JP2008148565A - 圃場管理システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 生産者が日々行った農作業の内容を自動的に作成し、集計や検索が容易な電子データとして格納することができる圃場管理システムを提供すること。
【解決手段】 圃場毎に、作業内容、作業期間、作業開始となる気象条件を作業内容データベースに予め登録しておき、生産者がいずれかの圃場に赴いたならば、当該生産者が携帯するGPS機能付携帯端末からの指示により該当する圃場を特定し、生産者が赴いた日付がその特定した圃場における作業期間内に該当し、かつ気象サイトから取得した現在の気象情報が作業内容データベースに予め登録されている気象条件を満たしていた場合には、特定した圃場において作業内容データベースに予め登録されている作業を実施したものとして記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生産者が圃場で行った農作業の内容を管理し、集計や検索が容易な電子データとして保管し、農作業日誌を自動作成することができる圃場管理システム及びプログラムに関するものである。
農業生産者の多くは日々行った作業を農作業日誌として記録している。従来、農作業日誌は紙ベースに記述されていたが電子データとして記録されるようになってきている。日々の農作業日誌を電子データとすると紛失の可能性が低くなり、また蓄積したデータの検索や集計が容易になることで来期以降の農作業を行う上で活用し易くなる。その活用は農作業日誌をつけている農業生産者のみではなく、近隣の圃場を持つ農業生産者にとっても有益な情報として活用することも可能である。
電子データを作成するには、キーボードやマウスを使用しコンピュータ上で動作するソフトウェアを用いてデータを入力するのが一般的であるが、コンピュータの操作に不慣れな農業生産者も多く、操作ができたとしても農作業終了後に自宅に帰ってからコンピュータで日々の作業の入力を行うことは非常に面倒な作業である。
農作業日誌を電子データとして活用する技術として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。
下記特許文献1に記載のものは、GPS受信機から取得した位置及び時間情報から作業者の作業軌跡を算出し、作業者が実施し得る複数の作業候補の中から推定した作業項目をコンピュータ内に作成される農作業日誌に自動記録するように構成したことを特徴としたものである。
特開2005−124538号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、GPS受信機の位置情報から該当する圃場を特定しなくてはならない。GPS受信機は機器の性能や計測の条件により誤差が発生する場合があるため該当圃場を正しく特定できない恐れがある。また、作成した農作業日誌の内容を、作業を実施している場所で確認することができない。
本発明の目的は、GPS機能付携帯端末に現在地付近の地図を表示することによって対象とする圃場を生産者が容易に特定し、誤りなく農作業日誌を自動作成することができ、また実施した農作業の内容を検索条件にして該当圃場を検索して当該圃場の位置を表示し、どの場所の圃場に何を実施したかを現場で容易に確認することができる圃場管理システムおよびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る圃場管理システムは、圃場の形状、地図上の位置及び栽培作物の種類の情報を格納した圃場データベースと、圃場毎に、作業内容、作業期間、作業開始となる気象条件を格納した作業内容データベースと、
生産者が携帯するGPS機能付携帯端末から生産者の現在位置情報を受信し、生産者の現在位置近傍の圃場地図データを前記GPS機能付携帯端末に送信し、生産者の現在位置近傍の圃場地図をGPS機能付携帯端末に表示させる第1の手段と、GPS機能付携帯端末に表示された圃場地図で生産者により選択された圃場の識別番号を受信し、その識別番号により前記圃場データベースを参照し、生産者が作業対象としている圃場を特定する第2の手段と、その特定圃場に赴いた日付が前記作業内容データベースに格納された前記特定圃場における作業期間内に該当し、かつ気象サイトから取得した現在の気象情報が前記作業内容データベースに予め登録されている気象条件を満たしているかを判定し、満たしていた場合には、前記特定圃場において前記作業内容データベースに予め登録されている作業内容の作業を実施した日付を作業内容と共に農作業日誌データベースに記録する第3の手段とを備えることを特徴とする。
