JP5735770B2 - エスカレーター等における逆進防止装置 - Google Patents

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本発明は、視覚障害者がエスカレーター又は動く歩道の降り口を乗り口と誤認して進入することを防止するための装置に関する。
視覚障害者がエスカレーター又は動く歩道を利用する場合、危険を伴う。例えば、エスカレーター等の位置が分かり難いことや、乗り口と降り口の識別が難しいことが、大きな問題である。
特許文献1の乗客コンベア装置では、エスカレーター等の乗り口にセンサを取付け、乗り口において利用者を検知したときには、注意放送を所定時間行うように制御する。
また、特許文献2のエスカレーターでは、乗り口と降り口の床上にそれぞれ異なる形状の突起を形成して乗り口か降り口かを識別できるようにしている。
特開2006−76674号公報 特開2004−161455号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、誤って降り口側から進入しようとする視覚障害者に対しては全く対処できない。また、特許文献2の手法は、各エスカレーターの乗降口の双方の床に加工を施す必要があり、相当のコストがかかる上、比較的大きな突起であるため、視覚障害者以外の利用者がつまずくおそれもある。
以上の現状に鑑み、本発明は、視覚障害者がエスカレーター等の降り口を乗り口と誤認して進入することを防止する、エスカレーター等における逆進防止装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を提供する。括弧内の数字は後述する図面中の符号であり、参考のために付する。
本発明の第1の態様は、エスカレーター(4)等の降り口側に設置される逆進防止装置(1)であって、降り口側の通路に沿って順方向に所定の間隔をもって配置された第1のセンサ(21)と第2のセンサ(22)を具備するセンサ部(2)と、前記第1のセンサ(21)及び前記第2のセンサ(22)からの検知信号を受信可能な制御部(23)と、前記制御部(23)からの制御により音響警報を発する警報部(24)と、を備え、前記制御部(23)は、前記第1センサ(21)から先に検知信号を受信した後に前記第2のセンサ(22)から検知信号を受信した場合には利用者が順方向に進んでいると判断する一方、前記第2のセンサ(22)から先に検知信号を受信した後に前記第1のセンサ(21)から検知信号を受信した場合には利用者が逆方向に進んでいると判断する第1の手段と、利用者が逆方向に進んでいると判断した場合には前記警報部(24)に対し音響警報を発するように制御する第2の手段と、を有することを特徴とする。。
上記の態様において、前記制御部(23)における前記判断手段は、前記第1センサ(21)から先に検知信号を受信した後であって前記第1のセンサ(21)の前記検知信号が持続している間に前記第2のセンサ(22)からの検知信号を受信した場合、又は、前記第2センサ(22)から先に検知信号を受信した後であって前記第2のセンサ(22)の前記検知信号が持続している間に前記第1のセンサ(21)からの検知信号を受信した場合にのみ、判断を行うことが好適である。
上記の態様において、前記逆進防止装置(1)が、前記センサ部(2)を床上の所定の高さに設置するべく床上に起立する支持部(3)を備え、前記支持部(3)は床に対して着脱可能であることが好適である。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様における逆進防止装置に加え、前記エスカレーター(4)の乗り口側又は降り口側のいずれか又は双方において前記エスカレーター(4)の側壁外面(42)に取り付けられ、複数のLED素子(71a)をベルト(41)の方向に沿って配列させたLED方向指示装置(7)を備え、前記複数のLED素子(71a)の各々の点滅制御は、点灯状態の部分が順方向に移動するように制御されることを特徴とする。
