JP2016048174A - 電圧監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フライングキャパシタ方式の電圧監視装置における単位電池の電圧の検出精度を高める。【解決手段】組電池を構成する複数の単位電池V1〜V8の各々の電圧を個別に検出する電圧検出部32を備える電圧監視装置20は、複数の単位電池に検出ラインL1〜L9を介して接続されたキャパシタCと、複数の単位電池のうち所定の単位電池の電圧の極性がキャパシタCに対して反転するように、単位電池の各々とキャパシタとを接続する入力側スイッチ21と、キャパシタCに印加された単位電池の電圧をマイコン32の電圧レベルに変換する差動増幅回路31と、キャパシタCの電圧の極性に応じて、差動増幅回路31が電圧変換を行う際の基準電圧を設定する基準電圧設定部40と、を備えている。【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の単位電池の直列接続体で構成された組電池に適用される電圧監視装置に関し、特に複数の単位電池の電圧をキャパシタを用いて監視するフライングキャパシタ方式の電圧監視装置に関する。
組電池を構成する複数の単位電池の電圧をフライングキャパシタ方式の電圧監視装置で検出することが行われている。
詳しくは、複数の単位電池のいずれかとキャパシタとを接続し、単位電池の電圧をキャパシタに充電する。その後、キャパシタと差動増幅回路とを接続して、キャパシタの両端の電位差を差動増幅したアナログの電圧として出力する。アナログの電圧は、マイコン等のA/D変換回路でA/D変換され、これによりデジタル化された単位電池の電圧検出値が記憶される。
なお、隣接する単位電池はその極性が交互に反転する向きにキャパシタに接続される。例えば、奇数番目の単位電池はキャパシタに正極性となる向きに接続され、偶数番目の単位電池はキャパシタに負極性となる向きに接続される。
そのため、キャパシタの電圧が正極性及び負極性の両方の場合において、マイコンが電圧を検出できるようにする必要がある。そこで、特許文献1では、マイコンが処理可能な電圧範囲(0〜5V)の中間値(2.5V)を基準電圧として差動増幅回路に与えている。この場合、キャパシタの電圧が正極性の場合には、キャパシタの電圧は基準電圧以上(2.5〜5V)の値にデジタル変換される。キャパシタの電圧が負極性の場合には、キャパシタの電圧は基準電圧未満(0〜2.5V)の値にデジタル変換される。これにより、マイコンは、キャパシタの電圧の極性が正極性及び負極性の両方の場合において、キャパシタに印加された単位電池の電圧を検出することが可能となる。
しかし、特許文献1では、基準電圧が固定値であるため、個々の単位電池の電圧を、マイコンが処理可能な電圧範囲をフルスケールで用いて検出することができず、マイコンによる電圧検出の精度が制限される課題があった。
本発明は、フライングキャパシタ方式の電圧監視装置における単位電池の電圧の検出精度を高めることを主たる目的とするものである。
本発明は、組電池(10)を構成する複数の単位電池(V1〜V8)の各々の電圧を個別に検出する電圧検出部(32)を備える電圧監視装置であって、前記複数の単位電池に検出ライン(L1〜L9)を介して接続されたキャパシタ(C)と、前記複数の単位電池のうち所定の単位電池の電圧の極性が前記キャパシタ(C)に対して反転するように、前記単位電池の各々と前記キャパシタとを接続する入力側スイッチ(21)と、前記キャパシタに印加された前記単位電池の電圧を前記電圧検出部の電圧レベルに変換する電圧変換回路(31)と、前記キャパシタの電圧の極性に応じて、前記電圧変換回路が電圧変換を行う際の基準電圧を設定する基準電圧設定部(40)と、を備えることを特徴とする。
