JP5797186B2 - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート処理装置及び画像形成装置に関し、特にシートを綴じ針を用いることなく綴じるものに関する。
従来、複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置においては、画像を形成したシートに対し綴じ等の処理を行うシート処理装置を備えたものがある。このようなシート処理装置では、シート束を綴じる場合、金属針を用いてシート束を綴じるものが一般的である。しかし、近年、シートの綴じ方法として、環境に配慮して金属針を使用せず、歯型状の凹凸を有する凹凸部によってシート束を挟み込んでシートに凹凸を形成することにより、シートの繊維を絡めてシート束を締結する方法が提案されている(特許文献1参照)。
図16は、このような歯型状の凹凸を有する凹凸部によりシート束を締結する従来のシート処理装置の構成を示す図である。このシート処理装置は、歯型状の凹凸を有する下凹凸部材1と、歯型状の凹凸を有する上凹凸部材2と、下凹凸部材1が配置された下支持台9と、上凹凸部材2が配置された上支持台10を備えている。そして、シート束を締結する場合は、カムモータ20によりカム16を回転させてアーム板15を撓ませることで移動アーム12を回動させる。このように移動アーム12が回動すると、上凹凸部材2と下凹凸部材1が噛み合う綴じ位置まで上支持台10が移動し、下支持台9及び上支持台10に配置されている下凹凸部材1及び上凹凸部材2に荷重が付与され、シートに凹凸が形成される。なお、この荷重は、綴じられるシート束の厚さに応じて大きくする。
特開2010−189101号公報
しかし、歯型状の凹凸を有する凹凸部によりシート束を挟み込んでシート束を締結する従来のシート処理装置では、繊維が絡んだ方向と直交する方向には所定の締結力があるものの、繊維が絡んでいる方向には極端に締結力が低下する。また、繊維を絡ませることによりシート束を締結する場合、例えばシートの水分量が低い場合や、シートの表面の平滑度が高く、繊維同士が絡まりにくい場合等、極めて低い締結力でしかシート同士を締結することができない。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、シートの表面性や水分量等の条件によらず、安定して所定の締結力を確保できるシート処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シート処理装置において、シートを積載するシート積載手段と、凹凸状に形成され、互いに噛み合うよう配置された第1及び第2歯を備え、前記シート積載手段に積載されているシート束に前記第1及び第2歯により所定の方向に延びる複数の凹凸を形成して、シート束を綴じる綴じ処理を行う綴じ手段と、を有し、前記綴じ手段は、前記第1及び第2歯により前記シート束の端及びこの端と隣り合う隣接端の両方を跨ぐようにして前記シート束を挟み込んで、該シート束に前記複数の凹凸を形成する第1の綴じモードと、前記第1及び第2歯が前記シート束のいずれの端も跨ないように前記シート束を挟み込んで前記複数の凹凸を形成する第2の綴じモードとを選択的に行うことを特徴とする。
また、本発明は、シート処理装置において、シートを積載するシート積載手段と、互いに噛み合うよう配置された第1及び第2歯を備え、前記シート積載手段に積載されているシート束の角部に該シート束の端に対して傾斜した方向に並んだ複数の凸形状を前記第1及び第2歯によって形成してシート束を綴じる綴じ処理を行う綴じ手段と、を有し、前記第1及び第2歯が前記シート束の端の少なくとも一つを跨るように挟み込んで、前記複数の凸形状の少なくとも一つを前記シート束の端を含んだ位置に前記第1及び第2歯が形成する第1の綴じモードと、前記第1及び第2歯がシート束のいずれの端も跨ないように前記シート束を挟み込んで、前記複数の凸形状を前記シート束に前記第1及び第2歯が形成する第2の綴じモードとを選択的に行うことを特徴とする。
本発明のように、綴じ手段の綴じモードを、凹凸部がシート束の端を跨ぐように綴じ処理するモード又は凹凸部がシート束の端を跨がないように綴じ処理するモードに切り換えることにより、シートの表面性や水分量等の条件によらず、安定して所定の締結力を確保できる。
本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の構成を示す図。 上記シート処理装置であるフィニッシャを説明する図。 上記フィニッシャに設けられた綴じ部の構成を説明する図。 上記綴じ部に設けられた針無し綴じユニットの構成を説明する図。 上記綴じ部に設けられた針無し綴じユニットの動作を説明する図。 上記針無し綴じユニットにより針無し綴じされたシートの状態を示す断面図。 上記画像形成装置の制御ブロック図。 上記フィニッシャの制御ブロック図。 上記フィニッシャのシート綴じ処理動作を説明する図。 上記針無し綴じユニットによる綴じ処理を説明する図。 上記針無し綴じユニットによる針無し綴じされた部分を示す図。 上記針無し綴じユニットの第1の綴じモードによる綴じ処理を説明する図。 上記針無し綴じユニットによる針無し綴じの際の繊維の絡みによるシートの締結を説明する図。 上記針無し綴じユニットによる第1の綴じモード及び第2の綴じモードの切換制御を説明するフローチャート図。 上記フィニッシャに設けられた他の綴じ部の構成を説明する図。 従来のシート処理装置の構成を示す図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の構成を示す図である。図1において、900は画像形成装置、900Aは画像形成装置本体(以下、装置本体という)、900Bはシートに画像を形成する画像形成部である。950は、装置本体900Aの上部に設けられ、原稿搬送装置950Aを備えた画像読取装置であり、100は装置本体900Aの上面と画像読取装置950の間に配置されたシート処理装置であるフィニッシャである。