また、実施した作業内容を検索条件として前記圃場データベースを検索し、該当する圃場の位置と農作業日誌データベースに記録した作業内容を生産者携帯のGPS機能付携帯端末に送信して表示させる第4の手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係る圃場管理用のプログラムは、圃場の形状、地図上の位置及び栽培作物の種類の情報を格納した圃場データベースと、圃場毎に、作業内容、作業期間、作業開始となる気象条件を格納した作業内容データベースとを備えたコンピュータを、
生産者が携帯するGPS機能付携帯端末から生産者の現在位置情報を受信し、生産者の現在位置近傍の圃場地図データを前記GPS機能付携帯端末に送信し、生産者の現在位置近傍の圃場地図をGPS機能付携帯端末に表示させる第1の手段と、GPS機能付携帯端末に表示された圃場地図で生産者により選択された圃場の識別番号を受信し、その識別番号により前記圃場データベースを参照し、生産者が作業対象としている圃場を特定する第2の手段と、その特定圃場に赴いた日付が前記作業内容データベースに格納された前記特定圃場における作業期間内に該当し、かつ気象サイトから取得した現在の気象情報が前記作業内容データベースに予め登録されている気象条件を満たしているかを判定し、満たしていた場合には、前記特定圃場において前記作業内容データベースに予め登録されている作業内容の作業を実施した日付を作業内容と共に農作業日誌データベースに記録する第3の手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、圃場毎に、作業内容、作業期間、作業開始となる気象条件を作業内容データベースに予め登録しておき、生産者がGPS機能付携帯端末に表示された圃場地図により作業対象の圃場を確認し、その作業対象の圃場の識別番号を当該生産者が携帯するGPS機能付携帯端末から受信したならば、その位置情報により該当する圃場を特定し、生産者が当該圃場に赴いた日付がその特定した圃場における作業期間内に該当し、かつ気象サイトから取得した現在の気象情報が作業内容データベースに予め登録されている気象条件を満たしていた場合には、特定した圃場において作業内容データベースに予め登録されている作業を実施したものとして記録するため、従来のように生産者が農作業後に手動で農作業日誌を作成する必要がなくなる。
また、GPS機能付携帯端末に現在地付近の圃場地図を表示することによって対象とする圃場を生産者が容易に特定し、誤りなく農作業日誌を自動作成することができ、また実施した農作業の内容を検索条件にして該当圃場を検索して当該圃場の位置を表示し、どの場所の圃場に何を実施したかを現場で容易に確認することができる。
更に、電子データとして記憶されるため、蓄積したデータの検索や集計が容易になり来期以降の農作業を行う上で活用し易くなる。
以下、本発明を実施する場合の一形態を示す図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る圃場管理システムの一実施の形態を示す図である。
本実施形態における圃場管理システムは、図1に示すように、気象情報サイト9やGPS機能付携帯端末10からインターネット8を経由してデータを取り込み、圃場の管理を行う中央処理装置1と、キャラクタ及びグラフィック画面を有する端末装置2と、背景データとして地図データを格納している地図データベース3と、圃場の位置情報と栽培作物の種類等の情報を持つ圃場データを格納している圃場データベース4と、生産者を特定する耕作者番号と生産者の個人情報を格納している農家データベース5と、栽培作物の種類とその作物を栽培する間の作業内容を格納した作業内容データベース6と、作業日時、圃場の位置情報と栽培作物の種類及び気象情報から決定される農作業の内容を格納している農作業日誌データベース7とからなっている。
中央処理装置1は、データ入力処理部11、データ表示処理部12、農作業日誌作成処理部13、データベースアクセス処理部14を有している。これらの各処理部は、中央処理装置1の内部メモリに格納されたプログラムによって構成されるものである。
データ入力処理11は、インターネット8経由で気象情報サイト9から提供される気象データ、インターネット8経由でGPS機能付携帯端末10から提供される農家位置データや端末装置2で入力されるデータを受け付ける処理を行うものである。
データ表示処理12は、背景データである地図データ上に圃場を描き、農作業の内容を検索条件として該当する圃場を検索し、該当する圃場を強調色にして端末装置2に表示する処理を行うものである。
データベースアクセス処理15は、必要に応じ、地図データベース3、圃場データベース4、農家データベース5、作業内容データベース6、農作業日誌データベース7のデータを参照、更新などを行うものである。
