JP5735934B2 - メモリカード用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、microSDカード、SIMカード、及び、microSIMカード等のメモリカード用コネクタに関する。
この種のメモリカード用コネクタの従来技術としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。
このメモリカード用コネクタは、メモリカードを挿脱可能に受け入れる収納部を備えるハウジングと、収納部内をメモリカードと一緒にスライド可能なスライダ(スライド部材)と、を備えている。収納部の底面には、収納部に挿入したメモリカードの端子と電気的に導通可能な多数のコンタクトが設けてある。スライダはメモリカードの端子とハウジングのコンタクトが非接触となる初期位置と、端子とコンタクトが接触する押込位置と、の間をハウジングに対してスライド可能である。
特許文献1のメモリカードは平面視略矩形であるが、四つの角部のうちの一つには切り欠き部が形成してあるので、全体として非対称形状である。
また、スライダには張り出し部が形成してある。この張り出し部は、メモリカードを正規姿勢でハウジング(収納部)に挿入したときは、メモリカードの切り欠き部と係合し、メモリカードがスライダと一緒に初期位置から押込位置までスライドするのを許容する。しかし、メモリカードを非正規姿勢でハウジング(収納部)に挿入すると、張り出し部は、メモリカードの切り欠き部以外の角部と当接することによりメモリカード全体をハウジングに対して傾斜させる。すると、メモリカードの一部が、ハウジングの側縁部に形成した貫通孔に嵌るので、メモリカードと一体化したスライダは初期位置から押込位置までスライドできなくなる。
特開2007−157524号公報
特許文献1のメモリカード用コネクタは、メモリカード全体を特定の角度に傾斜させてハウジングの貫通孔と係合させることにより、非正規姿勢のメモリカードがスライダと一緒に押込位置までスライドするのを防止するものなので、特定形状のメモリカード以外のメモリカードの誤挿入を防止することができない(適用可能なメモリカードの範囲が狭い)。
本発明の目的は、メモリカードを回転させることなく非正規姿勢のメモリカードがコンタクトと導通する位置まで移動するのを防止でき、しかも構造が簡単で全体を低背化できるメモリカード用コネクタを提供することにある。
本発明のメモリカード用コネクタは、一つの角部を切り欠くことにより切断角部を構成し残りの角部が非切断角部を構成する略矩形のメモリカードを挿脱可能な収納部、及び、該収納部に挿入したメモリカードの端子と電気的に導通するコンタクト、を有するハウジングと、上記メモリカードと一緒に上記収納部内を、上記メモリカードが上記収納部の外側にあるときの位置である初期位置と、上記カードと一緒に上記収納部の奥側に押し込まれた押込位置との間でスライド可能なスライダと、該スライダに設けた、上記メモリカードを正規姿勢で上記収納部に挿入したときに上記切断角部が当接する正規挿入時当接部、及び、上記メモリカードを非正規姿勢で上記収納部に挿入したときに上記非切断角部が当接する非正規挿入時当接部と、上記ハウジングに固定した、上記初期位置に位置する上記スライダの上記正規挿入時当接部に上記切断角部が当接したときは、上記メモリカードによって被押圧部が押圧されることによりストッパ無効位置に位置し、上記初期位置に位置する上記スライダの上記非正規挿入時当接部に上記非切断角部が当接したときは、上記メモリカードが上記被押圧部と干渉せずストッパ有効位置に位置するストッパ切換用板バネと、上記ストッパ切換用板バネに設けた、該ストッパ切換用板バネが上記ストッパ無効位置に位置するときは上記スライダが上記初期位置から上記押込位置まで移動するのを許容し、該ストッパ切換用板バネが上記ストッパ有効位置に位置するときは上記スライダが上記初期位置から上記押込位置まで移動するのを規制するストッパと、を備え、上記ストッパ切換用板バネが自由状態にあるとき、該ストッパ切換用板バネ及び上記ストッパが上記ハウジングの表面より上記収納部側に位置すること、及び上記ストッパ切換用板バネ及び上記ストッパは、上記ストッパ切換用板バネが上記ストッパ有効位置に位置しかつ上記ストッパが上記スライダの初期位置から押込位置への移動を規制している状態において、平面視で、上記スライダと重複しない位置に存在することを特徴としている。
上記被押圧部の上記メモリカードによって押圧される部分が、上記ストッパより上記メモリカードの脱出方向側に位置してもよい。
片持ち状のバネである上記ストッパ切換用板バネの長手方向の中間部に、上記メモリカードに近づく方向に延びる上記被押圧部を形成してもよい。
さらに、上記ストッパ切換用板バネが上記ストッパ有効位置に位置するときに上記スライダが上記初期位置から上記押込位置まで移動するのを規制し、かつ、上記ストッパ切換用板バネが自由状態にあるときに上記メモリカードの挿脱方向に対して直交する平面からなる規制面を、上記ストッパに形成してもよい。
上記スライダが、上記ストッパ切換用板バネが上記ストッパ有効位置に位置するときに上記ストッパと当接する金属製の係合部を備えてもよい。
上記ハウジングが、共に挿入状態検出回路に接続しかつ互いに離間する第一検知用端子及び第二検知用端子を具備し、上記スライダが上記押込位置まで移動したときに、上記係合部が上記第一検知用端子及び上記第二検知用端子に接触して該第一検知用端子と第二検知用端子を導通させるようにしてもよい。