ここで、画像形成部900Bは、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナー画像を形成する感光体ドラムa〜dと、画像情報に基づいてレーザビームを照射して感光体ドラム上に静電潜像を形成する露光装置906等を備えている。なお、この感光体ドラムa〜dは不図示のモータにより駆動されると共に、周囲には、それぞれ不図示の一次帯電器、現像器、転写帯電器が配置されており、これらはプロセスカートリッジ901a〜901dとしてユニット化されている。
902は、矢印方向に回転駆動される中間転写ベルトであり、この中間転写ベルト902に転写帯電器902a〜902dによって転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム上の各色トナー像が順次中間転写ベルト902に多重転写される。これにより、中間転写ベルト上にはフルカラー画像が形成される。
903は順次中間転写ベルト902に形成されたフルカラー画像をシートPに転写する2次転写部である。この2次転写部903は、中間転写ベルト902を支持する2次転写対向ローラ903b及び中間転写ベルト902を介して2次転写対向ローラ903bと当接する2次転写ローラ903aとから構成される。909はレジストレーションローラ、904は給紙カセット、908は給紙カセット904に収容されたシートPを給送するピックアップローラである。200は装置本体900A及びフィニッシャ100の制御を司る制御部であるCPU回路部である。
次に、このように構成された画像形成装置900の画像形成動作について説明する。画像形成動作が開始されると、まず不図示のパソコン等からの画像情報に基づき露光装置906はレーザ光を照射し、表面が所定の極性・電位に一様に帯電されている感光体ドラムa〜dの表面を順次露光して感光体ドラムa〜dに静電潜像を形成する。この後、この静電潜像をトナーにより現像し、可視化する。
例えば、まず感光体ドラムaに、原稿のイエロー成分色の画像信号によるレーザ光を露光装置906のポリゴンミラー等を介して照射し、感光体ドラムa上にイエローの静電潜像を形成する。そして、このイエローの静電潜像を、現像器からのイエロートナーにより現像し、イエロートナー像として可視化する。この後、このトナー像が感光体ドラムaの回転に伴って感光体ドラムaと中間転写ベルト902とが当接する1次転写部に到来する。ここで、このようにトナー像が1次転写部に到来すると、転写帯電器902aに印加した1次転写バイアスにより、感光体ドラムa上のイエロートナー像が中間転写ベルト902に転写される(1次転写)。
次に、中間転写ベルト902のイエロートナー像を担持した部位が移動すると、このときまでに上記と同様な方法で感光体ドラムb上に形成されたマゼンタトナー像がイエロートナー像上から中間転写ベルト902に転写される。同様に、中間転写ベルト902が移動するにつれて、それぞれ1次転写部においてシアントナー像、ブラックトナー像が、イエロートナー像、マゼンタトナー像上に重ね合わせて転写される。これにより、中間転写ベルト902上にフルカラートナー画像が形成される。
また、このトナー画像形成動作に並行して給紙カセット904に収容されたシートPは、ピックアップローラ908により1枚ずつ送り出される。そして、シートPは、レジストレーションローラ909に達し、レジストレーションローラ909によりタイミングを合わされた後、2次転写部903に搬送される。この後、この2次転写部903において、転写手段である2次転写ローラ903aに印加される2次転写バイアスによって中間転写ベルト902上の4色のトナー像がシートP上に一括して転写される(2次転写)。
次に、トナー像が転写されたシートPは、2次転写部903から搬送ガイド920に案内されて定着部905に搬送され、定着部905を通過する際、熱及び圧力を受けて定着される。この後、このように画像が定着されたシートPは、定着部905の下流に設けられた排出通路921を通過した後、排出ローラ対918によって排出され、フィニッシャ100に搬送される。
ここで、フィニッシャ100は、装置本体900Aから排出されたシートを順に取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して1つの束に束ねる処理、束ねたシート束のシート排出方向上流端(以下、後端という)を綴じる綴じ処理を行う。そして、フィニッシャ100は、図2に示すように、必要に応じて綴じ処理を施し、積載トレイ114にシートを排出、積載する処理部139を備えている。なお、この処理部139は、綴じ処理を施すシートを積載するシート積載手段である中間処理トレイ107、中間処理トレイ107に積載されたシートを綴じる綴じ部100Aを備えている。