各データベースに格納されているデータについて説明する。
図2は、圃場データベース4に格納されている圃場データのデータ構造を表した図である。
圃場データは、圃場を表す図形を特定するための図形ID21や形状情報22、圃場を特定するための圃場番号23や栽培年24、栽培作物種類25、生産者を特定する生産者番号26、圃場を色分け表示するための表示色27などの情報から成る。
形状情報は、形状の種別、頂点数、各頂点のX,Y座標値の情報で構成されている。
図3は、農家データベース5に格納されている農家データのデータ構造を表した図である。
農家データは、生産者を特定するための生産者番号31、生産者の氏名32、住所33、電話番号34、メールアドレス35のデータで構成されている。
図4は、作業内容データベース6に格納されている作業内容データのデータ構造を表した図である。
作業内容データは、作業内容を特定するための作業内容ID41、栽培作物種類42、栽培作物種類毎にその作物を生産するための作業を作業項目毎に表した作業内容43、作業を行う期間の開始日を表す作業開始日44、終了日を表す作業終了日45、作業内容に影響を与える気象情報の気温46、降水量47、日照時間48、日射量49のデータで構成されている。
図5は、農作業日誌データベース7に格納される農作業日誌データのデータ構造を表した図である。
農作業日誌データは、農作業日誌の内容を特定するための農作業日誌ID501、作業を行った圃場番号を特定する圃場番号502、作業を行った農家を特定する耕作者番号503、作業を行った日付504、圃場に栽培されている作物の種類を表す栽培作物種類505、栽培作物の種類と作業日付、気象情報等から決定される農作業内容506、当日の気象情報を表す内容として気温507、降水量508、日照時間509、日射量510、その他の特記事項を記述する備考511といったデータで構成されている。備考511には、例えば農作業内容で“施肥”を行った場合は、肥料の種類を記述したり、当日の作業状況や気象情報など作業に関連する覚え書きを登録することができる。
次に、地図データや圃場データなどの図形データについて説明する。
図6は、地図データベース3及び圃場データベース4に格納されている地図データおよび圃場データのレイヤ構造を示したものである。
地図データベース3は、図6に示すように、複数のレイヤによる層構造になっており、道路図形は道路レイヤ61に格納され、河川図形は河川レイヤ62に格納されており、地図データベース3内のすべてのレイヤを重ねると地図63と同じ絵になる。
圃場データベース4も同様に、2004年の圃場図形は2004年圃場レイヤ66に、2003年の圃場図形は2003年圃場レイヤ65に、2002年の圃場図形は2002年圃場レイヤ64という具合に、年毎に格納されて重ね合わせ表示をすることができる。圃場図形は通常栽培作物毎に別々の色で表示し、色によって栽培作物の種類がわかるようにしておき、何かの条件で強調色で塗りつぶしを行うようにしておくことが望ましい。農作業の内容、例えば「まだ収穫を行っていない圃場」という条件で図形データを表示する場合、該当する圃場は、栽培作物の色とは異なる強調色で塗り潰しを行うことで簡単にその場所を認識することができる。
図7は、作業内容データベース6に格納される作業内容データの設定例を示す図である。
作業内容データは、栽培作物の種類ごとに作業内容を定義し、その作業を行う時期や気温、降水量、風速、日照時間で表される気象情報を予め登録しておく。例えば作業内容ID1(71)は、栽培作物が馬鈴薯である圃場で、作業内容「播種」を行う条件を示すものである。「播種」は作業期間が4月1日から5月10日の間に日付で、気温は7℃以上、降水量は5ミリ未満の場合に行うことを意味している。
なお、作業に必要な最低所要時間を登録することがある。
作業内容ID2(72)〜IDn(73)についても同様である。
次に、農作業日誌データの作成処理に係る処理手順について、図8のフローチャートを参照して説明する。
生産者は農作業を行うに際し、携帯端末10を携帯して圃場に赴き、圃場に到着したならば、電話番号や位置情報を随時送信可能な状態にして農作業を開始する。
農作業日誌作成処理部13では、まずステップ81においてインターネット8を経由して携帯端末10の送信データから電話番号と位置情報を取得する。
携帯端末10には、例えば定期的に現在位置を含んだ情報をメールするような設定をしておくと生産者は携帯端末10を携帯した状態で作業をするだけで現在位置を送信することができる。
