JP5799514B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関する。
動画撮影中に静止画を撮影可能にした撮像装置が知られている(特許文献1参照)。アスペクト比が異なる撮影範囲をガイドフレームとして表示する。
特開2010−103676号公報
従来技術では、どのガイドフレームで表示されているものが静止画の撮影範囲で、どのガイドフレームで表示されているものが動画の撮影範囲なのか判りにくいという問題があった。
本発明による撮像装置は、撮像素子と、撮像素子からの信号に基づいて、第1のアスペクト比で構成される第1撮影範囲に対応する画像、および第1のアスペクト比より小さい第2のアスペクト比で構成される第2撮影範囲に対応する画像をそれぞれ生成する画像生成手段と、第3のアスペクト比の表示範囲を有する表示手段と、撮像素子からの信号に基づく再生画像と、再生画像に重ねて、第1撮影範囲を示す第1フレームおよび第2撮影範囲を示す第2フレームを各フレームの区別に必要な情報とともに表示させる表示制御手段と、を備え、表示制御手段は、撮像素子で用いられる受光範囲のアスペクト比が第1のアスペクト比より小さく、かつ、第3のアスペクト比が第2のアスペクト比より大きいとき、表示手段における表示範囲の縦方向の辺の長さと第2フレームの縦方向の辺の長さとを一致させるように第2フレームを表示させ、第2フレームにおける表示範囲の横方向の辺の長さと第1フレームの横方向の辺の長さとを一致させるように第1フレームを表示させることを特徴とする。
本発明による撮像装置では、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲を示す表示をわかりやすく表示できる。
本発明の第一の実施形態による電子カメラの構成例を説明するブロック図である。 電子カメラの上面図である。 電子カメラの背面図である。 「動画」についての選択画面を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。 ガイドフレーム表示を例示する図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態による電子カメラ1の構成例を説明するブロック図である。図1において、電子カメラ1は、撮影光学系11と、撮像素子12と、AFE(Analog front end)回路13と、画像処理回路14と、スピーカ駆動回路15と、スピーカ16と、LCDモニタ17と、RAM18と、フラッシュメモリ19と、CPU20と、メモリカードインターフェース(I/F)21と、操作部材22と、音声処理回路23と、ステレオマイク24と、レンズ駆動回路25とを備える。
CPU20、RAM18、フラッシュメモリ19、メモリカードインターフェース21、音声処理回路23、レンズ駆動回路25、画像処理回路14、スピーカ駆動回路15およびLCDモニタ17は、それぞれがバス26を介して接続されている。
撮影光学系11は、ズームレンズやフォーカシングレンズを含む複数のレンズ群で構成され、被写体像を撮像素子12の撮像面に結像させる。なお、図1を簡単にするため、撮影光学系11を単レンズとして図示している。
撮像素子12は、受光素子が撮像面に二次元配列されたCMOSイメージセンサなどによって構成される。本実施形態における撮像面の有効受光範囲のアスペクト比が横3:縦2である。撮像素子12は、撮影光学系11によって結像された被写体像を光電変換してアナログ画像信号を生成する。アナログ画像信号は、AFE回路13に入力される。
AFE回路13は、アナログ画像信号に対して相関二重サンプリングやゲイン調整などのアナログ処理を行うとともに、アナログ処理後の画像信号をデジタル画像データに変換する。デジタル画像データは画像処理回路14に入力される。画像処理回路14は、デジタル画像データに対して各種の画像処理(色補間処理、階調変換処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス調整処理、画像圧縮処理、画像伸張処理など)を施す。
スピーカ駆動回路15は、CPU20から送出された音声データに基づいて、たとえば操作音、注意音、音声メッセージなどの音声再生信号を生成する。スピーカ16は、音声再生信号に基づいて音声再生を行う。
LCDモニタ17は液晶パネルによって構成され、CPU20からの指示に応じて画像やセットアップメニュー画面などを表示する。本実施形態における表示面の有効表示範囲のアスペクト比は、横3:縦2である。RAM18はCPU20のワークメモリとして使用される。また、RAM18は、画像処理回路14による画像処理の前工程や後工程でのデジタル画像データを一時的に記憶する。フラッシュメモリ19は、CPU20に実行させるプログラムを記憶する。
CPU20は、フラッシュメモリ19が記憶するプログラムを実行することによって電子カメラ1が行う動作を制御する。CPU20は、AF(オートフォーカス)動作制御や、自動露出(AE)演算も行う。AF動作は、たとえば、ライブビュー画像のコントラスト情報に基づいてフォーカシングレンズ(不図示)の合焦位置を求める。ライブビュー画像は、撮影指示前に撮像素子12によって所定の時間間隔(たとえば30コマ/毎秒)で繰り返し取得されるモニタ用画像のことをいう。
