JP5729476B2 - 撮影装置、および撮影支援プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮影を支援する撮影装置、撮影支援プログラム、情報提供方法、および情報提供プログラムに関する。
従来から、圃場で栽培されている農作物の生育状況を把握する材料として、農作物を撮影した写真が用いられている。例えば、大規模農場の経営者は、従業員が現場で撮影した写真から農作物の生育状況を把握することにより、農作物の生育状況に合った対応策を検討する。
関連する先行技術として、工事記録写真の撮影を支援するものがある。例えば、各撮影箇所に撮影番号が付記された地図、撮影番号ごとの撮影指示、撮影番号ごとの写真見出し項目を記憶する各種メモリを有し、入力される地図呼出し信号に基づいて地図を、撮影番号に基づいて撮影指示または写真見出し項目を表示する技術がある(例えば、下記特許文献1参照。)。
また、写真撮影において予め設定された複数の構図の中から一の構図を選択する技術がある。例えば、予め設定された撮影のための構図を選択キーと対応付けて格納するメモリを有し、選択キーが押されると、押された選択キーに対応する構図をメモリから選択して表示部に表示させる技術がある(例えば、下記特許文献2参照。)。
特開平6−194738号公報 特開平11−24153号公報
しかしながら、上述した従来技術では、圃場で栽培されている農作物を撮影する際に、撮影者がどこを重視して撮影すればよいのか分からず、撮影された写真が農作物の生育状況を把握する材料として不適切なものとなってしまう場合があるという問題がある。
例えば、同一の圃場であっても栽培中の作物の種別(例えば、品目、品種、作型)ごとに、撮影時に着目すべき箇所が異なる場合がある。このため、熟練度の低い作業者は、農作物のどこを重視して撮影すればよいのか判断できず、農作物の生育状況を把握する材料として適切な写真を撮影することが難しい場合がある。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、作物の撮影を支援することができる撮影装置、撮影支援プログラム、情報提供方法、および情報提供プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面によれば、作物を撮影する際の撮影画像の構図を示す情報を前記作物に対して複数記憶する記憶部の中から、圃場に関する情報に基づいて決定された該構図を示す情報を取得し、表示部を制御して、取得した前記構図を示す情報を表示する撮影装置および撮影支援プログラムが提案される。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面によれば、撮影対象とする圃場を特定可能な情報を、通信可能に接続された撮影装置から受信し、作物を撮影する際の撮影画像の構図を示す情報を前記作物に対して複数記憶する記憶部の中から、受信した前記情報に基づいて特定された圃場に基づいて、該構図を示す情報を抽出し、抽出した前記構図を示す情報を前記撮影装置に送信する情報提供方法および情報提供プログラムが提案される。
本発明の一側面によれば、作物の撮影を支援することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる撮影支援方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、実施の形態1にかかる撮影支援システム200のシステム構成例を示す説明図である。 図3は、撮影装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、情報提供装置102等のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図5は、構図DB130の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、圃場DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、撮影画像DB230の記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、実施の形態1にかかる撮影装置101の機能的構成を示すブロック図である。 図9は、ファインダ画面FSの画面例を示す説明図(その1)である。 図10は、ファインダ画面FSの画面例を示す説明図(その2)である。 図11は、ファインダ画面FSの画面例を示す説明図(その3)である。 図12は、ファインダ画面FSの画面例を示す説明図(その4)である。 図13は、実施の形態1にかかる情報提供装置102の機能的構成を示すブロック図である。 図14は、作業予定情報の具体例を示す説明図である。 図15は、見回り結果一覧画面1500の画面例を示す説明図である。 図16は、実施の形態1にかかる撮影装置101の撮影支援処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 図17は、実施の形態1にかかる撮影装置101の撮影支援処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。 図18は、実施の形態1にかかる情報提供装置102の情報提供処理手順の一例を示すフローチャートである。 図19は、構図情報抽出処理の具体的処理手順の一例を示すフローチャートである。 図20は、実施の形態2にかかる撮影装置101の機能的構成を示すブロック図である。 図21は、実施の形態2にかかる撮影装置101の撮影支援処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる撮影装置、撮影支援プログラム、情報提供方法、および情報提供プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる撮影支援方法の一実施例を示す説明図である。図1において、撮影装置101は、作業者Wが使用する可搬型のコンピュータである。撮影装置101は、ディスプレイ110とカメラ120とを有する。ディスプレイ110は、撮影装置101の画面出力部として動作することも、カメラ120のファインダ画面としても動作することもできる。ディスプレイ110は、被写体を表示する。カメラ120は、ディスプレイ110に表示された被写体を撮影する。
ここで、作業者Wとは、農作業に従事する者である。作業者Wは、農作業の一環として圃場で栽培されている作物を撮影する。圃場とは、作物を栽培、生育するための田畑、菜園などである。作物とは、例えば、田畑や菜園などで作られる穀類や野菜などの農作物である。
情報提供装置102は、構図DB(データベース)130を備え、撮影装置101に構図画像を提供するコンピュータである。ここで、構図DB130は、作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す構図画像を作物の種別ごとに記憶するデータベースである。作物の種別とは、作物を分類するための情報である。例えば、作物の種別は、作物の品目、品種、作型などを用いて分類される。また、構図とは、撮影画像の仕上がりの効果を配慮した撮影画面の構成である。なお、構図DB130の記憶内容については、図5を用いて後述する。
本実施の形態では、撮影対象となる対象作物の撮影時に、カメラ120のファインダ画面に対象作物の種別に適した構図を被写体とともに表示する。これにより、どこを重視して撮影すればよいのかの撮影者の判断を容易にして、作物の生育状況を把握し易い写真の撮影を可能にする。ファインダ画面とは、撮影画像の撮影範囲や構図を決めたりピントを合わせたりするのに使用する画面(または、覗き窓)である。
以下、実施の形態1にかかる撮影支援方法の一実施例について説明する。ここでは、撮影対象となる対象作物として、圃場で栽培されている「水稲」を撮影する場合を例に挙げて説明する。
(1)撮影装置101は、情報提供装置102に自装置を識別する装置情報140を送信する。ここで、装置情報140は、例えば、撮影装置101の装置ID(identification)、作業者Wの作業者ID、撮影装置101の位置情報の、少なくともいずれか一つを含む情報である。
(2)情報提供装置102は、撮影装置101からの装置情報140に基づいて、構図DB130の中から、撮影装置101の撮影対象となる対象作物の種別に対応する構図画像を抽出する。対象作物の種別は、例えば、装置情報140に含まれる装置ID、作業者ID、撮影装置101の位置情報などから特定される。
(3)情報提供装置102は、構図DB130の中から抽出した構図画像150を撮影装置101に送信する。構図画像150は、対象作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す画像情報であり、対象作物の種別に対応している。
(4)撮影装置101は、情報提供装置102から取得した構図画像150を被写体とともにディスプレイ110に表示する。具体的には、例えば、撮影装置101が、ディスプレイ110に表示されるカメラ120のファインダ画面に被写体とともに構図画像150を表示する。
図1の(1−1)に示す例では、撮影装置101のカメラ120が起動された結果、ディスプレイ110上のファインダ画面160に構図画像150が表示されている。構図画像150は、線分151と、文字152と、文字153と、を含む画像情報である。なお、ファインダ画面160には、被写体と構図画像150とが重畳表示されることになるが、図面では被写体の表示を省略している。
ここで、線分151は、ファインダ画面160を水平方向に区切って2分割する線である。文字152は、ファインダ画面160を2分割した領域のうち上側の領域に収めるべき被写体(ここでは、「空」)を表している。また、文字153は、ファインダ画面160を2分割した領域のうち上側の領域に収めるべき被写体(ここでは、「圃場」)を表している。
構図画像150によれば、作業者Wは、圃場で栽培されている「水稲」を撮影する際に、ファインダ画面160を2分割した領域のうち上側の領域に「空」を収め、下側の領域に「圃場」を収めればよいことを認識することができる。すなわち、作業者Wは、圃場全体に着目して「水稲」を撮影すればよいことがわかる。
図1の(1−2)に示す例では、撮影対象となる「水稲」が撮影された結果、ディスプレイ110に撮影画像170が表示されている。撮影画像170は、上側に背景となる空が写り、下側に圃場全体の水稲が写った構図となっている。撮影画像170によれば、圃場で栽培されている水稲の生育状況をまんべんなく把握することができる。
以上説明した、実施の形態1にかかる撮影支援方法によれば、撮影対象となる対象作物を撮影する際に、対象作物の種別に対応する撮影画像の構図を表す構図画像をファインダ画面に表示することができる。これにより、対象作物の撮影時に、作成者Wがファインダ画面に表示された構図画像を基準にして、どのような構図で何を重視した撮影を行えばよいのか容易に判断することができる。また、対象作物の種別特有の構図に従って撮影することにより、対象作物の生育状況を把握し易い撮影画像を得ることができる。
