JP5768591B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、表皮材と、フレーム部材と、取付け部材(表皮材一部をフレーム部材に取付ける部材)と、ボード部材を備えた車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして、特許文献1に開示の車両用シートが公知である。この車両用シートは、シートクッションと、シートバックと、ボード部材を有する。
シートバックは、シート骨格をなすフレーム部材と、シート外形をなすクッション材と、クッション材を被覆可能な表皮材とを有する。
またボード部材は、平板状の樹脂部材であり、シートバックの後面に取付けられる。ボード部材の裏面には、第一係合部と、第二係合部が形成される。第一係合部は、略横L字状(断面視)の部位であり、ボード部材の上部裏面に突設できる。また第二係合部は、略横I字状(断面視)の部位であり、ボード部材の下部裏面に突設できる。
そして公知技術のシートバックは、ボード部材を取付けるための部材(第一ワイヤ,第一クリップ)を有する。第一ワイヤは、シート幅方向に伸びる棒状部材であり、フレーム部材に橋渡し状に取付けられる。また第一クリップは、シート内に配置される部材であり、第二係合部を把持できる。
公知技術では、シートバック後面にボード部材を配置しつつ、クッション材を表皮材で被覆する。このとき第一係合部を第一ワイヤに係止することで、ボード部材の上部をフレーム部材に係止する。つぎに第二係合部を第一クリップで把持することで、ボード部材の下部をフレーム部材に係止する。
ところで上記シート構成では、表皮材が、複数の表皮ピース(シート上部を覆う第一表皮ピース、シート後面を覆う第二表皮ピース)で形成される。そして各表皮ピースの端部を重ねつつ(表皮材一部を形成しつつ)、シート内に引込み状に係止することが多い。
例えば特許文献2では、表皮材一部を取付けるための部材(第二ワイヤ)を設ける。第二ワイヤは、シートバック起立時において、第一ワイヤよりもシート上方に配置される。
つぎに第一表皮ピースの端部と第二表皮ピースの端部を重ねつつ、帯状の布材に縫合する(縫合線が形成される)。
そして布材を、ボード部材の直上でシート内に引込みつつ、ホグリング等にて第二ワイヤに係止する。こうすることで各表皮ピースの端部(表皮材一部)を、ポード部材の上方位置においてシート内に引込み状に係止できる。
特開2010−188912号公報 特開2009−179090号公報
ところで公知技術では、複数部材(ボード部材,表皮材一部)を各々独立してシートバックに取付けるため、シートの部品点数が増加する傾向にあった。
また公知技術は、表皮材にヨタリや弛みが出るなどして、シートの見栄えにやや劣る構成であった。例えばボード部材にて布材(表皮材一部)が押し上げられるなどして、表皮材に部分的な弛みが発生する。また表皮材の縫合線が、乗員着座時等の表皮材の引張などによって上下に波打つ(ヨタリが発生する)ことがあった。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、シートの部品点数の増加を極力抑えつつ、ボード部材と表皮材一部を見栄え良くフレーム部材に取付けることにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の車両用シートは、シートクッションとシートバックを有する。シートバックは、シート骨格をなすフレーム部材と、シート外形をなすクッション材と、クッション材を被覆する表皮材と、シートバック後面に配置のボード部材を有する。
そして本発明では、上述のクッション材を、フレーム部材上に配置したのち表皮材で被覆して、表皮材一部を、取付け部材を介してフレーム部材に取付ける。またボード部材を、シートバック後面に配置しつつフレーム部材に取付ける。
この種のシート構成では、シートの部品点数の増加を極力抑えつつ、ボード部材と表皮材一部を意匠性良くフレーム部材に取付けられることが望ましい。
そこで本発明では、上述の取付け部材が、表皮材一部を直接的又は間接的に取付け可能な表皮部位と、ボード部材の一端を取付け可能なボード部位と、フレーム部材に係止可能な係止部位とを有する。またボード部位が、平板状の基本部と、基本部の対面位置に配置する平板状の連結部の第一部位との間に形成されてボード部材を挿入可能である。さらに連結部が、第一部位よりも連結部の端部側に配置する第二部位を有するとともに、第二部位が、挿入状態のボード部材の厚み方向で見て第一部位よりも基本部から離間して配置される。
そして表皮材一部を表皮部位に取付けるとともに、ボード部材を、第二部位から第一部位に導きつつボード部位に取付けて、表皮材一部とボード部材の相対位置関係を保持しつつ、フレーム部材に係止部位を係止する構成とした。