メモリカードインターフェース21はコネクタ(不図示)を有し、該コネクタにメモリカードなどの記憶媒体51が接続される。メモリカードインターフェース21は、接続された記憶媒体51に対するデータの書き込みや、記憶媒体51からのデータの読み込みを行う。記憶媒体51は、半導体メモリを内蔵したメモリカードなどで構成される。
操作部材22は、後述するシャッターボタン22a、動画撮影ボタン22b 電源ボタン22c、十字キー22e、OKボタン22f、メニューボタン22gなどを含む(図2、図3)。操作部材22は、モード切換え操作やメニュー選択操作など、各操作に応じた操作信号をCPU20へ送出する。
音声処理回路23は、マイク24で集音された音声信号を増幅し、増幅後の信号をA/D変換回路(不図示)によってデジタル音声データに変換する。レンズ駆動回路25は、撮影光学系11を構成するフォーカスレンズを光軸方向に進退移動させてピント調節するためのフォーカス調節用モータ(不図示)を駆動する回路と、撮影光学系11を構成するズームレンズを光軸方向に進退移動させて変倍比を調節するためのズーム調節用モータ(不図示)を駆動する回路とを含む。レンズ駆動回路25は、CPU20からの指示に応じてフォーカス調節用モータおよびズーム調節用モータをそれぞれ駆動する。
図2は、電子カメラ1の上面図である。電子カメラ1の筐体上面には、シャッターボタン22a、動画撮影ボタン22b 電源ボタン22c、およびモードダイヤル22dが設けられている。シャッターボタン22bは、静止画撮影を指示するための操作部材である。動画撮影ボタン22bは、動画撮影開始/終了を指示するための操作部材である。電源ボタン22cは、上記各ブロックへ通電の開始/通電の停止を指示するための操作部材である。モードダイヤル22dは、電子カメラ1の動作モードを切換えるための操作部材である。
電子カメラ1の動作モードは、静止画撮影モード、動画撮影モード、およびセットアップモードに分けられている。静止画撮影モードは、静止画を撮影するモードであり、5つのモードが選択可能に構成される。5つのモードは、フルオート、プログラムオート(P)、シャッター優先オート(S)、絞り優先オート(A)、マニュアル(M)である。動画撮影モードは、動画像を撮影するモードである。
CPU20は、モードダイヤル22dがフルオート(モードダイヤル22dにおけるカメラマークの位置)、またはプログラムオート(P)、シャッター優先オート(S)、絞り優先オート(A)、マニュアル(M)のいずれかの位置に回転されると、それぞれの操作位置に応じた静止画撮影モードを起動させる。CPU20は、シャッターボタン22aが押下操作されると、設定モードに応じた所定の撮影処理を行う。
CPU20は、モードダイヤル22dが動画撮影モード(モードダイヤル22dにおけるビデオカメラマークの位置)に回転されると、動画撮影モードを起動させる。CPU20は、動画撮影ボタン22bが押下操作されると動画撮影を開始させ、動画撮影ボタン22bが再び押下操作されると動画撮影を終了する。CPU20は、動画撮影中にシャッターボタン22aが押下操作されると、動画撮影しながら静止画撮影処理を行う。
一般に、動画撮影における撮影範囲のアスペクト比は、静止画撮影における撮影範囲のアスペクト比と異なる。このため、静止画撮影も動画撮影も可能な状態において、どの範囲が撮影されるのかを示す情報は、ユーザーが構図を決定する上で重要な要素の1つである。本実施形態は、動画撮影および静止画撮影のそれぞれにおける撮影範囲のアスペクト比をLCDモニタ17に表示する場合の表示態様に特徴を有するので、以下の説明は「ガイドフレーム表示」を中心に説明する。「ガイドフレーム表示」とは、撮影範囲を示す表示のことをいう。なお、電子カメラ1は、動画像をアスペクト比横16:縦9で撮影し、静止画像をアスペクト比横3:縦2で撮影するものとする。上述したように、撮像素子12における有効受光範囲のアスペクト比は横3:縦2であるので、静止画撮影の場合のCPU20は、有効受光範囲の全域(横3:縦2)を撮影範囲とする。動画撮影の場合のCPU20は、有効受光範囲のうち上下の所定画素を除いた領域(横3:縦1.687=16:9)を撮影範囲とする。
図3は、電子カメラ1の背面図である。電子カメラ1の背面には、LCDモニタ17と、十字キー22eと、OKボタン22fとが設けられている。CPU20は、モードダイヤル22dが「SET UP」の位置に回転されると、撮影モードからセットアップモードに切換えて不図示の「セットアップメニュー」画面をLCDモニタ17に表示させる。「セットアップメニュー」には、後述する「画像サイズ」および「画質」を変更するための項目が含まれる。CPU20は、「セットアップメニュー」画面を表示中に十字キー22eが上下方向に押下操作されると、操作信号に応じて選択項目を上下に変更する。
CPU20は、たとえば「静止画/動画選択」画面において「静止画」項目を選択した状態で十字キー22eが右方向に押下操作されると、図3に例示する「静止画」についての選択画面をLCDモニタ17に表示させる。CPU20は「静止画」についての選択画面を表示中に十字キー22eが上下方向に押下操作されると、操作信号に応じて選択項目を上下に変更する。CPU20は、たとえば「画像サイズ」項目を選択した状態で十字キー22eが右方向に押下操作されると、操作信号に応じて「画像サイズ」項目ついての選択操作を受け付ける。具体的には、十字キー22eの上下方向の操作に応じて、画像サイズの大小を変更する。図3の例では、「10M」バイトの場合が例示されている。CPU20は、OKボタン22fが押下されると、画像サイズを変更して「静止画」についての選択画面に戻る。