また、中間処理トレイ107には、中間処理トレイ107に、装置本体900Aの奥行き方向と直交する方向から搬送されたシートの幅方向(奥行き方向)の両側端位置を規制(整合)する後述する図3に示す前及び奥整合板109a,109bが設けられている。なお、この中間処理トレイ107に積載されたシートの幅方向の側端位置を整合する側端整合手段である前及び奥整合板109a,109bは、後述する図8に示す整合モータM253により駆動されて幅方向に移動する。
また、この前及び奥整合板109a,109bは、通常、不図示の整合HPセンサの検知信号に基づいて駆動される整合モータM253によりシートを受け入れる受け入れ位置に移動する。そして、中間処理トレイ107に積載されたシートの両側端位置を規制する際には、整合モータM253を駆動し、前及び奥整合板109a,109bを幅方向に沿って移動させて中間処理トレイ上に積載されたシートの両側端に当接させる。
また、図2に示すように中間処理トレイ107の搬送方向下流側の上方には引き込みパドル106が配置されている。ここで、この引き込みパドル106は、シートが処理部139に搬入される前に、後述する図8に示すパドルHPセンサS243の検知情報に基づいてパドル昇降モータM252を駆動することにより、排出シートの邪魔にならない上方で待機した状態になる。
また、引き込みパドル106は、中間処理トレイ107にシートが排出されると、パドル昇降モータM252の逆転駆動により、下方に移動すると共に、不図示のパドルモータにより、適切なタイミングで反時計方向に回転する。この回転により、シートを引き込んでシートの排出方向の一端であるシート後端を後端ストッパ108に突き当てる。ここで、本実施の形態において、この引き込みパドル106と、後端ストッパ108と、前及び奥整合板109a,109bとにより、中間処理トレイ107に積載されたシートを整合する整合手段130が構成される。なお、例えば中間処理トレイ107の傾斜が大きい場合には、引き込みパドル106や、後述するローレットベルト117を用いることなく、シートを後端ストッパ108に当接させることができる。
なお、図2において、112はシート排出方向に沿って移動可能な移動手段である後端アシストである。この後端アシスト112は、後述する図8に示すアシストHPセンサS244の検知信号に基づいて駆動されるアシストモータM254により、後述するステイプラの移動を妨げない位置からシートを受け入れる受け入れ位置に移動する。そして、この後端アシスト112は、後述するようにシート束に対して綴じ処理が施された後、シート束を積載トレイ114に排出する。
また、フィニッシャ100は、シートを装置内部に取り込むための入口ローラ対101及び排紙ローラ103を備えており、装置本体900Aから排出されたシートは、入口ローラ対101に受け渡される。なお、この時、入口センサS240によりシートの受渡しタイミングも同時に検知される。そして、入口ローラ対240に受け渡されたシートは、シート排出手段である排紙ローラ103により順次中間処理トレイ107に排出され、この後、引き込みパドル106やローレットベルト117等の戻し手段により後端ストッパ108に突き当てられる。これにより、シートのシート搬送方向の整合が行われ、整合処理されたシート束を形成する。
なお、図2において、105は後端落しであり、この後端落し105は、図2の(a)に示すように排紙ローラ103を通過するシートにより押し上げられる。そして、この後端落し105は、シートPが排紙ローラ103を通過すると、図2の(b)に示すように自重により落下してシートPの後端を上側から押し下げる。
また、104は除電針、115は束押えであり、この束押え115は後述する図8に示す束押えモータM255によって回転することにより、積載トレイ114に積載されたシート束を押さえる。S242はトレイ下限センサ、S245は束押えHPセンサである。S241はトレイHPセンサであり、シート束がトレイHPセンサS241を遮光している場合には、図8に示すトレイ昇降モータM251により積載トレイ114をトレイHPセンサS241が透過状態になるまで下降させて紙面位置を確定させる。
また、綴じ部100Aは、図3に示すように、針有り綴じ部であるステイプラ110と、針無し綴じ部である針無し綴じユニット102とを備えている。なお、図3は、ステイプラ110がHP(ホームポジション)に位置している状態を示している。ここで、シートに対し針により綴じ処理を施す第1綴じ手段であるステイプラ110はステイプル台150に固定されている。
なお、このステイプル台150は、後述する図8に示すSTP移動モータM258により、ステイプル移動台111に設けられた移動ガイド1111の溝にステイプル台150の案内ガイド1112,1113がガイドされながら移動する。これにより、ステイプラ110はステイプル移動台上でシートに対する向きを変えながら移動する。
シートに対し針を用いずに綴じ処理を施す第2綴じ手段である針無し綴じユニット102は、図3に示すように、中間処理トレイ107よりも装置本体900Aの奥行き方向奥側(以下、装置本体奥側という)に設けられている。また、この針無し綴じユニット102は、図4の(a)に示すように、針無し綴じモータM257と、針無し綴じモータM257により回転するギア501と、ギア501により回転する段ギア502〜504を備えている。さらに、針無し綴じユニット102は、段ギア502〜504により回転するギア505を備えている。また、針無し綴じユニット102は、フレーム513に固定された下アーム512と、下アーム512に軸511を中心に揺動自在に設けられ、不図示の付勢部材により下アーム側に付勢された上アーム509とを備えている。
