JP5725202B2 - 電動機 - Google Patents

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Description

本発明は、ロータに永久磁石が埋設された電動機に関する。
永久磁石を回転子(ロータ)のコア(鉄心)に埋め込んで構成された埋込磁石型同期電動機(いわゆるIPMモータ)において、永久磁石の不可逆減磁を防止する構造が提案されている。
ロータは、複数の磁石穴が設けられた電磁鋼板を積層して形成されるロータコアに永久磁石が挿入されて構成されている。磁石が挿入される磁石孔のロータ周方向端部(回転方向端部)には、磁石孔に連通した、不可逆減磁を防止するための空隙部分(フラックスバリア)が設けられている。
JP2008−148391Aに記載のロータにおいて、フラックスバリアは、永久磁石の最も回転子外周に近い部分よりも回転子外周に近い外周近接部を有し、かつ前記外周近接部と前記永久磁石の最も回転子外周に近い部分との間に、前記永久磁石の外側部の延長線に対して回転子内周側に回転子外周からの距離が遠くなる部分を有する形状に形成されている。そのため、永久磁石のq軸側の端部からフラックスバリアに向かって進む磁束は、フラックスバリアから回転子のコアに進入した後、外周近接部と回転子外周との間に向かって進む。その結果、永久磁石の磁気双極子の配列方向が乱される方向に磁束が進むことが抑制され、不可逆減磁が生じ難くなることが開示されている。
前述の従来技術は、フラックスバリア部の形状によって、永久磁石の端部に対する不可逆減磁を抑制するように構成されている。一方で、磁石孔は永久磁石の径方向の位置決めのために、該永久磁石のロータ径方向外側面と内側面とに対向する内径側面と外径側面とを備えるとともに、永久磁石のロータ周方向における位置決め固定のために、内径側面もしくは外径側面の少なくとも一方から延びて永久磁石の周方向端面に対向する周方向面とが形成されなければならない。このため、前述の従来技術に記載のロータコアにおいては、永久磁石の位置を固定するために、永久磁石のロータ周方向端部でロータコアと永久磁石とが対向する部位(以下、磁石固定部位ともいう)を設けており、ステータからロータに進入した磁束がこの磁石固定部位を介して永久磁石に影響を与えることによって発生する永久磁石の不可逆減磁が考慮されていない。
特に従来技術では、ロータコアの外周側の形状のみによって永久磁石端部の不可逆減磁を抑制していため、ロータコアの内径側の形状については言及がない。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、IPMモータを代表する電動機において、永久磁石の不可逆減磁を抑制できる電動機を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様は、巻線が巻回されたステータと、ステータに内装され、複数の永久磁石が埋め込まれたロータとを備える電動機に適用される。この電動機は、ロータは、永久磁石を埋設するための磁石孔と、磁石孔のロータ周方向端部に連通するフラックスバリアと、が穿設されている。磁石孔は永久磁石のロータ径方向外側面に対向する外側面と永久磁石のロータ径方向内側面に対向する内径側面とを備えるとともに、永久磁石の内径側面及び外径側面の少なくとも一方から延びて永久磁石の周方向端面に対向する磁石固定部と、フラックスバリアに連通する連通部を備えている。一方、磁石孔に連通したフラックスバリアには、連通部から延びた、ロータ外径側面である外径近接部及びロータ内径側面である内径近接部を有し、この外径近接部及び内径近接部の少なくとも一方は磁石孔の磁石固定部の磁石孔内部方向の端部に連設して形成され、磁石固定部に連接した外径近接部及び内径近接部の少なくとも一方の連通部よりもロータ周方向外側の位置に、フラックスバリアの内部方向に向かって突出した突出部を備えて、該突出部よりも連通部に近い側のフラックスバリアの幅寸法よりもフラックスバリアの幅寸法が狭くなる狭窄部を形成していることを特徴とする。