本発明による逆進防止装置は、エスカレーター又は動く歩道など、人間用の自動搬送装置に適用可能である。以下、エスカレーターへ適用した場合を例として説明する。
エスカレーターにおける逆進防止装置は、降り口側に設置され、一対のセンサからなるセンサ部と、これらのセンサからの検知信号を受信する制御部と、制御部により制御される警報部とを備えている。第1のセンサと第2のセンサは、エスカレーターの降り口の通路に沿って順方向に所定の間隔をもって配置されている。すなわち、エスカレーターの降り口に対して第1のセンサの方が近く、第2のセンサの方が遠い。従って、エスカレーターから降りてきた利用者は、先ず第1のセンサにより検知され、次に第2のセンサにより検知される。このような利用者の順方向の移動は、正常な行動である。これに対し、誤ってエスカレーターの降り口側に進入しようとした場合は、先ず第2のセンサにより検知され、次に第1のセンサにより検知される。このような利用者の逆方向の移動は、制御部により異常と判断される。異常と判断した制御部は、警報部に対し音響警報を発するように制御を行う。これにより、降り口側からエスカレーターに進入することを防止できる。
第1のセンサと第2のセンサは、所定の間隔をもって配置されている。この間隔を利用することにより、人間以外の物体による誤動作を防止できる。検知対象とする人体の幅に対して、一対のセンサの間隔を適切に設定することにより、この間隔よりも幅の小さい物体は、検知対象から外すことができる。具体的には、第1センサから先に検知信号を受信したときは、この第1のセンサの検知信号が持続している間に第2のセンサからの検知信号を受信した場合にのみ、検知したと判断する。又は、第2センサから先に検知信号を受信したときは、この第2のセンサの検知信号が持続している間に第1のセンサからの検知信号を受信した場合にのみ、検知したと判断する。
本発明による逆進防止装置は、支持部により床上の適切な高さに設置可能である。この支持部を、床に対して着脱可能とすることにより、逆進防止装置を持ち運んで別の場所に移動させることができる。例えば、エスカレーターでは、ときに進行方向を逆転させる場合があり、乗り口と降り口が逆になる。そのようなときにも、逆進防止装置を簡単に移動させることができる。
上記の逆進防止装置に加えて、乗り口側又は降り口側のいずれか又は双方において、ベルトに沿ってLED方向指示装置を設置することにより、一般の利用者にも便利となる。このLED方向指示装置では、複数のLED表示素子をベルトの方向に沿って配列し、点灯状態の部分が順方向に移動するように点滅制御する。これにより、どちらの方向に動くエスカレーター等であるかを容易に見分けることができる。
(a)(b)は、本発明による逆進防止装置を昇り及び降りの各エスカレーターにそれぞれ設置した状況を示す図である。 逆進防止装置の構成及び動作を示す図である。 (a)(b)は、各センサから受信した検知信号に基づいて制御部が行う処理動作を模式的に示す図である。 (a)(b)は、各センサから受信した検知信号に基づいて制御部が行う別の処理動作を模式的に示す図である。 (a)(b)は、図1〜図4で説明した本発明の逆進防止装置と組み合わせて使用可能な方向指示装置を示す図である。 (a)は、エスカレーターの左右双方のベルトに沿って設置された一対のLED表示ユニットと、表示制御部とを含む、LED方向指示装置の全体構成を示した図であり、(b)は、LED表示ユニットの一部を示す下面図である。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。
本発明によるエスカレーター等における逆進防止装置は、エスカレーター又は動く歩道など、人間用の自動搬送装置に適用可能である。以下、主としてエスカレーターへの適用例に基づいて説明するが、動く歩道の場合も全く同様に適用可能である。
図1(a)(b)は、本発明による逆進防止装置1をエスカレーター4に設置した状況を示す図である。(a)は、昇りエスカレーター4の降り口側の通路に設置した場合であり、(b)は降りエスカレーター4の降り口側の通路に設置した場合である。白矢印は、エスカレーター4及び利用者5の正常な進行方向、すなわち順方向を示す。網かけ矢印は、誤った進行方向、すなわち逆方向を示す。
