JP5806086B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
背凭れは、薄手のクッションを倒立U字状に折り曲げ、その間に、左右の側端に筒部を設けたキャンバスを挾み込むことにより形成されている。
また、背凭れの後面にねじの頭部が露呈するため、外観が悪い。
また、背凭れの両側端の筒部を、背フレームの左右の背凭れ支持杆に同時に外嵌する必要があるため、取付け作業が面倒で、作業工数が増大する。
さらに、背凭れの両側端に筒部を形成するのに手間がかかり、加工工数が増える。
(1) 椅子を、座の後方に後端部が配設された背凭れ支持杆と、前記背凭れ支持杆の後端部に固着された左右方向を向く横フレーム、および前記横フレームの左右の側端から起立する1対の起立フレームを有する背凭れ支持フレームと、前記背凭れ支持フレーム内に下部を嵌合するとともに、下端部を前記横フレームに当接させるようにして、下端部およびその両側端部を、それぞれ前記背凭れ支持フレームの横フレームおよび起立フレームに固着した背凭れとを備え、前記背凭れの下部における左右の側端部を、前記起立フレームの外側方からねじ挿通孔に挿通したねじによって起立フレームに固着し、かつ起立フレームの外側面に、ねじの頭部を隠蔽するカバーを着脱可能に設けたものとする。
また、背凭れを背凭れ支持フレーム内に嵌合するだけで、背凭れを定位置に配置することができるため、取付け作業を容易にして、作業工数を低減することができる。さらに、背凭れの位置ずれおよび外れも防止することができる。
また、背凭れの下部における左右の側端部を、起立フレームに確実に固着することができるとともに、起立フレームにねじの頭部を隠蔽するカバーを設けたため、ねじの頭部が露呈することがなく、外観をよくすることができる。
また、背凭れ支持フレームの横フレームが、背凭れの前後にはみ出すことがないため、外観がよい。
図1および図2に示すように、この椅子は、先端部にキャスタ1を備える放射状をなす5本の脚杆2を有する脚体3と、脚体3の中央に立設され、内部にガススプリング(図示略)が収容された伸縮式の脚柱4と、脚柱4の上端に後端部が固着された前上方を向く支基5と、支基5により支持された座6と、前端部が左右方向を向く軸7をもって支基5に枢着された背凭れ支持体8と、この背凭れ支持体8の後上部に支持された背凭れ9とを備えている。
ついで横フレーム11aにおける左右の嵌合孔13と対応する位置の上面に設けた左右2個ずつの取付孔14、14に、上方よりボルト15、15を挿入し、両ボルト15の下端部を、背凭れ支持杆12の後端部に設けた上下方向の左右2個のめねじ孔16、16に螺合して締め付ける。これにより、背凭れ支持フレーム11の横フレーム11aに、左右の背凭れ支持杆12、12の後端部が強固に固着される。
なお、本実施例においては、表皮材19における切込み19cの開口縁部19dを、嵌合凹部21の内側面と、起立フレーム11aの外側面との間に配設したが、開口縁部19dを、嵌合凹部21の奥面と起立フレーム11bとの間に挾持するようにしてもよい。
これにより、背凭れ9は、その下端面を背凭れ支持フレーム11の横フレーム11bに当接させた状態で、背凭れ支持フレーム11に強固に固着される。
また、背凭れ9における表皮材19の下端の開口19bは、横フレーム11aによって隠蔽される。
カバー部材30は、縦長板状の上向片31と、その下端に、背凭れ支持フレーム11の両側部下面の傾斜面に沿うように連設されるとともに、斜め内下向きに傾斜する内向片32とを備えている。
上向片31の内側面の下部には、先端に後方を向く突片31aを有する内側方を向く係止片31bが設けられている。また、内向片32の内端部には、先端に下方を向く突片32aを有する内側方を向く係止片32bが設けられている。
カバー部材30は、上向き片31における係止片31bの突片31aと、内向片32における係止片32bの突片32aとを、それぞれ背凭れ支持フレーム11における横フレーム11aと起立フレーム11bとの連設部の近傍に設けた係止溝、および横フレーム11aの下部に設けた係止溝(いずれも図示略)に係止させるようにして、凹部33に嵌合される。これにより、背凭れ支持フレーム11に、着脱可能に取付けられている。
カバー部材30の外側面は、起立フレーム11bの外側面と、ほぼ同一面をなしている。
(1)カバー部材30の前後方向への位置ずれや、がた付きをなくすことができる。