例えば、作物を上手く栽培することができた過去の成功事例と、現在栽培中の圃場における作物の写真群とを一覧表示して比較しようとした場合を想定する。ここで、両圃場の作物間で比較すべき部分が、バラバラな位置に写っていたり、不鮮明であったり、写っていなかったりすれば、ユーザは一覧された写真群を利用した比較作業を行うことが難しくなる。実施の形態1にかかる撮影支援方法によって撮影された画像は、生育状況を把握するために着目すべき部分が、複数の写真それぞれにおいて略同じ位置に、鮮明に撮影に写されている。従って、本撮影支援方法であれば、撮影された画像の可用性を高めることができる。
(撮影支援システム200のシステム構成例)
つぎに、実施の形態1にかかる撮影支援システム200のシステム構成例について説明する。図2は、実施の形態1にかかる撮影支援システム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、撮影支援システム200は、複数の撮影装置101(図面では、3台)と、情報提供装置102と、クライアント装置201と、を含む。
撮影支援システム200において、撮影装置101、情報提供装置102およびクライアント装置201は、有線または無線のネットワーク240を介して接続されている。ネットワーク240は、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などである。
ここで、撮影装置101は、撮影画像DB210を有し、農作業に従事する各々の作業者Wが使用する可搬型のコンピュータである。撮影装置101は、撮影機能および通信機能および表示機能を有していればよい。撮影装置101は、例えば、デジタルカメラ、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォンなどに適用することができる。
情報提供装置102は、構図DB130、圃場DB220および撮影画像DB230を有し、各々の作業者Wが使用する撮影装置101に構図画像を提供するコンピュータである。また、情報提供装置102は、各々の作業者Wが使用する撮影装置101で撮影された撮影画像を一元的に管理することができる。
情報提供装置102は、例えば、クラウドコンピューティングシステムに含まれるサーバや大規模農場の経営者によって使用されるPC(パーソナル・コンピュータ)、ノートPCなどに適用することができる。なお、各種DB130,220,230の記憶内容については、図5〜図7を用いて後述する。
クライアント装置201は、情報提供装置102にアクセスして、撮影画像DB230に格納されている撮影画像を閲覧する機能を有するコンピュータである。クライアント装置201は、例えば、農場の経営者や従業員によって使用されるPCやノートPCである。
(撮影装置101のハードウェア構成例)
図3は、撮影装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、撮影装置101は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、操作ボタン304と、GPS(Global Positioning System)ユニット305と、ディスプレイ110と、カメラ120と、を有する。また、各構成部はバス300によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU301は、撮影装置101の全体の制御を司る。メモリ302は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを含む。ROMおよびフラッシュROMは、例えば、ブートプログラムなどの各種プログラムを記憶する。RAMは、CPU301のワークエリアとして使用される。
I/F303は、通信回線を通じてネットワーク240に接続され、ネットワーク240を介して他の装置(例えば、情報提供装置102、クライアント装置201)に接続される。そして、I/F303は、ネットワーク240と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。
操作ボタン304は、データの入力を行う。操作ボタン304は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備えるものであってもよく、また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
GPSユニット305は、GPS衛星からの電波を受信し、撮影装置101の位置情報を出力する。撮影装置101の位置情報は、例えば、緯度、経度などの地球上の1点を特定する情報である。また、撮影装置101は、DGPS(Differential GPS)により、GPSユニット305から出力される位置情報を補正することにしてもよい。
ディスプレイ110は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ110は、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどの操作ボタン304と組み合わせたものであってもよい。ディスプレイ110としては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)を採用することができる。
カメラ120は、静止画または動画を撮影し、画像データとして出力する。カメラ120により撮影された撮影画像は、例えば、画像データとしてメモリ302に記録される。なお、カメラ120は、夜間での撮影を可能とする赤外線カメラであってもよい。また、撮影装置101は、上述した構成部のほかに、ジャイロセンサ、3軸加速度センサなどの各種センサを有することにしてもよい。
(情報提供装置102等のハードウェア構成例)
つぎに、図2に示した情報提供装置102およびクライアント装置201(ここでは、単に「情報提供装置102等」と表記する)のハードウェア構成例について説明する。
図4は、情報提供装置102等のハードウェア構成例を示すブロック図である。図4において、情報提供装置102等は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、磁気ディスクドライブ404と、磁気ディスク405と、光ディスクドライブ406と、光ディスク407と、ディスプレイ408と、I/F409と、キーボード410と、マウス411と、スキャナ412と、プリンタ413と、を有している。また、各構成部はバス400によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU401は、情報提供装置102等の全体の制御を司る。ROM402は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ404は、CPU401の制御にしたがって磁気ディスク405に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク405は、磁気ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記憶する。
光ディスクドライブ406は、CPU401の制御にしたがって光ディスク407に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク407は、光ディスクドライブ406の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク407に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ408は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ408としては、例えば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F409は、通信回線を通じてネットワーク240に接続され、ネットワーク240を介して他の装置(例えば、撮影装置101)に接続される。そして、I/F409は、ネットワーク240と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F409には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード410は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力を行う。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス411は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ412は、画像を光学的に読み取り、情報提供装置102内に画像データを取り込む。なお、スキャナ412は、OCR(Optical Character Reader)機能を持たせてもよい。また、プリンタ413は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ413には、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
なお、情報提供装置102は、上述した構成部のうち、光ディスクドライブ406や光ディスク407やディスプレイ408やキーボード410やマウス411やスキャナ412やプリンタ413を有していなくてもよい。
(各種DB130,220,230の記憶内容)
つぎに、情報提供装置102が備える各種DB130,220,230の記憶内容について説明する。各種DB130,220,230は、例えば、図4に示した情報提供装置102のRAM403、磁気ディスク405、光ディスク407などの記憶部により実現される。
<構図DB130の記憶内容>
図5は、構図DB130の記憶内容の一例を示す説明図である。図5において、構図DB130は、作物名、生育ステージ、撮影目的、構図画像のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、作物名と生育ステージとの組み合わせごとの構図情報(例えば、構図情報500−1〜500−16)がレコードとして記憶されている。
作物名は、作物の名称である。作物名は、作物の種別を表している。生育ステージは、作物の生育段階を示す情報である。水稲の生育ステージを例に挙げると、田植期、活着期、幼穂形成期、出穂期、登熟期、成熟期、収穫期などがある。また、キャベツの生育ステージを例に挙げると、播種期、育苗期、移植期、定植期、生育期、収穫期などがある。
撮影目的は、作物を撮影する目的を表している。別の言い方をすれば、撮影された画像上で確認されるべき対象、すなわち撮影対象を示している。例えば、水稲であれば、稲の苗を水田に植え付ける田植期は、植え付けた苗の列(条)と列との間の間隔(条間)を確認する。このため、作物名「水稲」の生育ステージ「田植期」における撮影目的は「条間確認」となる。
