JP5788472B2 - エレベータ - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、バッテリ電力を利用してエレベータを駆動するハイブリット駆動型のエレベータに関する。
一般に、エレベータでは、巻上機の回転軸に巻き掛けられたロープの両端に乗りかごとカウンタウェイトが吊り下げられ、巻上機の回転によりロープを介して乗りかごがカウンタウェイトと反対方向につるべ式に昇降動作する。
ここで、例えば乗りかごが昇降路の下方向に動く場合に、そのときの乗りかごの荷重がカウンタウェイトより重ければ、巻上機が発電機として機能して電力が生じる。同様に、乗りかごが上方向に動く場合に、そのときの乗りかごの荷重がカウンタウェイトより軽い場合でも電力が生じる。このような電力を「回生電力」と呼び、そのときの運転を「回生運転」と呼んでいる。逆に、電力を必要とする運転を「力行運転」と呼ぶ。
近年、このような回生運転時に生じた電力をバッテリに蓄えておき、力行運転時にバッテリから電力をアシストするハイブリット駆動型のエレベータが考えられている。
特開2005−89096号公報
しかしながら、一般的なハイブリット駆動型のエレベータでは、商用電源を基準として構成されているため、バッテリの電力が有効的には使われていない。また、停電が発生した場合に商用電源からバッテリへの切り替えに時間を要し、スムーズに運転を継続することができない。
本発明が解決しようとする課題は、バッテリ電力を有効活用してエレベータの運転を行うことでき、停電時でも支障なく運転を継続可能なエレベータを提供することである。
本実施形態に係るエレベータは、商用電源から供給される電力を受けて巻上機を駆動する駆動装置と、回生運転時に発生する電力を蓄え、力行運転時にその蓄えた電力を上記駆動装置に供給するバッテリ装置と、上記商用電源および上記バッテリ装置に接続された状態で、通常運転時に上記商用電源から切り離され、上記バッテリ装置から供給される電力を利用してエレベータの運転制御を行う制御装置と、上記商用電源と上記制御装置との間の第1の電力供給ラインに設けられた第1のスイッチと、上記商用電源と上記駆動装置との間の第2の電力供給ラインに設けられた第2のスイッチと、上記駆動装置と上記バッテリ装置との間の第3の電力供給ラインに設けられた第3のスイッチと、上記バッテリ装置と上記制御装置との間の第4の電力供給ラインに設けられた第4のスイッチとを備える。
上記制御装置は、通常運転時に上記第1のスイッチをONして上記商用電源に接続された状態で、上記第2および第3のスイッチをONして上記商用電源および上記バッテリ装置を上記駆動装置に接続すると共に上記第4のスイッチをONして上記制御装置を上記バッテリ装置に接続した後、上記第1のスイッチをONからOFFに切り替えて上記制御装置を上記商用電源から切り離すことで、上記バッテリ装置から供給される電力を利用してエレベータの運転制御を行う。
図1は一実施形態に係るハイブリッド駆動型のエレベータの構成を示す図である。 図2は同実施形態におけるエレベータの通常運転時の電力供給動作を示すフローチャートである。 図3は同実施形態におけるエレベータの通常運転時のSW1〜4の状態と電力の流れを示す図である。 図4は同実施形態におけるエレベータのパーキング時の電力供給動作を示すフローチャートである。 図5は同実施形態におけるエレベータのパーキング時のSW1〜4の状態と電力の流れを示す図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は一実施形態に係るハイブリッド駆動型のエレベータの構成を示す図である。
このエレベータは、駆動装置10、バッテリ装置20、エレベータ制御装置30を備える。駆動装置10は、コンバータ11、平滑コンデンサ12、インバータ13を有し、エレベータ制御装置30の駆動指示に従って巻上機2の駆動に必要な電力を供給する。
