JP5758131B2 - 電池監視回路、および、電池監視システム - Google Patents

電池監視回路、および、電池監視システム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、電池監視回路、および、電池監視システムに関する。
従来、ハイブリットカーやEV(電気自動車)のバッテリに用いられる直列に複数接続された二次電池の各電圧の異常を検出する電池監視回路がある。
この従来の電池監視回路は、例えば、各電池セル間の端子の電圧を選択するスイッチ群を2組用い、スイッチ群一の方をキャパシタの一端に接続し、他方のスイッチ群を該キャパシタの他端に接続して構成される。
この従来の電池監視回路の動作は、先ず目的の電池セルの上下端子をキャパシタの両端に接続しキャパシタの端子間電圧をセル電圧と等しくする。次に2つのスイッチ群との接続を無くしキャパシタ両端をオープンとした後に、別に用意した一組のスイッチでキャパシタの一端をADコンバータの基準電圧に、キャパシタの他端をADコンバータの入力に接続するようにしセル電圧を測定する。
この従来の電池監視回路の一連の動作を目的の電池セルに対して順次行うことで、全ての電池セルの電圧を測定できる。
しかしながら、上記従来の電池監視回路は、各電池セル間の端子の電圧を選択するスイッチ群が2組必要であり、回路規模が大きくなる。さらに、ADコンバータとの間にも1組のスイッチが必要である。
すなわち、電池監視回路の製造コストが増加する問題があった。
特開2009−69056
直列に接続された二次電池のそれぞれの電圧をより正確に測定しつつ、回路面積の縮小を図ることが可能な電池監視回路を提供する。
実施例に従った電池監視回路は、直列に接続された複数の二次電池の電圧を監視する。
監視回路は、第1の電位線に接続され且つ第1の二次電池の負極を接続するための第1の
端子に、一端が接続された第1のスイッチ素子と、前記第1の二次電池の正極および第2
の二次電池の負極を接続するための第2の端子に、一端が接続され、前記第1のスイッチ
素子の他端に、他端が接続された第2のスイッチ素子と、第2の電位線に接続され且つ前
記第2の二次電池の正極を接続するための第3の端子に、一端が接続され、前記第1のス
イッチ素子の他端に、他端が接続された第3のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子
の他端に一端が接続された第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタの他端に反転入力
端子が接続され、固定電位に非反転入力端子が接続され、前記第1のキャパシタの他端に
出力が動作制御スイッチ素子を介して接続されたオペアンプと、前記オペアンプが出力し
た信号をアナログ・デジタル変換し、得られたデジタル信号を出力するADコンバータと
、 前記第1のスイッチ素子ないし前記第3のスイッチ素子のオン/オフを制御するとと
もに、前記オペアンプおよび前記ADコンバータの動作を制御する制御回路と、を備える
前記制御回路は、前記オペアンプを動作させるときに前記動作制御スイッチ素子をオン
し、前記オペアンプを停止させるときに前記動作制御スイッチ素子をオフすることにより
前記オペアンプを制御する。
図1は、実施例1に係る電池監視システム1000の構成の一例を示す図である。 図2は、図1に示す電池監視回路が二次電池の電圧を検出する場合における、各スイッチ素子を制御する信号およびADコンバータの動作を制御する信号の波形の一例を示す図である。 図3は、実施例2に係る電池監視システム2000の構成の一例を示す図である。 図4は、図3に示す電池監視回路が二次電池の電圧を検出する場合における、各スイッチ素子を制御する信号およびADコンバータの動作を制御する信号の波形の一例を示す図である。 図5は、実施例3に係る電池監視システム3000の構成の一例を示す図である。 図6は、図5に示す電池監視回路が二次電池の電圧を検出する場合における、各スイッチ素子を制御する信号およびADコンバータの動作を制御する信号の波形の一例を示す図である。 図7は、実施例4に係る電池監視システム4000の構成の一例を示す図である。 図8は、図7に示す電池監視回路が二次電池の電圧を検出する場合における、各スイッチ素子を制御する信号およびADコンバータの動作を制御する信号の波形の一例を示す図である。
以下、各実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、実施例1に係る電池監視システム1000の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、電池監視システム1000は、直列に接続された複数(n個(n≧2))の二次電池Cell1〜Cellnと、これらの二次電池Cell1〜Cellnの電圧を監視する電池監視回路100と、を備える。
第1ないし第nの二次電池Cell1〜Cellnは、電源VDDと接地VSSとの間に、直列に接続されている。第1ないし第nの二次電池Cell1〜Cellnの正極には、第2ないし第n+1の端子T2〜Tn+1がそれぞれ接続されている。第1ないし第nの二次電池Cell1〜Cellnは、例えば、リチウムイオン二次電池である。
ここで、電池監視回路100は、制御回路101と、ADコンバータ102と、オペアンプ103と、第1ないし第n+1のスイッチ素子SW1〜SWn+1と、第1のキャパシタC1と、第1ないし第nの抵抗R1〜Rnと、第1ないし第nの放電用スイッチ素子SWd1〜SWdnと、を備える。
第1のスイッチ素子SW1は、接地(第1の電位線)VSSに接続され且つ第1の二次電池Cell1の負極を接続するため第1の端子T1に、一端が接続されている。
第2のスイッチ素子SW2は、第1の二次電池Cell1の正極および第2の二次電池Cell2の負極を接続するための第2の端子T2に、一端が接続され、第1のスイッチ素子SW1の他端に、他端が接続されている。
第3のスイッチ素子SW3は、電源(第2の電位線)VDDに(第3ないし第nの二次電池Cell3〜Cellnを介して)接続され且つ第2の二次電池Cell2の正極を接続するための第3の端子T3に、一端が接続され、第1のスイッチ素子SW1の他端に、他端が接続されている。
また、他のスイッチ素子SW4〜SWn+1も同様に接続されている。
このように、電池監視回路100は、各電池セル間の端子の電圧を選択するスイッチ素子の数は、二次電池を直列に接続する数の増加分だけ増加させればよい構成になっている。したがって、電池監視回路100は、従来の電池監視回路と比較して回路面積を縮小することができる。
また、図1に示すように、第1の放電用スイッチ素子SWd1は、第1の端子T1と第2の端子T2との間で、第1の抵抗R1と直列に接続されている。この第1の放電用スイッチ素子SWd1は、制御回路101によりオン/オフが制御されるようになっている。
第2の放電用スイッチ素子SWd2は、第2の端子T2と第3の端子T3との間で、第1の抵抗R1および第2の抵抗R2と直列に接続されている。この第2の放電用スイッチ素子SWd2は、制御回路101によりオン/オフが制御されるようになっている。
また、他の第3ないし第nの放電用スイッチ素子SWd3〜SWdn、および第3ないし第nの抵抗R3〜Rnも同様に接続されている。また、第3ないし第nの放電用スイッチ素子SWd3〜SWdnも、制御回路101によりオン/オフが制御されるようになっている。