(2)カバー部材30の外側面が、起立フレーム11bの外側面とほぼ同一面をなしているため、カバー部材30と、起立フレーム11bとの間に段差が生じず、この間に塵埃等が蓄積して汚れが発生するのを防止できる。
(3)カバー部材30を合成樹脂製とした場合には、起立フレーム11bの金属部分が露呈する面積を小さくすることができるため、着座者が、手または腕を後方に回したときに、起立フレーム11bの金属部分に接触して違和感を感じるおそれを少なくできる。
(4)カバー部材30を合成樹脂製とした場合には、例えば、カバー部材30の左右方向の厚さが大である、起立フレーム11bの凹部33の左右方向の深さが小である、あるいは凹部33がなく、カバー部材30を他の止着手段により起立フレーム11bの外側面に止着した等の理由により、カバー部材30の外側面が起立フレーム11bの外側面より突出したとしても、上記(3)と同様の効果をより有効に奏することができる。
背凭れ34を背凭れフレーム11に取り付けるには、背凭れ本体35における下枠材37を背凭れフレーム11の横フレーム11aに固着し、背凭れ本体35における左右の側枠杆38を起立フレーム11bに固着する。
2 脚杆
3 脚体
4 脚柱
5 支基
6 座
7 軸
8 背凭れ支持体
9 背凭れ
11 背凭れ支持フレーム
11a横フレーム
11b起立フレーム
12 背凭れ支持杆
13 嵌合孔
14 取付孔
15 ボルト
16 めねじ孔
17 背凭れ本体
18 クッション体
19 表皮材
19a 折曲片
19b 開口
19c 切込み
19d 開口縁部
20 リブ
21 嵌合凹部
22 ねじ挿通孔
23 取付孔
24 ボルト
25 四角ナット
26 取付孔
27 ボルト
28 取付孔
29 四角ナット
30 カバー部材
31 上向片
31a 突片
31b 係止片
32 内向片
32a 突片
32b 係止片
33 凹部
34 背凭れ
35 背凭れ本体
36 表皮材
37 下枠材
38 側枠杆
Claims (8)
- 座の後方に後端部が配設された背凭れ支持杆と、
前記背凭れ支持杆の後端部に固着された左右方向を向く横フレーム、および前記横フレームの左右の側端から起立する1対の起立フレームを有する背凭れ支持フレームと、
前記背凭れ支持フレーム内に下部を嵌合するとともに、下端部を前記横フレームに当接させるようにして、下端部およびその両側端部を、それぞれ前記背凭れ支持フレームの横フレームおよび起立フレームに固着した背凭れとを備え、
前記背凭れの下部における左右の側端部を、前記起立フレームの外側方からねじ挿通孔に挿通したねじによって起立フレームに固着し、かつ起立フレームの外側面に、ねじの頭部を隠蔽するカバーを着脱可能に設けたことを特徴とする椅子。 - 背凭れ支持フレームの横フレームにおける上面の前後方向の幅を、背凭れの下端面における前後方向の幅とほぼ同一とした請求項1記載の椅子。
- 背凭れの下端部を、横フレームの下方からねじ挿通孔に挿通したねじによって、横フレームに固着した請求項1または2記載の椅子。
- 背凭れを、背凭れ本体と、前記背凭れ本体の表面を被覆する表皮材とを有するものとし、前記表皮材における下部の左右の側端部を、前記背凭れ本体と、背凭れ支持フレームの起立フレームとによって挾持した請求項1〜3のいずれかに記載の椅子。
- 表皮材を、下端が開口する袋状に形成し、前記表皮材の開口を背凭れ支持フレームの横フレームによって隠蔽した請求項4記載の椅子。
- 背凭れの下部における左右の両側端面に、背凭れ支持フレームの起立フレームが嵌合する凹部を設けた請求項1〜5のいずれかに記載の椅子。
- 背凭れ支持フレームにおける起立フレームと、それが嵌合される背凭れにおける凹部とを、上方から下方に向かって漸次広幅となるようにした請求項6記載の椅子。
- 背凭れ支持杆を、座を支持する支基に設けた左右方向を向く枢軸によって枢支し、背凭れを前後方向に傾動可能とした請求項1〜7のいずれかに記載の椅子。
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JP6414964B2 (ja) * | 2014-10-24 | 2018-10-31 | 株式会社オカムラ | 椅子用荷重支持部材および椅子 |
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