本発明では、1つの取付け部材によって、表皮材一部とボード部材(一端)の双方をフレーム部材に共有して取付けることで、シートの部品点数を削減することができる。
また本発明では、取付け部材によって、フレーム部材に対する表皮材一部とボード部材の相対位置関係を保持することにより、シートの意匠性を良好に保つことができる。
本発明によれば、シートの部品点数の増加を極力抑えつつ、ボード部材と表皮材一部を意匠性良くフレーム部材に取付けることができる。
車両用シートの斜視図である。 シートバック一部の縦断面図である。 取付け部材の斜視図である。 取付け部材の縦断面図である。 変形例1に係る取付け部材の縦断面図である。 変形例2に係る取付け部材の縦断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図6を参照して説明する。なお各図には、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号B、車両用シート上方に符号UP、車両用シート下方に符号DWを適宜付す。
図1の車両用シート2は、シートクッション4と、シートバック6を有する。これらシート構成部材は、シート骨格をなすフレーム部材(4F,6F)と、シート外形をなすクッション材(4P,6P)と、クッション材を被覆の表皮材(4S,6S)を有する。
そしてシートバック6は、基本構成(6F,6P,6S)と、ボード部材10と、取付け部材20を有する(各部材の詳細は後述、図2を参照)。
本実施例では、クッション材6Pを、フレーム部材6F上に配置したのち、表皮材6Sで被覆する。そして表皮材6S一部を、取付け部材20を介してフレーム部材6Fに引込み状に取付ける。またボード部材10を、シートバック6後面に配置しつつ、フレーム部材6Fに取付ける。
この種のシート構成では、シートの部品点数の増加を極力抑えつつ、ボード部材10と表皮材6S一部を意匠性良くフレーム部材6Fに取付けられることが望ましい。
そこで本実施例では、後述の構成により、シートの部品点数の増加を抑えつつ、ボード部材10と表皮材6S一部を意匠性良くフレーム部材6Fに取付けることとした。以下、各構成について詳述する。
(フレーム部材)
フレーム部材6F(アーチ状の枠体)は、上部フレーム6aと、一対の側部フレーム6bと、複数のワイヤ材(第一ワイヤF1,第二ワイヤF2)を有する(図1及び図2を参照)。
上部フレーム6aは、シート上部をなす棒状部材である。また一対の側部フレーム6bは、それぞれシート側部をなす平板部材である。
そして複数のワイヤ材(第一ワイヤF1,第二ワイヤF2)はいずれも棒状の部材であり、一対の側部フレーム6bの間に橋渡し状に取付けることができる。本実施例では、起立時のシートバック6を基準として、第一ワイヤF1を、シート上方位置に取付けてシート幅方向(略水平)に配置する。また第二ワイヤF2を、シート下方位置に取付けてシート幅方向に配置する。
(クッション材)
クッション材6Pは、シート外形をなす略長方形状の部材であり、掛止部7を有する(図2を参照)。クッション材6P(材質)は特に限定しないが、ポリウレタンフォームなどの弾性力を有する樹脂を例示できる。
そして掛止部7は、クッション材6Pの上部裏面に形成された凹み部位であり、フレーム部材6F(上部フレーム6a)に掛止可能である。
(表皮材)
また表皮材6Sは、クッション材6Pを被覆可能な袋状部材であり、複数の表皮ピース(第一表皮ピースS1,第二表皮ピースS2)を有する(図2を参照)。表皮材6S(素材)は特に限定しないが、布帛(織物,編物,不織布)や皮革(天然皮革,合成皮革)を例示できる。
そして第一表皮ピースS1は、クッション材6P上部を被覆可能な表皮ピースであり、第二表皮ピースS2は、クッション材6P後面を被覆可能な表皮ピースである。本実施例では、第一表皮ピースS1の後部と第二表皮ピースS2の上部を重ねた状態として(表皮材一部を形成して)、後述の取付け部材20に取付ける。
(ボード部材)
ボード部材10は、平板状の樹脂部材(正面視で略長方形)であり、挿設孔部12と、クリップ部材14を有する(図1及び図2を参照)。
挿設孔部12は、クリップ部材14を挿設可能な貫通孔であり、ボード部材10の下部(第二ワイヤF2に対面可能な位置)に形成できる。またクリップ部材14は、挿設孔部12(内縁)に係合可能な係合部14a(断面視で略横L字状)と、第二ワイヤF2を把持可能な把持部14b(断面視で略横U字状)を有する。
本実施例では、挿設孔部12に係合部14aを挿設しつつ、把持部14bで第二ワイヤF2を把持する。こうすることでボード部材10の下部を、クリップ部材14を介してフレーム部材6F(第二ワイヤF2)に取付けることができる。
