JP5791532B2 - 収容体及びリール - Google Patents

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Description

本願の開示する技術は、収容体及びリールに関する。
電気コネクタや半導体素子等の小型の電子部品は、長手方向に間隔を空けて収容凹部が形成されたテープに収容された後、収容凹部の開口がカバーで塞がれ、これらテープとカバーを有する収容体がリールに巻き取られた形態で出荷される。
従来では、これらテープとカバーは、以下のような固着部で固着されている。
例えば、固着部として、互いに隣り合う収容凹部の間に形成された長方形状の中間固着部と、前記中間固着部に対するテープの幅方向両側にテープの長手方向に亘って一定の幅で連続して形成された一対の側方固着部とを有しているものが知られている。
また、固着部として、隣り合う収容凹部の間に形成された長方形状の中間固着部と、収容凹部に対するテープの幅方向の両側に形成された長方形状の一対の側方固着部とが、テープの長手方向に亘って千鳥状に配置されたものも知られている。
特開2009−102025号公報 特開2010−163188号公報
しかしながら、一対の側方固着部がテープの長手方向に亘って一定の幅で連続して形成されると、固着部の全体幅はテープの長手方向に亘って一定とならない。すなわち、中間固着部と側方固着部とが互いにテープの長手方向にオーバーラップする位置の固着部の全体幅が、テープの長手方向における他の位置の固着部の全体幅に比べて広くなる。これにより、中間固着部と一対の側方固着部とがオーバーラップする位置では、カバーを剥がすのに必要な力、すなわちカバーの剥離強度が大きくなる。この結果、カバーを剥がす際に、剥離強度の変動から収容体に振動が発生し、電子部品が収容凹部から飛び出す虞がある。
また、固着部の全体幅がテープの長手方向に亘って一定でも、中間固着部と一対の側方固着部とがテープの長手方向に亘って千鳥状に配置されると、各固着部の切れ目(途切れ部分)において、剥離強度が変動する。この結果、カバーを剥がす際に、剥離強度の変動から収容体に振動が発生し、電子部品が収容凹部から飛び出す虞がある。
本願の開示技術は、カバーの剥離強度の変動を小さくした収容体及びリールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願の開示する収容体は、厚さ方向へ凹んだ収容凹部が長手方向に間隔を空けて形成されたテープと、テープに重ね合わされ、収容凹部の開口を塞ぐカバーを有している。そして、これらテープとカバーは、中間固着部及び一対の側方固着部で固着されている。中間固着部は、互いに隣り合う収容凹部の間に形成され、互いに隣り合う収容凹部のうち一方の収容凹部から互いに隣り合う収容凹部の間の中間部に向かうに従って幅が増大し、中間部から他方の収容凹部に向かうに従って幅が減少する。一対の側方固着部は、オーバーラップ部と連結部とをそれぞれ有している。各オーバーラップ部は、中間固着部に対するテープの幅方向両側に形成されて中間固着部とテープの長手方向にオーバーラップしている。また、各オーバーラップ部は、互いに隣り合う収容凹部の一方の収容凹部から互いに隣り合う収容凹部の間の中間部に向かうに従って幅が減少し、中間部から他方の収容凹部に向かうに従って幅が増大する。各連結部は、テープの長手方向に並ぶオーバーラップ部を連結し一定の幅で形成されている。そして、中間固着部と各オーバーラップ部との合計幅が各連結部の合計幅と等しくされている。
本願の開示する収容体によれば、中間固着部と一対の側方固着部を含んだ固着部の全体幅がテープの長手方向に亘って一定となり、且つ、中間固着部と一対の側方固着部との間に切れ目がなくなる。したがって、本願の開示する収容体では、一対の側方固着部がテープの長手方向に亘って一定の幅で連続して形成される場合や中間固着部と一対の側方固着部との間に切れ目がある場合に比して、カバーの剥離強度の変動が小さくなる。
第1実施形態に係る収容体がリールに巻かれた状態を示す図である。 (A)は図1に示す収容体の平面図であって、(B)は図1に示す収容体における固着部全体に起因する剥離強度や、中間固着部に起因する剥離強度、一対の側方固着部に起因する剥離強度を示す図である。 図2(A)に示す第1実施形態に係る収容体の拡大図である。 第1実施形態に係る収容体の変形例を示す平面図である。 (A)は圧着コテの正面図を示す図であって、(B)は圧着コテの底面図を示す図であり、(C)は圧着コテを用いた熱圧着の様子を示す図である。 (A)は第2実施形態に係る収容体の平面図であって、(B)は(A)に示す収容体における固着部全体に起因する剥離強度や、中間固着部及び固着補強部に起因する剥離強度、一対の側方固着部に起因する剥離強度を示す図である。 図6(A)に示す第2実施形態に係る収容体の拡大図である。 