JP5695998B2 - 保守支援システム、保守支援装置および保守支援プログラム - Google Patents

保守支援システム、保守支援装置および保守支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、製造装置や検査装置などの保守作業を支援するための保守支援システム、保守支援装置および保守支援プログラムに関するものである。
製造装置や検査装置を長期間にわたって品質維持していくためには、定期的あるいは故障発生時に部品交換などの保守作業を適切に行う必要がある。また、一定以上の稼動率や品質を保守契約において保証するサービス形態に対しては、不具合が発生した際の故障診断、保守支援をいかに精度良く、効率良く行い、必要な部品交換等の保守作業を行うことによるダウンタイムを低減することによるサービスレベルの向上が受注競争力の向上に繋がり、それと同時に保守部品コストや作業コストの低減といった対策が収益性の向上に直結する。
例えば、医療機器の消耗や劣化による不具合に対する故障復旧作業においては、サービス員やオペレータは部品交換や調整などの必要な処置を特定するために、保守対象装置を故障現象から復旧させるために必要な処置作業の候補および処置作業の候補を特定するための診断作業をTree状に構成した保守支援Treeに記載された所定の作業手順を辿る方法が一般的である。しかしこの方法では、必要な処置候補を網羅的に調査することが可能である一方、処置を特定するまでに掛かる時間やコストの低減が課題となっている。
この課題を解決する技術分野の背景技術として、特許文献1がある。この公報には、保守対象装置に設置されたセンサから取得されるセンサデータ等を利用して、保守対象装置に係る稼動状況情報や利用環境情報といった条件情報を収集し、収集された条件情報に基づいて、保守対象装置の保守内容を決定し、保守作業担当者に提供するシステムが記載されている。このシステムでは、センサデータを活用することで、保守対象装置の各部位の稼動状況を把握し、それに応じた保守内容を提示することが出来ると記載されている。
また、特許文献2には、人あるいは機械が保守支援Treeに従って故障診断作業を行った際に、候補となる処置作業によって保守対象装置が復旧する確率であるヒット確率の変化量を算出し、その変化量が最も高い作業、つまり作業効率が最も高い作業から順に作業を実施するよう指示を出すことが出来ると記載されている。
特開2005−122707号公報 特開2007−193456号公報
従来技術において、次のような問題が残る。特許文献1の技術は、定期点検において実施される限られた点検項目に対する判定に活用されることが想定されており、保守対象装置の不具合復旧の際に想定される全ての必要な処置作業に対してセンサデータの値を条件として対応付けすることは現実的ではなく、多くの場合において保守支援Treeに従った故障診断を行わなければならない。また、特許文献2の技術は、各診断作業の結果は正確であることを前提としており、診断作業の結果が誤る可能性を考慮していないため、想定している診断ルートが限定的である。
そこで、本発明の課題は、保守対象装置に不具合が発生した際に、センサデータの値のみを条件として必要な復旧処置の特定を行うことが困難な大規模な故障診断において、保守支援Treeを基に、診断作業結果の曖昧性を考慮した、期待作業時間あるいは期待コストの算出を行い、最適な作業手順をサービス員やオペレータに提示する保守支援プログラム、及びこの方法を実行するシステムを提供することである。
上記課題を解決するために本発明では、保守対象装置の保守作業に必要な処置作業の候補、或いは必要な処置作業を特定するための診断作業の候補を提示して、前記保守作業を支援する保守支援システムを、前記処置作業の候補および前記診断作業の候補をTree状に構成した保守支援Tree情報を管理する保守支援Tree情報管理部と、前記保守支援Tree情報を構成する各作業のコスト情報、過去の事例数、保守作業員の経験値、及び診断作業においてYesあるいはNoと判定した結果が正しい確率である判定確信度の情報を使い、作業コストあるいは作業時間の期待値が最小となる最適作業を算出する最適作業算出部と、算出された前記最適作業を提示する表示部とを備え、前記保守支援Tree情報管理部は、実行された前記処置作業の結果を反映して、前記保守支援Tree情報を更新し、前記最適作業算出部は、前記更新された保守支援Tree情報に基づいて、前記最適作業を算出するように構成した。
また、上記課題を解決するために本発明では、保守対象装置の保守作業に必要な処置作業の候補、或いは必要な処置作業を特定するための診断作業の候補を提示して、前記保守作業を支援する保守支援システムを、前記処置作業の候補および前記診断作業の候補をTree状に構成した保守支援Tree情報を管理する保守支援Tree情報管理部と、前記保守支援Tree情報を構成する各作業のコスト情報を用いて、作業コスト又は作業時間を最小にする最適作業を算出する最適作業算出部と、算出された前記最適作業を保守作業員が保守作業のはじめに実行すると仮定した場合の条件下で、作業コストあるいは作業時間の期待値を最小とするために、上記最適作業の後に続けて行うべき1つ以上の想定作業を算出する想定作業シミュレーション部と、算出された前記最適作業を提示する表示部とを備え、前記保守支援Tree情報管理部は、実行された前記処置作業の結果を反映して、前記保守支援Tree情報を更新し、前記想定作業シミュレーション部は、前記最適作業あるいは直前に算出した想定作業が最下層の処置作業の場合には、それらの各作業および1つ上の階層の診断作業を想定作業算出の候補から除外し、または最下層の処置作業では無い場合には、1つ下の階層の事例ポイントN ,N を比較して、事例ポイントの値が小さい側の基本構成ブロックの作業あるいは処置作業を想定作業算出の候補から除外する保守支援Tree情報の更新処理を行い、前記最適作業算出部は、前記更新された保守支援Tree情報に基づいて、前記最適作業を算出するように構成した。
本発明によれば、保守対象装置に不具合が発生した際の大規模な故障診断において、保守支援Treeを基に、診断作業結果の曖昧性を考慮した、期待作業時間あるいは期待コストを算出する。このことにより、保守作業員に対して状況に応じた最適な保守支援作業手順を提示することを可能とし、作業迅速化による保守対象装置のダウンタイム短縮によりサービスレベル向上および作業コスト、在庫コストを低減する効果がある。