(取付け部材)
取付け部材20は、シート幅方向に延びる平板状の部材であり、後述する複数の部位(表皮部位20a,ボード部位20b,係止部位20c)を有する(図2〜図4を参照)。
取付け部材20(典型的に樹脂製)は、縫い針(図示省略)を挿入可能な厚み寸法を有しており、複数の表皮ピースS1,S2を縫合により取付けることができる。
本実施例の取付け部材20は、略逆Y字状(断面視)の部材であり、基本部22と、基本部22に連結する連結部24を有する。
基本部22(平板状の部分)は、シートバック6の裏面に対面可能である。また連結部24は、略L字状(断面視)をなしており、基本部22の途中から枝分かれする。本実施例の連結部24は、基本部22の途中から直角に(シートバック6側に)突出したのちシート下方に屈曲する。
なお本実施例では、切欠き部分Nや孔部Hを取付け部材20に適宜設けて、他のシート構成との干渉を避けることができる。
(表皮部位・ボード部位)
表皮部位20aは、表皮材6S一部(第一表皮ピースS1の後端,第二表皮ピースS2の上端)を直接的又は間接的に取付け可能な部位である(図2〜図4を参照)。本実施例の表皮部位20aは、基本部22の上部(連結部24の上方)に形成されており、第一表皮ピースS1と第二表皮ピースS2を縫合にて取付けることができる。
またボード部位20bは、ボード部材10を取付け可能な部位である。本実施例のボード部位20bは、基本部22の下部と連結部24の間に設けた空間部分であり、ボード部材10の一端を挿入できる。本実施例では、基本部22に対する連結部24の離間寸法を調整するなどして、ボード部位20b(基本部22と連結部24の間)に、ボード部材10を挿入可能なクリアランスC1を確保できる。
(係止部位)
係止部位20cは、フレーム部材6F(第一ワイヤF1)に係止可能な部位である(図2〜図4を参照)。本実施例の係止部位20cは、連結部24の途中からシートバック6側に突出する部位である。係止部位20cは、略横C字状(断面視)をなしており、上部側の開口から第一ワイヤF1を嵌装できる。
そして本実施例では、第一ワイヤF1を係止部位20cに嵌装することで、取付け部材20の上方への移動が規制される。
(変形例1)
ここで取付け部材は、実施例の構成のほかに各種の構成を採用できる。
例えば変形例1の取付け部材20Aは、基本部22(平板状の部分)と、連結部24Aを有する(図5を参照)。そして連結部24Aは、クランク状(断面視)をなしており、第一部位24fと、第二部位24sを有する。
第一部位24fは、基本部22に平行に配置する平板状の部分である。また第二部位24sは、係止部位20cの途中から下方に延びる平板状の部位であり、第一部位24fよりもシートバック6側に配置する。
そして本変形例では、第二部位24sと基本部22のクリアランスC2が、第一部位24fと基本部22のクリアランスC1(ボード部位20bの厚み寸法)よりも大きい。このためボード部材10を、第二部位24sと基本部22の間(クリアランスの大きい部分)を通しつつ、ボード部位20bにスムーズに導くことができる。
(変形例2)
また変形例2の取付け部材20Bは、基本部22Bと、連結部24A(第一部位24f,第二部位24s)を有する(図6を参照)。
そして基本部22Bは、やや短尺な平板状の部位であり、第一部位24fの途中まで延びる。本変形例の基本部22Bは、連結部24との枝分かれ部分から下方に延びる部分の長さ寸法L1が、第一部位24fの長さ寸法L2よりも短い。
このため取付け部材20の裏面側から、連結部24Aが途中まで露出することとなり、ボード部材10を目視しつつ、ボード部位20bにスムーズに導くことができる。
(シートバックの組立作業)
図2を参照して、上部フレーム6aに掛止部7を掛止しつつ、クッション材6Pをフレーム部材6F上に配置する。つぎにクッション材6Pを表皮材6Sで被覆しつつ、表皮材6S一部を、取付け部材20を介してフレーム部材6Fに取付ける。
このとき本実施例では、クッション材6P上部を第一表皮ピースS1で被覆しつつ、第一表皮ピースS1の端部(下端)をシート後面側に配置する。つぎにクッション材6P後面を第二表皮ピースS2で被覆しつつ、第二表皮ピースS2の端部(上端)を、第一表皮ピースS1の端部(下端)に重ねる。
そして両表皮ピースの端部を重ねた状態で(表皮材6S一部を形成して)、表皮部位20aに縫合して取付ける(縫合線SEW)。縫合線SEWは、シート上部側(ボード部材10の上方)に配置してシート幅方向に延びる。
つぎにボード部材10の一端(上端)をボード部位20bに挿入しつつ、ボード部材10の他端側(下端側)を、クリップ部材14を介して第二ワイヤF2に取付ける。