本発明の実施形態、本発明の利点については、添付された図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の電動機のロータ及びステータの要部の説明図である。 図2は、本発明の第1実施形態のフラックスバリアを中心とした説明図である。 図3は、本発明の第1実施形態の変形例のフラックスバリアを中心とした説明図である。 図4は、本発明の第2実施形態のフラックスバリアを中心とした説明図である。 図5は、本発明の第2実施形態の磁石端部の最小磁束密度のグラフである。 図6は、本発明の第3実施形態のフラックスバリアを中心とした説明図である。 図7は、本発明の第3実施形態の鎖交磁束と最大トルク印加可能な電流量とのグラフである。 図8は、本発明の第4実施形態のフラックスバリアを中心とした説明図である。 図9は、本発明の第4実施形態の磁石端部の最小磁束密度のグラフである。 図10Aは、本発明の実施形態の変形例を示す説明図である。 図10Bは、本発明の実施形態の変形例を示す説明図である。 図11Aは、本発明の実施形態の突出部の変形例を示す説明図である。 図11Bは、本発明の実施形態の突出部の変形例を示す説明図である。 図11Cは、本発明の実施形態の突出部の変形例を示す説明図である。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態の電動機10の回転子(ロータ)及び固定子(ステータ)の要部の説明図である。
図1に示すように、電動機10は、ステータ11とロータ14とによって構成される。
ステータ11は、略円筒形状を有し、内径側に突設する複数のティース12が等間隔に設けられている。ティース12とティース12との間のスロットには巻線(コイル)13が巻回されている。コイル13の巻回方法は分布巻であっても集中巻であってもよい。ステータ11は、薄板状の電磁鋼板が回転軸方向に積層されて構成される。
円筒形状のステータ11の内径側の空洞内には、略円柱形状のロータ14が挿設されている。ロータ14は、薄板状の電磁鋼板が回転軸方向に積層されて構成されるロータコア15と、ロータコア15の中心に貫挿された回転軸16とにより構成される。
ロータコア15には、周方向(ロータ回転方向)に所定の規則で永久磁石17が埋設されている。ロータコア15には、回転軸に沿って貫通する複数の磁石孔19が穿設されており、この磁石孔19に永久磁石17がそれぞれ埋設される。以下ではロータコアの回転方向を周方向、ロータコア半径方向を径方向として記載する。
ロータコア15において、一対の永久磁石17によって一つの磁石部20が形成されている。磁石部20は、一対の永久磁石17がV字状に設けられ、V字状の開口側がロータコア15の外径側に向けて配置している。本実施形態では一対の永久磁石17がV字状に配置されたロータに関して記載するが、一つの永久磁石が半径方向に対して鉛直な方向に配置されたロータであってもよい。
各々の永久磁石17は、ロータコア15の外径側に一方の磁極(例えばN極)が配向され、内径側に他方の磁極(例えばS極)が配向されるように着磁されている。この配置によって、磁石部20に配置される一組の永久磁石17が、一つの永久磁石として作用する。
本実施形態においては、図1に示すように、ロータコア15は、周方向に8つの磁石部20が配置されている。隣り合う磁石部20において、異なる磁極が配向される。すなわち、ある磁石部20において外径側にN極、内径側にS極が配向されている場合に、その隣の磁石部20は、外径側にS極、内径側にN極が配向される。
このような構成によって、電動機10は、ステータ11のコイル13に電流が印加されることによってロータ14の各磁石部20に磁力が作用して、ロータ14が回転する。ロータ14の回転は、図示しないケースに軸支された回転軸16から取り出される。
ロータコア15において、磁石孔19の周方向の端部に、該磁石孔と図2の連通部40で連通し、周方向に張り出した空隙部であるフラックスバリア30を有する。フラックスバリア30は、永久磁石17の端部付近での磁束の回り込みによる不可逆減磁の発生を抑制して、電動機の効率の低下を防止するために設けられる。
図2は、本実施形態の図1の範囲Aの拡大図であり、フラックスバリア30を中心とした説明図である。
ここでは、磁石部20の両端側に存在する一組のフラックスバリア30のうちの一方のフラックスバリア30について説明する。他方のフラックスバリアに関しても形状及び作用は同一である。