農作業日誌作成処理部13では、取得した電話番号をキーとして、ステップ82において農家データベース5から農家データを検索し、対応する生産者番号31を取得する。
ステップ83において、中央処理装置1から携帯端末10に対し、圃場図を受信するかどうかの問い合わせをする。圃場図はいろいろな表示方法があるが2つの主な表示例を示したものが図9である。
図9の91は携帯端末10から送信される現在位置を使用しその周辺を表示したものである。また図9の92では、特定の生産者が所有する圃場だけを塗りつぶして表示したものである。
ステップ83の問い合わせにおいて圃場図の受信を要求された場合、ステップ84において携帯端末10に対して圃場図の地図を送信する。
携帯端末10を携帯している生産者は、表示された圃場図の中から作業対象の圃場を選択する操作を行う。すると、選択した圃場を特定する圃場IDが携帯端末10から中央処理装置1に送信される。
中央処理装置1は、ステップ85において、生産者が作業を実施している圃場を特定する圃場IDを取得し、作業対象としている圃場を特定することができる。
圃場が特定されると、ステップ86において該当圃場の栽培作物の種類を取得する。
ステップ87では、インターネットを経由して気象サイト9から気温、降水量、日照時間、日射量といった気象情報を取得する。
ステップ88では作業内容データベース6を参照し、当該栽培作物種類の作業内容で、本日の日付が作業開始日から作業終了日の間に存在し、取得した気象情報が作業条件を満たしているものがないか判別する。
該当する作業内容が存在する場合は、農作業日誌のデータを作成する。
図10は農作業日誌データの、ある設定例の図である。
農作業日誌データは、ある圃場に対していつ、どんな作業をしたかを示すものであり、圃場番号、日付、農作業内容によってユニークとなるようなデータである。
農作業日誌ID1(101)と農作業日誌ID2(102)は2006年4月30日に馬鈴薯の定植を行ったことを示し、その日の気象情報も併せて格納される。また備考項目として、当日気温が低かったというような内容を覚え書きしておくことができる。
農作業日誌のデータは生産者がデータを自身で作成することなく自動的に作成されるが、実際に行った作業が常に自動生成された作業内容と同じわけではなく、さまざまな状況に応じて別の作業を行うことも考えられる。作成後の農作業日誌のデータは図1のGPS付き携帯電話10や端末装置2で内容を表示することができ、内容を確認したり、修正を行うことも可能である。
図11は圃場の表示例である。
圃場は図6に示した地図63を背景として圃場の形状を重ね合わせて表示することができる。通常、圃場データは作物毎に設定した色によって塗り潰しを行う。例えば図11の111で示すように小麦は緑色、馬鈴薯は茶色、ビートは水色といったように色分けして表示しているが、ある検索条件を満たす圃場を強調色で塗りつぶして表示することができる。
収穫に使用する機械を複数の生産者で共有する場合、未収穫の圃場がどの位置にあるかを知り、近い場所の圃場から機械を使用し、効率良く使いまわすことが必要になる。
作成された農作業日誌データを使用して「小麦を栽培している圃場でまだ収穫を行っていない圃場」という検索条件を指定し、その条件に該当するものを強調色で塗り潰すと簡単に収穫が終わっていない圃場を認識することができる。
検索条件に該当した圃場を強調色で塗り潰した表示例が図11の112である。112では、111で緑色に塗り潰していた小麦の圃場で、まだ収穫が終わっていない圃場を強調色で塗り潰している。強調色で塗り潰し表示することで対象となる圃場が明確になり、今後の収穫作業を効率良く行うことが可能となる。
要するに、本発明は、圃場毎に、作業内容、作業期間、作業開始となる気象条件を作業内容データベース6に予め登録しておき、生産者がいずれかの圃場に赴いたならば、当該生産者が携帯する携帯端末10から受信した情報により該当する圃場を特定し、生産者が赴いた日付がその特定した圃場における作業期間内に該当し、かつ気象サイトから取得した現在の気象情報が作業内容データベース6に予め登録されている気象条件を満たしていた場合には、特定した圃場において作業内容データベース6に予め登録されている作業を実施したものとして記録するものである。
これにより、生産者は作業内容データベース6に必要な情報を予め登録しておけば、携帯端末10を携帯して圃場に赴くだけで電子化された農作業日誌を完成させることができ、作業終了後に作業内容を記録するといった面倒な作業から解放される。
また、GPS機能付携帯端末10に現在地付近の地図を表示することによって対象とする圃場を生産者が容易に特定し、誤りなく農作業日誌を自動作成することができ、また実施した農作業の内容を検索条件にして該当圃場を検索して当該圃場の位置を表示し、どの場所の圃場に何を実施したかを現場で容易に確認することができる。