なお、第1ないし第nの放電用スイッチ素子SWd1〜SWdnは、通常動作時および電圧測定時は、オフに制御される。
第1のキャパシタC1は、第1のスイッチ素子SW1の他端に一端が接続されている。
オペアンプ103は、第1のキャパシタC1の他端に反転入力端子が接続され、固定電位(ここでは接地電位)に非反転入力端子が接続されている。
このオペアンプ103は、端子103aと、端子103bとを有する。オペアンプ103は、端子103a、103bを介して動作用の電流が供給されるようになっている。
このオペアンプ103は、さらに、その出力をオン/オフする(オペアンプ103の動作を制御する)動作制御スイッチSWopを有している。この動作制御スイッチSWopは、オペアンプ103の出力端子に一端が接続され、オペアンプ103の反転入力端子およびADコンバータ102の入力に他端が接続されている。この動作制御スイッチ素子SWopは、制御回路101によりオン/オフが制御され、オペアンプ103の動作(出力)を制御するようになっている。
ADコンバータ102は、オペアンプ103が動作制御スイッチ素子SWopを介して出力した信号Voをアナログ・デジタル変換し、得られたデジタル信号を出力するようになっている。
制御回路101は、第1のスイッチ素子SW1ないし第n+1のスイッチ素子SWn+1のオン/オフを制御するとともに、オペアンプ103およびADコンバータ102の動作を制御するようになっている。
例えば、制御回路101は、オペアンプ103を動作(オペアンプ103の出力をオン)させる場合は、動作制御スイッチ素子SWopの他端における信号Voが、オペアンプ103の反転入力端子および非反転入力端子に入力された信号に応じて変化するように、動作制御スイッチ素子SWopをオンするようになっている。すなわち、信号Voがオペアンプ103の出力に応じて変化する状態になる(本実施例では、この状態をオペアンプ103が動作している状態とする)。
一方、制御回路101は、オペアンプ103の動作を停止(オペアンプ103の出力をオフ)させる場合は、反転入力端子および非反転入力端子に入力された信号に応じて変化するオペアンプ103の出力を、遮断するように動作制御スイッチ素子SWopをオフするようになっている。すなわち、動作制御スイッチ素子SWopの他端における信号Voがオペアンプ103の出力に応じて変化しない状態になる(本実施例では、この状態をオペアンプ103が動作していない状態とする)。
さらに、制御回路101は、ADコンバータ102が出力したデジタル信号に応じて、
第1ないし第nの二次電池Cell1〜Cellnの電圧を取得(検出)し、第1ないし
第nの放電用スイッチ素子SWd1〜SWdnを制御するようになっている。
例えば、制御回路101は、後述のように、ADコンバータ102が出力したデジタル
信号に基づいて、第1の二次電池Cell1の電圧を取得する。そして、制御回路101
は、例えば、第1の二次電池Cell1の電圧と予め設定された閾値電圧と比較し、第1
の二次電池Cell1の電圧が該閾値電圧よりも高いと判断した場合は、第1の二次電池
Cell1の電圧を下げる(第1の二次電池Cell1を放電させる)。
すなわち、制御回路101は、第1の二次電池Cell1の電圧を下げる場合は、第1の放電用スイッチ素子SWd1ないし第nの放電用スイッチ素子SWdnがオフした状態から第1のスイッチ素子SWd1をオンする。これにより、第1の抵抗R1に電流が流れて、第1の二次電池Cell1のエネルギーが消費され、第1の二次電池Cell1の電圧が下がる。
同様に、制御回路101は、後述のように、ADコンバータ102が出力したデジタル
信号に基づいて、第2の二次電池Cell2の電圧を取得する。そして、制御回路101
は、例えば、第2の二次電池Cell2の電圧と該閾値電圧と比較し、第2の二次電池C
ell2の電圧が該閾値電圧よりも高いと判断した場合は、第2の二次電池Cell2の
電圧を下げる(第2の二次電池Cell2を放電させる)。
すなわち、制御回路101は、第2の二次電池Cell2の電圧を下げる(第2の二次電池Cell2を放電させる)場合は、第1の放電用スイッチ素子SWd1ないし第nの放電用スイッチ素子SWdnがオフした状態から第2のスイッチ素子SWd2をオンする。これにより、第1、第2の抵抗R1、R2に電流が流れて、第2の二次電池Cell2のエネルギーが消費され、第2の二次電池Cell2の電圧が下がる。
なお、制御回路101は、他の二次電池Cell3〜Cellnについても同様に電圧を制御するようになっている。
なお、第1ないし第n+1のスイッチ素子SW1〜SWn+1、第1ないし第nの放電用スイッチ素子SWd1〜SWdn、および、動作制御スイッチ素子SWopは、例えば、MOSトランジスタで構成される。この場合、各スイッチ素子を構成するMOSトランジスタのゲート電圧が制御回路101により制御されることにより、各スイッチ素子のオン/オフが制御される。
以上のように、電池監視システム1000は、直列に接続された複数の二次電池Cell1〜Cellnの電圧を監視するようになっている。
さらに、電池監視システム1000は、検出した電圧に応じて、電圧が規定レベルより高い二次電池を放電させて、各二次電池の電圧が規定レベル以下になるように制御するようになっている。
これにより、二次電池が、例えば、リチウムイオン二次電池である場合、過充電等による寿命の低下を抑制することができる。
ここで、以上のような構成を有する電池監視回路100が二次電池の電圧を検出するための具体的な動作の一例について説明する。
図2は、図1に示す電池監視回路が二次電池の電圧を検出する場合における、各スイッチ素子を制御する信号およびADコンバータの動作を制御する信号の波形の一例を示す図である。
図2に示すように、制御回路101は、第1の二次電池Cell1の第1の電圧(VB2−VB1)を検出するために、全ての第1ないし第nのスイッチ素子SW1〜SWnをオフし且つオペアンプ103およびADコンバータ102の動作を停止させた状態から(期間t0)、第1のスイッチ素子SW1をオンし、且つ動作制御スイッチ素子SWopをオンしてオペアンプ103を動作させる(期間t1)。
これにより、第1のスイッチ素子SW1の他端(第1のキャパシタC1の一端)の電圧V1は、電圧VB1になる。この電圧VB1は、接地電圧に等しいので、電圧VB1=0Vである。したがって、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、0Vになる。さらに、オペアンプ103を動作させることにより、オペアンプ103の反転入力端子は非反転入力端子の電圧と等しくなるようにフィードバックが掛かる。この結果、第1のキャパシタC1の他端に接続された反転入力端子の電圧V2は、接地電圧、すなわち0Vになる。
これにより、第1のキャパシタC1の両端間の電位差は、電圧V1−電圧V2であり、0Vになる。
その後、制御回路101は、第1のスイッチ素子SW1をオフするとともに動作制御スイッチ素子SWopをオフしてオペアンプ103の動作を停止させた後、第2のスイッチ素子SW2をオンする(期間t2)。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、電圧VB2となる。このとき、オペアンプ103は動作していない(オペアンプ103の出力端子と第1のキャパシタC1との間が遮断されている)ので、第1のキャパシタC1の両端間の電位差は保持され、第1のキャパシタC1の他端の電圧V2は、電圧VB2となる。