上記ハウジングが、上面が開口する下部ハウジングと、下面が開口し、上記下部ハウジングの上記上面開口を塞いだ状態で該下部ハウジングに固定する金属製の上部ハウジングと、を備え、上記上部ハウジングの一部に、金属製の上記ストッパ切換用板バネ及び上記ストッパを一体的に成形してもよい。
上記ストッパ切換用板バネが、基端部から上記メモリカードの挿入方向に向かって延びる片持ち状のストッパ切換用板バネであり、該ストッパ切換用板バネの先端近傍部又は先端部に上記被押圧部及び上記ストッパを形成してもよい。
本発明のメモリカード用コネクタは、非正規姿勢のメモリカードをハウジングの収納部に挿入したときに、(メモリカードを回転させてハウジングに形成した孔に係合させるのではなく)ストッパ切換用板バネ(被押圧部及びストッパ)を利用してスライダが初期位置から押込位置まで移動するのを規制することにより、メモリカードがコンタクトと導通するのを防止する。そのため、一つの角部に切り欠きを有しかつ全体として略矩形状をなす様々な形状のメモリカードの誤挿入を防止できる。
また、ストッパ切換用板バネが自由状態にあるとき、ストッパ切換用板バネ及びストッパが収納部内に位置するので、全体を低背化できる。
さらに、ハウジングに固定したストッパ切換用板バネ(及び、被押圧部とストッパ)を利用した構造であるため、構造が簡単である。
本発明の一実施形態のコネクタとmicroSIMカードの前斜め上方から見た斜視図である。 コネクタとmicroSIMカードの前斜め下方から見た斜視図である。 コネクタの上方から見た分解斜視図である。 コネクタの下方から見た分解斜視図である。 コネクタの平面図である。 上部ハウジングを取り外したときのコネクタの平面図である。 図6のVII−VII矢線に沿う断面図である。 (a)は金属製一体部材の平面図、(b)は金属製一体部材の上方から見た斜視図である。 (a)はアウトサート成形により構成した金属製一体部材とインシュレータの一体物の平面図、(b)は同一体物の上方から見た斜視図である。 (a)は図9の一体物の各ブリッジを切断することにより完成した下部ハウジングの平面図、(b)は下部ハウジングの上方から見た斜視図である。 スライダを構成するスライダ本体と導通兼係合部材の前方から見た分解斜視図である。 スライダ本体と導通兼係合部材の後方から見た分解斜視図である。 microSIMカードを正規姿勢でコネクタの内部に挿入し始めたときの上部ハウジング及び圧縮コイルバネを省略して示す平面図である。 microSIMカードを正規姿勢でコネクタの内部に挿入し始めたときのコネクタの平面図である。 図14のXV−XV矢線に沿う断面図である。 図14のXVI−XVI矢線に沿う断面図である。 microSIMカードの切断角部が初期位置に位置するスライダ本体の正規挿入時当接部に当接したときの図13と同様の平面図である。 図17の状態のときの図15と同様の断面図である。 図17の状態のときの図16と同様の断面図である。 スライダが押込位置までスライドしたときの図13と同様の平面図である。 図20の状態のときの図15と同様の断面図である。 図20の状態のときの図16と同様の断面図である。 図20のXXIII−XXIII矢線に沿う断面図である。 非正規姿勢でコネクタの内部に挿入したmicroSIMカードの非切断角部が初期位置に位置するスライダ本体の非正規挿入時当接部に当接したときの上部ハウジング及び圧縮コイルバネを省略して示す平面図である。 図24の状態のときの図15と同様の断面図である。 図24の状態のときの図16と同様の断面図である。 変形例のストッパ切換用板バネ及びその周辺部の上方から見た拡大斜視図である。 変形例の図15と同様の断面図である。 変形例の図16と同様の断面図である。 変形例の図18と同様の断面図である。 変形例の図25と同様の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明中の前後、上下、及び左右の方向は図中に記載した矢印の方向を基準としている。
本実施形態のメモリカード用コネクタ10は携帯端末に対して着脱可能なmicroSIMカードMC用のコネクタである。
メモリカード用コネクタ10は大きな構成要素として下部ハウジング15(ハウジング)、スライダ40、カムバー60、上部ハウジング65(ハウジング)、及び、圧縮コイルバネS1を具備している。
平面視略矩形の下部ハウジング15は、左側部構成片17と、右側部構成片22と、8つのコンタクトC1〜C8と、第一検知用端子C9、第二検知用端子C10と、絶縁性かつ耐熱性の合成樹脂料からなるインシュレータ27と、を具備する一体成形品である。
左側部構成片17、右側部構成片22、コンタクトC1〜C8、第一検知用端子C9、及び、第二検知用端子C10は一枚の金属板をプレス成形することにより構成したものであり、図8(a)(b)に示すように下部ハウジング15の構成前(プレス成形直後)においては単一の金属製一体部材16の一部をそれぞれ構成している。
左側部構成片17は、水平板状のスライダ支持部18と、スライダ支持部18の左側縁部から上方に立ち上がった左側壁部19と、左側壁部19の左側面に突設した3つの左側係止突起20と、を具備するものである。
右側部構成片22は、水平板状の底部構成部23と、底部構成部23の右側縁部から上方に立ち上がった右側壁部24と、右側壁部24の右側面に突設した3つの右側係止突起25と、を具備するものである。