なお、コンバータ11は、商用電源1から供給される交流電圧を直流電圧に変換するものである。商用電源1は、三相の交流電源からなる。平滑コンデンサ12は、コンバータ11によって変換された直流電圧のリプルを平滑する。インバータ13は、コンバータ11から平滑コンデンサ12を介して与えられた直流電圧をPWM(Pulse Width Modulation)制御により任意の周波数、電圧値の交流電圧に変換し、これを駆動電力として巻上機2に供給する。
巻上機2は、同期電動機からなり、駆動装置10からの電力供給によって回転する。巻上機2には図示せぬシーブを介してロープ3が巻回されており、そのロープ3の一端には乗りかご4、他端にはカウンタウェイト5が連結されている。これにより、巻上機2の回転に伴い、ロープ3を介して乗りかご4とカウンタウェイト5がつるべ式に昇降動作する。
バッテリ装置20は、AC/DC変換器21、DC/DC変換器22、DC/DC変換器23、バッテリ24からなり、商用電源1からの電力と回生運転時に生じた電力を駆動装置10から得てバッテリ24に蓄え、力行運転時にバッテリ24の電力を駆動装置10に供給する。また、このバッテリ装置20は、エレベータ制御装置30に対して所要の電力を供給可能な構成にある。
AC/DC変換器21は、AC側はエレベータ制御装置30に設けられた制御電源トランス31の一次側に、DC側はバッテリ装置20の直流母線に接続されている。このAC/DC変換器21は、AC(交流電流)からDC(直流電流)への変換機能と、DC(直流電流)からAC(交流電流)への変換機能を持つ。
本実施形態では、通常運転時にバッテリ装置20からエレベータ制御装置30に対して所要の電力を供給する。その際、バッテリ装置20の電力(直流電流)をAC/DC変換器21で電圧の異なる交流電流に変換してエレベータ制御装置30の制御電源トランス31の一次側に与えている。
ここで、バッテリ電力の電圧値V2は、商用電源1の電圧V1よりも低く設定されている。具体的には、V1=200Vに対し、V2=140−190Vである。これは、駆動装置10とバッテリ装置20との間には変換装置のロス分の電圧降下があるため、バッテリ電力の電圧値V2を商用電源1の電圧値V1と同等しておくと、その電圧降下の分だけバッテリ24の電力を必要とするためである。
また、パーキング時には商用電源1の電力をエレベータ制御装置30に設けられた制御電源トランス31を介してバッテリ装置20に与えて充電する。その際、商用電源1の電力(交流電流)をAC/DC変換器21で電圧の異なる直流電流に変換している。
なお、「パーキング」とは、例えば夜間などにエレベータの運転を停止している状態のことである。パーキング時には、駆動装置10に対する電力供給が遮断され、乗りかご4は所定の階で停止している。
DC/DC変換器22は、バッテリ24の前段に設けられており、DC(直流電流)から電圧の異なるDC(直流電流)への変換機能を持つ。本実施形態では、回生運転時に生じた電力を駆動装置10から得てバッテリ24に蓄える。その際、DC/DC変換器22でバッテリ24の規格電圧に変換してバッテリ24に蓄積する。また、力行運転時にバッテリ24の電力を駆動装置10に供給する際に、所定の電圧に変換して駆動装置10に与える。
DC/DC変換器23は、非常用電源装置32とバッテリ装置20の直流母線との間に設けられ、DC(直流電流)から電圧の異なるDC(直流電流)への変換機能を持つ。このDC/DC変換器23は、駆動装置10で得られた回生電力またはバッテリ24の電力をエレベータ制御装置30の非常用電源として利用する場合に用いられる。
エレベータ制御装置30は、図示せぬ制御盤の中に組み込まれており、駆動装置10およびバッテリ装置20の制御を含め、エレベータ全体の運転制御を行う。エレベータ制御装置30は、商用電源1とバッテリ装置20に接続されている。ここで、本実施形態において、エレベータ制御装置30は、通常運転時に商用電源1から切り離され、バッテリ装置20から供給される電力を利用してエレベータの運転制御を行う構成にある。また、エレベータ制御装置30は、パーキング時に商用電源1から供給される電力をバッテリ装置20に与えて充電を行う構成にある。
エレベータ制御装置30には、制御電源トランス31、非常用電源装置32、制御電源装置33、照明電源装置34が設けられている。
