JP5723122B2 - 取付物の固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ等の取付物をこの取付物が取り付けられる回路基板等の被取付物に固定するための固定構造に関するものである。
従来、取付対象物、例えばモータは、各種OA機器、家電製品、自動車等の分野におけるアクチュエータ部品として利用されている。自動車等の車両には、車両速度及びエンジン回転数等の計測値を表示する車両用計器装置が搭載されており、この車両用計器装置においては、文字板の前面に配置される指針を駆動する内機としてステッピングモータなどが用いられている。
この種のステッピングモータ120は、図5に示すように、計器装置の回路基板130などに取り付けられるモータ本体121と、モータ本体121から突出しかつ前記指針などを取り付ける出力軸122を有している。
上記ステッピングモータ120の端子124と回路基板130の導体パターンとを接続する際には、端子124を回路基板130に設けられた端子孔160に挿通するとともに、該端子124と端子孔160との間の部分を、半田140及び半田こて150を用いてろう付けする。しかしながら、従来のろう付けに用いられる半田140には、環境負荷物質である鉛が含まれていたが、近年の地球環境保護への関心の高まりから、前述した半田140を使用しない接続構造が要望されていた(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、車載用コンビネーションメータの指針駆動用ムーブメント構造として、図6に示すようなムーブメント400がある。
このムーブメント400には、ケース410の両側面から固定爪420が突出しており、この固定爪420を回路基板500に穿設した固定孔510に挿入させることで、ムーブメント400を回路基板500に固定させるようになっており(図6(A)、(B)参照。)、固定作業が容易に行えるものである。
このようなムーブメント400を回路基板500に固定させる固定構造について、図7を参照しながら説明する。
1)同図(A)に示すように、回路基板500に挿入される前の固定爪420は略円筒形状に形成されており、固定爪420の内孔421には内孔421の内面に沿って降下可能なロック駒430が上部に係止されている。
2)このような固定爪420を有するムーブメント400のケース410を回路基板500に固定させるには、同図(B)に示すように、ロック駒430を内孔421の奥部(最下部)へ向けて挿入させる。
3)即ち、ロック駒挿入棒440のような適宜の治具を用いてロック駒430を上から下方へ押し込むように押し出すと、同図(C)に示すように、ロック駒430が内孔421を奥部である下端、つまり先端爪部422のところまで押し出されたところで停止する。
4)これにより、固定爪420には開く方向に圧力が作用し、回路基板500にしっかりとロックされるので、ムーブメント400を回路基板500に固定させることができる。
特開2007−202323号公報
しかしながら、上記のような構成の固定構造によれば、例えば温度変化によってムーブメント400のロック駒430及び固定爪420が膨張・収縮を繰り返し、ロック駒430と固定爪420内部との接触圧力の低下による保持力低下でロック駒430が脱落し、ロック機能が発揮できずに振動や衝撃などで回路基板500からムーブメント400が抜け出して脱落するなどの虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、外部環境などの温度変化などの影響を受けることなく、基板にしっかりと、がたつきなく固定可能な取付物の固定構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る取付物の固定構造は、下記(1)〜(2)を特徴としている。
(1) 取付物のケースに設けた固定爪部材を、被取付物に設けた固定孔に挿入し、前記取付物を前記被取付物に固定させる固定構造であって、
前記固定爪部材は、ロック駒が挿入される押込穴を有し、
前記押込穴の内側壁には、該押込穴の内側に向って突出する隔壁が形成され、
前記ロック駒は、治具によって前記押込穴に押し込まれて前記隔壁を乗り越えた後、該治具と前記押込穴の底壁によって挟まれ拡径方向に変形することによって、前記押込穴への挿入方向とは反対方向への移動を妨げるように前記ロック駒が前記隔壁に係止するとともに、変形する前記ロック駒によって前記押込穴の内側から押圧される前記固定爪部材が前記固定孔に係止する、
