JP5689865B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各種のデータを記憶領域に登録する機能を有する制御装置に関する。
従来、車両には、電子キーからIDコードを車両に無線送信してキー照合を実行する電子キーシステムが搭載されている。多くの車両は、メインユーザに使用される以外に、メインユーザの家族(サブユーザ)にも使用される。このため、この種の電子キーシステムでは、特許文献1に示されるように、メインキーに加え、サブユーザに配布するための複数のサブキーが車両に登録されている。この種のシステムでは、車両に設けられる登録装置が、各キーに固有のIDコードを車両の記憶装置に格納することにより、各電子キーが車両に登録される。
特開2012−193571号公報
ところで、特許文献1の登録装置は、登録できる最大数のデータが登録されている状態で新しいデータを登録する場合、古いデータを新しいデータに書き換える。このため、データの書き換えの最中に、例えば電源の瞬断など何らかの原因により書き換えが中断された場合、新しいデータの書き込みができていないばかりか古いデータも消去されてしまう。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、登録処理が中断された場合には、少なくとも登録処理の開始前の状態が保護される登録機能を有する制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、制御装置は、登録できる記憶対象データの個数が最大n個(nは、2以上の自然数)に設定された記憶部と、入力された記憶対象データを前記記憶部に登録する登録制御部と、前記記憶部に記憶されている記憶対象データを使用して制御対象を制御する対象制御部と、を備え、前記記憶部は、少なくともn+1個の前記記憶対象データを記憶する記憶対象データ記憶領域と、前記n+1個の記憶領域のそれぞれに記憶される前記記憶対象データが有効であるか無効であるかを示す管理データを記憶する管理データ記憶領域とを有するとともに、3つ以上の複数個設けられ、前記登録制御部は、入力された前記記憶対象データを前記管理データによって無効とされている前記記憶対象データ記憶領域に登録するとともに当該登録した記憶対象データ記憶領域が有効となるように前記管理データを登録する一方で、前記記憶対象データの登録に伴い前記管理データによって無効とされている前記記憶対象データ記憶領域がなくなる場合には当該登録した記憶対象データ記憶領域以外の前記記憶対象データ記憶領域のうち少なくとも1つが無効となるように前記管理データを登録するものであって、且つ、前記登録制御部は、前記記憶対象データが入力された場合に、まず入力された前記記憶対象データを複数個の前記記憶部に順番に登録した後、前記管理データを複数個の前記記憶部に順番に登録するものであって、前記対象制御部は、複数個の前記記憶部のそれぞれに記憶されている前記管理データ同士を比較し、一致する数の多い前記管理データが含まれる前記記憶部に記憶されている前記記憶対象データをそのまま使用して、前記制御対象を制御することを要旨とする。
この構成によれば、記憶対象データが入力されるとき、記憶部は管理データによって少なくとも1つ以上の無効とされた記憶対象データ記憶領域を有している。登録制御部は、入力された記憶対象データを管理データによって無効とされている記憶対象データ記憶領域に登録する。このため、何らかの要因によって記憶対象データの登録処理が中断されても、登録処理前に管理データによって有効とされている記憶対象データ記憶領域に記憶されている記憶対象データは保護される。これにより、記憶対象データの登録処理が中断されても、少なくとも登録処理の開始前の状態が保護される。
また、この構成によれば、何らかの要因によって管理データの登録処理が中断されても、複数ある管理データ記憶領域のうち少なくとも一つには、新たに登録した新しい管理データ又は登録処理前の古い管理データが記憶されている。これにより、記憶対象データの登録処理が中断されても、登録処理の開始前の古いデータ、又は登録処理を行った新しいデータが保護される。
さらに、この構成によれば、対象制御部は、登録制御部における登録処理が中断されても、登録のすすみ具合によって、登録制御部が記憶部への登録を始める前の状態、又は登録が完了した場合の状態で制御対象を制御することができる。すなわち、登録制御部における登録処理の中断によって対象制御部が、制御対象を制御できなくなることが抑制される。
上記構成において、前記登録制御部は、管理データが入力された場合には、前記記憶部の管理データのみを登録する機能を備えることが好ましい。
この構成によれば、管理データのみを登録することができるので、例えば一度に全ての記憶対象データ記憶領域を有効から無効となるように登録することができる。これにより、複数の記憶対象データ記憶領域を有効から無効とする必要があるときでも、管理データの登録にかかる作業が一度で済むので使い勝手がよい。また、この構成によれば、例えばある記憶対象データ記憶領域が無効から有効となるように管理データを登録することもできる。これにより、無効とされている記憶対象データ記憶領域に記憶されている記憶対象データを再度有効とすることができる。この場合、以前登録していた記憶対象データを、新たな記憶対象データとして登録する必要がない。すなわち、記憶対象データの登録のし直しが必要ない分、使い勝手がよい。
上記構成において、入力された記憶対象データを記憶対象データ記憶領域に登録したとき当該登録した記憶対象データ記憶領域が有効となり、さらに当該登録した記憶対象データ記憶領域以外の記憶対象データ記憶領域が無効となるように管理データを登録する機能を備えることが好ましい。
