JP2001080124A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2001080124A
JP2001080124A JP25873299A JP25873299A JP2001080124A JP 2001080124 A JP2001080124 A JP 2001080124A JP 25873299 A JP25873299 A JP 25873299A JP 25873299 A JP25873299 A JP 25873299A JP 2001080124 A JP2001080124 A JP 2001080124A
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Hiroichi Yamada
博一 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のプリントヘッドを用いて1つの用紙上
に重ねて印字を行なう印字装置において、プリントヘッ
ドの間で発生するスキューの補正において、少ないメモ
リ容量で、しかも高精度の補正処理を可能にする。 【解決手段】 1列に配置された複数のプリントヘッド
を用いて1つの用紙上に重ねて印字を行なう印字装置に
おいて、ビットマップメモリは、印字する画像データを
記憶する画像データ領域と、画像データ領域の先端部と
後端部に設けた所定の空白領域とを有する。プリントヘ
ッドの間の相対的な傾きを補正するために、補正情報に
基づいて画像データの読出アドレスを生成し、生成した
読出アドレスから画像データを読み出して出力する。こ
れにより、プリンタヘッドの間で発生するスキューの補
正において、ビットマップメモリ上の画像データをライ
ン単位で補正処理をしながら高速に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンデム型カラー
印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タンデム型カラープリンタなどのタンデ
ム型の印字装置においては、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色の記録ユ
ニットが1列に配置される。印字においては、記録ユニ
ットにより生成されたC、M、Y、Kの複数のトナー像
を重ね合わせて1枚の用紙に転写してカラー画像を形成
する。この種の印字装置においては、カラー印字の品質
を高めるには、転写される複数色のトナー像の位置ずれ
を低減する必要がある。位置ずれは、主走査方向の位置
ずれ、副走査方向の位置ずれ、主走査方向のラインの傾
きの3種類に分類される。主走査方向と副走査方向の位
置ずれは、プリンタコントローラから印字データを出力
するタイミングを制御することで、比較的容易に補正で
きる。しかし、傾きに対しては、画像データを傾き量に
応じて補正することが必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】タンデム型プリンタの
プリントヘッドの間で発生するスキューの補正におい
て、補正が必要となる最大の傾き量に相当するラインバ
ッファをプリントヘッドの直前に配置し、そのラインバ
ッファで傾き量に応じて画像データを補正すると、傾き
を軽減できる。しかし、この方法では、補正のために高
速動作が可能なメモリを大量に必要とするうえ、想定し
た最大の傾きを超える場合は補正ができなくなる。
【0004】本発明の目的は、タンデム型プリンタのプ
リンタヘッドの間で発生するスキューの補正において、
少ないメモリで、しかも高精度の補正処理を可能にする
印字装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印字装置
は、1列に配置された複数のプリントヘッドを用いて1
つの用紙上に重ねて印字を行なう印字装置であって、印
字する画像データを記憶する画像データ領域と、画像デ
ータ領域の先端部と後端部に設けた所定の空白領域とを
有するビットマップメモリと、プリントヘッドの間の相
対的な傾きについての補正情報に基づいて画像データの
読出アドレスを生成する読出アドレス生成部と、生成し
た読出アドレスから画像データを読み出して出力する出
力部とを備える。これにより、プリンタヘッドの間で発
生するスキューの補正において、ビットマップメモリ上
の画像データを補正処理しながら高速に出力する。ま
た、ビットマップ上の画像データをライン単位の補正を
行ないながら出力するので、最小で1ラインのバッファ