上記発明において、キャパシタの電圧の極性に応じて、電圧変換回路が電圧変換を行う際の基準電圧が設定されるようにした。この場合、キャパシタの電圧の極性に応じて、キャパシタの電圧をマイコンの電圧レベルに変換することができ、ひいてはマイコンによる単位電池の電圧の検出精度を高めることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、組電池10を構成する車載高圧バッテリを監視する電圧監視システムに本発明の電圧監視装置20を適用している。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の電圧監視システムは、組電池10と、フライングキャパシタ方式の電圧監視装置20とを備えている。
図1に示すように、本実施形態の電圧監視システムは、組電池10と、フライングキャパシタ方式の電圧監視装置20とを備えている。
組電池10は、インバータ等を介して車両走行用の電動機(走行用モータ)に電力を供給するものであり、n個の単位電池の直列接続体として構成されている。図1では、組電池10を8個の単位電池V1〜V8の直列接続体として構成した例を示している。各単位電池V1〜V8は、充放電の最小単位である電池セル、またはその電池セルの複数個の直列接続体である。なお電池セルは、充放電可能なリチウムイオン電池や鉛蓄電池などが用いられる。
電圧監視装置20は、各単位電池V1〜V8の両電極間に設けられた検出ラインL1〜L9を介して組電池10に接続されている。電圧監視装置20は、入力側スイッチ21、キャパシタ回路22、出力側スイッチ23、電圧検出回路30を備えている。
入力側スイッチ21は、各検出ラインL1〜L9に個別に設けられた複数個のスイッチSW1〜SW9を備えている。
キャパシタ回路22は、キャパシタCと、キャパシタCの両側の端部の各々に設けられた接続端子A,Bを有している。なお接続端子Aには、入力側スイッチ21における奇数番目の第1スイッチSWi(i=1,3,5,7,9)が接続される。接続端子Bには、入力側スイッチ21における偶数番目の第2スイッチSWj(j=2,4,6,8)が接続される。
出力側スイッチ23は、スイッチSWA,SWBを備えている。スイッチSWAは、キャパシタ回路22の接続端子Aに接続され、スイッチSWBは接続端子Bに接続される。
電圧検出回路30は、差動増幅回路31、マイクロコンピュータ(以下、マイコン32と記す)、基準電圧設定部40を備えている。
差動増幅回路31は、オペアンプ31aと、4個の抵抗R1〜R4とを備えて構成されている。抵抗R1は、入力側スイッチ21の第1スイッチSWiとオペアンプ31aの反転入力端子(−)との間に接続される。抵抗R2は、入力側スイッチ21の第2スイッチSWjとオペアンプ31aの非反転入力端子(+)との間に接続される。オペアンプ31aの出力端子(図番号略)はマイコン32に接続される。またオペアンプ31aの非反転入力端子(+)には、基準電圧設定部40が接続されており、差動増幅回路31は、基準電圧設定部40で設定された基準電圧を用いて、キャパシタCの充電電圧をマイコン32が処理可能な電圧レベルに変換する。
基準電圧設定部40は、キャパシタCの電圧の極性(正極性,負極性)に応じて、差動増幅回路31のオペアンプ31aに与える基準電圧(オフセット電圧)を切り替えるものである。なお、以下の説明において、キャパシタCの電圧の極性は、接続端子Aがプラス、接続端子Bがマイナスの場合が正極性、接続端子Aがマイナス、接続端子Bがプラスの場合が負極性であるとする。
図2に基準電圧設定部40の回路図を示す。基準電圧設定部40は、第1電圧経路と第2電圧経路とを有している。第1電圧経路は、第1電源41,第1電源41と抵抗R4とを接続するスイッチSWHを備えている。第2電圧経路は、第2電源42,第2電源42と抵抗R4とを接続するスイッチSWLを備えている。
第1電源41は、本実施形態のマイコン32の入力電圧をVrefとした場合、Vref×1/2〜Vrefの電圧を出力するものである。第2電源42は0〜Vref×1/2の電圧を出力するものである。なお、第1電源41>第2電源42となるように各電源の電圧が設定されればよい。