こと。
(2) 取付物のケースに設けた固定爪部材を、被取付物に設けた固定孔に挿入し、前記取付物を前記被取付物に固定させる固定構造であって、
前記固定爪部材は、ロック駒が挿入される押込穴を有し、
前記押込穴の内側壁には、該押込穴の内側に向って突出する隔壁が形成され、
前記ロック駒は、治具によって前記押込穴に押し込まれて前記隔壁を乗り越えた後、該治具と前記押込穴の底壁によって挟まれ変形することによって、前記押込穴への挿入方向とは反対方向への移動を妨げるように前記ロック駒が前記隔壁に係止するとともに、変形する前記ロック駒によって前記押込穴の内側から押圧される前記固定爪部材が前記固定孔に係止し、
前記取付物は、第1ケースと第2ケースを組み合わせて一体に形成され、
前記第1ケース及び第2ケースの一部はそれぞれ、前記固定爪部材の一部を形成するとともに、該第1ケース及び該第2ケースを組み合わせることによって前記ロック駒が挿入される前記押込穴が形成され、
前記隔壁は、前記押込穴を画成する前記第1ケースの内側壁の一部、または前記押込穴を画成する前記第2ケースの内側壁の一部に形成され、
前記底壁は、前記押込穴を画成する前記第1ケースの内側壁の一部、または前記押込穴を画成する前記第2ケースの内側壁の一部である、
こと。
上記(1)、(2)の構成の取付物の固定構造によれば、ロック駒が治具で押込穴内に押し込まれて隔壁を乗り越え、最終的なロック位置に到達すると、このロック駒が押し込まれている固定爪部材の一部を、変形したロック駒が外方へ押し出して被取付物の固定孔に押し付けるので、外部環境などの温度変化などの影響を受けることなく、取付物を被取付物にしっかりと固定して組付けることが可能となる。
本発明の取付物の固定構造によれば、固定爪部材は、中央部にロック駒が挿入される押込穴を有するとともに、その押込穴にはロック駒が最終的に押し込まれる一部の近傍に隔壁を突設しており、ロック駒は治具で押込穴内に押し込まれて隔壁を乗り越えて最奥部に達すると、このロック駒が押し込まれている一部がロック駒からの応力で外方へ押し出されて被取付物に設けた固定孔を押し付けるので、外部環境などの温度変化などの影響を受けることなく、しっかりと基板に固定して組付けることが可能となる。しかも、本発明の取付物の固定構造によれば、取付物をがたつくことなく固定させることが可能になるので、異音の発生なども防止でき、高品質の固定構造が実現できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の実施形態に係る取付物の固定構造が適用された計器ユニットの分解斜視図である。 その計器ユニットを回路基板に取り付けるときの状態を示す斜視図である。 (A)及び(B)は、図2に示す計器ユニットの固定爪部材(下ケース両側に設けた半円筒突起)の内部にロック駒が押し込まれる前の状態及び押し込まれた最終的な状態を示す説明図である。 (A)〜(D)は、図2に示す計器ユニットを回路基板に取り付けるときの固定作業の工程を示す説明図である。 従来の計器装置の回路基板への半田による取付方法を示す断面図である。 (A)及び(B)は指針駆動用ムーブメント構造の取付構造を示す説明図である。 (A)乃至(C)はその固定作業方法を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る取付物の固定構造が適用された計器ユニット1を示すものである。
計器ユニット1は、本発明の取付物を構成するものであって、ステップモータ5、減速ギア列、及び回転軸8などのムーブメント部品が、モータケース4に収容されたものである。
計器ユニット1が装着されるメータ装置は、図2に示す、本発明の被取付物を構成する回路基板(以下、基板2と略す)上に実装された光源3と、この光源3が搭載された領域を含む基板2上の所定場所に取付けられた取付物を構成する上述の計器ユニット1と、この計器ユニット1の上部に設置された、数字、文字、目盛りなど、車自体或いは車周辺の環境などに関する必要情報を表示する図示外の表示板と、を有する。
本実施形態の計器ユニット1が適用されるメータ装置は、図示外のコンビネーションメータの一部を構成しており、表面側を形成する表示板が全面に亘って嵌め込まれて見返し板を構成している。また、この表示板には、計器ユニット1を含む各種計器類を設置するための各種表示窓を開口させており、側面及び背面側を構成するコンビネーションメータケースと一体化されている。更に、この表示板は、黒色系などの透明な図示外のカバーガラスで上部が覆われている。