同様に、CPU20は、「画質」項目を選択した状態で十字キー22eが右方向に押下操作されると、操作信号に応じて「画質」項目ついての選択操作を受け付ける。具体的には、十字キー22eの上下方向の操作に応じて、画質設定を変更する。図3の例では、「FINE」、「NORMAL」、および「BASIC」のうち「FINE」が選択されている。CPU20は、OKボタン22fが押下されると、画質を変更して「静止画」についての選択画面に戻る。CPU20は、「静止画」についての選択画面を表示中にOKボタン22fが押下されると、「静止画/動画選択」画面の表示に戻る。
一方、CPU20は、「静止画/動画選択」画面において「動画」項目を選択した状態で十字キー22eが右方向に押下操作されると、図4に例示する「動画」についての選択画面をLCDモニタ17に表示させる。CPU20は「動画」についての選択画面を表示中に十字キー22eが上下方向に押下操作されると、操作信号に応じて選択項目を上下に変更する。CPU20は、たとえば「画像サイズ」項目を選択した状態で十字キー22eが右方向に押下操作されると、操作信号に応じて「画像サイズ」項目ついての選択操作を受け付ける。具体的には、十字キー22eの上下方向の操作に応じて、画像サイズの大小を変更する。図4の例では、「1920×1080」ピクセルの場合が例示されている。CPU20は、OKボタン22fが押下されると、画像サイズを変更して「動画」についての選択画面に戻る。
「画質」選択についても同様である。「動画」についての画質は、「FINE」、「NORMAL」、または「BASIC」を選択できる。図4の例では、「FINE」が選択されている。CPU20は、OKボタン22fが押下されると、画質を変更して「動画」についての選択画面に戻る。CPU20は、「動画」についての選択画面を表示中にOKボタン22fが押下されると、「静止画/動画選択」画面の表示に戻る。
CPU20は、「静止画/動画選択」画面をLCDモニタ17に表示した状態でOKボタン22fが押下されると 「セットアップメニュー」画面の表示に戻る。CPU20は、モードダイヤル22dが「SET UP」以外の他の位置に回転された場合は、セットアップモードを終了してそれぞれの位置に対応する撮影モードへ切換える。なお、セットアップモードにおいて各項目を選択中にモードダイヤル22dが「SET UP」以外の他の位置に回転された場合にも、セットアップモードを終了した上で撮影モードへ切換える。
−ガイドフレーム表示−
上述したように、「静止画」と「動画」とで撮影範囲のアスペクト比が異なる。そこでCPU20は、静止画撮影も動画撮影も可能な状態(すなわち動画撮影モード)において、電子カメラ1に設定される撮影範囲のアスペクト比を知らせるために、LCDモニタ17にガイドフレーム表示を行う。
図5は、CPU20がLCDモニタ17に表示させるガイドフレーム表示を例示する図である。図5において、LCDモニタ17の有効表示範囲の全域を用いて静止画の撮影範囲を示す枠61sを表示させる。枠61sの左上に静止画を示すマーク61mを表示させる。CPU20はさらに、枠61sの横方向と動画の撮影範囲の横方向の辺の長さが一致するように動画の撮影範囲を示す枠62vを表示させる。枠62vの左上に動画を示すマーク62mを表示させる。図5の例では、枠61sと枠62vとで表示色が異なる。また、マーク61mとマーク62mとで表示色が異なる。枠61sとマーク61m、枠62vとマーク62mは、それぞれ同色表示である。
(変形例1)
上記実施形態では、ガイドフレームの表示色について、静止画の撮影範囲を示す枠と動画の撮影範囲を示す枠とを異なる色で表示する例を説明した。この代わりに、静止画の撮影範囲を示す枠と動画の撮影範囲を示す枠とを同色で表示してもよい。図6は、変形例1のCPU20がLCDモニタ17に表示させるガイドフレーム表示を例示する図である。図6において、LCDモニタ17の有効表示範囲の全域を用いて静止画の撮影範囲を示す枠81sを表示させる。枠81sの左上に静止画を示すマーク81mを表示させる。CPU20はさらに、枠81sの横方向と動画の撮影範囲の横方向の辺の長さが一致するように動画の撮影範囲を示す枠82vを表示させる。枠82vの左上に動画を示すマーク82mを表示させる。
変形例1の場合は、静止画の撮影範囲を示す枠と動画の撮影範囲を示す枠とが同色なので、マーク81m(静止画を示すマーク)とマーク82m(動画を示すマーク)の表示位置によって両撮影範囲を区別できるようにする。これにより、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(変形例2)
変形例1に加えて、静止画の撮影範囲を示す枠81sと動画の撮影範囲を示す枠82vとが共通しない領域(たとえば、静止画の撮影範囲を示す枠81sに含まれるものの、動画の撮影範囲を示す枠82vに含まれない範囲)の表示態様を異ならせてもよい。図7は、変形例2のCPU20がLCDモニタ17に表示させるガイドフレーム表示を例示する図である。CPU20は、図6における上下の帯状領域(上記共通しない領域)について、たとえば、図6の場合に比べて輝度を低くしたり、図6の場合に比べて彩度を低くしたりすることによって表示態様を異ならせる。このようにしても、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