その後、制御回路101は、ADコンバータ102を動作させて第1の二次電池Cell1の第1の電圧に基づいた第1のデジタル信号D1を出力させ(期間t3)、その後、ADコンバータ102の動作を停止させる(期間t4)。
すなわち、このときにADコンバータ102で取り込まれた電圧が電圧VB2となるので、制御回路101は、このときにADコンバータ102が出力した第1のデジタル信号D1に基づいて、第1の二次電池Cell1の電圧VB2の電圧を取得(検出)することができる。
一方、制御回路101は、第1の二次電池Cell1に隣接する第2の二次電池Cell2の第2の電圧(VB3−VB2)を検出するために、該期間t4においてオペアンプ103を動作させる。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、電圧VB2に維持されるが、第1のキャパシタC1の他端の電圧V2は、オペアンプ103のフィードバック動作により接地電圧(0V)になる。したがって、第1のキャパシタC1の両端間の電位差は、電圧VB2になる。
制御回路101は、その後、第2のスイッチ素子SW2をオフするとともにオペアンプ103の動作を停止させた後、第3のスイッチ素子SW3をオンする(期間t5)。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、電圧VB3となる。このとき、オペアンプ103は動作していない(オペアンプ103の出力端子と第1のキャパシタC1との間が遮断されている)ので、第1のキャパシタC1の両端間の電位差は保持され、第1のキャパシタC1の他端の電圧V2は、電圧VB3−電圧VB2となる。
その後、制御回路101は、ADコンバータ102を動作させて第2の二次電池Cell2の第2の電圧に基づいた第2のデジタル信号D2を出力させ(期間t6)、その後、ADコンバータ102の動作を停止させる(期間t7)。
すなわち、このときにADコンバータ102で取り込まれた電圧が第2の電圧(VB3−VB2)となるので、制御回路101は、このときにADコンバータ102が出力した第2のデジタル信号D2に基づいて、第2の二次電池Cell2の電圧VB3の電圧(VB3−VB2)を取得(検出)することができる。
以降、制御回路101は、同様の動作を繰り返し、ADコンバータ102から出力されるデジタル信号に基づいて、第3ないし第nの二次電池Cell3〜Cellnの電圧を検出することができる。
以上の動作により、電池監視回路100は、直列に接続された二次電池のそれぞれの電圧をより正確に測定することができる。
また、既述のように、電池監視回路100は、各二次電池間の端子の電圧を選択するスイッチ群を、従来の電池監視回路よりも少なくすることができるので、回路規模の縮小を図ることができる。
以上のように、本実施例に係る電池監視回路によれば、直列に接続された二次電池のそれぞれの電圧をより正確に測定しつつ、回路面積の縮小を図ることができる。
既述の実施例1では、オペアンプの非反転入力端子に入力される電圧を接地電圧とした場合について説明した。
本実施例2では、オペアンプの非反転入力端子に入力される電圧を接地電圧と異なる基準電圧とした場合について説明する。
ここで、図3は、実施例2に係る電池監視システム2000の構成の一例を示す図である。なお、図3において、図1の符号と同じ符号は、実施例1と同様の構成を示す。
図3に示すように、電池監視システム2000は、直列に接続された複数(n個(n≧2))の二次電池Cell1〜Cellnと、これらの二次電池Cell1〜Cellnの電圧を監視する電池監視回路200と、を備える。
この電池監視回路2000は、電池監視回路200のオペアンプ103の非反転入力端子に接地電圧と異なる基準電圧(固定電圧)Vrefが入力される以外は、実施例1の電池監視回路100と同様の構成である。
すなわち、電池監視回路200は、実施例1の電池監視回路100と比較して、基準電源104をさらに備える。
この基準電源104は、オペアンプ103の非反転入力端子と接地VSSとの間に接続され、接地電圧と異なる基準電圧Vrefを出力するようになっている。
この電池監視回路200は、その他の構成は、実施例1の電池監視回路100と同様である。
すなわち、電池監視システム2000は、実施例1と同様に、直列に接続された複数の二次電池Cell1〜Cellnの電圧を監視するようになっている。
さらに、電池監視システム2000は、検出した電圧に応じて、電圧が規定レベルより高い二次電池を放電させて、各二次電池の電圧が規定レベル以下になるように制御するようになっている。
これにより、二次電池が、例えば、リチウムイオン二次電池である場合、過充電等による寿命の低下を抑制することができる。
ここで、以上のような構成を有する電池監視回路200が二次電池の電圧を検出するための具体的な動作の一例について説明する。
図4は、図3に示す電池監視回路が二次電池の電圧を検出する場合における、各スイッチ素子を制御する信号およびADコンバータの動作を制御する信号の波形の一例を示す図である。
図4示すように、制御回路101は、第1の二次電池Cell1の第1の電圧(VB2−VB1)を検出するために、全ての第1ないし第nのスイッチ素子SW1〜SWnをオフし且つオペアンプ103およびADコンバータ102の動作を停止させた状態から(期間t0)、第1のスイッチ素子SW1をオンし、且つ動作制御スイッチ素子SWopをオンしてオペアンプ103を動作させる(期間t1〜t2)。
これにより、第1のスイッチ素子SW1の他端(第1のキャパシタの一端)の電圧V1は電圧VB1になる。この電圧VB1は、接地電圧に等しいので、電圧VB1=0Vである。したがって、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は0Vになる。さらに、オペアンプ103を動作させることにより、オペアンプ103の反転入力端子は非反転入力端子の電圧と等しくなるようにフィードバックが掛かる。この結果、第1のキャパシタC1の他端に接続された反転入力端子の電圧V2は基準電圧Vrefになる。
これにより、第1のキャパシタC1の両端間の電位差は、電圧V1−電圧V2であり、基準電圧Vrefになる。
該期間t2において、制御回路101は、ADコンバータ102を動作させて第1のデジタル信号D1aを出力させる。すなわち、このときにADコンバータ102で取り込まれ、第1のデジタル信号D1aに対応する電圧が、基準電圧Vrefとなる。
制御回路101は、その後、第1のスイッチ素子SW1をオフするとともにADコンバータ102およびオペアンプ103の動作を停止させた後、第2のスイッチ素子SW2をオンする(期間t3)。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、電圧VB2となる。このとき、オペアンプ103は動作していない(オペアンプ103の出力端子と第1のキャパシタC1との間が遮断されている)ので、第1のキャパシタC1の両端間の電位差は保持され、第1のキャパシタC1の他端の電圧V2は、式(1)のように表される。

