記検出手段を制御する制御手段と、前記検出手段における判定において所定の強度を超える受信強度を有する方向を、通信に用いるアンテナ指向特性のビームの方向として選択する選択手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、受信信号の遅延プロファイルを利用して、指向角度サーチに伴う電力消費を削減する技術を提供することができる。
一般的な指向角度サーチを示す模式図。 一般的な指向角度サーチの処理を示すフローチャート。 無線通信システムの構成図。 送信機の構成例を示す図。 受信機の構成例を示す図。 実施形態で仮定する遅延プロファイルの例を示す図。 タイミング信号の一例を示す図。 所定の送受信アンテナ指向特性に対する指向角度サーチを示す模式図。 図8Aにおけるタイミング信号を示す図。 指向角度サーチの処理を示すフローチャート。 送信機および受信機との間の処理を示すシーケンスチャート。 実施形態2に係るタイミング信号を示す図。 実施形態3に係る所定の送受信アンテナ指向特性に対する指向角度サーチを示す模式図。 実施形態3に係るタイミング信号を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態で示す構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<<実施形態1>>
(一般的な指向角度サーチ)
図1は一般的な指向角度サーチを模式的に示す図である。送信機100は指向特性104を有するアンテナを用いてデータ信号を送信する。送信された信号は、反射などの影響を受けない通信経路107及び反射物102、103による反射を含む通信経路108、109とを介して、受信機101に受信される。ここで、反射や回折を伴わない通信経路を介して受信される電波を直接波、反射した後に受信される電波を反射波と呼ぶ。なお、受信機101は指向特性105を有するアンテナを用いて信号を受信する。
上述の通り、可変のアンテナ指向特性を用いて通信を行う無線通信システムでは、送信機100と受信機101の両通信装置が、指向角度サーチを行う必要がある。指向角度サーチにおいては、まず、送信機100は送信アンテナの指向特性104(指向方向)を図1のように1つに固定し、受信機101は図中の矢印106で示すように、受信アンテナの指向特性105を変動させる。受信機101は送信機100からの電波の受信品質を判定することで電波の到来方向推定を行い、電波を所望の受信品質で受信した場合に通信パス情報を記憶する。ここで通信パス情報は電波を所望の受信品質で受信できている場合の送受信の指向方向(角度)とする。また、受信品質は、受信信号強度、信号対雑音電力比(SNR)、ビットエラーレート(BER)等、またはこれらから決定されるものであるとする。
続いて、送信機100はアンテナの指向特性104を変更し、受信機101は同様に受信アンテナの指向特性105を可変させて電波の到来方向推定を行い、電波を所望の受信品質で受信した場合に通信パス情報を記憶する。そして、全ての取りうる送受信アンテナの指向特性の組み合わせに対して上記動作を繰り返し、通信可能となる通信パス情報を記憶する。
なお、送受信アンテナにおいて指向特性を形成するための重み値などの設定値については、例えば、送受信角に対応する設定値を予めルックアップテーブル等に記憶しておく。この場合、送信機100と受信機101は、そのルックアップテーブルを参照することで、所望のアンテナ指向特性を容易に実現することができる。
送信機100と受信機101は、指向角度サーチで記憶した通信パス情報を使用して通信を行う。そして、データ通信中に使用する通信パスが途切れた場合には、他の記憶された通信パスに切り替え、通信を継続する。
図2は指向角度サーチの処理を示すフローチャートである。処理が開始されると、送信機100及び受信機101は、アンテナ指向特性を切り替えるタイミングを互いに合わせるために同期捕捉を行う(S200)。次に、送信機100は送信アンテナの指向特性を設定し(S201)、受信機101は受信アンテナ指向特性を設定する(S202)。これらの設定が行われると、送信機100は受信機101との間で既知の系列であるトレーニング系列の送信を開始する(S203)。そして、受信機101は、例えば相関検出などによりトレーニング系列の受信の有無を判定し、所望の受信品質で受信できた場合は通信パス情報を記憶する(S204)。