コンタクトC1〜C8は、その基端部(前端部)から後ろ斜め上方に向かって延びる接触片C1a〜C8aと、金属製一体部材16の後端部に突設した、スライダ支持部18及び底部構成部23の一段下方に位置し、かつ、接触片C1a〜C8aとそれぞれ連続するテール片C1b〜C8bと、を一体的に有している。
第一検知用端子C9と第二検知用端子C10は、その基端部(前端部)から後ろ斜め上方に向かって延びる接触片C9a、C10aと、金属製一体部材16の後端部に突設した、スライダ支持部18及び底部構成部23の一段下方に位置し、かつ接触片C9a、C10aとそれぞれ連続するテール片C9b、C10bと、を一体的に有している。
図示するように金属製一体部材16は、隣接する左側部構成片17、右側部構成片22、コンタクトC1〜C8、第一検知用端子C9、及び、第二検知用端子C10を互いに接続する計18個の切断ブリッジB1〜B18を有している。
図9(a)(b)に示すように、インシュレータ27は図示を省略した金型内で金属製一体部材16に対してアウトサート成形を行うことにより金属製一体部材16と一体化したものであり、下部ハウジング15の底面部を構成する底面構成部28と、カムバー支持部32と、後部壁34と、を備えている。
底面構成部28には、接触片C1a〜C10aを露出させるための計9個のコンタクト露出孔29と、切断ブリッジB1〜B18を露出させるための計18個の円形孔からなるブリッジ露出孔30と、が形成してある。下部ハウジング15の左側部の前端部を構成するカムバー支持部32の上面には下方に向かって凹むカムバー支持溝33が形成してある。下部ハウジング15の後端部を構成する後部壁34の左側部には前方に向かって突出するバネ支持用突起35が形成してある。さらに、図示するように左側部構成片17のスライダ支持部18は、底面構成部28(の左側縁部)に対して一段下方に位置している(左側部構成片17の上面と底面構成部28の上面の間には段差がある)。左側壁部19の右側面と底面構成部28の左側面とスライダ支持部18の上面とで囲まれた部分はスライド溝37を構成している。
アウトサート成形時においては、左側部構成片17、右側部構成片22、コンタクトC1〜C8、第一検知用端子C9、及び、第二検知用端子C10は、切断ブリッジB1〜B18によって互いに一体化しているので、左側部構成片17、右側部構成片22、コンタクトC1〜C8、第一検知用端子C9、及び、第二検知用端子C10がアウトサート以前の工程およびアウトサート成形工程(金型内)でばらけたり位置ずれしたりすることはない。
上記金型を開いて該金型から金属製一体部材16とインシュレータ27の一体物を取り出した後に、図示を省略した切断装置を用いて各ブリッジ露出孔30から露出する切断ブリッジB1〜B18を物理的に切断(切断ブリッジB1〜B18を二つに分断して、分断された二つの部位を互いに離間させる)すれば、図10(a)(b)に示す下部ハウジング15が得られる。図示するように下部ハウジング15の内部空間は左側壁部19、右側壁部24、後部壁34によって囲まれた収納部38となっている。
スライダ40はスライダ本体41と導通兼係合部材53を一体化したものである。
耐熱性の合成樹脂材からなるスライダ本体41は、前後方向に延び、かつ、スライド溝37に対して自身の下端部がスライド自在に係合する直線状部42と、直線状部42の後端部から右側に突出する当接用端部43と、を備えている。
直線状部42の上面の前部には、平面視で略ハート形状をなすハートカム溝44が凹設してある。ハートカム溝44はハート形凸部45の周囲に凹設した多数の段差を有する溝であり、その後部をなし前後方向に直線的に延びる初期係合部44aと、ハート形凸部45の右側に位置する押し込み時通過部44bと、ハート形凸部45の前端部に位置する保持部44cと、ハート形凸部45の左側に位置する戻り時通過部44d、とを有している。
スライダ本体41の後部の左半部には、後方に向かって延びる円柱状のバネ支持軸46が突設してある。当接用端部43の前面には、前後方向に延びる直線に対して直交する平面である非正規挿入時当接部48が形成してあり、非正規挿入時当接部48の右側には、平面視において非正規挿入時当接部48に対して傾斜する平面である正規挿入時当接部49が形成してある。またスライダ本体41の下面には、スライダ本体41の後端部からスライダ本体41の中央部にまで広がる下面取付溝50が凹設してあり、スライダ本体41の後端面には下面取付溝50の後端部と連続する後端取付溝51が凹設してある。また、スライダ本体41の後端部には上向きの係止突部52が突設してある。
金属製のプレス成形品である導通兼係合部材53は、略前後方向に延びる嵌合部54と、嵌合部54の後端の下縁部から右側に延びる底部55と、底部55の後縁部から上方に立ち上がる係合部56と、を備えている。係合部56の下縁部には抜止溝57が形成してあり、底部55と係合部56の接続縁部はR面となっている。
スライダ40は、導通兼係合部材53の嵌合部54及び底部55を下方から下面取付溝50に対して嵌合し、抜止溝57を上方から係止突部52に対して係合しながら係合部56を後端取付溝51に対して嵌合して、スライダ本体41と導通兼係合部材53を一体化することにより構成する。