また、田植え直後の活着期は、水面に出ている茎の太さが所定の太さになっているかによって活着しているか否かを確認したり、苗の葉の色を確認する。このため、作物名「水稲」の生育ステージ「活着期」における撮影目的は「苗確認」となる。また、減農薬の水田では、田植え直後の活着期は、赤虫が出ているか否かによって水田が健康な状態か否かを確認する。このため、作物名「水稲」の生育ステージ「活着期」における撮影目的は「田圃状態確認」となる。
構図画像は、作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す画像情報である。構図画像が表す構図は、撮影者に対して、どこを重視して撮影すればよいのかをガイドする役割を持つ。なお、構図画像の具体例については、図9〜図12を用いて後述する。構図情報500−1を例に挙げると、作物名「水稲」の生育ステージ「田植期」における撮影目的「条間確認」および構図画像「C1」が示されている。
なお、構図画像として記憶されているデータは、構図を示す情報であれば、画像情報に限るものではない。例えば、ミカンの収穫期の剪定確認用途であれば「剪定した切り口が画像中央に写るように撮影して下さい」という文字情報又は音声情報を、構図を示す情報として記憶させることが考えられる。このように、撮影すべき箇所についての情報と、該撮影すべき箇所が画像上のどの位置に写されるべきかを示す情報とが含まれていれば、撮影者に対して構図を指示する文字情報や音声情報であってもよい。
<圃場DB220の記憶内容>
図6は、圃場DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。図6において、圃場DB220は、圃場ID、圃場名、作物名、生育ステージおよび圃場位置のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、圃場F1〜Fnの圃場情報600−1〜600−nがレコードとして記憶されている。
ここで、圃場IDは、各地に点在する圃場F1〜Fnを一意に識別する識別子である。圃場F1〜Fnは、例えば、クライアント装置201を使用する大規模農場の経営者が管理している圃場である。以下、圃場F1〜Fnのうち任意の圃場を「圃場Fi」と表記する(i=1,2,…,n)。
圃場名は、圃場Fiの名称である。作物名は、圃場Fiで栽培されている作物の名称である。生育ステージは、圃場Fiで栽培されている作物の生育段階を示す情報である。圃場位置は、圃場Fiの位置情報である。圃場位置は、例えば、地図上にマッピングされた圃場Fiの重心位置や、圃場Fiの北端位置、西端位置、東端位置、南端位置などのエリアを特定する情報である。
圃場情報600−1を例に挙げると、圃場F1の圃場名「圃場A」、作物名「キャベツ」、生育ステージ「播種期」および圃場位置「L1」が示されている。なお、圃場DB220には、例えば、圃場Fiで行われる農作業の作業予定を示す作業予定情報が含まれていてもよい。作業予定情報についての具体的な説明は、図14を用いて後述する。
<撮影画像DB230の記憶内容>
図7は、撮影画像DB230の記憶内容の一例を示す説明図である。図7において、撮影画像DB230は、画像ID、撮影日、撮影時刻、撮影者、圃場ID、圃場名および画像情報のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、撮影情報(例えば、撮影情報700−1、700−2)がレコードとして記憶されている。
画像IDは、撮影装置101により撮影された撮影画像を一意に識別する識別子である。撮影日は、撮影画像が撮影された年月日である。撮影時刻は、撮影画像が撮影された時刻である。撮影者は、撮影画像を撮影した作業者Wを特定する情報(例えば、作業者ID)である。圃場IDは、圃場Fiの識別子である。圃場名は、圃場Fiの名称である。
画像情報は、撮影装置101により撮影された撮影画像の画像情報である。画像情報には、対象作物を特定する作物情報および対象作物を撮影する撮影目的を表す撮影目的情報が含まれている。なお、作物情報および撮影目的情報についての詳細な説明は後述する。
撮影情報700−1を例に挙げると、撮影画像P1の撮影日「2010/9/21」、撮影時刻「14:45」、撮影者「作業者A」、圃場ID「F1」、圃場名「圃場A」および画像情報「D1」が示されている。各撮影情報には、撮影画像の撮影時における撮影装置101の位置情報(すなわち、撮影地点)が含まれていてもよい。
なお、撮影装置101が備える撮影画像DB210の記憶内容については、上述した情報提供装置102が備える撮影画像DB230と同様のため、ここでは図示および説明を省略する。撮影画像DB210は、例えば、図3に示した撮影装置101のメモリ302により実現される。
(撮影装置101の機能的構成例)
図8は、実施の形態1にかかる撮影装置101の機能的構成を示すブロック図である。図8において、撮影装置101は、取得部801と、送信部802と、受信部803と、表示制御部804と、出力部805と、を含む構成である。取得部801〜出力部805は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F303により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ302に記憶される。
取得部801は、自装置の装置情報を取得する機能を有する。自装置の装置情報は、例えば、自装置の装置ID、自装置を使用する作業者Wの作業者ID、自装置の位置情報などを含む情報である。自装置の装置IDおよび作業者Wの作業者IDは、例えば、メモリ302に記憶されている。自装置の位置情報は、例えば、図3に示したGPSユニット305により取得される。なお、自装置の位置情報は、GPSユニット305から出力される位置情報をDGPSにより補正した補正後の位置情報であってもよい。
また、自装置の装置情報には、撮影対象となる対象圃場の圃場名や圃場ID、対象作物の作物名や生育ステージ、対象作物を撮影する撮影目的などを表す情報が含まれていてもよい。対象圃場の圃場名、圃場ID、対象作物の作物名、生育ステージおよび対象作物を撮影する撮影目的は、例えば、図3に示した操作ボタン304を用いた作業者Wの操作入力により、撮影装置101に直接入力される。
送信部802は、自装置の装置情報を情報提供装置102に送信する機能を有する。具体的には、例えば、カメラ120が起動された場合に、送信部802が、ネットワーク240を介して、自装置の装置情報を情報提供装置102に送信する。
受信部803は、自装置の装置情報が情報提供装置102に送信された結果、撮影対象となる対象作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す構図画像を情報提供装置102から受信する機能を有する。以下、構図画像を代表して、構図画像のうちの1つを「構図画像C」と表記する場合がある。具体的には、例えば、受信部803が、ネットワーク240を介して、図5に示すような構図情報として、構図画像Cを含む構図情報を情報提供装置102から受信する。
構図画像Cは、例えば、構図DB130に記憶されている構図画像群のうち、対象作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図画像である。なお、構図情報には、撮影対象となる対象圃場の圃場IDや圃場名が付加されていてもよい。
表示制御部804は、撮影対象となる対象作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す構図画像Cをディスプレイ110に表示する機能を有する。具体的には、例えば、表示制御部804が、カメラ120のファインダ画面に被写体と構図画像Cとを重畳表示する。ファインダ画面は、例えば、ディスプレイ110に表示される。
これにより、ファインダ画面に表示された構図画像Cを基準にして、どのような構図で何を重視した撮影を行えばよいのかを作業者Wに認識させることができる。以下の説明では、ディスプレイ110に表示されるファインダ画面を「ファインダ画面FS」と表記する。
また、表示制御部804は、対象作物を特定する作物情報をディスプレイ110に表示する機能を有していてもよい。ここで、作物情報は、撮影者を支援するための情報である。作物情報は、例えば、対象圃場の圃場ID、圃場名、対象作物の作物名、生育ステージの少なくともいずれかを表す。
具体的には、例えば、表示制御部804が、ファインダ画面FSに被写体とともに構図画像Cおよび作物情報を表示する。なお、対象作物の作物名、生育ステージは、例えば、構図画像Cを含む構図情報から特定される。対象圃場の圃場ID、圃場名は、例えば、構図画像Cを含む構図情報に付加されている。また、対象圃場の圃場ID、圃場名、対象作物の作物名、生育ステージは、作業者Wの操作入力により撮影装置101に直接入力されたものであってもよい。
これにより、対象作物の撮影時に、どの圃場で栽培されている何の作物を撮影すればよいのかを作業者Wに確認させることができ、対象作物とは異なる他の作物を撮影してしまうことを防ぐことができる。
また、表示制御部804は、対象作物を撮影する撮影目的を表す撮影目的情報をディスプレイ110に表示する機能を有していてもよい。ここで、撮影目的情報は、撮影者を支援するための情報である。具体的には、例えば、表示制御部804が、ファインダ画面FSに被写体とともに構図画像C、作物情報および撮影目的情報を表示する。なお、対象作物を撮影する撮影目的は、例えば、構図画像Cを含む構図情報から特定される。また、対象作物を撮影する撮影目的は、作業者Wの操作入力により撮影装置101に直接入力されたものであってもよい。
これにより、対象作物の撮影時に、対象作物を何のために撮影するのかを作業者Wに確認させることができ、構図画像Cが表す構図の意味を作業者Wに理解させて適切な撮影画像を撮影するように支援することができる。なお、ファインダ画面FSの画面例については、図9〜図12を用いて後述する。
ところで、構図画像として記憶されているデータは構図画像に限らず、構図を示す情報である文字情報や音声情報であってもよい旨については上述したとおりである。構図DB130に記憶されている構図を示す情報が文字情報であって、撮影装置101がファインダ画面として動作するディスプレイ110以外の第二の表示部を有している場合、表示制御部804は、文字情報の出力先を該第二の表示部にしても構わない。当然ながら、構図を示す情報が音声情報である場合、表示制御部804はその情報を撮影装置101が有する音声出力部へ出力させる機能を有してもよい。
出力部805は、カメラ120によって撮影された撮影画像を出力する機能を有する。出力形式としては、例えば、ディスプレイ110への表示、I/F303による外部装置、例えば、情報提供装置102、クライアント装置201への送信がある。
具体的には、例えば、出力部805が、撮影画像と、撮影日時と、作業者IDと、対象圃場情報と、対象作物情報とを関連付けて表す撮影情報を情報提供装置102に送信することにしてもよい。作業者IDは、撮影装置101を使用する作業者W(撮影者)の識別子である。対象圃場情報は、例えば、対象圃場の圃場IDや圃場名である。対象作物情報は、例えば、対象作物の作物名や生育ステージや撮影目的である。