メモリで1ライン以下の単位の補正を行える。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態を説明する。なお、図面において、同じ
参照記号は同一または同等のものを示す。図1は、タン
デム型のカラープリンタの概略の構成を示す。イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の4色のイメージングユニット10y、10m、
10c、10kが、転写ベルト12の用紙の移動方向
(副走査方向)にそって順番に1列に並んで配置され
る。各イメージングユニット10y、10m、10c、
10kの内部には、回転軸が主走査方向に沿って配置さ
れた感光体を中心に電子写真プロセスを行なうために必
要なエレメントが配置されている。Y、M、C、Kの画
像形成用の感光体がそれぞれ図中反時計回りに回転する
ことにより、イメージングユニット10y、10m、1
0c、10kにおける画像形成プロセスが連続的に行な
われる。ホストから送られてきた画像データは、制御部
14において、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の印字用データに変換され、各イメージングユニット1
0y、10m、10c、10k内の露光ヘッドに送られ
る。各露光ヘッドは、送られてきた画像データの電気信
号に応じてレーザーを発光させて、その光をポリゴンミ
ラーにより1次元走査し、主走査方向に沿って感光体を
露光する。感光体上に形成された潜像は各色トナーで現
像される。感光体上のトナー像は、転写ベルト12内に
上述の各感光体と対向して設置された転写チャージャ
(図示しない)により、転写ベルト12に重ねて転写さ
れる。一方、用紙は、給紙カセット16からピックアッ
プローラー18により転写部へ送られる。転写ベルト1
2上のトナー像は転写ローラー20により用紙に転写さ
れる。トナー像は、定着ユニット22により加熱され溶
かされて用紙上に定着された後、用紙搬送路を経てトレ
イ24へ排出される。また、転写後に転写ベルト12上
に残留したトナーは、クリーナー26により除去され
る。
【0007】また、イメージングユニット10y、10
m、10c、10kの最下流には、3個のレジスト補正
センサ28が、ベルト12の搬送方向と垂直な方向(主
走査方向に)に一列に配置されている。各イメージング
ユニット10y、10m、10c、10kを用いて転写
ベルト12上にレジストパターンを形成した際、このセ
ンサによってY、M、C、Kトナー画像の主・副走査方
向の色ずれ量を検出し、画像データ制御部での描画位置
補正と画像歪み補正を行う。これによって、用紙上の
Y、M、C、Kのトナー画像の色ずれを防止している。
【0008】図2に示される制御部14において、CP
U30は制御部全体の動作を制御する。CPU30には
ROM32とDRAM34が接続される。また、メモリ
・I/O制御部36は、メモリおよび外部との信号入出
力を制御する。CPU30は、また、ホストインターフ
ェース部38、ビデオインターフェース部40およびス
キュー補正制御部42に接続される。画像データは、ホ
ストインターフェース部38を介して、DRAM34に
記憶される。スキュー補正制御部42は、ラインバッフ
ァ44を用いてスキュー補正を制御する。
【0009】次に、スキュー補正について説明する。図
3は、イメージングユニット10y、10m、10c、
10k内のプリントヘッドの間のスキューの1例を示
す。ここで、イエロー、マゼンタ、シアンのスキュー歪
みは、それぞれ、ブラック(K)のラインを基準として
相対的に示される。スキュー歪みは、プリントヘッドの
傾きなどによるものであり、レジスト補正センサ28に
より検出される。
【0010】図4は、スキュー補正制御部42による補
正手順の概略を示す。第1スキュー補正部42aは、画
像メモリ(DRAM34)内の画像データに対して、プ
リントヘッドの機械的なばらつきに対して1ライン単位
で大まかなスキュー補正をする。次に、第2スキュー補
正部42bは、第1スキュー補正部により補正されたデ
ータに対して、1ラインより小さい単位でスキュー補正
をする。本実施形態では、印字は、副走査方向に1/3
ドットの単位で制御できるものとする。そこで、第2ス
キュー補正部42bは、スキュー補正を1/3ラインの
単位で行う場合、その分割数の整数倍である3n(nは
自然数)の補正情報を用いればよい。この場合、1ライ
ン単位での補正量をnとすることができ簡単な回路で処
理を行うことができる。即ち、1/3ラインの単位の補
正情報を3n+1や3n+2とすると、端数が発生する
ため、この端数を処理するための回路がさらに必要とな
