JP5753235B2 - 容量性タッチスクリーンの較正の方法及び容量性タッチ装置 - Google Patents

容量性タッチスクリーンの較正の方法及び容量性タッチ装置 Download PDF

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Description

本発明は、タッチスクリーン検出技術の分野に関し、特に、容量性タッチスクリーンの較正の方法及び容量性タッチ装置に関する。
技術の発展に伴い、タッチスクリーンが、機械的ボタンパネルに徐々に取って代わり、電子装置の分野における新たなマンマシン対話ツールとなった。様々なタッチスクリーンの中で、容量性タッチスクリーンは、その透過度、鮮明度、及び信頼度により、ますます多くの電子装置に適用されている。
容量性タッチスクリーンは、タッチスクリーン上の容量の変化に従って、タッチ操作が存在するかどうかを判定する。従って、電源投入時に、容量性タッチスクリーンは、容量性タッチスクリーンが干渉されていない場合の基準容量値を取得する。基準容量値は、タッチスクリーン上にタッチ操作が存在するかどうかを判定するために、タッチスクリーン上の容量の変化を検出するための、基準として使用される。
従来技術では、基準容量値の較正のための、以下の2つの方法が示されている。
1)基準容量値が取得される際にタッチスクリーン上に水垢などの異物が存在する場合、異物が取り除かれると、タッチスクリーンの容量は変化する。変更された容量値を維持する期間が特定の期間を超過したことをタッチスクリーンが検出した場合、タッチスクリーンは、基準容量値を強制的に更新する。しかし、この較正方法が採用される場合、タッチスクリーンが人間の手によって意図的に長時間触れられている場合に基準容量値が更新され、間違った較正、及び通常のタッチにおける潜在的な操作ミスがもたらされる可能性もある。
2)基準容量値が取得される際にタッチスクリーン上のかなりのタッチ面積が(例えば、手のひらによって)押されている場合、タッチスクリーンによって検出される容量変化値は、様々な正及び負の値である可能性がある。負の値に対する正の値の比率が特定の閾値に到達した場合、タッチスクリーンは、基準容量値を調節する。しかし、この較正方法では、負の変化に対する正の変化の比率は定義するのが困難であり、その上、タッチスクリーンの容量値は、タッチスクリーンの近くの導体又は充電装置によって影響を及ぼされる可能性がある。従って、この較正方法は、安定性がなく、正確でもない。
本発明の実施形態は、容量性タッチスクリーンを較正し、容量性タッチスクリーンの間違った較正を回避し、更に、容量性タッチスクリーン上の操作ミスを回避することが可能な、容量性タッチスクリーンの較正の方法及び容量性タッチ装置を提供する。
前述の目的を達成するために、本発明の実施形態は、以下の技術的解決法を採用する。
第1の態様では、
容量性タッチスクリーンの電源投入時に、タッチ検出点の一時的基準容量値を取得し、
タッチ検出点のバックアップ基準容量値と、タッチ検出点の一時的基準容量値との間の、第1の差を取得し、
第1の差と、第1の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することを含む、容量性タッチスクリーンの較正の方法が提供される。
第1の可能な実装手法では、第1の態様と組み合わせて、第1の差と、第1の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することは、
第1の差が、第1の予め設定された閾値未満である場合、一時的基準容量値を基準容量値として採用し、
第1の差が、第1の予め設定された閾値より大きい場合、タッチ検出点の、検出された容量値を取得し、
タッチ検出点の、検出された容量値と、タッチ検出点の一時的基準容量値との間の、第2の差を取得し、
第2の差と、第2の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することを含む。
第2の可能な実装手法では、第1の可能な実装手法と組み合わせて、第2の差と、第2の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することは、
第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、タッチ検出点の基準容量値を、一時的基準容量値であるように更新し、
第2の差が、第2の予め設定された閾値より大きい場合、第2の差と、第1の差との間の、第3の差を取得し、
第3の差と、第3の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することを含む。
第3の可能な実装手法では、第2の可能な実装手法と組み合わせて、第3の差と、第3の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することは、
第3の差が、第3の予め設定された閾値未満である場合、タッチ検出点の基準容量値を、バックアップ基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、タッチ検出点の基準容量値を、検出された容量値であるように更新することを含む。
第4の可能な実装手法では、第3の可能な実装手法と組み合わせて、方法は、
第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、バックアップ基準容量値を、一時的基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、バックアップ基準容量値を、検出された容量値であるように更新することを更に含む。
第5の可能な実装手法では、第3又は第4の可能な実装手法と組み合わせて、方法は、
第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、一時的基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値未満である場合、タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、バックアップ基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、検出された容量値であるように更新することを更に含む。
第2の態様では、容量性タッチ装置が提供される。容量性タッチ装置は、容量性タッチスクリーンと、プロセッサとを含み、