以上説明した電子カメラ1のCPU20は、ガイドフレーム表示中に動画撮影ボタン22bが押下操作されると、設定されているフレームモードに基づいて動画撮影を開始させ、LCDモニタ17に動画撮影である旨を知らせる表示(たとえば、動画を示すマーク62mまたは82mを点滅)を行う。
CPU20は、動画撮影中にシャッターボタン11が押下操作されると、設定されているフレームモードに基づいて静止画撮影を行う。CPU20は、動画撮影中に動画撮影ボタン22bが押下操作されると、動画撮影を終了させ、動画撮影である旨を知らせる表示を終了する(たとえば、動画を示すマーク62mまたは82mを点滅表示から点灯表示に戻す)。
以上説明した第一の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電子カメラ1は、撮像素子12と、撮像素子12からの信号に基づいて、第1のアスペクト比(16:9)で構成される第1撮影範囲に対応する画像、および第1のアスペクト比より小さい第2のアスペクト比(3:2)で構成される第2撮影範囲に対応する画像をそれぞれ生成するAFE回路13、画像処理回路14と、第3のアスペクト比(3:2)の表示範囲を有するLCDモニタ17と、撮像素子12からの信号に基づく再生画像をLCDモニタ17に表示させるCPU20とを備える。該CPU20は、再生画像に重ねて、第1撮影範囲を示す第1フレームおよび第2撮影範囲を示す第2フレームを各フレームの区別に必要な情報とともに表示させるようにしたので、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(2)上記(1)の電子カメラ1において、CPU20は、第3のアスペクト比(3:2)が第2のアスペクト比(3:2)と同一のとき、LCDモニタ17における表示範囲の横方向の辺の長さと第2フレームの横方向の辺の長さとを一致させるように第2フレームを表示させ、該第2フレームにおける表示範囲の横方向の辺の長さと第1フレームの横方向の辺の長さとを一致させるように第1フレームを表示させるようにしたので、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(3)上記電子カメラ1において、フレームの区別に必要な情報は、異なる色で表示したので、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(4)上記電子カメラ1において、第1撮影範囲に対応する画像は動画像であり、第2撮影範囲に対応する画像は静止画像である。動画の場合も静止画の場合も、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(第二の実施形態)
第二の実施形態では、LCDモニタ17の表示面の有効表示範囲のアスペクト比が横4:縦3の場合を説明する。なお、撮像素子12による撮影範囲のアスペクト比を横3:縦2、静止画像のアスペクト比を横3:縦2、動画像のアスペクト比を横16:縦9とする。
図8は、第二の実施形態におけるガイドフレーム表示を例示する図である。図8において、LCDモニタ17の有効表示範囲の横方向と静止画の撮影範囲の横方向の辺の長さが一致するように静止画の撮影範囲を示す枠191sを表示させる。枠191sの左上に静止画を示すマーク191mを表示させる。CPU20はさらに、枠191sの横方向と動画の撮影範囲の横方向の辺の長さが一致するように動画の撮影範囲を示す枠192vを表示させる。枠192vの左上に動画を示すマーク192mを表示させる。図8における上下の黒帯領域は、撮像素子12において受光されない領域に相当する。図8では、枠191sと枠192vとで表示色が異なる。また、マーク191mとマーク192mとで表示色が異なる。枠191sとマーク191m、枠192vとマーク192mは、それぞれ同色表示である。
(変形例3)
第二の実施形態では、ガイドフレームの表示色について、静止画の撮影範囲を示す枠と動画の撮影範囲を示す枠とを異なる色で表示する例を説明した。この代わりに、静止画の撮影範囲を示す枠と動画の撮影範囲を示す枠とを同色で表示するようにしてもよい。図9は、変形例3のCPU20がLCDモニタ17に表示させるガイドフレーム表示を例示する図である。図9において、LCDモニタ17の有効表示範囲の横方向と静止画の撮影範囲の横方向の辺の長さが一致するように静止画の撮影範囲を示す枠201sを表示させる。枠201sの左上に静止画を示すマーク201mを表示させる。CPU20はさらに、枠201sの横方向と動画の撮影範囲の横方向の辺の長さが一致するように動画の撮影範囲を示す枠202vを表示させる。枠202vの左上に動画を示すマーク202mを表示させる。図9における上下の黒帯領域は、撮像素子12において受光されない領域に相当する。
(変形例4)
変形例3に加えて、静止画の撮影範囲を示す枠201sと動画の撮影範囲を示す枠202vとが共通しない領域(たとえば、静止画の撮影範囲を示す枠201sに含まれるものの、動画の撮影範囲を示す枠202vに含まれない範囲)の表示態様を異ならせてもよい。図10は、変形例4のCPU20がLCDモニタ17に表示させるガイドフレーム表示を例示する図である。CPU20は、図9における上下の帯状領域(上記共通しない領域)について、たとえば、図9の場合に比べて輝度を低くしたり、図9の場合に比べて彩度を低くしたりすることによって表示態様を異ならせる。