るが、補正情報を3nとすると、補正できる精度が1/
3に減少するが、上述した端数の処理が不要となり回路
を簡略化できる。得られた画像データはプリントヘッド
に送られる。このように、補正を2回に分けて行うこと
によって、たとえば1ライン単位の補正を画像メモリ上
で行ない、1ラインより小さい単位での補正をFIFO
メモリまたはプリントヘッドで行なえる。これによっ
て、補正に必要なFIFOメモリなどの特殊なメモリの
量を削減でき、低コスト化が実現できる。
【0011】たとえば、図5の上側に示すように、基準
となるブラックのラインに対して、イエロー、マゼンタ
またはシアンのプリントヘッドにより形成されたライン
が傾いていて、それによりスキュー歪みが生じていたと
する。ここで、黒丸が1ドットを表す。図5の中央部に
示すように、第1スキュー補正部42aは、1ラインの
単位で補正する。次に図5の下側に示すように、第2ス
キュー補正部42bは、1/3ラインの単位で補正す
る。補正後のデータを用いて印字をすることにより、ス
キュー歪みは1ラインより小さい程度に軽減できる。
【0012】本実施形態では、1ライン単位のスキュー
補正は、DRAM34内のビットマップメモリ領域に記
憶した画像データをメモリ内で処理することによりおこ
なう。スキュー歪みに対してあらかじめ補正した画像デ
ータをプリントヘッドに送ることにより、スキュー歪み
を打ち消すことができる。
【0013】図6は、スキュー補正における画像データ
を2次元空間で表したものである。図6を参照して、メ
モリ内での補正について説明する。図6の左上側(a)
に示すように、ビットマップメモリにおいて、ホストか
ら受け取った画像データ(補正前)50の先端部(図に
おいて上部)52と後端部(図において下部)54に白
データの領域が設けられる。この白データの領域は、補
正する最大の傾き量以上の大きさを持っている。
【0014】スキュー補正において、まず、補正前の画
像データ50の第1ラインが、ラインバッファ44を用
いて、図6の右上側(b)に示すように、上側の白領域
52に転送される。このとき、転送位置は、レジスト補
正センサ28により検出されたスキュー歪みに対応して
斜めになる。ここで、最上部の画像データは白領域52
の最上部に接する位置に転送される。第2ライン以降の
データも、第1ラインのデータに続く位置に、図6の左
下側(c)に示すように同様に順次転送されていく。図
6の右下側(d)が、転送完了後の画像データを示す。
白領域54のデータも同様に転送されるので、画像デー
タの下側で画像データがなくなった部分には自動的に白
データが記憶される。こうして、画像の下側の白領域が
上側に拡大され、ビットマップメモリの画像データがな
い部分のデータをデータ転送時やデータ転送後に除く処
理が不要となる。
【0015】図7は、図6に示したようにメモリ34内
でスキュー補正をするときのアドレス生成回路を示す。
アドレス生成回路は、スキュー補正制御部42内にあ
る。アドレス生成回路において、アドレスカウンタ60
は、スタートアドレスレジスタ62に格納されたスター
トアドレスを初期値として画像クロックにより計数をお
こなう。読み出し時には、画像クロック信号が入力され
ると、アドレスカウンタ60は計数値を1つ増加し、読
出アドレスとして出力する。また、書き込み時には、ア
ドレスカウンタ60の計数値とオフセットレジスタ64
に格納されているオフセット値とが第1加算器66によ
り加算され、第2加算器68に出力される。一方、画素
クロック信号が入力されると、スキューカウンタ70
は、ライン同期信号によりスキュー補正値レジスタ72
に格納されているスキュー補正値が入力され、それを初
期値として計数をおこなう。乗算器74は、スキューカ
ウンタ70の計数値と主走査レジスタ76の値との積を
演算し、スキューによる補正値として第2加算器68に
出力する。第2加算器68は2つの入力値を加算して書
込アドレスとして出力する。
【0016】別の実施形態では、ライン単位のスキュー
補正において、ビットマップメモリ上の画像データを高
速に出力しながら補正する。図8を参照して説明する
と、左上側(a)に示すように、ホストから受け取った
画像データについて、2次元空間において、画像データ
の上部と下部に白データ領域が設けられる。この白デー
タの領域は、補正する最大の傾き量以上の大きさを持っ
ている。(これは、図6に示した第1実施形態の場合と
同様である。)スキュー補正において、アドレス生成回
路(図13参照)は、スキュー歪みの補正情報に対応し
て、その位置を斜めの線で示す読み出しアドレスを生成
する。すなわち、2次元空間において(a)に示すよう