続いて、1つの送信アンテナの指向特性に対して、受信機101が切り替えて使用可能な全ての受信アンテナの指向特性のパターンについて、検出処理を完了したかを判定する(S205)。まだ全ての受信アンテナの指向特性のパターンについて検出処理を終えていない場合(S205でNo)、S202へ戻り上述の処理を繰り返す。このようにして1つの送信アンテナの指向特性に対して、全ての受信アンテナの指向特性のパターンについて、検出処理を実行する。そして、この検出処理を終えると(S205でYes)、送信機100が切り替えて使用可能な全ての送信アンテナの指向特性のパターンについて、検出処理を完了したかを判定する(S206)。まだ全ての送信アンテナの指向特性のパターンについて検出処理を終えていない場合(S206でNo)、S201へ戻り上述の処理を繰り返す。このようにして全ての送信アンテナの指向特性のパターンに対して、全ての受信アンテナの指向特性のパターンについて、検出処理を実行する。
なお、指向角度サーチの動作中の同期捕捉は送受信機の同期精度に従うため、S205、S206の後に追加してもよい。指向角度サーチの動作中の同期捕捉を実行する場合、送信機100と受信機101は、送受信アンテナの指向特性が広いビーム幅を有するようにアンテナウェイトを設定してもよい。また、広指向性アンテナを別途設け、同期捕捉にはその広指向性アンテナを用い、指向角度サーチには広指向性アンテナ以外の複数のアンテナを用いるようにしてもよい。なお、広指向性アンテナを別途設けずに、複数のアンテナ素子のうち1本のみをオンとして、他のアンテナをオフとすることにより、広いビーム幅のアンテナ指向特性を実現してもよい。さらに、指向角度サーチの動作の過程において、所定のアンテナ指向特性を使用した場合に所望品質の通信パス情報を取得できた場合には、その取得した通信パスに対応するアンテナ指向特性を用いて同期捕捉を行ってもよい。
(無線通信システム)
図3は本実施形態における無線通信システムの構成図である。送信機300と受信機301は直接波309と反射物302〜306からの反射波310〜314とを介して通信を行う。送信機300と受信機301は、上述の指向角度サーチの動作前に広いビーム幅を有するアンテナ指向特性307、308を用いて送信機300と受信機301との間で既知の系列であるトレーニング系列を送受信する。なお、ここでは、アレイアンテナにおいて広いビーム幅を有する指向特性を形成するためのウェイトを用いてもよいし、別途広指向性アンテナを設けてもよい。受信機301は、受信したトレーニング系列から遅延プロファイル特性を生成し、これに基づき受信回路の動作タイミング信号の生成やトレーニング系列の送受信を実行する期間の選択を行う。
(送信機の構成)
図4は本実施形態における送信機300の構成例を示す図である。制御部412は送信機300全体の動作を統括し、変調器401にメモリ402に格納されているトレーニング系列を与える。トレーニング系列は変調器401で変調され、デジタル−アナログ変換器(DAC)403でアナログ信号に変換される。返還されたアナログ信号は、ミキサ405で局部発振器404において生成されたローカル信号を乗算されて周波数変換され、所望の無線周波数帯の信号が出力される。周波数を変換された信号は、分配器406を介して可変移相器407へ入力される。可変移相器407では、信号の位相を所定値とするように信号の位相をシフトする。そして位相をシフトされた信号は、可変増幅器408へ入力される。可変増幅器408は信号が所定の振幅を有するように、信号を増幅する。増幅された信号は、アンテナ409を介して送信される。このようにして、可変移相器407と可変増幅器408により、送信信号に重みづけがされる。
ここで、可変移相器407及び可変増幅器408における上述の所定の位相や振幅の値、すなわち重みの値は、アンテナ指向特性において所望の送信角度にビームのピークが生じるように設定される。なお、これらの設定は、メモリ402に格納される通信パス情報のルックアップテーブルに応じて、制御部412が実行する。
制御データ受信部413は、ACK信号やトレーニング系列の送信期間を通知する通知信号等を受信機301から受信して、それらの信号に含まれる制御データを制御部412に与える。送信機300は、データ通信時には変調器401に与えられる外部からの信号をトレーニング系列の送信時と同様に、変調や周波数変換を施して送信する。
(受信機の構成)
図5は本実施形態における受信機301の構成例を示す図である。受信機301は、アンテナ509からトレーニング系列などの信号を受信する。複数のアンテナ509で受信された信号は、それぞれ可変増幅器508で所定の増幅をかけられ、増幅後の信号の位相を可変移相器507が変動させる。複数の可変移相器507から出力された信号は加算器506において加算される。ミキサ505は、局部発信器504が生成したローカル信号を加算後の信号に乗算し、ベースバンド帯の信号にダウンコンバートする。そのベースバンド信号は、アナログ−デジタル変換器(ADC)503においてデジタル信号に変換され、復調器501で復調される。