各スイッチSWH,SWLは、マイコン32からの指令信号に基づき導通と非導通とが切り替えられる。これにより、抵抗R4に接続される電源が第1電源41と第2電源42とで切り替えられ、オペアンプ31aの非反転入力端子(+)に与えられる基準電圧が切り替えられる。
キャパシタCが正極性の場合には、スイッチSWLがオンに切替えられて、差動増幅回路31には0〜Vref×1/2の基準電圧が与えられる。キャパシタCが負極性の場合には、スイッチSWHがオンに切替えられて、差動増幅回路31にはVref×1/2〜Vrefの基準電圧が与えられる。
図1の説明に戻り、マイコン32は電圧検出部であり、本実施形態ではA/D変換回路32aが内蔵されたワンチップ・マイコンが用いられるとするが、マイコン32とA/D変換回路32aとは別構成であってもよい。マイコン32は、CPU、メモリ等を備え、入力電圧Vrefで動作する。本実施形態では入力電圧Vrefは5Vであるとするが、入力電圧Vrefは3.3V等であってもよい。
A/D変換回路32aは、差動増幅回路31の出力電圧をA/D変換してデジタル値として出力するものであり、本実施形態では、0〜Vref(=5V)の電圧を、10ビットの分解能でデジタル信号に変換する。
例えば、キャパシタCが正極性の場合の基準電圧を0V、キャパシタCが負極性の場合の基準電圧を5Vとした場合、キャパシタCが正極性の場合には、差動増幅回路31によってキャパシタCの電圧(0〜30V)がマイコン32のフルスケールに対応した電圧(0〜5V)に変換される。同様にキャパシタCが負極性の場合には、キャパシタCの電圧(−30〜0V)がマイコン32のフルスケールに対応した電圧(0〜5V)に変換される。すなわちキャパシタCの極性に応じて、差動増幅回路31の基準電圧が切り替えられることで、キャパシタCの電圧が正極性と負極性の両方の場合において、キャパシタCの電圧(すなわち単位電池の電圧)をマイコン32のフルスケール(10ビットの分解能)を用いてデジタル信号に変換することが可能となる。
CPUは、単位電池V1〜V8の電圧検出に際して、入力側スイッチ21と出力側スイッチ23の導通と遮断を切り替える指令信号を出力する。
また、CPUは、単位電池V1〜V8の電圧検出を行う際、キャパシタCの極性(正極性、負極性)に応じて、基準電圧設定部40の基準電圧を切り替えるための指令信号を出力する。詳しくは、キャパシタCが正極性の場合には、スイッチSWLをオン、スイッチSWHをオフにする指令信号を出力する。この場合、差動増幅回路31には0Vの基準電圧が与えられる。キャパシタCが負極性の場合には、スイッチSWHをオン、スイッチSWLをオフにする指令信号を出力する。この場合、差動増幅回路31には5Vの基準電圧が与えられる。
なお、キャパシタCの極性は、キャパシタCを充電した単位電池V1〜V8を特定することで判定できる。いずれの単位電池V1〜V8が選択されたかは、マイコン32が入力側スイッチ21に対して出力した指令信号に基づき判定できる。ここでは、偶数番目の単位電池V2,V4,V6,V8が選択された場合には、キャパシタCの電圧は正極性と判定される。奇数番目の単位電池V1,V3,V5,V7が選択された場合には、キャパシタCの電圧は負極性と判定される。
ところで、差動増幅回路に与えられる基準電圧が固定値である場合、差動増幅回路は、キャパシタの正極性と負極性の両方の電圧を合わせた電圧範囲(例えば‐30〜30V)を、マイコンが処理可能な電圧範囲(ここでは0〜5V)に変換することになる。例えば、基準電圧がマイコンの電圧範囲の中間値(2.5V)に設定されている場合、キャパシタが正極性の場合には、差動増幅回路によってキャパシタの電圧(0〜30V)が2.5〜5Vの電圧範囲に変換される。キャパシタが負極性の場合には、差動増幅回路によってキャパシタの電圧(−30〜0V)が、0〜2.5Vの電圧範囲に変換される。この場合、キャパシタが正極性の場合には、マイコンの0〜2.5Vの範囲が使用されないこととなり、マイコンによる電圧検出の分解能が制限されてしまう。同様にキャパシタが負極性の場合には、マイコンの2.5〜5Vの電圧範囲が使用されないこととなり、マイコンによる電圧検出の分解能が制限されてしまう。