以上説明した第二の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電子カメラ1は、撮像素子12と、撮像素子12からの信号に基づいて、第1のアスペクト比(16:9)で構成される第1撮影範囲に対応する画像、および第1のアスペクト比より小さい第2のアスペクト比(3:2)で構成される第2撮影範囲に対応する画像をそれぞれ生成するAFE回路13、画像処理回路14と、第3のアスペクト比(4:3)の表示範囲を有するLCDモニタ17と、撮像素子12からの信号に基づく再生画像をLCDモニタ17に表示させるCPU20とを備える。該CPU20は、再生画像に重ねて、第1撮影範囲を示す第1フレームおよび第2撮影範囲を示す第2フレームを各フレームの区別に必要な情報とともに表示させるようにしたので、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(2)上記(1)の電子カメラ1において、CPU20は、撮像素子12で用いられる受光範囲のアスペクト比(3:2)が第1のアスペクト比(16:9)より小さく、かつ、第3のアスペクト比(4:3)が第2のアスペクト比(3:2)以下のとき、LCDモニタ17における表示範囲の横方向の辺の長さと第2フレームの横方向の辺の長さとを一致させるように第2フレームを表示させ、該第2フレームにおける表示範囲の横方向の辺の長さと第1フレームの横方向の辺の長さとを一致させるように第1フレームを表示させるようにしたので、撮像素子12による撮影範囲のアスペクト比が横3:縦2の場合であって、LCDモニタ17における表示面の有効表示範囲のアスペクト比が横4:縦3の場合にも、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(第三の実施形態)
第三の実施形態では、LCDモニタ17の表示面の有効表示範囲のアスペクト比が横16:縦9の場合を説明する。なお、撮像素子12による撮影範囲のアスペクト比を横3:縦2、静止画像のアスペクト比を横3:縦2、動画像のアスペクト比を横16:縦9とする。
図11は、第三の実施形態におけるガイドフレーム表示を例示する図である。図11において、LCDモニタ17の有効表示範囲の縦方向と静止画の撮影範囲の縦方向の辺の長さが一致するように静止画の撮影範囲を示す枠121sを表示させる。枠121sの左上に動画を示すマーク121mを表示させる。CPU20はさらに、枠121sの横方向と動画の撮影範囲の横方向の辺の長さが一致するように動画の撮影範囲を示す枠122vを表示させる。枠122vの左上に動画を示すマーク122mを表示させる。図11における左右の黒帯領域は、撮像素子12において受光されない領域に相当する。図11の例では、枠121sと枠122vとで表示色が異なる。また、マーク121mとマーク122mとで表示色が異なる。枠121sとマーク121m、枠122vとマーク122mは、それぞれ同色表示である。
(変形例5)
第三の実施形態では、ガイドフレームの表示色について、静止画の撮影範囲を示す枠と動画の撮影範囲を示す枠とを異なる色で表示する例を説明した。この代わりに、静止画の撮影範囲を示す枠と動画の撮影範囲を示す枠とを同色で表示するようにしてもよい。図12は、変形例5のCPU20がLCDモニタ17に表示させるガイドフレーム表示を例示する図である。図12において、LCDモニタ17の有効表示範囲の縦方向と静止画の撮影範囲の縦方向の辺の長さが一致するように静止画の撮影範囲を示す枠151sを表示させる。枠151sの左上に動画を示すマーク151mを表示させる。CPU20はさらに、枠151sの横方向と動画の撮影範囲の横方向とが一致するように動画の撮影範囲を示す枠152vを表示させる。枠152vの左上に動画を示すマーク152mを表示させる。図12における左右の黒帯領域は、撮像素子12において受光されない領域に相当する。
変形例5の場合は、静止画の撮影範囲を示す枠と動画の撮影範囲を示す枠とを同色で表示するので、マーク151m(静止画を示すマーク)とマーク152m(動画を示すマーク)の表示位置によって両撮影範囲を区別できるようにする。また、マーク161m(静止画を示すマーク)とマーク162m(動画を示すマーク)の表示位置によって両撮影範囲を区別できるようにする。
(変形例6)
変形例5に加えて、静止画の撮影範囲を示す枠151sと動画の撮影範囲を示す枠152vとが共通しない領域(たとえば、静止画の撮影範囲を示す枠151sに含まれるものの、動画の撮影範囲を示す枠152vに含まれない範囲)の表示態様を異ならせてもよい。図13は、変形例6のCPU20がLCDモニタ17に表示させるガイドフレーム表示を例示する図である。CPU20は、図12における上下の帯状領域(上記共通しない領域)について、たとえば、図12の場合に比べて輝度を低くしたり、図12の場合に比べて彩度を低くしたりすることによって表示態様を異ならせる。