第3実施形態に係る収容体の平面図である。 第4実施形態に係る収容体の平面図である。 (A)は第5実施形態に係る収容体の平面図であって、(B)は(A)に示す収容体における固着部全体に起因する剥離強度や、中間固着部及び固着補強部に起因する剥離強度、一対の側方固着部に起因する剥離強度を示す図である。 (A)は第1比較例に係る収容体の平面図であって、(B)は(A)に示す収容体における固着部全体に起因する剥離強度や、中間固着部に起因する剥離強度、一対の側方固着部に起因する剥離強度を示す図である。 (A)は第2比較例に係る収容体の平面図であって、(B)は(A)に示す収容体における固着部全体に起因する剥離強度や、中間固着部に起因する剥離強度、一対の側方固着部に起因する剥離強度を示す図である。
以下に、本願の開示する収容体及びリールの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1に示すように、第1実施形態に係るリール1は、円柱状の芯2Aの両端に鍔2Bが付いたリール本体2と、芯2Aに巻回されている収容体10を有している。
収容体10は、例えば電気コネクタや半導体素子等の複数の電子部品12を収容しており、長尺状のキャリアテープ14と、当該キャリアテープ14に重ね合わされる長尺状のカバーテープ16とを有している。
キャリアテープ14は、例えば生分解性プラスチック、ポリ塩化ビニール又はポリエチレン等の樹脂を主な材料としており、この他に静電気対策用のカーボン粉末等が混入されている。このキャリアテープ14は、それぞれテープ長さL方向(長手方向)に亘って一定の幅で一体形成されたテープ本体部14Aと送り部14Bとを有する。
テープ本体部14Aは、エンボス加工(押出し加工)が施され、テープ本体部14Aの厚さ方向の一面18に厚さ方向へ凹んだ凹状(うつわ状)の収容凹部20が複数個形成されている。各収容凹部20は、テープ本体部14Aのテープ幅W方向の中央部に位置し、テープ長さL方向に等間隔に形成されている。各収容凹部20の内部には、電子部品12が収容されており、この電子部品12の外形に対応して各収容凹部20の平面形状が例えば矩形とされている。各収容凹部20の間隔は、例えば収容凹部20のテープ長さL方向の長さに比べて、若干長くされている。
このテープ本体部14Aの一方の側部14Cからは、送り部14Bがテープ幅W方向に延出している。この送り部14Bはテープ長さL方向に亘って形成されている。送り部14Bには、その厚み方向に貫通した搬送用の送り穴22がテープ長さL方向に亘って等間隔に形成されている。
また、テープ本体部14Aの厚さ方向の一面18の全面には、各収容凹部20の開口を塞ぐようにカバーテープ16が重ね合わされており、テープ本体部14Aとカバーテープ16が後述する固着部24(図2参照)を介して固着されている。カバーテープ16は、テープ長さL方向に亘って一定の幅で形成され、その幅はテープ本体部14Aの幅と等しくされている。また、カバーテープ16は、例えばPET(Polyethylene Tele Phatarate)樹脂とポリエチレン系樹脂の2層構造、又はオレフィン系樹脂とポリエチレン系樹脂の2層構造とされている。
図2(A)に示すように、テープ本体部14Aとカバーテープ16とを固着する固着部24は、中間固着部26と一対の側方固着部28とを有している。なお、テープ本体部14Aとカバーテープ16は、テープ幅W方向全域で互いに重なっているが、図2(A)では、理解を容易とするために、テープ本体部14Aの収容凹部20等について実線で示し、カバーテープ16を二点鎖線で示している。
中間固着部26は、テープ長さL方向にて互いに隣り合う収容凹部20の間に形成されている。この中間固着部26は、テープ幅W方向の中央部に位置している。図3に示すように、中間固着部26の幅W1は、互いに隣り合う収容凹部20の一方L1から互いに隣り合う収容凹部20の間の中間部(特に中間部の中でも中央部)に向かうに従って増大し、中央部から収容凹部20の他方L2に向かうに従って減少している。また、本第1実施形態では、中間固着部26における中央部よりも収容凹部側の部位26Aは、各収容凹部20に向かうに従って先細りして各部位26Aの先端部が尖っており(角部となっており)、中間固着部26全体の平面形状が菱形とされている。各部位26Aの先端部は鋭角とされ、収容凹部20におけるテープ幅W方向の縁部の中央付近にまで至っている。
一対の側方固着部28は、各収容凹部20及び中間固着部26に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って形成されている。各側方固着部28は、オーバーラップ部(重合部)28Aと連結部28Bとをそれぞれ有している。
