JP5700228B2 - メモリ制御装置および画像形成装置 - Google Patents

メモリ制御装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5700228B2
JP5700228B2 JP2013050738A JP2013050738A JP5700228B2 JP 5700228 B2 JP5700228 B2 JP 5700228B2 JP 2013050738 A JP2013050738 A JP 2013050738A JP 2013050738 A JP2013050738 A JP 2013050738A JP 5700228 B2 JP5700228 B2 JP 5700228B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
scanning direction
sub
main scanning
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013050738A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014178745A (ja
Inventor
伊藤 淳
淳 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2013050738A priority Critical patent/JP5700228B2/ja
Priority to CN201410087596.3A priority patent/CN104052902B/zh
Priority to US14/207,168 priority patent/US8970892B2/en
Publication of JP2014178745A publication Critical patent/JP2014178745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5700228B2 publication Critical patent/JP5700228B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32358Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device using picture signal storage, e.g. at transmitter
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N2201/3285Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device using picture signal storage, e.g. at transmitter
    • H04N2201/3297Simultaneous use of a single memory for different image storage purposes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Memory System (AREA)

Description

本発明は、メモリを経由させる間に画像のスキューやボウを補正可能なメモリ制御装置および画像形成装置に関する。
主走査方向1ライン分の画像形成動作を、副走査方向に画像形成位置を移動させながら繰り返すことで二次元画像を出力する画像形成装置では、記録紙などの搬送方向である副走査方向と露光装置などのスキャン方向である主走査方向とが直交している状態が正しい状態である。しかし、機械的精度や組み立て精度などから厳密に直交させることは難しく、画像が副走査方向に僅かに傾斜するスキュー(Skew)や画像が副走査方向に僅かに凹凸するボウ(Bow)と呼ばれる歪みが生じる。
図15は、スキューを画像処理によって補正する例を示している。同図(a)は補正しない場合を示している。この例では、感光体ドラムの軸方向に対して作像ユニットの走査方向が右斜め上に傾斜(スキュー)しているために、出力画像は右斜め上に傾斜している。同図(b)は画像処理による補正の工程を示している。元画像500を画像メモリへ書き込む際に、画像形成部で生じるスキューが相殺されるように画像(各ライン)を斜めに傾斜させて書き込み(図中の破線A参照)、読み出し時は、通常通り、各ラインを主走査方向に沿って読み出すようになっている。このように画像メモリ上で画像を斜めに傾斜させるためには、各画素の書き込み位置を副走査方向にシフトさせることになる。
画像メモリとしてDDR−SDRAM(Double-Data-Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)を使用する場合、処理の高速化のためにバースト転送が利用される。図16は、バースト長を「8」に設定した場合のバースト転送におけるDDR−SDRAMの動作タイミングを示している。同図に示すように、1回のリードコマンドもしくはライトコマンドの入力により、8カラム分のデータを連続して読み出す、もしくは書き込むことができる。バースト転送は、カラムアドレス方向にのみ可能で、ロウアドレスやバンクアドレスには対応していない。
そのため、一般には、元画像上の主走査方向の画素位置を示す主走査アドレスはメモリのカラム(Colum)アドレスに割り当て、元画像上の副走査方向の画素位置を示す副走査アドレスはメモリのロウ(Row)アドレスに割り当てる。そして、主走査方向の1ライン分の画像データの読み書きを、ロウアドレスを固定したままカラムアドレスを連続的に変化させるバースト転送で行うように構成される。
図17は、画像の副走査アドレスをSDRAMのロウアドレスに割り当て、主走査アドレスの下位10ビットをカラムアドレスに、主走査アドレスの上位3ビットをバンクアドレスに割り当てた場合のアドレスマッピングを示している。図18は、図17のアドレスマップにおいて、副走査アドレス(副走査方向の画素位置)を変えずに主走査方向に1ライン分の画像データを書き込む様子を示している。図中の各ブロック(ひとマス)は、副走査方向が1画素、主走査方向が32画素の矩形エリアに対応しており、1回のバースト転送での最小単位を示している。この例では、主走査方向に1ライン分の画像データの書き込みはn回のバースト転送で実施される。
図17のアドレスマッピングで副走査アドレスを固定して主走査方向に1ライン分の画像データを書き込む場合、主走査方向に1ライン分の画像データを書き込む間、メモリに与えるカラムアドレスは変更されない。カラムアドレスが変更されなければ、1回のバースト転送が終了してから次のバースト転送を開始するまでにプリチャージ待ち等のオーバーヘッドは発生しない。したがって、主走査方向1ライン分の画像データの読み書きを、連続的なn回のバースト転送によって短時間で行うことができる。
図19は、図18のように副走査アドレスを変更せずに主走査方向1ライン分の画像データをSDRAMに書き込む場合におけるメモリの駆動タイミングを示すタイムチャートである。ロウアドレスを変更しないので、主走査方向1ライン分のデータの書き込みの初めに1回だけACT(アクティブ)コマンドを発行すれば、その後は、ライトコマンドによるバースト転送を当該ラインの書き込み終了まで連続して行うことができる。プリチャージはこのラインの書き込み終了後に1回のみ発生する。
スキュー補正等のために画像を傾斜させる場合には、前述したように、元画像上の主走査方向の1ラインを書き込む際に、メモリ上で副走査方向の書き込み位置をシフトさせなければならない。たとえば、特許文献1には、元画像上の主走査方向のある1ラインを書き込む際に、そのラインのうち、書き込み先のメモリ上で主走査方向の同一ライン上に連続する画素数を算出し、この画素数をバースト長に設定してバースト転送を行う画像処理方法が開示されている。
特開2009−135887号公報 特開2010−205002号公報
図20は、ブロックの切れ目で副走査方向の書き込み位置をシフトさせながら主走査方向に1ライン分の画像データを書き込む例を示している。このような書き込みを図17に示すアドレスマッピングで行うと、副走査方向の書き込み位置が変化する毎にメモリに与えるロウアドレスが変更される。ロウアドレスを変更するためにはプリチャージが必要なので、バースト転送と次のバースト転送との間にオーバーヘッドが発生し、その分だけ、主走査方向1ライン分の画像データの書き込みに要する処理時間が長くなってしまう。図21は、このような場合におけるメモリの駆動タイミングを示している。スキュー補正等のために副走査方向の書き込み位置を変更する際にプリチャージが必要となり、オーバーヘッドが発生している。