に格納された画像データを、スキュー歪みを打ち消すよ
うに斜めに読み出す。まず、図8の右上側(b)に示す
ように、画像データの第1ラインが、斜めの線で示す読
み出し位置でビデオデータとして読み出される。第1ラ
インでは、最後の1/4のデータのみが画像データであ
る。第2ライン以降のデータも、第1ラインに続く位置
に、図8の左下側(c)に示すように同様に転送され
る。図8の右下側(d)が、画像データの最後のライン
の最後の読み出しを示す。この最終ラインでは、最初の
1/4のデータのみが画像データである。
【0017】次にバーストアクセスモードについて説明
する。従来は、たとえば図9のアクセスのタイミングチ
ャートに示すように、画像データは、1ワードごとに、
設定されたアドレスから読み出される。ここでは、4ワ
ードのアクセスが示される。これに対し、本実施形態で
は、バーストアクセスにより画像データを読み出す。バ
ーストアクセスにおいては、先頭アドレスが指定される
と、複数ワード分(ここでは4ワード)をまとめてアク
セスする。図10は、バーストアクセスのタイミングを
示す。ライン単位の補正において、画像データをバース
トアクセスで複数ワード分ずつ読み出す。このため、1
回のバーストアクセスを単位に、ビットマップメモリか
ら読み出すアドレスを生成して、4つのデータを連続的
に読み出す。すなわち、アドレスが出力されると、その
アドレスを含む4アドレスのデータが連続的にアクセス
される。画像データの読み出しをバーストアクセスでお
こなうので、図9と比較してわかるように、アクセス時
間が短縮でき、補正処理を高速化できる。
【0018】次に、図11を参照して、1ライン単位の
補正回路42aを説明する。バーストアクセスによるア
ドレス生成回路(図13参照)80から1ライン分のア
ドレスが画像メモリ34に順次出力される。画像メモリ
34の出力データは、直接にセレクタ84に送られると
ともに、また、ラインバッファ44を介してセレクタ8
4に送られる。セレクタ84は、セレクト信号生成回路
(図14参照)86からのセレクト信号に応じて2ライ
ン分のデータから1ライン分の画像データを画素単位で
合成して出力する。
【0019】図12により、1ライン単位の補正回路4
2aにおけるバーストアクセスを用いたスキュー補正を
説明する。スキュー補正のため、補正前のデータが2次
元空間においてワード単位で読み出される。ここで、プ
リントヘッドの傾きによるスキュー補正の単位(以下補
正単位という)は、必ずしも1回のバーストアクセスで
読み出す単位(以下アクセス単位という)の整数倍でな
い。図12の上段には、補正前のデータについて、n番
目、(n+1)番目、(n+2)番目のバーストアクセスに
よる読出データが重複することが示される。したがっ
て、データをアクセス単位で読み出すと、斜線部に示す
不要なデータも読み出される。これにより、それに重複
する必要なデータが読み出せないことになる。そこで、
図11の中段に示すように、1ライン分のラインバッフ
ァ(FIFOメモリ)44を用いて補正をおこなう。図
に示す例では、3つの補正単位のデータについて、すで
に白で示した部分が、矢印で示すように、ラインバッフ
ァ44に格納されている。ここで、ハッチング部分は、
バーストアクセスにより読み出されたが補正単位に含ま
れないため、ラインバッファ44に格納されていない部
分を表す。次に、新たに画像データを読み出したとき
に、矢印で示すように、前回読み出せなかったデータ
(白で示した部分)をそのラインの対応する位置に合成
し、同時にラインバッファ44にも記憶する。こうし
て、図12の下段に示すように、2ライン分のデータか
ら画素単位で1ライン分のデータを合成する。
【0020】図13は、バーストアクセスによるアドレ
ス生成回路80のブロック図である。画像クロックは、
ドットカウンタ800と分周器802に入力される。分
周器802はバーストアクセスする単位(アクセス単
位)に画像クロックを分周して、アドレスカウンタ80
4に送る。アドレスカウンタ804は、スタートアドレ
スレジスタ806から入力されるスタートアドレスを初
期値として、アクセス単位でインクリメントされ、アド
レスを加算器808に出力する。一方、ドットカウンタ
800は、スキュー補正値カウンタ810に格納されて
いる補正する画素の単位に達するごとにカウントパルス
をラインカウンタ812に出力する。ラインカウンタ8
12の出力値と、ラインサイズレジスタ814からのラ
インサイズは乗算器816で乗算され、加算器818に
出力される。これにより、乗算器816は何ライン補正
するかを演算する。ドットカウンタ800とラインカウ