以上説明した第三の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電子カメラ1は、撮像素子12と、撮像素子12からの信号に基づいて、第1のアスペクト比(16:9)で構成される第1撮影範囲に対応する画像、および第1のアスペクト比より小さい第2のアスペクト比(3:2)で構成される第2撮影範囲に対応する画像をそれぞれ生成するAFE回路13、画像処理回路14と、第3のアスペクト比(16:9)の表示範囲を有するLCDモニタ17と、撮像素子12からの信号に基づく再生画像をLCDモニタ17に表示させるCPU20とを備える。該CPU20は、再生画像に重ねて、第1撮影範囲を示す第1フレームおよび第2撮影範囲を示す第2フレームを各フレームの区別に必要な情報とともに表示させるようにしたので、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(2)上記(1)の電子カメラ1において、CPU20は、撮像素子12で用いられる受光範囲のアスペクト比(3:2)が第1のアスペクト比(16:9)より小さく、かつ、第3のアスペクト比(16:9)が第2のアスペクト比(3:2)より大きいとき、LCDモニタ17における表示範囲の縦方向の辺の長さと第2フレームの縦方向の辺の長さとを一致させるように第2フレームを表示させ、該第2フレームにおける表示範囲の横方向の辺の長さと第1フレームの横方向の辺の長さとを一致させるように第1フレームを表示させるようにしたので、撮像素子12による撮影範囲のアスペクト比が横3:縦2の場合であって、LCDモニタ17における表示面の有効表示範囲のアスペクト比が横16:縦9の場合でも、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(第四の実施形態)
第四の実施形態では、撮像素子12による撮影範囲のアスペクト比が横16:縦9の場合を説明する。なお、LCDモニタ17の表示面の有効表示範囲のアスペクト比を横3:縦2、静止画像のアスペクト比を横3:縦2、動画像のアスペクト比を横16:縦9とする。
図14は、第四の実施形態におけるCPU20がLCDモニタ17に表示させるガイドフレーム表示を例示する図である。図14において、LCDモニタ17の有効表示範囲の横方向と動画の撮影範囲の横方向の辺の長さが一致するように動画の撮影範囲を示す枠72vを表示させる。枠72vの左上に動画を示すマーク72mを表示させる。CPU20はさらに、枠72vの縦方向と静止画の撮影範囲の縦方向の辺の長さが一致するように静止画の撮影範囲を示す枠71sを表示させる。枠71sの左上に静止画を示すマーク71mを表示させる。図14における上下の黒帯領域は、撮像素子12において受光されない領域に相当する。図14の例では、枠71sと枠72vとで表示色が異なる。また、マーク71mとマーク72mとで表示色が異なる。枠71sとマーク71m、枠72vとマーク72mは、それぞれ同色表示である。
(変形例7)
図15は、変形例7のCPU20がLCDモニタ17に表示させるガイドフレーム表示を例示する図である。図15において、LCDモニタ17の有効表示範囲の横方向と動画の撮影範囲の横方向の辺の長さが一致するように動画の撮影範囲を示す枠92vを表示させる。枠92vの左上に動画を示すマーク92mを表示させる。CPU20はさらに、枠92vの縦方向と静止画の撮影範囲の縦方向の辺の長さが一致するように静止画の撮影範囲を示す枠91sを表示させる。枠91sの左上に静止画を示すマーク91mを表示させる。図15における上下の黒帯領域は、撮像素子12において受光されない領域に相当する。
変形例7の場合は、静止画の撮影範囲を示す枠と動画の撮影範囲を示す枠とが同色なので、マーク91m(静止画を示すマーク)とマーク92m(動画を示すマーク)の表示位置によって両撮影範囲を区別できるようにする。この場合にも、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
以上説明した第四の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電子カメラ1は、撮像素子12と、撮像素子12からの信号に基づいて、第1のアスペクト比(16:9)で構成される第1撮影範囲に対応する画像、および第1のアスペクト比より小さい第2のアスペクト比(3:2)で構成される第2撮影範囲に対応する画像をそれぞれ生成するAFE回路13、画像処理回路14と、第3のアスペクト比(3:2)の表示範囲を有するLCDモニタ17と、撮像素子12からの信号に基づく再生画像をLCDモニタ17に表示させるCPU20とを備える。該CPU20は、再生画像に重ねて、第1撮影範囲を示す第1フレームおよび第2撮影範囲を示す第2フレームを各フレームの区別に必要な情報とともに表示させるようにしたので、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(2)上記(1)の電子カメラ1において、CPU20は、撮像素子12で用いられる受光範囲のアスペクト比が第1のアスペクト比(16:9)と等しいとき、LCDモニタ17における表示範囲の横方向の辺の長さと第1フレームの横方向の辺の長さとを一致させるように第1フレームを表示させ、該第1フレームにおける表示範囲の縦方向の辺の長さと第2フレームの縦方向の辺の長さとを一致させるように第2フレームを表示させるようにしたので、撮像素子12による撮影範囲のアスペクト比が横16:縦9の場合であって、LCDモニタ17における表示面の有効表示範囲のアスペクト比が横3:縦2の場合でも、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(第五の実施形態)
第五の実施形態では、撮像素子12による撮影範囲のアスペクト比が横16:縦9の場合を説明する。なお、LCDモニタ17の表示面の有効表示範囲のアスペクト比を横16:縦9、静止画像のアスペクト比を横3:縦2、動画像のアスペクト比を横16:縦9とする。