プロセッサは、容量性タッチスクリーンの電源投入時に、タッチ検出点の一時的基準容量値、及び、タッチ検出点のバックアップ基準容量値と、タッチ検出点の一時的基準容量値との間の、第1の差を取得するように構成され、
プロセッサは、第1の差と、第1の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定するように更に構成される。
第1の可能な実装手法では、第2の態様と組み合わせて、第1の差と、第1の予め設定された閾値とに従って、プロセッサによって、タッチ検出点の基準容量値を決定することは、
第1の差が、第1の予め設定された閾値未満である場合、プロセッサによって、一時的基準容量値を基準容量値として採用し、
第1の差が、第1の予め設定された閾値より大きい場合、プロセッサによって、タッチ検出点の、検出された容量値を取得し、
タッチ検出点の、検出された容量値と、タッチ検出点の一時的基準容量値との間の、第2の差を取得し、
第2の差と、第2の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することを特に含む。
第2の可能な実装手法では、第1の可能な実装手法と組み合わせて、第2の差と、第2の予め設定された閾値とに従って、プロセッサによって、タッチ検出点の基準容量値を決定することは、
第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、プロセッサによって、タッチ検出点の基準容量値を、一時的基準容量値であるように更新し、
第2の差が、第2の予め設定された閾値より大きい場合、プロセッサによって、第2の差と、第1の差との間の、第3の差を取得し、
第3の差と、第3の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することを特に含む。
第3の可能な実装手法では、第2の可能な実装手法と組み合わせて、第3の差と、第3の予め設定された閾値とに従って、プロセッサによって、タッチ検出点の基準容量値を決定することは、
第3の差が、第3の予め設定された閾値未満である場合、タッチ検出点の基準容量値を、バックアップ基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、プロセッサによって、タッチ検出点の基準容量値を、検出された容量値であるように更新することを特に含む。
第4の可能な実装手法では、第3の可能な実装手法と組み合わせて、プロセッサは、
第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、バックアップ基準容量値を、一時的基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、バックアップ基準容量値を、検出された容量値であるように更新するように更に構成される。
第5の可能な実装手法では、第3又は第4の可能な実装手法と組み合わせて、プロセッサは、
第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、一時的基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値未満である場合、タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、バックアップ基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、検出された容量値であるように更新するように更に構成される。
技術的解決法の説明によれば、本発明の実施形態は、容量性タッチスクリーンの較正の方法及びタッチ装置を提供する。容量性タッチスクリーンの基準容量値は、外部環境(例えば、湿度及び温度)、並びに外部干渉(例えば、異物、又はタッチスクリーン上への手による接触)によって影響を及ぼされる可能性がある。従って、タッチ検出点の基準容量値は、タッチスクリーンの電源投入中に、タッチスクリーンのタッチ検出点のバックアップ基準容量値と、一時的基準容量値との間の、第1の差に従って決定され、ここで、バックアップ基準容量値は、干渉のない環境内で取得された、タッチスクリーンの基準容量値であり、一時的基準容量値は、タッチスクリーンの電源投入時に、干渉のある特定の環境内で検出される。
容量性タッチスクリーンの電源投入時に、タッチ装置は、容量性タッチスクリーンのタッチ検出点の一時的基準容量値を最初に取得し、次に、タッチ検出点の一時的基準容量値と、タッチ検出点のバックアップ基準容量値との間の、第1の差を取得する。第1の差が、第1の予め設定された閾値未満である場合、これは、容量性タッチスクリーンが電源投入された環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境にある程度近いということを示し、更に、タッチスクリーンは電源投入時に干渉されていないと考えられてもよく、一時的基準容量値が、タッチスクリーンの基準容量値として使用されてもよい。
第1の差が、第1の予め設定された閾値より大きい場合、これは、タッチスクリーンの電源投入時の環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境と大きく異なる、又は、タッチスクリーンが電源投入時に干渉されているということを示す。この場合、タッチ装置は、タッチ点を更に較正する必要がある。容量性タッチスクリーンの較正の方法及びタッチ装置は、バックアップ基準容量値を考慮に入れ、従って、タッチスクリーンの較正のための基準が存在する。従って、較正方法は、タッチスクリーンの電源投入時にタッチスクリーンの容量値を直接較正するよりも正確に、タッチスクリーンの基準容量値を較正することが可能であり、これにより、タッチスクリーン上の操作ミスが更に回避される。
本発明の実施形態における、又は従来技術における技術的解決法をより明確に説明するために、以下では、実施形態又は従来技術を説明するために必要とされる添付の図面について簡単に紹介する。明らかに、以下の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を示すものにすぎず、当業者は、これらの添付の図面から、創造的な活動を行うことなく、その他の図面を更に導き出すことが可能である。
本発明の実施形態による、容量性タッチスクリーンの較正の方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態による、容量性タッチスクリーンの較正の別の方法の概略フローチャートである。 本発明の実施形態によるタッチ装置の構成概略図である。