一方、本実施形態では、キャパシタCの極性に応じて、差動増幅回路31に与える基準電圧を切り替える。すなわち、キャパシタCが正極性の場合には、差動増幅回路31に与える基準電圧を0Vとすることで、差動増幅回路31はキャパシタCが正極性の場合における電圧(0〜30V)を、マイコン32のフルスケール(0〜5V)に対応付けて変換する。キャパシタCが負極性の場合には、差動増幅回路31に与える基準電圧を5Vとすることで、差動増幅回路31はキャパシタCが正極性の場合における電圧(−30〜0V)を、マイコン32のフルスケール(0〜5V)に対応付けて変換する。このようにキャパシタの極性毎に、個々の単位電池の電圧をマイコン32のフルスケールを用いて検出できるようにしたことで、マイコン32による単位電池の電圧検出の精度を高めることができる。
次に以上の構成を備える電圧検出回路30の動作を説明する。図3は電圧検出回路30の動作のタイミングチャートである。
時刻t1で、入力側スイッチ21のスイッチSW2,SW3をオンとし、出力側スイッチ23のスイッチSWA,SWBをオフとして、単位電池V2によりキャパシタCを充電する。この際、図1の実線の向きにキャパシタCがチャージされるため、キャパシタCの充電電圧は正極性となる。
また、時刻t1では、基準電圧設定部40のスイッチSWLがオン(スイッチSWHはオフのまま)に切替えられ、差動増幅回路31に0Vの基準電圧が与えられる。なお本実施形態では、時刻t1で基準電圧設定部40の状態を切り替えているが、基準電圧設定部40の状態は、出力側スイッチ23がオンとなる前に切替えられればよい。
時刻t2で、スイッチSW2,SW3がオフに切替えられた後、時刻t3でスイッチSWA,SWBがオンに切り替えられる。これにより差動増幅回路31にキャパシタCの電圧が入力されて、差動増幅回路31による電圧変換が実施される。ここでは、キャパシタCの電圧(0〜30V)がマイコン32の電圧範囲(0〜5V)に変換される。
時刻t4でA/D変換の実施時期となると、マイコン32は、差動増幅回路31のアナログの出力電圧をA/D変換し、A/D変換後のデジタル電圧値を、単位電池V2の電圧値として記憶する。
この際、図4に示されるように、差動増幅回路31によって、キャパシタCの正極性の電圧(0〜30V)がマイコン32のフルスケール(0〜5V)に対応付けて変換されるため、デジタル値として取得される単位電池の電圧の検出精度(分解能)が高められる。
時刻t5で入力側スイッチ21のスイッチSW3,SW4がオン、スイッチSWA,SWBがオフとなり、単位電池V3の電圧がキャパシタCに充電される。この際、図1の破線の向きにキャパシタCがチャージされるため、キャパシタCは負極性となる。また時刻t5では、基準電圧設定部40のスイッチSWHがオンに切替えられ、差動増幅回路31に5Vの基準電圧が与えられる。
時刻t6で入力側スイッチ21がオフに切替えられ、時刻t7で出力側スイッチ23がオンに切り替えられる。これにより差動増幅回路31にキャパシタCの電圧が入力されて、差動増幅回路31による電圧変換が実施される。ここでは、キャパシタCの電圧(−30V〜0)がマイコン32の電圧範囲(0〜5V)に変換される。
時刻t8でA/D変換の実施時期となると、マイコン32は、差動増幅回路31のアナログの出力電圧をA/D変換し、A/D変換後のデジタル電圧値を、単位電池V3の電圧値として記憶する。
この際、図4に示されるように、差動増幅回路31によって、キャパシタCの負極性の電圧(−30〜0V)がマイコン32のフルスケール(0〜5V)に対応付けて変換されるため、デジタル値として取得される単位電池の電圧の検出精度(分解能)が高められる。
上記によれば以下の優れた効果を奏することができる。