V2=Vref+VB2−VB1・・・(1)

その後、制御回路101は、ADコンバータ102を動作させて第1の二次電池Cell1の第1の電圧に基づいた第2のデジタル信号D1bを出力させ(期間t4)、その後、ADコンバータ102の動作を停止させる(期間t5)。
すなわち、このときにADコンバータ102で取り込まれた電圧が電圧(Vref+VB2−VB1)となる。
そこで、制御回路101は、以下の式(2)のように、第2のデジタル信号D1bと第1のデジタル信号D1aとの差に基づいて、第1の二次電池Cell1の電圧を取得(検出)することができる。

(Vref+VB2−VB1)−Vref=VB2−VB1・・・(2)

すなわち、第1の二次電池Cell1の両端間の電位差が、電圧(接地電圧)VB1および基準電圧Vrefによる誤差なく測定できる。
一方、制御回路101は、第1の二次電池Cell1に隣接する第2の二次電池Cell2の第2の電圧(VB3−VB2)を検出するために、該期間t5において、オペアンプ103を動作させる。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、電圧VB2に維持されるが、第1のキャパシタC1の他端の電圧V2は、オペアンプ103のフィードバック動作により基準電圧Vrefになる。したがって、第1のキャパシタC1の両端間の電位差は、電圧(VB2−Vref)になる。
制御回路101は、その後、ADコンバータ102を動作させて第3のデジタル信号D2aを出力させる(期間t6)。すなわち、このときにADコンバータ102で取り込まれ、第3のデジタル信号D2aに対応する電圧が、基準電圧Vrefとなる。
制御回路101は、その後、第2のスイッチ素子SW2をオフするとともにADコンバータ102およびオペアンプ103の動作を停止させた後、第3のスイッチ素子SW3をオンする(期間t7)。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、電圧VB3となる。このとき、オペアンプ103は動作していない(オペアンプ103の出力端子と第1のキャパシタC1との間が遮断されている)ので、第1のキャパシタC1の両端間の電位差は保持され、第1のキャパシタC1の他端の電圧V2は、式(3)のように表される。

V2=Vref+VB3−VB2・・・(3)

その後、制御回路101は、ADコンバータ102を動作させて第2の二次電池Cell2の第2の電圧に基づいた第2のデジタル信号D2bを出力させ(期間t8)、その後、ADコンバータ102の動作を停止させる(期間t9)。
すなわち、このときにADコンバータ102で取り込まれた電圧が電圧(Vref+VB3−VB2)となる。
そこで、制御回路101は、以下の式(4)のように、第4のデジタル信号D2bと第3のデジタル信号D2aとの差に基づいて、第2の二次電池Cell2の電圧を取得(検出)することができる。

(Vref+VB3−VB2)−Vref=VB3−VB2・・・(4)

