JPS59217577A

JPS59217577A - エレベ−タの停電時運転装置

Info

Publication number: JPS59217577A
Application number: JP58091868A
Authority: JP
Inventors: 茂彦鈴木
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1983-05-25
Filing date: 1983-05-25
Publication date: 1984-12-07
Also published as: JPS64314B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、エレベータの停電時運転装置の改良に関す
るものである。

近年、消費電力低減等の目的の為に、エレベータ駆動用
電動機の制御にインバータが用いられるよう釦なってき
ているが、停電時もこのインバータの直流側にバッテリ
を接続して停電時のエレベータの運転を行なうことが提
案されている。

第１図にその具体例を示す。

図中、（１）は三相交流商用電源９（２）はエレベータ
の走行時励磁される接触器の常開接点、（３）は三相交
流電圧を直流電圧に変換するコンバータ、（４）はコン
バータ（３）の出力電圧を平滑化するコンデンサ。

（５）は直流電圧を可変電圧、可変周波数の三相交流電
圧に変換するインバータ、（６）はエレベータ駆動用誘
導電動機、　＋７１．　＋８１は電動機（６）からの回
生電力を消費する為の抵抗及びトランジスタ、（９）は
インバータ（５）のトランジスタ及び回生電力消費用ト
ランジスタ（８）を制御する制御回路、（Ｉｎは制御回
路＋９１への電源を供給する三相トランス、　１１１）
は停電時運転用のバッチ１Ｊｕ１３は停電時に励磁され
るコンタクタの常開接点、α漕は停電時バッテリからイ
ンバータに電源を供給する為のダイオード、αをは停電
時バッテリ電源＋１１）によりインバータ（５）のトラ
ンジスタ及びトランジスタ（８）を制御する制御回路、
　＋１５１゜αｅは夫々停電時に励磁されるリレーの常
開接点と常閉接点である。

以上の構成において、商用電源（１）が正常な時は。

接点ａｚ、　ｕ５１は開放し接点（１８が閉成している
ので。

インバータ（５）は制御装置（９）の出力に応じた周波
数・電圧の出力を発生してモータ（６）の回転数及びト
ルクを制御し、モータ（６）から電力が回生されると制
御装置１９＋がこれを検出してトランジスタ（８）を導
通させ抵抗（７）で回生電力を消費させる。

次に、商用電源（１）が停電になると接点（１６１は開
放し、接点α本イ１９が閉成するので、インバータ（５
）の直流側にダイオード０漕を介してバッテリ１１１１
の出力電圧が印加されると共に、インバータ（５）のト
ランジスタ及びトランジスタ（８）が制御装置０４）に
よって制御されて、停電時のモータ（６）の制御が行な
われる。

しかし、第１図のような構成では、インバータ制御装置
として商用電源用１９＋とバッテリ電源用圓の２つを用
意する必要がある為構成が複雑で価格の高いものになっ
ていた。又、インバータには通常その保護の為に過電圧
・過電流を検出してインバータの制御を中止させる回路
を備える必要があるが、これも商用電源用とバッテリ電
源用の２つ用意する必要があった。

更に、インバータをきめ細かく制御するには。

多数の絶縁された電源や定電圧化された電源が必要であ
り、商用電源の場合にはトランスＩｌＧから多数の絶縁
された電源を得、制御装置（９）に内蔵された整流回路
や定電圧回路により所要の電源を得ているが、停電時も
同様にインバータの制御を行なう為には、上記各電源に
対応した絶縁形Ｄ　Ｃ／Ｄ　Ｃコンバータや定電圧回路
を制御装置α４１Ｋも内蔵する必要があり、制御装置（
１４１は非常に複雑な構成になっていた。

この発明は上記の欠点を解消するもので、停電時運転用
として特に複雑なインバータの制御装置を必要としない
エレベータの停電時運転装置を提供しようとするもので
ある。

第２図にこの発明の一実施例を示す。

図中、第１図と同じ符号で示した部分は相当する部分を
示しているため説明を省略する。０りはバッチＩＪ　１
１υからの直流電圧な三相交流電圧に変換するインバー
タ、　（ＩＩは停電検出後一定時間開放する接点、叫、
（イ）は三相トランスｌ１ｌ）の前段に挿入接続され、
夫々停電時に励磁されるリレーの常開接点と常閉接点で
ある。