以下では、本発明の実施形態における技術的解決法について、本発明の実施形態における添付の図面を参照して明確に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態の全てではなく一部にすぎない。当業者によって、本発明の実施形態に基づいて、創造的な活動を行うことなく取得される全てのその他の実施形態は、本発明の保護範囲内に入る。
実施形態1
本発明の一実施形態は、容量性タッチスクリーンの較正の方法を提供する。図1に示すように、この方法は以下を含む。
101:容量性タッチスクリーンの電源投入時に、容量性タッチ装置は、容量性タッチスクリーンのタッチ検出点の一時的基準容量値を取得する。
一時的基準容量値は、容量性タッチスクリーンの電源投入のたびに容量性タッチ装置によって取得される、タッチ検出点のサンプル容量値である。例えば、容量性タッチスクリーンを有する携帯電話の起動時に、携帯電話は、この時点での、タッチ検出点のサンプル容量値を、容量性タッチスクリーンの一時的基準容量値として採用する。
102:容量性タッチ装置は、タッチ検出点のバックアップ基準容量値と、タッチ検出点の一時的基準容量値との間の、第1の差を取得する。
タッチ検出点のバックアップ基準容量値は、タッチスクリーンが環境内で干渉されていない場合の基準容量値である。
具体的には、バックアップ基準容量値は、タッチスクリーンの工場からの配送時に設定された容量値であってもよい。もちろんこれは、本方法を使用して実行された較正の後の基準容量値であってもよい。
103:第1の差と、第1の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定する。
基準容量値は、タッチ操作が存在するかどうかを容量性タッチ装置が検出する際に使用される容量値である。具体的には、容量性タッチ装置は、検出された容量値を基準容量値と比較することによって、タッチ操作が存在するかどうかを検出する。
第1の差と、第1の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することは、具体的には以下の通りであってもよい。第1の差が、第1の予め設定された閾値未満である場合、これは、タッチ検出点の環境が変化していないということを示し、バックアップ基準容量値が基準容量値として選択されてもよく、又は一時的基準容量値が基準容量値として選択されてもよく、第1の差が、第1の予め設定された閾値より大きい場合、これは、タッチ点が干渉されている可能性があるか、又は、タッチ点の環境が変化したということを示し、バックアップ基準容量値も、一時的基準容量値も、基準容量値とするのに十分なほど正確ではなく、なぜなら、バックアップ基準容量値又は一時的基準容量値を基準容量値として選択することは、間違った操作をもたらす可能性があるからであり、このようにして、タッチスクリーンは、タッチ検出点の基準容量値を較正するその他の方法を採用してもよい。具体的には、予め設定された期間が終了した時、タッチ点の容量値が再び取得され、基準容量値として使用されてもよい。もちろん、その他の方法が、タッチ点の容量値を較正するために採用されてもよく、これは本発明の実施形態によって限定されない。
技術的解決法の説明によれば、本発明の実施形態は、容量性タッチスクリーンの較正の方法を提供する。容量性タッチスクリーンの基準容量値は、外部環境(例えば、湿度及び温度)、並びに外部干渉(例えば、異物、又はタッチスクリーン上への手による接触)によって影響を及ぼされる可能性がある。従って、タッチ検出点の基準容量値は、タッチスクリーンの電源投入中に、タッチスクリーンのタッチ点のバックアップ基準容量値と、一時的基準容量値との間の、第1の差に従って決定され、ここで、バックアップ基準容量値は、干渉のない環境内で取得された、タッチスクリーンの基準容量値であり、一時的基準容量値は、タッチスクリーンの電源投入時に、干渉のある特定の環境内で検出された基準容量値である。
容量性タッチスクリーンの電源投入時に、タッチ装置は、容量性タッチスクリーンのタッチ検出点の一時的基準容量値を最初に取得し、次に、タッチ検出点の一時的基準容量値と、タッチ検出点のバックアップ基準容量値との間の、第1の差を取得する。第1の差が、第1の予め設定された閾値未満である場合、これは、容量性タッチスクリーンが電源投入された環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境にある程度近いということを示し、更に、タッチスクリーンは電源投入時に干渉されていないと考えられてもよく、一時的基準容量値が、タッチスクリーンの基準容量値として使用されてもよい。
第1の差が、第1の予め設定された閾値より大きい場合、これは、タッチスクリーンの電源投入時の環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境と大きく異なる、又は、タッチスクリーンが電源投入時に干渉されているということを示す。この場合、タッチ装置は、タッチ点を更に較正する必要がある。容量性タッチスクリーンの較正の方法は、バックアップ基準容量値を考慮に入れ、従って、タッチスクリーンの較正のための基準が存在する。従って、較正方法は、タッチスクリーンの電源投入時にタッチスクリーンの容量値を直接較正するよりも正確に、タッチスクリーンの基準容量値を較正することが可能であり、これにより、タッチスクリーン上の操作ミスが更に回避される。
実施形態2
本発明の一実施形態は、容量性タッチスクリーンの較正の方法を提供する。図2に示すように、この方法は以下を含む。
201:容量性タッチスクリーンの電源投入時に、容量性タッチ装置は、容量性タッチスクリーンのタッチ検出点の一時的基準容量値を取得する。
一時的基準容量値は、容量性タッチスクリーンの電源投入のたびに容量性タッチ装置によって取得される、タッチ検出点のサンプル容量値である。例えば、容量性タッチスクリーンを有する携帯電話の起動時に、携帯電話は、この時点での、タッチ検出点のサンプル容量値を、容量性タッチスクリーンの一時的基準容量値として採用する。
202:容量性タッチ装置は、タッチ検出点のバックアップ基準容量値と、タッチ検出点の一時的基準容量値との間の、第1の差を取得する。
タッチ検出点のバックアップ基準容量値は、タッチスクリーンが環境内で干渉されていない場合の基準容量値である。
具体的には、バックアップ基準容量値は、タッチスクリーンの工場からの配送時に設定された容量値であってもよい。もちろんこれは、本方法を使用して実行された較正の後の基準容量値であってもよい。