なお、本実施形態の計器ユニット1が適用されるメータ装置は、例えば速度計を構成している。この場合、図示しないセンサによって検出された現在速度に対応したセンサ信号に基づき、後述の指針を所定角度だけ回動させ、図示外の表示板に形成された特定の数字を指し示すことによって現在速度をアナログ表示する。
光源3は、所定波長(λ)の可視光を出射する例えばLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)で構成されており、後述する回転軸8の下側の端面8Dに正対するような状態でその直下の基板2に実装されている。なお、光源3であるLEDは、光軸が基板2の上面に対して垂直なZ方向に設定されており、このLEDからの主要な大部分の光(以下、照明光とよぶ)が、直上の回転軸8の受光部分をなす、下側の端面8Dに向けて出射される。なお、この回転軸8の下側の端面8Dから入射した照明光は、モータケース4の上部から突出した回転軸8の上側の先端8Aまで導光され、この上側の先端8Aに圧入された図示外の指針が発光照明されるように構成されている。
モータケース4は、基板2に固設されるものであって、第1ケースを構成する下ケース4Aと、この下ケース4Aに重ねられる第2ケースを構成する上ケース4Bとで構成されており、これらのケースを上下積層させた状態で一体に組み合わされている。このモータケース4の内部には、ステップモータ5と、中間ギア6と、出力ギア7と、この出力ギア7が一体に形成された回転軸(但し、上側の先端は除く)8と、を収容している。
下ケース4Aは、上方が開口された略箱型形状を呈している。また、下ケース4Aには、下面から下方(−Z方向)に向けて突出する半円筒突起9Aを左右両側面の部分に設けており、後述する上ケース4Bの半円筒突起9Bと組み合わされて円筒状の固定爪部材9が形成され、この固定爪部材9が基板2に開口された各固定孔21にそれぞれ嵌入されるように構成されている。
また、下ケース4Aの内部には、下面に形成された図示外の凹部の中央部から上ケース4B方向に向けて円筒状に突出する軸受け42が形成されている。なお、この軸受け42には、回転軸8の下側を回転自在に支持する軸孔42A(図1参照)が穿設されている。さらに、この下ケース4Aの内面には、図1に示すように、上ケース4B方向に向けて僅かに円筒状に突出した軸受け43、軸受け44がそれぞれ所定位置に形成されている。
一方、上ケース4Bには、下ケース4Aの凹部の中心部に設けた軸受け42の軸孔42Aに対応してその直上部分に軸孔45を穿設しており、この軸孔45には回転軸8の上側が回転可能な状態で貫通している。さらに、この上ケース4Bには、下ケース4Aの軸受け43、軸受け44に対応してその直上部分の内面(天井面)に、図示外の軸受けがそれぞれ形成されている。また、本発明の上ケース4Bには、下方(−Z方向)に向けて突出する半円筒突起9Bが左右両側面の部分にそれぞれ設けられている。
なお、固定爪部材9を構成する半円筒突起9A及び半円筒突起9Bは、上下のケース4A、4Bが組み合わされて一体に組み合わされた後でも、互いに密着された状態になっているだけであって、外方に向けて僅かに拡径可能な構成となっている。
下ケース4Aの半円筒突起9Aは、図3に示すように、固定爪部材9の一方の半割体を構成するものであり、略半円筒形状を呈している。この半円筒突起9Aには、同じく他方(相手側)の半割体を構成する上ケース4Bの半円筒突起9Bと組み合わせたときに押込穴90を構成する内側壁91の他に、隔壁92および底壁93を内側壁91の一部に設けている。また、本実施形態の半円筒突起9Aには、後述のロック駒10を軽く係止されて一時的に仮置き(或いは仮止め)させておくために、押込穴90の上部と下部との内径寸法を異ならせた縮径テーパ部95を内側壁91の一部に形成している。半円筒突起9A及び半円筒突起9Bを組み合わせて固定爪部材9を形成することにより、上下のケース4A、4Bのいずれか一方に固定爪部材9を形成する場合には成形工程の型抜きの必要性から底を貫通させた孔にしなければならなかった押込穴を、底壁93が形成されたものにすることができる。
内側壁91は、上ケース4Bの半割体である半円筒突起9B側の内側壁94(図4参照)とによって、略円筒形状の押込穴90を画成するものであり、ロック駒10が、この押込穴90の内部を下方(-Z方向)に向けて押し込まれていき、最下部(最奥部)のロック位置でロックされる。