図16は、第五の実施形態におけるCPU20がLCDモニタ17に表示させるガイドフレーム表示を例示する図である。図16において、LCDモニタ17の有効表示範囲の全域を用いて動画の撮影範囲を示す枠132vを表示させる。枠132vの左上に動画を示すマーク132mを表示させる。CPU20はさらに、枠132vの縦方向と静止画の撮影範囲の縦方向の辺の長さが一致するように静止画の撮影範囲を示す枠131sを表示させる。枠131sの左上に静止画を示すマーク131mを表示させる。図16の例では、枠131sと枠132vとで表示色が異なる。また、マーク131mとマーク132mとで表示色が異なる。枠131sとマーク131m、枠132vとマーク132mは、それぞれ同色表示である。
(変形例8)
図17は、変形例8のCPU20がLCDモニタ17に表示させるガイドフレーム表示を例示する図である。図17において、LCDモニタ17の有効表示範囲の全域を用いて動画の撮影範囲を示す枠162vを表示させる。枠162vの左上に動画を示すマーク162mを表示させる。CPU20はさらに、枠162vの縦方向と静止画の撮影範囲の縦方向の辺の長さが一致するように静止画の撮影範囲を示す枠161sを表示させる。枠161sの左上に静止画を示すマーク161mを表示させる。
以上説明した第五の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電子カメラ1は、撮像素子12と、撮像素子12からの信号に基づいて、第1のアスペクト比(16:9)で構成される第1撮影範囲に対応する画像、および第1のアスペクト比より小さい第2のアスペクト比(3:2)で構成される第2撮影範囲に対応する画像をそれぞれ生成するAFE回路13、画像処理回路14と、第3のアスペクト比(16:9)の表示範囲を有するLCDモニタ17と、撮像素子12からの信号に基づく再生画像をLCDモニタ17に表示させるCPU20とを備える。該CPU20は、再生画像に重ねて、第1撮影範囲を示す第1フレームおよび第2撮影範囲を示す第2フレームを各フレームの区別に必要な情報とともに表示させるようにしたので、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(2)上記(1)の電子カメラ1において、CPU20は、撮像素子12で用いられる受光範囲のアスペクト比が第1のアスペクト比(16:9)と等しいとき、LCDモニタ17における表示範囲の縦横方向の辺の長さと第1フレームの縦横方向の辺の長さとを一致させるように第1フレームを表示させ、該第1フレームにおける表示範囲の縦方向の辺の長さと第2フレームの縦方向の辺の長さとを一致させるように第2フレームを表示させるようにしたので、撮像素子12による撮影範囲のアスペクト比、およびLCDモニタ17の表示面の有効表示範囲のアスペクト比がともに横16:縦9である場合にも、アスペクト比が異なる複数の撮影範囲をわかりやすく表示できる。
(第六の実施形態)
第六の実施形態では、撮像素子12による撮影範囲のアスペクト比が横16:縦9で、かつLCDモニタ17の表示面の有効表示範囲のアスペクト比、静止画像のアスペクト比および動画像のアスペクト比が全て横16:縦9とする。
図18は、第六の実施形態におけるCPU20がLCDモニタ17に表示させるガイドフレーム表示を例示する図である。図18において、LCDモニタ17の有効表示範囲の全域を用いて撮影範囲を示す枠14を表示させる。CPU20はさらに、静止画を示すマーク141mと、動画を示すマーク142mとを枠14の左上に表示させる。
第六の実施形態によれば、撮像素子12による撮影範囲のアスペクト比が横16:縦9で、かつLCDモニタ17の表示面の有効表示範囲のアスペクト比、静止画像のアスペクト比および動画像のアスペクト比が全て横16:縦9の場合にも適切に撮影範囲を表示できる。
(変形例9)
上述した変形例2、変形例4、および変形例6において、静止画の撮影範囲を示す枠と動画の撮影範囲を示す枠とが共通しない領域(たとえば、静止画の撮影範囲を示す枠81s(151sまたは201s)に含まれるものの、動画の撮影範囲を示す枠82v(152vまたは202v)に含まれない範囲)の表示態様を異ならせる場合において、動画撮影中にシャッターボタン11が押下操作(半押し操作を含む)されると、輝度低下や彩度低下を元に戻すようにしてもよい。これにより、ユーザーは、静止画撮影の際に静止画撮影範囲を確認しやすくなる。
変形例9のCPU20は、動画撮影中におけるシャッターボタン11の押下操作が解除されると、再び静止画の撮影範囲を示す枠と動画の撮影範囲を示す枠とが共通しない領域(静止画の撮影範囲を示す枠81s(151sまたは201s)に含まれるものの、動画の撮影範囲を示す枠82v(152vまたは202v)に含まれない範囲)の表示態様を異ならせる。
(変形例10)
上述した説明では、静止画撮影処理が行える動画撮影モード(モードダイヤル22dにおけるビデオカメラマークの位置)について説明した。この代わりに、動画撮影中に静止画撮影処理が行える動画撮影モードと、動画撮影中に静止画撮影処理を禁止する動画撮影モードとを分けてもよい。この場合には、モードダイヤル22dに2つの動画撮影モードの操作位置を設ける。1つは、静止画撮影処理が行える動画撮影モードであり、たとえば、ビデオカメラマークとカメラマークとを並べて表記した操作位置とする。もう1つは、ビデオカメラマークのみを表記した操作位置とする。CPU20は、モードダイヤル22dがビデオカメラマークとカメラマークとを並べて表記した操作位置へ回転操作された場合に、上述した「ガイドフレーム表示」処理を行う。一方、CPU20は、モードダイヤル22dがビデオカメラマークのみを表記した操作位置へ回転操作された場合には「ガイドフレーム表示」として動画の撮影範囲を示す枠と、動画を示すマークとをLCDモニタ17に表示させ、静止画の撮影範囲を示す表示は行わない。