すなわち、第2の二次電池Cell2の両端間の電位差を、電圧(接地電圧)VB1および基準電圧Vrefによる誤差なく測定できる。
以降、制御回路101は、同様の動作を繰り返し、ADコンバータ102から出力されるデジタル信号に基づいて、第3ないし第nの二次電池Cell3〜Cellnの電圧を検出することができる。
通常、単電源の場合、オペアンプで接地電圧以下の電圧を扱えないため、接地電圧近傍の電圧を取り扱うことは困難を伴う。
そこで、電池監視回路200は、接地電圧から少しオフセットした基準電圧Vrefを用いることで動作が容易になるというメリットがある。
また、実施例1と同様に、電池監視回路200は、各二次電池間の端子の電圧を選択するスイッチ群を、従来の電池監視回路よりも少なくすることができるので、回路規模の縮小を図ることができる。
以上のように、本実施例に係る電池監視回路によれば、直列に接続された二次電池のそれぞれの電圧をより正確に測定しつつ、回路面積の縮小を図ることができる。
なお、実施例1の電池監視回路100についても、同様に、この実施例2の動作を適用して、各二次電池の電圧を検出することができる。特に、回路の接地間が離れて、接地電圧(電圧VB0)と、オペアンプ103の非反転入力に入力される接地電圧とがずれる場合がある。このような場合に、実施例2の動作を電池監視回路100に適用することにより、接地電圧のずれが相殺されて、測定誤差を低減することができる。
既述の実施例1、2では、電池監視回路において、二次電池の電圧を検出するために、オペアンプの動作を制御する構成の一例について説明した。
本実施例3では、電池監視回路において、二次電池の電圧を検出するために、オペアンプの入出力間にキャパシタを接続し、このキャパシタの電荷を制御する構成の一例について説明する。
図5は、実施例3に係る電池監視システム3000の構成の一例を示す図である。なお、図5において、図1の符号と同じ符号は、実施例1と同様の構成を示す。
図5に示すように、電池監視システム3000は、直列に接続された複数(n個(n≧2))の二次電池Cell1〜Cellnと、これらの二次電池Cell1〜Cellnの電圧を監視する電池監視回路300と、を備える。
この電池監視回路3000は、動作制御スイッチ素子SWopが省略され、電池監視回路300のオペアンプ103の入出力間に第2のキャパシタC2とリフレッシュスイッチ素子SWrとが並列に接続される以外は、実施例1の電池監視回路100と同様の構成である。
すなわち、電池監視回路300は、実施例1の電池監視回路100と比較して、動作制御スイッチ素子SWopが省略され、一方、オペアンプ103の入出力間に並列に接続された第2のキャパシタC2とリフレッシュスイッチ素子SWrをさらに備える。
この第2のキャパシタC2は、オペアンプ103の反転入力端子とオペアンプ103の出力との間に接続されている。
また、リフレッシュスイッチ素子SWrは、オペアンプ103の反転入力端子とオペアンプ103の出力との間で、第2のキャパシタC2と並列に接続されている。
この実施例3では、制御回路101は、第1のスイッチ素子SW1ないし第n+1のスイッチ素子SWn+1、第1ないし第nの放電用スイッチ素子SWd1〜SWdn、および、リフレッシュスイッチ素子SWrのオン/オフを制御するとともに、ADコンバータ102の動作を制御するようになっている。
電池監視回路300は、その他の構成は、実施例1の電池監視回路100と同様である。
すなわち、電池監視システム3000は、実施例1と同様に、直列に接続された複数の二次電池Cell1〜Cellnの電圧を監視するようになっている。
さらに、電池監視システム3000は、検出した電圧に応じて、電圧が規定レベルより高い二次電池を放電させて、各二次電池の電圧が規定レベル以下になるように制御するようになっている。
これにより、二次電池が、例えば、リチウムイオン二次電池である場合、過充電等による寿命の低下を抑制することができる。
ここで、以上のような構成を有する電池監視回路300が二次電池の電圧を検出するための具体的な動作の一例について説明する。
図6は、図5に示す電池監視回路が二次電池の電圧を検出する場合における、各スイッチ素子を制御する信号およびADコンバータの動作を制御する信号の波形の一例を示す図である。
図6示すように、制御回路101は、第1の二次電池Cell1の第1の電圧(VB2−VB1)を検出するために、全ての第1ないし第n+1のスイッチ素子SW1〜SWn+1およびリフレッシュスイッチ素子SWrをオフし且つADコンバータ102の動作を停止させた状態から(期間t0)、第2のスイッチ素子SW2およびリフレッシュスイッチ素子SWrをオンする(期間t1)。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、電圧VB2になる。さらに、オペアンプ103を動作しているので、オペアンプ103の反転入力端子は非反転入力端子の電圧と等しくなるようにフィードバックが掛かる。この結果、第1のキャパシタC1の他端に接続された反転入力端子の電圧V2は、接地電圧、すなわち0Vになる。
これにより、第1のキャパシタC1の両端間の電位差は、電圧V1−電圧V2であり、VB2になる。
その後、制御回路101は、第2のスイッチ素子SW2およびリフレッシュスイッチ素子SWrをオフした後、第1のスイッチ素子SW1をオンする(期間t2)。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、接地電圧、すなわち0Vとなる。このとき、オペアンプ103が動作しているので、フィードバック制御が掛かり、第2のキャパシタC2の一端の電圧V2は、接地電圧のままとなる。
したがって、このときの第1のキャパシタC1の電荷変動分Cvは、以下の式(5)で表される。そして、この電荷変動分Cvの電荷が、第2のキャパシタC2に移動する。

Cv=C1×(VB2−VB1)=C1×VB2・・・(5)

これにより、第2のキャパシタC2の両端間の電位差Vdは、式(6)で表される。

Vd=Vo−V2=Vo=C1×VB2/C2・・・(6)