オーバーラップ部28Aは、各中間固着部26に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って変動する幅W2で形成されて、各中間固着部28とテープ長さL方向にオーバーラップしている。連結部28Bは、各収容凹部20に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って一定の幅W3で形成され、長さL方向に並ぶオーバーラップ部28A同士を連結位置28Cにて連結している。この連結位置28Cは、テープ長さL方向において中間固着部26がなくなる境界30(固着部24において中間固着部26が途切れる部分)に含まれる。
ここで、各オーバーラップ部28Aの幅W2は、テープ長さL方向において連結位置28Cで最大値をとり、連結部28Bの幅W3と等しくされている。そして、連結位置28C間のオーバーラップ部28Aの幅W2は、テープ長さL方向に亘って中間固着部26の幅W1の増減に対応して減増している。
具体的に、各オーバーラップ部28Aの幅W2は、互いに隣り合う収容凹部20の一方L1から互いに隣り合う収容凹部20の間の中央部に向かうに従って中間固着部26の幅W1が増大する分の半分が減少する。そして、収容凹部20の間の中間部、特に収容凹部20の間の中央部にてオーバーラップ部28Aの幅W2は最小値をとる。また、オーバーラップ部28Aの幅W2は、当該中央部から収容凹部20の他方L2に向かうに従って中間固着部26の幅W1が減少する分の半分が増大して最大値(W2=W3)に至っている。この結果、テープ長さL方向の同じ位置での中間固着部26の幅W1と一対のオーバーラップ部28Aの幅W2との合計幅Wa(=W1+W2×2)が一対の連結部28Bの合計幅Wb(=W3×2)と等しくなっている。
次に、固着部24(中間固着部26と一対の側方固着部28)の形成方法について説明する。
固着部24は、図5(C)に示すように、電子部品12がテープ本体部14Aの収容凹部20に収容された状態において、カバーテープ16をキャリアテープ14に重ね合わせた後、圧着コテ34を用いた熱圧着により形成される。
この圧着コテ34は、図5(A)及び(B)に示すように、コテ本体36と、第1突起部38Aと第2突起部38Bとを有している。コテ本体36は、四角柱状とされ、平面形状が長方形とされている。コテ本体36の高さ方向の面36Aの中央部からは、第1突起部38Aが突き出ている。この第1突起部38Aは、中間固着部26の平面形状(菱形)と略同一とされた平面形状を有している。また、コテ本体36の高さ方向の面36Aの両端部からは、第2突起部38Bが突き出ている。この第2突起部38Bは、一対の側方固着部28の平面形状と同一とされた平面形状を有している。
ここで、第1突起部38Aは、第2突起部38Bよりも突き出ている。これは、圧着コテ34による圧着時に、テープ本体部14Aの厚さ方向の一面18の反対面を支える土台が設けられない場合に、中間固着部26の形成箇所が逃げてしまう分だけ突き出るようにしている。なお、土台を設ける場合には、第1突起部38Aと第2突起部38Bの突き出る長さを同じとしてもよい。
次に、上述の第1実施形態に係るリール1及び収容体10の作用及び効果について説明する。
第1実施形態に係るリール1は、図1に示すように、収容体10がリール本体2の芯2Aに巻回された状態で図示しない電子部品実装装置の内部にある電子部品供給装置に設置される。この後、当該電子部品供給装置の自動送り用ピンがキャリアテープ14の送り穴22に係合されて、一定速度で一方L1へ送り出される。このとき、カバーテープ16は、他方L2へ向けて電子部品実装装置によって連続して引っ張られることにより、キャリアテープ14から引き剥がされる。そして、カバーテープ16が引き剥がされた後、例えば、図示しない吸引部材によって収容凹部20内の電子部品12が上方から吸引されて取り出され、電子機器等の基板の所定位置に実装される。
ここで、カバーテープ16が引き剥がされる際、カバーテープ16を引き剥がすのに必要な力である剥離力の大きさ、すなわち剥離強度は、原則としてキャリアテープ14とカバーテープ16の固着部24の固着面積に対して比例関係にある。
そこで、カバーテープ16が引き剥がされる際の第1実施形態の作用効果を明確にするために比較例の収容体を説明する。なお、以下の収容体では、電子部品やキャリアテープ、カバーテープ、収容凹部には、第1実施形態に係る収容体10のものと同じ符号を付している。
図11(A)に示す第1比較例の収容体80では、キャリアテープ14のテープ本体部14Aに形成された収容凹部20に電子部品12が収容されており、収容凹部20の開口を塞ぐようにテープ本体部14Aとカバーテープ16とが固着部82で固着されている。この固着部82は、互いに隣り合う収容凹部20の間に形成された長方形状の中間固着部84と、当該中間固着部84に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って一定の幅で連続して形成された一対の側方固着部86とを有している。