可変移相器507及び可変増幅器508は、送信機300の場合と同様に、信号に対して重みづけを行う機能部である。ここで、重みの値は、アンテナ指向特性において所望の受信角度にビームのピークが生じるように設定される。なお、これらの設定は、メモリ502に格納される受信アンテナ設定用のルックアップテーブルにしたがって、制御部512が実行する。
制御データ送信部513は、制御部512が生成するACK信号やトレーニング系列の送受信の期間を通知する通知信号等の制御データを含む信号を送信機300に送信する。相関器510は、受信したトレーニング系列とメモリ502に格納されているトレーニング系列との相関値を算出して、各通信経路ごとの受信強度と受信タイミングを算出して遅延プロファイルを取得する。そして相関器510は、取得した遅延プロファイルをタイミング生成部511に与える。なお、トレーニング系列として例えば疑似雑音(PN)系列を用いることで、受信信号とトレーニング系列との相関計算を行うことで、各パスを介して受信された信号について、タイミングと受信強度とを検出することが可能となる。このように、トレーニング系列は、PN系列などの、良好な自己相関特性と相互相関特性を有する系列であることが望ましい。
タイミング生成部511では、取得した遅延プロファイルから受信回路動作を制御するタイミング信号を生成し、制御部512に与える。制御部512は、生成されたタイミング信号に従い、受信回路のオン/オフ制御を実行する。ここでタイミング信号を使用した制御部512の受信回路に対する指示は、オン/オフ制御のみならず、他の制御の指示であってもよい。なお、図5は、受信機301の物理層における機能ブロックを例示したものであるため、復調器501で復調した後の受信信号は、例えば受信機301の上位層の処理を実行するブロックへと出力される。
(遅延プロファイル)
図6は本実施形態において仮定する遅延プロファイルの例を示す図である。例示の遅延プロファイル600は、送信機300が送信した信号を、受信機301が受信した場合についての遅延プロファイル600を示している。遅延プロファイル600の推定にあたって、送信機300と受信機301は、まず、所定幅より広いビーム幅を有するアンテナ指向特性307、308のアンテナを使用してトレーニング系列を送受信する。そして、受信機301では、相関器510が、既知のトレーニング系列を用いて、受信した信号に対して相関検出を行って相関ピークを検出し、図6に示すような遅延プロファイル600を得る。なお、図6の縦軸は、相関器510において相関検出を行った場合の相関のピークの強度を示し、また横軸は信号の到来時間を示す。受信信号は直接波309と反射波310〜314を含み、図に示すようにそれぞれ異なる時間において受信される。なお、相関ピーク601は、直接波309に対応するものとする。
(タイミング信号の構成)
図7は本実施形態の受信機301のタイミング生成部511が出力するタイミング信号の一例を示す図である。タイミング生成部511は、相関器510で取得された遅延プロファイル600について、予め定めた相関強度閾値700よりも相関強度の大きい相関ピーク601〜604を選択する。ここで、相関強度閾値は、受信機301の最大受信感度、受信ダイナミックレンジ、ビットエラーレート(BER)、信号対雑音電力比(SNR)等に基づいて予め決定される。なお、ここで選択された相関ピークの数が通信可能な通信パス情報のストック数に対応する。すなわち、図7の例では、メモリ502に記憶される通信パス情報の数は4つとなる。また、ここでは相関ピークと、予め定めた相関強度閾値との関係により選択する通信パス情報のストック数を決定しているが、予めストック数を定めておいてもよい。
タイミング生成部511は、続いて、選択した相関ピークのうち、最も遅延して受信された信号に関するものを選択する。具体的には、図6の例では、タイミング生成部511は、相関ピーク604を選択する。そして、タイミング生成部511は、この選択した相関ピーク604に基づいて、タイミング信号701を生成する。
タイミング信号701は、具体的には、例えば、図7のように、相関ピーク604に対応する信号が受信されたタイミングと相関ピーク605に対応する信号が受信されたタイミングとの間で、オンからオフへと変わる信号である。なお、図7では、相関ピーク604に対応する信号の受信タイミング702の後に、送受信機間の同期精度を考慮して予め定めた時間マージンを含めることにより、タイミング信号701のオンとオフの切り換えタイミングを規定している。しかし、タイミング信号701のオンとオフの切り換えタイミングは、図7の例のように規定しなければならないわけではなく、例えば、相関ピークに対応する遅延波の到来時間丁度に切り替わるようにしてもよい。なお、タイミング信号701は、図2と同様の指向角度サーチの操作において繰り返し使用される。