ところで、タンデム方式のカラーレーザープリンタでは、周回する中間転写ベルトに沿って、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロ)K(ブラック)各色の作像ユニットを所定間隔で配置し、各作像ユニットの感光体ドラムの表面に形成したトナー像を、中間転写ベルト上で重ね合わせてフルカラー画像を形成するようになっている。このため、色別の作像ユニットが有する感光体ドラムの配置間距離に対応して、各作像ユニットでの作像タイミングに時間差が生じる。この時間差に対応するため、各作像ユニットの前段に画像データを一時的に蓄積するための画像メモリ(ドラム間遅延メモリ)をそれぞれ設け、読み出しタイミングを調整することが行われる。
ドラム間遅延メモリを備えるプリンタでは、画像データがこのドラム間遅延メモリを経由する際にスキュー/ボウ補正を同時に行うことができる。しかし、ドラム間遅延メモリへの画像データの読み書きには、プリンタのパフォーマンスを確保するために、一定の時間制限がある。そのため、副走査方向の読み書き位置が変化する毎にメモリに与えるロウアドレスの変更を要する前述したアドレスマッピングでスキュー/ボウ補正を行い、かつ上記の時間制限を守るためには、ロウアドレスの変更回数を少なくすることになる。すなわち、時間制限を守るためには、バースト転送の最小単位となる最小バースト長を長くしてバースト転送の回数を少なくしなければならないが、最小バースト長を長くすると、高精細のスキュー/ボウ補正ができなくなるという問題が生じる。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、SDRAMへの読み書きで副走査方向の位置をシフトさせてスキュー/ボウ等を補正する際のバースト転送において、バースト長を短くしてもプリチャージ待ち等のオーバーヘッドを少なく抑えることのできるメモリ制御装置および画像形成装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]主走査方向とこれに直交する副走査方向とに画素が行列状に配列された二次元画像の主走査方向の画素位置を指し示す主走査アドレスと副走査方向の画素位置を指し示す副走査アドレスを、SDRAMのカラムアドレスと、ロウアドレスと、バンクアドレスに割り当てると共に、少なくとも主走査アドレスのうち、バースト転送サイズ分のアドレスに対応する下位のN(Nは正の整数)ビットはカラムアドレスの下位ビットに割り当て、主走査アドレスのうち前記下位のNビットの上位側に続く所定数のビットはバンクアドレスに割り当てるアドレスマッピング部と、
前記バースト転送の切れ目で副走査アドレスを変更しながらマルチバンクオペレーションによって前記バースト転送を複数回連続的に実行することで、主走査方向1ライン分の読み出しまたは書き込みを行うアクセス実行部と、
を有する
ことを特徴とするメモリ制御装置。
上記発明では、主走査方向に1ライン分の画像データを読み出す、もしくは書き込む際に、バースト転送毎にバンクアドレスが変更される。マルチバンクオペレーションによってバースト転送を連続的に実行すれば、バースト転送と次のバースト転送との間でプリチャージ待ちを発生させずに、バースト転送毎にロウアドレスを変更することができる。このため、副走査アドレスをメモリのロウアドレスに割り当てても、プリチャージ待ちを発生させることなく、バースト転送毎に副走査アドレスを切り替えることができる。これにより、メモリへのアクセスパフォーマンスを低下させることなく、メモリの読み書きを通じて、画像をわずかに傾斜させたり、画像のスキュー/ボウを補正したりすることができる。
[2]画像のスキューまたはボウまたはスキューとボウの双方を、副走査方向に画素をシフトさせて補正する機能を備え、
前記バースト転送サイズは、前記補正の際に同じシフト量で主走査方向に連続させる最小画素数に基づいて設定される
ことを特徴とする[1]に記載のメモリ制御装置。
上記発明および下記[8]に記載の発明では、副走査方向に画素をシフトさせて画像のスキュー/ボウを補正する機能を備える。また、バースト転送サイズ(バースト長)は、補正の際に同じシフト量で主走査方向に連続させる最小画素数に基づいて設定される。たとえば、1アドレスに4画素分の画像データを書き込むデータ幅を持ったSDRAMを使用する場合に、上記の最小画素数が16画素ならば、バースト転送サイズ(バースト長)は4になり、これに対応するビット数Nは2になる。
[3]前記Nの値を設定変更し得る
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のメモリ制御装置。
上記発明では、要求される補正の粒度に応じて、Nの値を設定変更することができる。
[4]読み出し時のバースト転送サイズと書き込み時のバースト転送サイズが同一である
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載のメモリ制御装置。
[5]読み出し時のバースト転送サイズと、書き込み時のバースト転送サイズが相違する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載のメモリ制御装置。
[6]主走査アドレスのうち書き込み時のバースト転送サイズ分のアドレスに対応する下位のn(nは正の整数)ビットの上位側に続くビットをバンクアドレスの一部のビットに割り当て、
読み出し時のバースト転送サイズ分のアドレスに対応する下位のm(nと異なる正の整数)ビットの上位側に続くビットをバンクアドレスの他の一部のビットに割り当てる
ことを特徴とする[5]に記載のメモリ制御装置。
上記発明では、バンクアドレスを、読み出し時のバースト転送サイズに対応するビット位置と、書き込み時のバースト転送サイズに対応するビット位置に振り分ける。なお、m(読み出し時のバースト長)はn(書き込み時のバースト長)より大きくされても、小さくされてもよい。
[7]主走査方向とこれに直交する副走査方向とに画素が行列状に配列された二次元画像の主走査方向の画素位置を指し示す主走査アドレスと副走査方向の画素位置を指し示す副走査アドレスを、SDRAMのカラムアドレスと、ロウアドレスと、バンクアドレスに割り当てると共に、少なくとも主走査アドレスのうち、バースト転送サイズ分のアドレスに対応する下位のN(Nは正の整数)ビットはカラムアドレスの下位ビットに割り当て、副走査アドレスの下位ビットはバンクアドレスに割り当てるアドレスマッピング部と、
前記バースト転送の切れ目で前記副走査アドレスの下位ビットの値を変更しながらマルチバンクオペレーションによって前記バースト転送を複数回連続的に実行することで、主走査方向1ライン分の読み出しまたは書き込みを行うアクセス実行部と、
を有する
ことを特徴とするメモリ制御装置。
上記発明では、副走査アドレスの下位ビットをバンクアドレスに割り当てるので、バンクアドレスに割り当てられている範囲であれば、バースト転送毎に副走査アドレスを変更しても、マルチバンクオペレーションによってバースト転送を連続させて、プリチャージ待ちのオーバーヘッドの発生を防ぐことができる。これにより、メモリへの読み書きを通じて、画像をわずかに傾斜させたり、画像のスキュー/ボウを補正したりすることができる。
[8]二次元画像のスキューまたはボウまたはスキューとボウの双方を、副走査方向に画素をシフトさせて補正する機能を備え、
前記バースト転送サイズは、前記補正の際に同じシフト量で主走査方向に連続させる最小画素数に基づいて設定される
ことを特徴とする[7]に記載のメモリ制御装置。
[9]前記SDRAMは、タンデム方式の画像出力装置が有する、ドラム間遅延メモリである
ことを特徴とする[1]乃至[8]のいずれか1つに記載のメモリ制御装置。
上記発明では、副走査アドレスを変更してもプリチャージ待ち等のオーバーヘッドの発生が少ないので、スキュー/ボウ補正など副走査方向に画像をシフトさせるための画像メモリとして、パフォーマンスが要求されるドラム間遅延メモリを利用することができる。
[10]主走査方向1ライン分の画像形成動作を、副走査方向に画像形成位置を移動させながら繰り返すことで二次元画像を形成するタンデム方式の画像形成部と、
前記画像形成部のドラム間遅延メモリとして使用されるSDRAMと、
