JP5724245B2 - 光源装置、照明装置及び投影表示装置 - Google Patents

光源装置、照明装置及び投影表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、光源装置、その光源装置を用いた照明装置、及び、前記光源装置又は照明装置を備えたプロジェクター等の投影表示装置に関する。
近年、大画面のディスプレイ装置が急速に普及してきており、それらを用いた会議やプレゼンテーション、研修などが一般的になってきている。
ディスプレイとしては液晶やプラズマなど様々なものがあり、場所の広さや参加人数などによって適当なものが選択されているが、なかでもスクリーン等の投影面に画像を投影して拡大表示することができる投影表示装置(以後「プロジェクター」と呼ぶ)は比較的安価で可搬性にも優れているため(即ち小型軽量で持ち運びやすいため)、最も広く普及している大画面ディスプレイと言える。
そのような背景の中で、最近ではコミュニケーションの必要な場面や状況が益々増えてきており、例えばオフィスにおいても小さな会議室や、パーテイション等で仕切られた打合せスペースが数多く設けられ、プロジェクターを使った会議や打合せなどが頻繁に行われるようになった。
更には、会議室等が空いていなくても、例えば通路などの空きスペースを利用してそこの壁などにプロジェクターで情報を投射表示しながら打合せをしたい、などといった急な要求シーンも頻繁に見られるようになった。
このようなプロジェクターにおいて、従来は例えば超高圧水銀ランプなど高輝度の放電ランプを光源とするものが主流であったが、近年、光源として赤、緑、青の発光ダイオード(LED)や有機EL等の固体発光素子を用いるための開発がなされており、多くの提案がなされている。
例えば、特許文献1(特開2004−341105号公報)に記載された従来技術では、固体光源から射出する紫外光を可視光に変換する蛍光体層と透明基材と固体光源から成る光源装置及びそれを用いたプロジェクターについての提案がなされている。
また、特許文献2(特開2009−277516号公報)に記載された従来技術では、紫外光の替わりに可視光の固体光源を用い、それから射出する可視光を別の波長の可視光に変換する蛍光体層と透明基材と固体光源から成る光源装置及びそれを用いたプロジェクターについての提案がなされている。
しかしながら、上記の従来技術においては、光源装置の構造上の制限により厚さが制限され、薄型化ができないという問題点があった。
図5は、従来技術の課題を有する投影表示装置(プロジェクター)の構成例を示したものであり、(a)は光源装置から射出された光が表示素子を介して投射レンズ群に至る光路を含む平面(以下、光路面という)に対して垂直な方向から見た概略図、(b)は光路面に水平な方向から見た概略図である。
図5において、励起光源1は後述する蛍光ホイールに形成されている蛍光体層に照射して所定の色光を射出させるための励起光を出力する。励起光としては、例えば波長450nmあるいはその周辺の青色光が用いられる。
蛍光ホイール3は、蛍光体層4を備える円形状(円盤状等)の透明基材5とモータ6により構成され、回転可能になっている。
透明基材5は、複数の扇形形状のセグメント領域を有し、そのうちの少なくとも二つに蛍光体層4が形成されている。そして各蛍光体層4は前記励起光を受けて互いに異なる所定の波長帯域光(例えば赤及び緑光)を発する。また、他の少なくとも一つには蛍光体層が形成されておらず、励起光をそのまま透過させるセグメント領域を有する。尚このセグメント領域には拡散層7が形成されており、蛍光ホイール3から射出される青色光の状態を他の光と均一になるようにしている。
これにより、蛍光ホイール3を回転させるとともに励起光源1からの励起光をセグメント領域の境界に同期して点滅させることで、赤(R)、緑(G)及び青(B)の色光が蛍光ホイール3から順次射出される。
尚、一つの蛍光体層4から射出される単色光の光量を増やし、有効光の利用効率を向上させるために、後述する導光装置8の形状に対応して形成される開口を有する入射マスク2が励起光源1と蛍光ホイール3との間に配置されている。
蛍光ホイール3から射出された光は、導光装置8に入射されて均一な強度分布の光束にされた後、集光レンズ群9によって集光され、反射ミラー10によって所定の角度で表示素子11に照射される。
制御装置12は、表示素子11に照射される色に対応した画像を表示素子11上に形成し、照射光を変調する。そして変調された光は投射レンズ群13に入射され、図示しないスクリーンなどに拡大投射され、所望の画像が表示される。