隔壁92は、後述するロック駒10が下方(-Z方向)にのみ移動するのを許容し反対方向へ移動するのを阻止するものであり、下ケース4Aの半円筒突起9A側に形成されている。隔壁92は、ロック駒10が棒状の治具11などで押込穴90内部の内側壁に沿って押し込まれたときに、この隔壁92を乗り越えて下方へ移動するのを許容するとともに、上方へ逆戻りするのを防止可能な形状、例えば下方へ向けて傾斜する突起状のものとされている。
底壁93は、ロック駒10が最終的に落とし込まれるロック位置に形成されており、これ以上押し込まれようとしても、押込穴90から下方の外部にロック駒10が脱落することを防止する。
上ケース4Bの半円筒突起9Bは、隔壁92及び底壁93が形成されていない点及び外面にロック用の突起96を形成している点などを除き、基本的には内部構造が下ケース4Aの半円筒突起9Aと同等の形状、略半円筒形状を呈しており、下ケース4Aの半円筒突起9Aと組み合わせたときに押込穴90を画成する内側壁94を有している。
ロック駒10は、棒状の治具11などで押込穴90に押し込まれることで、固定爪部材9の押込穴90に設けた隔壁を乗り越える弾性変形可能な形状を有している。本実施形態のロック駒10は、適宜の樹脂材料を用いて形成されており、例えば図3に示すように、挿入する際の先端部とは反対の基端部側を2つに(或いは3つ以上でもよい)に分割させた溝10Aを形成することで可撓性を付与するように構成されている。なお、本実施形態のロック駒10は、後述する治具11によって一定の押込み力を溝10Aに作用させることで、溝10Aの両側の部分(半月体)が押し開かれた状態を維持する。基端部が押し開かれたロック駒10が隔壁92に係止することによって、ロック駒10が上方へ逆戻りすることを防止することができる。
治具11は、例えば図4に示すように、少なくとも押込穴90の外径寸法より小さな外径寸法を有する略棒状の構成であって、先端側は、ロック駒10の溝10Aに入り込んで溝10Aの両側のロック駒10の基端部を押し広げることができるように、尖ったテーパ形状を有している。このように、ロック駒10を押し広げることで、ロック位置に落とし込ませたロック駒10が押込穴90のロック位置から上方へ抜け出すのを防止するとともに、ロック位置にロック駒10を落とし込ませることで、半円筒突起9A及び半円筒突起9Bを外方に向けて押し広げた拡径状態とし、固定爪部材9が基板2の固定孔21から脱出するのを阻止するようになっている。
ステップモータ5は、回転軸8(最終的には図示外の指針)を回動させるためのものであり、減速ギア列、即ち中間ギア6及び出力ギア7(特にこれらのギア列ではなく、単一のギアで減速させる構成でもよい)を介して減速させながら回転軸8を回動させる。そして、この回転軸8を回動させることにより、これと一体の指針を表示板の表面に沿って回動させ、必要な各種情報を指し示すようになっている。本実施形態のステップモータ5は、図1に示すように、ステータ51と、このステータ51の開口された中央部の図示しないロータ軸に取り付けられたロータ52と、を備えている。
ステータ51は、下ケース4Aに固定されているとともに開口された内部に磁極となる磁芯が突設されており、この磁芯にはボビンに巻装されたコイル51Aが装着されている。
ロータ52は、適宜の磁性材料で略円筒形状に形成されてステータ51の開口された中央部に回転自在に設置されており、上部には歯数の少ない小径のロータギア53が同芯状に固設されているとともに、外周面には図示外のマグネットを複数固着させている。なお、ロータ52を取付けた図示外のロータ軸は、下ケース4Aに設けた軸受け43及び上ケース4Bに設けた図示外の軸受けの間に回転自在に軸支されている。
中間ギア6は、図示外の支軸に固着されており、この支軸が下ケース4Aに設けた軸受け44及び上ケース4Bに設けた図示外の軸受けの間に回転自在に軸支されている。この中間ギア6は、外周に設けた歯数の多い大歯61が、ロータ52の上部に固着した小歯のロータギア53に噛合しており、ロータ52からの回転速度が減速されて伝達される。また、この中間ギア6の上部には、歯数の少ない小径のピニオン62が支軸と一体に同軸的に固着されている。
出力ギア7は、中間ギア6のピニオン62からの回転力を回転軸8に伝達させるため、回転軸8の中間付近においてこの回転軸8と一体に形成されている。本実施形態の出力ギア7は、適宜の透明樹脂材料により、後述する導光機能を有する回転軸8と一体成形されている。尚、出力ギア7と回転軸8とは一体に成形されている場合について説明するが、別体としてそれぞれ形成しておき、回転軸8を出力ギア7に貫通して固着させるように装着する構成でもよい。
