JP5717390B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに係り、特に、サイドエアバッグ装置を備えた車両用シートに関する。
車両用シートにおいて、乗員の着座幅を構成するサイドフレームは、側面衝突時、その衝撃を吸収し、乗員を保護する役割も果たしている。このようなサイドフレームは、金属製の管材や、一枚の板材によって形成された構成のものが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
そして、さらに側面衝突時の衝撃を緩和する効果を高めるため、上述のような管材や一枚の板材からなるサイドフレームに対して、サイドエアバッグ装置を取り付ける技術が知られている(例えば、特許文献2)。
特開2010−179754号公報 特開2008−120146号公報
特許文献2の車両用シートは、一枚の板体からなるサイドプレートにエアバック装置が取り付けられている。そして、側面衝突時等、側方からの大きな荷重が加わった際に、サイドエアバッグ装置が作動し、サイドエアバッグ装置内に収められたサイドエアバッグが車両用シートの側方で展開する構成である。そして、サイドエアバッグ装置を備えた車両用シートは、サイドエアバッグが膨張する際、側面衝突等による衝撃を緩和する一方で、サイドフレームはサイドエアバッグの膨張により衝撃を受ける。
特許文献2の車両用シートに備えられたサイドフレームは、一枚の板材によって形成されており、サイドエアバッグ装置の取付位置において凹凸が形成されている。サイドフレームにおいて凹凸が形成されることにより、その稜線部分によって荷重を受けることができるため、サイドエアバッグ装置が作動した場合等の荷重に対するが剛性は向上するが、さらに荷重に対する剛性を向上させる技術が望まれていた。
本発明の目的は、サイドエアバッグ装置が取り付けられるサイドフレームにおいて、剛性を向上させた車両用シートを提供することにある。また、本発明の他の目的は、サイドフレームの剛性を向上させると共に、サイドエアバッグ装置の取り付け作業が容易な車両用シートを提供することにある。
前記課題は、請求項1の車両用シートによれば、少なくとも一対のサイドフレームと、該一対のサイドフレームを上方で連結する上部フレームと、を有するシートバックフレームと、一方のサイドフレームに取り付けられたサイドエアバッグ装置と、を備えた車両用シートであって、前記一方のサイドフレームは、中空閉断面形状の閉断面構造部を有し、前記サイドエアバッグ装置は、前記一方のサイドフレームにおける前記閉断面構造部の前端と後端の間に収まる位置に取り付けられており、前記一方のサイドフレームの閉断面構造部は、前記サイドエアバッグ装置の係止部材が取り付けられた面と対向する面に孔が形成されており、前記孔は、前記シートバックに取り付けられた受圧部材である架設部材の取り付け部を避けた位置に形成されていること、により解決される。
このように、本発明の車両用シートは、閉断面構造部の外側に位置する面に対してサイドエアバッグ装置が取り付けられている。閉断面構造は、外力に対して高い剛性を備えているため、荷重が加わった場合でも変形しにくい。したがって、サイドエアバッグ装置が作動してサイドエアバッグが展開した場合であっても、サイドエアバッグの膨張に伴う衝撃を閉断面構造によって受けることができる。その結果、サイドエアバッグ装置が取り付けられたサイドフレームが閉断面構造になっているため、剛性が向上し、サイドエアバッグ装置をより効果的に作動させることができる。
また、サイドエアバッグ装置が取り付けられる閉断面構造部の剛性が高いため、サイドエアバッグ装置の取付剛性も向上する。
更に、本発明の車両用シートは、閉断面構造部において、サイドエアバッグ装置の係止部材が取り付けられた面(例えば、車両用シートの外側の面)に対向した面(例えば、車両用シートの内側の面)に孔が設けられている。そして、サイドエアバッグ装置の係止部材は、閉断面構造を構成する壁面を貫通するようにして設置される。したがって、車両用シートにおいて、係止部材が係止された面と対向する面に形成された孔を介して、サイドエアバッグ装置の係止部材の設置状況を目視して確認することができる。
更に、前記車両用シートは、シートベルトを挿通させるためのショルダーアンカー部を左右方向の一側に備え、前記サイドエアバッグ装置は、前記ショルダーアンカー部と同じ前記左右方向の一側に配置されていてもよい。
そして、前記閉断面構造部は、上部よりも下部の左右方向の幅が広く形成されていると好ましい。
また、前記孔は、前記係止部材と略重なる位置に設けられ、前記孔の大きさは、少なくとも前記係止部材よりも大きく形成されてなると好適である。
