JP5750106B2 - ゼオライト触媒を用いた酢酸およびジメチルエーテルの製造方法 - Google Patents

ゼオライト触媒を用いた酢酸およびジメチルエーテルの製造方法 Download PDF

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Description

本発明はゼオライト触媒の存在下でメタノールおよび酢酸メチルを含む原料から酢酸およびジメチルエーテルを製造する方法に関する。
もっとも幅広く用いられる酢酸メチルの製造の工業的方法は、例えば英国特許第1,185,453号明細書、1,277,242号明細書および米国特許第3,689,533号明細書に、一般的に記載されるメタノールのカルボニル化である。この方法の典型において、ロジウムまたはイリジウムを含む触媒の存在下、さらにハロゲン(通常ヨウ素)を含むプロモーターの存在下でメタノールが一酸化炭素と反応される。
ジメチルエーテルは例えば、メタンのような炭化水素材料を改質することまたはメタノールの脱水により調製される合成ガスから直接合成によって製造される。これらの中には、メタノールの脱水によってジメチルエーテルを製造する方法が、例えば欧州特許出願公開第1396483号明細書、米国特許第5,684,213号明細書、国際公開第2004/074228号パンフレットおよび国際公開第2006/041253号パンフレットに記載されている。
一般的に、メタノールからジメチルエーテルへの脱水の工業的製造方法はアルミナ触媒を使用し、高温、一般的に250℃を超える温度で実行される。商業化が可能な反応率に達成するために高温が好ましい。例えば、欧州特許出願公開第1396483号明細書において、活性化アルミナ触媒の存在下で、好ましくは250℃を超え、より好ましくは280℃を超え、または反応率の観点からそれ以上であるとして開示されている温度で、気相でメタノールを脱水することによってジメチルエーテルを製造する方法が記載されている。
触媒蒸留条件下でアルコールを脱水することによってジアルキルエーテルは製造されることも知られている。例えば、蒸留カラム反応器で水素存在下で対応するアルコールの脱水によってジメチルエーテルを含むジアルキルエーテルを製造する方法が米国特許第5,684,213号明細書に記載されている。触媒はゼオライトであると考えられており、ジアルキルエーテルはジメチルエーテルであり、好ましいゼオライトはモルデナイトである。
しかしながら、アルミナまたはゼオライト触媒の存在下でメタノールからジメチルエーテルを製造するために使用される脱水方法に関連する不利益は、使用される反応温度(一般的に250℃超)で、炭化水素が目的であるジメチルエーテル生産物と一緒に通常は共同で製造され、その後、触媒を不活性化する触媒表面におけるコークスを形成し、そのために反応率を減少させる。
「ジメチルエーテルへの粗メタノールの脱水のための改良されたZSM−5の触媒性能上のγアルミナ含有の効果」Shin Dong Kim et al. Applied Catalysis A: General 309 (2006) 139−143では、270℃で炭化水素形成を減らす方法はZSM−5をナトリウムと交換することによって改良することを示唆する。
国際公開第2004/074228号パンフレットは、デュアル荷電触媒システムを使用することによって高収率でジメチルエーテルを調製する方法を記載する。メタノールはγアルミナのような親水性固体酸触媒により最初に脱水され、未反応のメタノールはその後、ZSM−5のような疎水性ゼオライト触媒により脱水される。
メタノールの脱水を触媒するためにγアルミナの使用のさらなる不利益としてγアルミナが親水性であり、そのため、触媒の不活性化を防ぐためにメタノール原料が事実上無水であることが必要とされることである。