図12(B)に示す第2比較例の収容体90では、キャリアテープ14のテープ本体部14Aに形成された収容凹部20に電子部品12が収容されており、収容凹部20の開口を塞ぐようにテープ本体部14Aとカバーテープ16とが固着部92で固着されている。この固着部92は、隣り合う収容凹部20の間に形成された長方形状の中間固着部94と、収容凹部20に対するテープ幅W方向の両側に形成された長方形状の一対の側方固着部96とを有している。中間固着部94と一対の側方固着部96とは、テープ長さL方向に亘って千鳥状に配置されている。そして、テープ長さL方向において中間固着部94と一対の側方固着部96との間には、中間固着部94と一対の側方固着部96とが途切れる固着部92の切れ目98が存在している。
しかしながら、図11(A)に示す第1比較例の収容体80のように、一対の側方固着部86がテープ長さL方向に亘って一定の幅で連続して形成されると、固着部82の全体幅がテープ長さL方向に亘って一定とならない。すなわち、中間固着部84と一対の側方固着部86とがオーバーラップする位置の固着部82の全体幅が、テープ長さL方向における他の位置(オーバーラップしない位置)の固着部82の全体幅に比べて広くなる。これにより、中間固着部84と一対の側方固着部86とがオーバーラップする位置では、テープ長さL方向において中間固着部26がなくなる境界30を境にして、カバーを剥がすのに必要な力、すなわちカバーの剥離強度が大きくなる。この結果、カバーテープ16を一方L1から他方L2へ剥がす際に、境界30で剥離強度が変動し、この剥離強度の変動から収容体80に振動が発生して、電子部品12が収容凹部20から飛び出す虞がある。
これに対し、第1実施形態に係る収容体10では、図2(A)及び図3に示すように、一対の側方固着部28が中間固着部26とオーバーラップするオーバーラップ部28Aとオーバーラップ部28A間の連結部28Bとをそれぞれ有している。そして、テープ長さL方向の同じ位置での中間固着部26と一対のオーバーラップ部28Aとの合計幅Waが一対の連結部28Bの合計幅Wbと等しくされている。このため、収容体10では、中間固着部26と一対の側方固着部28とがオーバーラップする位置の固着部24の全体幅(=Wa)が、テープ長さL方向における他の位置の固着部24の全体幅(=Wb)に比べて広くならない。すなわち、テープ長さL方向のどの位置でも固着部24の全体幅が一定(Wa=Wb=一定)となる。この結果、第1比較例の収容体80に比して、中間固着部26がなくなる境界30においてカバーテープ16の剥離強度の変動が小さくなる(図2(B)及び図11(B)参照)。
ところで、図12(A)に示す第2比較例の収容体90では、テープ長さL方向のどの位置でも固着部92の全体幅が一定となっている。しかしながら、固着部92の全体幅が一定であっても、中間固着部94と一対の側方固着部96とがテープ長さL方向に亘って千鳥状に配置されると、剥離強度が変動し得る。具体的に、剥離強度は原則として固着面積に対して比例関係にあるため、固着部92の全体幅、言い換えると固着面積が一定となれば剥離強度も一定となるが、実際には固着部92の切れ目98において、剥離強度は変動し得る。一般的に、切れ目98におけるカバーテープ16の剥離強度は、図12(B)に示すようにテープ長さL方向の他の位置に比べて小さくなる(ただし、場合によっては大きくなる場合もある)。この結果、カバーテープ16を一方L1から他方L2へ剥がす際に、切れ目98において剥離強度が変動し、この剥離強度の変動から収容体90に振動が発生して、電子部品12が収容凹部20から飛び出す虞がある。
これに対し、第1実施形態に係る収容体10では、図2(A)及び図3に示すように、キャリアテープ14とカバーテープ16が、中間固着部26だけなく、テープ長さL方向に亘って形成された一対の側方固着部28でも固着されている。すなわち、一対の側方固着部28では、長さL方向に並ぶオーバーラップ部28A同士が連結部28Bにより連結されている。このため、テープ長さL方向において固着部24(中間固着部26と一対の側方固着部28と)が途切れる切れ目がない。この結果、収容体10では、切れ目98がある第2比較例の収容体90に比して、カバーテープ16の剥離強度の変動が小さくなる(図2(B)及び図12(B)参照)。また、収容体10では、切れ目98がある第2比較例の収容体90に比して、収容凹部20に埃が進入し難い。
なお、第2比較例の収容体90において、仮に切れ目98がない場合を想定しても、実際には中間固着部26がなくなる境界30においてカバーテープ16の剥離強度は多少変動し得る。