第２図の構成において、商用電源（１）が正常な場合の
動作は第１図と全く同様である。一方、商用電源（１）
が停電になると非常用予備電源などからの電力により接
点αのが閉成してインバータ（５）の直流側にダイオー
ドα漕を介してバッテリｑ１１の出力電圧が印加される
と共に、インバータＵηの直流側にもバッチＱ　１１１
１の出力電圧が印加され、その結果インバータαηは三
相交流電圧を発生する。一方、接点■は開放し接点α優
が閉成しているのでトランスリ１の一次側にはインバー
タαηの出力である三相交流電圧が印加されて制御装置
イ９）への電源が供給される。従って、制御装置＋９１
は商用電源（１）が正常な場合と同様にインバータ（５
）や回生電力消費用トランジスタ（８）を制御してモー
タ（６）のトルクや回転数を制御することが出来る。

なお、停電を検出して接点−を開放し接点α２゜Ｏｌを
閉成する切換過渡期には制御装置ζ９）の電源は不確定
状態になる為インバータ（５）の制御を確実に行なうこ
とが出来ずインバータの上下アームの短絡等が発生し、
−勇退電流検出回路等の保護回路も確実に動作できず、
その結果インバータ（５）が破損してしまうおそれがあ
る。

従って、上記不具合を防止する為、停電検出後一定時間
は接点（１８）　Ｋより制御装置’９１の出力をインバ
ータ（５）から切離し、インバータαηからの出力の供
給により制御装置！９１の電源が充分確立してから制御
装置（９）の出力をインバータ（５）に印加するように
している。

なお、上記接点（＋８１を一定時間開放させるための手
段は図示されていないが、停電をリレーなどＫより検出
し、その検出動作にもとづいてタイマを起動させて一定
時間だけ接点α樽を有するリレーを励磁状態（あるいは
接点ｆ１８１がリレーの常開接点であれば非励磁状態）
とするようにすればよい。しかし、これ以外の構成であ
ってももち論適用可能である。

なお、第２図の実施例において、接点（１８１は停電検
出後一定時間開放するようにしたが、制御装置〔９）の
電源電圧を検出し電源電圧が正規の範囲にない時開放さ
せるようＫしても同様な作用が得られることは明白であ
る。

以上のようにこの発明は、停電時バッテリの電力を、電
動機駆動用の第１のインバータに供給すると同時にもう
ひとつ設けられた第２のインバータによりその電力を交
流に変換して、これを第１のインバータを制御する制御
装置の駆動電源とするようにしたので、制御装置は通常
時および停電時に共用することができ、停電時運転装置
の構成を簡略化できるものである。

【図面の簡単な説明】

図１第１図は従来例を示す電気的回路台、第２図はこの発明
の実施例を示す電気的回路図である。＋３１・・・コンバータ（５１・・・第１のインバータ
（６）・・・電　動　機　＋９）・・・制御装置ＦＩＧ
・・・変　圧　器　　ｌ１ｌ）・・・バッテリ０η・・
・インバータ　　（１８１・・・常閉接点代理人大岩増
雄

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　商用交流電源を整流して直流に変換するコン
バータと、上記コンバータの出力を可変電圧・可変周波
数の交流電圧に変換してエレベータ駆動用誘導電動機を
制御する第１のインバータと、上記第１のインバータを
制御する制御装置と、上記制御装置に電源電力を供給す
る変圧器と、停電時に上記インバータの直流側に接続さ
れるバッテリと、このバッテリの出力電圧を交流に変換
するインバータであって、停電時その出力を上記変圧器
の１次側に供給して上記制御装置を動作させる第２のイ
ンバータとを備えたことを特徴とするエレベータの停電
時運転装置。
（２）商用交流電源を整流して直流に変換するコンバー
タと、上記コンバータの出力を可変電圧・可変周波数の
交流電圧に変換してエレベータ駆動用誘導電動機を制御
する第１のインバータと、上記第１のインバータを制御
する制御装置と、上記制御装置に電源電力を供給する変
圧器と、停電時に上記インバータの直流側に接続される
バッテリと、このバッテリの出力電圧を交流に変換する
インバータであって、停電時その出力を上記変圧器の１
次側に供給して上記制御装置を動作させる第２のインバ
ータと、上記制御装置と上記第１のインバータとの間に
設けられ上記制御装置が安定状態で確立している時に上
記制御装置の出力を上記第１のインバータに供給する手
段とを備えたエレベータの停電時運転装置。