国際公開第2006/041253号はメタノールとNa−ZSM−5のような部分的に置換される疎水性ゼオライトと最初に接触させ、次にγアルミナまたはシリカアルミナから選択される触媒と接触させることによって、水を含むメタノールからジメチルエーテルを調製する方法を記載する。この脱水は従来の等温反応器に代わって断熱反応器で実施される。
水存在下で酢酸メチルが酢酸とメタノールへと加水分解される。例えば米国特許第5,235,102号明細書には、酢酸を製造するために酢酸メチルの加水分解の触媒蒸留方法が記載されている。この方法で用いる触媒は、コージライトおよびムライトのような剛性、多孔質モノリスを含む触媒充填剤といわれている。
中国特許第1541991号明細書からも判るように、リンタングステン酸やタングストケイ酸のアンモニウム塩のようなヘテロポリ酸のアンモニウム塩の存在下でエステルは対応する酸へ加水分解される。
スルホン酸グループとスチレンジビニルベンゼン共重合体に基づくようなポリマー樹脂、例えば、AmberlystTM36WET(Rohm&Haas社から購入可能)は酢酸への酢酸メチルの加水分解を触媒するのにも使用される。一般的に、しかしながら、そのような樹脂は約150℃の最大操作温度を有する。
米国特許第6,521,783号明細書の実施例には、酢酸、酢酸メチル、メタノール、ジメチルエーテルおよび水がエステル加水分解触媒およびそれと同じまたは異なるアルコール脱水触媒を含む加水分解/脱水反応器へ供給される方法が記載されている。アルコール脱水触媒は固体酸、ヘテロポリ酸、酸性ゼオライト、チタニアまたはシリカ促進アルミナ、シリカ−アルミナに担持されるリン酸アルミニウムまたは酸化タングステンから選択される。エステル加水分解触媒は酸性イオン交換樹脂、酸性ガンマアルミナ、フッ素化アルミナ、硫酸塩またはタングステン酸塩促進ジルコニア、チタニアまたはシリカ促進アルミナ、リン酸アルミニウム、シリカ−アルミナに担持される酸化タングステン、スラリー、担持される鉱酸、ゼオライトまたはヘテロポリ酸から選択される。この方法に関連する実施例では、この反応は300℃、200絶対圧で実施される。この触媒は特定されない。
組み合わされるメタノール脱水と酢酸メチル加水分解反応のプロセス効率は、10員環を有する少なくとも一つのチャネルを含む2次元チャネルシステムを有するゼオライトを使用することによって有意に改良されることが見出された。
したがって、本発明は反応領域で140〜250℃の範囲の温度で、メタノールおよび酢酸メチルを触媒組成物と接触させ、酢酸およびジメチルエーテルを製造し、前記触媒組成物は10員環を有する少なくとも一つのチャネルを含む2次元チャネルシステムを有するゼオライトを含む、酢酸およびジメチルエーテルの製造のための方法を提供する。
本発明の特徴は、10員環を有する少なくとも一つのチャネルを含む2次元チャネルシステムを有するゼオライトがこの方法に使用される触媒に利用されることである。驚くべきことに、10員環を有する少なくとも一つのチャネルを含む2次元チャネルシステムを有するゼオライトの使用は製造物の空時収量(STY’s)を向上することが見出された。さらに、向上される空時収量はゼオライトの酸性度を減少させる、例えば金属イオンとの交換による必要がなく、低水準の副生成物形成のみでメタノールの脱水に一般的に使用される温度より低い温度で達成される。
本発明の方法において、メタノールおよび酢酸メチルを含む原料の脱水および加水分解によって酢酸およびジメチルエーテルは製造される。メタノールの脱水および酢酸メチルの加水分解反応はそれぞれ式(1)および(2)で表される。
Figure 0005750106
Figure 0005750106
脱水および加水分解反応は10員環を有する少なくとも一つのチャネルを含む2次元チャネルシステムを有するゼオライトによって触媒される。
ゼオライトでのチャネルシステムは0‐,1‐,2‐または3‐,次元であるとして記載されている。しかしながら、本発明の方法において有用であることが発見されたゼオライトは2次元チャネルシステムを保持する。2次元チャネルシステムは相互接続チャネルを有する。あるいは2次元チャネルシステムは非相互接続チャネルを有する。