ここで、ギア505は、回転軸506に取り付けられている。そして、この回転軸506には図4の(b)に示すようにカム527が取り付けられており、このカム527は、上アーム509と下アーム512の間に設けられている。これにより、針無し綴じモータM257が回転すると、針無し綴じモータM257の回転はギア501、段ギア502〜504、ギア505を介して回転軸506に伝わり、カム527が回転する。
このようにカム527が回転すると、それまで図5の(a)に示すようにコロ528を介してカム527に、不図示の付勢部材により圧接していた上アーム509のカム側端部が、図5の(b)に示すように上昇する。ここで、上アーム509のカム527とは反対側の端部の下端には歯型状の凹凸を有する凹凸部である上歯510が取り付けられており、下アーム512のカム527とは反対側の端部の上端には歯型状の凹凸を有する凹凸部である下歯514が取り付けられている。なお、下歯514は谷型形状を、上歯510は山型形状を有しており、この一対の下歯514及び上歯510は、複数の凹凸である歯が互いに噛み合うよう配置されている。
これにより、上アーム509のカム側端部が上昇すると、上アーム509のカム527とは反対側の端部が下降し、これに伴い上歯510が下降して下歯514と噛合し、シートを加圧する。そして、このように加圧されると、シートPは引き延ばされることによって表面の繊維が露出し、さらに加圧されることによってシート同士の繊維が互いに絡み合うことで締結が行われる。つまり、シートに対する綴じ処理を行う際には、上アーム509を揺動させ、上アーム509の上歯510と、下アーム512の下歯514とによってシートを噛み合い加圧することにより、シートが締結される。
なお、図6は、針無し綴じユニット102により針無し綴じされた5枚束のシートPの状態を示す図であり、上歯510と下歯514によってシートに山型の形状を施しながら加圧することでシートPの繊維同士の絡み合いを発生させて締結している。この繊維同士の絡み合いによるシートPの締結については、後述する図13において、詳しく説明する。
図7は、画像形成装置900の制御ブロック図であり、図8において、200は図1に示すように装置本体900Aの所定の位置に配置されたCPU回路部である。このCPU回路部200は、CPU201、制御プログラム等を格納したROM202、制御データを一時的に保持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられるRAM203を有している。
また、図7において、209は画像形成装置900と外部PC(コンピュータ)208との外部インターフェイスである。この外部インターフェイス209は外部PC208からのプリントデータを受信すると、このデータをビットマップ画像に展開し、画像データとして画像信号制御部206へ出力する。
そして、この画像信号制御部206は、このデータをプリンタ制御部207へ出力し、プリンタ制御部207は、画像信号制御部206からのデータを不図示の露光制御部へ出力する。なお、イメージリーダ制御部205から画像信号制御部206へは、画像読取装置950に設けられた不図示のイメージセンサで読み取った原稿の画像が出力され、画像信号制御部206は、この画像出力をプリンタ制御部207へ出力する。
また、操作部210は、画像形成に関する各種機能を設定するための複数のキー及び設定状態を表示するための表示部等を有している。そして、ユーザによる各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部200に出力すると共に、CPU回路部200からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
CPU回路部200は、ROM202に格納された制御プログラム及び操作部210の設定に従い、画像信号制御部206を制御すると共に、DF(原稿搬送装置)制御部204を介して原稿搬送装置950A(図1参照)を制御する。また、イメージリーダ制御部205を介して画像読取装置950(図1参照)を、プリンタ制御部207を介して画像形成部900B(図1参照)を、フィニッシャ制御部220を介してフィニッシャ100をそれぞれ制御する。
なお、本実施の形態において、フィニッシャ制御部220はフィニッシャ100に搭載され、CPU回路部200と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ100の駆動制御を行う。また、フィニッシャ制御部220をCPU回路部200と一体的に装置本体側に配設し、装置本体側から直接、フィニッシャ100を制御するようにしてもよい。
図8は本実施の形態に係るフィニッシャ100の制御ブロック図である。フィニッシャ制御部220は、CPU(マイコン)221、ROM222、RAM223で構成されている。そして、このフィニッシャ制御部220は、通信IC224を介してCPU回路部200と通信してデータ交換を行い、CPU回路部200からの指示に基づきROM222に格納されている各種プログラムを実行してフィニッシャ100の駆動制御を行う。
また、フィニッシャ制御部220は、ドライバ225を介して搬送モータM250、トレイ昇降モータM251、パドル昇降モータM252、整合モータM253、アシストモータM254、束押えモータM255を駆動している。さらに、フィニッシャ制御部220は、ドライバ225を介してSTPモータM256、針無し綴じモータM257、STP移動モータM258等を駆動している。