以上に説明したプロジェクターのように、光源装置に円形(円盤状等)の蛍光ホイール3を用いて光軸に対して垂直に配置した構成では、図5を見てもわかるとおり、光軸中に配置される各部品や装置を小型にしても、蛍光ホイール3の直径が制約となってそれ以上光源装置を薄くできないという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、
(1):従来よりも薄型化が可能な光源装置を提供すること、
(2):(1)の目的に加え、透明基材に剛性を持たせる、あるいは透明基材の軽量化及び低コスト化を図ることが可能な光源装置を提供すること、
(3):(1)又は(2)の目的に加え、射出光量を増加させることが可能な光源装置を提供すること、
(4):(1)〜(3)の何れかの目的に加え、励起光の利用効率を向上させることが可能な光源装置を提供すること、
(5):(1)〜(4)の何れかの目的に加え、励起光とは異なる波長帯域の光を生成し単色光源として利用することができる具体的な手段を有する光源装置を提供すること、
(6):(1)〜(5)の何れかの目的に加え、励起光をそのまま単色光として透過させる場合に他の色光との均一化を図ることが可能な光源装置を提供すること、
(7):(1)〜(6)の何れかの目的に加え、省電力化を図ることが可能な光源装置を提供すること、
(8):(1)〜(7)の何れかの目的に加え、輝度を上げて且つ色再現性の向上を図ることが可能な光源装置を提供すること、
(9):(1)〜(8)の何れかの目的に加え、輝度を上げて且つ色再現性の向上を図る具体的な手段を有する光源装置を提供すること、
(10):(1)〜(9)の何れかの目的に加え、射出光量を更に増加させることが可能な光源装置を提供すること、
(11):(10)の目的に加え、射出光の利用効率を増加させることが可能な光源装置を提供すること、
(12):(1)〜(9)の何れかの目的に加え、射出光量を更に増加させる別の手段を有する光源装置を提供すること、
(13):(1)〜(12)の何れかの目的を達成しえる光源装置を用い、薄型の照明装置を実現すること、
(14):(1)〜(12)の何れかの目的を達成しえる光源装置又は(13)の目的を達成しえる照明装置を用い、薄型の投影表示装置(プロジェクター等)を実現すること、
を目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明では以下の[1]〜[15]の解決手段を採っている。
[1]:光源装置であって、回転制御可能な筒状の透明基材の側面の筒部分に前記筒の円周方向に分割された複数のセグメント領域を有し、前記セグメント領域の少なくとも二つには、励起光を受けて所定の波長帯域光を発光する異なる蛍光体の層が配置され、前記セグメント領域の境界の長さは、該筒状の透明基材の円の直径より小さく、前記励起光を前記蛍光体に照射する励起光源を前記透明基材の内側に備えたことを特徴とする(請求項1)。
[2]:[1]に記載の光源装置において、前記透明基材は、ガラス基材又は透明樹脂基材で形成されることを特徴とする(請求項2)。
[3]:[1]又は[2]に記載の光源装置において、前記透明基材は、前記蛍光体の層が配置される側の面には、前記励起光を透過し且つ他の波長帯域光を反射するダイクロイック層が形成されていることを特徴とする(請求項3)。
[4]:[1]〜[3]の何れか一つに記載の光源装置において、前記透明基材は、前記蛍光体の層が配置される側とは反対側の面に無反射コート層が形成されていることを特徴とする(請求項4)。
[5]:[1]〜[4]の何れか一つに記載の光源装置において、前記励起光源は、前記各蛍光体が発する所定の波長帯域光よりも波長の短い波長帯域光を照射することを特徴とする(請求項5)。
[6]:[1]〜[5]の何れか一つに記載の光源装置において、前記透明基材は、前記蛍光体の層が配置されないセグメント領域に拡散効果を付与する拡散層が形成されていることを特徴とする(請求項6)。
[7]:[1]〜[6]の何れか一つに記載の光源装置において、前記励起光源は、青の波長帯域光を照射する発光ダイオード又はレーザー発光器とすることを特徴とする(請求項7)。
[8]:[1]〜[7]の何れか一つに記載の光源装置において、前記各蛍光体は、前記励起光を受けて原色及び補色の波長帯域光を発光することを特徴とする(請求項8)。
[9]:[1]〜[8]の何れか一つに記載の光源装置において、前記透明基材は、赤の波長帯域光を発光する前記蛍光体の層が配置されたセグメント領域と、緑の波長帯域光を発光する前記蛍光体の層が配置されたセグメント領域と、黄色の波長帯域光を発光する前記蛍光体の層が配置されたセグメント領域とを有することを特徴とする(請求項9)。