このように、サイドエアバッグ装置の係止部材が設置された壁面と対向する面において、係止部材が設置された位置と略重なる位置に孔が形成されている。そして、この孔は、係止部材よりも大きく形成されている。したがって、この孔に係止部材を設置するために使用される工具を挿入し、係止部材を設置することができる。その結果、作業者は係止部材及び係止部材の設置に使用される工具を孔から閉断面構造部の内部に差し込むことができるため、作業性が飛躍的に向上する
に、前記孔は、前記架設部材の取り付け部よりも上方の位置に形成されていると好ましい。
本発明に係る車両用シートによれば、サイドエアバッグ装置が取り付けられたサイドフレームの剛性が高い車両シートを提供することができる。したがって、サイドエアバッグが膨張した際の衝撃を受け止めることができるため、サイドフレームの変形を抑制することができる。
また、本発明に係る車両用シートによれば、孔から係止部材の取り付け状態を確認できるので、組立時の作業性が向上する。
更に、本発明に係る車両用シートによれば、工具を孔から差し込むことができるので、閉断面構造部の内部に工具を挿入しやすくなり、その結果、作業性が向上する。
本発明の一実施形態に係る車両用シートの概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係るシートフレームの概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係るシートフレームの概略正面図である。 本発明の一実施形態に係るシートフレームの概略背面図である。 本発明の一実施形態に係るサイドフレームの部分拡大図である。 図5のA−Aによる断面図である。 図5のB−Bによる断面図である。 本発明の一実施形態に係るサイドフレームと着座側サイドフレームの連結部分の部分拡大図である。 本発明の一実施形態に係るサイドフレームと補強部材の部分拡大図である。 本発明の一実施形態に係るサイドフレームの変形例の部分拡大図である。 本発明の一実施形態に係るサイドフレームの他の変形例の部分拡大図である。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることはもちろんである。
図1乃至図11は本発明の一実施形態を示すものであり、図1は車両用シートの概略斜視図、図2はシートフレームの概略斜視図、図3はシートフレームの概略正面図、図4はシートフレームの概略背面図、図5はサイドフレームの部分拡大図、図6は図5のA−Aによる断面図、図7は図5のB−Bによる断面図、図8はサイドフレームと着座側サイドフレームの連結部分の部分拡大図、図9はサイドフレームと補強部材の部分拡大図、図10はサイドフレームの変形例の部分拡大図、図11はサイドフレームの他の変形例の部分拡大図である。なお、以下の説明における左右方向は、車体前方を向いた状態での左右方向を意味する。
本実施形態に係る車両用シートSは、図1で示すように、シートバックS1、着座部S2、ヘッドレストS3より構成されており、シートバックS1及び着座部S2はシートフレームFにクッションパッド1a,2aを載置して、表皮材1b,2bで被覆されている。なお、ヘッドレストS3は、芯材3(図2を参照)にパッド材3aを配して、表皮材3bで被覆して形成される。本実施形態の芯材3は、ヘッドレストS3を支持するヘッドレストピラーとしての役割も兼ねているが、芯材とヘッドレストピラーを別体で構成してもよい。
本実施形態の車両用シートSは助手席用シートであり、車両用シートSの左側(図1に向かって右側)が車体外側(車両ドア側)、車両用シートSの右側(図1に向かって左側)が車体内側(車体中央側)である。車両用シートSは、シートベルトBが取り付けられたシートベルト一体の車両用シートであり、シートバックS1の上部の車体外側には、シートベルトBのショルダーベルト部B1が取り付けられている。
車両用シートSのシートフレームFは、図2乃至図4で示すように、シートバックS1を構成するシートバックフレーム1、着座部S2を構成する着座フレーム2から構成されている。また、シートバックフレーム1と着座フレーム2とは、リクライニング装置15を介して回動可能に連結されている。
シートバックS1は、シートバックフレーム1に、上述のようにクッションパッド1aを載置して、クッションパッド1aの上から表皮材1bにより覆われており、乗員の背中を後方から支持するものである。本実施形態において、シートバックフレーム1は、金属製の板材又は管材から成る両側のサイド部と、サイド部と連結されたアッパー部とを有し、矩形状の枠体に形成されている。