スライダ40は、図6、図13、図17、図24等に示す初期位置と、図20に示す押込位置との間を、スライド溝37に沿って下部ハウジング15に対して前後方向にスライド可能である。さらに、スライダ40の後端部と後部壁34の左側部との間には圧縮コイルバネS1が自由状態より縮んだ(弾性変形した)状態で配設してある。圧縮コイルバネS1の前部にはバネ支持軸46が挿入してあり、圧縮コイルバネS1の後端部はバネ支持用突起35と係止している。そのため圧縮コイルバネS1からスライダ40に対して常に前向きの付勢力が及ぶので、スライダ40に対して圧縮コイルバネS1以外の外力が及ばないとき、スライダ40は初期位置に位置する。
金属製のカムバー60は、下部ハウジング15とスライダ本体41を連係する部材である。カムバー60はその前後両端部に下向きに屈曲する前端係合突部61と後端係合突部62を有している。前端係合突部61は下部ハウジング15(カムバー支持部32)のカムバー支持溝33に対して回転可能に係合しており、後端係合突部62はスライダ本体41のハートカム溝44に相対移動可能に係合している。
スライダ40、カムバー60、及び、圧縮コイルバネS1を収納する下部ハウジング15の上部は上部ハウジング65によって覆われている。
金属板のプレス成形品である上部ハウジング65の左右両側壁には計6つの係合孔66が形成してあり、各係合孔66を下部ハウジング15の対応する左側係止突起20と右側係止突起25に対して嵌合することにより、上部ハウジング65を下部ハウジング15に装着している。上部ハウジング65の天井面には6個の円形孔65aが穿設してあるので、各円形孔65aを通して下部ハウジング15内部、特にコンタクトC1〜C4、C7、C8の接触片C1a〜C4a、C7a、C8aの様子を視認することが可能である。さらに上部ハウジング65の左右両側面の前端部には内向き略水平のテール片65bが突設してある。
上部ハウジング65の上面の前側の左側角部近傍には、プレス成形時に成形されるカムバー付勢用板バネ67が設けてある。カムバー付勢用板バネ67は、その基端部(前端部)から後斜め下方に向かって延びる片持ち式の板バネであり、カムバー付勢用板バネ67は自由状態において上部ハウジング65の天井面より下方に位置している。カムバー付勢用板バネ67はカムバー60を常に下部ハウジング15の底面側(下向き)に向けて付勢しているため、カムバー60の前端係合突部61とカムバー支持溝33の係合状態、及び、後端係合突部62とハートカム溝44の係合状態が常に維持される。
上部ハウジング65の上面の略中央部には、共にプレス成形時に成形される中央孔73と、中央孔73の内部に位置するストッパ切換用板バネ68と、が設けてある。また、中央孔73にはストッパ切換用板バネ68の左右両側に位置する領域が存在し、この領域を通してコンタクトC5、C6の接触片C5a、C6aを視認可能である。
ストッパ切換用板バネ68は、その基端部(前端部)から後方に向かって延びる片持ち式の板バネであり、自由状態にあるときストッパ切換用板バネ68は、前部69が上部ハウジング65の天井部と同一平面上に位置し、かつ、後部70が上部ハウジング65の天井部より下方に位置するストッパ有効位置に位置する(図3、図15等を参照)。一方、被押圧部72が上方に押圧されると、ストッパ切換用板バネ68は上方に向けて弾性変形することにより図18、図21等に示すストッパ無効位置に移動する。
後部70の先端部(後端部)には左側に向かって突出するストッパ71が形成してある。図1、図14等に示すように、スライダ40が初期位置に位置しかつストッパ切換用板バネ68がストッパ有効位置に位置するとき、ストッパ71の平面からなる前面(規制面)に対して係合部56の後面が前方から係合するので(図16に示すように、このとき側面視でストッパ71が水平方向に対して僅かに傾斜するので、厳密には規制面の下縁部に対して係合部56の後面が前方から係合する)、スライダ40は初期位置に保持される(押込位置へのスライドが規制される)。
ストッパ切換用板バネ68及びストッパ71は、ストッパ切換用板バネ68がストッパ有効位置に位置しかつスライダ40の初期位置から押込位置への移動を規制している状態において、平面視でスライダ40及び係合部56と重複しない位置に存在している(図1、図5)。
さらに後部70の略中央部のストッパ71の前面より前方に位置する部位には、該中央部を切り欠くことにより形成した被押圧部72が設けてある。被押圧部72は、後部70に対して自身の基端部(前端部)から後斜め下方に向かって延びる突片であり、実質的に弾性変形不能である。
以上説明した構成のメモリカード用コネクタ10は、回路基板CB(図1、図7の仮想線参照)の上面(回路形成面)に実装する。具体的には、メモリカード用コネクタ10の上方に位置する吸引手段(図示略)によって上部ハウジング65の上面を吸着し、該吸引手段を移動させることによりコンタクトC1〜C8の各テール片C1b〜C8bを回路基板CB上の回路パターンに塗布した半田ペーストに載せ、第一検知用端子C9、及び、第二検知用端子C10のテール片C9b、C10bを回路基板CB上の挿入状態検出回路パターン(挿入状態検出回路)に塗布した半田ペーストに載せ、かつ、テール片65bを回路基板CB上の接地パターンに塗布した半田ペーストに載せ、リフロー炉において各半田ペーストを加熱溶融し、各テール片C1b〜C10b、65bを上記各パターンに半田付けする。
次に以上構成のメモリカード用コネクタ10にカードMCを挿脱するときの動作について説明する。
平面視略矩形をなすカードMCの下面には8つの端子MC1が形成してある。またカードMCの4つの角部のうちの一つ(図1、図2、図13〜図22の左後方の角部)は、当該角部を通る対角線に対して略直交する直線によって切り落とされた(切り欠かれた)切断角部MC2を構成しており、残りの角部は非切断角部MC3となっている。