基準容量値は、タッチ操作が存在するかどうかを容量性タッチ装置が検出する際に使用される容量値である。具体的には、容量性タッチ装置は、検出された容量値を基準容量値と比較することによって、タッチ操作が存在するかどうかを検出する。
容量性タッチスクリーンのタッチ検出点のバックアップ基準容量値がa、一時的基準容量値がb、及び第1の差がlであるとすると、l=a−bである。
203:第1の差が、第1の予め設定された閾値未満である場合、容量性タッチ装置は、一時的基準容量値を基準容量値として採用する。
第1の予め設定された閾値がo、基準容量値がcであるとすると、l<oである場合、これは、タッチ検出点の一時的基準容量値が取得された環境が、バックアップ基準容量値が検出された環境に近いということを示す。一時的基準は、その時点での検出値によって実際に取得されたものであり、従って、実際の状況により近く、より良好なタッチ結果をもたらすと考えられる。この場合、装置は、一時的基準容量値を基準容量値として採用してもよく、すなわち、基準容量値c=bである。
204:第1の差が、第1の予め設定された閾値より大きい場合、容量性タッチ装置は、タッチ検出点の、検出された容量値を取得する。
l>oである場合、これは、タッチ検出点の一時的基準容量値が取得された環境が、バックアップ基準容量値が検出された環境と比較すると変化したこと、及び/又は、タッチ検出点が干渉されているということを示す。例えば、容量性タッチスクリーンが位置している環境の温度及び湿度が変化し、タッチ検出点は水垢などで干渉されている。
正確な基準容量値を取得するために、この時点で、容量性タッチ装置は、タッチ検出点の、現在の検出された容量値を更に取得する必要がある。
205:容量性タッチ装置は、タッチ検出点の、検出された容量値と、タッチ検出点の一時的基準容量値との間の、第2の差を取得する。
タッチ検出点の、検出された容量値がd、第2の差がmであるとすると、m=d−bである。
206:第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、容量性タッチ装置は、タッチ検出点の基準容量値を、一時的基準容量値であるように更新する。
第2の予め設定された閾値がpであるとすると、m<pである場合、これは、タッチ検出点の現在の環境が、一時的基準容量値が検出された環境に近いが、バックアップ基準容量値が検出された環境と比較すると変化したということを示す。例えば、容量性タッチスクリーンが位置している環境の温度及び湿度が変化した。この場合、容量性タッチ装置は、一時的基準容量値を基準容量値として採用し、すなわち、c=bである。
207:第2の差が、第2の予め設定された閾値より大きい場合、容量性タッチ装置は、第2の差と、第1の差との間の、第3の差を取得する。
第2の差が、第2の予め設定された閾値より大きい場合、これは、タッチ検出点の現在の環境が、一時的基準容量値が検出された環境と比較すると変化した可能性があるか、又は、タッチ検出点が干渉されていた可能性があり、これにより、検出された容量値と一時的基準容量値との間の差が大きいということがもたらされた、ということを示す。
正確な基準容量値を取得するために、この時点で、タッチ装置は、第2の差と、第1の差との間の、第3の差を更に取得する必要がある。
第3の差がnであるとすると、m>pである場合、n=m−l=(d−b)−(a−b)=d−aである。
208:第3の差が、第3の予め設定された閾値未満である場合、容量性タッチ装置は、タッチ検出点の基準容量値を、バックアップ基準容量値であるように更新する。
第3の閾値がqであるとすると、n<q、すなわち、d−a<qである場合、これは、タッチ検出点の現在の環境が、バックアップ基準容量値が検出された環境に再度近くなっているということを示す。このようにして、一時的基準容量値が検出された時、タッチ検出点は干渉されていたと判定されてもよい。
この場合、容量性タッチ装置は、バックアップ基準容量値を基準容量値として採用し、すなわち、c=aである。
209:第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、容量性タッチ装置は、タッチ検出点の基準容量値を、検出された容量値であるように更新する。
n>q、すなわち、d−a>qである場合、これは、一時的基準容量値が取得された時にタッチ検出点が干渉されていたが、一方で、タッチ検出点の現在の環境が、バックアップ基準容量値が検出された環境と比較すると変化したということを示し(例えば、タッチスクリーンの湿度又は温度が変化した、かつ、かなりの面積を手で押すことによって電源投入が行われた場合)、一時的基準容量値及びバックアップ基準容量値ではなく、検出された容量値が、タッチ検出点の基準容量値として採用され、すなわち、c=dである。
必要に応じて、第2の差が、第2の予め設定された閾値未満、すなわち、m<pである場合、これは、タッチ検出点の現在の環境が、バックアップ基準容量値が検出された環境と比較すると変化したということを示す。一般に、タッチスクリーンが位置する環境は、一定期間内に著しく変化することはない。しかし、容量性タッチスクリーンの現在の環境は、タッチスクリーンの工場からの配送時にバックアップ基準容量値が検出された環境と比較すると、著しく変化した可能性がある。容量性タッチ装置が基準容量値を較正するプロセスを単純にするために、第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、バックアップ基準容量値は、一時的基準容量値であるように、すなわち、a=bであるように、更新されてもよい。このようにして、次回の起動中、タッチスクリーンが干渉されておらず、環境が、前回電源投入が行われた環境に近い場合、容量性タッチ装置は、第1の閾値を判定することによってのみ、基準容量値を更新してもよい。
同様に、次の較正プロセスを単純にするために、第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、バックアップ基準容量値は、検出された容量値であるように更新されてもよい。
必要に応じて、タッチ装置が位置する環境が変化した、及び/又は、タッチ装置が外部環境によって干渉されていた場合、タッチ検出点が較正された後、その他のタッチ検出点の基準容量値が、タッチ検出点の、較正された基準容量値であるように更新されてもよい。このプロセスは、以下のように説明される。