また、図7の例では、簡単のため、相関ピークの出現する時間とタイミング信号701のオンとオフの切り換えタイミングとが一致するように描かれているが、実際にはこれらは一致しない。相関ピークは、相関器510において相関検出された結果であって、受信信号そのものを表すわけではないからである。タイミング信号701は、実際の受信信号に含まれる各パスの受信タイミングに基づいてオンとオフの切り換えタイミングが計算される。なお、各パスの受信タイミングは、例えば、相関計算にかかる時間などに基づいて、相関ピークの出現時間から逆算することにより得られる。
図8Aは、送信機300および受信機301において、アンテナ指向特性800及び801がそれぞれ設定されている送受信アンテナを用いた場合の、指向角度サーチを模式的に表す図である。送信機300と受信機301は、図2のS201とS202と同様に送信アンテナと受信アンテナの指向特性をそれぞれ図8Aの800と801に設定した後に、S203とS204と同様に、タイミング信号701を使用して信号の送受信を行う。
なお、図8Aにおいて、直接波309と反射波310〜312は、図6の相関ピーク601〜604のいずれかに対応するものとし、反射波313と314は、相関ピーク605と606に対応するものとする。すなわち、直接波309および反射波310〜312はビーム幅の広いアンテナ指向特性を用いた場合に所定以上のレベルで信号の受信が可能なパスとなる。このため、本実施形態では、受信機301は、指向角度サーチにおいて、これらの所定以上のレベルで受信可能な信号が到来する期間について信号を受信し、それ以外の期間は受信動作を実行しない。すなわち、図8Bに示すように、相関ピーク604に対応する信号の受信タイミング803と、相関ピーク605に対応する信号の受信タイミングとの間で、タイミング信号701をオンからオフへ切り替える。これにより、反射波313、314の受信タイミング802では、タイミング信号701はオフとなり、受信機301は、反射波313、314の受信を行わないこととなる。
(動作フロー)
図9は本実施形態の指向角度サーチの動作フローを示す図である。本動作フローにおいては、まず送信機300と受信機301との間で、送受信アンテナの指向特性をビーム幅の広い指向特性として、同期捕捉を行う(S900)。次に、送信機300がトレーニング系列を送信し、受信機301がそれを受信して相関検出を行うことにより、遅延プロファイルを取得する(S901)。そして、取得した遅延プロファイル特性から、通信パス情報のストック数を決定する(S902)。続いて、受信機301は、上述のように、遅延プロファイルに基づいてタイミング信号を生成する(S903)。そして、受信機301は、生成したタイミング信号にしたがって、図2のS201〜S206と同様にして指向角度サーチを行い(S904)、所望の受信品質で受信できた場合に通信パス情報をストックする。
図10は本実施形態の送信機300および受信機301との間のシーケンスチャートである。送信機300は、ビーム幅の広いアンテナ指向特性を形成し、トレーニング系列を送信する(S1000)。受信機301は、ビーム幅の広いアンテナ指向特性を形成して、トレーニング系列を受信する。そして、受信機301は、送信機300との間でのトレーニング系列の送受信(S1002)を通じて同期捕捉を行う(S1001)。その後、受信機301は、受信したトレーニング系列を使用して遅延プロファイルを取得する(S1003)。また、受信機301は、遅延プロファイル情報に基づいて、通信パス情報のストック数の決定とタイミング信号の生成を実行する(S1003)。そして、受信機301は、指向角度サーチの開始を送信機300へ通知し(S1004)、送信機300は確認信号(ACK)を受信機301へ送信する。なお、受信機301は、指向角度サーチ開始通知として、トレーニング系列の送信期間を送信機300へ送信する。