メモリカード用コネクタ10にカードMCを挿入していない状態においては、圧縮コイルバネS1の付勢力によってスライダ40は初期位置に位置し、さらにカムバー60の後端係合突部62がハートカム溝44の初期係合部44aに係合する(図5、図6参照)。
この状態で正規姿勢(端子MC1が下方に位置し、左側後方の角部が切断角部MC2となる姿勢)としたカードMCをメモリカード用コネクタ10の前面開口部から収納部38内に挿入し(図13〜図16参照)、カードMCをさらに後方に押し込むと、カードMCの下面が接触片C1a〜C4aに当接し、さらに切断角部MC2がスライダ本体41(当接用端部43)の正規挿入時当接部49に当接するので、カードMCとスライダ40が一体化する(図17〜図19参照)。さらに、このときカードMCの上面の後端部(切断角部MC2の右側に位置する部分)が被押圧部72のストッパ71より前方に位置する部位に接触して当該部分を上方に押圧するので、ストッパ有効位置に位置していたストッパ切換用板バネ68が弾性変形してストッパ無効位置に移動する(図18参照)。ストッパ切換用板バネ68がストッパ無効位置に移動すると、それまで係合部56の後面と係合していたストッパ71が係合部56の上方に移動するので(図19参照)、スライダ40は初期位置から押込位置側へスライド可能になる。
従って、この状態からカードMCをさらに後方に押圧すると、スライダ40が圧縮コイルバネS1の付勢力に抗して(圧縮コイルバネS1を圧縮方向に弾性変形させながら)後方にスライドするので、初期係合部44aの中央部に係合していたカムバー60の後端係合突部62が初期係合部44aの前部及び押し込み時通過部44bをスライダ40に対して前方に相対移動する(初期係合部44aの前部と押し込み時通過部44bに対して順に係合する)。そして、カムバー60の後端係合突部62が押し込み時通過部44bの前端部(ハート形凸部45の前方に位置する部分)まで移動したときに、スライダ40は押込位置に到達する(図20〜図23参照)。
スライダ40が押込位置に到達した後にカードMCに対する後方への押圧力を解除すると、圧縮コイルバネS1の付勢力によって前方に押圧された(押し戻された)スライダ本体41の保持部44cがカムバー60の後端係合突部62に対して係合するので、スライダ40は押込位置に保持される(スライダ40の前方へのスライドが規制される)。スライダ40が押込位置に到達すると、カードMCの各端子MC1が対応するコンタクトC1〜C8(接触片C1a〜C8a)とそれぞれ接触するので、コンタクトC1〜C8を介してカードMCと回路基板CBが電気的に導通する。
さらに、スライダ40が押込位置まで移動すると、導通兼係合部材53の底部55が接触片C9a及び接触片C10aに接触する(接触片C9a及び接触片C10aを下方に弾性変形させる)ので(図23参照)、接触片C9aと接触片C10aが互いに電気的に導通する。すると回路基板CBに形成した上記挿入状態検出回路パターンが携帯端末の制御部に検知信号を送るので、該制御部は該携帯端末(メモリカード用コネクタ10)にカードMCが正しく挿入されたことを検知する。
スライダ40が押込位置に保持された状態で、カードMCを再度圧縮コイルバネS1の付勢力に抗して後方に押し込んだ後にカードMCに対する後方への押圧力を解除すると、圧縮コイルバネS1による前向きの付勢力により後端係合突部62が保持部44cから後方に離れた後に戻り時通過部44d側に移動し(係合し)、戻り時通過部44dを通って初期係合部44aの中央部まで自動的に移動する。従って、スライダ40は初期位置に復帰し(図17〜図19参照)、さらに導通兼係合部材53の底部55が接触片C9a及び接触片C10aから離間するので(接触片C9aと接触片C10aが非導通状態になるので)、上記制御部がこのことを検知する。
スライダ40が初期位置に復帰すると、ストッパ無効位置に位置していたストッパ切換用板バネ68が自身の弾性復帰力によってストッパ有効位置に移動(復帰)するので、ストッパ71の前面に対して係合部56の後面が前方から係合し、スライダ40の押込位置へのスライドが規制される(スライダ40が初期位置に保持される)。その結果、カードMCを手で掴んでメモリカード用コネクタ10から前方に引き出すことが可能になる。
次に、図24〜図26に示す非正規姿勢(端子MC1が上方に位置する姿勢)でカードMCをメモリカード用コネクタ10の前面開口部から収納部38に挿入した場合について説明する。
この場合は図示するように初期位置に位置するスライダ本体41(当接用端部43)の非正規挿入時当接部48に対してカードMCの非切断角部MC3(後端側の左側角部)の前面が当接し、カードMCとスライダ40が一体化する。このときのカードMCの後端位置は正規姿勢でカードMCを挿入したとき(図17参照)に比べて前方に位置するので、カードMCの上面の後端部は被押圧部72を上方に押圧しない(被押圧部72の前方に位置する。図25参照)。そのため、ストッパ切換用板バネ68がストッパ有効位置に位置し、ストッパ71が係合部56と当接し続けるので(図26参照)、スライダ40は初期位置から押込位置側へのスライドが規制されたままとなるので、この状態でカードMCを後方に押圧してもカードMC及びスライダ40が押込位置までスライドすることはなく、さらに導通兼係合部材53の底部55が接触片C9a及び接触片C10aに接触することもない。