前記SDRAMに対する画像データの読み書きを制御する[2]または[8]または[2]を引用する[3]乃至[6]のいずれか1つ、に記載のメモリ制御装置と、
を備え、
出力対象の画像データを、前記SDRAMを経由させて前記画像形成部へ出力すると共に、前記画像形成部から出力される画像に表れるスキューまたはボウまたはスキューとボウの双方が相殺されるように、前記画像データを、前記SDRAMを経由する間に前記メモリ制御装置によって副走査方向に画素位置をシフトさせて、補正する
ことを特徴とする画像形成装置。
上記発明では、パフォーマンスを確保しつつ、画像形成部で生じるスキュー/ボウをドラム間遅延メモリを利用して補正することができる。
本発明に係るメモリ制御装置および画像形成装置によれば、メモリへの読み書きで画像のスキュー/ボウ等を補正する場合のバースト長を短くしても、プリチャージ待ち等のオーバーヘッドの少ないバースト転送が可能なので、処理時間が制限されている場合でも、バースト長を短くして高精細のスキュー/ボウ補正が可能になる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成例を示す図である。 画像形成装置のエンジン部(画像形成部)の主要構成を示す図である。 PC間遅延メモリへの画像データの書き込みタイミングと、PC間遅延メモリからの各色画像データの読み出しタイミングの一例を示す図である。 画像処理回路とこれに接続されたPC間遅延メモリを示す図である。 画像処理回路のうち、Y色のPC間遅延メモリへの読み書き制御を行う部分の抜粋を示す図である。 PC間遅延制御回路の詳細構成を示す図である。 アドレス制御回路の内部構成およびその周辺回路を示す図である。 PC間遅延制御回路に係る各信号のタイミングチャートを示す図である。 第1方式のアドレスマッピングを示す図である。 図9のアドレスマッピングの状態で、スキュー/ボウ補正のために副走査方向のライン位置を移動させながら主走査方向に1ライン分の画像データをメモリに書き込む場合における、画像上の位置と、メモリ側へのバースト転送の内容とを示す図である。 マルチバンクオペレーションでメモリにアクセスする場合のメモリの駆動タイミングを示す図である。 第2方式のアドレスマッピングを示す図である。 図12のアドレスマッピングの状態で、スキュー/ボウ補正のために副走査方向のライン位置を移動させながら主走査方向に1ライン分の画像データをメモリに書き込む場合における、画像上の位置と、メモリ側へのバースト転送の内容とを示す図である。 第3方式のアドレスマッピングを示している。 スキューやボウを画像処理によって補正する例を示す図である。 バースト長を「8」に設定した場合のバースト転送におけるDDR−SDRAMの動作タイミングを示す図である。 画像の副走査アドレスをSDRAMのロウアドレスに、主走査アドレスの下位をカラムアドレスに、主走査アドレスの上位をバンクアドレスに割り当てた場合のアドレスマップを示す図である。 図17のアドレスマップにおいて、副走査アドレス(副走査方向の画素位置)を変えずに主走査方向に1ライン分の画像データを読み書きする様子を示す図である。 図18のように副走査アドレスを変更せずに主走査方向1ライン分の画像データをSDRAMに書き込む場合におけるメモリの駆動タイミングを示すタイムチャートを示す図である。 ブロックの切れ目で副走査方向の書き込み位置をシフトさせながら主走査方向に1ライン分の画像データを読み書きする例を示す図である。 図20の場合におけるメモリの駆動タイミングを示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成を示している。画像形成装置10は、スキャナ16で原稿を光学的に読み取って得た画像データや、印刷データをプリンタコントローラ18でラスタライズして得た画像データに基づいて記録紙上に画像を形成して印刷出力する、所謂、複合機として構成されている。
画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作全体を制御する制御部としてのCPU11を備えている。CPU11は図示省略したROM(Read Only Memory)および後述する記憶部13に記憶されているプログラムに従って処理を実行する。
CPU11には、CPU用ワークメモリ12、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成された記憶部13が接続される。また、CPU11には、CPUバスを介して、メモリ制御/画像編集回路14、画像処理回路21、書き込み制御回路22、23、PWM変調回路24〜27が接続されている。
メモリ制御/画像編集回路14には、スキャナ16から画像データを取り込むためのスキャナI/F17、プリンタコントローラ18から画像データを取り込むためのコントローラI/F19が接続されており、画像データが取り込まれる。また、スキャナ16やプリンタコントローラ18から取り込んだ画像データを編集する際の編集エリアとなる画像編集用メモリ15が接続されている。編集された画像データは画像処理回路21へ出力される。
スキャナI/F17から取り込む画像データは、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の色成分と属性情報Aを備えたデータ構成のカラー画像データであり、コントローラI/F19から取り込む画像データは、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の色成分と属性情報Aを備えたデータ構成のカラー画像データである。いずれの画像データも、主走査方向およびこれに直交する副走査方向に画素を行列状に配列したビットマップ形式の画像データである。
メモリ制御/画像編集回路14は、画像編集用メモリ15とCPU用ワークメモリ12との間のデータ転送を行う機能を備える。詳細には、スキャナ16やプリンタコントローラ18などから取得した画像データを、一度、画像編集用メモリ15へ圧縮格納し、それをCPU用ワークメモリ12経由で記憶部13のHDDへ格納する。さらに、HDDに格納されているデータを読み出してCPU用ワークメモリ12経由で画像編集用メモリ15へ戻す機能を果たす。
また、メモリ制御/画像編集回路14は、画像編集用メモリ15に格納する画像データの編集および画像データを画像処理回路21へ出力する機能を備える。詳細には、画像編集用メモリ15へ格納する際に圧縮、拡大縮小、サムネイル画像生成、画像格納形式変換(面点変換)、RGB/YMCK変換などを行う。画像編集用メモリ15から画像処理回路21へはYMCK+Aの形式で画像データが出力される。
画像処理回路21にはPC間遅延メモリ20と書き込み制御回路22、23が接続されている。画像処理回路21は、メモリ制御/画像編集回路14から入力される画像データを、一旦、PC間遅延メモリ(ドラム間遅延メモリに相当)20に書き込み、これを各色成分の出力タイミングに合わせて読み出し、書き込み制御回路22、23へ出力する機能を果たす。なお、PC間遅延メモリ20のPCは感光体ドラムユニットの略である。
YMCKの各色成分の画像データは、画像処理回路21から書き込み制御回路22、23を介して、色成分別のPWM変調回路24〜27へ入力される。PWM変調回路24〜27は入力された画像データに応じて、対応する色成分の感光体ドラムユニットが有するレーザーダイオード(LD)33Y、33M、33C、33Kを駆動する。
画像処理回路21は、PC間遅延メモリ20へ画像データを書き込み、これを読み出す一連の過程の中でスキュー/ボウ補正を行う。PC間遅延メモリ20はDDR―SDRAMである。
図2は、画像形成装置10のエンジン部(画像形成部)30の主要構成を示している。エンジン部30は、無端で環状に掛け渡された所定幅の中間転写ベルト31と、この中間転写ベルト31上にそれぞれ単一色のトナー像を形成するY、M、C、Kの4つの作像ユニット、記録紙を給紙する給紙部、給紙された記録紙を搬送する搬送部、定着装置などを備えている(図2では、中間転写ベルト31、感光体ドラム32Y、32M、32C、32K、レーザーダイオード33Y、33M、33C、33Kのみ記してある)。
各作像ユニットは、表面に静電潜像が形成される円筒状の静電潜像担持体としての感光体ドラム32Y、32M、32C、32Kと、各感光体ドラム32Y、32M、32C、32Kの周囲に配置された帯電装置、現像装置、クリーニング装置、レーザーダイオード33Y、33M、33C、33Kなどで構成される。