本発明の一実施形態の保守サービスモデルを説明する図である。 本発明の一実施形態のシステム機能構成図である。 保守支援システムの情報端末のハードウェア構成を説明する図である。 本発明の一実施形態のシステムの処理ステップを説明する図である。 不具合情報受付処理のフローチャートである。 最適作業算出処理(1)のフローチャートである。 最適作業算出処理(2)のフローチャートである。 想定作業シミュレーション処理のフローチャートである。 診断作業実行処理のフローチャートである。 受付情報記憶部(A)41のデータ構造を説明する図である。 受付情報記憶部(B)42のデータ構造を説明する図である。 保守作業情報記憶部43のデータ構造を説明する図である。 保守支援Treeマスタ情報記憶部44のデータ構造を説明する図である。 保守支援Treeシミュレーション情報記憶部45および保守支援Tree実行情報記憶部46のデータ構造を説明する図である。 保守部品情報記憶部47のデータ構造を説明する図である。 保守作業記録情報記憶部48のデータ構造を説明する図である。 センサ情報記憶部49のデータ構造を説明する図である。 アラームデータ記憶部50のデータ構造を説明する図である。 保守支援Tree情報を基本構成ブロックの階層によって分ける例を説明する図である。 保守支援結果をユーザインタフェース上に表示した例を示す図である。 保守支援Treeの基本構成ブロックの構成要素例を説明する図である。
以下、本発明に係る保守支援システムの一実施形態について説明する。
1.本発明の一実施形態の保守サービスモデル
本実施形態の保守支援システムの適用対象として想定している保守サービスモデルについて、図1を用いて説明する。本発明は、MRI装置、X線CT装置、X線診断装置、超音波診断装置などの医療機器を主たる対象とする。ただし、対象はこの例に限定される訳ではなく、発電設備、プラント、建設機械、航空機、自動車、昇降機等の製造装置や光学顕微鏡等の検査装置にも適用が可能である。
サポートセンタεでは、定期的あるいは、保守対象装置設置サイトβ1,β2,…,βmのユーザから通報される不具合連絡27あるいは、センサデータ28の値によって保守対象装置が異常状態と判定された場合に自動的に発報されるアラーム情報26をトリガーとして保守作業の要否を判断する。保守作業が必要である場合には、保守作業対象の装置設置サイトβ1,β2,…,βmに対して倉庫γから保守部品52の部品配送指示22を行い、サービス拠点α1,α2,…,αmから保守作業員51の保守員出動指示24を行う。ここで、サービス拠点α1,α2,…,αmは各地域毎に配置されており、それぞれが複数の保守対象装置設置サイトβ1,β2,…,βmの保守業務を担当している。
保守部品52の入出庫実績21や保守作業記録23はそれぞれ倉庫γ、サービス拠点α1,α2,…,αmにおいて保守支援システムに登録され、それらの蓄積された保守事例情報を活用してサポートセンタεで保守支援ルールを生成する。保守支援ルールに基づく故障診断支援情報25は保守作業のサポートに役立てるため、サポートセンタεから保守作業員51に対して連絡され、保守作業員51はその故障診断結果25を参考にしながら、交換すべき保守部品22の選定を行う。
2.本発明の一実施形態のシステム構成
本実施形態の保守支援システムの構成について図2を用いて説明する。
この保守支援システムは、保守対象装置に消耗や劣化による不具合が発生した際や、あるいは定期点検時において保守作業員が不具合の兆候を発見した際など、保守対象装置の復旧作業が必要となった場合の大規模な故障診断において、保守支援Treeを基に、診断作業結果の曖昧性を考慮した作業時間や作業コストの期待値を算出し、それらを最小化するための最適な作業手順をサポートセンタのオペレータや現地の保守作業員に提示するシステムである。
保守支援システムは、保守支援Treeを管理し、不具合発生時において保守支援Treeに基づく最適な診断作業手順の算出を行う最適診断作業算出モジュール11と、保守作業に使用される保守部品の価格や配送費や在庫状況を管理する保守部品情報管理モジュール12と、過去に行われた保守作業の作業記録情報を管理する保守作業記録情報管理モジュール13と、不具合発生時における故障診断の実行結果を各保守作業員に提示する保守作業支援端末に出力する表示端末モジュール14と、保守対象の装置に設置された各センサから取得されるデータを管理し、センサデータが異常値を示した際にサポートセンタに対してアラーム情報を送信するセンサデータ管理モジュール15とによって構成されている。
それぞれのモジュールは、図1に示すように、サポートセンタεに最適診断作業算出モジュール11と表示端末モジュール14が、倉庫γに保守部品情報管理モジュール12が、サービス拠点α1,α2,…,αmに保守作業記録情報管理モジュール13が、保守作業員21が携帯する情報端末に表示端末モジュール14が、保守対象装置設置サイトβ1,β2,…,βmにセンサデータ管理モジュール15が配置されている。各構成モジュール11〜15はそれぞれネットワーク71に接続されており、各情報端末11〜15は、相互にネットワーク71を介して、各種データ等を送受信できる。
各構成モジュール11〜15は、図3に示すように、いずれもコンピュータで、キーボードやマウス等の入力装置61と、ディスプレイ等の出力装置62と、補助記憶装置63と、保守支援プログラムなどの各種プログラムを実行する演算装置60と、を有する。演算装置60は中央演算処理装置(以下、CPU)64と、主記憶装置65と、インターフェース66と、を備えている。この演算装置60は、入力装置61、出力装置62および補助記憶装置63とインターフェース66を介して接続されている。
本実施形態では、保守支援プログラムなどの各種プログラムの実行結果は、主記憶装置65に確保された記憶領域に記憶される。各種プログラムは、補助記憶装置63に予め記憶され、その後、主記憶装置65に読み込まれ、CPU44により実行される。このCPU64による各種プログラムの実行により、後述の各種機能が実現する。