また、出力部805が、撮影画像と、撮影日時と、作業者IDと、対象圃場情報と、対象作物情報とを関連付けて表す撮影情報を撮影画像DB210に記録することにしてもよい。なお、対象圃場の圃場IDや圃場名は、例えば、構図画像Cを含む構図情報に付加されている。
ここで、対象作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図画像は、複数存在する場合がある。例えば、作物名「水稲」と生育ステージ「活着期」との組み合わせに対応する構図画像は、構図画像C2と構図画像C3とがある(図5参照)。すなわち、受信部803は、対象作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す複数の構図画像を情報提供装置102から受信する場合がある。
以下の説明では、対象作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する複数の構図画像を「構図画像C[1]〜C[K]」と表記する(K:1以上の自然数)。また、構図画像C[1]〜C[K]のうち任意の構図画像を「構図画像C[k]」と表記する(k=1,2,…,K)。
この場合、表示制御部804は、構図画像C[1]〜C[K]の中からいずれかの構図画像C[k]を選択することにしてもよい。そして、表示制御部804は、選択した構図画像C[k]と被写体とをファインダ画面FSに重畳表示することにしてもよい。
具体的には、例えば、表示制御部804が、図3に示した操作ボタン304を用いた作業者Wの操作入力に従って、構図画像C[1]〜C[K]の中から構図画像C[k]を選択することにしてもよい。なお、構図画像C[k]を選択する作業者Wの操作例については、図12を用いて後述する。
また、ファインダ画面FSに構図画像C[k]が表示された結果、カメラ120によって撮影画像が撮影されると、その都度、表示制御部804が、構図画像C[1]〜C[K]の中から未選択の構図画像を選択することにしてもよい。これにより、カメラ120によって撮影画像が撮影される度に、ファインダ画面FSに表示する構図画像C[k]を順次変化させて、各々の構図画像C[k]が表す構図の撮影画像を連続して撮影させることができる。
(ファインダ画面FSの画面例)
つぎに、ファインダ画面FSの画面例について説明する。以下に説明するファインダ画面FSは、例えば、カメラ120が起動されると、ディスプレイ110に表示される。作業者Wは、撮影画像がファインダ画面FSに表示される構図画像Cが表す構図となるように対象作物を撮影する。
<画面例1>
図9は、ファインダ画面FSの画面例を示す説明図(その1)である。図9において、ファインダ画面FSに作物情報910と撮影目的情報920と構図画像C1とが表示されている。ここで、作物情報910は、対象圃場の圃場名「圃場X」、対象作物の作物名「水稲」および生育ステージ「田植期」を表している。また、撮影目的情報920は、対象作物を撮影する撮影目的「条間確認」を表している。
また、構図画像C1は、対象作物の作物名「水稲」と生育ステージ「田植期」との組み合わせに対応する構図画像である。すなわち、構図画像C1は、田植期における水稲を撮影する際に、撮影者に対して推奨すべき撮影画像の構図を表している。具体的には、構図画像C1は、3本の平行な線分931〜933を表している。各線分931〜933は、苗が植えられた条(列)を表している。また、線分間の間隔は、条間を表している。
ファインダ画面FSの作物情報910によれば、圃場Xで栽培されている田植期の水稲を撮影することを作業者Wに確認させることができ、対象作物とは異なる他の作物を撮影してしまうことを防ぐことができる。
また、ファインダ画面FSの撮影目的情報920によれば、条間確認のために対象作物を撮影することを作業者Wに確認させることができ、構図画像C1が表す構図の意味を作業者Wに理解させて適切な撮影画像を撮影するように支援することができる。
また、ファインダ画面FSの構図画像C1によれば、どのような構図で何を重視した撮影を行えばよいのかを作業者Wに判断させることができる。例えば、作業者Wは、苗がきちんと植えられて、条(列)に乱れがないかを確認できるように、実際に植えられている苗の条と各線分931〜933とが平行になるような構図で撮影すればよいことを判断することができる。
図9の例では、圃場Xに植えられている水稲の苗の条941〜943が写った撮影画像940が撮影されている。作業者Wは、ファインダ画面FS上において、被写体とすべき苗の条が各線分931〜933と重なるようにカメラ120の位置や向きを調整して撮影することで、このような撮影画像940を容易に撮影することができる。撮影画像940によれば、圃場Xに苗がきちんと植えられており、条941〜943に乱れがないことを確認することができる。
<画面例2>
図10は、ファインダ画面FSの画面例を示す説明図(その2)である。図10において、ファインダ画面FSに作物情報1010と撮影目的情報1020と構図画像C13とが表示されている。ここで、作物情報1010は、対象圃場の圃場名「圃場Y」、対象作物の作物名「キャベツ」および生育ステージ「定植期」を表している。また、撮影目的情報1020は、対象作物を撮影する撮影目的「病害虫確認」を表している。
また、構図画像C13は、対象作物の作物名「キャベツ」と生育ステージ「定植期」との組み合わせに対応する構図画像である。また、作物名「キャベツ」と生育ステージ「定植期」に対応する構図画像としては、図5に示すように、撮影目的が「成長度確認」であるか「病害虫確認」であるかに応じて、異なる構図画像が存在する。ここでは撮影目的「病害虫確認」に対応して登録されている構図画像C13を例示している。すなわち、構図画像C13は、定植期におけるキャベツを病害虫確認の目的で撮影する際に、撮影者に対して推奨すべき撮影画像の構図を表している。具体的には、構図画像C13は、キャベツの葉の形状を模した図形を表している。
ファインダ画面FSの作物情報1010によれば、圃場Yで栽培されている定植期のキャベツを撮影することを作業者Wに確認させることができ、対象作物とは異なる他の作物を撮影してしまうことを防ぐことができる。
また、ファインダ画面FSの撮影目的情報1020によれば、病害虫確認のために対象作物を撮影することを作業者Wに確認させることができ、構図画像C13が表す構図の意味を作業者Wに理解させて適切な撮影画像を撮影するように支援することができる。
また、ファインダ画面FSの構図画像C13によれば、どのような構図で何を重視した撮影を行えばよいのかを作業者Wに判断させることができる。例えば、作業者Wは、キャベツの葉にアオムシなどの害虫が付いていないかを確認できるように、キャベツの葉全体が写るような構図で撮影すればよいことを判断することができる。
図10の例では、圃場Yに植えられているキャベツの葉1030が写った撮影画像1040が撮影されている。撮影画像1040によれば、圃場Yに植えられているキャベツの葉1030にアオムシ1050が付いていることを確認することができる。
なお、キャベツの病害虫確認用の構図画像C13として、例えば、ファインダ画面FSを垂直方向に区切って2分割する線分を表示することで、左側に健康なキャベツを、右側に病気のキャベツを撮影させるような構図画像を用いることにしてもよい。これにより、同一圃場で栽培されている健康なキャベツと病気のキャベツとを比較し易い撮影画像を撮影することができる。
<画面例3>
図11は、ファインダ画面FSの画面例を示す説明図(その3)である。図11において、ファインダ画面FSに作物情報1110と撮影目的情報1120と構図画像C30とが表示されている。ここで、作物情報1110は、対象圃場の圃場名「圃場Z」、対象作物の作物名「ミカン」および生育ステージ「収穫期」を表している。また、撮影目的情報1120は、対象作物を撮影する撮影目的「剪定確認」を表している。
また、構図画像C30は、対象作物の作物名「ミカン」と生育ステージ「収穫期」との組み合わせに対応する構図画像である。すなわち、構図画像C30は、収穫期におけるミカンを撮影する際に、撮影者に対して推奨すべき撮影画像の構図を表している。具体的には、構図画像C30は、剪定された枝の断面の形状を模した図形を表している。
ファインダ画面FSの作物情報1110によれば、圃場Zで栽培されている収穫期のミカンを撮影することを作業者Wに確認させることができ、対象作物とは異なる他の作物を撮影してしまうことを防ぐことができる。
また、ファインダ画面FSの撮影目的情報1120によれば、剪定確認のために対象作物を撮影することを作業者Wに確認させることができ、構図画像C30が表す構図の意味を作業者Wに理解させて適切な撮影画像を撮影するように支援することができる。
また、ファインダ画面FSの構図画像C30によれば、どのような構図で何を重視した撮影を行えばよいのかを作業者Wに判断させることができる。例えば、作業者Wは、剪定後のミカンの枝の断面を確認できるように、剪定後のミカンの枝の断面が中央に写るような構図で撮影すればよいことを判断することができる。
図11の例では、圃場Zに植えられているミカンの枝の断面1130が写った撮影画像1140が撮影されている。撮影画像1140によれば、圃場Zに植えられているミカンの枝の剪定後の状態を確認することができる。
<画面例4>
つぎに、対象作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図画像が複数存在する場合のファインダ画面FSの画面例について説明する。
図12は、ファインダ画面FSの画面例を示す説明図(その4)である。図12に示す(12−1)において、ファインダ画面FSに作物情報1210と撮影目的情報1220と構図画像C2とが表示されている。ここで、作物情報1210は、対象圃場の圃場名「圃場G」、対象作物の作物名「水稲」および生育ステージ「活着期」を表している。また、撮影目的情報1220は、対象作物を撮影する撮影目的「苗確認」を表している。
また、構図画像C2は、対象作物の作物名「水稲」と生育ステージ「活着期」と撮影目的「苗確認」の組み合わせに対応する構図画像である。すなわち、構図画像C2は、活着期における水稲を苗確認の目的で撮影する際に、撮影者に対して推奨すべき撮影画像の構図を表している。具体的には、構図画像C2は、横長矩形の図形1230と縦長矩形の図形1240との組み合わせである。図形1230は、苗の根本を収めるための枠である。図形1240は、苗全体を収めるための枠である。
ファインダ画面FSの作物情報1210によれば、圃場Gで栽培されている活着期の水稲を撮影することを作業者Wに確認させることができ、対象作物とは異なる他の作物を撮影してしまうことを防ぐことができる。
また、ファインダ画面FSの撮影目的情報1220によれば、苗確認のために対象作物を撮影することを作業者Wに確認させることができ、構図画像C2が表す構図の意味を作業者Wに理解させて適切な撮影画像を撮影するように支援することができる。
また、ファインダ画面FSの構図画像C2によれば、どのような構図で何を重視した撮影を行えばよいのかを作業者Wに判断させることができる。例えば、作業者Wは、苗がしっかり活着しているか確認できるように、かつ、苗の葉の色が確認できるように、苗の根本と苗全体が写るような構図で撮影すればよいことを判断することができる。