ゼオライトチャネルシステムは、例えば4,5,6,8,10,12,14または16員環を保持する。本発明の方法に使用されるゼオライトの2次元チャネルシステムは10員環を有する少なくとも一つのチャネルを有する。
本発明の方法の使用に適しているゼオライトの例はフレームワーク構造の型であるFER(フェリエライトおよびZSM−35に代表される)、HEU(クリノプチロライトに代表される)、DAC(ダチアルダイト)、MFS(例えばZSM‐57)、STI(例えば束沸石)、NES(例えばNU−87)、MWW(例えばMCM−22)およびTER(テラノヴァ沸石)を有するゼオライトである。例えば「FER」のような3文字コードは国際ゼオライト学会によって提案された命名法を用いたゼオライトのフレームワーク構造の型に言及する。構造コードおよびゼオライトについての情報は、国際ゼオライト学会ウェブサイトwww.iza−online.org.で利用することができる。
好ましくは、本発明で使用されるゼオライトはさらに8員環を有する少なくとも一つのチャネルを含む。そのようなゼオライトの例は、フレームワーク構造型がFER(例えばフェリエライトおよびZSM−35)、HEU(例えばクリノプチロライト)、MFS(例えばZSM‐57)、DAC(ダチアルダイト)、STI(例えば束沸石)を有するゼオライトである。
特に好ましくは、ゼオライトは、フレームワーク構造型がFER、HEUまたはMFSを有するゼオライトである。
本発明の目的のためにはゼオライトが酸性であることが望ましい。好ましくは、ゼオライトは一般的にゼオライトの「H」型と呼ばれる酸性型で少なくとも部分的に、好ましくは実質的に全体的に使用される。NH型のようなゼオライトの他の型は、例えば高温でNH型をか焼することでH‐型へ変換される。ゼオライトの酸型は、ゼオライトでの様々なチャネルシステム内に分布されるブレンステッド酸(H)部位を保持する。いずれの特定のチャネルシステム内に存在するH種の数または濃度は既知の技術、例えば赤外分光法によって測定される。ゼオライトの酸性度は、例えばアルカリ金属、ナトリウムおよびカリウムのような金属イオンによるH部位の交換によって影響を受ける。アルカリ金属による交換の程度が多くなるほど、ゼオライトの酸度は低くなる。好ましくは、本発明に使用されるゼオライトは微量のアルカリまたはアルカリ土類金属のみを含む。好ましくは、ゼオライト中のアルカリおよびアルカリ土類金属の存在量は、ゼオライトが少なくとも90%のブレンステッド酸(H)部位を維持するような量である。本発明の目的のために、ゼオライト中のアルカリおよびアルカリ土類金属の全量は好ましくはゼオライトの0〜0.2重量%の範囲である。
この発明で使用される好ましいゼオライトはアルミノケイ酸塩ゼオライトである。ゼオライトのシリカ:アルミナの割合は好ましくは5〜200:1の範囲である。ゼオライトのシリカ:アルミナの割合が200を超える場合には、その酸性部位の量は無視できるほどになり、メタノール脱水を触媒するその効率は損なわれる。したがって、ゼオライトのシリカ:アルミナの割合は、より好ましくは5〜90:1、特に15〜60:1の範囲である。
合成ゼオライトは粉体の形態で一般的に調製される。粉体は重要な機械的強度を有しないため、実際の応用は制限される。機械的強度はゼオライト集合体、例えば錠剤や押出し物のような成形体を形成することによってゼオライトに与えられる。押出し物はバインダーの存在下でゼオライトを押し出し、乾燥し、そして結果として生じた押出し物をか焼することによって形成される。
ゼオライトに加えて触媒組成物は好ましくは少なくとも一つの無機酸化物バインダーを含む。好ましい無機酸化物バインダーの例は、シリカ、アルミナ、アルミナ‐ケイ酸塩、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、チタニア、ジルコニアおよびスラリー、特にアルミナ、アルミナ‐ケイ酸塩またはシリカバインダーである。好ましいアルミナの例はベーマイト型アルミナおよびガンマアルミナを含む。