なお、本実施形態では、保守支援システムを構成する各情報端末が汎用情報処理装置とソフトウェアで実現される場合を例にとって説明するが、例えば、ハードワイヤードロジックを含むハードウェアや、このようなハードウェアと、予めプログラムされた汎用情報処理装置により実現してもよい。
また、本実施形態では、保守支援システムを統合処理するシステムとして説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は他の情報処理システムに組み込まれてそれらの一部として機能するように構成することも考えられる。また、それぞれの情報端末機能の一部を組み換えたり、小分けにしたり、まとめたりして実現してもよい。
次に、保守支援システムを構成する各情報端末11から15の機能構成、及び各情報端末11から15が保持するデータについて、図2及び図10〜図18を用いて説明する。
3.本発明の一実施形態の機能構成及び保持データ内容
本実施形態の保守支援システムの各構成モジュール11〜15は、図2に示すように、各種プログラムを各演算装置で実行して実現する31から40の機能部と、各種データが記憶される41から50の記憶部と、を有する。
演算装置は、
不具合発生時におけるアラーム情報やユーザからの通報とそれらに対応する保守支援Treeの関係を管理する受付情報管理部31と、
各不具合現象に対して復旧のために必要な処置作業の候補およびそれを特定するための診断作業の情報を前後の接続情報を付加して、ツリー状に構成した保守支援Tree情報を管理する保守支援Tree情報管理部32と、
保守支援Tree中において、作業コストあるいは作業時間の期待値が最小となる作業の開始点を算出する最適作業算出部33と、
最適作業の結果を仮定した場合に、作業コストあるいは作業時間の期待値を最小とするために、最適作業の後に続けて行うべき複数の想定作業を算出する想定作業シミュレーション部34と、
保守作業に使用される保守部品のコスト情報や在庫状況を管理する保守部品情報管理部35と、
過去に行われた保守作業の作業記録情報を管理する保守作業記録情報管理部36と、
保守対象の装置に設置された各センサから取得されるデータを管理するセンサデータ管理部37と、
センサデータが異常値を示した際にサポートセンタに対してアラーム情報を送信するアラームデータ管理部38と、
保守作業員の故障診断作業をサポートするための情報をサービスセンタの保守作業支援端末に出力する故障診断結果出力部39と、
実行した診断作業の結果を反映して保守支援Tree情報を更新する診断作業実行部40と、を有する。
演算装置で実現する各機能部31〜40は、いずれも前述したように、CPU64が各種プログラムを実行することで機能する。これらの機能部の動作の詳細については、処理フローの説明の中で順を追って説明する。
記憶部は、
保守対象装置の不具合発生時におけるアラーム情報とそれに対応する保守支援Treeの対応情報が記憶される受付情報記憶部(A)41と、
保守対象装置の不具合発生時におけるユーザからの通報中に含まれるキーワードとそれに対応する保守支援Treeの対応情報が記憶される受付情報記憶部(B)42と、
保守支援Tree情報を階層別の基本構成ブロックに分解して、作業効率が最も高い作業を評価するためのワークエリアとなる保守作業情報記憶部43と、
各不具合現象に対して復旧のために必要な処置作業の候補およびそれを特定するための診断作業の情報を含む保守支援Treeが記憶される保守支援Treeマスタ情報記憶部44と、
最適作業の後に続けて行うべき複数の想定作業を算出する際の保守支援Treeが記憶される保守支援Treeシミュレーション情報記憶部45と、
保守作業員が故障診断作業を進める上で、得られた診断結果を反映した保守支援Treeが記憶される保守支援Tree実行情報記憶部46と、
保守作業に使用される保守部品のコスト情報や在庫状況が記憶される保守部品情報記憶部47と、
過去に実施された保守作業内容情報が記憶される保守作業記録情報記憶部48と、
保守対象装置の稼動状況を監視するために設置されたセンサのデータが記憶されるセンサデータ記憶部49と、
センサデータが異常値を示した際に送信されたアラームのデータが記憶されるアラームデータ記憶部50と、を有する。
受付情報記憶部(A)41は、図10に示すように、少なくとも保守対象装置から発せられる不具合アラームを識別するアラームIDを格納するアラームIDフィールド41aと、不具合現象に対応して予め作成された保守支援Treeを特定する保守支援Tree IDを格納する保守支援Tree IDフィールド41bと、不具合現象を説明する表示用情報を格納する不具合現象説明フィールド41cと、を有する。
受付情報記憶部(B)42は、図11に示すように、少なくとも保守対象装置の不具合現象を伝えるユーザからの通報中に含まれるキーワードを格納する通報キーワードフィールド42aと、不具合現象に対応して予め作成された保守支援Tree を特定する保守支援Tree IDを格納する保守支援Tree IDフィールド42bと、不具合現象を説明する表示用情報を格納する不具合現象説明フィールド42cと、を有する。
保守作業情報記憶部43は、図12に示すように、少なくとも、
保守支援Treeマスタ情報から分解した最下層から順に上層までの各基本構成ブロックのデータレコードが、各基本構成ブロック(m,j)を識別するID情報を格納する基本構成ブロックIDフィールド43aと、
当該基本構成ブロック(m,j)を構成する診断作業、処置作業、または1つ下階層の基本構成ブロックを識別するID情報を格納する作業ID、下位ブロックIDフィールド43bと、
前記当該基本構成ブロック(m,j)を構成する診断作業、および処置作業の各コスト、または前記1つ下階層の基本構成ブロックの代表作業のコスト情報を格納するコストフィールド43cと、
故障診断を実施する担当者がこれまでに経験的に知り得ている該当作業の事例発生頻度を主観的な判断で値を設定した経験値を格納する経験値フィールド43dと、
保守支援システムがこれまでに実績として蓄積している該当作業を処置した事例数を格納する事例数フィールド43eと、
前記経験値eと前記事例数nとを合成した事例ポイントN=e+kn(kは事例係数であり任意の定数とする)を計算した値Nを格納する事例ポイントフィールド43fと、
判定確信度は、診断作業においてYesあるいはNoと判定した結果が正しい確率であり、過去の作業の実績から統計的に設定するか、あるいは保守作業員が経験から任意に設定した値を格納する判定確信度フィールド43gと、