ンタ812はライン同期信号によりリセットされる。加
算器818は、2つの入力値を加算して、読出アドレス
を出力する。
【0021】図14は、セレクト信号生成回路86のブ
ロック図であり、図15は、そのタイミングチャートで
ある。ワードカウンタ860とスキューカウンタ862
は、画素クロックを計数する繰り返しカウンタである。
ワードカウンタ860は、ワードレジスタ864に格納
されているバーストアクセスの単位(アクセス単位)に
達するごとにリセットされ、また、スキューカウンタ8
62は、スキューレジスタ866に格納されている補正
する画素単位に達するごとにリセットされる。スキュー
レジスタ866は、スキューカウンタ862の出力信号
またはライン同期信号によりその格納値を出力して、ス
キューカウンタ862をリセットし、ワードレジスタ8
64は、ワードカウンタ860の出力信号またはライン
同期信号によりその格納値を出力して、ワードカウンタ
860をリセットする。フリップフロップ868は、ス
キューカウンタ862の出力信号によりリセットされ、
ワードカウンタ864からの出力信号によりセットされ
てセレクト信号を出力する。このセレクト信号がセット
されると、ラインバッファ44からのデータが選択さ
れ、リセットされると、画像メモリ34からのデータが
選択される。
【0022】以上に説明したように、ビットマップメモ
リにおいて画像データの先端部と後端部に白データの領
域を設け(図8の左上側(a)参照)、ラインバッファ
44を用いて、画像データをライン単位の補正を行ない
ながら出力する。こうして、少なくとも1ライン分のラ
インバッファ44を用いて1ラインの単位で補正を行え
る。これによって、スキュー補正に必要なFIFOメモ
リなどの特殊なメモリの量を削減でき、低コスト化が実
現できる。
【0023】画像が滑らかに印刷されるようにするた
め、1画素よりも細かい単位で補正をすることが要求さ
れる。次に、第2スキュー補正部42bによる1ライン
より小さい単位(本実施形態では1/3ライン単位)で
の補正を説明する。図4に示したように、1ラインより
小さい単位での補正は、第1スキュー補正部42aによ
り1ラインの単位で補正された画像データに対して行な
われる。1ラインより小さい単位での補正において、図
5に示したように、副走査方向において、印字が1/3
ラインの単位で制御される。
【0024】図16は、1/3ライン単位の補正回路4
2bとプリントヘッド46を示す。1ラインの単位です
でに補正がされているビデオデータが、ラインバッファ
90を経て遅延される。ビデオデータまたは1ライン遅
延されたビデオデータとが、ビデオ0信号、ビデオ1信
号およびビデオ2信号としてプリントヘッド46(図1
9参照)に出力される。ビデオ0信号、ビデオ1信号お
よびビデオ2信号は、1/3ラインの単位で順次印字さ
れる印字データである。ビデオ0信号は、ラインバッフ
ァ90を経て遅延されたビデオデータである。一方、ビ
デオデータとラインバッファの出力データとは、それぞ
れ、第1セレクタ92と第2セレクタ94に出力され
る。第1セレクタ92と第2セレクタ94とは、それぞ
れ、セレクト信号生成回路96(図17参照)からのセ
レクト1信号とセレクト2信号に応じてスキューを考慮
して選択したビデオデータをビデオ1信号とビデオ2信
号としてプリントヘッド46に出力する。
【0025】図17は、セレクト信号生成回路96の構
成を示し、図18は、セレクト信号生成回路96のタイ
ミングチャートを示す。セレクト信号生成回路96にお
いて、サブドットカウンタ960とスキューカウンタ9
62は、画素クロックを計数する。サブドットカウンタ
960は、サブドットレジスタ964に格納されている
数値に達するごとにリセットされ、また、スキューカウ
ンタ962は、スキューレジスタ966に格納されてい
る数値に達するごとにリセットされる。スキューレジス
タ966は、スキューカウンタ962の出力信号または
ライン同期信号によりその格納値を出力し、サブドット
レジスタ964は、サブドットカウンタ960の出力信
号またはライン同期信号によりその格納値を出力する。
シフトレジスタ968は、スキューカウンタ962の出
力信号によりリセットされ、サブドットカウンタ960
からの出力信号により、Hレベルの入力信号をシフトし
て、セレクト1信号とセレクト2信号を出力する。
【0026】図18に示されるように、サブドットカウ
ンタ960とスキューカウンタ962は、ライン同期信
号によりリセットされて計数を開始し、それぞれ、シフ
トクロック信号とクリア信号を出力する。これに対応し
て、シフトレジスタ968は、セレクト1信号とセレク