適切には、無機酸化物バインダーは、(ゼオライトとバインダーの総量に基づき)10重量%〜90重量%、好ましくは15重量%〜60重量%の範囲の量で触媒組成物に存在する。
本発明によれば、酢酸およびジメチルエーテルを製造するために開始材料として使用される原料はメタノールおよび酢酸メチルの混合物を含む。
メタノールおよび酢酸メチルは反応領域に分離供給流または単一の供給流として
供給される。
メタノールおよび酢酸メチルが望ましい割合で供給できるが、適切にはメタノール:酢酸メチルのモル比は1:0.1〜1:10、例えば1:1〜1:10好ましくは1:0.2〜1:5の範囲で反応領域に供給される。
加水分解反応は反応体として水を必要とする。水はその場で水を製造する脱水反応から得られる。しかしながら、好ましくは水は反応領域に加えられる。加えられる水の量は触媒活性を実質的に減少させるほど高くすべきではない。適切には水は酢酸メチル、メタノールおよび水の全供給量に基づき0.1〜50モル%の範囲、好ましくは3〜40モル%の範囲、さらに好ましくは5〜30モル%の範囲の量で加えられる。
反応領域へのメタノールおよび/または酢酸メチル供給流は任意に他の組成物を含む。そのような組成物は酢酸とジメチルエーテルおよび水の一つ以上を含む。
不活性ガス、例えば窒素およびヘリウムのような希釈剤は反応領域に供給される。
この方法は例えば固定床方法やスラリー層方法のように気相または液相方法として実施される。
この方法が気相方法として操作される場合、供給流の組成物は反応領域に入れる前に液相にある。しかしながら、ゼオライトに接触させる前に、液相組成物は例えば予熱の使用によって揮発されるべきである。
この方法は140〜250℃の範囲の温度で実施される。好ましくは160〜250℃の範囲、例えば170〜240℃の範囲の温度で実施される。より好ましくはこの方法が液相で実施される場合、温度は170〜210℃、例えば170〜190℃、例えば170〜180℃の範囲である。しかしながら、液相方法は160〜190℃の範囲の温度で実施もされる。この方法が気相で実施される場合には、より好ましくは温度が175〜250℃例えば175〜240℃の範囲、例えば175〜220℃および175〜200℃の範囲である。
出願人はこれらの温度範囲(この分野で使用される一般的な温度に比べてかなり低い範囲)で操作することによって、低い温度の方法を操作することの通常の利点から得られる利益を得られることを予測せずに見出しただけでなく、触媒がそのような低い温度で驚くべき高活性を有することをも見出した。
この方法は大気圧または大気よりも高い圧力をかけて実施される。この方法が液相で実施される場合、好ましくはこの方法を溶液中でジメチルエーテル製造物を維持するのに十分な全反応圧力で操作する。したがって、適切には圧力は少なくとも40bar、例えば40〜100barg、好ましくは40〜60bargである。この方法が気相で実施される場合、適切な操作圧は大気圧から30barg、例えば10〜20bargである。
ガス空間速度(GHSV)は適切には500〜40,000h−1、例えば2,000〜25,000h−1、例えば2,000〜15,000h−1である。
液空間速度(LHSV)は適切には0.2〜20の範囲、例えば0.5〜10h−1の範囲、例えば0.5〜5h−1または2〜8h−1の範囲である。
本発明の好ましい実施態様によれば、この方法が実施される操作条件はこの方法が気相で操作されるように維持される。
本発明の方法の実施態様では、この方法は気相で175〜220℃の範囲の温度で操作され、水が反応領域に加えられ、ゼオライトはさらに8員環を有する少なくとも一つのチャネルを含み、そして酸型であり、好ましくはガス空間速度(GHSV)は2〜25,000h−1の範囲である。
本発明の方法のさらなる実施態様では、この方法は液相で160〜190℃の範囲の温度で操作され、水が反応領域に加えられ、ゼオライトはさらに8員環を有する少なくとも一つのチャネルを含み、そして酸型であり、好ましくは液空間速度(LHSV)は2〜8h−1の範囲ある。