・差動増幅回路に与えられる基準電圧が固定値である場合、差動増幅回路は、キャパシタの正極性と負極性の両方の電圧を合わせた電圧範囲(例えば‐30〜30V)を、マイコンが処理可能な電圧範囲(ここでは0〜5V)に変換することになる。この場合、キャパシタの極性に応じて、マイコンが処理可能な電圧範囲のうち、マイコンによる電圧検出に使用されない電圧範囲が生じることとなり、電圧検出の精度が制限されてしまう。そこで、キャパシタCの電圧の極性に応じて、差動増幅回路31が電圧変換を行う際の基準電圧が設定されるようにした。この場合、キャパシタCの電圧の極性に応じて、差動増幅回路31がキャパシタCの電圧をマイコン32の電圧レベルに変換することとなる。例えば、差動増幅回路31によって、キャパシタCが正極性の場合の電圧(例えば0〜30V)がマイコン32が処理可能な電圧範囲(0〜5V)に変換される。キャパシタCが負極性の場合の電圧(例えば‐30V〜0)がマイコン32が処理可能な電圧範囲(0〜5V)に変換される。そのため、マイコン32による単位電池の電圧の検出精度を高めることができる。
・出力側スイッチ23でキャパシタCとマイコン32とを接続した後に、キャパシタCの電圧の極性に基づき基準電圧が設定されると、A/D変換回路32aによるA/D変換後の電圧がマイコン32の電圧レベルを超えるおそれがある。そこで出力側スイッチ23によりキャパシタCとマイコン32とが接続される前に、基準電圧設定部40による基準電圧の設定が実施されるようにした。この場合、キャパシタCの電圧の極性に基づき設定された基準電圧を用いてキャパシタCの電圧変換を適切に実施できる。
・第1電圧を出力する第1電圧経路とマイコン32とを接続するスイッチSWH(第1スイッチ)と、第2電圧を出力する第2電圧経路とマイコン32とを接続するスイッチSWL(第2スイッチ)とを設けるとともに、キャパシタCの電圧の極性に応じて各スイッチSWH,SWLの接続状態が切り替えられるようにした。この場合、キャパシタCの電圧の極性に応じて、電圧変換を実施することができ、ひいてはマイコン32による電圧検出精度を高めることができる。
本発明は、上記実施形態の記載内容に限定されず、次のように実施されてもよい。なお以下の説明において、上記と同じ構成には同じ図番号を付し、詳述は省略する。
(第2実施形態)
第1実施形態において、時刻t5でスイッチSWH,SWLのオンオフが切り替えられる際に、スイッチSWH,SWLの両方がオンとなると、スイッチSWH,SWL間に意図しない電流が流れるため、回路に損傷が生じる等の不都合が生じるおそれがある。そのため、実際には、両スイッチSWH,SWLがオフとなる期間である両オフ期間が設けられる必要がある。しかし、両オフ期間において、スイッチSWH,SWLの両方がオフとなると、オペアンプ31aに与える基準電圧が不定となり、このことがマイコン32による電圧の検出処理に影響するおそれがある。
第1実施形態において、時刻t5でスイッチSWH,SWLのオンオフが切り替えられる際に、スイッチSWH,SWLの両方がオンとなると、スイッチSWH,SWL間に意図しない電流が流れるため、回路に損傷が生じる等の不都合が生じるおそれがある。そのため、実際には、両スイッチSWH,SWLがオフとなる期間である両オフ期間が設けられる必要がある。しかし、両オフ期間において、スイッチSWH,SWLの両方がオフとなると、オペアンプ31aに与える基準電圧が不定となり、このことがマイコン32による電圧の検出処理に影響するおそれがある。
そこで第2実施形態では、図5の例に示すように、差動増幅回路31の抵抗R4に、抵抗R5を介して第3電源43を接続する。例えば、第3電源43は、第1電源41又は第2電源42と同じ電圧を出力するものであるとする。この場合、スイッチSWH,SWLの両方がオフとなる期間においては、差動増幅回路31の非反転入力端子(+)に第3電源43の電圧が入力されるため、スイッチSWH,SWLの両オフ期間において、差動増幅回路31(オペアンプ31a)の基準電圧を安定させることができる。