ここで、図5に示すように、対象作物の作物名「水稲」と生育ステージ「活着期」との組み合わせに対応する構図画像として、構図画像C2のほかに構図画像C3が存在する。ここで、図12に示す構図画像C2が表示された(12−1)のファインダ画面FSにおいて、操作ボタン304のシャッターボタンであるボタンB2が押下されると、カメラ120によって撮影画像1260が撮影される。
図12に示す(12−2)の例では、圃場Gに植えられている苗1250の根本1251を含む全体が写った撮影画像1260が撮影されている。撮影画像1260によれば、圃場Gに植えられている苗1250がしっかり活着しているか確認することができるとともに、苗1250の葉全体の色を確認することができる。
カメラ120によって撮影画像1260が撮影されると、ファインダ画面FSの表示内容が、図12に示す構図画像C3が表示された(12−3)のファインダ画面FSに切り替わる。もしくは、図12に示す(12−1)のファインダ画面FSにおいて、次の構図画像への表示切替を指示するボタンB3が押下されると、図12に示す(12−3)のファインダ画面FSが表示される。
図12に示す(12−3)において、ファインダ画面FSに作物情報1210と撮影目的情報1270と構図画像C3とが表示されている。ここで、作物情報1210は、対象圃場の圃場名「圃場G」、対象作物の作物名「水稲」および生育ステージ「活着期」を表している。また、撮影目的情報1270は、対象作物を撮影する撮影目的「田圃状態確認」を表している。
また、構図画像C3は、対象作物の作物名「水稲」と生育ステージ「活着期」と撮影目的「田圃状態確認」の組み合わせに対応する構図画像である。すなわち、構図画像C3は、活着期における水稲を撮影する際に、撮影者に対して推奨すべき撮影画像の構図を表している。具体的には、構図画像C3は、田んぼに発生する赤虫を収めるための枠を表している。
ファインダ画面FSの作物情報1210によれば、圃場Gで栽培されている活着期の水稲を撮影することを作業者Wに確認させることができ、対象作物とは異なる他の作物を撮影してしまうことを防ぐことができる。
また、ファインダ画面FSの撮影目的情報1270によれば、田圃状態確認のために対象作物を撮影することを作業者Wに確認させることができ、構図画像C3が表す構図の意味を作業者Wに理解させて適切な撮影画像を撮影するように支援することができる。
また、ファインダ画面FSの構図画像C3によれば、どのような構図で何を重視した撮影を行えばよいのかを作業者Wに判断させることができる。例えば、作業者Wは、田んぼに赤虫が発生していれば、赤虫が確認できるように、画面中央に赤虫が写るような構図で撮影すればよいことを判断することができる。
また、図12に示す(12−3)のファインダ画面FSにおいて、シャッターボタンであるボタンB2が押下されると、カメラ120によって撮影画像1290が撮影される。
図12に示す(12−4)の例では、圃場Gに発生している赤虫1280が写った撮影画像1290が撮影されている。撮影画像1290によれば、圃場Gに赤虫1280が発生しており、圃場Gが健康な状態であることを確認することができる。
なお、図12に示す(12−3)のファインダ画面FSにおいて、一つ前に表示していた構図画像への表示切替を指示するボタンB1が押下されると、図12に示す(12−1)のファインダ画面FSが表示される。
(情報提供装置102の機能的構成例)
つぎに、実施の形態1にかかる情報提供装置102の機能的構成例について説明する。図13は、実施の形態1にかかる情報提供装置102の機能的構成を示すブロック図である。図13において、情報提供装置102は、受信部1301と、特定部1302と、抽出部1303と、送信部1304と、を含む構成である。受信部1301〜送信部1304)は、制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図4に示したROM402、RAM403、磁気ディスク405、光ディスク407などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU401に実行させることにより、または、I/F409により、その機能を実現する。また、各機能部の処理結果は、例えば、RAM403、磁気ディスク405、光ディスク407などの記憶装置に記憶される。
受信部1301は、撮影装置101の装置情報を撮影装置101から受信する機能を有する。撮影装置101の装置情報は、上述したように、例えば、装置ID、作業者ID、圃場名、圃場ID、作物名、生育ステージおよび撮影装置101の位置情報のうちの少なくともいずれかを含むものである。
特定部1302は、受信された撮影装置101の装置情報に基づいて、圃場F1〜Fnの中から撮影装置101の撮影対象となる圃場Fiを特定する機能を有する。ここで、撮影装置101の装置情報に圃場IDが含まれている場合を想定する。この場合、特定部1302が、例えば、圃場F1〜Fnの中から、撮影装置101の装置情報に含まれている圃場IDに対応する圃場Fiを特定する。
また、撮影装置101の装置情報に撮影装置101の位置情報が含まれている場合を想定する。この場合、特定部1302が、例えば、撮影装置101の位置情報と、図6に例示する圃場DB220内の圃場情報600−1〜600−nの圃場位置L1〜Lnとに基づいて、圃場F1〜Fnの中から圃場Fiを特定する。
より具体的には、例えば、圃場情報600−1〜600−nの圃場位置が、圃場F1〜Fnの重心位置である場合を想定する。この場合、特定部1302が、例えば、圃場F1〜Fnの中から撮影装置101の最近傍に位置する圃場Fiを特定することにしてもよい。また、各圃場情報600−1〜600−nの圃場位置が、各圃場F1〜Fnのエリアを特定する情報である場合を想定する。この場合、特定部1302が、例えば、圃場F1〜Fnの中から撮影装置101の位置情報を含む圃場Fiを特定することにしてもよい。なお、撮影装置101の位置情報を含む圃場が特定されなかった場合は、特定部1302が、圃場F1〜Fnの中から撮影装置101の最近傍に位置する圃場Fiを特定することにしてもよい。
抽出部1303は、構図DB130の中から、特定された圃場Fiで栽培されている作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す構図画像を抽出する機能を有する。具体的には、例えば、まず、抽出部1303が、圃場DB220の中から、特定された圃場Fiの圃場情報600−iを抽出する。
つぎに、抽出部1303が、抽出した圃場情報600−iを参照して、圃場Fiで栽培されている作物名と生育ステージとの組み合わせを特定する。そして、抽出部1303が、構図DB130の中から、特定した作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図情報を抽出する。
例えば、作物名と生育ステージとの組み合わせを「水稲/田植期」とすると、抽出部1303が、構図DB130の中から構図情報500−1を抽出する。また、作物名と生育ステージとの組み合わせを「水稲/活着期」とすると、抽出部1303が、構図DB130の中から構図情報500−2,500−3を抽出する。
これにより、撮影装置101の撮影対象となる対象圃場で栽培されている作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す構図画像Cを含む構図情報を抽出することができる。また、作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図情報を抽出することにより、作物の生育ステージに応じた構図画像Cを特定することができる。
また、撮影装置101の装置情報には、対象作物の作物名、生育ステージや対象作物を撮影する撮影目的などを表す情報が含まれている場合がある。この場合、特定部1302が、構図DB130の中から、撮影装置101の装置情報に含まれている作物名と生育ステージと撮影目的との組み合わせに対応する構図情報を抽出することにしてもよい。
送信部1304は、抽出された構図情報を、装置情報の送信元の撮影装置101に送信する機能を有する。この際、送信部1304が、例えば、抽出された構図情報に、撮影対象となる圃場Fiの圃場IDや圃場名を付加して撮影装置101に送信することにしてもよい。
これにより、撮影対象となる対象圃場で栽培されている作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す構図画像Cを含む構図情報を撮影装置101に提供することができる。
また、受信部1301は、撮影装置101によって撮影された撮影画像を含む撮影情報を撮影装置101から受信する機能を有する。ここで、撮影情報は、上述したように、例えば、撮影画像と、撮影日時と、作業者IDと、圃場IDと、圃場名とを関連付けて表す情報である。受信された撮影情報は、例えば、図7に示した撮影画像DB230に記録される。
また、特定部1302は、撮影対象となる圃場Fiで行われる農作業の作業予定を示す作業予定情報に基づいて、圃場Fiで栽培されている作物を撮影する撮影目的を特定することにしてもよい。ここで、作業予定情報の具体例について説明する。
図14は、作業予定情報の具体例を示す説明図である。図14において、作業予定情報1400は、圃場ID、作業日、作業時間、作業内容および作業者のフィールドを有する。各フィールドの情報を設定することで、作業情報(例えば、作業情報1400−1,1400−2)がレコードとして記憶されている。
圃場IDは、圃場Fiを一意に識別する識別子である。作業日は、圃場Fiで農作業が行われる作業予定日(年月日)である。作業時間は、圃場Fiで行われる農作業の開始予定時刻から終了予定時刻までの時間である。作業内容は、圃場Fiで行われる農作業の内容である。作業内容としては、例えば、条間確認、活着確認、田圃状態確認、成長度確認、病害虫確認などがある。すなわち、作業内容は、圃場Fiで栽培されている作物を撮影する撮影目的に対応している。作業者は、圃場Fiで行われる農作業の作業者を一意に識別する識別子、すなわち作業者IDである。
ここで、撮影対象となる圃場Fiを「圃場F7」とし、撮影装置101を使用する作業者Wを「作業者B」とする。作業者Wは、例えば、撮影装置101の装置情報に含まれている作業者IDから特定される。この場合、特定部1302が、作業予定情報1400の中から、作業者Bに対応する作業情報1400−2を抽出する。そして、特定部1302が、作業情報1400−2から特定される作業内容「病害虫確認」を、圃場F7で栽培されている作物を撮影する撮影目的として特定する。
なお、上述した説明では、作業予定情報1400の中から作業者IDに対応する作業情報を抽出することにしたが、例えば、特定部1302が、撮影装置101の装置情報の受信時刻を含む作業時間に対応する作業情報を抽出することにしてもよい。
図13の説明に戻り、抽出部1303は、特定された撮影目的に基づいて、構図DB130の中から、圃場Fiで栽培されている作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す構図画像を抽出することにしてもよい。具体的には、例えば、まず、抽出部1303が、圃場DB220の中から、特定された圃場Fiの圃場情報600−iを抽出する。