なお、図24〜図26に示したのとは異なる態様の非正規姿勢(例えば、端子MC1が下方に位置し、かつ、切断角部MC2がカードMCの前端側に位置する姿勢)の場合も、カードMCをメモリカード用コネクタ10の収納部38に挿入するとスライダ本体41(当接用端部43)の非正規挿入時当接部48に対してカードMCの非切断角部MC3(後端側の左側角部)の前面が当接するので、この場合もスライダ40が初期位置から押込位置側へスライドすることはない。
以上説明したように本実施形態のメモリカード用コネクタ10は、カードMCをメモリカード用コネクタ10に対して傾斜させてハウジングに形成した孔に係合させるのではなく、ストッパ切換用板バネ68(被押圧部72及びストッパ71)を利用してスライダ40が初期位置から押込位置まで移動するのを規制することにより、非正規姿勢で挿入されたカードMCの端子MC1がコンタクトC1〜C8(接触片C1a〜C8a)と接触するのを確実に防止する。そのため、一つの角部に切り欠き(切断角部MC2)を有しかつ全体として略矩形状をなす様々な形状のメモリカードの誤挿入を防止できる。
また、ストッパ切換用板バネ68が自由状態にあるとき(カードMCをメモリカード用コネクタ10に挿入しないとき)、ストッパ切換用板バネ68全体が収納部38内に位置する(上部ハウジング65の上面より収納部38側に位置する)ので、メモリカード用コネクタ10全体を低背化できる。
さらに、メモリカード用コネクタ10は上部ハウジング65に設けたストッパ切換用板バネ68を利用した構造であるため、部品を増加させず構造が簡単である。
また、金属製のストッパ71と当接する導通兼係合部材53を金属製にしているので、ストッパ71と係合部56を当接させたり、又はストッパ71と係合部56が当接している状態でカードMCを強い力で押し込んでも、係合部56(導通兼係合部材53)とストッパ71(ストッパ切換用板バネ68)は共に破壊し難い。そのためカードMCの挿脱操作を繰り返し行っても、カードMCの誤挿入を確実に防止できる(メモリカード用コネクタ10を低背かつ小型にした結果、係合部56(導通兼係合部材53)とストッパ71(ストッパ切換用板バネ68)が小型化した場合も同様の効果を発揮可能である)。
さらに、導通兼係合部材53は、正規姿勢で挿入したカードMCと当接する機能だけでなく、第一検知用端子C9(接触片C9a)と第二検知用端子C10(接触片C10a)を導通させる機能も備えているので、正規姿勢で挿入したカードMCと当接する部材と、第一検知用端子C9(接触片C9a)と第二検知用端子C10(接触片C10a)を導通させる部材と、を互いに別部材とする場合に比べて、メモリカード用コネクタ10を簡単にかつ低コストで製造できる。
上部ハウジング65にストッパ切換用板バネ68を一体的に形成しているので、上部ハウジング65とストッパ切換用板バネ68を別部材とした場合に比べて、ストッパ切換用板バネ68を簡単にかつ低コストで製造することが可能である。
さらに、ストッパ切換用板バネ68は、基端部(前端部)から後方に向かって延びる形状としてあり、ストッパ切換用板バネ68の後端部(後端近傍部)にストッパ71と被押圧部72を形成している。そのためストッパ切換用板バネ68を、基端部(後端部)から前方に向かって延びる形状とし、かつ、ストッパ切換用板バネ68の前端部(前端近傍部)にストッパ71と被押圧部72を形成する場合に比べて、上部ハウジング65(及びメモリカード用コネクタ10)の前後寸法をコンパクトにすることが可能である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形を施しながら実施可能である。
例えば、micoSIMカードMC以外のメモリカード(例えば、microSDカード、SIMカードなど)を挿脱するためのメモリカード用コネクタに本発明を適用してもよい。またメモリカードの形状は、一つの角部を切り欠くことにより切断角部とし、残りの角部を(切り欠かない)非切断角部とした略矩形であれば、図示形状とは異なる形状であってもよい。
さらに、メモリカード用コネクタ10を携帯端末以外の機器(例えば、PDA、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等)に実装してもよい。
さらに、スライダ本体41と導通兼係合部材53を一体成形(例えばインサート成形)することによりスライダ40を構成したり、スライダ40全体を同一材料(例えば、樹脂や金属など)により一体成形してもよい。
また、上部ハウジング65とストッパ切換用板バネ68(及び、後述するストッパ切換用板バネ68’)を別体として成形した後に、ストッパ切換用板バネ68(ストッパ切換用板バネ68’)の基端部を上部ハウジング65に固定してもよいし、ストッパ71(71’)や被押圧部72(被押圧部68a)をストッパ切換用板バネ68(ストッパ切換用板バネ68’)と別体として成形した後に、ストッパ71(71’)や被押圧部72(被押圧部68a)をストッパ切換用板バネ68(ストッパ切換用板バネ68’)に固定してもよい。
また、被押圧部72を、メモリカードによって押圧されたときに(多少)弾性変形する構造としてもよい。
さらにストッパ切換用板バネを切り欠かずにストッパ切換用板バネの一部を被押圧部として利用してもよい。