サイド部は、シートバック幅を構成するため、左右方向に離間して配設され、上下方向に延在する一対のサイドフレーム11,12を有している。
つまり、シートバックフレーム1の一部を構成するサイドフレーム11,12は、上下方向に所定の長さで構成されており、左右方向に所定間隔を有して対向して配設されている。そして、シートバックフレーム1内(両側のサイドフレーム11,12の間)でシートバックフレーム1の内側領域には、クッションパッド1aを後方から支える姿勢保持部材としての架設部材61が配設されている。
架設部材61の両端部は、サイドフレーム補強部材30、又はサイドフレーム11と、サイドフレーム12に設けられた軸支部により軸支されている。この軸支部は、架設部材61を回動可能に軸支すればよく、公知の技術を使用できる。なお、軸支部の代わりに、サイドフレーム補強部材30、又はサイドフレーム11と、サイドフレーム12の側板に孔を形成し、この孔に架設部材61の端部を回動可能に挿入し、抜け止めを施すようにしてもよい。
本実施形態においては、サイドフレーム11,12間に配設される架設部材61として、ばね性を有するスチール線材から形成されたSばねが用いられている。なお、架設部材61としては、Sばねに限らず、板状の部材など、乗員を後方から支えることができる構造であればどのような部材を配設してもよい。その他、マット、ランバーサポート機能を備えた構成としてもよいのは勿論である。
サイド部を構成するサイドフレーム11,12のうち、車体外側(車両ドア側)に配設されるサイドフレーム11は、金属製の一枚の板材を矩形に折り曲げて閉断面構造、すなわち、その断面形状が中空矩形状に形成されている(閉断面構造部11a)。そして、このサイドフレーム11の閉断面構造部11aの外側(車両ドア側)の面の下部には、平面状の板材が下方に延長した延長部11bが、閉断面構造部11aの外側の面と一体に形成されている。つまり、板材の一方側中央部分に延出する部分が形成されるように板材を打ち抜いた後、断面が中空矩形状となるように板金加工されている。また、閉断面構造部11aの外側の面には複数の孔11cが形成されている(図10参照)。
車体内側(車体中央側)に配設されるサイドフレーム12は、金属製の一枚の板材の車両前後方向の両端部をシートフレームFの内側に屈曲させて形成されている。
このように、車体外側に配設されるサイドフレーム11は閉断面構造を有しており、車体内側に設けられたサイドフレーム12よりも強度が大きく形成されている。シートベルト一体の車両用シートSでは、車両の衝突などによりシートベルトBに乗員からの大きな荷重が加わり、ショルダーベルト部B1が取り付けられる車体外側のサイドフレーム11に大きな荷重が加わるため、このように車体外側のサイドフレーム11の剛性が高くなるような構造としている。
サイドフレーム11は、上方から下方に向かって前後方向の幅が広がっており、閉断面構造部11aの外側の面には複数の孔11cが形成されている。複数の孔11cは、下方に形成されたものほどその面積が大きく形成されている。なお、孔11cの形状は、サイドフレーム11に荷重が加わったときに荷重を分散できるよう、応力が集中しない円形に形成されていると好ましい。このように複数の孔11cを設けることで、サイドフレーム11の剛性の低下を抑制しつつ、軽量化が可能となる。
図5はサイドフレーム11のシート外側方向からの側面を示す。図5に示すように、サイドフレーム11の閉断面構造部11aと延長部11bとの間、すなわち延長部11bの両側の上端部には、切り込み部11dが形成されている。この切り込み部11dが形成されていることで、一枚の板材を折り曲げて閉断面構造部11aを形成するときに延長部11bの平面形状に影響を与えることなく折り曲げ加工することができ、延長部11bの平面精度を確保することができる。
サイドフレーム11の閉断面構造部11aの構成について、図6を用いて説明する。図6は、図5のA−A断面図であり、閉断面構造部11aの断面を示す。図6の矢印はシートベルトBのショルダーベルト部B1から荷重が加わったときの荷重の方向、仮想線Lはその荷重の方向の延長線、仮想線Mは閉断面構造部11aのシート左右方向の幅の中央を示す。閉断面構造部11aは一枚の板体を折り曲げ、サイドフレーム11を組付けたときの後方位置において、折曲端部11e,11fを重ね合わせて結合している。なお、この折曲端部11eと11fとが重なり合って結合している部分が本発明の結合部に相当する。この結合部はショルダーベルト部B1から受ける荷重の方向、すなわち仮想線L上を避けた位置に配置されている。