つぎに、抽出部1303が、抽出した圃場情報600−iを参照して、圃場Fiで栽培されている作物名と生育ステージとの組み合わせを特定する。そして、抽出部1303が、構図DB130の中から、特定した作物名と生育ステージと、特定部1302によって特定された撮影目的との組み合わせに対応する構図情報を抽出する。
例えば、作物名と生育ステージと撮影目的との組み合わせを「キャベツ/定植期/成長度確認」とすると、抽出部1303が、構図DB130の中から構図情報500−12を抽出する。また、作物名と生育ステージと撮影目的との組み合わせを「キャベツ/定植期/病害虫確認」とすると、抽出部1303が、構図DB130の中から構図情報500−13を抽出する。
これにより、作物名と生育ステージと撮影目的との組み合わせに対応する構図情報を抽出することにより、作物の生育ステージおよび撮影目的に応じた構図画像Cを特定することができる。
なお、上記特定部1302は、例えば、作業予定情報1400のような、各圃場F1〜Fnで行われる農作業の作業予定を示す作業予定情報に基づいて、圃場F1〜Fnの中から撮影装置101の撮影対象となる圃場Fiを特定することにしてもよい。具体的には、例えば、特定部1302が、各圃場F1〜Fnで行われる農作業の作業予定を示す作業予定情報の中から、撮影装置101の装置情報に含まれる作業者IDが作業者フィールドに設定されている作業予定情報を特定する。
つぎに、特定部1302が、特定した作業予定情報の中から、撮影装置101の装置情報の受信時刻が、作業時間フィールドに設定されている作業時間に含まれる作業情報を特定する。そして、特定部1302が、特定した作業情報の圃場IDフィールドに設定されている圃場IDに対応する圃場を、撮影装置101の撮影対象となる圃場Fiとして特定する。
(見回り結果一覧画面1500)
つぎに、クライアント装置201のディスプレイ408に表示される見回り結果一覧画面1500の画面例について説明する。見回り結果一覧画面1500は、例えば、クライアント装置201からの閲覧要求に対して、情報提供装置102からクライアント装置201に提供、すなわち出力される情報である。
閲覧要求には、例えば、撮影日時、圃場ID、圃場名、作業者ID、作物名、生育ステージ、撮影目的などの閲覧対象となる撮影画像を特定する情報が1または複数含まれている。情報提供装置102は、例えば、撮影画像DB230の中から閲覧対象となる撮影画像を抽出して見回り結果一覧画面1500を作成し、クライアント装置201へ向けて出力する。
図15は、見回り結果一覧画面1500の画面例を示す説明図である。図15において、見回り結果一覧画面1500には、表示データH1〜H3が表示されている。
表示データH1は、撮影画像1510の表示データである。表示データH1には、撮影画像1510の撮影日時「2011/7/7 14:01」、対象圃場の圃場名「圃場G」、対象作物の作物名「水稲」、生育ステージ「活着期」が示されている。また、表示データH1には、撮影画像1510の撮影目的「苗確認」および撮影者「作業者A」が示されている。
表示データH1によれば、例えば、農場の経営者である確認者は、圃場Gで栽培されている苗1511がしっかり活着していることを確認することができ、また、苗1511の全体の葉の色を確認することができる。
また、表示データH2は、撮影画像1520の表示データである。表示データH2には、撮影画像1520の撮影日時「2011/7/7 14:28」、対象圃場の圃場名「圃場H」、対象作物の作物名「水稲」、生育ステージ「活着期」が示されている。また、表示データH2には、撮影画像1520の撮影目的「苗確認」および撮影者「作業者B」が示されている。
表示データH2によれば、例えば、農場の経営者である確認者は、圃場Hで栽培されている苗1521がしっかりとは活着していないことを確認することができ、また、苗1521の全体の葉の色を確認することができる。
また、表示データH3は、撮影画像1530の表示データである。表示データH3には、撮影画像1530の撮影日時「2011/7/8 13:15」、対象圃場の圃場名「圃場J」、対象作物の作物名「水稲」、生育ステージ「活着期」が示されている。また、表示データH3には、撮影画像1530の撮影目的「苗確認」および撮影者「作業者C」が示されている。
表示データH3によれば、例えば、農場の経営者である確認者は、圃場Jで栽培されている苗1531がしっかり活着していることを確認することができ、また、苗1531の全体の葉の色を確認することができる。
同一作物名、同一生育ステージの対象作物の撮影画像1510,1520,1530は、それぞれが同じ構図で撮影されている。このため、そのような画像が一覧表示される見回り結果一覧画面1500によれば、確認すべき撮影画像上の箇所を確認者が判断したり比較したりし易くなり、苗の活着度合いや葉の色を確認する際の作業効率を向上させることができる。また、同じ構図で撮影された撮影画像は、同一作物名、同一生育ステージの対象作物の撮影画像を画像処理して何らかの解析を行う際にも利用価値が高い情報となる。なお、見回り結果一覧画面1500は、情報提供装置102のディスプレイ408に表示することにしてもよい。
(撮影装置101の撮影支援処理手順)
つぎに、実施の形態1にかかる撮影装置101の撮影支援処理手順について説明する。図16は、実施の形態1にかかる撮影装置101の撮影支援処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。図16のフローチャートにおいて、まず、撮影装置101により、カメラ120が起動されたか否かを判断する(ステップS1601)。
ここで、撮影装置101により、カメラ120が起動されるのを待って(ステップS1601:No)、カメラ120が起動された場合(ステップS1601:Yes)、取得部801により、自装置の装置情報を取得する(ステップS1602)。つぎに、送信部802により、取得された自装置の装置情報を情報提供装置102に送信する(ステップS1603)。
そして、受信部803により、撮影対象となる対象作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す構図画像Cを含む構図情報を情報提供装置102から受信したか否かを判断する(ステップS1604)。ここで、受信部803により、構図情報を受信するのを待つ(ステップS1604:No)。
構図情報が受信された場合(ステップS1604:Yes)、表示制御部804により、カメラ120のファインダ画面FSに被写体とともに構図画像C、作物情報および撮影目的情報を表示する(ステップS1605)。そして、撮影装置101により、カメラ120によって撮影画像が撮影されたか否かを判断する(ステップS1606)。
ここで、撮影装置101により、撮影画像が撮影されるのを待つ(ステップS1606:No)。そして、撮影画像が撮影された場合(ステップS1606:Yes)、出力部805により、撮影された撮影画像を撮影画像DB210に記録して(ステップS1607)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、対象作物の撮影時に、対象作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図画像Cが表す構図の撮影画像が撮影されるように撮影者を支援することができる。
つぎに、対象作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図画像が複数存在する場合を想定した撮影装置101の撮影支援処理手順について説明する。
図17は、実施の形態1にかかる撮影装置101の撮影支援処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。図17のフローチャートにおいて、まず、撮影装置101により、カメラ120が起動されたか否かを判断する(ステップS1701)。
ここで、撮影装置101により、カメラ120が起動されるのを待って(ステップS1701:No)、カメラ120が起動された場合(ステップS1701:Yes)、取得部801により、自装置の装置情報を取得する(ステップS1702)。つぎに、送信部802により、取得された自装置の装置情報を情報提供装置102に送信する(ステップS1703)。
そして、受信部803により、撮影対象となる対象作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す構図画像Cを含む構図情報を情報提供装置102から受信したか否かを判断する(ステップS1704)。ここで、受信部803により、構図情報を受信するのを待つ(ステップS1704:No)。
構図情報が受信された場合(ステップS1704:Yes)、表示制御部804により、構図画像C[k]の「k」を「k=1」とし(ステップS1705)、構図画像C[1]〜C[K]の中から構図画像C[k]を選択する(ステップS1706)。
つぎに、表示制御部804により、カメラ120のファインダ画面FSに被写体とともに構図画像C[k]、作物情報および構図画像C[k]に対応する撮影目的情報を表示する(ステップS1707)。そして、撮影装置101により、カメラ120によって撮影画像が撮影されたか否かを判断する(ステップS1708)。
ここで、撮影装置101により、撮影画像が撮影されるのを待つ(ステップS1708:No)。そして、撮影画像が撮影された場合(ステップS1708:Yes)、出力部805により、撮影された撮影画像を撮影画像DB210に記録する(ステップS1709)。
つぎに、表示制御部804により、構図画像C[k]の「k」をインクリメントして(ステップS1710)、「k」が「K」より大きくなったか否かを判断する(ステップS1711)。ここで、「k」が「K」以下の場合(ステップS1711:No)、ステップS1706に戻る。一方、「k」が「K」より大きくなった場合(ステップS1711:Yes)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、カメラ120によって撮影画像が撮影される度に、ファインダ画面FSに表示する構図画像C[k]を順次変化させて、対象作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する各々の構図画像C[k]が表す構図の撮影画像を連続して撮影させることができる。
(情報提供装置102の情報提供処理手順)
つぎに、実施の形態1にかかる情報提供装置102の情報提供処理手順について説明する。図18は、実施の形態1にかかる情報提供装置102の情報提供処理手順の一例を示すフローチャートである。図18のフローチャートにおいて、まず、受信部1301により、撮影装置101の装置情報を撮影装置101から受信したか否かを判断する(ステップS1801)。
ここで、受信部1301により、撮影装置101の装置情報を受信するのを待つ(ステップS1801:No)。撮影装置101の装置情報が受信された場合(ステップS1801:Yes)、抽出部1303により、構図DB130の中から構図情報を抽出する構図情報抽出処理を実行する(ステップS1802)。