逆進防止装置1の設置される降り口側の通路とは、エスカレーター4の降り口の近傍であって厳密には通行の妨げとならない通路脇の位置である。逆進防止装置1は、床に固定された適宜の支持部3における適切な高さに取り付けられる。例えば、平均的な身長の大人の腰部又は胴部の高さとする。逆進防止装置1は、適宜の筐体内に収容されたセンサ部2と警報部24を備えており、センサ部2が通路側を向くように設置される。
支持部3は、逆進防止装置1を床上の適切な高さに設置するべく床上に起立している。支持部3は、装置稼働時には床に固定されるが、床に対して着脱可能であれば好適である。様々な理由により、例えば、図1(a)の昇りエスカレーターの進行方向を逆転させて降りエスカレーターに切り替えることがある。このような場合、それまでの降り口が乗り口となり、乗り口が降り口となる。そこで、支持部3を床から取り外し、新たな降り口に持ち運び、再び固定すればよい。
別の実施例として、頻繁に進行方向を逆転するようなエスカレーターの場合、双方の乗降口にそれぞれ逆進防止装置1を予め設置してもよい。そして、降り口となる方の逆進防止装置のみを稼働させ、乗り口となる方の逆進防止装置は停止させておく。
図2は、逆進防止装置1の構成及び動作を示す図である。逆進防止装置1の主要な構成要素は、センサ部2、制御部23、警報部24及び電源部25である。センサ部2は、第1のセンサ21と、第2のセンサ22とから構成される。各センサは、物体・人体検知センサである。このようなセンサとしては、光学式、温度式、超音波式等、種々の原理に基づくものが知られているが、本発明は、歩く人体を対象としているから、これに適したものを選択する。例えば、投光部から赤外線等の信号光を発射し、検出物体によって反射する光を受光部で検出する光電センサが好適である。この信号光は、1本の線状に照射されるため、感知範囲は、センサ正面の一点に限定される。
第1のセンサ21と第2のセンサ22は、エスカレーター4の降り口の通路に沿って順方向に配置されている。すなわち、エスカレーター4の降り口に対して第1のセンサ21の方が近く、第2のセンサ22の方が遠くなるように配置されている。各センサの信号光は、通路を横切るように照射される。第1のセンサ21と第2のセンサ22は、所定の間隔Wをもって配置される。間隔Wは、例えば、10cm程度である。各センサの検出可能距離Lは、例えば、0.2〜2mである。これは、検知対象である利用者を確実に検知でき、かつ、検知対象でない物体を検知しないような範囲に設定する。
制御部23は、第1及び第2のセンサ21、22の各々から出力された検知信号を受信する。受信した検知信号に基づいて、利用者が順方向に移動しているか、逆方向に移動しているかを判断する。逆方向に移動していると判断した場合には、警報部24に対して警報を発するように制御信号を送信する。制御部23は、好適には、CPUとメモリを具備するマイクロコンピュータであり、適宜のプログラムにより制御部としての機能を実行する。
警報部24は、制御部23の制御により音響警報を発生する。例えば、ブザー等の警報音やメッセージ音声である。メモリに複数の音質やメッセージ内容を記憶しておき、変更可能としてもよい。音量を適宜設定できるようにボリュームを設けてもよい。この音響警報の持続時間は、例えば、予め設定された時間とし、その後、自動的に停止するようにしてもよい。
電源部25は、制御部23及び警報部24等の装置内部機器に対して電力を供給する。図示の例では、装置内部に収容された内蔵電源であるが、外部から電源を供給してもよい。
図3(a)(b)は、各センサから受信した検知信号に基づいて制御部が行う処理動作を模式的に示す図である。(a)は、利用者が順方向に移動している場合、(b)は、利用者が逆方向に移動している場合である。