この方法は連続法またはバッチ法のどちらかで、好ましくは連続方法で操作される。
本発明の方法では、酢酸、ジメチルエーテル、水、メタノールおよび酢酸メチルを含む
生成流がメタノール、酢酸メチルおよび任意の水の反応供給物流から製造される。酢酸およびジメチルエーテルは従来の精製方法、例えば蒸留によって生成流から回収される。ジメチルエーテルはオーバーヘッドとして蒸留カラムから通常回収され、酢酸は一般的に酢酸メチル、メタノールおよび水と一緒にそのカラムから下層分画として回収される。酢酸はさらなる蒸留によってこれらの組成物と分離される。回収されたジメチルエーテルは一酸化炭素を用いてジメチルエーテルのカルボニル化による酢酸メチルの製造のための方法に原料として使用される。酢酸は販売されるかまたは他の下流工程、例えば酢酸ビニルや酢酸エチルの製造で原料として使用される。
本発明は例えば以下の実施例に示される。
実施例1
この実施例において、液相におけるメタノールおよび酢酸メチルの混合物から酢酸およびジメチルエーテルの製造での触媒活性について様々なゼオライトが試験された。ゼオライトは酸型で試験された。この実験はX−CubeTM連続流通反応器(ThalesNano Nanotechnology会社)、170℃の温度、50bargの圧力、4hr−1の液空間速度と50モル%メタノールおよび50モル%酢酸メチルを含む原料で実施された。反応器からの液反応生成物は操業50時間後に集められ、酸化解析のためのFIDを有するCP−Wax52CBカラムを備えたガスクロマトおよび水を解析するためのTCDとシリカ開管カラムにDB−Waxを備えたガスクロマトを用いて解析された。実験の結果が以下の表1に示される。
Figure 0005750106
SAR=シリカ:アルミナのモル比。ゼオライトとバインダーの総重量に基づくバインダーの重量%。
*製造された酢酸モル+水モルから計算される。
実施例2
多くの実験はメタノール、酢酸メチルおよび水の原料から酢酸およびジメチルエーテルの液相製造におけるフェリエライトとZSM−5の触媒活性を試験するために実施された。フェリエライトおよびZSM−5のシリカ:アルミナ比はそれぞれ20と23であった。ZSM−5は(総重量に基づき)20重量%アルミナバインダーを含んだ。この実験はX−CubeTM連続流通反応器(前ThalesNano Nanotechnology会社)で行われた。各実験において、反応は170℃の温度、50bargの圧力、8hr−1の液空間速度と8.5モル%メタノール、69.2モル%酢酸メチルおよび22.3モル%水を含む原料で実施された。約170時間操業後、各実験における温度は180℃に上げられ、圧力は70bargに増大し、液空間速度および原料組成は変化しなかった。反応器からの液反応生成物は操業中50、100、約200時間後に集められ、CP−PoraplotQおよびTCDで被覆されているシリカ開管カラムを備えるガスクロマトグラフを用いて解析された。実験の結果が以下の表2に示される。
上記実験は樹脂の最高操作温度(150℃)であるため、実験は170℃の代わりに140℃で実施されたことを除いては、触媒としてAmberlystTM36WET樹脂(前Rohm&Haas社)を用いて繰り返された。AmberlystTM36WETを用いたその結果が以下の表2に示される。
Figure 0005750106
実施例3