その後、制御回路101は、ADコンバータ102を動作させて第1の二次電池Cell1の第1の電圧に基づいた第1のデジタル信号D1を出力させる(期間t3)。制御回路101は、その後、第1のスイッチ素子SW1をオフするとともにADコンバータ102の動作を停止させる(期間t4)。
すなわち、このときにADコンバータ102で取り込まれた電圧VoがC1×VB2/C2となるので、制御回路101は、このときにADコンバータ102が出力した第1のデジタル信号D1に基づいて、第1の二次電池Cell1の電圧(VB2−VB1)を取得(検出)することができる。
一方、制御回路101は、第1の二次電池Cell1に隣接する第2の二次電池Cell2の第2の電圧(VB3−VB2)を検出するために、その後、第3のスイッチ素子SW3およびリフレッシュスイッチ素子SWrをオンする(期間t4)。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、電圧VB3になる。さらに、オペアンプ103を動作しているので、オペアンプ103の反転入力端子は非反転入力端子の電圧と等しくなるようにフィードバックが掛かる。この結果、第1のキャパシタC1の他端に接続された反転入力端子の電圧V2は、接地電圧、すなわち0Vになる。
これにより、第1のキャパシタC1の両端間の電位差は、電圧V1−電圧V2であり、VB3になる。
その後、制御回路101は、第3のスイッチ素子SW3およびリフレッシュスイッチ素子SWrをオフした後、第2のスイッチ素子SW2をオンする(期間t5)。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、電圧VB2となる。このとき、オペアンプ103が動作しているので、フィードバック制御が掛かり、第2のキャパシタC2の一端の電圧V2は、接地電圧のままとなる。
したがって、このときの第1のキャパシタC1の電荷変動分Cvは、以下の式(7)で表される。そして、この電荷変動分Cvの電荷が、第2のキャパシタC2に移動する。

Cv=C1×(VB3−VB2)・・・(7)

これにより、第2のキャパシタC2の両端間の電位差Vdは、式(8)で表される。

Vd=Vo−V2=Vo=C1×(VB3−VB2)/C2・・・(8)

その後、制御回路101は、ADコンバータ102を動作させて第2の二次電池Cell2の第1の電圧に基づいた第2のデジタル信号D2を出力させる(期間t6)。制御回路101は、その後、第2のスイッチ素子SW2をオフするとともにADコンバータ102の動作を停止させる(期間t7)。
すなわち、このときにADコンバータ102で取り込まれた電圧VoがC1×(VB3−VB2)/C2となるので、制御回路101は、このときにADコンバータ102が出力した第2のデジタル信号D2に基づいて、第2の二次電池Cell2の電圧(VB3−VB2を取得(検出)することができる。
以降、制御回路101は、同様の動作を繰り返し、ADコンバータ102から出力されるデジタル信号に基づいて、第3ないし第nの二次電池Cell3〜Cellnの電圧を検出することができる。
また、本実施例では、第1のキャパシタC1と第2のキャパシタC2の容量比で電圧の増幅や減衰が設定できるので、セル電圧やADコンバータ102の入力ダイナミックレンジに合わせて電圧レベルの調整が出来るので実効的な測定精度を向上することができる。
また、実施例1と同様に、電池監視回路300は、各二次電池間の端子の電圧を選択するスイッチ群を、従来の電池監視回路よりも少なくすることができるので、回路規模の縮小を図ることができる。
以上のように、本実施例に係る電池監視回路によれば、直列に接続された二次電池のそれぞれの電圧をより正確に測定しつつ、回路面積の縮小を図ることができる。
既述の実施例3では、オペアンプの非反転入力端子に入力される電圧を接地電圧とした場合について説明した。
本実施例4では、オペアンプの非反転入力端子に入力される電圧を接地電圧と異なる基準電圧とした場合について説明する。
ここで、図7は、実施例4に係る電池監視システム4000の構成の一例を示す図である。なお、図7において、図5の符号と同じ符号は、実施例3と同様の構成を示す。
図7に示すように、電池監視システム4000は、直列に接続された複数(n個(n≧2))の二次電池Cell1〜Cellnと、これらの二次電池Cell1〜Cellnの電圧を監視する電池監視回路400と、を備える。
この電池監視回路4000は、電池監視回路400のオペアンプ103の非反転入力端子に接地電圧と異なる基準電圧(固定電圧)Vrefが入力される以外は、実施例3の電池監視回路300と同様の構成である。
すなわち、電池監視回路400は、実施例3の電池監視回路300と比較して、基準電源104をさらに備える。
この基準電源104は、オペアンプ103の非反転入力端子と接地VSSとの間に接続され、接地電圧と異なる基準電圧Vrefを出力するようになっている。
この電池監視回路400は、その他の構成は、実施例3の電池監視回路300と同様である。
すなわち、電池監視システム4000は、実施例3と同様に、直列に接続された複数の二次電池Cell1〜Cellnの電圧を監視するようになっている。
さらに、電池監視システム4000は、検出した電圧に応じて、電圧が規定レベルより高い二次電池を放電させて、各二次電池の電圧が規定レベル以下になるように制御するようになっている。
これにより、二次電池が、例えば、リチウムイオン二次電池である場合、過充電等による寿命の低下を抑制することができる。
ここで、以上のような構成を有する電池監視回路400が二次電池の電圧を検出するための具体的な動作の一例について説明する。
図8は、図7に示す電池監視回路が二次電池の電圧を検出する場合における、各スイッチ素子を制御する信号およびADコンバータの動作を制御する信号の波形の一例を示す図である。
図8示すように、制御回路101は、第1の二次電池Cell1の第1の電圧(VB2−VB1)を検出するために、全ての第1ないし第n+1のスイッチ素子SW1〜SWn+1およびリフレッシュスイッチ素子SWrをオフし且つADコンバータ102の動作を停止させた状態から(期間t0)、第2のスイッチ素子SW2およびリフレッシュスイッチ素子SWrをオンする(期間t1)。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、電圧VB2になる。さらに、オペアンプ103を動作しているので、オペアンプ103の反転入力端子は非反転入力端子の電圧と等しくなるようにフィードバックが掛かる。この結果、第1のキャパシタC1の他端に接続された反転入力端子の電圧V2と電圧Voは、基準電圧Vrefになる。
これにより、第1のキャパシタC1の両端間の電位差は、電圧V1−電圧V2であり、VB2−Vrefになる。
制御回路101は、その後、ADコンバータ102を動作させて第1のデジタル信号D1aを出力させる(期間t2)。
制御回路101は、その後、ADコンバータ102の動作を停止させ、第2のスイッチ素子SW2およびリフレッシュスイッチ素子SWrをオフした後、第1のスイッチ素子SW1をオンする(期間t3)。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、接地電圧、すなわち0Vとなる。このとき、オペアンプ103が動作しているので、フィードバック制御が掛かり、第2のキャパシタC2の一端の電圧V2は、基準電圧Vrefのままとなる。
したがって、このときの第1のキャパシタC1の電荷変動分Cvは、以下の式(9)で表される。そして、この電荷変動分Cvの電荷が、第2のキャパシタC2に移動する。