(第3実施形態)
上記以外にも、基準電圧設定部40のスイッチSWH,SWLが同時にオンとなることを許容する回路構成としてもよい。例えば図6(a)の例に示すように、スイッチSWH,SWLと差動増幅回路31(抵抗R4)との間に周知のボルテージフォロア回路BFを設ける。なお、ボルテージフォロア回路BFは、入力電圧をそのまま出力電圧として取り出してインピーダンス変換を行うものである。
上記以外にも、基準電圧設定部40のスイッチSWH,SWLが同時にオンとなることを許容する回路構成としてもよい。例えば図6(a)の例に示すように、スイッチSWH,SWLと差動増幅回路31(抵抗R4)との間に周知のボルテージフォロア回路BFを設ける。なお、ボルテージフォロア回路BFは、入力電圧をそのまま出力電圧として取り出してインピーダンス変換を行うものである。
スイッチSWH,SWLが同時にオンとなると、ボルテージフォロア回路BFによって、第1電圧経路における電圧と第2電圧経路における電圧の差分が基準電圧として差動増幅回路31に与えられる。すなわち、スイッチSWH,SWLが同時オンになった際に、差動増幅回路31の基準電圧が所定値に定めることができる。そのため第3実施形態では、スイッチSWH,SWLの両オフ期間を設けなくとも、電圧検出回路30による電圧検出処理の適切なる実施が可能となる。
またボルテージフォロア回路BFを設ける場合、図6(b)の構成としてもよい。この場合、基準電圧設定部40における抵抗及び電源の個数を削減することができ、電圧検出回路30の構成を簡略化できる。詳しくは、第1電圧経路及び第2電圧経路に共通の第1電源41を設ける。また第1電源41に抵抗R6〜R8を直列接続するとともに、抵抗R6,R7の間にスイッチSWH,抵抗R6,R8の間にスイッチSWLを接続する。なおスイッチSWL,SWHの他端は、上記のボルテージフォロア回路BFに接続する。この場合、抵抗R6〜R8で分圧された第1電源41の電圧を、第1電圧経路及び第2電圧経路のそれぞれに印加することができる。
すなわち、スイッチSWL,SWHの両方が接続状態となると、第1電圧経路及び第2電圧経路を介して流れる電流による不都合が生じるおそれがある。スイッチSWL,SWHの両方が接続状態となった際に、第1電圧経路及び第2電圧経路を介して流れる電流を制限する電流制限手段としてボルテージフォロア回路BFを設けることとした。この場合、両スイッチSWL,SWHが接続状態となる際に生じる不都合を抑えることができる。
(第4実施形態)
上記において、差動増幅回路31及びマイコン32による電圧の検出誤差が相殺(キャンセル)されるようにしてもよい。例えば、図7のタイミングチャートに示すように、入力側スイッチ21及び出力側スイッチ23がオフの状態で、スイッチSWLがオン、スイッチSWHがオフとなる時刻t11で、差動増幅回路31(オペアンプ31a)の出力電圧をA/D変換する。これにより、キャパシタ回路22が接続されていない状態での、基準電圧設定部40の第1電圧経路における電圧誤差(第1電圧誤差)を取得できる。
上記において、差動増幅回路31及びマイコン32による電圧の検出誤差が相殺(キャンセル)されるようにしてもよい。例えば、図7のタイミングチャートに示すように、入力側スイッチ21及び出力側スイッチ23がオフの状態で、スイッチSWLがオン、スイッチSWHがオフとなる時刻t11で、差動増幅回路31(オペアンプ31a)の出力電圧をA/D変換する。これにより、キャパシタ回路22が接続されていない状態での、基準電圧設定部40の第1電圧経路における電圧誤差(第1電圧誤差)を取得できる。
その後、入力側スイッチ21及び出力側スイッチ23がオフの状態で、スイッチSWHをオン、スイッチSWLがオフとなる時刻t12で、差動増幅回路31の出力電圧をA/D変換する。これにより、キャパシタ回路22が接続されていない状態での、基準電圧設定部40の第2電圧経路における電圧誤差(第2電圧誤差)を取得できる。