第1実施形態に係る収容体10では、中間固着部26の幅W1が、互いに隣り合う収容凹部20のうち一方L1の収容凹部20から収容凹部20間の中央部に向かうに従って増大し、当該中央部から収容凹部20の他方L2に向かうに従って減少している。また、中間固着部26の幅の増減に対応して、オーバーラップ部28Aの幅W2が、互いに隣り合う収容凹部20のうち一方L1の収容凹部20から収容凹部20間の中央部に向かうに従って減少している。さらに、オーバーラップ部28Aの幅W2が、当該中央部から収容凹部20のうち他方L2の収容凹部20に向かうに従って増大している。
これにより、中間固着部26に起因するカバーテープ16の剥離強度は一方L1から他方L2の収容凹部20に向かうに従って増減するようになる。これに対応して、オーバーラップ部28Aに起因するカバーテープ16の剥離強度は一方L1から他方L2の収容凹部20に向かうに従って減増するようになる。すなわち、中間固着部26やオーバーラップ部28Aに起因する個々のカバーテープ16の剥離強度の変動がテープ長さL方向に亘って緩やかとなる。この結果、収容体10では、カバーテープ16を剥がす際に、各固着部26、28Aに起因する個々の剥離強度の変動から収容体10に振動が発生することを抑制できる。
また、第1実施形態に係る収容体10では、中間固着部26における中央部よりも収容凹部側の部位26Aが、各収容凹部20に向かうに従って先細りして各部位26Aの先端部が尖っている。これにより、各部位26Aとテープ長さL方向にオーバラーラップする一対の側方固着部28の角部(連結位置28Cの角部)が鈍角となる。当該角部が鈍角になると、角部が鋭角の場合(先細りしていない場合:端部に幅がある場合)に比して剥離強度が補強される。この結果、カバーテープ16の剥離強度の変動が小さくなる。
さらに、第1実施形態に係る収容体10では、中間固着部26の平面形状が菱形である。これにより、中間固着部26と一対の側方固着部28とがオーバーラップする位置では、テープ長さL方向に亘って各固着部26、28Aに起因する個々の剥離強度が直線的に変動する。言い換えると個々の剥離強度が徐々に変動する。この結果、収容体10では、中間固着部26が菱形でない場合に比して、カバーテープ16を剥がす際に、各固着部26、28Aに起因する剥離強度の変動から収容体10に振動が発生することを抑制できる。
例えば、製造工程において、テープ長さL方向のある範囲において、オーバーラップ部28Aがテープ本体部14Aに対して幅方向にズレを生じた場合には、その範囲内のオーバーラップ部28Aの幅W2が最小値をとる箇所において、W2=0となってしまい、不連続となる場合がある。
この場合、前記ズレを生じた範囲では、厳密には、Waであるべき合計幅はWa’となり、同時に隣接する連結部28Bの幅も本来のWbから同じだけ変動しWb’となるので、通常はWa’= Wb’となることから、剥離強度の変動はほとんど増えない。
また、追加図Aに示すように、オーバーラップ部28Aの幅W2が最小値をとる箇所において、W2=0の長さがNである時、中間固着部26の中間部26Mも、テープ長さL方向に亘って長さNだけ一定の幅で形成される。この時、テープ長さL方向のどの位置でも固着部92の全体幅が一定となっているので、Wa=Wbを満たし、中間固着部26がなくなる境界30においてカバーテープ16の剥離強度の変動が小さくなるという同様の効果を奏する。(別途、追加図Aを添付します。他の図と整合が取れるように、追記修正をお願いします。)
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る収容体について説明する。
図6(A)に示すように、第2実施形態に係る収容体40は、第1実施形態の収容体10と同一のキャリアテープ14とカバーテープ16を有している。これらキャリアテープ14とカバーテープ16とは、中間固着部26と一対の側方固着部28を有した固着部24の他にさらに固着補強部42で固着されている。
この固着補強部42は、中間固着部26における中央部よりも収容凹部側の部位26Aの先端部に一体的に設けられており、キャリアテープ14とカバーテープ16の固着を補強している。また、図7に示すように、固着補強部42は、各部位26Aの先端部を楕円形に拡径した平面形状を有している。さらに、固着補強部42は、収容凹部20の長さL方向の縁部に接しており、オーバーラップ部28Aと連結部28Bの連結位置28Cの延長線L3上に楕円形の中心Oが位置している。
なお、図7において、楕円形内に位置する各部位26Aの先端部の外形は、点線で示している。
ここで、第1実施形態の収容体10においては、固着部24の全体幅が一定でも、図2(B)に示すように、テープ長さL方向において中間固着部26がなくなる境界30では、カバーテープ16の剥離強度が若干小さくなる。これは、固着面積以外の要因、例えば固着部形成段階での圧着コテ34の圧着力の変動(境界30、特に部位26Aの先端部の圧着力と、当該先端部とオーバーラップする一対の側方固着部28の角部の圧着力が共に減少する)等の要因によるものである。