前記した作業ID、下位ブロックIDフィールド43bに格納された診断作業、処置作業、または1つ下階層の基本構成ブロックの代表作業より診断処理を開始すると仮定した場合に、後述する計算方法によって計算した期待コストを格納する期待コストフィールド43hと、
前記した各作業を診断処理の開始点と仮定して計算された各期待コストの中で最も安い期待コストとなる作業を最適作業と呼び、該当する作業IDを格納する最適作業フィールド43iと、
後述する想定作業の作成数をユーザが設定した所定数を格納する所定数フィールド43iと、を有する。
保守支援Treeマスタ情報記憶部44は、図13に示すように、少なくとも、
保守支援Treeを構成する各診断作業、および各処置作業の内容を表すデータレコードが、各診断作業、および各処置作業を特定する作業IDを格納する作業IDフィールド44aと、
診断作業か処置作業かを識別する作業属性フィールド44bと、
作業の名称を格納する作業名フィールド44cと、
作業内容、または判定方法を説明するテキストデータを格納する作業内容/判定方法フィールド44dと、
該当作業において使用される部品の部品番号を格納する部品番号フィールド44eと、
該当作業を実施する主体が保守作業員かセンサなどかを識別する情報を格納する作業モードフィールド44fと、
該当作業に対する前記した経験値をベテラン作業者が予め登録しておくか、または保守作業員が診断処理に先立って、該当作業に対する経験値を入力したデータを格納する経験値フィールド44gと、
該当作業を実施した過去の実績データより統計的に算出した作業コストを格納する作業コストフィールド44hと、
該当作業が診断作業の場合に、YesあるいはNoと判定した結果が正しい確率である前記した判定確信度を格納する判定確信度フィールド44iと、
該当作業が診断作業の場合には、YesあるいはNoと判定した後に続けて実施する処置作業の作業ID、または終了作業IDを格納し、該当作業が処置作業の場合には、後に続けて実施する診断作業の作業ID、または終了作業IDを格納するNext作業フィールド44jと、を有する。
保守支援Treeシミュレーション情報記憶部45と保守支援Tree実行情報記憶部46は、図14に示すように、保守支援Treeマスタ情報記憶部44とほぼ同じフィールドを有するが、唯一、計算対象フラグフィールド45k,46kを加えて有する。
それらのデータレコードの構成は、少なくとも、作業IDフィールド45a,46aと、作業属性フィールド45b,46bと、作業名フィールド45c,46cと、作業内容/判定方法フィールド45d,46dと、部品番号フィールド45e,46eと、作業モードフィールド45f,46fと、経験値45g,46gと、作業コストフィールド45h,46hと、判定確信度フィールド45i,46iと、Next作業フィールド45j,46jと、該当作業を計算対象から除外するか否かの判定フラグを格納する計算対象フラグフィールド45k,46kと、を有する。
保守部品情報記憶部47は、図15に示すように、少なくとも、部品を特定するための部品番号を格納する部品番号フィールド47aと、部品単価を格納する部品単価フィールド47bと、部品の配送費を格納する配送費フィールド47cと、部品の在庫数を格納する在庫数フィールド47dと、を有する。
保守作業記録情報記憶部48は、図16に示すように、保守作業員が保守作業を実施する毎に実績記録として各データレコードを記録する。各データレコードは、少なくとも、保守作業記録を識別する保守IDを格納する保守IDフィールド48aと、保守作業を実施するサイトを記録するサイト番号フィールド48bと、作業日を記録する作業日フィールド48cと、診断対象の製品番号を記録する製品番号フィールド48dと、診断対象製品から発せられるアラーム、またはユーザからの通報中に含まれるキーワードを記録するアラーム種類/キーワードフィールド48eと、診断処理のトリガー情報の属性を記録するトリガー情報属性フィールド48fと、採用した保守支援TreeのIDを記録する保守支援Treeフィールド48gと、実施した保守作業のIDを記録する作業IDフィールド48hと、を有する。
センサデータ記憶部49は、図17に示すように、保守対象装置を特定する情報を記憶する製品番号フィールド49aと、保守対象装置が設置されているサイトを特定する情報が記憶されるサイト番号フィールド49bと、センサ情報が収集される日時情報が記憶される日時フィールド49cと、各センサデータが格納されるセンサ番号フィールド49dとを有する。
アラーム情報記憶部50は、図18に示すように、保守対象装置を特定する情報を記憶する製品番号フィールド50aと、保守対象装置が設置されているサイトを特定する情報が記憶されるサイト番号フィールド50bと、アラームデータが受信された日時を格納する日時フィールド50cと、アラームの種類を記録するアラーム種類フィールド50dとを有する。
4.保守支援システムの全体処理の流れ
保守支援システムで行われる処理は、図4に示すように、(1)保守対象装置で不具合が発生した際に保守対象装置から送信されるアラームやユーザからの通報といった受付情報の内容から、対象の保守支援Treeを選択する不具合情報受付処理S1と、(2)保守支援Tree中において、作業コストあるいは作業時間の期待値が最小となる作業の開始点を算出する最適作業算出処理S2と、(3)最適作業の結果を仮定した場合に、作業コストあるいは作業時間の期待値を最小とするために、最適作業の後に続けて行うべき複数の想定作業を算出する想定作業シミュレーション処理S3と、(4)保守作業員が保守作業時において、保守支援システムを活用しながら故障診断を実行することを支援する故障診断実行処置S4と、である。
また、保守支援システムの実行結果はサポートセンタのオペレータに提示するために保守作業支援端末11に出力される。以上の処理内容はフローチャートを用いて詳細に説明する。
5.不具合情報受付処理S1
不具合情報受付処理S1の処理の流れを図5に示すフローチャートに従って説明する。
まず、アラームデータ記憶部50より保守対象装置から受信したアラーム情報を取得、あるいはユーザから通報された不具合連絡をトリガー情報として保守作業記録情報記憶部48に登録する(S101)。
トリガー情報がアラーム発報であったかユーザからの通報であったかを判定する(S102)。