この実験はメタノールおよび酢酸メチルから酢酸およびジメチルエーテルの気相製造におけるフェリエライトの触媒活性を試験するために実施された。シリカ:アルミナ比20を有し、20重量%(総重量に基づく)アルミナと結合されたフェリエライトは粒径500〜1000マイクロメートルの範囲でふるいにかけられた。12mlのシリカで希釈され、ガラスウール栓に担持される6mlのフェリエライトは、その後48mlの炭化ケイ素の予備床を含むハステロイ管反応器へ積み込まれた。ガラスウール栓は触媒と予備床を分離させた。25モル%酢酸メチル、15モル%メタノール、10モル%水および50モル%ヘリウムの気相原料は反応器に導入され、175℃の温度、10bargの圧力および2,790h−1のガス空間速度でフェリエライト触媒と接触させた。反応は190時間続けることができた。ガス生成物流はガスクロマトグラフで解析された。液体生成物流は大気圧まで下げられた加圧容器中で集められ、内容物はガスクロマトグラフによって解析された。メタノール転換および酢酸生産に基づき、ジメチルエーテルへの空時収量(STY)は419g/l/hrであることがわかった。酢酸へのSTYは216g/l/hrであった。二酸化炭素副産物生産量は0.03g/l/hrであった。アセトンは検出されなかった。
実施例4〜7
この実験は高ガス空間速度を用いた気相におけるメタノールおよび酢酸メチルから酢酸およびジメチルエーテルの生産においてフェリエライトの触媒活性を試験するために実施された。20重量%(総重量に基づく)アルミナと結合され、ガラスウール栓に担持される0.7mlのフェリエライト(シリカ:アルミナ比20)は30mlの炭化ケイ素の予備床を含むハステロイU管反応器へ積み込まれた。ガラスウール栓は触媒と予備床を分離させた。反応器の温度と圧力は190℃の反応温度、10bargの圧力に調製された。10モル%酢酸メチル、6モル%メタノール、4モル%水および80モル%ヘリウムを含む気相原料は7,735h−1のガス空間速度(GHSV)で触媒と接触させた。この反応は190℃で90時間続けることができた。この温度はその後185℃まで下げられ、この反応はさらに70時間続けられた。この生成流はマススペクトロメーターおよびマイクロガスクロマトグラフを用いて定期にオンラインで解析された。その実験はその後、ガス空間速度が10,770h−1に増加され、触媒体積が0.5mlに減少されたことを除いては繰り返された。
その実験の結果が以下の表3に示される。
Figure 0005750106
*(転換されるメタノール+製造される酢酸)/2に基づくデータ
実施例8
この実施例において、異なる環サイズを含むチャネルを有するゼオライトの触媒活性が試験された。試験されたゼオライトはH‐ZSM−35、H‐SUZ‐4およびH‐Betaであった。ゼオライトのシリカ:アルミナ比はそれぞれ18、17および20であった。各ゼオライトが使用される前に加圧され、粒径250〜500マイクロメートルの範囲でふるいにかけられた。
実施例4は180℃の温度で7,735h−1のガス空間速度が各反応経過を通じて維持されたことを除いて繰り返された。150〜170時間の間の操業中での酢酸およびジメチルエーテルへの平均空時収量(STY)は以下表4に示される。
Figure 0005750106
*(転換されるメタノール+製造される酢酸)/2に基づくデータ
実施例9
この実施例では、H‐フェリエライト、H‐モルデナイトおよびH‐ZSM‐5が試験された。各ゼオライトは20重量%(総重量に基づく)アルミナと結合された。各ゼオライトのシリカ:アルミナ比は約20だった。各ゼオライトが使用される前に粉砕され、粒径250〜500マイクロメートルの範囲でふるいにかけられた。
実施例4は200℃の温度で7,600h−1のガス空間速度が各反応経過を通じて維持されたことを除いて繰り返された。操業中の220〜240時間の時間間隔で酢酸およびジメチルエーテルへの平均空時収量(STY)は以下表5に示される。
Figure 0005750106
*(転換されるメタノール+製造される酢酸)/2に基づくデータ
実施例10