各色の感光体ドラム32Y、32M、32C、32Kは、その軸方向を中間転写ベルト31が周回して移動する方向と直交する方向にして、中間転写ベルト31に沿って所定間隔をあけて配列されている。感光体ドラム32Y、32M、32C、32Kは、中間転写ベルト31と接する箇所で中間転写ベルト31と同一方向に移動するように一定方向に回転する。帯電装置は、感光体ドラム32Y、32M、32C、32Kをそれぞれ一様に帯電させる。帯電装置によって一様に帯電された感光体ドラム32Y、32M、32C、32Kの表面を、画素毎の発光ダイオードを画像データに応じてオン/オフさせるレーザーダイオード33Y、33M、33C、33Kで露光走査することで、感光体ドラム32Y、32M、32C、32K上に静電潜像が形成される。
現像装置は、感光体ドラム32Y、32M、32C、32K上の静電潜像を各色トナーによって顕像化する。このトナー像は、中間転写ベルト31と接触する箇所で中間転写ベルト31に転写される。上記の動作をY、M、C、K用の各作像ユニットが行うことで、周回する中間転写ベルト31上に各色のトナー像が重ねられてフルカラーのトナー画像が合成される。
記録紙上の同一箇所に印刷するY、M、C、Kのドットを中間転写ベルト31上の同一箇所に重ね合わせるためには、中間転写ベルト31の同一箇所が各感光体ドラム32Y、32M、32C、32Kを通るときの時間差(図2の遅延量TDYM、TDYC、TDYK)に応じて、下流側の感光体ドラム32ほど、画像データをレーザーダイオード33へ出力するタイミングを遅らせる必要がある。この遅延のために、図1のPC間遅延メモリ20は使用される。PC間遅延メモリ20には、主走査方向およびこれに直交する副走査方向に画素を配列して記憶する二次元の画像記憶領域となっており、該画像記憶領域にビットマップ形式の二次元画像が格納される。
図3は、PC間遅延メモリ20への画像データの書き込みタイミングと、PC間遅延メモリ20からの各色画像データの読み出しタイミングの一例を示している。一のページの各色の画像データをPC間遅延メモリ20へ書き込む処理は、時刻T1からT2にかけてY、M、C、Kの全色同時に行われる。PC間遅延メモリ20からの読み出しは、Y色の読み出しタイミングTに対してM色を遅延時間TDYM、C色を遅延時間TDYC、K色を遅延時間TDYKだけそれぞれ遅延させて行われる。これにより、一の画素の各色成分のトナーが中間転写ベルト31上の同一位置に重なるように画像形成される。
画像形成装置10では、図2に示すように、中間転写ベルト31上に形成されたフルカラーのトナー画像は、二次転写位置Gで中間転写ベルトから記録紙に転写され、記録紙上のトナー画像が定着装置を通過する際に定着されてから、排紙トレイに排紙される。
図4は、画像処理回路21とこれに接続されたPC間遅延メモリ20を示している。Y色の画像データを格納するPC間遅延メモリ20Y、M色の画像データを格納するPC間遅延メモリ20M、C色の画像データを格納するPC間遅延メモリ20Cは、それぞれ1Gビットの容量のDDR−SDRAMで構成されたバンドバッファであり、K色の画像データを格納するPC間遅延メモリ20Kは、その2倍の容量(2Gビット)のDDR−SDRAMで構成されたバンドバッファである。K色は遅延時間TDYKが他の色成分に比べて長いので、その分、容量を大きくしてある。
図5は、画像処理回路21のうち、Y色のPC間遅延メモリ20Yへの読み書き制御を行う部分を抜粋して示している。画像処理回路21には、図5と同様の回路が各色成分について設けられている。各色成分に対応する回路は、読み出しタイミングが異なるだけで、その他は同様の動作を行うので、説明の便宜上、ここでは、Y色の回路について説明する。ただし、符号の後にY色を示す「Y」の文字は省略する。なお、PC間遅延メモリ20へ書き込む側を「フロント側」と呼び、PC間遅延メモリ20から読み出す側を「リア側」と呼ぶものとする。
図5の抜粋回路は、画像処理クロックとメモリクロックとの周波数変換を行うためのFIFOメモリである周波数変換FIFO(フロント)41と周波数変換FIFO(リア)42を備えている。周波数変換FIFO(フロント)41には、メモリ制御/画像編集回路14側から画像処理クロックに同期して画像データが順次書き込まれる。
PC間遅延制御回路43はメモリクロックに同期して周波数変換FIFO(フロント)41から画像データを順次読み出すと共に、この読み出した画像データをPC間遅延メモリ20に書き込む際のアドレスを生成してメモリコントローラ44へ出力する。メモリコントローラ44はPC間遅延メモリ20に対して制御用のコマンドやアドレス信号などを出力して、PC間遅延メモリ20Yに対する画像データの読み書きを実行する。
PC間遅延制御回路43は、PC間遅延メモリ20から画像データを読み出す際のアドレスを生成してメモリコントローラ44へ出力する機能、PC間遅延メモリ20Yから読み出された画像データを周波数変換FIFO(リア)42に書き込む機能をさらに果たす。
周波数変換FIFO(リア)42に書き込まれた画像データは、リア側の読み出しタイミングに合わせて順次読み出されて書き込み制御回路22へ出力される。
図6は、PC間遅延制御回路43の詳細構成を示している。PC間遅延制御回路43は、タイミング調整回路51、フロント側のFIFO制御回路52、リア側のFIFO制御回路53、出力セレクタ54、リアV-Valid制御回路55、リアH-Valid制御回路56、リアH-Sync制御回路57、アドレス制御回路58を備えて構成される。なお、図6では、図5に示したメモリコントローラ44をPC間遅延制御回路43が内蔵する構成を示しているが、図5のように、メモリコントローラ44はPC間遅延制御回路43の外部に設けられてもよい。
PC間遅延制御回路43には、画像データ、Skew補正データ、フロントV−valid、フロントH−valid、フロントH−Sync、リアV−validトリガ、リアH−Syncトリガの各信号が入力される。
フロントV−validは、PC間遅延メモリ20を経由させるために入力される画像データの副走査方向の有効期間を示す信号である。フロントH−validは、PC間遅延メモリ20を経由させるために入力される画像データの主走査方向の有効期間を示す信号である。フロントH−Syncは、PC間遅延メモリ20を経由させるために入力される画像データの主走査方向の各ラインの先頭位置を認識するための同期信号である。Skew補正データは、スキュー/ボウの補正量を示すデータである。たとえば、副走査方向のシフト量を示す。
リアV−validトリガは、リアV-validを生成するための同期信号である。リアH−Syncトリガは、リアH−Syncを生成するための同期信号である。
PC間遅延制御回路43からは、画像データ、リアV-valid、リアH-valid、リアH−Syncの各信号が出力される。リアV-validはPC間遅延制御回路43から書き込み制御回路22へ出力される画像データの副走査方向の有効期間を示す信号である。リアH-validはPC間遅延制御回路43から書き込み制御回路22へ出力される画像データの主走査方向の有効期間を示す信号である。リアH−SyncはPC間遅延制御回路43から書き込み制御回路22へ出力される画像データの主走査方向の各ラインの先頭位置を認識するための同期信号である。
PC間遅延制御回路43は、上記の信号に基づいて、フロント側から入力される画像データを周波数変換FIFO(フロント)41を経由してPC間遅延メモリ20に書き込む処理、および所定の時間差を持ってPC間遅延メモリ20から画像データを読み出し、周波数変換FIFO(リア)42を経由させて書き込み制御回路22へ出力する処理を実行する。
図7は、アドレス制御回路58の内部構成およびその周辺回路を示している。フロントHVカウントVVカウント62は、データイネーブルとフロントV−Valid、フロントH−Validから、フロントデータ制御61へ入力される画像データのページ内での画素位置を示す主走査アドレスおよび副走査アドレスを生成する。この際、外部から入力されているSkew補正データ(ライト用)に従って副走査アドレスを加減算して、シフト後の画素位置を示す副走査アドレスを出力するようになっている。
アドレスセレクタ63は、フロントHVカウントVVカウント62から入力されるアドレスを変換する(各ビットの並び順を変更する)機能を果たす。すなわち、後述するアドレスマッピングを行う機能を果たす。