トリガー情報がアラーム発報であった場合には、受付情報記憶部(A)41を参照し、不具合現象に対応する保守支援Treeを選択し、保守作業記録情報記憶部48に登録する(S103)。
トリガー情報がユーザからの通報であった場合には、受付情報記憶部(B)42を参照し、不具合現象に対応する保守支援Treeを選択し、保守作業記録情報記憶部48に登録する(S104)。
6.最適作業算出処理S2
最適作業算出処理S2は、従来、保守支援Treeを使って診断処理を行う場合に、最上位階層の診断作業から診断処理を開始するのでは、保守支援Treeを辿って不具合を復旧する処置作業に達するまでに時間、すなわちコストを要する問題があったものを解決するために、最適と見なせる診断作業・処置作業から診断処理を開始する場所を見つけるためのものである。
そのため、最適作業算出処理S2では、保守支援Treeを構成する診断作業・処置作業などの基本構成要素を組み合わせて、図19に示すように、基本構成ブロックに着目する。基本構成ブロックは、保守支援Treeの最下層およびその1つ上の階層における1つの診断作業(Yes or Noの2分岐判定処理)と2つの処置作業の3つの作業によって構成される。3つの作業は、それぞれ上の階層の診断作業がD、下の階層のYes側の作業がAY、下の階層のNo側の作業がANの記号で表わされるものとする。そして、1つの基本構成ブロックが1つの代表的な処置作業として見なされて、さらに1つ上の階層の診断作業にぶら下げた上位の基本構成ブロックを再帰的に構成していく。そして最上位の診断作業まで含めた基本構成ブロックまで階層化した基本構成ブロックを構成する。ただし、最下層の基本構成ブロックより上位にある診断作業にぶら下がる処置作業は、その処置作業1つで基本構成ブロックを構成するものとする。
最適作業算出処理S2の処理の流れを図6および図7に示すフローチャートに従って説明する。
まず、不具合情報受付処理S1で選択された保守支援Treeについて、保守支援Treeマスタ情報記憶部44を読込み、前記したように階層別の基本構成ブロックに分解して、保守作業情報記憶部43に各基本構成ブロックのデータレコード領域430、基本構成ブロックID43a、作業ID、下位ブロックID43bを登録する。(S201)
続いて、基本構成ブロックの階層を表わすブロック階層(m)に初期値として1を代入し、階層別ブロック番号(j)の初期値として1を代入する。ここでブロック階層(m)は保守支援Treeの最下層を1とし、上の階層になるにつれて値が増加するものとする。階層別ブロック番号(j)は階層別に基本構成ブロックに付けたシリアル番号とする(S202)。
次に、選択された基本構成ブロック(m,j)について、前記保守作業情報記憶部43に登録された構成要素の作業ID、下位ブロックID43bを検索キーとして、保守支援Treeマスタ情報記憶部44より部品番号と作業コストと経験値と判定確信度を取得し、保守作業情報記憶部43の経験値(e,e)43dに経験値44gを登録し、判定確信度(p,pN)43gに判定確信度44iを登録する。なお判定確信度とは前記した通り診断作業においてYesあるいはNoと判定した結果が正しい確率であり、過去の作業の実績から統計的に設定するか、あるいは保守作業員が経験から任意に設定した値である。そして、保守部品情報記憶部47より保守支援Treeマスタ情報記憶部44より取得した部品番号の部品単価と配送費を取得し、保守作業情報記憶部43の作業コスト(C,CAY,CAN)43cに作業コスト44h+部品単価47b+配送費47cの値を登録する。更に、保守作業記録情報記憶部48より各作業IDについて集計した結果を取得し、保守作業情報記憶部43の事例数(n,n)43eに登録する(S203)。
前記保守作業情報記憶部43に登録された基本構成ブロック(m,j)の構成要素の処置作業AY,ANが、下位階層の基本構成ブロックIDである場合は、該当する下位階層の基本構成ブロックの最適作業43iの欄を参照して、最適作業IDを検索キーとして、保守支援Treeマスタ情報記憶部44より該当するデータを読み出し、保守作業情報記憶部43へ登録する。
次に、選択された前記基本構成ブロック(m,j)の各構成要素であるAY,AN,Dの各作業に最初に着手すると仮定した場合に掛かる期待コスト(ECAY,ECAN,EC)を算出し、保守作業情報記憶部43の期待コスト(ECAY,ECAN,EC)43hに登録する(S204)。
基本構成ブロックを構成するいずれかの作業を最初に行う場合の期待コストの算出を以下の方法にて行う。
図21に示す基本構成ブロックの構成要素である診断作業D、処置作業AY,ANを診断処理する全ルートは、以下の[1]から[8]の8ルートと定義される。そして、ECAY,ECAN,ECはそれぞれ、[1]から[8]の診断処理ルートを通る可能性を考慮し、以下の計算式によって算出される。なお、前記した事例ポイント(N)=経験値(e)+k・事例数(n)と算出され、事例係数(k)は任意の定数とする。
[1]{AY作業実施 → 復旧して終了。}の期待コスト
Figure 0005695998
ここで、Nは処置作業AYの事例ポイントであり、Nは処置作業ANの事例ポイントである。すなわち、EC=(事例OK確率)×(対策コスト)である。
[2]{AY作業実施 → 復旧せず、AN作業実施 → 復旧して終了。}の期待コスト
Figure 0005695998
すなわち、EC=(事例NG確率)×(対策コストの和)である。
よって、AY作業に最初に着手した場合に掛かる期待コストECAYは、
Figure 0005695998
[3]{AN作業実施 → 復旧して終了。}の期待コスト
Figure 0005695998
すなわち、EC=(事例OK確率)×(対策コスト)である。
[4]{AN作業実施 → 復旧せず、AY作業実施 → 復旧して終了。}の期待コスト
Figure 0005695998
すなわち、EC=(事例NG確率)×(対策コストの和)である。
よって、AN作業に最初に着手した場合に掛かる期待コストECANは、
Figure 0005695998
[5]{D作業実施 → AY作業実施 → 復旧して終了。}の期待コスト
Figure 0005695998
ここで、Pは診断作業DにおいてYesと判定した結果が正しい確率を表す判定確信度である。すなわち、EC=(判定正解確率)×(事例OK確率)×(判定コストと対策コストの和)である。