その後、時刻t13で、キャパシタ回路22と差動増幅回路31とが接続された状態で、キャパシタCの通常の電圧の検出時期となると、A/D変換が実施され、キャパシタCの電圧のデジタル値が取得される。この際、マイコン32はキャパシタCの検出電圧値から、予め取得した各電圧誤差(第1電圧誤差及び第2電圧誤差)を減算した値を単位電池の電圧として取得する。
すなわち、出力側スイッチが非接続状態の際に、差動増幅回路31及びマイコン32による電圧検出誤差を取得する。そしてキャパシタCの充電電圧から電圧誤差を減じた値を電圧変換するようにした。この場合、電圧検出回路30における電圧誤差を除いた状態で、キャパシタCに入力された単位電池の電圧を求めることができ、単位電池の電圧の検出精度を高めることができる。
(第5実施形態)
第4実施形態では、第1,第2電圧誤差を取得した後に、キャパシタCの通常の電圧検出処理を行う例を示した。これ以外にも、キャパシタCの電圧検出処理と並行して、電圧誤差の検出処理が実施されてもよい。
第4実施形態では、第1,第2電圧誤差を取得した後に、キャパシタCの通常の電圧検出処理を行う例を示した。これ以外にも、キャパシタCの電圧検出処理と並行して、電圧誤差の検出処理が実施されてもよい。
例えば図8のタイミングチャートに示されるように、入力側スイッチ21がオフ、出力側スイッチ23がオンである時刻t21で、電圧誤差を取得する。そして入力側スイッチ21がオフ,出力側スイッチ23がオンとなる時刻t22で、キャパシタCの電圧検出処理を実施する。
すなわち、入力側スイッチ21が接続されており、単位電池V1〜V8のいずれかでキャパシタCが充電されている際に、電圧検出回路30の電圧誤差を検出するようにした。この場合、一連の電圧検出動作の中で(処理手順を新たに追加することなく)、電圧検出回路30の電圧誤差を除いた上で、単位電池V1〜V8の電圧検出を行うことができ、電圧の検出精度を高めることができる。
(第6実施形態)
図9の例に示すように、出力側スイッチ23のスイッチSWA,SWBのそれぞれに、互いに電源電圧が異なる差動増幅回路31b,31cを接続する構成としてもよい。なお図9では、差動増幅回路31bの電源を第1電源41、差動増幅回路31cの電源を第2電源42としている。この場合、マイコン32は、キャパシタCの電圧の極性に応じて、いずれかの差動増幅回路31b,31cを作動させ、その出力電圧をA/D変換回路32aでA/D変換することとなる。
図9の例に示すように、出力側スイッチ23のスイッチSWA,SWBのそれぞれに、互いに電源電圧が異なる差動増幅回路31b,31cを接続する構成としてもよい。なお図9では、差動増幅回路31bの電源を第1電源41、差動増幅回路31cの電源を第2電源42としている。この場合、マイコン32は、キャパシタCの電圧の極性に応じて、いずれかの差動増幅回路31b,31cを作動させ、その出力電圧をA/D変換回路32aでA/D変換することとなる。
(他の実施形態)
・上記では、キャパシタ回路22に一つのキャパシタCを設ける例を示した。これ以外にも、キャパシタ回路22に2つのキャパシタCの接続体を設けるダブルフライングキャパシタ回路においても上記の構成を適用可能である。
・上記では、キャパシタ回路22に一つのキャパシタCを設ける例を示した。これ以外にも、キャパシタ回路22に2つのキャパシタCの接続体を設けるダブルフライングキャパシタ回路においても上記の構成を適用可能である。
・上記では、入力側スイッチ21に対するスイッチSW1〜SW9の接続及び非接続を切り替える動作と、基準電圧設定部40に対する基準電圧を切り替え動作とをマイコン32が個別に制御する例を示した。これ以外にも、入力側スイッチ21の切替動作の指令信号に、基準電圧の切替を行うための指令信号(ロジック)が組み込まれるようにしてもよい。この場合、マイコンポートに固着等の異常が生じた場合にも、基準電圧設定部40の基準電圧を正しく設定できる。