制御電源トランス31は、一次側に2種類の異なる電圧を入力可能な構成を有する。この制御電源トランス31の一次側の一方に商用電源1が接続され、一次側の他方にバッテリ装置20のAC/DC変換器21が接続されており、これらの電力が変圧されて二次側に接続された制御電源装置33、照明電源装置34に与えられる。上述したように、バッテリ装置20から供給される電力の電圧値V2は商用電源1から供給される電力の電圧値V1よりも低く設定されている(V2<V1)。
非常用電源装置32は、非常灯やインターホンなどの非常時に用いられる機器に対して所要の電力を供給する装置であり、電力供給回路などを含んでいる。制御電源装置33は、マイコン基板などの制御機器に対して所要の電力を供給する装置であり、電力供給回路などを含んでいる。照明電源装置34は、乗りかご4内の照明・空調機器に対して所要の電力を供給する装置であり、電力供給回路などを含んでいる。
これらのうち、制御電源装置33と照明電源装置34は制御電源トランス31にて変圧された電力を受けて動作し、非常用電源装置32についてはバッテリ装置20からDC/DC変換器23を介して直接電力を受けて動作する。
バッテリ24は、大容量かつ高性能な充放電機能を有する。このバッテリ24としては、例えばリチウムイオン電池が用いられる。
また、図中のSW1〜4は電力供給/遮断切り替え用のスイッチである。
SW1は、商用電源1とエレベータ制御装置30の電力入力側である制御電源トランス31との間に接続された3相の電力供給ラインに設けられている。このSW1がONしているとき、商用電源1からエレベータ制御装置30に対して電力が供給される。
SW2は、商用電源1と駆動装置10の電力入力側であるコンバータ11との間に接続された3相の電力供給ラインに設けられている。このSW2がONしているとき、商用電源1から駆動装置10に対して電力が供給される。
SW3は、駆動装置10の直流母線間とバッテリ装置20の直流母線間に接続された2本の電力供給ラインに設けられている。このSW3がONしているとき、駆動装置10からバッテリ装置20に対して電力が供給され、また、バッテリ装置20から駆動装置10に対して電力が供給される。
SW4は、バッテリ装置20の電力出力側であるAC/DC変換器21とエレベータ制御装置30の電力入力側である制御電源トランス31に接続された3相の電力供給ラインに設けられている。このSW4がONしているとき、バッテリ装置20からエレベータ制御装置30に対して電力が供給され、また、エレベータ制御装置30を通じてバッテリ装置20に対して電力が供給される。
このような構成において、駆動装置10とエレベータ制御装置30に対してバッテリ装置20が互いの電力をやり取り可能に接続されている。したがって、通常運転時に駆動装置10で得られた回生電力や商用電源電力をバッテリ装置20に蓄え、その蓄えた電力を力行運転時に駆動装置10に供給するだけでなく、エレベータ制御装置30にも与えてエレベータの運転に利用することができる。さらに、パーキング時に駆動装置10に対する電力供給が遮断されている状態でも、商用電源1の電力をエレベータ制御装置30を介してバッテリ装置20に与えてバッテリ24を充電することができる。
以下に、本実施形態におけるエレベータの動作として、(a)通常運転時の電力供給動作と、(b)パーキング時の電力供給動作に分けて詳しく説明する。
(a)通常運転時の電力供給動作
図2はエレベータの通常運転時の電力供給動作を示すフローチャートである。
通常運転とは、エレベータの乗りかご4が所定の速度で移動しながら、各階に停止して運転サービスを行うことを言う。
通常運転を開始するとき、つまりパーキング終了後や点検終了後において、商用電源1とエレベータ制御装置30との間に設けられたSW1をONする(ステップS11)。これにより、商用電源1からエレベータ制御装置30に対して電力が供給されてエレベータ制御装置30が起動される。