一方で、第2実施形態に係る収容体40によれば、中間固着部26の各部位26Aの先端部に固着補強部42を設けることで、先端部周囲の固着部24の固着面積が部分的に大きくなる。この結果、中間固着部26がなくなる境界30でカバーテープ16の剥離強度が補強され、第1実施形態の収容体10に比して、カバーテープ16の剥離強度の変動がより小さくなる(図6(B)及び図2(B)参照)。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態に係る収容体について説明する。
図8に示すように、第3実施形態に係る収容体50は、第1実施形態の収容体10と同一のキャリアテープ14とカバーテープ16を有している。これらキャリアテープ14とカバーテープ16とは、固着部52で固着されている。この固着部52は、上述した中間固着部26と側方固着部28とは形状が異なる中間固着部54と一対の側方固着部56とを有している。
中間固着部54は、テープ長さL方向にて互いに隣り合う収容凹部20の間に形成されている。この中間固着部54は、テープ幅W方向の中央部に位置している。中間固着部54の幅W5は、互いに隣り合う収容凹部20のうち一方L1の収容凹部20からから互いに隣り合う収容凹部の間の中間部(オーバーラップ部56Aの中間部56Bに相当)に向かうに従って増大している。また、中間固着部54の幅W5は、収容凹部間の中間部においてはテープ長さL方向に亘って一定とされている。さらに、中間固着部54の幅W5は、中間部から収容凹部20のうち他方L2の収容凹部20に向かうに従って減少している。また、本第3実施形態では、中間固着部54における中間部54Bよりも収容凹部側の部位54Aは、各収容凹部20に向かうに従って先細りして各部位54Aの先端部が尖っている(角部となっている)。各部位54Aの先端部は鋭角とされ、収容凹部20におけるテープ幅W方向の縁部の中央付近にまで至っている。
一対の側方固着部56は、各収容凹部20及び中間固着部54に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って形成されている。各側方固着部56は、オーバーラップ部56Aと連結部56Bとをそれぞれ有している。
オーバーラップ部56Aは、各中間固着部54に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って変動する幅W6で形成されて、各中間固着部54とテープ長さL方向にオーバーラップしている。連結部56Bは、各収容凹部20に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って一定の幅W7で形成され、長さL方向に並ぶオーバーラップ部56A同士を連結位置56Cにて連結している。この連結位置56Cは、テープ長さL方向において中間固着部54がなくなる境界30に含まれる。
ここで、各オーバーラップ部56Aの幅W6は、テープ長さL方向にて連結位置56Cで最大値をとり、連結部56Bの幅W7と等しくされている。そして、連結位置56C間のオーバーラップ部56Aの幅W6は、テープ長さL方向に亘って中間固着部54の幅W5の増減に対応して減増している。
具体的に、各オーバーラップ部56Aの幅W6は、互いに隣り合う収容凹部20のうち一方L1の収容凹部20から互いに隣り合う収容凹部20の間の中間部に向かうに従って中間固着部54の幅W6が増大する分の半分が減少する。そして、当該中間部(オーバーラップ部56Aの中間部56Bに相当)にて最小値をとる。また、オーバーラップ部56Aの幅W6は、当該中間部から収容凹部20のうち他方L2の収容凹部20に向かうに従って中間固着部54の幅W1が減少する分の半分が増大して最大値(W6=W7)に至っている。この結果、テープ長さL方向の同じ位置での中間固着部54の幅W5と一対のオーバーラップ部56Aの幅W6との合計幅Wa(=W5+W6×2)が一対の連結部56Bの合計幅Wb(=W7×2)と等しくなっている。
以上、第3実施形態に係る収容体50によれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。この他、収容体50では、オーバーラップ部56Aに幅が一定の中間部54Bがあるため、テープ長さL方向に亘って一対の側方固着部56に起因するカバーテープ16の剥離強度が変動する箇所を少なくすることができる。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態に係る収容体について説明する。
図9に示すように、第4実施形態に係る収容体60は、第1実施形態の収容体10と同一のキャリアテープ14とカバーテープ16を有している。これらキャリアテープ14とカバーテープ16は、固着部62で固着されている。この固着部62は、上述した中間固着部26と側方固着部28とは形状が異なる中間固着部64と一対の側方固着部66とを有している。