フラックスバリア30は、ロータコア15の磁石孔19に挿入された永久磁石17から周方向外側に延設された形状を有している。
磁石孔19は、永久磁石17のロータ径方向外側面に対向する外径側面19a、永久磁石17のロータ径方向内側面に対向する内径側面19b及び、内径側面19bのロータ周方向端部から延びて永久磁石17のロータ周方向端面22に対向する周方向面19cを備え、連通部40でフラックスバリア30と連通している。従って、周方向面19cの磁石孔内側端部19dは内径側面19bよりも磁石孔内側に位置し、連通部40は永久磁石17の板厚方向(着磁方向)よりも狭められている。磁石孔19の周方向面19cは、永久磁石17のロータ周方向端面22を係止して、ロータ周方向における位置決め固定の機能を有し、以下では磁石固定部112とも言う。
フラックスバリア30のロータ径方向外側の面である外径近接部30aは、磁石孔19の外径側面19aに連設してロータ周方向外側に延びるとともに、永久磁石17の外径側端部の延長線Lに対して、ロータコア15の内径側に突出した突出部32を有する。
フラックスバリア30のロータ径方向内側の面である内径近接部30bは、磁石孔19の周方向面19cに連設して、周方向面19cの磁石孔内側端部19dからロータ周方向外側に延びるとともに、永久磁石17の外径側面の延長線Lと平行な、磁石孔19の磁石孔内側端部19dを通って伸びる延長線Mに対して、ロータコア15の外周側に突出する(フラックスバリア内側に突出する)突出部33を有する。
突出部32及び突出部33は、フラックスバリア30において向かい合わせの位置に形成されている。突出部32及び突出部33とで、突出部32及び突出部33よりも連通部40に近い側のフラックスバリア30の幅よりもフラックスバリア30の幅が狭められる狭窄部31が形成される。
フラックスバリア30は、磁石端部21、22から、ロータコア15の周方向外側に向かうにつれて(連通部40からロータコア15の周方向外側に向かうにつれて)突出部32及び突出部33により形成される狭窄部31によりその幅が徐々に狭められる。狭窄部よりもさらに周方向外側に移動すると、幅が拡大された後、この幅を一定に保ちながら所定の長さまで延設されている。
図3は、第1実施形態の変形例のフラックスバリア30を中心とした説明図であり、図1の範囲Aの拡大図である。
図2に示した例では、外径近接部30aの突出部32と内径近接部30bの突出部33とによって狭窄部31を形成した。
一方で図3に示す例では、外径近接部30aは、永久磁石17の外周側の延長線Lと略同一の延設方向に形成され、内径近接部30b側からのみ突出部33を突出させている。このような構成によって、突出部33と外径近接部30aとによって、狭窄部31を形成する。
以上のように、本願の第1実施形態では次のような効果を得ることができる。
フラックスバリア30の形状を図2又は図3のように構成することによって、永久磁石17の周方向端部の不可逆減磁を抑制することができる。
具体的には、内径近接部30bからフラックスバリア30の内側に向かって突出する突出部33によって狭窄部31を形成することによって、フラックスバリア30の外径近接部30aから内径近接部30bの方向へ向かう磁束を狭窄部31へ誘導し、磁石端部21近傍における磁束の不規則な流れを抑制する。
従来、ステータ11のコイル13を流れる電流によって発生する磁束は、ステータ11からロータコア15に進入後、永久磁石17の外径側から内径側を通過する。この際、永久磁石17の磁石端部21付近において、フラックスバリア30の外径側(外径近接部30a)から内径側(内径近接部30b)へ通過し、磁石固定部112(周方向面19c)を介して永久磁石17の磁石端部22へと流れる磁束が発生する。この磁束が永久磁石17に影響を及ぼすことにより、磁石端部21及び22に不可逆減磁が生じる。これを抑制するために、例えばフラックスバリア30の外径近接部30a側(外径近接部30a及び内径近接部30bのうちの、磁石固定部112に連設していない側)からのみ突出部32を形成した場合は、磁石端部21付近の磁束は突出部32の方向へ誘導され、突出部32を介して内径近接部30bへ通過し、磁石端部21における不可逆減磁を抑制できる。しかしながら、磁石端部22に影響を与える磁石固定部112(周方向面19c)に向かう磁束の流れを抑制することができないため、磁石端部22においてはなお不可逆減磁が発生する。