[6]{D作業実施 → AY作業実施 → 復旧せず、AN作業実施 → 復旧して終了。}の期待コスト
Figure 0005695998
すなわち、EC=(判定誤り確率)×(事例OK確率)×(判定コストと対策コストの和)である。
[7]{D作業実施 → AN作業実施 → 復旧して終了。}の期待コスト
Figure 0005695998
ここで、Pは診断作業DにおいてNoと判定した結果が正しい確率を表す判定確信度である。すなわち、EC=(判定正解確率)×(事例OK確率)×(判定コストと対策コストの和)である。
[8]{D作業実施 → AN作業実施 → 復旧せず、AY作業実施 → 復旧して終了。}の期待コスト
Figure 0005695998
すなわち、EC=(判定誤り確率)×(事例OK確率)×(判定コストと対策コストの和)である。
よって、D作業に最初に着手した場合に掛かる期待コストECは、
Figure 0005695998
次に、前記各作業AY,AN,Dのうち期待コストが最小値となる作業を最適作業と判定し、保守作業情報記憶部43の最適作業(smj)43iに最適作業の作業IDを登録する(S205)。
基本構成ブロック(m,j)の最適作業(smj)の期待コストのことを基本構成ブロック(m,j)の代表値と呼ぶ。2つの基本構成ブロックの2つの代表値と、更に1つ上の階層における1つの診断作業の3つの作業によって1つ上の階層の基本構成ブロックが構成されるものとする。
次に、ブロック階層mが最上位階層か否かを、保守作業情報記憶部43の作業ID、下位ブロックID欄43bを検索して判定し、最上位階層でなければ次ステップへ処理を進め、最上位階層であればS211へ処理を進める(S206)。
当該基本構成ブロック(m,j)の上位階層の基本構成ブロック(m+1,p)を、保守作業情報記憶部43の作業ID、下位ブロックID欄を検索して特定し、上位階層の基本構成ブロック(m+1,p)のコスト欄43cにmin{EC,ECAY,ECAN}を、上位階層の基本構成ブロック(m+1,p)の事例ポイントの該当欄43fにN+Nをそれぞれ代入する(S207)。
その後、階層別ブロック番号jの値が該当階層の最後の番号であるかを判定し(S208)、
階層別ブロック番号jの値が該当階層の最後の番号で無い場合には、jにj+1を代入し、S203からS1206の処理を繰返し行う(S209)。
階層別ブロック番号jの値が該当階層の最後の番号の場合には、
ブロック階層mにm+1を代入し、階層別ブロック番号(j)に1を代入して、S204からS207の処理を繰返し行う(S210)。
前記最上位階層の基本構成ブロックまで計算が完了している場合には、最上位階層の基本構成ブロックの最適作業smjを参照し(S211)、smjが診断作業Dであるかどうかを判定する(S212)。
mjが診断作業Dである場合には、smjを保守支援Treeの最適作業と設定し(S215)、最適作業算出処理S2を終了する。
mjが診断作業Dでない場合には、smjが最下層の処置作業A1YあるいはA1Nであるかどうかを判定し(213)、
mjが最下層の処置作業A1YあるいはA1Nでない場合には、smjがAYの場合には1つ下の階層のYES側のブロックのs(m-1)j を参照し、smjがANの場合には1つ下の階層のNO側のブロックのs(m-1)j を参照し、S212からS213の処理を繰返し行う(S214)。
mjが最下層の処置作業A1YあるいはA1Nである場合には、smjを保守支援Treeの最適作業と設定し(S215)、最適作業算出処理S2を終了する。
なお、本実施例では、最適作業を算出する評価指標として作業コストを使用した例を示していたが、評価指標として作業時間を使用することも同様に考えられる。この場合には、保守支援Treeマスタ情報記憶部44の作業コストフィールド44hを作業時間フィールドに変え、保守作業情報記憶部43のコストフィールド43cを時間フィールドに変え、保守作業情報記憶部43の期待コストフィールド43hを期待時間フィールドに変え、保守支援Treeシミュレーション情報記憶部45と保守支援Tree実行情報記憶部46の作業コストフィールド45h,46hを作業時間フィールドに変え、保守部品情報記憶部47の配送費フィールド47cを配送時間フィールドに変えて、それぞれ時間に係わるデータを格納して、作業時間を評価指標とすればよい。
7.想定作業シミュレーション処理S3
最適作業の後に続けて行うべき複数の想定作業を算出する想定作業シミュレーション処理S3の処理の流れを図8に示すフローチャートに従って説明する。
まず、想定作業シミュレーション処理S3において算出する想定作業の所定数(A)を設定し、保守作業情報記憶部43に登録し(S301)、算出した想定作業数(a)の初期値として1を代入する(S312)。
続いて、S1およびS2の処理において算出した最適作業か、あるいは既に1つ以上の想定作業を算出している場合には、直前に算出した想定作業は最下層の処置作業であるかどうかを判定し(S302)、
最下層の処置作業でない場合には、最適作業あるいは直前に算出した想定作業にぶら下がる1つ下の階層の基本構成ブロックあるいは処置作業のYES側、NO側のそれぞれの事例ポイント(N,N)を比較し(S303)、
≧Nの場合には、最適作業あるいは直前に算出した想定作業にぶら下がるNO側の基本構成ブロックあるいは処置作業を次の想定作業算出の候補から除外し、N<Nの場合には、最適作業あるいは直前に算出した想定作業にぶら下がるYES側の基本構成ブロックあるいは処置作業を次の想定作業算出の候補から除外して保守支援Treeシミュレーション情報記憶部45に登録する(S304)。なお、保守支援Treeシミュレーション情報記憶部45は、想定作業シミュレーション処理S3の開始時点において、保守支援Treeマスタ情報記憶部44あるいは保守支援Tree実行情報記憶部46の内容をコピーすることにより作成されるものとする。保守支援Tree実行情報記憶部46は、保守支援Treeマスタ情報記憶部44の内容をコピーすることにより作成され、故障診断作業が実行された際には、その作業結果を反映して保守支援Tree情報が更新される。