中間固着部64は、テープ長さL方向にて互いに隣り合う収容凹部20の間に形成されている。この中間固着部64は、テープ幅W方向の中央部に位置している。中間固着部64の幅W8は、互いに隣り合う収容凹部20のうち一方L1の収容凹部20から互いに隣り合う収容凹部の間の中央部に向かうに従って増大している。また、中間固着部64の幅W5は、中央部から収容凹部20のうち他方L2の収容凹部20に向かうに従って減少している。また、本第4実施形態では、中間固着部64は、楕円形の平面形状を有している。
一対の側方固着部66は、各収容凹部20及び中間固着部64に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って形成されている。各側方固着部66は、オーバーラップ部66Aと連結部66Bとをそれぞれ有している。
オーバーラップ部66Aは、各中間固着部64に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って変動する幅W9で形成されて、各中間固着部64とテープ長さL方向にオーバーラップしている。連結部66Bは、各収容凹部20に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って一定の幅W10で形成され、長さL方向に並ぶオーバーラップ部66A同士を連結位置66Cにて連結している。この連結位置66Cは、テープ長さL方向において中間固着部64がなくなる境界30に含まれる。
ここで、各オーバーラップ部66Aの幅W9は、テープ長さL方向にて連結位置66Cで最大値をとり、連結部66Bの幅W10と等しくされている。そして、連結位置66C間のオーバーラップ部66Aの幅W9は、テープ長さL方向に亘って中間固着部64の幅W8の増減に対応して減増している。
具体的に、各オーバーラップ部66Aの幅W9は、互いに隣り合う収容凹部20のうち一方L1の収容凹部20から互いに隣り合う収容凹部20の間の中央部に向かうに従って中間固着部64の幅W8が増大する分の半分が減少する。また、オーバーラップ部28Aの幅W2は、当該中央部から互いに隣り合う収容凹部20のうち他方L2の収容凹部20に向かうに従って中間固着部64の幅W8が減少する分の半分が増大して最大値(W9=W10)に至っている。この結果、テープ長さL方向の同じ位置での中間固着部64の幅W8と一対のオーバーラップ部66Aの幅W9との合計幅Wa(=W8+W9×2)が一対の連結部66Bの合計幅Wb(=W10×2)と等しくなっている。
以上、第4実施形態に係る収容体60によれば、第1実施形態と同様の効果が得られる他、中間固着部64に角がなくなる。この結果、収容体60によれば、角がある場合に比して、中間固着部64の外周部に起因する剥離強度が、当該中間固着部64の中心部に起因する剥離強度より小さくなることを抑制できる。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態に係る収容体について説明する。
図10に示すように、第5実施形態に係る収容体70は、第1実施形態の収容体10と同一のキャリアテープ14とカバーテープ16を有している。これらキャリアテープ14とカバーテープ16は、固着部72で固着されている。この固着部72は、上述した中間固着部26と側方固着部28とは形状が異なる中間固着部74と一対の側方固着部76で固着されている。
中間固着部74は、テープ長さL方向にて互いに隣り合う収容凹部20の間に形成されている。この中間固着部74は、テープ幅W方向の中央部に位置している。中間固着部74の幅W11は、互いに隣り合う収容凹部20のうち一方L1の収容凹部20から他方L2の収容凹部20に亘って一定、すなわちテープ長さL方向に亘って一定となっている。また、本第5実施形態では、中間固着部74は、長方形の平面形状を有している。
一対の側方固着部76は、各収容凹部20及び中間固着部74に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って形成されている。各側方固着部76は、オーバーラップ部76Aと連結部76Bとをそれぞれ有している。
オーバーラップ部76Aは、各中間固着部74に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って一定の幅W12で形成されて、各中間固着部74とテープ長さL方向にオーバーラップしている。連結部76Bは、各収容凹部20に対するテープ幅W方向両側にテープ長さL方向に亘って一定の幅W13で形成され、長さL方向に並ぶオーバーラップ部76A同士を連結位置76Cにて連結している。この連結位置76Cは、テープ長さL方向において中間固着部74がなくなる境界30に含まれる。