本発明の第1実施形態では、フラックスバリア30の内径近接部30bから(外径近接部30a及び内径近接部30bのうちの、磁石固定部112に連設している側から)、突出部33を形成して狭窄部31を形成した。この狭窄部31において、図2に一点鎖線で示すように、磁束がロータコア15の外周側から内径側に流れるパスを形成する。このような構成によって、永久磁石17の磁石端部21及び磁石端部22における不可逆減磁を抑制することができる。すなわち、フラックスバリア30の外径近接部30a及び内径近接部30bのうち、磁石固定部112(周方向面19c)に連設した内径近接部30bからフラックスバリア30内部側に突出する突出部33を形成して狭窄部31を形成する。これにより、磁石端部21、22に影響を与えるステータ11からの磁束の流れを狭窄部31に誘導することができ、永久磁石17の磁石端部21のみならず磁石端部22における不可逆減磁をも抑制することができる。
このように、フラックスバリア30の外径近接部30a及び内径近接部30bのうち、磁石固定部112(周方向面19c)に連設した内径近接部30bからフラックスバリア30内部に突出する突出部33を形成して狭窄部31を形成することにより、永久磁石17の不可逆減磁を抑制することができ、結果としてステータ11のコイル13に流すことが可能な電流の最大値を増やすことがでるため、電動機10が発生可能なトルクを増大することができる。
<第2実施形態>
次に第2実施形態について説明する。
前述の第1実施形態において、フラックスバリア30の外径近接部30a及び内径近接部30bのうち、磁石固定部112(周方向面19c)に連設した内径近接部30bからフラックスバリア30内部に突出する突出部33を形成してフラックスバリア30に狭窄部31を形成することによって、不可逆減磁を抑制するように構成した。第2実施形態では、狭窄部31の形状をさらに変更した。第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図4は、本発明の第2実施形態のフラックスバリア30を中心とした説明図であり、図1の範囲Aの拡大図である。
第2実施形態においては、フラックスバリア30の内径近接部30bから突設される突出部33と磁石端部21との距離を、永久磁石17とフラックスバリア30とが接する部分の距離以上に設定した。言い換えれば、突出部33と磁石端部21との距離を、磁石固定部112の磁石孔内側端部19dと磁石端部21との距離(連通部40の幅寸法)以上に設定した。
具体的には、突出部33の形状を、磁石端部21を中心として永久磁石17とフラックスバリア30とが接する部分の距離を半径とする円周(図4の点線で図示する)よりも内側に、突出部33が存在しないように設定した。
フラックスバリア30をこのような構成とすることによって、磁石端部21及び22における不可逆減磁を抑制することができる。
より具体的には、図5に示す磁石端部21における最小磁束密度を示す説明図を参照して説明する。
図5は、永久磁石17とフラックスバリア30とが接する部分の面の長さ(連通部40の幅寸法)を1とした場合に、磁石端部21と突出部33との距離がどの程度離れているのかをX軸に、磁石端部21の最小磁束密度をY軸に、それぞれプロットしたグラフである。
なお、最小磁束密度は磁石材料のクニック点以下になると減磁が発生することを意味しており、図5の示すグラフ上では、下に行く方がより不可逆減磁し易いことを意味する。
図5を参照すると、磁石端部21と突出部33との距離が近づくにつれて磁石端部21における最小磁束密度が低下している。すなわち、磁石端部21と突出部33との距離が近ければ近いほど、不可逆減磁が生じやすいと言える。
ここで、フラックスバリア30の外径近接部30a側から突出部32を形成した従来の構成における最小磁束密度を一点鎖線で示す。この一点鎖線よりの上側の領域、すなわち、磁石端部21と突出部33との距離が1以上である場合に、従来の構成よりも、より不可逆減磁を抑制することができることがわかる。これは、磁石端部21と突出部33との距離を連通部40の幅以上とすることにより、磁石端部21に影響を与えるステータ11からの磁束の流れをフラックスバリア30の外径側のロータコアを通った後に(磁石端部21よりも周方向外側から)突出部33へ通過させるように誘導することにより、磁石端部21付近を通過する磁束を減少させることができたためと考えられる。