第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、一時的基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値未満である場合、タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、バックアップ基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、検出された容量値であるように更新する。
技術的解決法の説明によれば、本発明の実施形態は、容量性タッチスクリーンの較正の方法を提供する。容量性タッチスクリーンの基準容量値は、外部環境(例えば、湿度及び温度)、並びに外部干渉(例えば、異物、又はタッチスクリーン上への手による接触)によって影響を及ぼされる可能性がある。従って、本方法では、バックアップ基準容量値と、タッチスクリーンの電源投入中の一時的基準容量値と、検出された容量値とを導入し、ここで、バックアップ基準容量値は、タッチスクリーンが干渉されていない特定の環境内での、タッチスクリーンの基準容量値であり、一時的基準容量値は、タッチスクリーンが、ある環境内で、かつ干渉の下で、今回電源投入された時に検出された基準容量値であり、検出された容量値は、タッチスクリーンが電源投入された後の、異なる検出時において検出された容量値である。
容量性タッチスクリーンの電源投入時に、タッチ装置は、容量性タッチスクリーンのタッチ検出点の一時的基準容量値を最初に取得し、次に、タッチ検出点の一時的基準容量値と、タッチ検出点のバックアップ基準容量値との間の、第1の差を取得する。第1の差が、第1の予め設定された閾値未満である場合、これは、タッチスクリーンの電源投入時の環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境にある程度近いということを示し、更に、タッチスクリーンは電源投入時に干渉されていないと考えられてもよく、一時的基準容量値が、タッチスクリーンの基準容量値として使用されてもよい。
第1の差が、第1の予め設定された閾値より大きい場合、これは、タッチスクリーンの電源投入時の環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境と大きく異なるか、又は、タッチスクリーンが電源投入時に干渉されているということを示す。この場合、タッチ検出点の、検出された容量値、及び、タッチ検出点の、検出された容量値と、タッチ検出点の一時的基準容量値との間の、第2の差が取得される。第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、これは、タッチスクリーンの電源投入時の環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境と異なるということを示す。この場合、タッチスクリーンの基準容量値は、一時的基準容量値として決定される。
第2の差が、第2の予め設定された閾値より大きい場合、第2の差と、第1の差との間の、第3の差が取得される。第3の差が、第3の予め設定された閾値未満である場合、これは、タッチスクリーンの電源投入後の環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境とわずかに異なり、しかし、タッチスクリーンは、電源投入時に干渉されていたということを示し、従って、バックアップ基準容量値が、タッチスクリーンの基準容量値として決定される。
第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、これは、タッチスクリーンの電源投入後の環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境と大きく異なり、かつ、タッチスクリーンは、電源投入時に干渉されていたということを示し、従って、基準容量値は、検出された容量値であるように更新される。
容量性タッチスクリーンの較正の方法は、環境の変化、及び干渉を考慮に入れ、従って、この較正方法は、タッチスクリーンの基準容量値を正確に較正することが可能であり、これにより、タッチスクリーン上の操作ミスが回避される。
実施形態3
本発明の一実施形態は、容量性タッチスクリーン31を含む、容量性タッチ装置30を更に提供する。図3に示すように、タッチ装置30は、プロセッサ32を更に含む。
プロセッサ32は、容量性タッチスクリーン31の電源投入時に、容量性タッチスクリーン31のタッチ検出点の一時的基準容量値、及び、タッチ検出点のバックアップ基準容量値と、タッチ検出点の一時的基準容量値との間の、第1の差を取得するように構成される。
タッチ検出点の一時的基準容量値は、容量性タッチスクリーン31の電源投入のたびに容量性タッチ装置30によって取得される、タッチ検出点のサンプル容量値である。例えば、容量性タッチスクリーンを有する携帯電話の起動時に、携帯電話は、この時点での、タッチ検出点のサンプル容量値を、容量性タッチスクリーンの一時的基準容量値として採用する。
バックアップ基準容量値は、タッチスクリーンが環境内で干渉されていない場合の基準容量値である。具体的には、バックアップ基準容量値は、タッチスクリーンの工場からの配送時に設定された容量値であってもよい。もちろんこれは、本方法を使用して実行された較正の後の基準容量値であってもよい。
プロセッサ32は、第1の差と、第1の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定するように更に構成される。
基準容量値は、タッチ操作が存在するかどうかを容量性タッチ装置30が検出する際に使用される容量値である。具体的には、容量性タッチ装置30は、検出された容量値を基準容量値と比較することによって、タッチ操作が存在するかどうかを検出する。
プロセッサ32が、第1の差と、第1の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することは、以下の通りであってもよい。第1の差が、第1の予め設定された閾値未満である場合、これは、タッチ検出点の環境が変化していないということを示し、バックアップ基準容量値が基準容量値として選択されてもよく、又は一時的基準容量値が基準容量値として選択されてもよく、第1の差が、第1の予め設定された閾値より大きい場合、これは、タッチ点が干渉されている可能性があるか、又は、タッチ点の環境が変化したということを示し、バックアップ基準容量値も、一時的基準容量値も、基準容量値とするのに十分なほど正確ではなく、なぜなら、バックアップ基準容量値又は一時的基準容量値を基準容量値として選択することは、間違った操作をもたらす可能性があるからであり、このようにして、タッチスクリーンは、タッチ検出点の基準容量値を較正するその他の方法を採用してもよい。具体的には、予め設定された期間が終了した時、タッチ点の容量値が再び取得され、基準容量値として使用されてもよい。もちろん、その他の方法が、タッチ点の容量値を較正するために採用されてもよく、これは本発明の実施形態によって限定されない。