更に、電子データとして記憶されるため、蓄積したデータの検索や集計が容易になり来期以降の農作業を行う上で活用し易くなる。
なお、圃場において作業をせずに、栽培作物の生育状況あるいは土壌の状態のみを観察しに赴く場合があるので、作業内容データベースに最低作業時間を登録しておき、その最低作業時間を越えて該当圃場に存在した場合にのみ、予め登録しておいた作業が実施されたものとするようにしてもよい。
また、図8で示した農作業日誌作成処理部については、プログラムとしてコンピュータユーザに提供することができる。
本発明に係る圃場管理システムの一実施の形態を示す図である。 圃場データのデータ構造を表した図である。 農家データのデータ構造を表した図である。 作業内容データのデータ構造を表した図である。 農作業日誌データのデータ構造を表した図である。 地図データベース及び圃場データベースのレイヤ構造を示した図である。 作業内容データの例を示す図である。 農作業日誌作成処理の処理手順を示すフローチャートである。 GPS機能付携帯端末に表示される圃場地図の例を示す図である。 農作業日誌データの例を示す図である。 圃場データを強調表示した例を示す図である。
符号の説明
1…中央処理装置、2…端末装置、3…地図データベース、4…圃場データベース、5…農家データベース、6…作業内容データベース、7…農作業日誌データベース、8…インターネット、9…気象情報サイト、10…GPS機能付携帯端末、11…データ入力処理部、12…データ表示処理部、13…農作業日誌作成処理部、14…データベースアクセス処理。

Claims (3)

  1. 圃場の形状、地図上の位置及び栽培作物の種類の情報を格納した圃場データベースと、圃場毎に、作業内容、作業期間、作業開始となる気象条件を格納した作業内容データベースと、
    生産者が携帯するGPS機能付携帯端末から生産者の現在位置情報を受信し、生産者の現在位置近傍の圃場地図データを前記GPS機能付携帯端末に送信し、生産者の現在位置近傍の圃場地図をGPS機能付携帯端末に表示させる第1の手段と、
    GPS機能付携帯端末に表示された圃場地図で生産者により選択された圃場の識別番号を受信し、その識別番号により前記圃場データベースを参照し、生産者が作業対象としている圃場を特定する第2の手段と、
    その特定圃場に生産者が赴いた日付が前記作業内容データベースに格納された前記特定圃場における作業期間内に該当し、かつ気象サイトから取得した現在の気象情報が前記作業内容データベースに予め登録されている気象条件を満たしているかを判定し、満たしていた場合には、前記特定圃場において前記作業内容データベースに予め登録されている作業内容の作業を実施した日付を作業内容と共に農作業日誌データベースに記録する第3の手段とを備えることを特徴とする圃場管理システム。
  2. 実施した作業内容を検索条件として前記圃場データベースを検索し、該当する圃場の位置と農作業日誌データベースに記録した作業内容を生産者携帯のGPS機能付携帯端末に送信して表示させる第4の手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の圃場管理システム。
  3. 圃場の形状、地図上の位置及び栽培作物の種類の情報を格納した圃場データベースと、圃場毎に、作業内容、作業期間、作業開始となる気象条件を格納した作業内容データベースとを備えたコンピュータを、
    生産者が携帯するGPS機能付携帯端末から生産者の現在位置情報を受信し、生産者の現在位置近傍の圃場地図データを前記GPS機能付携帯端末に送信し、生産者の現在位置近傍の圃場地図をGPS機能付携帯端末に表示させる第1の手段と、
    GPS機能付携帯端末に表示された圃場地図で生産者により選択された圃場の識別番号を受信し、その識別番号により前記圃場データベースを参照し、生産者が作業対象としている圃場を特定する第2の手段と、
    その特定圃場に生産者が赴いた日付が前記作業内容データベースに格納された前記特定圃場における作業期間内に該当し、かつ気象サイトから取得した現在の気象情報が前記作業内容データベースに予め登録されている気象条件を満たしているかを判定し、満たしていた場合には、前記特定圃場において前記作業内容データベースに予め登録されている作業内容の作業を実施した日付を作業内容と共に農作業日誌データベースに記録する第3の手段として機能させることを特徴とする圃場管理プログラム。
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