このように、第2実施形態では、突出部33と磁石端部21との距離を、永久磁石17とフラックスバリア30とが接する部分の距離以上(連通部40の幅寸法以上)に設定することにより、永久磁石17の磁石端部21及び磁石端部22における不可逆減磁を抑制することができる。不可逆減磁を抑制することによって、ステータ11のコイル13に流す電流量を増やすことがでるため、電動機10のトルクを増大することができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。
前述の第2実施形態では、フラックスバリア30の突出部33の形状に特徴を持たせた。第3実施形態では、前述の第2実施形態に対して突出部33の形状をさらに変更した。なお、第1又は第2実施形態と同一の構成には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図6は、本発明の第3実施形態のフラックスバリア30を中心とした説明図であり、図1の範囲Aの拡大図である。
内径近接部30bから突設する突出部33の形状について説明する。
永久磁石17とフラックスバリア30とが接する部分の距離(連通部40の幅寸法)をaとする。内径近接部30b側から突設させた突出部33と外径近接部30aとの間の狭窄部31の距離(幅)をbとする。
第3の実施形態では、aとbとの割合b/aを0.7以上1未満の範囲に設定した。フラックスバリア30をこのような構成とすることによって、磁石端部21及び22における不可逆減磁を抑制することができる。
より具体的には、図7に示す鎖交磁束Φaと電動機10の最大トルクとステータ11のコイル13に印加可能な電流との関係を示す説明図を参照して説明する。
図7は、永久磁石17とフラックスバリア30とが接する部分の距離(連通部40の幅)aと、狭窄部31の距離bとの割合をX軸に設定し、Y軸に、鎖交磁束Φa(点線)と電動機10の最大トルク(実線)とステータ11のコイル13に印加可能な電流量(一点鎖線)と、をそれぞれプロットしたグラフである。
鎖交磁束Φaとは、電動機10におけるマグネットトルクに寄与する磁石磁束を意味する。同じ電流をステータ11のコイル13に流した場合は、ロータコア15における鎖交磁束Φaが大きいほどマグネットトルクが大きくなるため、電動機10のトルクを増大する効率が高くなる。一方で、鎖交磁束Φaが低下するとモータ出力が低下するため、鎖交磁束Φaは可能な限り低下しないように構成することが好適である。
印加可能電流とは、電動機10に印加する電流量に対して、ロータ14における永久磁石17の耐減磁性能に基づき、規定の電流量から電流量を増やすことができる割合である。
最大トルクとは、印加される電流量及び鎖交磁束等の条件に基づいて電動機10が出力可能な最大のトルクである。
狭窄部31の距離bが小さい場合は、前述のように磁束のパスが形成されるため、永久磁石17の端部21、22における不可逆減磁の発生が抑制できる。従って、狭窄部31の距離bが小さいほど、ステータ11のコイル13に印加可能な電流量を増大することができ、出力可能な最大トルクも増大する。
一方で、狭窄部31の距離bが小さいほど鎖交磁束Φaが減少する。鎖交磁束Φaが減少すると、電動機10の効率が低下して、最高トルクが低下する。
図7に示すグラフにおいて、狭窄部31の距離bと永久磁石17とフラックスバリア30とが接する部分の距離aとの割合(b/a)が1から0.7までの間の領域では、鎖交磁束Φaは緩やかに低下している。しかしながら、b/aが0.7付近よりも小さい場合は、鎖交磁束Φaが、b/aの値に従って大きく減少することがわかる。従って、最小磁束密度の低下を抑えつつ、鎖交磁束Φaの減少を最小限に抑えるために、b/aを0.7〜1の範囲に設定することが好適である
このように、第3実施形態では、永久磁石17とフラックスバリア30とが接する部分の距離aと狭窄部31の距離bとの割合b/aを、0.7以上1未満の範囲に設定することにより、永久磁石17の磁石端部21及び磁石端部22における不可逆減磁を抑制することができる。不可逆減磁を抑制することによって、ステータ11のコイル13に流す電流量を増やすことがでるため、電動機10のトルクを増大することができる。