さらに、結合部の重なり部分において、車体外側方向に屈曲される折曲端部11eを断面内側に位置させ、車体内側方向に屈曲される折曲端部11fを断面外側に位置させて重ね合せており、断面外側に位置する折曲端部11fの端部11gが、ショルダーベルト部B1から受ける荷重の方向(仮想線L)からより遠い位置に配置されている。また、閉断面構造部11aのシート左右方向の幅の中央線(仮想線M)よりシート内側かつ後方に位置している。なお、符号11hは溶接部を示している。
このように、閉断面構造部11aの結合部、より詳細には結合部の断面外側に位置する折曲端部11fの端部11g及びその溶接部11hを、ショルダーベルト部B1から受ける荷重の方向を避けた後方位置に配置することで、ショルダーベルト部B1からの荷重によって閉断面構造部11aが口開きしないように強度の向上を図っている。
そして、サイドフレーム11の閉断面構造部11aのシート外側、すなわちサイドフレーム11の乗員が着座する側に対して反対側には、サイドエアバッグ装置70が取り付けられている。なお、サイドエアバッグ装置70を取り付ける位置は、閉断面構造部11aのシート外側(外面)に限定されるものではなく、前面、後面、内面であっても良い。以下、サイドフレーム11の側面(外面)に取り付けられた構成を例として説明する。
サイドエアバッグ装置70は、図5のように、略平板状の突片部71が設けられている。そして、閉断面構造部11aの外面に対し、突片部71が係止部材72によって係止されることによりサイドエアバッグ装置70が閉断面構造部11aに取り付けられる。このとき、突片部71は、孔11cが形成されていない面に当接して配設される。
係止部材72は、特に限定されないが、例えば、図7のように、ボルト72a、ナット72bが用いられる。より詳細には、閉断面構造部11aの外面と、突片部71を貫通するボルト72aに対し、閉断面構造部11aの内側からナット72bを螺合させることにより、サイドエアバッグ装置70がサイドフレーム11に取り付けられる。なお、サイドエアバッグ装置70の取り付けは、上記ボルト72a、ナット72bによる方法だけでなく、その他、溶接や、突片部をシート内側方向に折り曲げて爪部を形成し、該爪部をサイドフレーム11に設けられた孔に係止する構成により取り付けても良い。また、閉断面構造部11aの何れかの面にブラケットを接合し、ブラケット側にナット72bを設けることにより、サイドエアバッグ装置70が取り付けられる構成としても良い。さらに、突片部71を設けず、サイドエアバッグ装置70の本体を直接閉断面構造部11aに接合してもよい。
このように、本発明の車両用シートSは、サイドフレーム11を構成する閉断面構造部11aにサイドエアバッグ装置70が備えられている。一般に閉断面構造は、構造的に外力に対する剛性が高く、外力が加えられても容易に変形することがない。したがって、サイドエアバッグ装置70が作動した際、その衝撃による荷重を閉断面構造部11aの部分で受け止めるため、シートバックフレーム1の変形を防ぐことができる。その結果、サイドエアバッグ装置70が効果的に作動し、安全性を向上させることができる。
また、シートバックフレーム1の上下方向に、複数の係止部材72を介してサイドエアバッグ装置70が配設されると、サイドエアバッグ装置70の取り付け強度が向上するため好ましい。
サイドフレーム11の閉断面構造部11aの下方に延長した延長部11bのシート内側、すなわちサイドフレーム11の乗員が着座する側には、サイドフレーム補強部材30が固定されている。サイドフレーム補強部材30は一枚の板体を断面がコ字状となるように折り曲げて、閉断面構造部11aのシート左右方向の幅より若干狭い幅を左右方向の幅とし、延長部11bのシート前後方向の幅と同じ幅を前後方向の幅として形成されている。
図8及び図9で示すように、サイドフレーム補強部材30は、延長部11bのシート内側に配置されたときの前方及び後方の面と、延長部11bとが連続するように溶接等により接合されている。また、サイドフレーム補強部材30のシート内側に向く面の上部は、サイドフレーム11の閉断面構造部11aのシート内側の面の下部と所定幅重なるように配置され、この重なり部31で連続するように溶接等により接合されている。このようにして、サイドフレーム補強部材30はサイドフレーム11と一体となるように取り付けられている。
このように、ショルダーベルト部B1が取り付けられる側のサイドフレーム11を閉断面構造とし、一体に形成した延長部11bを設けてその内側にサイドフレーム補強部材30を固定しているので、リクライニング装置15とショルダーベルト部B1の取り付け位置の寸法精度が低下するのを抑制しつつ、サイドフレーム11の剛性を向上させることができる。