また、フィニッシャ制御部220には、入口センサS240、排紙センサS246、トレイHPセンサS241、トレイ下限センサS242、パドルHPセンサS243、アシストHPセンサS244、束押えHPセンサS245が接続されている。そして、フィニッシャ制御部220は、これら各センサからの検知信号に基づき整合モータM253、STP移動モータM258、針無し綴じモータM257等を駆動する。
次に、本実施の形態に係るフィニッシャ100のシート綴じ処理動作について説明する。画像形成装置900から排紙されたシートPは、既述した図2の(a)に示すように、搬送モータM250により駆動されている入口ローラ対101に受け渡される。この時、シートPの先端が入口センサS240によりシートの受渡しタイミングが同時に検知されている。
次に、入口ローラ対101に受け渡されたシートPは、入口ローラ対101から排紙ローラ103に受け渡され、先端部が後端落し105を持ち上げながら搬送されると同時に、除電針104により除電されながら中間処理トレイ107に排出される。排紙ローラ103により中間処理トレイ107に排出されたシートPは、後端落し105の自重により上側から押さえられることで、シートPの後端部が中間処理トレイ107に落下する時間が短縮される。
次に、排紙センサS246により検知されたシートP後端の信号を基に、フィニッシャ制御部220は中間処理トレイ内の制御を行う。即ち、既述した図2の(b)に示すように、パドル昇降モータM252により引き込みパドル106を中間処理トレイ107側に下降させ、シートPに接触させる。このとき、引き込みパドル106は、搬送モータM250により反時計周り方向に回転しているため、引き込みパドル106によりシートPは図中右方向の後端ストッパ108側に搬送され、この後、シートPの後端がローレットベルト117に受け渡される。なお、シートPの後端がローレットベルト117に受け渡されると、パドル昇降モータM252が上昇方向に駆動し、パドルHPセンサS243によりHPに到達したことを検知すると、フィニッシャ制御部220はパドル昇降モータM252の駆動を停止する。
ローレットベルト117は、引き込みパドル106により搬送されてきたシートPを後端ストッパ108まで搬送した後、シートPに対しスリップしながら搬送することで、シートPを常時後端ストッパ108に付勢させることになる。このスリップ搬送により、シートPを後端ストッパ108に突き当てることでシートPの斜行補正することができる。次に、このようにシートPを後端ストッパ108に突き当てた後、フィニッシャ制御部220は整合モータM253を駆動して整合板109をシート排出方向と直交する幅方向に移動させ、シートPの幅方向の位置を整合する。この一連の動作を綴じ処理する所定枚数のシートに対して繰り返し行うことで、図9の(a)に示すように、中間処理トレイ107上で整合されたシート束PAが形成される。
次に、このような整合動作が行われた後、綴じモードが選択されている場合には、綴じ部による綴じ処理が施される。この後、図9の(b)に示すように、アシストモータM254により同一で駆動される後端アシスト112と排出爪113によりシート束PAの後端が押され、中間処理トレイ107上のシート束PAは積載トレイ114上に束排出される。
なお、この後、図9の(c)に示すように、積載トレイ114上に積載されたシート束PAが後続して排出されるシート束により搬送方向に押し出されるのを防止するため、束押え115が反時計周りに回転してシート束PAの後端部を押える。そして、この束押え115による束押え動作完了後、シート束PAがトレイHPセンサS241を遮光している場合には、積載トレイ114をトレイ昇降モータM251により、トレイHPセンサS241が透過状態になるまで下降して紙面位置を確定させる。これまでの一連の動作を繰り返し行うことで、必要な部数のシート束PAを積載トレイ114上に排出することができる。
なお、動作中、積載トレイ114が下降してトレイ下限センサS242を遮光した場合には、積載トレイ114の満載がフィニッシャ制御部220から画像形成装置900のCPU回路部200に通知され、画像形成が中止される。この後、積載トレイ114上のシート束が取り除かれると、積載トレイ114がトレイHPセンサS241を遮光するまで上昇した後、下降してトレイHPセンサS241が透過することで再び積載トレイ114の紙面が確定される。これにより、画像形成装置900の画像形成が再開される。
ところで、本実施の形態において、既述したように綴じ部100Aは、図3に示すように、ステイプラ110と、針無し綴じユニット102とを備えている。そして、綴じモードを選択する際、ユーザは、綴じ針によりシートを綴じるステイプルジョブか、針無し綴じによりシートを綴じる針無し綴じジョブを選択する。
ここで、例えば操作部210やプリントの設定でプリントジョブに針無し綴じジョブが選択された場合、本実施の形態においては、図10の(a)に示すように、前整合板109aと後整合板109bにより、中間処理トレイ107の中央でシートPを整合する。この状態で排紙ローラ103により排出されたシートPは、引き込みパドル106により搬送方向とは逆方向の力が加わり、ローレットベルト117の搬送により後端ストッパ108まで戻される。