この実験はメタノール、酢酸メチル、水および酢酸の原料から酢酸およびジメチルエーテルの液相製造におけるフェリエライトの触媒活性を試験するために実施された。フェリエライトのシリカ:アルミナ比は20であり、20重量%(総重量に基づく)アルミナバインダーが含まれた。この実験はX−CubeTM連続流通反応器(前ThalesNano Nanotechnology会社)で行われた。この反応は170℃の温度、50bargの圧力、2hr−1の液空間速度と23.3モル%メタノール、49.6モル%酢酸メチル、26.4モル%水および0.7モル%酢酸を含む原料で実施された。反応器からの液反応生成物は操業中50、100、200時間後に集められ、CP−PoraplotQおよびTCDで被覆されているシリカ開管カラムを備えるガスクロマトグラフを用いて解析された。その実験の結果が以下の表6に示される。
Figure 0005750106
実施例11
この実施例では、H‐フェリエライト、H‐MCM‐22およびH‐Theta‐1の触媒活性が試験された。フェリエライトについてシリカ:アルミナ比は17だった。各ゼオライトが使用される前に粉砕され、粒径250〜500マイクロメートルの範囲でふるいにかけられた。
実施例4は180℃の温度で約7600h−1のガス空間速度が各反応経過を通じて維持されたことを除いて繰り返された。操業中の150〜170時間の時間間隔で酢酸およびジメチルエーテルへの平均空時収量(STY)は以下表7に示される。
Figure 0005750106
*(転換されるメタノール+製造される酢酸)/2に基づくデータ
実施例12
この実施例では、シリカ:アルミナ比20で20重量%(総重量に基づく)アルミナと結合されたH‐フェリエライトの触媒活性が試験された。このゼオライトが使用される前に粉砕され、粒径250〜500マイクロメートルの範囲でふるいにかけられた。
実施例4は0.5mlフェリエライトを用いて繰り返され約10,600h−1のガス空間速度が各反応経過を通じて維持された。この反応器は180℃の温度に最初に調節され、この温度で90時間維持された。この温度はその後210℃まで上昇し、この反応はさらに75時間続けられ、その後この温度は240℃に上げられた後、この反応はさらに100時間続けられた。酢酸およびジメチルエーテルへの平均空時収量(STY)は以下表8に示される。
Figure 0005750106
*(転換されるメタノール+製造される酢酸)/2に基づくデータ
実施例13
この実施例では、H‐フェリエライト、H‐ゼオライト‐YおよびH‐クリノプチロライトの触媒活性が試験された。フェリエライトおよびゼオライト‐Yは、20重量%(総重量に基づく)アルミナと各々結合され、シリカ:アルミナ比はそれぞれ20および30を有した。クリノプチロライトは、1.2重量%のアルカリ金属を含んだ。各ゼオライトが使用される前に粉砕され、粒径250〜500マイクロメートルの範囲でふるいにかけられた。
実施例4は180℃の温度で約10,600h−1のガス空間速度が各反応経過を通じて維持されたことを除いて繰り返された。酢酸およびジメチルエーテルへの平均空時収量(STY)は以下表9に示される。
Figure 0005750106
*(転換されるメタノール+製造される酢酸)/2に基づくデータ
実施例14
この実験はメタノールおよび酢酸メチルから酢酸およびジメチルエーテルの気相製造にける触媒活性についてフェリエライトを試験するために実施された。シリカ:アルミナ比20を有し、20重量%(総重量に基づく)アルミナと結合されたフェリエライトは外径3.2mmで全粒子押出し物として使用された。ガラスウール栓に担持される2mlのフェリエライトは50mlの炭化ケイ素の予備床を含むハステロイ管反応器で試験された。ガラスウール栓はフェリエライトと予備床を分離させた。35モル%酢酸メチル、21モル%メタノール、14モル%水および30モル%ヘリウムの気相原料は反応器に導入され、初期温度200℃、26bargの圧力および21,400h−1のガス空間速度(GHSV)でフェリエライトと接触させた。この反応はGHSVが10,700h−1に下がる前の5.5時間続けることができた。さらに18時間後、GHSVは21,400h−1に増加し、温度は220℃まで増加した。6時間後GHSVは10,700h−1まで減少した。この反応はGHSVが21,400h−1に増加し、温度が240℃まで増加した後、さらに18時間続けることができた。これらの条件下で4時間後、GHSVは10,700h−1に減少され、この反応はほかに21時間続けられた。ガス生成流はガスクロマトグラフを用いて解析された。液体生成流は大気圧まで下げられた加圧容器中で定期的に集められ、内容物はガスクロマトグラフによって解析された。酢酸およびジメチルエーテルへの平均空時収量(STY)は以下表10に示される。