ここで、基本構成ブロックあるいは処置作業を次の想定作業算出の候補から除外して保守支援Treeシミュレーション情報記憶部45に登録するとは、基本構成ブロックを構成する各作業に対応する保守支援Treeシミュレーション情報記憶部上のデータレコードの計算対象フラグ欄45kに×の情報を書き込むことである。なお、保守支援Treeシミュレーション情報記憶部45のデータレコードを作成時に、計算対象フラグ欄45kの初期値は○を書き込む。
S302の判定結果が、最下層の処置作業である場合には、最適作業あるいは直前に算出した想定作業の1つ上の階層の診断作業を次の想定作業算出の候補から除外して保守支援Treeシミュレーション情報記憶部45に登録する(S305)。
次に、最適作業あるいは直前に算出した想定作業を次の想定作業算出の候補から除外して保守支援Treeシミュレーション情報記憶部45に登録し(S306)、S201と同様に、保守支援Treeシミュレーション情報記憶部45を読込んで、計算対象フラグ45kが○のデータレコードのみを対象として、階層別の基本構成ブロックに分解して、新たな保守作業情報を保守作業情報記憶部43へ作成して(S307)、最適作業算出処理S2のS202からS215までと同様の処理を実行して、次の想定作業を算出する(S308)。
想定作業シミュレーション処理S3により算出した想定作業数(a)が、S301で設定した所定数(A)に達したかどうかを判定し(S309)、所定数(A)に達していない場合には、aにa+1を代入し、S302からS309の処理を繰返し行う(S310)。
所定数(A)に達した場合には、算出結果を故障診断結果出力部39に表示し(S311)、想定作業シミュレーション処理S3を終了する。
図20に故障診断結果出力部39に表示した例を示す。指示詳細欄には、最適作業と評価された作業内容、想定作業と評価された作業内容が表示され、右側の保守支援Tree欄には、最適作業a、想定作業b,cの位置付けが分かるように表示している。
8.故障診断実行処置S4
故障診断実行処理S4は、保守作業員が保守作業を実施する際に、保守支援システムの診断結果を表示端末モジュール14より参照して、保守作業の結果を逐次、保守支援システムへ反映して、保守支援システムが診断結果を更新する、対話的な運用を想定した場合における、保守支援システムが実行する処理である。保守作業員は、図20に示されるような診断結果を見て、次の作業内容を把握して、保守作業に対する保守支援システムからの問合せに回答して、および保守作業の結果を入力装置61を使用して保守支援システムへ入力する。
故障診断実行処理S4の処理の流れを図9に示すフローチャートに従って説明する。
まず、保守作業員が、表示端末モジュール14に表示された故障診断結果を見て、実施した作業は処置作業であったかどうかを判定・入力して、保守支援システムがその判定入力を受付けて(S401)、
処置作業でなかった場合には、実施した診断作業の判定結果がYESの場合には、実施した作業にぶら下がるNO側の基本構成ブロックあるいは処置作業を保守支援Tree実行情報記憶部46から削除し、NOの場合には、実施した作業にぶら下がるYES側の基本構成ブロックあるいは処置作業を保守支援Tree実行情報記憶部46から削除し(S402)、
処置作業であった場合には、処置作業の結果、保守対象装置の復旧が完了したかどうかを判定し(S403)、
保守対象装置の復旧が完了した場合には、復旧完了の結果を故障診断結果出力部39に表示し(S409)、故障診断実行処理S4を終了する。
保守対象装置の復旧が完了しなかった場合には、実施した作業の1つ上の階層の診断作業を保守支援Tree実行情報記憶部46から削除する(S404)。
続いて、実施した作業を保守支援Tree実行情報記憶部46から削除する(S405)。
ここで、基本構成ブロックあるいは各作業を保守支援Tree実行情報記憶部46から削除するとは、基本構成ブロックを構成する各作業に対応する保守支援Tree実行情報記憶部46上のデータレコードの計算対象フラグ欄46kに×の情報を書き込むことである。なお、保守支援Tree実行情報記憶部46のデータレコードを作成時に、計算対象フラグ欄46kの初期値は○を書き込む。
S201と同様に、保守支援Tree実行情報記憶部46を読込み、計算対象フラグ46kが○のデータレコードのみを対象として、階層別の基本構成ブロックに分解して、新たな保守作業情報を保守作業情報記憶部43へ作成して(S406)、
最適作業算出処理S2のS202からS215までと同様の処理を実行して最適作業を算出し直す(S407)。
次に、想定作業シミュレーション処理S3を実行し(S408)、
最適作業算出処理S2および想定作業シミュレーション処理S3の算出結果を故障診断結果出力部39に表示し(S409)、故障診断実行処理S4を終了する。
なお、保守支援Tree実行情報記憶部46は、診断作業実行処理S4の開始時点において、保守支援Treeマスタ情報記憶部44の内容をコピーすることにより作成されるものとし、作業が実行された際には、その作業結果を反映して保守支援Tree情報が更新される。
11…最適診断作業算出モジュール、 12…保守部品情報管理モジュール、
13…保守作業記録情報管理モジュール、 14…表示端末モジュール、
15…センサデータ管理モジュール、
21,22,23,24,25,26,27,28…各拠点間で送受信されるデータ、
31…受付情報管理部、 32…保守支援Tree情報管理部、
33…最適作業算出部、 34…想定作業シミュレーション部、 35…保守部品情報管理部、 36…保守作業記録情報管理部、 37…センサデータ管理部、 38…アラームデータ管理部、 39…故障診断結果出力部、
40…診断作業実行部、 41…受付情報記憶部(A)、 42…受付情報記憶部(B)、 43…保守作業情報記憶部、 44…保守支援Treeマスタ情報記憶部、 45…保守支援Treeシミュレーション情報記憶部、 46…保守支援Tree実行情報記憶部、 47…保守部品情報記憶部、 48…保守作業記録情報記憶部、 49…センサデータ記憶部、
50…アラームデータ記憶部、 51…保守作業員、 52…保守部品、
60…演算装置、 61…入力装置、 62…出力装置、 63…補助記憶装置、 64…中央演算処理装置(CPU)、 65…主記憶装置、 66インターフェース、 71…ネットワーク

Claims (4)