シートPの後端が後端ストッパ108に戻された後、前整合板109aによってシートPが後整合板109bまで搬送されることにより、シートPの幅方向の整合動作が行われる。この後、搬送方向の戻しがローレットベルト117により行われる。この一枚一枚のシートPの整合動作がステイプルする束の必要枚数行われた後で、針無し綴じユニット102による針無し綴じを行うため、シート束を整合位置から針無し綴じ位置まで束搬送する。
ここで、本実施の形態においては、シート束を上下一対の上歯510と下歯514により構成される歯部120が、シート束の端部に所定の方向に延びる複数の凹凸を形成してシート束の端部を跨ぐように綴じる第1の綴じモードを備えている。また、歯部120がシート束の端部に所定の方向に延びる複数の凹凸を、シート端部に跨がないように形成して綴じる第2の綴じモードを備えている。
第2のモードの場合は、フィニッシャ制御部220は、前整合板109a及び後整合板109bを幅方向に移動させると共に、後端アシスト112をシート排出方向下流側に移動させる。この際、フィニッシャ制御部220は、前整合板109a及び後整合板109bの移動量及び後端アシスト112の移動量を制御することにより、図10の(b)に示すように、シート束PAを歯部120がシート端部に跨らない位置まで移動させる。この後、針無し綴じユニット102により、シート束PAのシートに画像が形成されている領域外である突き当て手段側端部である後端ストッパ側端部の幅方向の角部に対して綴じ処理が行われる。なお、図11の(a)は、第2のモードにより針無し綴じが施されたシート束PAの綴じ部を示している。
第2のモードによる綴じの場合、歯部120の両端部がシート束PAの端部を跨いでいないために、上歯510と下歯514の歯型状の凹凸である歯の並び方向と同じ方向からシートをめくると繊維の絡み方向の力が加わる。このため、シートPは容易に剥せることになる。逆に、歯の並び方向と直交する方向にシートをめくった場合、シートPは所定の締結力で保持される。
第1の綴じモードによる綴じの場合、シート束PAは、図12に示すように後端アシスト112、前整合板109a及び後整合板109bにより歯部120がシート束PAの端部に跨ぐ針無し綴じ位置まで搬送される。この後、シート束PAに対して針無し綴じユニット102により綴じ処理が行われる。図11の(b)は、第1の綴じモードによりシート束PAの後端ストッパ側端部の幅方向の角部に対して針無し綴じが施されたシート束PAの綴じ部を示している。
ここで、第2のモードによる綴じの場合、図11の(a)に示すように、上歯510と下歯514の歯の並び方向の両側には、繊維の絡み部分が存在しないため、両端部においてシートがめくりやすく、繊維の絡み方向の力が加わり易い。一方、第1のモードによる綴じの場合、両端部がシート端部に跨った状態で締結しているためシートの端まで繊維の絡み部分が存在する。ところで、シートの端まで繊維の絡み部分が存在する場合、シートがめくりにくくなる。この結果、繊維の絡み方向の力が加わりにくくなり、シートがめくりによるはがれのきっかけが発生しづらくなる。つまり、第1のモードによる綴じの場合、上歯510と下歯514の歯の並び方向と同じ方向からシートをめくろうとした場合でも、シートがめくりにくく、繊維の絡み方向の力が加わりにくくなるので、シートPを容易に剥すことができなくなる。
ここで、針無し綴じの際の繊維の絡みによるシート束の締結に関して、図13を用いて説明する。図13の(a)に示すように、上歯510と下歯514の間には綴じ処理されるシートP1及びP2が挟まれている。この状態で、既述した駆動手段により上歯510が下降すると、歯型の上視図である図13の(b)においてハッチングされた歯型の斜面部でシートP1,P2を高圧で押圧することにより、シートP1,P2には矢印B方向に大きな力が加わる。この結果、シート表面の繊維が露出し、このように繊維を露出させた後、絡ませることでシート同士の繊維絡まることになる。そして、この後も、高圧で押圧されることで、繊維同士が締結されていく。
図13の(c)は、繊維の絡みを模式的に示した拡大図である。ある歯型の斜面A部では、シートP1,P2の繊維P1’、P2’が、矢印B方向に押圧されながら絡まっているために、繊維は図中の縦方向Yに絡むことになる。このためシートP1,P2の締結力は、歯の移動方向であるY方向には強いが、繊維の絡まっているX方向には弱くなる。
ところで、シートを押圧して締結する綴じ方法は、綴じ枚数が多くなればなるほど、大きな押圧力が必要である。また、シートの平滑度が高い場合は、シートを押圧した際のシート間の摩擦が低いため、シート表面の繊維が露わにならないことで繊維の絡まりが発生し辛くなる。この他、シートの水分量が低かったり破断伸び係数が低かったりすると、シート表面の繊維伸びがあまり生じないため、繊維自体が絡む前に切断するようになり、シートを締結することが困難になる。
このように、シートの平滑度や水分量等によっては、シートの繊維を絡めて綴じにくくなる。ここで、既述したように、第1のモードを選択すると、端部でのシートの絡みを行うと同時に、押圧面積が小さくなることで面圧が向上し、締結し辛い条件であっても締結することが可能となる。