[10]:[1]〜[9]の何れか一つに記載の光源装置において、前記透明基材と同軸として該透明基材と同期した回転制御可能な補助透明基材が配置され、該補助透明基材は、前記透明基材側の面に前記励起光を反射し、且つ、前記蛍光体が発する波長帯域光を透過する励起光反射層が前記透明基材の各セグメント領域に対応して形成されていることを特徴とする(請求項10)。
[11]:[10]に記載の光源装置において、前記補助透明基材は、前記透明基材側とは反対側の面に無反射コート層が形成されていることを特徴とする(請求項11)。
[12]:[1]〜[9]の何れか一つに記載の光源装置において、前記励起光源と共に補助励起光源を有し、前記セグメント領域を有する透明基材が前記励起光源と補助励起光源の間に配置されていることを特徴とする(請求項12)。
[13]:照明装置であって、[1]〜[12]の何れか一つに記載の光源装置と、導光装置と、集光レンズ群を備えたことを特徴とする(請求項13)。
[14]:投影表示装置であって、光源装置と、表示素子と、前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、前記表示素子から射出された画像を被投影面に投影する投影側光学系と、前記光源装置や前記表示素子を制御する表示制御手段とを備え、前記光源装置が、[1]〜[12]の何れか一つに記載の光源装置であることを特徴とする(請求項14)。
[15]:投影表示装置であって、[13]に記載の照明装置と、表示素子と、前記照明装置からの光を前記表示素子に照射する光学系と、前記表示素子から射出された画像を被投影面に投影する投影側光学系と、前記照明装置の光源装置と前記表示素子を制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とする(請求項15)。
解決手段の[1]においては、透明基材を筒状(円筒状、多角形の筒状等)にし、その側面の筒部分に蛍光体層を形成するような構成にしたので、非常に薄型の光源装置が実現できる。
解決手段の[2]においては、透明基材をガラス基材とすることにより剛性を持たせることができ、あるいは透明樹脂基材とすることで、軽量化及び低コスト化を図ることができる光源装置を実現することができる。
解決手段の[3]においては、透明基材の蛍光体層が配置される側の面にダイクロイック層を形成したので、励起光によって光源側に射出される色光を反射させ、光源装置からの射出光量を増加させることができ、高輝度で省電力の光源装置を実現できる。
解決手段の[4]においては、透明基材の蛍光体の層が配置される側とは反対側の面に無反射コート層を形成したので、励起光の利用効率を向上させることができ、更に高輝度で省電力の光源装置を実現できる。
解決手段の[5]においては、励起光を各蛍光体層が発光する波長帯域光よりも短い波長帯域光としたので、励起光の照射された各蛍光体層から励起光とは異なる波長帯域光生成して単色光源として利用でき、低コストの光源装置が実現できる。
解決手段の[6]においては、透明基材の蛍光体層が形成されていないセグメント領域に拡散層を形成したので、励起光をそのまま単色光として透過させる場合に他の色光との均一化を図ることができ、高品質の光源装置が実現できる。また、励起光源自身も単色光源として利用できるので、比較的高価な蛍光体層の面積を低減でき、低コスト化が図られる。
解決手段の[7]においては、励起光源として発光ダイオードまたはレーザーを用いることにより、従来の放電ランプ等を用いた場合と比較して低電力化が図られる。
解決手段の[8]、[9]においては、各セグメント領域に、原色の波長帯域光を射出する蛍光体層に加えて補色の帯域光を射出する蛍光体層を配置したので、輝度を向上及び色再現性が図られる。
解決手段の[10]においては、透明基材の励起光源とは反対側に、透明基材の形状に対応した形状及びセグメント領域などが形成される補助透明基材を配置し、蛍光体層を透過した励起光を透明基材側へ反射して蛍光体層に吸収させるようにしたので、光源装置からの射出光量を更に増加させることができる。
解決手段の[11]においては、前記補助透明基材について、透明基材側とは反対側の面に無反射コート層を形成したので、射出光の利用効率を更に向上させることができ、更に高輝度で省電力の光源装置を実現できる。
解決手段の[12]においては、透明基材をはさんで励起光源とは反対側に補助励起光源を配置したので、発光率の低い蛍光体層に補助励起光源からの励起光を照射して発光量を増加させることができ、高輝度化が図られる。
解決手段の[13]においては、[1]〜[12]の何れか一つに記載の光源装置を用いたので、薄型の照明装置を実現することができる。