Figure 0005750106
*(転換されるメタノール+製造される酢酸)/2に基づくデータ

Claims (22)

  1. メタノールおよび酢酸メチルが触媒組成物と反応領域で140〜250℃の範囲の温度で接触させられ、酢酸およびジメチルエーテルを製造し、前記触媒組成物は10員環を有する少なくとも一つのチャネルを含む2次元チャネルシステムを有するゼオライトを含む、酢酸およびジメチルエーテルの製造方法。
  2. ゼオライトがさらに8員環を有する少なくとも一つのチャネルを含む請求項1に記載の製造方法。
  3. 2次元チャネルシステムが相互接続チャネルを含む請求項1または2に記載の製造方法。
  4. ゼオライトがフレームワーク構造型FER、HEU、MFS、DAC、STI、NES、MWWおよびTERを有するゼオライトから選択される請求項1に記載の製造方法。
  5. ゼオライトがフレームワーク構造型FER、HEUおよびMFSを有するゼオライトから選択される請求項4に記載の製造方法。
  6. ゼオライトがフェリエライト、ZSM−35、ZSM−57およびクリノプチロライトから選択される請求項5に記載の製造方法。
  7. ゼオライトが酸型で使用される請求項1〜6のいずれか一つに記載の製造方法。
  8. ゼオライトがゼオライトの0〜0.2重量%の範囲の総量でアルカリおよびアルカリ土類金属を有する請求項1〜7のいずれか一つに記載の製造方法。
  9. ゼオライトが5〜90:1の範囲でシリカ:アルミナの割合を有する請求項1〜8のいずれか一つに記載の製造方法。
  10. ゼオライトが15〜60:1の範囲でシリカ:アルミナの割合を有する請求項9に記載の製造方法。
  11. 触媒組成物が少なくとも一つの無機酸化物バインダーを含む請求項1〜10のいずれか一つに記載の製造方法。
  12. 前記バインダーが(ゼオライトとバインダーの総量に基づき)10重量%〜90重量%の範囲の量で存在する請求項11に記載の製造方法。
  13. メタノール:酢酸メチルのモル比が1:0.1〜1:10のモル比である請求項1〜12のいずれか一つに記載の製造方法。
  14. 前記方法が液相または気相で操作される請求項1〜13のいずれか一つに記載の製造方法。
  15. 前記方法が気相で175〜240℃の範囲の温度で操作される請求項14に記載の製造方法。
  16. 前記方法が液相で160〜190℃の範囲の温度で操作される請求項14に記載の製造方法。
  17. 水が反応領域に加えられる請求項1〜16のいずれか一つに記載の製造方法。
  18. 前記方法が気相で175〜220℃の範囲の温度で操作され、水が反応領域に加えられ、ゼオライトはさらに8員環を有する少なくとも一つのチャネルを含み、そして酸型である請求項1に記載の製造方法。
  19. 前記方法が2〜25,000h−1の範囲のガス空間速度(GHSV)で操作される請求項18に記載の製造方法。
  20. 前記方法が液相で160〜190℃の範囲の温度で操作され、水が反応領域に加えられ、ゼオライトはさらに8員環を有する少なくとも一つのチャネルを含み、そして酸型である請求項1に記載の製造方法。
  21. 前記方法が2〜8h−1の範囲の液空間速度(LHSV)で操作される請求項20に記載の製造方法。
  22. 製造されたジメチルエーテルがジメチルエーテルのカルボニル化のための方法に原料として使用される請求項1〜21のいずれか一つに記載の製造方法。
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