図3(a)では、双方のセンサともオフの状態が予め設定された時間以上持続した後、先ず、第1のセンサがオンとなる。つまり、制御部は第1のセンサからの検知信号を受信する。この時点で、制御部は検知処理を開始する。次に、第2のセンサがオンとなり、制御部は第2のセンサからの検知信号を受信する。このとき、第1のセンサはオン状態が続いている。このことは、図2に示した第1のセンサと第2のセンサの間隔Wよりも大きい幅をもつ物体が検知されたことを意味する。この第2のセンサのオンを検知した時点で、制御部は、利用者が順方向に移動していると判断する。利用者が順方向に移動している場合には、制御部は、警報部に対する制御を行わない。
順方向移動を判断した後、複数の利用者が続けてセンサの感知範囲に入り検知される場合がある。このような場合は、制御部は判断及び制御を行わない。そして、再び双方のセンサともオフ状態となり、予め設定した時間が経過した後、次回の検知のための準備段階すなわちリセット状態となる。
図3(b)では、双方のセンサともオフの状態が予め設定された時間以上持続した後、先ず、第2のセンサがオンとなる。つまり、制御部は第2のセンサからの検知信号を受信する。この時点で、制御部は検知処理を開始する。次に、第1のセンサがオンとなり、制御部は第1のセンサからの検知信号を受信する。このとき、第2のセンサはオン状態が続いている。このことは、図2に示した第1のセンサと第2のセンサの間隔Wよりも大きい幅をもつ物体が検知されたことを意味する。この第1のセンサのオンを検知した時点で、制御部は、利用者が逆方向に移動していると判断する。利用者が逆方向に移動している場合には、制御部は、警報部に対する制御を行う。これにより、警報部は、音響警報を発する。そして、再び双方のセンサともオフ状態となり、予め設定した時間が経過した後、次回の検知のための準備段階すなわちリセット状態となる。
図4(a)(b)は、各センサから受信した検知信号に基づいて制御部が行う別の処理動作を模式的に示す図である。(a)は順方向に、(b)は逆方向に、検知対象でない物体が移動した場合に対応する。
図4(a)では、双方のセンサともオフの状態が予め設定された時間以上持続した後、先ず、第1のセンサがオンとなり、制御部は検知処理を開始する。続いて、第1のセンサがオフに戻る。この時点で、第2のセンサはオフのままである。この場合、制御部は、検知処理を終了する。その後、第2のセンサがオンオフしても無視される。
図4(b)では、双方のセンサともオフの状態が予め設定された時間以上持続した後、先ず、第2のセンサがオンとなり、制御部は検知処理を開始する。続いて、第2のセンサがオフに戻る。この時点で、第1のセンサはオフのままである。この場合、制御部は、検知処理を終了する。その後、第2のセンサがオンオフしても無視される。
図4(a)(b)のような検知信号は、図2に示した間隔Wよりも小さい幅をもつ物体が通過した場合や、一方のセンサのみに検知された後、直ぐに引き返した場合などに相当する。このような場合は、本発明の逆進防止装置の検知対象ではないため、検知しない。
図5(a)(b)は、図1〜図4で説明した本発明の逆進防止装置1と組み合わせて使用可能なLED方向指示装置7を示す図である。(a)は、エスカレーター4の一部を示す側面図であり、(b)は、(a)のA断面図である。
図5(a)に示すように、LED方向指示装置7は、エスカレーター4の左右の側壁外面42に取り付けられる。乗り口及び降り口のいずれか一方または双方に取り付けてもよい。好適には、乗り口又は降り口の近傍においてベルト41が水平方向から傾斜方向へと曲がる領域に取り付けると、角度が付けられるために見易くなって好ましい。LED方向指示装置7は、適宜のケース72内に収容されており、ケース72がエスカレーター4に取り付けられる。LED表示ユニット71の発光を視認できるように、少なくともLED表示ユニット71の周囲部分においては、ケース7が透明材料で形成されている。図示の例では、LED表示ユニット71は帯形状であり、長手方向がベルト41に沿うように、すなわちベルト41と同様に曲げられて配置されている。LED表示ユニット71は、例えば、長さ2m程度、幅20mm程度である。LED表示ユニット71の下面には、複数のLED素子71aを設けている。複数のLED素子71aは、2列に並んでいるが、各列がそれぞれやや外側に向くように傾斜している。LEDは極めて高輝度であるので、直視されないように下向きとされている。