また、本実施形態の重なり部31は湾曲形状をなしている。このように、重なり部31を湾曲形状にすることで、サイドフレーム補強部材30を断面構造部11aへ固定するための固定部分を長くすることができ、かつ湾曲形状により荷重が分散されるため、より剛性が高くなる。
また、サイドフレーム補強部材30の前面部30aは、リクライニング装置15の取付部、すなわち取付位置の中心(図8の仮想線N)よりも下方まで形成されている。延長部11bは一枚の板材から形成されているため、ショルダーベルト部B1からの斜め方向の荷重により変形が生じやすくなるが、サイドフレーム補強部材30の前面部30aを大きくすると、リクライニング装置15の取付部の剛性が向上する。
さらに、サイドフレーム補強部材30には、後述するサイドフレーム11,12を連結する連結部材としてのメンバーパイプ40の一端が連結されており、そのメンバーパイプ40の一端の連結位置の下方であって、サイドフレーム補強部材30の下端部と延長部11bの下端部の間の面、すなわち前面部30aから連続して下方に延びる面には、開口部32が設けられている。この開口部32から覗き込むことで、メンバーパイプ40の取り付けを容易に確認することができる。
サイドフレーム11の延長部11bの外側の面には、サイドフレーム11と後述する着座側サイドフレーム121の上部着座側サイドフレーム21とを支持するためのブラケット16が取り付けられている。図5及び図8に示すように、ブラケット16は断面がL字を2つ連続させた形状をなしており、平面状の取付部16aを延長部11bの外側の面と当接させてねじ等の固着具や溶接等により固着されている。そして、ブラケット16の最も外側の水平方向の面である掛止部16bには、前後方向に切り欠き(不図示)が設けられており、この切り欠きに、リクライニング装置15を構成する渦巻きばね15aの外周側の端部を折り曲げて掛止可能となっている。このように、ブラケット16は渦巻きばね15aを掛止するスプリングフック部材としての機能も有している。延長部11bは平面状のため、ブラケット16の取付部16aとの接合が容易であり、ブラケット16の取り付け精度を確保できる。
図2乃至図4で示すように、上部フレーム13は、パイプ材が折り曲げられて形成され、上部フレーム13の側面部13aは、サイドフレーム12の側板と一部が重なるように配設され、この重なり部分においてサイドフレーム12に溶接等により接合される。一方、上部フレーム13の他方の端部は、サイドフレーム11の上端に形成された凹部と接合されている。
また、アッパー部を構成する上部フレーム13の上方には、ヘッドレストS3が配設されている。ヘッドレストS3は、前述のように芯材3の外周部にパッド材3aを設け、パッド材3aの外周に表皮材3bを被覆して構成されている。上部フレーム13に取り付けられた芯材3(ヘッドレストピラー相当部分)の下方には、ガイドロックが取り付けられており、高さ位置が調節可能になっている。
そして、補強が施されたサイドフレーム11側の上部フレーム13上には、シートベルトBのショルダーベルト部B1を挿通させるためのショルダーアンカー部14が固着接合されている。ショルダーアンカー部14は、手前側の面と左右両側の面、上面及び裏面で囲まれた箱型の部材であり、手前側の面は、正面視逆U字状で中央部に空間が形成された形状を有している。ショルダーアンカー部14の左右両側の面の下端部が上部フレーム13に溶接等により接合され、上部フレーム13とショルダーアンカー部14の裏面との間には空間が形成されている。ショルダーベルト部B1は、上部フレーム13とショルダーアンカー部14の間の空間の下方から挿通され、さらに手前側の面の中央部に形成された空間を通って手前側に挿通されて取り付けられる。
また、ショルダーアンカー部14は、車体外側(車体ドア側)に位置するサイドフレーム11と同じ位置又はサイドフレーム11より外側に寄せて配設されている。図3に示すように、ショルダーアンカー部14は、シート外側に位置する外方側面部14aが、サイドフレーム11の閉断面構造部11aの外側の面と対応する位置、すなわち閉断面構造部11aの外側の面と同一面となる位置又は閉断面構造部11aの外側の面より外側に取り付けられている。また、シート内側に位置する内方側面部14bが、サイドフレーム11の閉断面構造部11aの内側の面よりも内側に取り付けられている。ショルダーアンカー部14がこのような位置に配設されているので、ショルダーベルト部B1から加わる荷重がサイドフレーム11側と上部フレーム13側の両方に分散されやすくなり、シートフレームF全体で荷重を受けることができる。従って、サイドフレーム11の強度を過剰に大きくする必要がなくなり、軽量化が可能になる。