解決手段の[14]、[15]においては、[1]〜[12]の何れか一つに記載の光源装置、又は[13]に記載の照明装置を用いたので、従来技術と比較して薄型の投影表示装置(プロジェクター等)を実現することができる。
本発明に基く投影表示装置の一実施例を概略的に示した図である。 本発明の光源装置の別の実施例を概略的に示した図である。 図2に示した光源装置の蛍光シリンダーと補助シリンダーを分解した状態を概略的に示した図である。 本発明の光源装置のさらに別の実施例を概略的に示した図である。 従来技術に基く投影表示装置の構成例を概略的に示した図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
[実施例1]
図1は、本発明に基く投影表示装置(プロジェクター)の一実施例を図5に示した従来例と対応させて概略的に示したものであり、図5と同様に図1でも(a)は光源装置から射出された光が表示素子を介して投射レンズ群に至る光路を含む平面(光路面)に対して垂直な方向から見た概略図、(b)は光路面に水平な方向から見た概略図である。尚、図5と同様の機能を有する部品あるいは装置については本図においても同じ番号で示している。
図1の構成と図5の構成の違いは、光源装置に、蛍光ホイール3の替わりに、筒状の蛍光部材(以下、蛍光シリンダーという)14を備えたことである。
すなわち、図1に示す構成では、光源装置として蛍光シリンダー14を備え、この蛍光シリンダー14は、回転制御可能な筒状の透明基材5の側面の筒部分に複数のセグメント領域を有し、セグメント領域の少なくとも二つには、励起光を受けて所定の波長帯域光を発光する異なる蛍光体の層(以下、蛍光体層という)4が配置され、励起光を蛍光体に照射する励起光源1を透明基材5の内側(又は外側)に備えている。
より具体的に説明すると、蛍光シリンダー14には、筒状(例えばシャーレのような円筒形状)の透明基材5を用い、側面の円筒部分に蛍光体層4などが形成され、円形の底面の中心にモータ6のローターが取り付けられて回転可能になっている。透明基材5としてはガラスあるいは透明樹脂等が好適である。
透明基材5の側面の円筒部分は、円筒の長さ方向に沿った境界線で円周方向に分割された複数のセグメント領域を有し、そのうちの少なくとも二つの領域に蛍光体層4が形成されている。
また、透明基材5の内側には、励起光を蛍光体に照射する励起光源1が配置されている。励起光源1としては、例えば発光ダイオード(LED)又はレーザー発光器(例えば半導体レーザ(LD)等)などが用いられる。
尚、透明基材5は上記のような円筒形状に限らず、6角形、8角形、12角形等の多角形の筒状でもよい。
励起光源1から励起光が照射されると各蛍光体層4は、互いに異なる所定の波長帯域光(例えば赤及び緑光)を発する。励起光としては、例えば波長450nmあるいはその周辺の青色光を用いるのが好適である。そうすることにより、励起光をそのまま画像光として用いることができる。この場合、前記複数のセグメント領域の少なくとも一つには蛍光体層が形成されておらず、励起光をそのまま透過させるセグメント領域を有する。尚このセグメント領域には拡散層7が形成されており、蛍光シリンダー14から射出される青色光の状態を他の光と均一になるようにしている。
透明基材5の円筒部分の内側面には、無反射コート層16が形成されているのが好ましい。これによって、励起光が光源1側へ殆ど反射されることなく透過して透明基材5に入射し、効率良く蛍光体層4または拡散層7を照射する。
更に、透明基材5の円筒部分の外側面(但し蛍光体層4及び拡散層7の内側)には、ダイクロイック層15が形成されているのが好ましい。これによって、蛍光体層あるいは拡散層から全方位に射出される光のうち、透明基材5側に射出される分の光が反射され、結果として蛍光シリンダー14から射出される光量を増やすことができる。
以上に述べた構成により、蛍光シリンダー14をモータ6で回転させるとともに励起光源1からの励起光をセグメント領域の境界に同期して点滅させることで、赤(R)、緑(G)及び青(B)の色光が蛍光シリンダー14から順次射出される。
尚、一つの蛍光体層4から射出される単色光の光量を増やし、有効光の利用効率を向上させるために、導光装置8の形状に対応して形成される開口を有する入射マスク2が励起光源1と蛍光シリンダー14との間に配置されている。
蛍光シリンダー14から射出された赤(R)、緑(G)及び青(B)の色光は、光源側光学系の導光装置8に入射されて均一な強度分布の光束にされた後、集光レンズ群9によって集光され、反射ミラー10によって所定の角度で表示素子11に照射される。