そして、抽出された構図情報を、送信部1304により撮影装置101に送信して(ステップS1803)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。これにより、撮影対象となる圃場Fiで栽培されている作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図画像Cを含む構図情報を撮影装置101に提供することができる。
つぎに、図18に示したステップS1802の構図情報抽出処理の具体的な処理手順について説明する。
図19は、構図情報抽出処理の具体的処理手順の一例を示すフローチャートである。図19のフローチャートにおいて、まず、特定部1302により、撮影装置101の装置情報に基づいて、圃場F1〜Fnの中から撮影装置101の撮影対象となる圃場Fiを特定する(ステップS1901)。
つぎに、抽出部1303により、圃場DB220の中から、特定された圃場Fiの圃場情報600−iを抽出する(ステップS1902)。そして、抽出部1303により、抽出した圃場情報600−iから、圃場Fiで栽培されている作物の作物名と生育ステージとの組み合わせを特定する(ステップS1903)。
つぎに、抽出部1303により、構図DB130の中から、特定した作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図画像Cを含む構図情報を抽出して(ステップS1904)、図18に示したステップS1803に移行する。これにより、撮影対象となる圃場Fiで栽培されている作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図画像Cを含む構図情報を抽出することができる。
以上説明したように、実施の形態1にかかる撮影装置101によれば、対象作物の撮影時に、カメラ120のファインダ画面FSに、対象作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図画像Cを、被写体に関する画像と重畳して表示することができる。これにより、作物名と生育ステージとの組み合わせごとに着目すべき箇所が異なる作物の撮影時において、どのような構図で何を重視した撮影を行えばよいのかの作業者Wの判断を容易にして、作物の生育状況を把握し易い撮影画像を収集することができる。
また、実施の形態1にかかる撮影装置101によれば、カメラ120のファインダ画面FSに、対象作物を特定する作物情報(例えば、対象圃場の圃場ID、圃場名や対象作物の作物名、生育ステージ)を表示することができる。これにより、対象作物の撮影時に、どの圃場で栽培されている何の作物を撮影すればよいのかを作業者Wに確認させることができ、対象作物とは異なる他の作物を撮影してしまうことを防ぐことができる。
また、実施の形態1にかかる撮影装置101によれば、カメラ120のファインダ画面FSに、対象作物を撮影する撮影目的を表す撮影目的情報を表示することができる。これにより、対象作物の撮影時に、対象作物を何のために撮影するのかを作業者Wに確認させることができ、構図画像Cが表す構図の意味を作業者Wに理解させて適切な撮影画像を撮影するように支援することができる。
また、実施の形態1にかかる情報提供装置102によれば、例えば、装置ID、作業者ID、位置情報、圃場ID、作物名、生育ステージ、撮影目的などの撮影装置101の装置情報のうちの1または複数に基づいて、圃場F1〜Fnの中から撮影対象となる圃場Fiを特定することができる。
また、実施の形態1にかかる情報提供装置102によれば、撮影対象となる圃場Fiで栽培されている作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図情報を構図DB130の中から抽出して撮影装置101に提供することができる。これにより、撮影装置101において、対象作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図画像Cを特定することができる。
また、実施の形態1にかかる情報提供装置102によれば、撮影対象となる圃場Fiで栽培されている作物の作物名と生育ステージと撮影目的との組み合わせに対応する構図情報を構図DB130の中から抽出して撮影装置101に提供することができる。これにより、撮影装置101において、対象作物の作物名と生育ステージと撮影目的との組み合わせに対応する構図画像Cを特定することができる。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2にかかる撮影装置101について説明する。実施の形態1では、撮影装置101と情報提供装置102とが連動する場合について説明したが、実施の形態2では、撮影装置101が単独で動作する場合について説明する。なお、実施の形態1で説明した箇所と同一箇所については、同一符号を付して説明を省略する。
(撮影装置101の機能的構成例)
図20は、実施の形態2にかかる撮影装置101の機能的構成を示すブロック図である。図20において、撮影装置101は、取得部801と、表示制御部804と、出力部805と、特定部2001と、抽出部2002と、を含む構成である。取得部801、表示制御部804、出力部805、特定部2001、抽出部2002は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F303により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ302に記憶される。また、撮影装置101は、図5〜図7に示した各種DB130,220,230を有している。
特定部2001は、取得部801によって取得された自装置の装置情報に基づいて、圃場F1〜Fnの中から撮影装置101の撮影対象となる圃場Fiを特定する機能を有する。特定部2001の具体的な処理内容は、図13に示した情報提供装置102の特定部1302と同様のため、ここでは詳細な説明を省略する。
抽出部2002は、構図DB130の中から、特定された圃場Fiで栽培されている作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す構図画像Cを抽出する機能を有する。抽出部2002の具体的な処理内容は、図13に示した情報提供装置102の抽出部1303と同様のため、ここでは詳細な説明を省略する。
表示制御部804は、撮影対象となる対象作物を撮影する際の撮影画像の構図を表す構図画像Cをディスプレイ110に表示する。ここで、構図画像Cは、抽出部2002によって構図DB130の中から抽出された構図画像である。表示制御部804の具体的な処理内容は、実施の形態1で説明した処理内容と同様のため、ここでは詳細な説明を省略する。
(撮影装置101の撮影支援処理手順)
つぎに、実施の形態2にかかる撮影装置101の撮影支援処理手順について説明する。図21は、実施の形態2にかかる撮影装置101の撮影支援処理手順の一例を示すフローチャートである。図21のフローチャートにおいて、まず、撮影装置101により、カメラ120が起動されたか否かを判断する(ステップS2101)。
ここで、撮影装置101により、カメラ120が起動されるのを待って(ステップS2101:No)、カメラ120が起動された場合(ステップS2101:Yes)、取得部801により、自装置の装置情報を取得する(ステップS2102)。つぎに、抽出部2002により、構図DB130の中から構図情報を抽出する構図情報抽出処理を実行する(ステップS2103)。
そして、表示制御部804により、カメラ120のファインダ画面FSに被写体とともに構図画像C、作物情報および撮影目的情報を表示する(ステップS2104)。つぎに、撮影装置101により、カメラ120によって撮影画像が撮影されたか否かを判断する(ステップS2105)。
ここで、撮影装置101により、撮影画像が撮影されるのを待つ(ステップS2105:No)。そして、撮影画像が撮影された場合(ステップS2105:Yes)、出力部805により、撮影された撮影画像を撮影画像DB210に記録して(ステップS2106)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、対象作物の撮影時に、対象作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図画像Cが表す構図の撮影画像が撮影されるように撮影者を支援することができる。なお、図21に示したステップS2103の構図情報抽出処理の具体的な処理手順は、図19に示した構図情報抽出処理の具体的な処理手順と同様のため説明を省略する。
なお、実施の形態2の場合、見回り結果一覧画面1500は、撮影装置101のディスプレイ110に表示することにしてもよい。もしくは、撮影画像DB210に記録した情報を、無線または有線の通信、もしくは可搬可能な記憶媒体を解して情報提供装置102に複製し、情報提供装置102のディスプレイ408に表示することにしてもよい。
以上説明したように、実施の形態2にかかる撮影装置101によれば、自装置の装置情報に基づいて、圃場F1〜Fnの中から撮影対象となる圃場Fiを特定することができる。また、撮影装置101によれば、撮影対象となる圃場Fiで栽培されている作物の作物名と生育ステージとの組み合わせに対応する構図情報を取得することができる。
なお、本実施の形態で説明した撮影支援方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本撮影支援プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本撮影支援プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)表示部と、
作物を撮影する際の撮影画像の構図を示す情報を前記作物に対して複数記憶する記憶部の中から、圃場に関する情報に基づいて決定された該構図を示す情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記構図を示す情報を前記表示部に表示する表示制御部と、
を有することを特徴とする撮影装置。
(付記2)前記記憶部は、前記構図を示す情報を、前記作物の種別と前記作物の生育段階との組み合わせごとに記憶しており、
前記取得部は、
前記記憶部の中から、対象作物の種別と前記対象作物の生育段階との組み合わせに対応する構図を示す情報を取得することを特徴とする付記1に記載の撮影装置。
(付記3)前記表示制御部は、
さらに、前記対象作物の種別と前記対象作物の生育段階とを特定する情報を前記表示部に表示することを特徴とする付記2に記載の撮影装置。
(付記4)前記記憶部は、前記構図を示す情報を、前記作物の種別と前記作物の生育段階と前記作物を撮影する撮影対象との組み合わせごとに記憶しており、
前記取得部は、
前記記憶部の中から、前記対象作物の種別と前記対象作物の生育段階と前記対象作物を撮影する撮影対象との組み合わせに対応する構図を示す情報を取得することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の撮影装置。