また、この出力ギア7は、外周に設けた歯数の多い大歯71が、中間ギア6の上部に設けたピニオン62に噛合しており、中間ギア6の回転速度がさらに減速されて伝達され回転する。このため、この出力ギア7と一体に形成された回転軸8は、大幅に減速された出力ギア7と同一角速度で一体に回動し、高い精度で指針を回動させることができる。
回転軸8は、導光性に優れた適宜の透光性(若しくは導光性)樹脂材料で出力ギア7と一体に成形されている。具体的には、回転軸8は出力ギア7の円盤状のギア本体から上方および下方にそれぞれ突出するように設けられており、ギア本体に対して垂直上方に延びる回転軸8の上側の軸芯、ギア本体に対して垂直下方に延びる回転軸8の下側の軸芯、およびギア本体のギア軸とは同一直線上に位置する。そして、この回転軸8は、光源3からの照明光を指針まで導光させるために略円柱形状を有している。
この回転軸8は、所要の光量を確保するため、導光機能を持たない回転軸に比べて外径(特に下部側の外径も太くしている)を太くしている。このように、回転軸8の下部側の外径寸法を大径にしているので、小径寸法のものよりも光源3からの照明光に対する受光効率が高まる。
また、この回転軸8は、上述したように、上側の先端8A側が上ケース4Bの軸孔45からケース4の外部に突出しており、表示板の表面まで突出するその先端8Aに指針が組付けられている。また、この回転軸8は、上側が上ケース4B側の軸孔45に回転自在に軸支されており、また下側が下ケース4Aに設けた軸受け42の軸孔42Aに回転自在に軸支されている。
前述したように、この回転軸8は、下側の端面8Dが光源3の直上に設置されて正対している。従って、光源3からの照明光がこの端面8Dに入射すると、その照明光の大部分が回転軸8の内部の外周面との界面部分で反射(例えば、全反射或いは正反射等)を繰り返しながら導光され、上側の先端へ向けて伝搬していく。
次に、本実施形態の計器ユニット1を基板3へ固定させる組付け方法及びこれに伴う作用について、図4を参照しながら説明する。
1)下ケース4A及び上ケース4Bを組み合わせて一体化してなるケース4を基板2に固定させて組付けるため、まず、ロック駒10を押込穴90に挿入させる。すると、ロック駒10が縮径テーパ部95に仮止めされる(図4(A)参照)。なお、ここでの組付け作業前に予めロック駒10を押込穴90に挿入しておいて仮止めしておくようにしてもよい。
2)この状態で、ケース4の両側の固定爪部材9を基板2の固定孔21にそれぞれ嵌入させるように押し込む(同図(B)参照)。
3)その後、棒状の治具11を固定爪部材9の押込穴90に上から挿入し、その先でロック駒10を押し出すようにして、下方へ押し込んでいく。そして、固定爪部材9の押込穴90に設けた隔壁92を乗り越えるまで押し込ませる(同図(C)参照)。
4)最後に、治具11の先端側をロック駒10の溝10Aに強く押し込んで入り込ませることで、溝10Aの両側のロック駒10の基端部(半月体)を押し広げる。このように、ロック駒10の溝10Aの両側部分を押し広げることで、ロック駒10は、基端部が押し広がった状態で維持される。そのため、押し広がったロック駒10の基端部が隔壁92に係止するため、ロック位置にロック駒10を確実にロック状態で保持させることができる。これにより、落とし込ませたロック駒10が押込穴90のロック位置から上方へ抜け出すのを防止できるようになる。さらに、ロック位置にロック駒10を落とし込ませて押し広げることで、半円筒突起9A及び半円筒突起9Bが押込穴90の内側から押圧され、外方に向けて押し広げた拡径状態となる。その結果、固定爪部材9が基板2の固定孔21から脱出するのを阻止することができる。
以上、説明してきたように、本実施形態によれば、ロック駒10が治具11で押込穴90内を押し込まれて隔壁92を乗り越えると、固定爪部材9は、このロック駒10が押し込まれている一部がロック駒10からの応力で外方へ押し出されて基板2に設けた固定孔21を押し付ける。これにより、計器ユニット1は、外部環境などの温度変化などの影響を受けることなく、しっかりと基板2に固定されて組付けることが可能となる。
しかも、本実施形態の取付物の固定構造によれば、計器ユニット1は基板2にがたつきなく固定させることが可能になるので、固定爪部材9の押込穴90の内径寸法を調整することで、或いはロック駒10の外径寸法を調整することで、異音の発生なども防止でき、高品質の固定構造が実現できる。