10…組電池、31…差動増幅回路、32…マイコン、40…基準電圧設定部、C…キャパシタ。
Claims (11)
- 組電池(10)を構成する複数の単位電池(V1〜V8)の各々の電圧を個別に検出する電圧検出部(32)を備える電圧監視装置であって、
前記複数の単位電池に検出ライン(L1〜L9)を介して接続されたキャパシタ(C)と、
前記複数の単位電池のうち所定の単位電池の電圧の極性が前記キャパシタに対して反転するように、前記単位電池の各々と前記キャパシタとを接続する入力側スイッチ(21)と、
前記キャパシタに印加された前記単位電池の電圧を前記電圧検出部の電圧レベルに変換する電圧変換回路(31)と、
前記キャパシタの電圧の極性に応じて、前記電圧変換回路が電圧変換を行う際の基準電圧を設定する基準電圧設定部(40)と、
を備えることを特徴とする電圧監視装置。 - 前記キャパシタと前記電圧変換回路とを接続する出力側スイッチ(23)を備え、
前記基準電圧設定部は、前記出力側スイッチによって前記電圧変換回路と前記キャパシタとが接続される前に、前記キャパシタの電圧の極性に応じて前記基準電圧を設定する請求項1に記載の電圧監視装置。 - 前記入力側スイッチは、前記キャパシタの電圧の極性が正極性又は負極性となるように、前記単位電池の各々と前記キャパシタとを接続するものであって、
前記基準電圧設定部は、前記キャパシタの電圧が正極性の際に前記基準電圧を第1電圧に設定し、前記キャパシタの電圧が負極性の際に前記基準電圧を第2電圧に設定する請求項2に記載の電圧監視装置。 - 前記基準電圧設定部は、前記第1電圧を出力する第1電源と前記電圧変換回路とを接続する第1スイッチ(SWH)と、前記第2電圧を出力する第2電源と前記電圧変換回路とを接続する第2スイッチ(SWL)と、を備えており、
前記基準電圧設定部は、前記キャパシタの電圧が正極性の際に前記第1スイッチを接続して前記基準電圧を前記第1電圧に設定し、前記キャパシタの電圧が負極性の際に前記第2スイッチを接続して前記基準電圧を前記第2電圧に設定する請求項3に記載の電圧監視装置。 - 前記基準電圧設定部は、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの両方が非接続の際に、前記基準電圧を前記電圧検出部の電圧レベルに対応する第3電圧に設定する手段を備える請求項4に記載の電圧監視装置。
- 前記基準電圧設定部は、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの両方が接続状態の際に、前記第1電源及び前記第2電源を介して流れる電流を制限する電流制限手段(BF)を備える請求項5に記載の電圧監視装置。
- 前記電圧変換回路は、反転入力端子(−)及び非反転入力端子(+)を有する増幅素子を備え、前記反転入力端子及び前記非反転入力端子の電圧の差分から前記キャパシタに入力された前記単位電池の電圧を求めるものであって、
前記基準電圧設定部は、前記非反転入力端子に接続される請求項6に記載の電圧監視装置。 - 前記出力側スイッチがオフの際に、前記電圧変換回路又は前記電圧検出部による電圧誤差を取得する電圧誤差取得手段(30)を備え、
前記電圧検出部は、前記キャパシタの充電電圧から前記電圧誤差を減じた電圧値を前記単位電池の電圧として取得する請求項7に記載の電圧監視装置。 - 前記電圧誤差取得手段は、前記単位電池の電圧検出の実施前に前記電圧誤差を取得する請求項8に記載の電圧監視装置。
- 前記電圧誤差取得手段は、前記入力側スイッチが接続されている際に、前記電圧誤差を取得する請求項8に記載の電圧監視装置。
- 前記電圧変換回路は、反転入力端子(−)及び非反転入力端子(+)を有するオペアンプ(31a)を備えている請求項1乃至10のいずれか1項に記載の電圧監視装置。
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