<第4実施形態>
次に第4実施形態について説明する。
前述の第2及び第3実施形態では、フラックスバリア30の突出部33の形状に特徴を持たせた。第4実施形態では、前述の第3実施形態に対して突出部33の形状をさらに変更した。なお、第1ないし第3実施形態と同一の構成には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図8は、本発明の第4実施形態のフラックスバリア30を中心とした説明図であり、図1の範囲Aの拡大図である。
第3実施形態においては、フラックスバリア30の内径近接部30bから突設される突出部33を、磁石端部21から、永久磁石17とフラックスバリア30とが接する部分の距離(連通部40の幅寸法)となる円周上に、その一部が位置するような形状に設定した。
具体的には、磁石端部21を中心として永久磁石17とフラックスバリア30とが接する部分の距離を半径とする円周上の少なくとも一部に、突出部33が接するような形状とする。この円周にフラックスバリア30の内径近接部30bが沿うような形状であってもよいし、突出部33の一部がこの円周に接するような形状であってもよい。
フラックスバリア30をこのような構成とすることによって、磁石端部21及び22における不可逆減磁を抑制することができる。
より具体的には、図9に示す磁石端部21における最小磁束密度を示す説明図を参照して説明する。
図9は、永久磁石17とフラックスバリア30とが接する部分の面の距離(連通部40の幅寸法)を1とした場合に、磁石端部21と突出部33との距離とがどの程度離れているのかをX軸に、磁石端部21の最小磁束密度と、磁石端部22の最小磁束密度とをY軸に、それぞれプロットしたグラフである。なお、磁石端部21の最小磁束密度を実線で、磁石端部22の最小磁束密度を点線で示す。
図9を参照すると、磁石端部21と突出部33との距離が近づくにつれて磁石端部21における最小磁束密度が低下している。一方で、磁石端部21と突出部33との距離が近づくにつれて磁石端部22における最小磁束密度は、ほぼ一定又は若干上昇している。磁石端部21と突出部33との距離が近ければ近いほど、磁石端部21における最小磁束密度が減少して不可逆減磁が生じやすいと言える。一方で、磁石端部22においては、最小磁束密度は減少せず、不可逆減磁は生じにくいと言える。
そこで、磁石端部21と磁石端部22との最小磁束密度が同等レベルでバランスする状態、すなわち、永久磁石17とフラックスバリア30とが接する部分の面の距離(連通部40の幅寸法)と、磁石端部21と突出部33との距離とが同等(割合が1)となるように、突出部33を設定する。これにより、磁石端部21と磁石端部22とのいずれにおいても不可逆減磁をより効果的に抑制することができる。不可逆減磁を抑制することによって、ステータ11のコイル13に流すことが可能な電流の最大値を増やすことがでるため、電動機10の出力可能なトルクを増大することができる。
次に、本発明の変形例について説明する。
図10A及び図10Bは、本発明の実施の形態における変形例を示す説明図である。
以上説明した本発明の実施形態では、磁石孔19の内径側面19bの周方向端部から延びる磁石固定部112を有し、この磁石固定部112に連設する、フラックスバリア30の内径近接部30b側に突出部33を形成して、この突出部33によってフラックスバリア30に狭窄部31を形成した。
これに対して、図10Aに示す変形例では、磁石孔19の外径側面19aの周方向端部から延びる磁石固定部113を有し、この磁石固定部113に連設する、フラックスバリア30の外径近接部30a側に突出部32を形成して、この突出部32によってフラックスバリア30に狭窄部31を形成した。
図10Bに示す変形例では、磁石固定部112に連設した内径近接部30b側に突出部33を形成するとともに、磁石固定部113に連設した外径近接部30a側に突出部32を形成して、この突出部32及び33によってフラックスバリア30に狭窄部31を形成した。
このような構成によっても、同様に、前述のように永久磁石17の端部21、22における不可逆減磁を抑制することができる。