リアHVカウントVVカウント65は、データイネーブルとリアV−Valid、リアH−Validとからリアデータ制御回路64から出力される画像データのページ内での画素位置を示す主走査アドレスおよび副走査アドレスを生成する。この際、外部から入力されているSkew補正データ(リード用)に従って副走査アドレスを加減算して、シフト後の画素位置を示す副走査アドレスを出力するようになっている。なお、リア側でのスキュー/ボウ補正は後述する第3方式の場合のみでよい。アドレスセレクタ66は、リアHVカウントVVカウント65から入力されるアドレスを変換する(各ビットの並び順を変更する)機能、すなわち、後述するアドレスマッピングを行う機能を果たす。
なお、Skew補正データは、予め作成されて記憶部13に保存されており、これをCPU11が読み出して画像処理回路21へ設定あるいは通知するようになっている。また、アドレス制御回路58は、後述するマルチバンクオペレーションを行って連続的にバースト転送するか否かなどを、メモリコントローラ44に対して指示する。アドレス制御回路58とメモリコントローラ44は、マルチバンクオペレーションによってバースト転送を複数回連続的に実行することで主走査方向1ライン分の読み出しまたは書き込みを実行させるアクセス実行部としての機能を担っている。
図8は、PC間遅延制御回路43に係る各信号のタイミングチャートである。周波数変換FIFO(フロント)41への書き込み動作では、フロントV−validが有効な期間中のフロントHvalidが有効な期間に、画像データが周波数変換FIFO(フロント)41に書き込まれる。周波数変換FIFO(フロント)41からの読み出し動作では、PC間遅延メモリ20のリフレッシュ期間(図中のREF)を避けて、周波数変換FIFO(フロント)41からデータが読み出され、該読み出されたデータがPC間遅延メモリ20に書き込まれる。
リアV−Validは、ドラム間遅延させるべき時間だけフロントV−Validから遅延されている。リアV−Valid、リアH−Validに対応するタイミングでPC間遅延メモリ20から画像データが、リフレッシュ期間を避けて読み出されて周波数変換FIFO(リア)42に書き込まれる。周波数変換FIFO(リア)42からはリアV−Valid、リアH−Validが有効な期間に画像処理クロックに合わせて連続的に画像データが読み出される。
画像形成装置10では、たとえば、感光体ドラム32Y、32M、32C、32Kの回転軸の方向とこれに対応するレーザーダイオード33Y、33M、33C、33Kの主走査方向(発光ダイオードの配列方向)とが平行からずれると、画像が斜めに歪むスキューが生じる。言い換えると、感光体ドラム32Y、32M、32C、32Kに形成される画像の副走査方向とレーザーダイオード33Y、33M、33C、33Kの主走査方向の並びとが直交する位置関係からずれると、そのずれがスキューとなって現れる。
PC間遅延制御回路43は、ドラム間遅延を吸収するために画像データをPC間遅延メモリ20に書き込む処理と読み出す処理とを行うが、この際同時に、スキュー/ボウ補正も行うようになっている。たとえば、書き込み処理において、元画像の各画素の画像データを、その画素の元画像上の副走査方向の位置に対して、その画素の元画像上の主走査方向の位置に応じたスキュー補正量だけ副走査方向にシフトさせた位置に書き込む。読み出し処理では、主走査方向1ライン分の画像データを、副走査方向の位置を固定して行う。これにより、副走査方向に変形した画像がPC間遅延メモリ20から読み出され、該画像を画像形成部で印刷するとスキュー/ボウが相殺される。
次に、画像形成装置10のPC間遅延制御回路43のアドレスセレクタ63、66で行われるアドレスマッピングについて説明する。
ここでは、マルチバンクオペレーションを利用して、副走査アドレスを変更し得るようにアドレスマッピングする。
SDRAMでは、複数のバンクは独立に動作可能である。そこで、バンク1のバースト転送(リードまたはライト)実行中に、アクティブコマンドを用いてバンク2を活性化してバンク2のバースト転送(リードまたはライト)が開始されるようなマルチバンクオペレーションを行えば、バンクの切り替えによるオーバーヘッドは抑制される。特にバンク1のバースト転送完了後に続けてバンク2のバースト転送が始まるようなタイミングでコマンドを発行すればバンクの切り替えによるオーバーヘッドは最小になる。
また、上記のように一のバンクに対するバースト転送中に別のバンクを活性化させてバンクを切り替える場合には、切り替え前のバンクへのリードライト動作と切り替え後のバンクへのリードライト動作においてロウアドレスを変更することができる。言い換えれば、上述したようなマルチバンクオペレーションの際にロウアドレスを変更すれば、プリチャージ待ちのオーバーヘッドを発生させずにロウアドレスを変更することができる。
そこで、本実施の形態に係る画像形成装置10では、スキュー/ボウ補正のために副走査アドレスの変更を要するタイミングで必ずバンク切り替えが生じるようにアドレスマッピングする。アドレスマッピングには、第1方式から第3方式があり、以下それぞれについて説明する。
<第1方式>
図9は、第1方式のアドレスマッピングを示している。上段は、図7のフロントHVカウントVVカウント62あるいはリアHVカウントVVカウント65が発生する副走査アドレスおよび主走査アドレスを示し、下段は上段のアドレスをメモリに与える信号のどのビットに割り当てるかを示している。図9では、副走査アドレスの下位3ビットがバンクアドレスに割り当てられている。
詳細には、主走査アドレスの下位側のビット[0〜9]は、メモリ側のカラムアドレスのビット[0〜9]に割り当てられ、主走査アドレスの上位側のビット[10〜12]は、メモリ側のロウアドレスのビット[0〜2]に割り当てられている。また、副走査アドレスの下位3ビット[0〜2]は、バンクアドレスのビット[0〜2]に割り当てられ、副走査アドレスのビット[3〜12]は、ロウアドレスのビット[3〜12]に割り当てられ、副走査アドレスのビット[13]はチップセレクトに割り当てられている。なお、副走査アドレスのビット[14]は、1ページの副走査ライン数を超えるため実質的に不要で不使用になっている。
このようなアドレス割り当て(マッピング)を行うと、副走査方向のライン位置が基準の位置からプラス方向へ7ラインの範囲で変化した場合に、メモリ側のバンクアドレスが変更されることになる。そして、前述したように、マルチバンクオペレーションでバンクを切り替えてもオーバーヘッドは少ない。したがって、スキュー/ボウ補正のために副走査方向のライン位置を僅かにシフトさせても、マルチバンクオペレーションで対応できるので、オーバーヘッドの増加を抑えてスキュー/ボウ補正を行うことができる。
図10は、図9のアドレスマッピングで、スキュー/ボウ補正のために副走査方向のライン位置を移動させながら主走査方向に1ライン分の画像データをメモリに書き込む場合における、画像上の位置と、メモリ側へのバースト転送の内容とを示している。図中の各矩形(ブロック)は、副走査方向が1画素で主走査方向が最小バースト長(ここでは16画素)の領域であり、バースト転送の最小単位となっている。
この例では、ブロック1からブロック5にかけて副走査アドレスが1ずつ増加し、ブロック5からブロック7にかけて副走査アドレスが1ずつ減少し、ブロック7以降では副走査アドレスは変化していない。ブロック1〜ブロック7の各バースト転送ではバンクアドレスが変化するので、副走査アドレスが変化しても、マルチバンクオペレーションによりオーバーヘッドは少なく抑えられる。
第1方式では、副走査アドレスに変更がない場合はバースト長を大きくしてバースト転送が可能になる。図10の例では、ブロック7以降はすべて同じ副走査アドレスなので、連続する複数ブロック分をバースト長に設定してバースト転送を起動することができる。
一方、第1方式では、主走査方向の次のブロックを書き込む際に副走査アドレスに変更があるかどうかを判定する回路や処理が必要になる。すなわち、副走査アドレスが変更される場合は、現在のブロックのバースト転送中に次のブロックの書き込み先となる別のバンクを活性化する必要があるので、該活性化の要否を判断し、活性化の要否に応じて処理を切り替える必要がある。この処理はアドレス制御回路58が行い、メモリコントローラ44に対して動作を指示するようになっている。
また、主走査アドレスの上位の3ビットがメモリのロウアドレスに割り当てられているので、主走査方向に1ライン分の画像データを書き込む間にロウアドレスを8回(最初の設定を除くと7回)切り替える必要が生じる。ロウアドレスが変更されるタイミングで丁度、副走査アドレスが変化してバンクが切り替わる場合にはオーバーヘッドはほとんど生じない。しかし、そのタイミングでバンクが変更されない可能性は高いので、7回以内ではあるが、同じバンク内でロウアドレスの切り替えが生じてオーバーヘッドが発生するケースがある。