ここで、各オーバーラップ部76Aの幅W12は、連結部76Bの幅W13よりも中間固着部74の幅W11の半分狭くされている。この結果、テープ長さL方向の同じ位置での中間固着部74の幅W11と一対のオーバーラップ部76Aの幅W12との合計幅Wa(=W11+W12×2)が一対の連結部76Bの合計幅Wb(=W13×2)と等しくなっている。
以上、第5実施形態に係る収容体70によれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。ただし、第5実施形態に比べて、第1実施形態〜第4実施形態のように、互いに隣り合う収容凹部20のうち一方L1から他方L2の収容凹部20に向かうに従って中間固着部の幅が増減し、オーバーラップ部の幅が減増する方が好ましい。カバーテープ16の剥離強度の変動がより小さくなるからである(図10(B)及び図2(B)参照)。
<変形例>
以上、本願の開示する技術の複数の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものではない。
例えば、中間固着部26は、隣り合う収容凹部20と収容凹部20の間に1つ形成される場合を説明したが、テープ幅W方向に複数形成されるようにしてもよい。この場合、各オーバーラップ部28Aの幅W2は、連結部28Bよりも各中間固着部26の幅W1の合計幅の半分狭くされる。
また、中間固着部26の幅W1と一対のオーバーラップ部28Aの幅W2との合計幅Waが一対の連結部28Bの合計幅Wbと等しい場合を説明したが、多少の製造誤差を含んでいてもよい。すなわち、合計幅Waが合計幅Wbと略同一でも本願の開示する技術はその主旨を逸脱しない。
また、第2実施形態では、固着補強部42の平面形状が楕円形である場合を説明したが、単に円形であってもよいし、正方形や長方形であってもよい。
また、固着部24は熱圧着により形成する方法を説明したが、キャリアテープ14のテープ本体部14Aに接着剤を塗布してカバーテープ16を重ね合わせることにより形成してもよい。
さらに、本願の開示する技術は、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
1 リール
2 リール本体
10,40,50,60,70 収容体
12 電子部品
14 キャリアテープ(テープ)
16 カバーテープ(カバー)
20 収容凹部
26,54,64,74 中間固着部
28,56,66,76 一対の側方固着部
28A,56A,66A,76A オーバーラップ部
28B,56B,66B,76B 連結部
42 固着補強部

Claims (6)

  1. 厚さ方向へ凹んだ収容凹部が長手方向に間隔を空けて形成されたテープと、
    前記テープに重ね合わされ、前記収容凹部の開口を塞ぐカバーと、
    互いに隣り合う前記収容凹部の間に形成され、互いに隣り合う前記収容凹部のうち一方の収容凹部から互いに隣り合う前記収容凹部の間の中間部に向かうに従って幅が増大し、前記中間部から他方の収容凹部に向かうに従って幅が減少し、且つ、前記テープと前記カバーを固着する中間固着部と、
    前記中間固着部に対する前記テープの幅方向両側に形成されて前記中間固着部と前記テープの長手方向にオーバーラップし、互いに隣り合う前記収容凹部の一方の収容凹部から互いに隣り合う前記収容凹部の間の中間部に向かうに従って幅が減少し、前記中間部から他方の収容凹部に向かうに従って幅が増大するオーバーラップ部と、前記テープの長手方向に並ぶ前記オーバーラップ部を連結し一定の幅で形成された連結部とをそれぞれ有すると共に、前記中間固着部と一対の前記オーバーラップ部との合計幅が一対の前記連結部の合計幅と等しくされ、且つ、前記テープと前記カバーを固着する一対の側方固着部と、
    を有する収容体。
  2. 前記オーバーラップ部は、幅が最小となる箇所において不連続な部位を含む、
    請求項1に記載の収容体。
  3. 前記中間固着部における前記収容凹部側の部位は、前記収容凹部に向かうに従って先細りして先端部が尖っている、
    請求項1又は請求項2に記載の収容体。
  4. 前記中間固着部の平面形状は、菱形である、
    請求項3に記載の収容体。
  5. 前記中間固着部における前記収容凹部側の部位の先端部に形成され、前記テープと前記カバーの固着を補強する固着補強部をさらに有する、
    請求項3又は請求項4に記載の収容体。
  6. リール本体と、
    前記リール本体に巻回された、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の収容体と、
    前記収容体の各収容凹部に収容された電子部品と、
    を有するリール。
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