そこで、本実施の形態においては、2つのモードを、上歯510と下歯514によるシートの締結力に影響のある綴じ枚数、平滑度、水分量、破断伸び係数等に応じて切換えるようにしている。なお、シートを締結し辛い条件は、例えばシートの枚数はジョブのプリント枚数から得ることができる。平滑度や破断伸び係数はシートの種類に依存しているため、画像形成装置でのシート種類の登録情報(普通紙、再生紙、コート紙、マット紙等の情報や、メディア情報)から予めROM202に記憶されている情報を用いて導出される。シートの水分量は、画像形成装置900が備えている環境センサの情報や、プリントのモード(定着器を通過すると水分量が低下することが知られている。このため、例えば、片面よりも両面の方が、水分量が低くなる)により綴じ方法を切り替えることになる。
ここでは、シート枚数、平滑度や破断伸び係数、水分量各々に関して独立しての説明を行ってきたが、実際の使用状態としてはこれらの組み合わせであることが一般的である。このため、使用される条件のマトリックスを予めROM202に記憶し、プリントされる条件に応じ、このマトリックスから、これらの条件のうちの少なくとも一つを選択して綴じモードを決定することが可能となる。
次に、本実施の形態における、2つのモードを切り換えるモード切換手段としてのフィニッシャ制御部220の、2つのモードの切換制御について、図14を用いて説明する。初めに、ジョブがスタートすると画像形成装置900のCPU回路部200からフィニッシャ制御部220に綴じ枚数、シート情報(平滑度、破断伸び係数)、水分量の情報が送られてくる。
そして、フィニッシャ制御部220は、針無し綴じを行う前に、綴じ枚数が所定の枚数よりも多いかを判断する(S100)。そして、綴じ枚数が所定の枚数よりも多い場合、すなわち綴じ枚数が所定枚数以上の場合には(S100のY)、端部跨り綴じ、即ち第1のモードを選択する(S105)。また、フィニッシャ制御部220は、綴じ枚数が所定の枚数よりも少ない場合には(S100のN)、次に平滑度が所定の平滑度よりも高いかを判断する(S101)。
フィニッシャ制御部220は、平滑度が所定の平滑度よりも高い場合、すなわち平滑度が所定の平滑度以上の場合には(S101のY)、端部跨り綴じを選択する(S105)。また、フィニッシャ制御部220は、平滑度が所定の平滑度よりも低い場合には(S101のN)、次に破断伸び係数が所定の破断伸び係数よりも低いかを判断する(S102)。そして、フィニッシャ制御部220は、破断伸び係数が所定の破断伸び係数よりも低い場合、すなわち破断伸び係数が所定の破断伸び係数以下の場合には(S102のY)、端部跨り綴じを選択する(S105)。また、破断伸び係数が所定の破断伸び係数よりも高い場合には(S102のN)、フィニッシャ制御部220は、水分量が所定の水分量よりも低いかを判断する(S103)。
そして、水分量が所定の水分量よりも低い場合、すなわち水分量が所定の水分量以下の場合には(S103のY)、フィニッシャ制御部220は、端部跨り綴じを選択する(S105)。水分量が所定の水分量よりも高い場合には(S103のN)、跨らない綴じ、即ち第2のモードを選択する(S104)。このようなステップを踏んで、シート束への綴じ方法が決定される。
即ち、本実施の形態では、シート束枚数が所定枚数以上、シートの平滑度が所定の平滑度以上、水分量が所定の水分量以下及び破断伸び係数が所定の破断伸び係数以下のうち、少なくとも1つの条件を満たしている場合に第1のモードに切り換えるようにしている。言い換えれば、シートの表面性や水分量等の条件に応じて、前及び奥整合板109を移動させるだけでシート束を綴じ位置に移動させる簡易な第2のモードと、前及び奥整合板109及び後端アシスト112を移動させる第1のモードに切り換えるようにしている。そして、このようにシートの表面性や水分量等の条件に応じて、第1のモードに切り換えることにより、安定して所定の締結力を確保できる。
以上説明したように、本実施の形態においては、フィニッシャ制御部220により、シートの表面性や水分量等の条件に応じて、第1のモード及び第2のモードの一方に切り換えるようにしている。これによりシートの表面性や水分量等の条件によらず、安定して所定の締結力を確保できる。つまり、本実施の形態のように、シートの表面性や水分量等の条件に応じて綴じモードを、第1のモード又は第2のモードに切り換えることにより、シートの表面性や水分量等の条件によらず、安定して所定の締結力を確保できる。
なお、これまでの説明においては、モードの切換に応じてシート束の移動量を変更するようにしたが、本発明は、これに限らず、モードの切換に応じて針無し綴じユニットを移動させるようにしても良い。
また、これまでの説明において、綴じ手段を構成する歯型状の凹凸を有し、所定の方向に延びる複数の凹凸を形成してシートを綴じる凹凸部として、上下一対の上歯510と下歯514を例に挙げて説明したが、本発明は、これに限らない。例えば、綴じ手段を構成するとして、図15に示す外周部に凹凸300a,301aを有する一対の回転部材300,301を備えたものを用いても良い。そして、一対の回転部材300,301によってシートPの束を挟持しながら一対の回転部材300,301を回転させることにより、シートPの束に複数の凹凸310を形成して綴じ処理を施すようにしても良い。
なお、このような一対の回転部材300,301を用いた場合、第1のモードの場合には、図15に示すようにシートの束の対向する2つの端部が跨ぐように綴じられる。つまり、第1のモードの場合に、一対の回転部材300,301によって綴じられるシート束の端部は、上下一対の上歯510と下歯514により綴じられるシート束の端部がシート束の隣り合う2つの端部であるのに対し、対向する2つの端部である。