エレベータ制御装置30が起動されると、以後はエレベータ制御装置30によってSW1〜4の切り替えが行われる。すなわち、まず、エレベータ制御装置30は、商用電源1と駆動装置10との間に設けられたSW2をONする(ステップS12)。これにより、商用電源1から駆動装置10に対して電力が供給される。
次に、エレベータ制御装置30は、駆動装置10とバッテリ装置20との間に設けられたSW3をONすると共に(ステップS13)、バッテリ装置20とエレベータ制御装置30との間に設けられたSW4をONする(ステップS14)。これにより、駆動装置10とエレベータ制御装置30がバッテリ装置20に接続された状態になる。
ここで、エレベータ制御装置30は、SW1をONからOFFに切り替える(ステップS15)。SW1をOFFすると、エレベータ制御装置30が商用電源1から切り離される。以後、エレベータ制御装置30は、バッテリ装置20から供給される電力を受けて動作することになる。
図3はエレベータの通常運転時のSW1〜4の状態と電力の流れを示す図である。図中の矢印線が電力の流れを示している。
通常運転時には、SW1がOFF、SW2〜4がONしている。これにより、駆動装置10は商用電源1から供給される電力の他にバッテリ装置20からも電力を受けて動作することができ、また、回生運転時に得られた電力をバッテリ装置20に与えて充電することができる。
一方、エレベータ制御装置30もバッテリ装置20から供給される電力を受けて動作する。この場合、バッテリ装置20からエレベータ制御装置30に対して供給される電力には、駆動装置10で得られた回生電力が含まれる。
このように、通常運転時にバッテリ装置20を有効活用してエレベータの運転を行うことができる。また、停電あるいは商用電源1の欠相異常が発生した場合でも、バッテリ24に蓄えられた電力を利用してエレベータの運転を継続することができる。その際、バッテリ装置20がエレベータ制御装置30に接続されているので、商用電源1からバッテリ装置20への切替え回路は不要であり、バッテリ電力を利用して乗りかご4を最寄階に一旦停止させた後、所定の時間だけ低速あるいは定格速度で運転を続けることができる。
また、通常は商用電源電力からバッテリ電力に切り替えたときに一時的に電圧低下して、そのときの衝撃で乗りかご4が揺れたり、照明がちらついたりするが、本実施形態では最初からバッテリ電力を利用しているので、このような衝撃を防いで(ショックレス)、エレベータの運転を継続できるといった利点がある。
さらに、駆動装置10の一次側つまり電力入力側が破損して商用電源1からの電力を受けられない場合でも、バッテリ装置20から駆動装置10に電力を供給することでエレベータの運転を継続することができる。
(b)パーキング時の電力供給動作
図4はエレベータのパーキング時の電力供給動作を示すフローチャートである。
例えば夜間などにおいて、通常運転が終了するとエレベータの運転を停止する。これを「パーキング」と呼んでいる。
通常運転からパーキングに移行したとき(ステップS21のYes)、エレベータ制御装置30は、商用電源1と駆動装置10との間に設けられたSW2をONからOFFに切り替えると共に、駆動装置10とバッテリ装置20との間に設けられたSW3をONからOFFに切り替える(ステップS22)。これにより、駆動装置10に対する電力供給は遮断され、電力が無駄に消費されることを防ぐことができる。
ここで、エレベータ制御装置30は、商用電源1とエレベータ制御装置30との間に設けられたSW1をOFFからONに切り替える(ステップS23)。このとき、バッテリ装置20とエレベータ制御装置30との間のSW4はON状態にあるので、SW1がONしたことで、商用電源1の電力がエレベータ制御装置30の制御電源トランス31を介してバッテリ装置20に与えられる。エレベータ制御装置30からバッテリ装置20に与えられた電力は、AC/DC変換器21およびDC/DC変換器22を介してバッテリ24に蓄えられる。
図5はエレベータのパーキング時のSW1〜4の状態と電力の流れを示す図である。図中の矢印線が電力の流れを示している。