ト2信号を出力する。これにより、第1セレクタ92
は、セレクト1信号を受け取ると、ビデオ1信号をプリ
ントヘッド46に出力し、第2セレクタ94は、セレク
ト2信号を受け取ると、ビデオ2信号をプリントヘッド
46に出力する。
【0027】図19は、プリントヘッド46の構成を示
す。図20のプリントヘッド46のタイミングチャート
において、下側(b)のチャートは、上側(a)のチャ
ートの破線部を拡大したものである。プリントヘッド9
8は、主走査方向に1列に配置されたLEDアレイ10
0を備える。第2スキュー補正部42b(図16)から
のビデオ0信号、ビデオ1信号、ビデオ2信号は、それ
ぞれ、3つのシフトレジスタ102に入力され、画素ク
ロックをシフトクロックとしてライン方向にシフトされ
る。この3ラインのシフトレジスタ102の各セルの画
像データ(ビデオ0信号、ビデオ1信号、ビデオ2信
号)は、それぞれ、ライン同期信号により、3段のシフ
トレジスタ104にラッチされる。3段のシフトレジス
タ104のビデオ0信号、ビデオ1信号、ビデオ2信号
は、1/3ライン同期信号により、シフトレジスタ10
2のシフト方向とは直交する方向に、3段のタイミング
でシフトして、LEDアレイ100の各LEDに出力さ
れる。
【0028】
【発明の効果】タンデム型プリンタのプリントヘッドの
間で発生するスキュー補正において、ビットマップ上の
画像データをライン単位で補正しながら、高速に画像デ
ータを出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カラープリンタの全体構成の断面図
【図2】 画像データ制御部のブロック図
【図3】 スキュー補正の概念を説明するための図
【図4】 スキュー補正の手順を示す図
【図5】 スキュー補正の例を示す図
【図6】 画像メモリ内でのスキュー補正を説明するた
めの図
【図7】 アドレス生成回路のブロック図
【図8】 読み出しの際のスキュー補正を説明するため
の図
【図9】 従来のアクセスのタイミングチャート
【図10】 バーストアクセスのタイミングチャート
【図11】 1ライン単位の補正回路図
【図12】 バーストアクセスによる補正のタイミング
チャート
【図13】 アドレス生成回路のブロック図
【図14】 セレクト信号生成回路のブロック図
【図15】 セレクト信号生成回路のタイミングチャー
【図16】 1/3ライン単位の補正回路図
【図17】 セレクト信号生成回路のブロック図
【図18】 セレクト信号生成回路のタイミングチャー
【図19】 プリントヘッド部の構成を示す図
【図20】 プリントヘッド部のタイミングチャート
【符号の説明】
34 画像メモリ、 42 スキュー補正部、 4
4 ラインバッファ、46 プリントヘッド、 80
アドレス生成回路、 82 ラインバッファ、
84 セレクタ、 86 セレクト信号生成回路
96 セレクト信号生成回路。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/29 Fターム(参考) 2C162 AE12 AE21 AE28 AE47 AF13 AF62 FA04 FA17 2C262 AA05 AA06 AA16 AA17 AA24 AB15 FA06 GA11 GA13 GA36 GA38 GA40 2C362 AA10 BA04 BA50 BA52 CA18 CA22 CA39 CB78 5C072 AA03 BA03 BA17 BA19 QA14 QA17 UA11 UA18 XA01 5C074 AA02 AA08 BB03 BB17 BB26 CC26 DD15 DD24 DD28 EE04 FF15 GG09 GG13

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1列に配置された複数のプリントヘッド
    を用いて1つの用紙上に重ねて印字を行なう印字装置に
    おいて、 印字する画像データを記憶する画像データ領域と、画像
    データ領域の先端部と後端部に設けた所定の空白領域と
    を有するビットマップメモリと、 プリントヘッドの間の相対的な傾きについての補正情報
    に基づいて画像データの読出アドレスを生成する読出ア
    ドレス生成部と、 生成した読出アドレスから画像データを読み出して出力
    する読出制御部とを備えることを特徴とする印字装置。
JP25873299A 1999-09-13 1999-09-13 印字装置 Pending JP2001080124A (ja)

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