なお、図10の上部に示すようなスキュー補正の内容がSkew補正データとして設定される。たとえば、Skew補正データとして、主走査方向の先頭から末尾へ並ぶ各ブロックについて副走査方向のシフト量が登録されたSkew補正データが使用される。このSkew補正データに従ってフロントHVカウントVVカウント62は副走査アドレスをシフトさせる。また、同じ副走査位置で連続するブロック数を登録するようにすれば、これを参照してバースト長を設定したり、現在のブロックのバースト転送中に次のブロックの書き込み先となる別のバンクを活性化する必要があるか否かを判断したりすることができる。
図11は、マルチバンクオペレーションでメモリにアクセスする場合のメモリの駆動タイミングを例示している。一のバンクのバースト転送中に別のバンクに対するACTコマンドを発行して活性化を行っている。スキュー補正のために副走査ライン上の次のラインへ書き込むとき、次のラインを異なるロウアドレスではなく、別のバンクアドレスに格納することで、余分なオーバーヘッド時間が吸収されている。
なお、第1方式では、メモリへの読み出し時のバースト転送サイズと書き込み時のバースト転送サイズは同一にされる。
<第2方式>
図12は、第2方式のアドレスマッピングを示している。上段は、図7のフロントHVカウントVVカウント62あるいはリアHVカウントVVカウント65が発生する副走査アドレスおよび主走査アドレスを示し、下段は上段のアドレスをメモリに与える信号のどのビットに割り当てるかを示している。図12では、主走査アドレスのうち、バースト転送サイズ分のアドレスに対応する下位のN(Nは正の整数、この例では2)ビットはカラムアドレスの下位ビットに割り当てられ、主走査アドレスのうち上記の下位Nビットの上位側に続く所定数のビット(ここでは3ビット)はバンクアドレスに割り当てられている。副走査アドレスはロウアドレスに割り当てられている。
詳細には、主走査アドレスのビット[0〜1]はメモリ側のカラムアドレスのビット[0〜1]に割り当てられ、主走査アドレスのビット[2〜4]はバンクアドレスのビット[0〜2]に割り当てられ、主走査アドレスのビット[5〜12]はメモリ側のカラムアドレスのビット[2〜9]に割り当てられている。また、副走査アドレスのビット[0〜12]はロウアドレスのビット[0〜12]に割り当てられ、副走査アドレスのビット[13]はチップセレクトに割り当てられている。副走査アドレスのビット[14]は不使用となっている。
このようなアドレス割り当て(マッピング)を行うと、主走査アドレスが「4」増加する毎に、バンクアドレスが変更される。前述したように、マルチバンクオペレーションでバンクを切り替えてもオーバーヘッドはほとんど生じないと共に、このとき同時にロウアドレスを変更することができる。したがって、スキュー/ボウ補正のために副走査方向のライン位置(ロウアドレス)をバースト転送毎に変更しても、オーバーヘッドを少なく抑えてスキュー/ボウ補正を行うことができる。
バースト転送サイズは、スキュー/ボウ補正の際に副走査方向へのシフト量が同じままで主走査方向に連続させる最小画素数(これをアライメント量とする)に基づいて設定される。本例では、1アドレスに対して4画素分(2×2画素パッキング)のデータを格納するデータ幅を有するため、アライメント量は16画素であり、主走査方向に連続する16画素単位に副走査方向の位置を変更してスキュー/ボウ補正をすることができる。
なお、図12の上部に示すようなスキュー補正の内容がSkew補正データとして設定される。たとえば、Skew補正データとして、主走査方向の先頭から末尾へ並ぶ各ブロックについて副走査方向のシフト量が登録される。これに従ってフロントHVカウントVVカウント62が副走査アドレスをシフトさせる。
図13は、図12のアドレスマッピングで、スキュー/ボウ補正のために副走査方向のライン位置を移動させながら主走査方向に1ライン分の画像データをメモリに書き込む場合における、画像上の位置と、メモリ側へのバースト転送の内容とを示している。図中の各矩形(ブロック)は、副走査方向が1画素で主走査方向がバースト長(ここでは16画素)の領域であり、バースト転送の最小単位となっている。
副走査方向へのシフトの状態は図10と同様である。バンクアドレスはすべてのブロックで毎回変更される。この例では、ブロック1からブロック7にかけては副走査アドレスが変化するので、ロウアドレスが変更される。しかし、バースト転送毎にマルチバンクオペレーションによってバンクアドレスが変更されるので、副走査アドレスが変化してもオーバーヘッドはほとんど生じない。
第2方式では、アライメント量に相当するバースト長のバースト転送毎にバンク切り替えが必ず発生するので、第1方式と異なり、主走査方向の次のブロックを書き込む際に副走査アドレスに変更があるかどうかを判定する回路や処理は不要である。一方、主走査方向に連続したバースト転送ができないので、パフォーマンスの向上には限界がある。
なお、第2方式では、メモリへの読み出し時のバースト転送サイズと書き込み時のバースト転送サイズは同一にされる。
<第3方式>
図14は、第3方式のアドレスマッピングを示している。上段は、図7のフロントHVカウントVVカウント62あるいはリアHVカウントVVカウント65が発生する副走査アドレスおよび主走査アドレスを示し、下段は上段のアドレスをメモリに与える信号のどのビットに割り当てるかを示している。図14では、第2方式と同様に、主走査方ラインアドレスをバンクアドレスに割り当てるが、バンクアドレスを2箇所に分割して割り当てている。第3方式は、書き込み側と読み出し側でバースト長が異なる場合に対応する。
すなわち、主走査アドレスのうち書き込み時のバースト転送サイズ分のアドレスに対応する下位のn(nは正の整数)ビットの上位側に続く所定数のビット(たとえば2ビット)をバンクアドレスの一部のビットに割り当て、読み出し時のバースト転送サイズ分のアドレスに対応する下位のm(nと異なる正の整数)ビットの上位側に続く所定数のビット(たとえば1ビット)をバンクアドレスの他の一部のビットに割り当てる。
この例では、n=4、m=10とし、3ビットのバンクアドレスを2ビットと1ビットに分けて使用する。詳細には、主走査アドレスのビット[0〜3]はメモリ側のカラムアドレスのビット[0〜3]に割り当てられ、主走査アドレスのビット[4〜5]はバンクアドレスのビット[0〜1]に割り当てられ、主走査アドレスのビット[6〜9]はメモリ側のカラムアドレスのビット[4〜7]に割り当てられ、主走査アドレスのビット[10]はバンクアドレスのビット[2]に割り当てられ、主走査アドレスのビット[11〜12]はメモリ側のカラムアドレスのビット[8〜9]に割り当てられている。また、副走査アドレスのビット[0〜12]はロウアドレスのビット[0〜12]に割り当てられ、副走査アドレスのビット[13]はチップセレクトに割り当てられている。副走査アドレスのビット[14]は不使用となっている。
このようなアドレス割り当て(マッピング)を行うと、主走査アドレスが「16」増加する毎にバンクアドレスが変更される。また、主走査アドレスの10ビット目が変化する毎にバンクアドレスが変更される。たとえば、前者を書き込み側のバースト転送サイズとし、後者を読み出し側のバースト転送サイズとする、といった利用が可能になる。
前述したように、マルチバンクオペレーションでバンクを切り替えてもオーバーヘッドは少ないと共に、このとき同時にロウアドレスを変更することができる。したがって、スキュー/ボウ補正のために副走査方向のライン位置(ロウアドレス)をバースト転送毎に変更しても、オーバーヘッドを少なく抑えてスキュー/ボウ補正を行うことができる。
第3方式は、第2方式と同様の特性を備えると共に、書き込み側と読み出し側で個別のバースト長を設定できるという利点を有する。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置10では、PC間遅延メモリ20へ画像データを読み書きする際のアドレスマッピングを、スキュー/ボウ補正の際に副走査アドレスの変更が必要となるタイミングでバンク切り替えが必ず発生するように設定した上で、マルチバンクオペレーションによってバンク切り替えを行うので、プリチャージ待ちのオーバーヘッドを発生させることなく、副走査アドレスを変更して、スキュー/ボウ補正を行うことができる。