図27〜図31はこの技術思想を適用した変形例であり、このストッパ切換用板バネ68’は、自由状態において水平をなす(上部ハウジング65の天井部と同一平面上に位置する)前部69と、前部69の後縁部全体から後斜め下方に向かって延びる被押圧部68aと、被押圧部68aの後縁部から後方に延びかつ自由状態において水平をなす後部70’と、を有している。後部70’の先端部(後端部)には左側に向かって突出するストッパ71’が形成してある(被押圧部68aはストッパ71’の前面より前方に位置している)。ストッパ切換用板バネ68’が自由状態にあるとき、ストッパ71’の平面からなる前面(規制面)は前後方向に対して直交する。さらにスライダ40が初期位置に位置しかつストッパ切換用板バネ68’がストッパ有効位置に位置するとき、係合部56の後面がストッパ71’の平面からなる前面(規制面)に対して前方から面接触(係合)する(図29参照)。
ストッパ切換用板バネ68’を備えるメモリカード用コネクタ10に対して正規姿勢のカードMCを挿入し(図28参照)、切断角部MC2がスライダ本体41(当接用端部43)の正規挿入時当接部49に当接すると、カードMCの上面の後端部(切断角部MC2の右側に位置する部分)が被押圧部68aを上方に押圧するので、ストッパ有効位置に位置していたストッパ切換用板バネ68’が弾性変形してストッパ無効位置に移動する(図30参照)。するとそれまで係合部56の後面と係合していたストッパ71’が係合部56の上方に移動するので(図30参照。図30にストッパ71’は図示されていないがストッパ71’は後部70’の先端部と同じ高さまで移動する)、スライダ40は初期位置から押込位置側へスライド可能になる。
一方、非正規姿勢でカードMCをメモリカード用コネクタ10に挿入した場合は、図31に示すように、初期位置に位置するスライダ本体41(当接用端部43)の非正規挿入時当接部48に対してカードMCの非切断角部MC3が当接し、カードMCとスライダ40が一体化する。このときのカードMCの後端位置は正規姿勢でカードMCを挿入したときに比べて前方に位置するので、カードMCの上面の後端部は被押圧部68aを上方に押圧しない(被押圧部68aの前方に位置する。図31参照)。そのため、ストッパ切換用板バネ68’はストッパ有効位置に位置し、ストッパ71’が係合部56と当接し続ける。そのため、スライダ40は初期位置から押込位置側へのスライドが規制されたままとなるので、この状態でカードMCを後方に押圧してもカードMC及びスライダ40が押込位置までスライドすることはない。
この変形例のメモリカード用コネクタ10も上記実施形態と同様の作用効果を発揮可能です。
さらに当該変形例のメモリカード用コネクタ10は、ストッパ切換用板バネ68’を切り欠いておらず、しかも被押圧部68aをストッパ切換用板バネ68’の左右幅全体に渡って形成してあるので、メモリカード用コネクタ10がより小型化されたとしても、ストッパ切換用板バネ68’の機械的強度を確保できる。
また被押圧部68aの左右幅が被押圧部72より大きいので、カードMCを正規姿勢でメモリカード用コネクタ10に挿入したときに、カードMCを被押圧部68aに対して確実に当接させることが可能である。
さらにストッパ切換用板バネ68’がストッパ有効位置に位置するとき(自由状態にあるとき)、係合部56の後面がストッパ71’の前面(規制面)に対して面接触状態で係合するので、スライダ40(係合部56)の後方へのスライドをより確実に規制できる。
なお、ストッパ切換用板バネ68’の被押圧部68aを、前部69の後縁部から下方に向かって延びる形状としてもよい。
さらに、被押圧部68aをストッパ切換用板バネ68’の左右幅全体に渡って形成する必要はなく、被押圧部68aの前縁部を前部69の後縁部より狭幅にしてもよい。
ストッパ切換用板バネ68がストッパ有効位置に位置するときに(自由状態にあるときに)、ストッパ71の平面からなる前面(規制面)が前後方向に対して直交するようにストッパ71を構成してもよい。
ストッパ切換用板バネ68、68’の上面を下方(斜め下方を含む)に向けて凹ませることにより、被押圧部72や被押圧部68aに相当する部位を形成してもよい。
さらに被押圧部72全体をストッパ71の前面より前方に位置させる必要はなく、正規姿勢のメモリカードをメモリカード用コネクタに挿入したときに、メモリカードの上面の後端部が接触する(被押圧部72の)部位をストッパ71の前面より前方に位置させた上で、被押圧部72の後端部をストッパ71の前面より後方に位置させてもよい。
さらに、ストッパ切換用板バネ68のストッパ71と被押圧部72の前後位置を逆にしてもよい。
10 メモリカード用コネクタ
15 下部ハウジング(ハウジング)
16 金属製一体部材
17 左側部構成片
18 スライダ支持部
19 左側壁部
20 左側係止突起
22 右側部構成片
23 底部構成部
24 右側壁部
25 右側係止突起
27 インシュレータ
28 底面構成部
29 コンタクト露出孔
30 ブリッジ露出孔
32 カムバー支持部
33 カムバー支持溝
34 後部壁
35 バネ支持用突起
37 スライド溝
38 収納部
40 スライダ
41 スライダ本体
42 直線状部
43 当接用端部
44 ハートカム溝
44a 初期係合部
44b 押し込み時通過部
44c 保持部
44d 戻り時通過部
45 ハート形凸部
46 バネ支持軸
48 非正規挿入時当接部
49 正規挿入時当接部
50 下面取付溝
51 後端取付溝
52 係止突部
53 導通兼係合部材
54 嵌合部
55 底部
56 係合部
57 抜止溝
60 カムバー
61 前端係合突部
62 後端係合突部
65 上部ハウジング(ハウジング)
65a 円形孔
65b テール片