図11A、図11B及び図11Cは、本発明の実施の形態における突出部33の変形例を示す説明図である。
突出部33の形状は、前述の第1ないし第4実施形態の条件に当てはまるものであれば、どのような形状であってもよい。突出部33は、フラックスバリア30の外径近接部30a及び内径近接部30bのうち、磁石固定部に連設した側からフラックスバリア30内部側に突出する限りにおいては、どのような形状であってもよい。
例えば、図11Aに示す例では、突出部33を矩形形状によって突出させている。図11Bに示す例では、突出部33を三角形形状によって突出させている。図11Cに示す例では、突出部33を半円形状によって突出させている。
このように、突出部33の形状はどのように形成してもよい。
なお、本発明の実施形態において、フラックスバリア30は空隙であってもよいし、樹脂等を充填してもよい。また、磁石部20の極数を8極として説明したが、これに限らず偶数極で有ればよいが4極以上が好ましい。また、電動機に限らず発電機に適用してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する主旨ではない。
本願は、2011年11月25日に日本国特許庁に出願された特願2011−257862に基づく優先権を主張する。この出願のすべての内容は参照により本明細書に組み込まれる。

Claims (3)

  1. 巻線が巻回されたステータ(11)と、前記ステータ(11)に内装され、複数の永久磁石(17)が周方向に沿って埋め込まれたロータ(14)とを備える電動機(10)において、
    前記ロータ(14)は、永久磁石(17)を埋設するための磁石孔(19)と、前記磁石孔(19)に連通してロータ周方向に延びる空隙であるフラックスバリア(30)と、が穿設され、
    前記磁石孔(19)は、
    前記永久磁石(17)のロータ径方向外側面に対向する外径側面(19a)と、前記永久磁石のロータ径方向内側面に対向する内径側面(19b)と、前記外径側面(19a)及び内径側面(19b)との少なくとも一方のロータ周方向端部から延びて永久磁石(17)のロータ周方向端面に対向する面である磁石固定部(112)と、前記フラックスバリア(30)に連通する連通部(40)とを備え、
    前記フラックスバリア(30)は、
    前記連通部(40)から延びる、ロータ外径側面である外径近接部(30a)及びロータ内径側面である内径近接部(30b)を有し、前記外径近接部(30a)及び内径近接部(30b)の少なくとも一方は前記磁石孔(19)の磁石固定部(112)の磁石孔内部方向の端部に連設して形成され、前記磁石固定部(112)に連設した外径近接部(30a)及び内径近接部(30b)の少なくとも一方にはフラックスバリア内部方向に向かって突設する突出部(32、33)を備え、
    前記突出部(32、33)によって、該突出部(32、33)よりも前記連通部(40)に近い側の前記フラックスバリアの幅よりも前記フラックスバリアの幅が狭められる狭窄部(31)が形成されており、
    前記突出部(32、33)と、該突出部(32、33)に対して前記フラックスバリア(30)を挟んで対向する前記外径近接部(30a)又は内径近接部(30b)の前記連通部(40)側の端部との距離が、前記連通部(40)における前記フラックスバリア(30)のロータ径方向幅寸法以上である
    電動機。
  2. 請求項1に記載の電動機であって、
    前記突出部(32、33)によって形成される狭窄部(31)における前記フラックスバリア(30)のロータ径方向幅は、前記連通部(40)における前記フラックスバリア(30)のロータ径方向幅に対する割合が、0.7よりも大きい。
  3. 請求項1又は3に記載の電動機であって、
    前記突出部(32、33)と、該突出部(32、33)に対して前記フラックスバリア(30)を挟んで対向する前記外径近接部(30a)又は内径近接部(30b)の前記連通部(40)側の端部との距離が、前記連通部(40)における前記フラックスバリア(30)のロータ径方向幅寸法と等しい。
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