さらに、本実施形態の取付物の固定構造によれば、計器ユニット1を設置する車両の自体の振動に伴って計器ユニット1の固定爪部材9などに二次的な振動が発生するのを回避可能となるので、指針のブレなども防止でき、指針精度が高まる。
また、本実施形態の取付物の固定構造によれば、回転軸8が指針と一体化される構成となっており、振動の発生が頻繁に予想される計器ユニット1を設置する車両内でも、回転軸8と光源3との間の受光量、受光効率の変動を可及的に抑制させることが可能となり、常時安定した指針発光照明が実現可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。例えば、上述した実施形態では、隔壁92及び底壁93を下ケース4Aの半円筒突起9Aに形成する構造としたが、隔壁92及び底壁93を上ケース4Bの半円筒突起9Bに形成する構造であってもよいし、隔壁92を下ケース4Aの半円筒突起9Aまたは上ケース4Bの半円筒突起9Bの一方に形成するとともに底壁93を下ケース4Aの半円筒突起9Aまたは上ケース4Bの半円筒突起9Bの他方に形成する構造であってもよい。
また、本発明の計器ユニットとしては、例えば、燃料計部、タコメータ部、スピードメータ部、及び水温計等の各種計器類への適用が可能である。また、本実施形態では、取付物は計器ユニットで構成したが、例えば各種タイプのモータで構成するものであってもよいし、それ以外の各種電子機器や電気機器であっても構わない。同様に、本実施形態では、被取付物を配線板などの回路基板で構成したが、特にこれに限定されるものでもない。
1 計器ユニット
2 基板
21 固定孔
3 光源
4 モータケース
4A 下ケース
4B 上ケース
42 軸受け
42A 軸孔
5 ステップモータ
51 ステータ
52 ロータ
6 中間ギア
7 出力ギア
8 回転軸
8D 端面
9 固定爪部材
9A 半円筒突起
9B 半円筒突起
90 押込穴
91、94 内側壁
92 隔壁
93 底壁
95 縮径テーパ部
96 ロック用の突起
10 ロック駒
10A 溝
11 治具

Claims (2)

  1. 取付物のケースに設けた固定爪部材を、被取付物に設けた固定孔に挿入し、前記取付物を前記被取付物に固定させる固定構造であって、
    前記固定爪部材は、ロック駒が挿入される押込穴を有し、
    前記押込穴の内側壁には、該押込穴の内側に向って突出する隔壁が形成され、
    前記ロック駒は、治具によって前記押込穴に押し込まれて前記隔壁を乗り越えた後、該治具と前記押込穴の底壁によって挟まれ拡径方向に変形することによって、前記押込穴への挿入方向とは反対方向への移動を妨げるように前記ロック駒が前記隔壁に係止するとともに、変形する前記ロック駒によって前記押込穴の内側から押圧される前記固定爪部材が前記固定孔に係止する、
    ことを特徴とする取付物の固定構造。
  2. 取付物のケースに設けた固定爪部材を、被取付物に設けた固定孔に挿入し、前記取付物を前記被取付物に固定させる固定構造であって、
    前記固定爪部材は、ロック駒が挿入される押込穴を有し、
    前記押込穴の内側壁には、該押込穴の内側に向って突出する隔壁が形成され、
    前記ロック駒は、治具によって前記押込穴に押し込まれて前記隔壁を乗り越えた後、該治具と前記押込穴の底壁によって挟まれ変形することによって、前記押込穴への挿入方向とは反対方向への移動を妨げるように前記ロック駒が前記隔壁に係止するとともに、変形する前記ロック駒によって前記押込穴の内側から押圧される前記固定爪部材が前記固定孔に係止し、
    前記取付物は、第1ケースと第2ケースを組み合わせて一体に形成され、
    前記第1ケース及び第2ケースの一部はそれぞれ、前記固定爪部材の一部を形成するとともに、該第1ケース及び該第2ケースを組み合わせることによって前記ロック駒が挿入される前記押込穴が形成され、
    前記隔壁は、前記押込穴を画成する前記第1ケースの内側壁の一部、または前記押込穴を画成する前記第2ケースの内側壁の一部に形成され、
    前記底壁は、前記押込穴を画成する前記第1ケースの内側壁の一部、または前記押込穴を画成する前記第2ケースの内側壁の一部である、
    ことを特徴とする取付物の固定構造。
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