66 係合孔
67 カムバー付勢用板バネ
68 68’ ストッパ切換用板バネ
68a 被押圧部
69 前部
70 70’ 後部
71 71’ ストッパ
72 被押圧部
73 中央孔
B1〜B18 切断ブリッジ
C1〜C8 コンタクト
C1a〜C8a 接触片
C1b〜C8b テール片
C9 第一検知用端子
C10 第二検知用端子
C9a C10a 接触片
C9b C10b テール片
CB 回路基板
MC microSIMカード(メモリカード)
MC1 端子
MC2 切断角部
MC3 非切断角部
S1 圧縮コイルバネ

Claims (8)

  1. 一つの角部を切り欠くことにより切断角部を構成し残りの角部が非切断角部を構成する略矩形のメモリカードを挿脱可能な収納部、及び、該収納部に挿入したメモリカードの端子と電気的に導通するコンタクト、を有するハウジングと、
    上記メモリカードと一緒に上記収納部内を、上記メモリカードが上記収納部の外側にあるときの位置である初期位置と、上記カードと一緒に上記収納部の奥側に押し込まれた押込位置との間でスライド可能なスライダと、
    該スライダに設けた、上記メモリカードを正規姿勢で上記収納部に挿入したときに上記切断角部が当接する正規挿入時当接部、及び、上記メモリカードを非正規姿勢で上記収納部に挿入したときに上記非切断角部が当接する非正規挿入時当接部と、
    上記ハウジングに固定した、上記初期位置に位置する上記スライダの上記正規挿入時当接部に上記切断角部が当接したときは、上記メモリカードによって被押圧部が押圧されることによりストッパ無効位置に位置し、上記初期位置に位置する上記スライダの上記非正規挿入時当接部に上記非切断角部が当接したときは、上記メモリカードが上記被押圧部と干渉せずストッパ有効位置に位置するストッパ切換用板バネと、
    上記ストッパ切換用板バネに設けた、該ストッパ切換用板バネが上記ストッパ無効位置に位置するときは上記スライダが上記初期位置から上記押込位置まで移動するのを許容し、該ストッパ切換用板バネが上記ストッパ有効位置に位置するときは上記スライダが上記初期位置から上記押込位置まで移動するのを規制するストッパと、
    を備え、
    上記ストッパ切換用板バネが自由状態にあるとき、該ストッパ切換用板バネ及び上記ストッパが上記ハウジングの表面より上記収納部側に位置すること、及び
    上記ストッパ切換用板バネ及び上記ストッパは、上記ストッパ切換用板バネが上記ストッパ有効位置に位置しかつ上記ストッパが上記スライダの初期位置から押込位置への移動を規制している状態において、平面視で、上記スライダと重複しない位置に存在すること、
    を特徴とするメモリカード用コネクタ。
  2. 請求項1記載のメモリカード用コネクタにおいて、
    上記被押圧部の上記メモリカードによって押圧される部分が、上記ストッパより上記メモリカードの脱出方向側に位置するメモリカード用コネクタ。
  3. 請求項2記載のメモリカード用コネクタにおいて、
    片持ち状のバネである上記ストッパ切換用板バネの長手方向の中間部に、上記メモリカードに近づく方向に延びる上記被押圧部を形成したメモリカード用コネクタ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のメモリカード用コネクタにおいて、
    上記ストッパ切換用板バネが上記ストッパ有効位置に位置するときに上記スライダが上記初期位置から上記押込位置まで移動するのを規制し、かつ、上記ストッパ切換用板バネが自由状態にあるときに上記メモリカードの挿脱方向に対して直交する平面からなる規制面を、上記ストッパに形成したメモリカード用コネクタ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載のメモリカード用コネクタにおいて、
    上記スライダが、上記ストッパ切換用板バネが上記ストッパ有効位置に位置するときに上記ストッパと当接する金属製の係合部を備えるメモリカード用コネクタ。
  6. 請求項5記載のメモリカード用コネクタにおいて、
    上記ハウジングが、共に挿入状態検出回路に接続しかつ互いに離間する第一検知用端子及び第二検知用端子を具備し、
    上記スライダが上記押込位置まで移動したときに、上記係合部が上記第一検知用端子及び上記第二検知用端子に接触して該第一検知用端子と第二検知用端子を導通させるメモリカード用コネクタ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項記載のメモリカード用コネクタにおいて、
    上記ハウジングが、
    上面が開口する下部ハウジングと、
    下面が開口し、上記下部ハウジングの上記上面開口を塞いだ状態で該下部ハウジングに固定する金属製の上部ハウジングと、
    を備え、
    上記上部ハウジングの一部に、金属製の上記ストッパ切換用板バネ及び上記ストッパを一体的に成形したメモリカード用コネクタ。
  8. 請求項1から7のいずれか1項記載のメモリカード用コネクタにおいて、
    上記ストッパ切換用板バネが、基端部から上記メモリカードの挿入方向に向かって延びる片持ち状のストッパ切換用板バネであり、
    該ストッパ切換用板バネの先端近傍部又は先端部に上記被押圧部及び上記ストッパを形成したメモリカード用コネクタ。
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