図6(a)は、エスカレーターの左右双方のベルトに沿って設置された一対のLED表示ユニット71、71と、表示制御部73とを含む、LED方向指示装置の全体構成を示した図である。(b)は、LED表示ユニット71の一部を示す下面図であり、LED素子71aの点滅表示パターンの例を示している。複数のLED素子71aは、例えば、4個2列の8個が1枚のプレートに実装され、20〜25枚のプレートが長手方向に連結されている。表示制御部73は、CPU及びメモリを具備するマイクロコンピュータであり、所定のプログラムによって各LED素子71aの点滅を制御することにより、所定の動的な表示パターンを生成する。電力は、通常、外部AC電源から供給する。
図6(b)の上側パターンは、長手方向に6個点灯6個消灯を繰り返す表示パターンであり、下側パターンは、長手方向に3個点灯4個消灯を繰り返す表示パターンである。いずれも、エスカレーターの順方向に向かって点灯状態の部分が移動するように制御される。これにより、エスカレーターがいずれの方向に動いているかを容易に視認できる。
1 逆進防止装置
2 センサ部
21 第1のセンサ
22 第2のセンサ
23 制御部
24 警報部
25 電源部
3 支持部
4 エスカレーター
41 ベルト
42 側壁外面
5 利用者
7 LED方向指示装置
71 LED表示ユニット
71a LED素子
72 ケース
73 表示制御部

Claims (3)

  1. エスカレーター(4)等の降り口側に設置される逆進防止装置(1)であって、
    降り口側の通路に沿って順方向に所定の間隔をもって配置された第1のセンサ(21)と第2のセンサ(22)を具備するセンサ部(2)と、
    前記第1のセンサ(21)及び前記第2のセンサ(22)からの検知信号を受信可能な制御部(23)と、
    前記制御部(23)からの制御により音響警報を発する警報部(24)と、を備え、
    前記制御部(23)は、前記第1センサ(21)から先に検知信号を受信した後に前記第2のセンサ(22)から検知信号を受信した場合には利用者が順方向に進んでいると判断する一方、前記第2のセンサ(22)から先に検知信号を受信した後に前記第1のセンサ(21)から検知信号を受信した場合には利用者が逆方向に進んでいると判断する第1の手段と、利用者が逆方向に進んでいると判断した場合には前記警報部(24)に対し音響警報を発するように制御する第2の手段と、を有し、
    前記制御部(23)における前記第1の手段は、前記第1センサ(21)から先に検知信号を受信した後であって前記第1のセンサ(21)の前記検知信号が持続している間に前記第2のセンサ(22)からの検知信号を受信した場合、又は、前記第2センサ(22)から先に検知信号を受信した後であって前記第2のセンサ(22)の前記検知信号が持続している間に前記第1のセンサ(21)からの検知信号を受信した場合にのみ、判断を行うことを特徴とする
    エスカレーター等における逆進防止装置。
  2. 前記逆進防止装置(1)が、前記センサ部(2)を床上の所定の高さに設置するべく床上に起立する支持部(3)を備え、前記支持部(3)は床に対して脱着可能であることを特徴とする請求項1に記載のエスカレーター等における逆進防止装置。
  3. 請求項1又は2における逆進防止装置に加え、前記エスカレーター(4)の乗り口側又は降り口側のいずれか又は双方において前記エスカレーター(4)の側壁外面(42)の、ベルト(41)が水平方向から傾斜方向へと曲がる領域に取り付けられ、複数のLED素子(71a)を前記ベルト(41)の方向に沿って配列させたLED方向指示装置(7)を備え、前記複数のLED素子(71a)の各々の点滅制御は、点灯状態の部分が順方向に移動するように制御されることを特徴とするエスカレーター等における逆進防止装置。
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