これにより、画像形成のパフォーマンスを確保するために1ライン分の画像データの読み書きに時間制限のあるPC間遅延メモリ20を利用してスキュー/ボウ補正を行っても、その時間制限を守りつつ、アライメント量を小さくすることができ、高精細なスキュー/ボウ補正を行うことができる。
なお、どのようなアドレスマッピングにするかはアドレスセレクタ63、66への設定によって適宜に変更可能になっている。また、主走査アドレスのうち、バースト転送サイズ分のアドレスに対応する下位のNビットをカラムアドレスの下位ビットに割り当てる際の、Nのサイズは、任意に設定変更可能に構成されている。設定したNの値に応じて、実際のバースト転送サイズも変更される。これらの設定は、PC間遅延制御回路43を含む画像処理回路21に対してCPU11がパラメータをセットすることで行われる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
実施の形態で示したアドレスマッピングは例示であり、これに限定されるものではない。たとえば、第2方式では、必要なアライメント量に応じてバースト長を決定し、これに合わせて、バンクアドレスを割り当てるビット位置を設定すればよい。たとえば、バースト長が「8」ならば、主走査アドレスの下位4ビット目から1または数ビットをバンクアドレスに割り当てればよい。
本発明で利用可能なSDRAMはDDR−SDRAMに限定されず、一のバンクに対するバースト転送中に別のバンクを活性化することのできるメモリであればよい。
実施の形態に示した第1方式から第3方式のうちの少なくとも1つの方式が実施できれば、これらを切り替え可能に具備することを要さない。
実施の形態では、露光装置としてLD(レーザーダイオード33Y、33M、33C、33K)を使用する場合を例示したが、LEDアレイで走査させる方式でもよい。また、電子写真方式の画像形成装置に限定されず、インクジェットなど他の方式の画像形成装置にも本発明は適用することができる。
また、実施の形態で示した回路は一例であり、本発明に必要な機能が実現されれば他の回路構成でもかまわない。
実施の形態では、PC間遅延メモリ20をスキュー/ボウ補正に利用する例を示したが、別途用意された画像メモリへの書き込みおよび読み出しによってスキュー/ボウ補正を行ってもよい。たとえば、ページメモリ上でスキュー補正してもよい。
10…画像形成装置
11…CPU
12…CPU用ワークメモリ
13…記憶部
14…メモリ制御/画像編集回路
15…画像編集用メモリ
16…スキャナ
17…スキャナI/F
18…プリンタコントローラ
19…コントローラI/F
20、20Y、20M、20C、20K…PC間遅延メモリ
21…画像処理回路
22、23…書き込み制御回路
24〜27…PWM変調回路
30…エンジン部(画像形成部)
31…中間転写ベルト
32、32Y、32M、32C、32K…感光体ドラム
33、33Y、33M、33C、33K…レーザーダイオード
41…周波数変換FIFO(フロント)
42…周波数変換FIFO(リア)
43…PC間遅延制御回路
44…メモリコントローラ
51…タイミング調整回路
52…フロント側のFIFO制御回路
53…リア側のFIFO制御回路
54…出力セレクタ
55…リアV-Valid制御回路
56…リアH-Valid制御回路
57…リアH-Sync制御回路
58…アドレス制御回路
61…フロントデータ制御回路
62…フロントHVカウントVVカウント
63…アドレスセレクタ
64…リアデータ制御回路
65…リアHVカウントVVカウント
66…アドレスセレクタ
G…二次転写位置

Claims (10)

  1. 主走査方向とこれに直交する副走査方向とに画素が行列状に配列された二次元画像の主走査方向の画素位置を指し示す主走査アドレスと副走査方向の画素位置を指し示す副走査アドレスを、SDRAMのカラムアドレスと、ロウアドレスと、バンクアドレスに割り当てると共に、少なくとも主走査アドレスのうち、バースト転送サイズ分のアドレスに対応する下位のN(Nは正の整数)ビットはカラムアドレスの下位ビットに割り当て、主走査アドレスのうち前記下位のNビットの上位側に続く所定数のビットはバンクアドレスに割り当てるアドレスマッピング部と、
    前記バースト転送の切れ目で副走査アドレスを変更しながらマルチバンクオペレーションによって前記バースト転送を複数回連続的に実行することで、主走査方向1ライン分の読み出しまたは書き込みを行うアクセス実行部と、
    を有する
    ことを特徴とするメモリ制御装置。
  2. 画像のスキューまたはボウまたはスキューとボウの双方を、副走査方向に画素をシフトさせて補正する機能を備え、
    前記バースト転送サイズは、前記補正の際に同じシフト量で主走査方向に連続させる最小画素数に基づいて設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載のメモリ制御装置。
  3. 前記Nの値を設定変更し得る
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のメモリ制御装置。
  4. 読み出し時のバースト転送サイズと書き込み時のバースト転送サイズが同一である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のメモリ制御装置。
  5. 読み出し時のバースト転送サイズと、書き込み時のバースト転送サイズが相違する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のメモリ制御装置。
  6. 主走査アドレスのうち書き込み時のバースト転送サイズ分のアドレスに対応する下位のn(nは正の整数)ビットの上位側に続くビットをバンクアドレスの一部のビットに割り当て、
    読み出し時のバースト転送サイズ分のアドレスに対応する下位のm(nと異なる正の整数)ビットの上位側に続くビットをバンクアドレスの他の一部のビットに割り当てる
    ことを特徴とする請求項5に記載のメモリ制御装置。
  7. 主走査方向とこれに直交する副走査方向とに画素が行列状に配列された二次元画像の主走査方向の画素位置を指し示す主走査アドレスと副走査方向の画素位置を指し示す副走査アドレスを、SDRAMのカラムアドレスと、ロウアドレスと、バンクアドレスに割り当てると共に、少なくとも主走査アドレスのうち、バースト転送サイズ分のアドレスに対応する下位のN(Nは正の整数)ビットはカラムアドレスの下位ビットに割り当て、副走査アドレスの下位ビットはバンクアドレスに割り当てるアドレスマッピング部と、
    前記バースト転送の切れ目で前記副走査アドレスの下位ビットの値を変更しながらマルチバンクオペレーションによって前記バースト転送を複数回連続的に実行することで、主走査方向1ライン分の読み出しまたは書き込みを行うアクセス実行部と、
    を有する
    ことを特徴とするメモリ制御装置。
  8. 二次元画像のスキューまたはボウまたはスキューとボウの双方を、副走査方向に画素をシフトさせて補正する機能を備え、
    前記バースト転送サイズは、前記補正の際に同じシフト量で主走査方向に連続させる最小画素数に基づいて設定される
    ことを特徴とする請求項7に記載のメモリ制御装置。
  9. 前記SDRAMは、タンデム方式の画像出力装置が有する、ドラム間遅延メモリである
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載のメモリ制御装置。
  10. 主走査方向1ライン分の画像形成動作を、副走査方向に画像形成位置を移動させながら繰り返すことで二次元画像を形成するタンデム方式の画像形成部と、
    前記画像形成部のドラム間遅延メモリとして使用されるSDRAMと、
    前記SDRAMに対する画像データの読み書きを制御する請求項2または請求項8または請求項2を引用する請求項3乃至6のいずれか1つ、に記載のメモリ制御装置と、
    を備え、
    出力対象の画像データを、前記SDRAMを経由させて前記画像形成部へ出力すると共に、前記画像形成部から出力される画像に表れるスキューまたはボウまたはスキューとボウの双方が相殺されるように、前記画像データを、前記SDRAMを経由する間に前記メモリ制御装置によって副走査方向に画素位置をシフトさせて、補正する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP2013050738A 2013-03-13 2013-03-13 メモリ制御装置および画像形成装置 Active JP5700228B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013050738A JP5700228B2 (ja) 2013-03-13 2013-03-13 メモリ制御装置および画像形成装置