必要に応じて、プロセッサ32が、第1の差と、第1の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することは、
第1の差が、第1の予め設定された閾値未満である場合、バックアップ基準容量値を基準容量値として採用し、
第1の差が、第1の予め設定された閾値より大きい場合、タッチ検出点の、検出された容量値を取得し、
タッチ検出点の、検出された容量値と、タッチ検出点の一時的基準容量値との間の、第2の差を取得し、
第2の差と、第2の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することを特に含む。
第1の差が、第1の予め設定された閾値未満である場合、これは、タッチ検出点の一時的基準容量値が取得された環境が、バックアップ基準容量値が検出された環境に近いということを示す。一時的基準容量値は、その時点での検出値によって実際に取得されたものであり、従って、実際の状況により近く、より良好なタッチ結果をもたらすと考えられる。この場合、一時的基準容量値が基準容量値として採用される。
第1の差が、第1の予め設定された閾値より大きい場合、これは、一時的基準容量値が取得された環境が、バックアップ基準容量値が検出された環境と比較すると変化した、及び/又は、タッチ検出点が干渉されているということを示す。例えば、容量性タッチスクリーン31が位置している環境の温度及び湿度が変化し、タッチ検出点は水垢などで干渉されている。正確な基準容量値を取得するために、この時点で、プロセッサ32は、タッチ検出点の、現在の検出された容量値を更に取得する必要がある。
必要に応じて、プロセッサ32が、第2の差と、第2の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することは、
第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、タッチ検出点の基準容量値を、一時的基準容量値であるように更新し、
第2の差が、第2の予め設定された閾値より大きい場合、第2の差と、第1の差との間の、第3の差を取得し、
第3の差と、第3の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することを特に含む。
第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、これは、タッチ検出点の現在の環境が、一時的基準容量値が検出された環境に近く、しかし、バックアップ基準容量値が検出された環境と比較すると変化したということを示す。例えば、容量性タッチスクリーン31が位置している環境の温度及び湿度が変化した。この場合、プロセッサ32は、一時的基準容量値を基準容量値として採用する。
第2の差が、第2の予め設定された閾値より大きい場合、これは、タッチ検出点の現在の環境が、一時的基準容量値が検出された環境と比較すると変化した可能性があるか、又は、タッチ検出点が干渉されていた可能性があり、これにより、検出された容量値と一時的基準容量値との間の差が大きいということがもたらされた、ということを示す。正確な基準容量値を取得するために、この時点で、プロセッサ32は、第2の差と、第1の差との間の、第3の差を更に取得する必要がある。
必要に応じて、プロセッサが、第3の差と、第3の予め設定された閾値とに従って、タッチ検出点の基準容量値を決定することは、
第3の差が、第3の予め設定された閾値未満である場合、タッチ検出点の基準容量値を、バックアップ基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、タッチ検出点の基準容量値を、検出された容量値であるように更新することを特に含む。
第3の差が、第3の予め設定された閾値未満である場合、これは、タッチ検出点の現在の環境が、バックアップ基準容量値が検出された環境に再度近くなっているということを示す。このようにして、一時的基準容量値が検出された時、タッチ検出点は干渉されていたと判定されてもよい。この場合、プロセッサ32は、バックアップ基準容量値を基準容量値として採用する。
第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、これは、一時的基準容量値が取得された時にタッチ検出点が干渉されていたが、一方で、タッチ検出点の現在の環境が、バックアップ基準容量値が検出された環境と比較すると変化したということを示し(例えば、容量性タッチスクリーン31の湿度又は温度が変化した、かつ、かなりの面積を手で押すことによって電源投入が行われた場合)、一時的基準容量値及びバックアップ基準容量値ではなく、検出された容量値が基準容量値として採用される。
必要に応じて、プロセッサ32は、第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、バックアップ基準容量値を、一時的基準容量値であるように更新するように更に構成される。
第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、これは、タッチ検出点の現在の環境が、一時的基準容量値が検出された環境に近く、しかし、バックアップ基準容量値が検出された環境と比較すると変化したということを示す。容量性タッチ装置30が基準容量値を較正するプロセスを単純にするために、プロセッサ32は、バックアップ基準容量値を、一時的基準容量値であるように更新してもよい。このようにして、次回の起動中、タッチスクリーン31が干渉されておらず、環境が、前回電源投入が行われた環境に近い場合、容量性タッチ装置30は、第1の予め設定された閾値を判定することによってのみ、基準容量値を更新してもよい。
プロセッサ32は、第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、バックアップ基準容量値を、検出された容量値であるように更新するように更に構成される。