シートバックフレーム1の下方(着座フレーム2側)において、連結部材としてのメンバーパイプ40によってサイドフレーム11,12間が連結されている。メンバーパイプ40は、リクライニング装置15の回動軸方向に沿って左右方向に渡って配設され、一端がサイドフレーム11の下方にサイドフレーム11と一体に固定されたサイドフレーム補強部材30に接合されて、このサイドフレーム補強部材30を介してサイドフレーム11と連結され、他端がサイドフレーム12の下方に溶接等により接合されている。
着座部S2は、着座フレーム2に、上述のようにクッションパッド2aを載置して、クッションパッド2aの上から表皮材2bにより覆われており、乗員の臀部を下方から支持するものである。本実施の形態において、着座フレーム2は、図2で示すように、着座側サイドフレーム121,123と、着座側後方フレーム28と、着座側前方フレーム29a,29bとを有して構成されている。
着座側サイドフレーム121は、上部着座側サイドフレーム21と、下部着座側サイドフレーム22と、から構成されている。また、着座側サイドフレーム123は、上部着座側サイドフレーム23と、下部着座側サイドフレーム24と、から構成されている。上部着座側サイドフレーム21,23は、それぞれリクライニング装置15を介してサイドフレーム11の延長部11bと、サイドフレーム12とに回動可能に連結されている。
上部着座側サイドフレーム21,23はそれぞれ、下部着座側サイドフレーム22,24との連結部分において下部着座側サイドフレーム22,24と連続した形状となるように形成され、下部着座側サイドフレーム22,24の上端部を覆うようにして取り付けられている。
下部着座側サイドフレーム22,24は、着座幅を構成するため、左右方向に離間して配設され、前後方向に延在して形成されている。そして、図4で示すように、下部着座側サイドフレーム22,24の後方側を連結する板材からなるリトラクタ取付ブラケット50の両端が、下部着座側サイドフレーム22,24にそれぞれ接合されている。
下部着座側サイドフレーム22,24は金属製の板材によって形成されており、その後方側が上方、すなわちシートバックフレーム1側に延出して形成されている。そして下部着座側サイドフレーム22,24は、上述した上部着座側サイドフレーム21,23と接合されており、さらに上部着座側サイドフレーム21,23がそれぞれサイドフレーム11,12と接合されてシートフレームFを形成している。
下部着座側サイドフレーム22,24は、それぞれ下方で支持されており、下部着座側サイドフレーム22,24には、アッパーレール25,25が取り付けられている。そしてアッパーレール25,25は、車体フロアに設置されるロアーレール26,26との間で、前後に位置調整可能なスライド式に組み立てられている。
図3及び図4で示すように、リトラクタ取付ブラケット50の前方面にはシートデバイス部としてのリトラクタ54が接合されている。リトラクタ54は、シートベルトBが引き出されたり、巻き戻したりする構成を備えており、3点式シートベルトを備えた本実施形態において、リトラクタ取付ブラケット50の前方面側であって、一方のサイドフレーム11側の近傍に、後述の着座側後方フレーム28と接触しない位置で取り付けられる。なお、図3は、リトラクタ54を図示するためクッション支持部材27を一部切り取った状態を示している。
また、リトラクタ取付ブラケット50よりも前方にはパイプ状の着座側後方フレーム28が、さらにその前方には着座側前方フレーム29a,29bが、下部着座側サイドフレーム22,24を連結して取り付けられている。これらのリトラクタ取付ブラケット50、着座側後方フレーム28、着座側前方フレーム29a,29bは金属製の板材及び管材によって構成され、それぞれの端部は下部着座側サイドフレーム22,24に溶接等により固着接合される。
そして、着座フレーム2内(両側の着座側サイドフレーム121,123の間)で着座フレーム2の内側領域には、クッションパッド2aを下方から支えるクッション支持部材27が配設されている。クッション支持部材27は、矩形状の板材からなり、対向する前後一対の辺が、それぞれ着座側後方フレーム28及び着座側前方フレーム29a,29bに架設されることにより、固定される。
このクッション支持部材27は、金属製の板材によって構成されており、この板材には滑らかな凹凸が形成されている。なお、本実施形態ではクッション支持部材27として板材が配設された例を示したが、乗員及びクッションパッド2aを下方から支えることができる構造であれば、形状、材質はこれに限定されない。
次に、図10及び図11を参照して、サイドフレーム11の変形例を示す。