ここで、蛍光シリンダー14を用いた光源装置と、導光装置8及び集光レンズ群9は、投影表示装置(プロジェクター)の照明装置を構成している。
上記の照明装置の光源装置(蛍光シリンダー14を回転するモータ6や励起光源1等)及び表示素子11を制御する表示制御手段である制御装置12は、照明装置から表示素子11に照射される色に対応した画像を表示素子11上に形成し、照射光を変調する。そして変調された光は投影側光学系である投射レンズ群13に入射され、図示しない被投影面であるスクリーンなどに拡大投射され、所望の画像が表示される。
図1においては、いわゆる光の3原色の赤(R)緑(G)青(B)の原色の色光を順次射出するようにセグメント領域が設定されていたが、例えば黄色などの補色の波長帯域光を射出する蛍光体層4が形成されたセグメント領域を追加してもよい。
このように、各セグメント領域に、原色の波長帯域光を射出する蛍光体層4に加えて補色の帯域光を射出する蛍光体層4を配置することにより、光源装置の輝度を上げて色再現性の向上を図ることができる。
[実施例2]
図2は、本発明の光源装置の別の実施例を概略的に示したものである。また、図3は、図2に示した光源装置の蛍光シリンダーと補助シリンダーを分解した状態を概略的に示したものである。
本実施例では、図2、図3に示すように、図1に示した蛍光シリンダー14の透明基材5を覆うように筒状(例えば円筒状)の補助シリンダー17がモータ6のローターに取り付けられており、蛍光シリンダー14と一体に回転可能になっている。
補助シリンダー17は、補助透明基材19の円筒部の内側面が複数のセグメント領域に分割され、所定セグメント領域には、蛍光体層4が発する波長帯域光などの励起光以外の波長帯域光を透過する励起光反射層20が形成されている。該セグメント領域は、蛍光シリンダー14の蛍光体層4が形成されたセグメント領域に位置的に対応している。
また他のセグメント領域には励起光の波長帯域光のみを透過させる励起光透過層21が形成されている。該セグメント領域は、蛍光シリンダー14の蛍光体層4が形成されていないセグメント領域に位置的に対応している。
一方、補助透明基材19の円筒部の外側面には、全面に無反射コート層18が形成されている。
即ち、蛍光体層4に入射する励起光は、全てが蛍光体層4に吸収されず一部が透過する場合がある。このような場合に補助シリンダー17を設けることで、蛍光体層4を透過した励起光を透明基材5側へ反射して、再度蛍光体層4に入射させて所定帯域光の生成を増やすことができる。
以上のように、本実施例では、透明基材5の励起光源1とは反対側に、透明基材5の形状に対応した形状及びセグメント領域などが形成される補助透明基材19を配置し、蛍光体層4を透過した励起光を透明基材5側へ反射して蛍光体層4に吸収させるようにしたので、光源装置からの射出光量を更に増加させることができる。
また、補助透明基材19について、透明基材側とは反対側の面に無反射コート層18を形成したので、射出光の利用効率を更に向上させることができ、更に高輝度で省電力の光源装置を実現できる。
[実施例3]
図4は、本発明の光源装置の、さらに別の実施例を概略的に示したものである。
本実施例においては、補助励起光源22が透明基材5の蛍光体層4が形成された面側(透明基材5の外周面側)に配置されている。
補助励起光源22は、当該光源から射出された励起光が透明基材5の蛍光体層4に照射されるように、且つ蛍光シリンダー14から射出され導光装置8へ入射される光を遮ることのないように励起光源1の光軸から所定の距離だけ離れた位置において所定の角度で配置される。
これにより、補助励起光源22から発光効率の低い蛍光体層4に励起光を照射することができ、蛍光体層4からの発光量を増加させることができる。
以上のように、本実施例では、透明基材5を挟んで励起光源1とは反対側に補助励起光源22を配置したので、発光率の低い蛍光体層4に補助励起光源22からの励起光を照射して発光量を増加させることができ、高輝度化を図ることができる。
1:励起光源
2:入射マスク
4:蛍光体層
5:透明基材
6:モータ
7:拡散層
8:導光装置
9:集光レンズ群
10:反射ミラー
11:表示素子
12:制御装置
13:投射レンズ群
14:蛍光シリンダー
15:ダイクロイック層
16:無反射コート層
17:補助シリンダー
18:無反射コート層
19:補助透明基材
20:励起光反射層
21:励起光透過層
22:補助励起光源
特開2004−341105号公報 特開2009−277516号公報

Claims (15)