パーキング時には、SW1がON、SW2〜3がOFF、SW4がONしている。これにより、商用電源1からエレベータ制御装置30の制御電源トランス31を経由してバッテリ24を充電することができる。したがって、パーキングの間にバッテリ24に十分な電力を蓄えてから通常運転を開始することができる。
なお、例えば駆動装置10が故障した場合にバッテリ装置20から非常用電源装置32に対して電力を与えることも可能である。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、バッテリ電力を有効活用してエレベータの運転を行うことでき、停電時でも支障なく運転を継続可能なエレベータを提供することができる。
なお、上記実施形態では、通常運転時に商用電源1の電力もバッテリ24に充電する構成としたが、必ずしも商用電源1の電力を充電に利用する必要はなく、回生電力のみをバッテリ24に充電することでも良い。
要するに、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…商用電源、2…巻上機、3…ロープ、4…乗りかご、5…カウンタウェイト、10…駆動装置、11…コンバータ、12…平滑コンデンサ、13…インバータ、20…バッテリ装置、21…AC/DC変換器、22…DC/DC変換器、23…DC/DC変換器、24…バッテリ、30…エレベータ制御装置、31…制御電源トランス、32…非常用電源装置、33…制御電源装置、34…照明電源装置

Claims (5)

  1. 商用電源から供給される電力を受けて巻上機を駆動する駆動装置と、
    回生運転時に発生する電力を蓄え、力行運転時にその蓄えた電力を上記駆動装置に供給するバッテリ装置と、
    上記商用電源および上記バッテリ装置に接続された状態で、通常運転時に上記商用電源から切り離され、上記バッテリ装置から供給される電力を利用してエレベータの運転制御を行う制御装置と
    上記商用電源と上記制御装置との間の第1の電力供給ラインに設けられた第1のスイッチと、
    上記商用電源と上記駆動装置との間の第2の電力供給ラインに設けられた第2のスイッチと、
    上記駆動装置と上記バッテリ装置との間の第3の電力供給ラインに設けられた第3のスイッチと、
    上記バッテリ装置と上記制御装置との間の第4の電力供給ラインに設けられた第4のスイッチとを備え、
    上記制御装置は、
    通常運転時に上記第1のスイッチをONして上記商用電源に接続された状態で、上記第2および第3のスイッチをONして上記商用電源および上記バッテリ装置を上記駆動装置に接続すると共に上記第4のスイッチをONして上記制御装置を上記バッテリ装置に接続した後、上記第1のスイッチをONからOFFに切り替えて上記制御装置を上記商用電源から切り離すことで、上記バッテリ装置から供給される電力を利用してエレベータの運転制御を行うことを特徴とするエレベータ。
  2. 上記制御装置は、
    パーキング時に上記商用電源から供給される電力を上記バッテリ装置に与えて充電を行うことを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
  3. 上記制御装置は、
    パーキング時に上記第2および第3のスイッチをONからOFFに切り替えて上記商用電源と上記バッテリ装置を上記駆動装置から切り離した後、上記第1のスイッチをOFFからONに切り替えて上記商用電源に接続することにより、上記商用電源から供給される電力を上記バッテリ装置に与えて充電することを特徴とする請求項記載のエレベータ。
  4. 上記制御装置は、
    一次側に2種類の異なる電圧を入力可能なトランスを有し、上記一次側の一方に上記商用電源、他方に上記バッテリ装置が接続されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
  5. 上記トランスに入力される上記バッテリ装置の電圧は上記商用電源よりも低く設定されていることを特徴とする請求項記載のエレベータ。
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