図10は、サイドフレーム11をシート内側からみた部分側面図である。図10に示す例ではサイドフレーム11の閉断面からなる閉断面構造部11aのシート内側の面にも複数の孔11jが形成されている。この内側の面に形成されたそれぞれの孔11jの面積は、閉断面構造部11aのシート外側の面の、孔11jと対向する位置近傍に形成されたそれぞれの孔11cの面積よりも小さく形成されている。このように、内側の面に面積の小さな孔11jを設けることで、大きなベルト荷重がかかるサイドフレーム11の内面側の剛性低下を抑制しつつ軽量化することが可能となる。
さらに図10に示す例では、内側の面に形成された孔11jの中心点と外側の面に形成した孔11cの中心点をずらして孔11c,11jを形成している。このように中心点をずらして形成することで、より、大きなベルト荷重がかかるサイドフレーム11の内面側の剛性低下を抑制しつつ軽量化することができる。
そして、このような構成の孔11jが設けられていると、サイドエアバッグ装置70が取り付けやすく、好適である。上述のように、閉断面構造部11aの外面にサイドエアバッグ装置70を取り付ける際、ボルト72a、ナット72bを用いると、閉断面構造部11a内に配設されるナット72bは、孔11jを介して目視しやすい。
また、孔11jの直径が少なくともナット72bの直径よりも大きく形成されていれば、孔11jを介してナット72b及びナット72bの設置に使用される工具を閉断面構造部11a内に挿入することができる。そして、閉断面構造部11a内に孔11jから工具を挿入して、ナット72bの締結作業を行うことができる。
孔11jが設けられていない場合は、工具やナット72bを閉断面構造部11a内に挿入しにくく、閉断面構造部11aを形成する前にボルト72aとナット72bの締結作業を行うか、又は作業者が閉断面構造部11a内において手探りで締結作業を行わなくてはならない。しかし、本実施形態のように、係止部材72を設置する面と対向する面に項11jを設けることにより、ナット72bを目視ししながら、容易にサイドエアバッグ装置70を設置することができる。その結果、サイドエアバッグ装置70の取り付け時、作業性が飛躍的に向上する。
したがって、閉断面構造部11aのシート内側の面(内面)に設けられる孔11jは、サイドエアバッグ装置70の係止部材72と略重なる位置に設けられていると好ましい。また、閉断面構造部11aのシート内側の面(内面)に設けられる孔は、少なくとも係止部材72を取り付ける際に使用する工具が挿通可能な大きさに形成されていると好適である。
図11は、サイドフレーム11の部分正面図である。図11で示す例では、サイドフレーム11の閉断面構造部11aは上部よりも下部の左右方向の幅が広くなるような形状に形成されている。よって、大きなベルト荷重が発生するサイドフレーム11の下部の剛性を向上させることができる。また、上部から下部に向かうにつれて左右方向の幅が広がっているので、一層、サイドフレーム11の剛性が向上し、軽量化が可能になる。
図11に示す例では、閉断面構造部11aの左右方向の幅が上部から下部に向けて広がるように形成したが、サイドフレーム補強部材30の下端部まで連続して左右方向の幅が広がる形状にしてもよい。また、閉断面構造部11aの左右(シート外側及び内側)両方向が下部に向けて同様に広がる形状としたが、左右の何れか一方向が下部に向けて広がるような形状としてもよい。
さらに図11に示す例では、サイドフレーム11の閉断面構造部11aの前後の面の下部に孔11k(後側の面は不図示)が形成されている。このように、左右方向の幅が広い下部に孔11kを設けると、一層軽量化が可能となる。また、前側の面に形成する孔11kよりも後側の面に形成する孔(不図示)の面積を大きくすることで、大きなベルト荷重がかかるサイドフレーム11の前面側の剛性低下を抑制しつつ軽量化することができる。
そして、孔11kを設けることにより、サイドエアバッグ装置70の取り付け時、閉断面構造部11aの内部に設置される係止部材72がより目視しやすく、また、工具を差込可能な部分を増やすことができるため、サイドエアバッグ装置70の設置を容易に行うことができる。
なお、図10の例のサイドフレーム11に、さらに図11の例のサイドフレーム11の特徴を備えると、より好適である。すなわち、サイドフレーム11の内側の面に面積の小さな孔を設け、さらにサイドフレーム11の下部の左右方向の幅を広く形成し、その前後の面の下部に孔を設けるようにすることで、一層サイドフレーム11の剛性を向上させつつ軽量化を図ることが可能となる。