(付記5)前記表示制御部は、
さらに、前記対象作物を撮影する撮影対象を特定する情報を前記表示部に表示することを特徴とする付記4に記載の撮影装置。
(付記6)圃場群の中から撮影対象となる対象圃場を特定する特定部と、
前記圃場群の各々の圃場で栽培されている作物の種別を特定する作物情報を記憶する作物情報記憶部の中から、前記特定部によって特定された前記対象圃場で栽培されている作物の種別を特定する作物情報を抽出する抽出部と、を有し、
前記取得部は、
前記記憶部の中から、前記抽出部によって抽出された前記作物情報から特定される作物の種別に対応する構図を示す情報を取得することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の撮影装置。
(付記7)前記記憶部は、前記構図を示す情報を、前記作物の種別と前記作物の生育段階との組み合わせごとに記憶しており、
前記作物情報記憶部は、前記圃場群の各々の圃場で栽培されている作物の種別と前記作物の生育段階とを特定する作物情報を記憶しており、
前記取得部は、
前記記憶部の中から、前記抽出部によって抽出された前記作物情報から特定される作物の種別と前記作物の生育段階との組み合わせに対応する構図を示す情報を取得することを特徴とする付記6に記載の撮影装置。
(付記8)前記記憶部および前記作物情報記憶部は、前記撮影装置が有する記憶部であることを特徴とする付記1に記載の撮影装置。
(付記9)自装置を識別する装置情報を、前記記憶部を有する情報提供装置に送信する送信部を有し、
前記取得部は、
前記送信部によって前記装置情報が送信された結果、前記記憶部に記憶されている構図を示す情報群のうち、前記装置情報から特定される圃場で栽培されている作物の種別に対応する構図を示す情報を前記情報提供装置から取得することを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の撮影装置。
(付記10)前記記憶部は、前記構図を示す情報を、前記作物の種別と前記作物の生育段階との組み合わせごとに記憶しており、
前記取得部は、
前記送信部によって前記装置情報が送信された結果、前記記憶部に記憶されている構図を示す情報群のうち、前記装置情報から特定される圃場で栽培されている作物の種別と前記作物の生育段階との組み合わせに対応する構図を示す情報を前記情報提供装置から取得することを特徴とする付記9に記載の撮影装置。
(付記11)前記自装置の位置情報を取得する位置情報取得部を有し、
前記送信部は、
前記位置情報取得部によって取得された前記自装置の位置情報を含む前記装置情報を前記情報提供装置に送信し、
前記取得部は、
前記送信部によって前記装置情報が送信された結果、前記記憶部に記憶されている構図を示す情報群のうち、前記自装置の位置情報から特定される圃場で栽培されている作物の種別に対応する構図を示す情報を前記情報提供装置から取得することを特徴とする付記9または10に記載の撮影装置。
(付記12)前記表示部は、前記撮影装置が有する撮影部により撮影される被写体を表示する表示部であり、
前記表示制御部は、前記構図を示す情報を、前記被写体とともに前記表示部に表示することを特徴とする付記1〜11のいずれか一つに記載の撮影装置。
(付記13)コンピュータに、
作物を撮影する際の撮影画像の構図を示す情報を前記作物に対して複数記憶する記憶部の中から、圃場に関する情報に基づいて決定された該構図を示す情報を取得し、
表示部を制御して、取得した前記構図を示す情報を表示する、
処理を実行させることを特徴とする撮影支援プログラム。
(付記14)コンピュータにより実行される方法であって、該コンピュータが、
撮影対象とする圃場を特定可能な情報を、前記コンピュータと通信可能に接続された撮影装置から受信し、
作物を撮影する際の撮影画像の構図を示す情報を前記作物に対して複数記憶する記憶部の中から、受信した前記情報に基づいて特定された圃場に基づいて、該構図を示す情報を抽出し、
抽出した前記構図を示す情報を前記撮影装置に送信する、
処理を実行することを特徴とする情報提供方法。
(付記15)前記撮影装置から受信された前記情報は前記撮影装置を識別する装置情報であって、
前記コンピュータが、該装置情報に基づいて、圃場群の中から前記撮影装置の撮影対象となる対象圃場を特定し、
前記圃場群の各々の圃場で栽培されている作物の種別を特定する作物情報を記憶する作物情報記憶部の中から、特定した前記対象圃場で栽培されている作物の種別を特定する作物情報を抽出する、処理を実行し、
前記構図を示す情報を抽出する処理は、
前記記憶部の中から、抽出した前記作物情報から特定される作物の種別に対応する構図を示す情報を抽出することを特徴とする付記14に記載の情報提供方法。
(付記16)前記記憶部は、前記作物を撮影する際の撮影画像の構図を示す情報を、前記作物の種別と前記作物の生育段階との組み合わせごとに記憶しており、
前記作物情報記憶部は、前記圃場群の各々の圃場で栽培されている作物の種別と前記作物の生育段階とを特定する作物情報を記憶しており、
前記構図を示す情報を抽出する処理は、
前記記憶部の中から、抽出した前記作物情報から特定される作物の種別と前記作物の生育段階との組み合わせに対応する構図を示す情報を抽出することを特徴とする付記15に記載の情報提供方法。
(付記17)前記記憶部は、前記構図を示す情報を、前記作物の種別と前記作物の生育段階と前記作物を撮影する撮影対象との組み合わせごとに記憶しており、
前記コンピュータが、前記対象圃場で行われる農作業の作業予定を示す作業予定情報に基づいて、前記対象圃場で栽培されている作物を撮影する撮影対象を特定する処理を実行し、
前記構図を示す情報を抽出する処理は、
前記記憶部の中から、特定した前記撮影対象と抽出した前記作物情報から特定される作物の種別と前記作物の生育段階との組み合わせに対応する構図を示す情報を抽出することを特徴とする付記15または16に記載の情報提供方法。
(付記18)コンピュータに、
撮影対象とする圃場を特定可能な情報を撮影装置から受信し、
作物を撮影する際の撮影画像の構図を示す情報を前記作物に対して複数記憶する記憶部の中から、受信した前記情報に基づいて特定された圃場に基づいて決定された該構図を示す情報を抽出し、
抽出した前記構図を示す情報を前記撮影装置に送信する、
処理を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
101 撮影装置
102 情報提供装置
130 構図DB
801 取得部
802,1304 送信部
803,1301 受信部
804 表示制御部
805 出力部
1302,2001 特定部
1303,2002 抽出部

Claims (8)

  1. 表示部と、
    作物を撮影する際の撮影画像の構図を示す情報を、前記作物の種別と、前記作物の生育段階と、撮影された画像上で確認されるべき前記作物または圃場の状態を示す確認対象情報との組み合わせごとに記憶する記憶部の中から、対象作物の種別と、前記対象作物の生育段階と、撮影された画像上で確認されるべき前記対象作物または圃場の状態を示す確認対象情報との組み合わせに対応する構図を示す情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記構図を示す情報と、撮影された画像上で確認されるべき前記対象作物または圃場の状態を示す確認対象情報とを前記表示部に表示する表示制御部と、
    を有することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記表示制御部は、
    さらに、前記対象作物の種別と前記対象作物の生育段階とを特定する情報を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 圃場群の中から撮影対象となる対象圃場を特定する特定部と、
    前記圃場群の各々の圃場で栽培されている作物の種別と前記作物の生育段階とを特定する作物情報を記憶する作物情報記憶部の中から、前記特定部によって特定された前記対象圃場で栽培されている対象作物の種別と前記対象作物の生育段階とを特定する作物情報を抽出する抽出部と、
    撮影された画像上で確認されるべき前記対象作物または圃場の状態を示す確認対象情報の入力を受け付ける受付部と、を有し、
    前記取得部は、
    前記記憶部の中から、前記抽出部によって抽出された前記作物情報から特定される作物の種別と前記作物の生育段階と、前記受付部によって受け付けた前記確認対象情報との組み合わせに対応する構図を示す情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の撮影装置。
  4. 自装置を識別する装置情報を、前記記憶部を有する情報提供装置に送信する送信部を有し、
    前記取得部は、
    前記送信部によって前記装置情報が送信された結果、前記記憶部に記憶されている構図を示す情報群のうち、前記装置情報から特定される圃場で栽培されている対象作物の種別と、前記対象作物の生育段階と、撮影された画像上で確認されるべき前記対象作物または圃場の状態を示す確認対象情報との組み合わせに対応する構図を示す情報を前記情報提供装置から取得することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の撮影装置。
  5. 前記表示部は、前記撮影装置が有する撮影部により撮影される被写体を表示する表示部であり、
    前記表示制御部は、前記構図を示す情報を、前記被写体とともに前記表示部に表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の撮影装置。
  6. 前記表示制御部は、前記取得部によって取得された前記構図を示す情報が複数存在する場合、複数の前記構図を示す情報のそれぞれを切替可能に前記表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  7. 前記表示制御部は、
    前記複数の前記構図を示す情報のいずれかの情報が表示された結果、撮影画像が撮影されると、前記複数の前記構図を示す情報のうち、前記いずれかの情報とは異なる他の情報を前記表示部に表示することを特徴とする請求項6に記載の撮影装置。
  8. コンピュータに、
    作物を撮影する際の撮影画像の構図を示す情報を、前記作物の種別と、前記作物の生育段階と、撮影された画像上で確認されるべき前記作物または圃場の状態を示す確認対象情報との組み合わせごとに記憶する記憶部の中から、対象作物の種別と、前記対象作物の生育段階と、撮影された画像上で確認されるべき前記対象作物または圃場の状態を示す確認対象情報との組み合わせに対応する構図を示す情報を取得し、
    表示部を制御して、取得した前記構図を示す情報と、撮影された画像上で確認されるべき前記対象作物または圃場の状態を示す確認対象情報とを表示する、
    処理を実行させることを特徴とする撮影支援プログラム。
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