指向角度サーチが開始されると、送信機300は、ビーム幅の広いものから特定の方向にピークを有するビーム幅のものへと、アンテナの指向特性を切り替える(S1005)。そして、受信機301においても、ビーム幅の広いものから特定の方向にピークを有するビーム幅のものへと、アンテナの指向特性を切り替える(S1006)。アンテナの指向特性の切り替え後、送信機300はトレーニング系列の送信期間にしたがって、トレーニング系列を送信する(S1007)。受信機301は、受信アンテナの指向特性を設定すると、S1003で生成したタイミング信号に基づいて、受信動作を行う(S1009)。具体的には、受信機301は、例えば、タイミング信号がオンからオフに切り替わると受信動作を一時停止する。受信アンテナの指向特性を変更するタイミングになると、次の受信特性に切り替え、S1003で生成したタイミング信号に基づいて、受信動作を行う(S1009)。このとき、受信機301は、送信機300に通知したトレーニング系列の送信期間にしたがって、受信アンテナの指向特性を切り替えて受信動作を行う。受信アンテナの取りうる指向特性パターンの数をKとするとき、指向特性1〜Kの全てについて受信動作を行い、所望の受信品質で受信できた通信パス情報をメモリ502に記憶させる。
受信アンテナのビーム幅が十分に狭い指向特性を用いることにより、1つのパスに対して所望の受信品質で受信できる指向特性パターンを送信と受信で1対に定めることができる。しかし、例えば、受信アンテナのビーム幅が十分に狭くない指向特性を用いた場合は、1つのパスからの信号が複数の指向特性において所望の受信品質を超えることがある。この結果、所望の受信品質で受信できる通信パス情報の数がS1003で定めたストック数を超える場合がある。この場合、例えば、通信パス情報に、アンテナの指向特性に加えて相関強度の情報を記憶しておき、通信パス情報を相関強度に基づいて決定されたストック数だけの通信パス情報のみを記憶するようにしてもよい。この場合、例えば、受信機301は、記憶される通信パス情報の数がストック数を超えたと判定すると、記憶されている中で最も弱い相関強度と、受信信号の相関強度とを比較して、相関強度が強い方のみを記憶するようにしてもよい。
受信機301において、全ての指向特性1〜Kについて受信動作と通信パス情報の抽出が終了すると、送信機300は、送信アンテナの指向特性を、現在使用しているもの以外の指向特性へと変更する(S1010)。そして、送信機300と受信機301は上述の動作と同様の動作を実行し、通信パス情報をメモリ502に記憶させる。全ての送信アンテナの指向特性パターンと全ての受信アンテナの指向特性パターンについて、指向角度サーチが終了すると、受信機301は、所望の受信品質で受信できた通信パス情報を送信機300へ送信して指向角度サーチ情報を共有する(S1012)。
上述のようにすることにより、受信機301は、タイミング信号701を用いて電力の小さい反射波の受信タイミングでの動作を省略することにより、電力消費を抑えることが可能となる。
また、上記説明では、受信機301はタイミング信号に従ってトレーニング系列の受信動作を一時停止したが、一時停止以外の動作をしてもよい。例えば、受信機301は、タイミング信号がオンからオフに切り替わると、受信アンテナの指向特性を次の受信特性に切り替え、S1003で生成したタイミング信号に基づいて受信動作を行ってもよい(S1009)。これにより、例えば図6の受信信号606が受信機301に届く時間まで受信動作する場合よりも指向角度サーチの時間を短縮することができる。なお、この場合、送信機300におけるトレーニング系列の送信期間は、受信アンテナの指向特性の切り換えのタイミングに応じた期間として、受信機301から通知される。これにより、受信アンテナの全ての指向特性に対するトレーニングを行う期間を短縮することができる。
ところで、上述の通り、指向角度サーチにおいては、送受信機間の同期捕捉や、遅延プロファイルの作成等のために、トレーニング系列が使用される。リアルタイムでのデータ伝送を行う上で、指向角度サーチ期間においてはデータの伝送が行われないか、極めて低い伝送レートで行われるため、その期間は短いことが望ましい。このため、無線通信システムの大きさから想定される直接波や反射波の検出範囲やストックする送受信角度数に応じてトレーニング系列の長さが必要十分な程度に決定されることが望ましい。
このため、本実施形態においては、トレーニング系列長をタイミング信号に基づいて短く調整し、指向角度サーチ期間を短縮してもよい。例えば、受信機301の制御部512はタイミング生成部511からタイミング信号を受け取り、トレーニング系列長を決定する。そして、受信機301はトレーニング系列長を通知する信号を送信機300へ送信し、送信機300はこれに基づいてトレーニング系列長を調整するようにしてもよい。