上述のように、本実施形態の車両用シートSは、ショルダーベルト部B1が取り付けられる側のサイドフレーム11を閉断面構造とし、サイドフレーム11の外側の面を延長して一体に形成した延長部11bを設けてその内側にサイドフレーム補強部材30を固定したので、リクライニング装置15とショルダーベルト部B1の取り付け位置の寸法精度が低下するのを抑制しつつ、サイドフレーム11の剛性を向上させることができる。
さらにサイドフレーム11は上述したような特徴を有して形成されているため、ショルダーベルト部B1から加わる荷重の方向に対して剛性を向上させつつ、軽量化を図ることができる。
以上のように、本発明の車両用シートSは、閉断面構造部11aにおいてサイドエアバッグ装置70が取り付けられている。したがって、サイドエアバッグ装置70の設置部分の剛性が向上すると共に、閉断面構造部11aにおいてサイドエアバッグ装置70が設置される面と対向する面に設けられる孔11jによって、サイドエアバッグ装置70の取り付け作業が容易になる。
なお、上記各実施形態では、具体例として、自動車のフロントシートの助手席側に用いられる車両用シートについて説明したが、これに限らず、運転席側の車両用シート、後部座席の車両用シートについても、同様の構成を適用可能であることは勿論である。
S 車両用シート
S1 シートバック
S2 着座部
S3 ヘッドレスト
B シートベルト
B1 ショルダーベルト部
F シートフレーム
1 シートバックフレーム
2 着座フレーム
3 芯材
1a,2a,3a クッションパッド(パッド材)
1b,2b,3b 表皮材
11,12 サイドフレーム
11a 閉断面構造部
11b 延長部
11c,11j,11k 孔
11d 切り込み部
11e,11f 折曲端部
11g 端部
11h 溶接部
13 上部フレーム
13a 側面部
14 ショルダーアンカー部
14a 外方側面部
14b 内方側面部
15 リクライニング装置
15a 渦巻きばね
16 ブラケット(スプリングフック部材)
16a 取付部
16b 掛止部
21,23 上部着座側サイドフレーム
22,24 下部着座側サイドフレーム
25 アッパーレール
26 ロアーレール
27 クッション支持部材
28 着座側後方フレーム
29a,29b 着座側前方フレーム
30 サイドフレーム補強部材
30a 前面部
31 重なり部
32 開口部
40 メンバーパイプ(連結部材)
44 エネルギー吸収部材
50 リトラクタ取付ブラケット
54 リトラクタ(シートデバイス部)
61 架設部材
70 サイドエアバッグ装置
71 突片部
72 係止部材
72a ボルト
72b ナット
121,123 着座側サイドフレーム

Claims (5)

  1. 少なくとも一対のサイドフレームと、該一対のサイドフレームを上方で連結する上部フレームと、を有するシートバックフレームと、
    前記一対のサイドフレームのうち一方のサイドフレームに取り付けられたサイドエアバッグ装置と、を備えた車両用シートであって、
    前記一方のサイドフレームは、中空閉断面形状の閉断面構造部を有し、
    前記サイドエアバッグ装置は、前記一方のサイドフレームにおける前記閉断面構造部の前端と後端の間に収まる位置に取り付けられており、
    前記一方のサイドフレームの閉断面構造部は、前記サイドエアバッグ装置の係止部材が取り付けられた面と対向する面に孔が形成されており、
    前記孔は、前記シートバックに取り付けられた受圧部材である架設部材の取り付け部を避けた位置に形成されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 前記車両用シートは、シートベルトを挿通させるためのショルダーアンカー部を左右方向の一側に備え、
    前記サイドエアバッグ装置は、前記ショルダーアンカー部と同じ前記左右方向の一側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記閉断面構造部は、上部よりも下部の左右方向の幅が広く形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
  4. 前記孔は、前記係止部材と略重なる位置に設けられ、前記孔の大きさは、少なくとも前記係止部材よりも大きく形成されてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両用シート。
  5. 前記孔は、前記架設部材の取り付け部よりも上方の位置に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両用シート。
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