Cv=C1×(VB2−VB1)=C1×VB2・・・(9)

これにより、第2のキャパシタC2の両端間の電位差Vdは、式(10)で表される。

Vd=Vo−V2=Vo−Vref=C1×VB2/C2・・・(10)
∴Vo=Vref+C1×VB2/C2

制御回路101は、その後、ADコンバータ102を動作させて第1の二次電池Cell1の第1の電圧に基づいた第2のデジタル信号D1bを出力させる(期間t4)。制御回路101は、その後、ADコンバータの動作を停止させる(期間t5)。
すなわち、このときにADコンバータ102で取り込まれた電圧VoがVref+C1×VB2/C2となる。
そこで、制御回路101は、以下の式(11)のように、第2のデジタル信号D1bと第1のデジタル信号D1aとの差に基づいて、第1の二次電池Cell1の電圧を取得(検出)することができる。

Vref+C1×VB2/C2−Vref=C1×VB2/C2
・・・(11)

すなわち、第1の二次電池Cell1の両端間の電位差が、電圧(接地電圧)VB1および基準電圧Vrefによる誤差なく測定できる。
一方、制御回路101は、第1の二次電池Cell1に隣接する第2の二次電池Cell2の第2の電圧(VB3−VB2)を検出するために、該期間t5において、第3のスイッチ素子SW3およびリフレッシュスイッチ素子SWrをオンする。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、電圧VB3になる。さらに、オペアンプ103を動作しているので、オペアンプ103の反転入力端子は非反転入力端子の電圧と等しくなるようにフィードバックが掛かる。この結果、第1のキャパシタC1の他端に接続された反転入力端子の電圧V2と電圧Voは、基準電圧Vrefになる。
これにより、第1のキャパシタC1の両端間の電位差は、電圧V1−電圧V2であり、VB3−Vrefになる。
制御回路101は、その後、ADコンバータ102を動作させて第のデジタル信号Daを出力させる(期間t6)。
制御回路101は、その後、ADコンバータ102の動作を停止させ、第3のスイッチ素子SW3およびリフレッシュスイッチ素子SWrをオフした後、第2のスイッチ素子SW2をオンする(期間t7)。
これにより、第1のキャパシタC1の一端の電圧V1は、電圧VB2となる。このとき、オペアンプ103が動作しているので、フィードバック制御が掛かり、第2のキャパシタC2の一端の電圧V2は、基準電圧Vrefのままとなる。
したがって、このときの第1のキャパシタC1の電荷変動分Cvは、以下の式(12)で表される。そして、この電荷変動分Cvの電荷が、第2のキャパシタC2に移動する。

Cv=C1×(VB3−VB2)・・・(12)

これにより、第2のキャパシタC2の両端間の電位差Vdは、式(13)で表される。

Vd=Vo−V2=Vo−Vref=C1×(VB3−VB2)/C2
・・・(13)
∴Vo=Vref+C1×(VB3−VB2)/C2

制御回路101は、その後、ADコンバータ102を動作させて第2の二次電池Cell2の第1の電圧に基づいた第4のデジタル信号D2bを出力させる(期間t8)。制御回路101は、その後、ADコンバータの動作を停止させる(期間t9)。
すなわち、このときにADコンバータ102で取り込まれた電圧VoがVref+C1×(VB3−VB2)/C2となる。
そこで、制御回路101は、以下の式(14)のように、第4のデジタル信号D2bと第3のデジタル信号D2aとの差に基づいて、第2の二次電池Cell2の電圧を取得(検出)することができる。

Vref+C1×(VB3−VB2)/C2−Vref
=C1×(VB3−VB2)/C2・・・(14)

すなわち、第2の二次電池Cell2の両端間の電位差が、電圧(接地電圧)VB1および基準電圧Vrefによる誤差なく測定できる。
以降、制御回路101は、同様の動作を繰り返し、ADコンバータ102から出力されるデジタル信号に基づいて、第3ないし第nの二次電池Cell3〜Cellnの電圧を検出することができる。
通常、単電源の場合、オペアンプで接地電圧以下の電圧を扱えないため、接地電圧近傍の電圧を取り扱うことは困難を伴う。
そこで、電池監視回路400は、接地電圧から少しオフセットした基準電圧Vrefを用いることで動作が容易になるというメリットがある。
また、実施例1と同様に、電池監視回路400は、各二次電池間の端子の電圧を選択するスイッチ群を、従来の電池監視回路よりも少なくすることができるので、回路規模の縮小を図ることができる。
以上のように、本実施例に係る電池監視回路によれば、直列に接続された二次電池のそれぞれの電圧をより正確に測定しつつ、回路面積の縮小を図ることができる。
なお、以上の各実施例においては、各放電用スイッチ素子、抵抗が、電池監視回路に含まれている場合について説明した。しかし、各放電用スイッチ素子、抵抗が、電池監視回路とは別の回路(外付けの回路等)に含まれるようにしてもよい。
また、各実施例では、電圧が低い二次電池から電圧が高い二次電池に向かって電圧を測定する場合を示しているが、逆に電圧が高い二次電池から電圧が低い二次電池に向かって電圧を測定するようにしてもよい。
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
100、200、300、400 電池監視回路
1000、2000、3000、4000 電池監視システム

Claims (6)