またトレーニング系列長に関して、指向角度サーチの動作中(S1009)において、信号の受信強度のみで到来波の有無を判定する場合は、タイミング信号701のような矩形信号やパルス信号、通常より短いトレーニング系列などを使用できる。ただし、この場合、干渉波を受信する可能性がある。このため、例えば短いトレーニング系列を使用する場合はその系列の前に遅延プロファイルを観測するための符号を付加してもよい。また、タイミング信号701を用いる場合は、当該信号の送信の前に遅延プロファイルを取得するための符号を受信する期間を付加してもよい。これらにより、トレーニング系列の長さを抑えることも可能となり、信号の伝送効率を向上させることも可能となる。
以上のように本実施形態によれば、タイミング信号に基づいて、送信機からのトレーニング系列のサーチ期間を制限できるので、指向角度サーチ時の電力消費を抑えることができる。また、タイミング信号に基づいて受信アンテナ指向特性を変更すれば、指向角度サーチの時間を低減することもできる。
<<実施形態2>>
続いて、第2の実施形態について、図を用いて説明する。本実施形態の無線通信システム構成、送信機300および受信機301の構成は、実施形態1と同様であるため説明を省略する。本実施形態では、受信機301で受信動作をさせる時間をさらに短くするために、実施形態1と同様のタイミング信号701を使用して指向角度サーチを繰り返す際に、タイミング信号のオンからオフへと切り換えるタイミングを変化させる。
図11は、本実施形態におけるタイミング信号を表す図である。本実施形態では、例えば、図8Aにおいて、送信アンテナ指向特性800に対して受信アンテナ指向特性801で電波到来を判定する場合に反射波311を検出する。ここで、反射波311は、タイミング生成部511が生成した、図11の実線で表されるタイミング信号701の立下りタイミングよりも早く到来するものとする。このとき、本実施形態の受信機301は、反射波311の検出(1104)後、すぐに受信動作を終了し、次の受信アンテナ指向特性に切り替える。すなわち、タイミング信号701を、図11の破線で表されるタイミング信号1103として、当該タイミング信号1103を用いて受信動作を行う。他の受信アンテナ指向特性に対してもこのようにタイミング信号701を変化させて受信動作のオンとオフとを制御する。これにより、より受信機301の消費電力を抑制することが可能となる。
<<実施形態3>>
次に、実施形態3について、図を用いて説明する。本実施形態の無線通信システム構成、送信機300および受信機301の構成は、実施形態1と同様であるため説明を省略する。本実施形態では、実施形態2と同様に、受信機301で受信動作をさせる時間をさらに短くするために、タイミング信号のオンからオフへと切り換えるタイミングを変化させる。
図12Aは、本実施形態における指向角度サーチを実行するシステムを示す図である。図に示すように、本実施形態の送信機300は指向特性1200を用いてトレーニング系列を送信し、受信機301は、指向特性1201を用いて、そしてその後、指向特性1202を用いて、トレーニング系列を受信する。
本実施形態では、まず、受信機301は、指向特性1201を用いる場合、タイミング生成部511が生成したタイミング信号701をしたがって受信動作のオンとオフとを切り替える。このとき、反射波310が、図12Bの1204で示されるタイミングで、指向特性1201に対して所望の受信品質を満たして受信されるとする。この場合、送信側の指向特性1200と受信側の指向特性1201とで、反射波310について、所望の受信品質を満足する送受信の指向特性のペアを特定することができる。すなわち、反射波310の受信タイミングでは、もうこれ以上トレーニング系列の受信動作をする必要がない。このため、次の受信アンテナの指向特性1202での受信においては、受信機301は、反射波310の受信タイミングにおいて受信動作を行わない。すなわち、受信機301は、図12Bの破線で示されるタイミング信号1203を使用して電波到来の判定を行う。上記操作を繰り返して、受信機301は、規定のストック数分の通信パスを全て検出でき次第、送信機300に指向角度サーチの終了を通知する。
この構成により、さらに受信機301における受信動作の期間を短縮することができ、より電力消費を抑えることが可能となる。さらに、規定のストック数分の通信パスを検出でき次第、処理を終了するため、送信機300においてもトレーニング系列を送信する時間を短縮することができ、伝送効率の向上や、電力消費の削減を図ることができる。
<<その他の実施形態>>
以上、本発明の実施形態例について詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様を取ることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナを制御し、所定のアンテナ指向特性を形成する形成手段と、