そして係止部位20cを第一ワイヤF1に係止することで、ボード部材10の一端と表皮材6S一部の双方をフレーム部材6Fに取付けることができる。
このとき本実施例では、第一ワイヤF1を係止部位20cに嵌装することで、取付け部材20の上方への移動が規制される。そしてフレーム部材6Fと取付け部材20の係止により、フレーム部材4Fに対する表皮材6S一部とボード部材10の相対位置関係が保持されることとなる。
以上説明したとおり、本実施例では、取付け部材20により、表皮材6S一部とボード部材10(一端)の双方をフレーム部材6Fに取付けることができる。このため本実施例によれば、ボード部材10(一端)を取付けるための専用部材を省略できるとともに、シートの製造コストを低減できる。
また本実施例では、取付け部材20によって、フレーム部材6Fに対する表皮材6S一部とボード部材10の相対位置関係を保持できる。
そしてボード部材10の上方移動が規制されることで、(ボード部材10の押上げが原因の)表皮材6Sの弛み発生を極力防止できる。また表皮材6S一部を表皮部位20aに安定的に取付けることで、表皮材6Sの引張などによる縫合線SEWのヨタリ発生を防止又は低減できる。
よって本実施例によれば、シートの部品点数の増加を極力抑えつつ、ボード部材10と表皮材6S一部をフレーム部材6Fに意匠性良く取付けることができる。
本実施形態の車両用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施形態では、表皮材6S一部を直接的に表皮部位20aに取付ける例を説明した。これとは異なり、第一表皮ピース端部と第二表皮ピース端部を重ねたのち、帯状の布材に取付けることもできる。そして布材の端部を表皮部位に取付ける(表皮材一部を間接的に表皮部位に取付ける)ことができる。
(2)また本実施形態では、第一表皮ピースS1と第二表皮ピースS2を有する表皮材6Sを例示したが、表皮材6Sの構成を限定する趣旨ではない。例えば第二表皮ピースS2を省略することもできる(ボード部材10が露出する構成とすることができる)。
(3)また本実施形態では、取付け部材20の構成を例示したが、取付け部材20の構成を限定する趣旨ではない。例えば係止部位20cを、断面視で略横U字状として、第一ワイヤF1を把持可能とすることができる。
(4)また本実施形態では、ボード部材10の上端を取付け部材20に取付ける例を説明したが、シート構成に応じて、ボード部材10の側端や下端を取付け部材20に取付けることもできる。
(5)また本実施形態では、シートバック6を、シートクッション4に対して起倒可能に連結する例を説明した。これとは異なりシートバックを、車室床面(フロア)等の車室構成に対して起倒可能に連結することもできる。
2 車両用シート
4 シートクッション
6 シートバック
6P クッション材
6F フレーム部材
6S 表皮材
S1 第一表皮ピース
S2 第二表皮ピース
10 ボード部材
12 挿設孔部
14 クリップ部材
20 取付け部材
22 基本部
24 連結部
20a 表皮部位
20b ボード部位
20c 係止部位

Claims (1)

  1. シートクッションとシートバックを有するとともに、前記シートバックが、シート骨格をなすフレーム部材と、シート外形をなすクッション材と、前記クッション材を被覆する表皮材と、前記シートバック後面に配置のボード部材を有し、
    前記クッション材を、前記フレーム部材上に配置したのち前記表皮材で被覆して、前記表皮材一部を、前記取付け部材を介して前記フレーム部材に取付けるとともに、前記ボード部材を、前記シートバック後面に配置しつつ前記フレーム部材に取付ける車両用シートにおいて、
    前記取付け部材が、前記表皮材一部を直接的又は間接的に取付け可能な表皮部位と、前記ボード部材の一端を取付け可能なボード部位と、前記フレーム部材に係止可能な係止部位とを有し、
    前記ボード部位が、平板状の基本部と、前記基本部の対面位置に配置する平板状の連結部の第一部位との間に形成されて前記ボード部材を挿入可能であり、
    前記連結部が、前記第一部位よりも前記連結部の端部側に配置する第二部位を有するとともに、前記第二部位が、挿入状態の前記ボード部材の厚み方向で見て前記第一部位よりも前記基本部から離間して配置され、
    前記表皮材一部を表皮部位に取付けるとともに、前記ボード部材を、前記第二部位から前記第一部位に導きつつ前記ボード部位に取付けて、前記表皮材一部と前記ボード部材の相対位置関係を保持しつつ、前記フレーム部材に前記係止部位を係止する構成とした車両用シート。
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