  1. 保守対象装置の保守作業に必要な処置作業の候補、或いは必要な処置作業を特定するための診断作業の候補を提示して、前記保守作業を支援する保守支援システムであって、
    前記処置作業の候補および前記診断作業の候補をTree状に構成した保守支援Tree情報を管理する保守支援Tree情報管理部と、
    前記保守支援Tree情報を構成する各作業のコスト情報、過去の事例数、保守作業員の経験値、及び診断作業においてYesあるいはNoと判定した結果が正しい確率である判定確信度の情報を使い、作業コストあるいは作業時間の期待値が最小となる最適作業を算出する最適作業算出部と、
    算出された前記最適作業を提示する表示部と、
    を備え、
    前記保守支援Tree情報管理部は、実行された前記処置作業の結果を反映して、前記保守支援Tree情報を更新し、
    前記最適作業算出部は、前記更新された保守支援Tree情報に基づいて、前記最適作業を算出する
    ことを特徴とする保守支援システム。
  2. 保守対象装置の保守作業に必要な処置作業の候補、或いは必要な処置作業を特定するための診断作業の候補を提示して、前記保守作業を支援する保守支援システムであって、
    前記処置作業の候補および前記診断作業の候補をTree状に構成した保守支援Tree情報を管理する保守支援Tree情報管理部と、
    前記保守支援Tree情報を構成する各作業のコスト情報を用いて、作業コスト又は作業時間を最小にする最適作業を算出する最適作業算出部と、
    算出された前記最適作業を保守作業員が保守作業のはじめに実行すると仮定した場合の条件下で、作業コストあるいは作業時間の期待値を最小とするために、上記最適作業の後に続けて行うべき1つ以上の想定作業を算出する想定作業シミュレーション部と、
    算出された前記最適作業を提示する表示部と、
    を備え、
    前記保守支援Tree情報管理部は、実行された前記処置作業の結果を反映して、前記保守支援Tree情報を更新し、
    前記想定作業シミュレーション部は、前記最適作業あるいは直前に算出した想定作業が最下層の処置作業の場合には、それらの各作業および1つ上の階層の診断作業を想定作業算出の候補から除外し、または最下層の処置作業では無い場合には、1つ下の階層の事例ポイントN ,N を比較して、事例ポイントの値が小さい側の基本構成ブロックの作業あるいは処置作業を想定作業算出の候補から除外する保守支援Tree情報の更新処理を行い、
    前記最適作業算出部は、前記更新された保守支援Tree情報に基づいて、前記最適作業を算出する
    ことを特徴とする保守支援システム。
  3. 製造装置や検査装置の保守作業に必要な部品交換や調整といった処置作業あるいはそれらの処置作業を特定するための診断作業の候補を提示して、保守作業を支援する保守支援プログラムであって、
    保守対象装置の各不具合現象に対して復旧のために必要な処置作業の候補およびそれらを特定するための診断作業の情報を前後の接続情報を付加して、Tree状に構成した保守支援Tree情報を管理するステップと、
    保守対象の装置に不具合が発生した際に、前記保守対象装置に設置された各センサから取得されるデータが示す異常値に基づきサポートセンタに発報されるアラーム情報あるいはユーザからの通報に含まれるキーワードから、それらに対応する上記保守支援Treeを選択するステップと、
    前記保守支援Tree中において、過去の事例数、保守作業員が入力した経験値、診断作業・処置作業にかかるコスト情報、及び診断作業においてYesあるいはNoと判定した結果が正しい確率である判定確信度の情報を使い、作業コストあるいは作業時間の期待値が最小となる作業の開始点を最適作業として算出するステップと、
    表示端末モジュールに上記最適作業を提示して保守作業員の保守作業を支援して、上記保守対象装置の復旧が完了するまで、実行された保守作業の結果を反映して上記保守支援Tree情報を更新し、上記最適作業の算出を繰返すステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする保守支援プログラム。
  4. 製造装置や検査装置の保守作業に必要な部品交換や調整といった処置作業あるいはそれらの処置作業を特定するための診断作業の候補を提示して、保守作業を支援する保守支援プログラムであって、
    保守対象装置の各不具合現象に対して復旧のために必要な処置作業の候補およびそれらを特定するための診断作業の情報を前後の接続情報を付加して、Tree状に構成した保守支援Tree情報を管理するステップと、
    保守対象の装置に不具合が発生した際に、上記保守対象装置に設置された各センサから取得されるデータが示す異常値に基づきサポートセンタに発報されるアラーム情報あるいはユーザからの通報に含まれるキーワードから、それらに対応する上記保守支援Treeを選択するステップと、
    上記保守支援Tree中において、過去の事例数や保守作業員が入力した経験値や診断作業・処置作業にかかるコスト情報を使い、作業コストあるいは作業時間の期待値が最小となる作業の開始点を最適作業として算出するステップと、
    算出された上記最適作業を保守作業員が保守作業のはじめに実行すると仮定した場合の条件下で、作業コストあるいは作業時間の期待値を最小とするために、上記最適作業の後に続けて行うべき1つ以上の想定作業を算出するステップと、
    上記最適作業あるいは直前に算出した想定作業が最下層の処置作業の場合には、それらの各作業および1つ上の階層の診断作業を想定作業算出の候補から除外し、または最下層の処置作業では無い場合には、1つ下の階層の事例ポイントN ,N を比較して、事例ポイントの値が小さい側の基本構成ブロックの作業あるいは処置作業を想定作業算出の候補から除外する保守支援Tree情報の更新処理を行うステップと、
    表示端末モジュールに上記最適作業を提示して保守作業員の保守作業を支援して、上記保守対象装置の復旧が完了するまで、実行された保守作業の結果を反映して上記保守支援Tree情報を更新し、上記最適作業の算出を繰返すステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする保守支援プログラム。
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