    前記形成手段にビーム幅が所定の幅より広いアンテナ指向特性を形成させて送信装置からの第1の信号を複数の通信経路のそれぞれから受信し、受信した号ごとの受信強度と受信タイミングとを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された受信強度及び受信タイミングに基づいて、前記送信装置からの第2の信号の検知を終了する終了時間を決定する決定手段と、
    前記形成手段に第1の方向にビームのピークを有するアンテナ指向特性を形成させて、前記送信装置からの前記第2の信号を検出し、当該検出された第2の信号の受信強度を判定する検出手段と、
    前記検出手段による検出を開始した後、前記決定手段によって決定された終了時間に基づいて、前記形成手段に前記第1の方向とは異なる第2の方向にビームのピークを有するアンテナ指向特性を形成させて、前記送信装置からの前記第2の信号を検出させるように、前記検出手段を制御する制御手段と、
    前記検出手段における判定において所定の強度を超える受信強度を有する方向を、通信に用いるアンテナ指向特性のビームの方向として選択する選択手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記複数のアンテナは、1つのビーム幅が所定の幅より広いアンテナ指向特性を有する広指向性アンテナを含み、
    前記形成手段は、前記第1の信号の受信においては前記広指向性アンテナを用い、前記第2の信号の受信においては前記広指向性アンテナを除く前記複数のアンテナを用いてアンテナ指向特性を形成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記選択手段は、所定の強度を超える受信強度を有すると判定された方向を、通信に用いるアンテナ指向特性のビームの方向として選択する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記選択手段は、前記第2の信号の受信タイミングの早いほうから予め定めた数の前記方向を、通信に用いるアンテナ指向特性のビームの方向として選択する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  5. 前記検出手段が、前記第1の方向において、前記第2の信号の1つが前記所定の強度を超える受信強度であると判定したことに応じて、前記形成手段に前記第1の方向とは異なる第2の方向にビームのピークを有するアンテナ指向特性を形成させ、前記送信装置からの前記第2の信号を検出させるように、前記検出手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記第1の信号は、トレーニング信号である、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 複数のアンテナと、前記複数のアンテナを制御し、所定のアンテナ指向特性を形成する形成手段と、を有する通信装置における制御方法であって、
    取得手段が、前記形成手段にビーム幅が所定の幅より広いアンテナ指向特性を形成させて送信装置からの第1の信号を複数の通信経路のそれぞれから受信し、受信した号ごとの受信強度と受信タイミングとを取得する取得工程と、
    決定手段が、前記取得工程において取得された受信強度及び受信タイミングに基づいて、前記送信装置からの第2の信号の検知を終了する終了時間を決定する決定工程と、
    検出手段が、第1の方向にビームのピークを有するアンテナ指向特性を形成させ前記送信装置からの前記第2の信号を検出し、当該検出された第2の信号の受信強度を判定する検出工程と、
    制御手段が、前記検出工程における検出を開始した後、前記決定工程において決定された終了時間に基づいて、前記形成手段に前記第1の方向とは異なる第2の方向にビームのピークを有するアンテナ指向特性を形成させて、前記送信装置からの前記第2の信号を検出させるように制御する制御工程と、
    選択手段が、前記検出工程における判定において所定の強度を超える受信強度を有する方向を、通信に用いるアンテナ指向特性のビームの方向として選択する選択工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  8. コンピュータを請求項1からのいずれか1項に記載の通信装置が備える各手段として機能させるためのプログラム。
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