必要に応じて、タッチ装置30が位置する環境が変化した、及び/又は、タッチ装置30が外部環境によって干渉されていた場合、タッチ検出点が較正された後、その他のタッチ検出点の基準容量値が、タッチ検出点の、較正された基準容量値であるように更新されてもよい。従って、プロセッサ32は、
第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、タッチスクリーン31のその他のタッチ検出点の基準容量値を、一時的基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値未満である場合、タッチスクリーン31のその他のタッチ検出点の基準容量値を、バックアップ基準容量値であるように更新し、
第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、タッチスクリーン31のその他のタッチ検出点の基準容量値を、検出された容量値であるように更新するように更に構成される。
技術的解決法の説明によれば、本発明の実施形態は、容量性タッチスクリーンと、プロセッサとを含む、容量性タッチ装置を提供する。容量性タッチスクリーンの基準容量値は、外部環境(例えば、湿度及び温度)、並びに外部干渉(例えば、異物、又はタッチスクリーン上への手による接触)によって影響を及ぼされる可能性がある。従って、容量性タッチスクリーンの電源投入時に、プロセッサは、最初に、容量性タッチスクリーンのタッチ検出点の一時的基準容量値を取得し、次に、タッチ検出点のバックアップ基準容量値と、タッチ検出点の一時的基準容量値との間の、第1の差を取得する。第1の差が、第1の予め設定された閾値未満である場合、これは、容量性タッチスクリーンが電源投入された環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境にある程度近いということを示し、更に、タッチスクリーンは電源投入時に干渉されていないと考えられてもよく、一時的基準容量値が、タッチスクリーンの基準容量値として使用されてもよい。
第1の差が、第1の予め設定された閾値より大きい場合、これは、タッチスクリーンの電源投入時の環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境と大きく異なるか、又は、タッチスクリーンが電源投入時に干渉されているということを示す。この場合、タッチ検出点の、検出された容量値、及び、タッチ検出点の、検出された容量値と、タッチ検出点の一時的基準容量値との間の、第2の差が取得される。第2の差が、第2の予め設定された閾値未満である場合、これは、タッチスクリーンの電源投入時の環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境と異なるということを示す。この場合、タッチスクリーンの基準容量値は、一時的基準容量値として決定される。
第2の差が、第2の予め設定された閾値より大きい場合、第2の差と、第1の差との間の、第3の差が取得される。第3の差が、第3の予め設定された閾値未満である場合、これは、タッチスクリーンの電源投入後の環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境とわずかに異なり、しかし、タッチスクリーンは、電源投入時に干渉されていたということを示し、従って、バックアップ基準容量値が、タッチスクリーンの基準容量値として決定される。
第3の差が、第3の予め設定された閾値より大きい場合、これは、タッチスクリーンの電源投入後の環境が、バックアップ基準容量値が測定された環境と大きく異なり、かつ、タッチスクリーンは、電源投入時に干渉されていたということを示し、従って、基準容量値は、検出された容量値であるように更新される。
容量性タッチ装置は、環境の変化、及び干渉を考慮に入れ、従って、この容量性タッチ装置は、タッチスクリーンの基準容量値を正確に較正することが可能であり、これにより、タッチスクリーン上の操作ミスが回避される。
当業者は、実施形態による方法のステップの全て又は一部が、関連するハードウェアに指示するプログラムによって実装されてもよいということを理解するであろう。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体内に記憶されてもよい。プログラムが実行される場合、実施形態による方法のステップが実行される。記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、又は光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することが可能な任意の媒体であってもよい。
説明は、本発明の特定の実施形態に関するものにすぎず、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。当業者によって、本発明で開示された技術的範囲内で容易に考え出されるいかなる変形又は置換も、本発明の保護範囲内に入る。従って、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲によって決まる。

Claims (10)

  1. 容量性タッチスクリーンの電源投入のたびに容量性タッチ装置によって取得される、前記容量性タッチスクリーンのタッチ検出点のサンプル容量値である一時的基準容量値を取得し、
    前記容量性タッチスクリーンが環境内で干渉されていない場合の基準容量値である前記タッチ検出点のバックアップ基準容量値と、前記タッチ検出点の前記一時的基準容量値との間の、第1の差を取得し、
    前記第1の差と、第1の予め設定された閾値とに従って、タッチ操作が存在するかどうかを前記容量性タッチ装置が検出する際に使用される容量値である、前記タッチ検出点の基準容量値を決定すること
    を含み、前記第1の差と、第1の予め設定された閾値とに従って、前記タッチ検出点の基準容量値を決定することは、
    前記第1の差が、前記第1の予め設定された閾値未満である場合、前記一時的基準容量値を前記基準容量値として採用し、
    前記第1の差が、前記第1の予め設定された閾値より大きい場合、前記タッチ検出点の、検出された容量値を取得し、
    前記タッチ検出点の、前記検出された容量値と、前記タッチ検出点の前記一時的基準容量値との間の、第2の差を取得し、
    前記第2の差と、第2の予め設定された閾値とに従って、前記タッチ検出点の前記基準容量値を決定すること
    を含む、容量性タッチスクリーンの較正の方法。
  2. 前記第2の差と、第2の予め設定された閾値とに従って、前記タッチ検出点の前記基準容量値を決定することは、