  1. 回転制御可能な筒状の透明基材の側面の筒部分に前記筒の円周方向に分割された複数のセグメント領域を有し、前記セグメント領域の少なくとも二つには、励起光を受けて所定の波長帯域光を発光する異なる蛍光体の層が配置され、前記セグメント領域の境界の長さは、該筒状の透明基材の円の直径より小さく、前記励起光を前記蛍光体に照射する励起光源を前記透明基材の内側に備えたことを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置において、
    前記透明基材は、ガラス基材又は透明樹脂基材で形成されることを特徴とする光源装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の光源装置において、
    前記透明基材は、前記蛍光体の層が配置される側の面には、前記励起光を透過し且つ他の波長帯域光を反射するダイクロイック層が形成されていることを特徴とする光源装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一つに記載の光源装置において、
    前記透明基材は、前記蛍光体の層が配置される側とは反対側の面に無反射コート層が形成されていることを特徴とする光源装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一つに記載の光源装置において、
    前記励起光源は、前記各蛍光体が発する所定の波長帯域光よりも波長の短い波長帯域光を照射することを特徴とする光源装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一つに記載の光源装置において、
    前記透明基材は、前記蛍光体の層が配置されないセグメント領域に拡散効果を付与する拡散層が形成されていることを特徴とする光源装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか一つに記載の光源装置において、
    前記励起光源は、青の波長帯域光を照射する発光ダイオード又はレーザー発光器とすることを特徴とする光源装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか一つに記載の光源装置において、
    前記各蛍光体は、前記励起光を受けて原色及び補色の波長帯域光を発光することを特徴とする光源装置。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか一つに記載の光源装置において、
    前記透明基材は、赤の波長帯域光を発光する前記蛍光体の層が配置されたセグメント領域と、緑の波長帯域光を発光する前記蛍光体の層が配置されたセグメント領域と、黄色の波長帯域光を発光する前記蛍光体の層が配置されたセグメント領域とを有することを特徴とする光源装置。
  10. 請求項1〜請求項9の何れか一つに記載の光源装置において、
    前記透明基材と同軸として該透明基材と同期した回転制御可能な補助透明基材が配置され、該補助透明基材は、前記透明基材側の面に前記励起光を反射し、且つ、前記蛍光体が発する波長帯域光を透過する励起光反射層が前記透明基材の各セグメント領域に対応して形成されていることを特徴とする光源装置。
  11. 請求項10に記載の光源装置において、
    前記補助透明基材は、前記透明基材側とは反対側の面に無反射コート層が形成されていることを特徴とする光源装置。
  12. 請求項1〜請求項9の何れか一つに記載の光源装置において、
    前記励起光源と共に補助励起光源を有し、前記セグメント領域を有する透明基材が前記励起光源と補助励起光源の間に配置されていることを特徴とする光源装置。
  13. 請求項1〜請求項12の何れか一つに記載の光源装置と、導光装置と、集光レンズ群を備えたことを特徴とする照明装置。
  14. 光源装置と、表示素子と、前記光源装置からの光を前記表示素子に導光する光源側光学系と、前記表示素子から射出された画像を被投影面に投影する投影側光学系と、前記光源装置と前記表示素子を制御する表示制御手段とを備え、前記光源装置が、請求項1〜請求項12の何れか一つに記載の光源装置であることを特徴とする投影表示装置。
  15. 請求項13に記載の照明装置と、表示素子と、前記照明装置からの光を前記表示素子に照射する光学系と、前記表示素子から射出された画像を被投影面に投影する投影側光学系と、前記照明装置の光源装置と前記表示素子を制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とする投影表示装置。
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