さらに、これまでの説明においては、第1のモードの場合には、隣り合う2つの端部、あるいは対向する2つの端部の両方を跨ぐように複数の凹凸を形成する場合について説明したが、本発明は、これに限らない。例えば、綴じられたシート束をめくったときに力の加わりやすい一方の端辺のみを跨ぐように綴じるようにし、力の加わりにくい他方の端部は跨がないように綴じてもよい。この場合、シート束の状態でめくる際には剥がれにくいが、シート束を1枚ずつにばらす際には他方の端部から剥がすことによって剥がしやすくなる。
100…フィニッシャ、100A…綴じ部、102…針無し綴じユニット、106…引き込みパドル、107…中間処理トレイ、108…後端ストッパ、109…前及び奥整合板、110…ステイプラ、112…後端アシスト、114…積載トレイ、120…歯部、130…整合手段、139…処理部、140,141…間口、200…CPU回路部、220…フィニッシャ制御部、300,301…回転部材、510…上歯、514…下歯、900…画像形成装置、900A…画像形成装置本体、900B…画像形成部、P…シート

Claims (8)

  1. シートを積載するシート積載手段と、
    凹凸状に形成され、互いに噛み合うよう配置された第1及び第2歯を備え、前記シート積載手段に積載されているシート束に前記第1及び第2歯により所定の方向に延びる複数の凹凸を形成してシート束を綴じる綴じ処理を行う綴じ手段と、を有し、
    前記綴じ手段は、前記第1及び第2歯により前記シート束の端及びこの端と隣り合う隣接端の両方を跨ぐようにして前記シート束を挟み込んで、該シート束に前記複数の凹凸を形成する第1の綴じモードと、前記第1及び第2歯が前記シート束のいずれの端も跨ないように前記シート束を挟み込んで前記複数の凹凸を形成する第2の綴じモードとを選択的に行うことを特徴とするシート処理装置。
  2. シートを積載するシート積載手段と、
    互いに噛み合うよう配置された第1及び第2歯を備え、前記シート積載手段に積載されているシート束の角部に該シート束の端に対して傾斜した方向に並んだ複数の凸形状を前記第1及び第2歯によって形成してシート束を綴じる綴じ処理を行う綴じ手段と、を有し、
    前記第1及び第2歯が前記シート束の端の少なくとも一つを跨るように挟み込んで、前記複数の凸形状の少なくとも一つを前記シート束の端を含んだ位置に前記第1及び第2歯が形成する第1の綴じモードと、前記第1及び第2歯がシート束のいずれの端も跨ないように前記シート束を挟み込んで、前記複数の凸形状を前記シート束に前記第1及び第2歯が形成する第2の綴じモードとを選択的に行うことを特徴とするシート処理装置。
  3. 前記シート積載手段に積載されたシート束を移動させる移動手段を有し、
    前記移動手段は、前記シート束に前記第1の綴じモード又は前記第2の綴じモードで綴じ動作が行われるように前記シート束を移動させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のシート処理装置。
  4. 前記綴じ手段を移動させる駆動手段を有し、
    前記駆動手段は、前記シート束に前記第1の綴じモード又は前記第2の綴じモードで綴じ動作が行われるように前記綴じ手段を移動させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のシート処理装置。
  5. 前記シート積載手段にシートを排出するシート排出手段と、
    前記シート排出手段により前記シート積載手段に排出されたシートの排出方向の一端が突き当てられる突き当て手段と、
    シート排出方向と直交する幅方向に移動可能に設けられ、前記突き当て手段に突き当てられたシートの幅方向の位置を整合する整合手段と、
    前記シート排出手段により連続して排出されたシートが、前記突き当て手段に突き当てられた状態で前記整合手段により順次整合されて形成されるシート束をシート排出方向に沿って移動させる移動手段と、を備え、
    前記第1の綴じモードにより綴じ処理を行う場合は、シート束を前記第1及び第2歯が前記シート束の端を跨ぐ位置に移動させ、前記第2の綴じモードにより綴じ処理を行う場合は、前記第1及び第2歯が前記シートのいずれの端も跨がない位置に移動させるように前記整合手段の移動量及び前記移動手段の移動量が制御されることを特徴とする請求項1または2記載のシート処理装置。
  6. 前記綴じ手段により、シート束の角部に綴じ処理を行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のシート処理装置。
  7. 綴じ処理されるシート束の枚数が所定枚数以上、綴じ処理されるシートの平滑度が所定の平滑度以上、綴じ処理されるシートの水分量が所定の水分量以下及び綴じ処理されるシート束の破断伸び係数が所定の破断伸び係数以下のうち、少なくとも1つの条件を満たしている場合には前記第1の綴じモードに切り換わることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  8. 画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートに対して綴じ処理を施す請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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