    前記第2の差が、前記第2の予め設定された閾値未満である場合、前記タッチ検出点の前記基準容量値を、前記一時的基準容量値であるように更新し、
    前記第2の差が、前記第2の予め設定された閾値より大きい場合、前記第2の差と、前記第1の差との間の、第3の差を取得し、
    前記第3の差と、第3の予め設定された閾値とに従って、前記タッチ検出点の前記基準容量値を決定すること
    を特に含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記第3の差と、第3の予め設定された閾値とに従って、前記タッチ検出点の前記基準容量値を決定することは、
    前記第3の差が、前記第3の予め設定された閾値未満である場合、前記タッチ検出点の前記基準容量値を、前記バックアップ基準容量値であるように更新し、
    前記第3の差が、前記第3の予め設定された閾値より大きい場合、前記タッチ検出点の前記基準容量値を、前記検出された容量値であるように更新すること
    を含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記第2の差が、前記第2の予め設定された閾値未満である場合、前記タッチ検出点の前記バックアップ基準容量値を、前記一時的基準容量値であるように更新し、
    前記第3の差が、前記第3の予め設定された閾値より大きい場合、前記バックアップ基準容量値を、前記検出された容量値であるように更新すること
    を更に含む、請求項に記載の方法。
  5. 前記第2の差が、前記第2の予め設定された閾値未満である場合、前記容量性タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、前記一時的基準容量値であるように更新し、
    前記第3の差が、前記第3の予め設定された閾値未満である場合、前記容量性タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、前記バックアップ基準容量値であるように更新し、
    前記第3の差が、前記第3の予め設定された閾値より大きい場合、前記容量性タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、前記検出された容量値であるように更新すること
    を更に含む、請求項又はに記載の方法。
  6. 容量性タッチスクリーンを備える容量性タッチ装置であって、前記容量性タッチ装置は、プロセッサを更に備えることを特徴とし、
    前記プロセッサは、前記容量性タッチスクリーンの電源投入のたびに前記容量性タッチ装置によって取得される、前記容量性タッチスクリーンのタッチ検出点のサンプル容量値である一時的基準容量値、及び、前記容量性タッチスクリーンが環境内で干渉されていない場合の基準容量値である前記タッチ検出点のバックアップ基準容量値と、前記タッチ検出点の前記一時的基準容量値との間の、第1の差を取得するように構成され、
    前記プロセッサは、前記第1の差と、第1の予め設定された閾値とに従って、タッチ操作が存在するかどうかを前記容量性タッチ装置が検出する際に使用される容量値である、前記タッチ検出点の基準容量値を決定するように更に構成され、前記プロセッサが、前記第1の差と、前記第1の予め設定された閾値とに従って、前記タッチ検出点の前記基準容量値を決定することは、
    前記第1の差が、前記第1の予め設定された閾値未満である場合、前記バックアップ基準容量値を前記基準容量値として採用し、
    前記第1の差が、前記第1の予め設定された閾値より大きい場合、前記タッチ検出点の、検出された容量値を取得し、
    前記タッチ検出点の、前記検出された容量値と、前記タッチ検出点の前記一時的基準容量値との間の、第2の差を取得し、
    前記第2の差と、第2の予め設定された閾値とに従って、前記タッチ検出点の前記基準容量値を決定すること
    を特に含む、容量性タッチ装置。
  7. 前記プロセッサが、前記第2の差と、前記第2の予め設定された閾値とに従って、前記タッチ検出点の前記基準容量値を決定することは、
    前記第2の差が、前記第2の予め設定された閾値未満である場合、前記タッチ検出点の前記基準容量値を、前記一時的基準容量値であるように更新し、
    前記第2の差が、前記第2の予め設定された閾値より大きい場合、前記第2の差と、前記第1の差との間の、第3の差を取得し、
    前記第3の差と、第3の予め設定された閾値とに従って、前記タッチ検出点の前記基準容量値を決定すること
    を特に含む、請求項に記載の容量性タッチ装置。
  8. 前記プロセッサが、前記第3の差と、前記第3の予め設定された閾値とに従って、前記タッチ検出点の前記基準容量値を決定することは、
    前記第3の差が、前記第3の予め設定された閾値未満である場合、前記タッチ検出点の前記基準容量値を、前記バックアップ基準容量値であるように更新し、
    前記第3の差が、前記第3の予め設定された閾値より大きい場合、前記タッチ検出点の前記基準容量値を、前記検出された容量値であるように更新すること
    を特に含む、請求項に記載の容量性タッチ装置。
  9. 前記プロセッサは、
    前記第2の差が、前記第2の予め設定された閾値未満である場合、前記バックアップ基準容量値を、前記一時的基準容量値であるように更新し、
    前記第3の差が、前記第3の予め設定された閾値より大きい場合、前記バックアップ基準容量値を、前記検出された容量値であるように更新する
    ように更に構成される、請求項に記載の容量性タッチ装置。
  10. 前記プロセッサは、
    前記第2の差が、前記第2の予め設定された閾値未満である場合、前記容量性タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、前記一時的基準容量値であるように更新し、
    前記第3の差が、前記第3の予め設定された閾値未満である場合、前記容量性タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、前記バックアップ基準容量値であるように更新し、
    前記第3の差が、前記第3の予め設定された閾値より大きい場合、前記容量性タッチスクリーンのその他のタッチ検出点の基準容量値を、前記検出された容量値であるように更新する
    ように更に構成される、請求項又は請求項に記載の容量性タッチ装置。
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