CN201410087596.3A CN104052902B (zh) 2013-03-13 2014-03-11 存储器控制装置以及图像形成装置
US14/207,168 US8970892B2 (en) 2013-03-13 2014-03-12 Memory control device and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013050738A JP5700228B2 (ja) 2013-03-13 2013-03-13 メモリ制御装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014178745A JP2014178745A (ja) 2014-09-25
JP5700228B2 true JP5700228B2 (ja) 2015-04-15

Family

ID=51505239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013050738A Active JP5700228B2 (ja) 2013-03-13 2013-03-13 メモリ制御装置および画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8970892B2 (ja)
JP (1) JP5700228B2 (ja)
CN (1) CN104052902B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104270643B (zh) * 2014-09-25 2017-05-10 复旦大学 基于single‑port SRAM的转置矩阵的地址映射算法
JP7043900B2 (ja) 2018-03-09 2022-03-30 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像処理装置およびプログラム
JP7289683B2 (ja) * 2019-03-25 2023-06-12 株式会社Screenホールディングス 印刷装置及びその印刷方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06189292A (ja) * 1992-12-15 1994-07-08 Sony Corp 動画像復号装置
JPH09106374A (ja) * 1995-10-09 1997-04-22 Namco Ltd 画像メモリ装置
JP4491027B2 (ja) * 2007-10-30 2010-06-30 株式会社リコー 画像形成装置、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体
US8149475B2 (en) * 2007-10-30 2012-04-03 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, method, and computer program product for processing image
JP2010205002A (ja) 2009-03-04 2010-09-16 Seiko Epson Corp 画像処理装置
JP2012171126A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2012183805A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び方法
JP5738639B2 (ja) * 2011-03-24 2015-06-24 オリンパス株式会社 データ処理装置およびデータ処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20140268253A1 (en) 2014-09-18
CN104052902A (zh) 2014-09-17
JP2014178745A (ja) 2014-09-25
US8970892B2 (en) 2015-03-03
CN104052902B (zh) 2017-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9001383B2 (en) Image processing apparatus which performs image processing for correcting misregistration, control method of image processing apparatus, and storage medium
US8743417B2 (en) Image forming apparatus configured to generates composite image having same resolution, from images having different resolutions, image forming method, and integrated circuit
US8665299B2 (en) Exposure control apparatus, image forming apparatus, and exposure control method
US10225425B2 (en) Information processing apparatus and method for controlling the same
JP5700228B2 (ja) メモリ制御装置および画像形成装置
EP1986414B1 (en) Image forming apparatus
JP2012171126A (ja) 画像形成装置
US9195160B2 (en) Image forming apparatus and image forming method for correcting registration deviation
JP5013704B2 (ja) マルチビームの画像出力装置、画像出力装置の制御方法
JP2001080124A (ja) 印字装置
JP5293517B2 (ja) 画像処理装置、カラー画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体
JP5567790B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びに、プログラム
JP3982118B2 (ja) 印字装置
JP4633078B2 (ja) カラー画像処理装置および画像メモリアクセス制御方法
US20090021545A1 (en) Image forming apparatus and method of generating output signal thereof
US20090147311A1 (en) Image Processing Device, Image Forming Apparatus, and Image Forming Method
JP2014014007A (ja) 画像形成装置
JP2003285473A (ja) 画像補正装置及びこの画像補正装置を用いた画像形成装置
JP5402654B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP2011158734A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP5471472B2 (ja) 画像形成装置
JP5195340B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体
JP5885780B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びに、プログラム
JP2000094748A (ja) 画像形成装置
JP2007025314A (ja) カラー画像形成装置およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5700228

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150