  1. 直列に接続された複数の二次電池の電圧を監視する電池監視回路であって、
    第1の電位線に接続され且つ第1の二次電池の負極を接続するための第1の端子に、一端が接続された第1のスイッチ素子と、
    前記第1の二次電池の正極および第2の二次電池の負極を接続するための第2の端子に、一端が接続され、前記第1のスイッチ素子の他端に、他端が接続された第2のスイッチ素子と、
    第2の電位線に接続され且つ前記第2の二次電池の正極を接続するための第3の端子に、一端が接続され、前記第1のスイッチ素子の他端に、他端が接続された第3のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子の他端に一端が接続された第1のキャパシタと、
    前記第1のキャパシタの他端に反転入力端子が接続され、固定電位に非反転入力端子が接続され、前記第1のキャパシタの他端に出力が動作制御スイッチ素子を介して接続されたオペアンプと、
    前記オペアンプの出力と前記動作制御スイッチ素子を介して接続され、信号をアナログ・デジタル変換し、得られたデジタル信号を出力するADコンバータと、
    前記第1のスイッチ素子ないし前記第3のスイッチ素子のオン/オフを制御するとともに、前記オペアンプおよび前記ADコンバータの動作を制御する制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、前記オペアンプを動作させるときに前記動作制御スイッチ素子をオンし、前記オペアンプを停止させるときに前記動作制御スイッチ素子をオフすることにより前記オペアンプを制御する
    ことを特徴とする電池監視回路。
  2. 前記制御回路は、
    前記第1の二次電池の第1の電圧を検出するために、全ての前記第1ないし第3のスイッチ素子をオフし且つ前記オペアンプおよび前記ADコンバータの動作を停止させた状態から、前記第1のスイッチ素子をオンし且つ前記オペアンプを動作させ、その後、前記第1のスイッチ素子をオフするとともに前記オペアンプの動作を停止させた後前記第2のスイッチ素子をオンし、その後、前記ADコンバータを動作させて前記第1の二次電池の前記第1の電圧に基づいた第1のデジタル信号を出力させ、
    前記第2の二次電池の第2の電圧を検出するために、その後、前記オペアンプを動作させ、その後、前記第2のスイッチ素子をオフするとともに前記オペアンプの動作を停止させた後前記第3のスイッチ素子をオンし、その後、前記ADコンバータを動作させて前記第2の二次電池の前記第2の電圧に基づいた第2のデジタル信号を出力させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池監視回路。
  3. 前記制御回路は、
    前記第1の二次電池の第1の電圧を検出するために、全ての前記第1ないし第3のスイッチ素子をオフし且つ前記オペアンプおよび前記ADコンバータの動作を停止させた状態から、前記第1のスイッチ素子をオンし且つ前記オペアンプを動作させ、前記ADコンバータを動作させて第1のデジタル信号を出力させ、その後、前記第1のスイッチ素子をオフするとともに前記オペアンプの動作を停止させた後前記第2のスイッチ素子をオンし、その後、前記ADコンバータを動作させて前記第1の二次電池の前記第1の電圧に基づいた第2のデジタル信号を出力させ、
    前記第2の二次電池の第2の電圧を検出するために、その後、前記オペアンプを動作させ、前記ADコンバータを動作させて第3のデジタル信号を出力させ、その後、前記第2のスイッチ素子をオフするとともに前記オペアンプの動作を停止させた後前記第3のスイッチ素子をオンし、その後、前記ADコンバータを動作させて前記第2の二次電池の前記第2の電圧に基づいた第4のデジタル信号を出力させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池監視回路。
  4. 前記電池監視回路は、
    前記第1の端子と前記第2の端子との間で、第1の抵抗と直列に接続され、前記制御回路により制御される第1の放電用スイッチ素子と、
    前記第2の端子と前記第3の端子との間で、前記第1の抵抗および第2の抵抗と直列に接続され、前記制御回路により制御される第2の放電用スイッチ素子と、をさらに備え、
    前記制御回路は、
    前記デジタル信号に基づいて、前記第1の二次電池の電圧を下げる場合は、前記第1の放電用スイッチ素子および前記第2の放電用スイッチ素子がオフした状態から前記第1のスイッチ素子をオンし、一方、前記第2の二次電池の電圧を下げる場合は、前記第1の放電用スイッチ素子および前記第2の放電用スイッチ素子がオフした状態から前記第2のスイッチ素子をオンする
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電池監視回路。
  5. 前記制御回路は、
    前記第2のデジタル信号と前記第1のデジタル信号との差に基づいて、前記第1の二次電池の電圧を得るとともに、前記第4のデジタル信号と前記第3のデジタル信号との差に基づいて、前記第2の二次電池の電圧を得る
    ことを特徴とする請求項3に記載の電池監視回路。
  6. 直列に接続された複数の二次電池の電圧を監視する電池監視システムであって、
    第1の二次電池と、
    前記第1の二次電池に直列に接続された第2の二次電池と、
    前記第1の二次電池および前記第2の二次電池の電圧を監視する電池監視回路と、を備え、
    前記電池監視回路は、
    第1の電位線に接続され且つ第1の二次電池の負極を接続するための第1の端子に、一端が接続された第1のスイッチ素子と、
    前記第1の二次電池の正極および第2の二次電池の負極を接続するための第2の端子に、一端が接続され、前記第1のスイッチ素子の他端に、他端が接続された第2のスイッチ素子と、
    第2の電位線に接続され且つ前記第2の二次電池の正極を接続するための第3の端子に、一端が接続され、前記第1のスイッチ素子の他端に、他端が接続された第3のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子の他端に一端が接続された第1のキャパシタと、
    前記第1のキャパシタの他端に反転入力端子が接続され、固定電位に非反転入力端子が接続され、前記第1のキャパシタの他端に出力が動作制御スイッチ素子を介して接続されたオペアンプと、
    前記オペアンプの出力と前記動作制御スイッチ素子を介して接続され、信号をアナログ・デジタル変換し、得られたデジタル信号を出力するADコンバータと、
    前記第1にスイッチ素子ないし前記第3のスイッチ素子のオン/オフを制御するとともに、前記オペアンプおよび前記ADコンバータの動作を制御する制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、前記オペアンプを動作させるときに前記動作制御スイッチ素子をオンし、前記オペアンプを停止させるときに前記動作制御スイッチ素子をオフすることにより前記オペアンプを制御する
    ことを特徴とする電池監視システム。
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