(変形例11)
上述した「ガイドフレーム表示」は、LCDモニタ17の代わりにビューファインダーに表示させてもよい。また、フレーム表示は直線だけでなく、破線や鎖線を用いてもよい。
(変形例12)
動画を示すマークの代わりに、動画を示す文字、記号またはアイコンを表示させてもよく、静止画を示すマークの代わりに、静止を示す文字、記号またはアイコンを表示させてもよい。なお、マークやアイコン等は、1つでもよいし、2つ以上を組み合わせて表示してもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
1…電子カメラ
12…撮像素子
14…画像処理回路
17…LCDモニタ
20…CPU
22a…シャッターボタン
22b…動画撮影ボタン
22c…電源ボタン
22d…モードダイヤル
61s、71s、81s、91s、121s、131s、151s、161s、191s、201s…静止画の撮影範囲を示す枠
62v、72v、82v、92v、122v、132v、152v、162v、192v、202v…動画の撮影範囲を示す枠
61m、71m、81m、91m、121m、131m、151m、161m、191m、201m…静止画を示すマーク
62m、72m、82m、92m、122m、132m、152m、162m、192m、202m…動画を示すマーク

Claims (6)

  1. 撮像素子と、
    前記撮像素子からの信号に基づいて、第1のアスペクト比で構成される第1撮影範囲に対応する画像、および前記第1のアスペクト比より小さい第2のアスペクト比で構成される第2撮影範囲に対応する画像をそれぞれ生成する画像生成手段と、
    第3のアスペクト比の表示範囲を有する表示手段と、
    前記撮像素子からの信号に基づく再生画像と、前記再生画像に重ねて、前記第1撮影範囲を示す第1フレームおよび前記第2撮影範囲を示す第2フレームを各フレームの区別に必要な情報とともに表示させる表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記撮像素子で用いられる受光範囲のアスペクト比が前記第1のアスペクト比より小さく、かつ、前記第3のアスペクト比が前記第2のアスペクト比より大きいとき、前記表示手段における表示範囲の縦方向の辺の長さと前記第2フレームの縦方向の辺の長さとを一致させるように前記第2フレームを表示させ、前記第2フレームにおける表示範囲の横方向の辺の長さと前記第1フレームの横方向の辺の長さとを一致させるように前記第1フレームを表示させることを特徴とする撮像装置。
  2. 撮像素子と、
    前記撮像素子からの信号に基づいて、第1のアスペクト比で構成される第1撮影範囲に対応する画像、および前記第1のアスペクト比より小さい第2のアスペクト比で構成される第2撮影範囲に対応する画像をそれぞれ生成する画像生成手段と、
    第3のアスペクト比の表示範囲を有する表示手段と、
    前記撮像素子からの信号に基づく再生画像と、前記再生画像に重ねて、前記第1撮影範囲を示す第1フレームおよび前記第2撮影範囲を示す第2フレームを各フレームの区別に必要な情報とともに表示させる表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記撮像素子で用いられる受光範囲のアスペクト比が前記第1のアスペクト比より小さく、かつ、前記第3のアスペクト比が前記第2のアスペクト比以下のとき、前記表示手段における表示範囲の横方向の辺の長さと前記第2フレームの横方向の辺の長さとを一致させるように前記第2フレームを表示させ、前記第2フレームにおける表示範囲の横方向の辺の長さと前記第1フレームの横方向の辺の長さとを一致させるように前記第1フレームを表示させることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像装置において、
    前記フレームの区別に必要な情報は、異なる色の表示、異なる線の表示、アイコン、文字、および記号のうち少なくとも1つを用いて表示することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記第1撮影範囲に対応する画像は動画像であり、前記第2撮影範囲に対応する画像は静止画像であることを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項4に記載の撮像装置において、
    前記表示制御手段はさらに、前記第1撮影範囲と前記第2撮影範囲とで重複しない領域の表示態様を他の領域と異ならせることを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項5に記載の撮像装置において、
    前記表示制御手段はさらに、レリーズ操作部材が操作中の場合は前記重複しない領域の表示態様を前記他の領域と同じにすることを特徴とする撮像装置。
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