この構成によれば、新たに記憶対象データを登録した記憶対象データ記憶領域以外の記憶対象データ記憶領域は全て無効となる。このため、新たな記憶対象データ以外の記憶対象データが不要となる場合に、管理データのみを登録する作業が必要ないので、使い勝手がよい。
上記構成において、前記登録制御部は、管理データが入力された場合には、当該管理データを複数の記憶部に順番に登録することが好ましい。
この構成によれば、管理データのみ書き換える場合であっても、少なくとも1つの記憶部には登録処理前の管理データが記憶されている。これにより、記憶対象データの登録処理が中断されても、登録処理の開始前の古いデータ、又は登録処理を行った新しいデータが保護される。
本発明の制御装置は、登録処理が中断されても、少なくとも登録処理の開始前の状態が保護される。
電子キーシステムの概略構成を示すブロック図。 メモリの概略構成を示すブロック図。 (a)(b)(c)は、第1の実施形態において、有効とされているIDコード記憶領域が最大数でない場合におけるIDコード追加モードとされている車載制御部の登録処理態様を示す模式図。 (a)(b)(c)は、第1の実施形態において、有効とされているIDコード記憶領域が最大数である場合におけるIDコード追加モードとされている車載制御部の登録処理態様を示す模式図。 (a)(b)(c)は、第1の実施形態において、IDコード書換モードとされている車載制御部の登録処理態様を示す模式図。 (a)(b)(c)は、第1の実施形態において、管理データ書換モードとされている車載制御部の登録処理態様を示す模式図。 (a)(b)は、第1の実施形態において、IDコードの登録処理中に電力の瞬断が発生した場合の車載制御部の登録処理態様を示す模式図。 (a)は第2の実施形態において、車載制御部11がIDコードの書き込みが終了した時点における第1のデータ領域の模式図、(b)は同じく第2のデータ領域の模式図、(c)は同じく第3のデータ領域の模式図。 (a)は第2の実施形態において、車載制御部11が第1のデータ領域への管理データの書き換えの最中に電力が発生した時点における第1のデータ領域の模式図、(b)は同じく第2のデータ領域の模式図、(c)は同じく第3のデータ領域の模式図。 (a)は第2の実施形態において、車載制御部11が第2のデータ領域への管理データの書き換えの最中に電力が発生した時点における第1のデータ領域の模式図、(b)は同じく第2のデータ領域の模式図、(c)は同じく第3のデータ領域の模式図。 (a)は第2の実施形態において、車載制御部11が第3のデータ領域への管理データの書き換えの最中に電力が発生した時点における第1のデータ領域の模式図、(b)は同じく第2のデータ領域の模式図、(c)は同じく第3のデータ領域の模式図。
以下、電子キーとの間で無線通信を行う車両に設けられる登録装置の第1の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
<車両の構成>
図1に示すように、車両10は、各種の車載機器を制御する車載制御部11と、その車載制御部11に電気的に接続されてLF(Low Frequency)帯の無線信号を送信するLF送信部12、並びにUHF(Ultra High Frequency)帯の無線信号を受信するUHF受信部13を備えている。
また、車両10は、車載制御部11に電気的に接続されたドアロック装置14及びドアハンドルセンサ15を備えている。ドアロック装置14は、ドアの施解錠を切り替える。ドアハンドルセンサ15は、ユーザの接触を検出した場合には、その旨示す接触信号を車載制御部11に出力する。また、車両10は、バッテリ19を備えている。車両10の各部は、バッテリ19から供給される電力を消費して駆動する。
図1に示すように、車載制御部11のメモリ11aは、電子キー20の照合に必要なデータを記憶する第1のデータ領域16を備えている。図2に示すように、第1のデータ領域16は、第1、第2、第3、第4、及び第5のIDコード記憶領域61,62,63,64,65と、管理データ記憶領域60と、を備えている。第1〜第5のIDコード記憶領域61〜65は、それぞれ電子キー20のIDコードを記憶する。IDコードは、「0」と「1」とが組み合わされた数十ビットの情報である。管理データ記憶領域60は、第1〜第5のIDコード記憶領域61〜65のそれぞれに記憶されているIDコードが有効か無効かを示す管理データを記憶する。管理データは、無効を示す「0」と有効を示す「1」との組み合わされた5ビットの情報である。このため、管理データ記憶領域60の記憶容量は、第1〜第5のIDコード記憶領域61〜65の記憶容量と比較して、小さく設定されている。なお、管理データは、左側のビットから順に、第1、第2、第3、第4、及び第5のIDコード記憶領域61,62,63,64,65に対応する。例えば、「11100」である管理データは、第1、第2、及び第3のIDコード記憶領域61,62,63に記憶されているIDコードが有効で、第4、及び第5のIDコード記憶領域64,65に記憶されているIDコードが無効であることを示す。なお、車載制御部11は、最大で4つのIDコードが有効となるように管理データをメモリ11a、正確には管理データ記憶領域60に記憶する。なお、車載制御部11が登録装置及び登録制御部に、第1のデータ領域16が記憶部に、それぞれ相当する。また、第1〜第5のIDコード記憶領域61〜65のそれぞれが記憶対象データ記憶領域に相当する。
車載制御部11は、通信モードと、IDコード追加モードと、IDコード書換モードと、管理データ書換モードとを有する。通信モードは、電子キー20との間で無線通信を行うモードである。IDコード追加モードは、メモリ11aに新たなIDコードを登録して、これを使用できるようにするモードである。IDコード書換モードは、メモリ11aに新たなIDコードを登録して、このIDコードのみを使用できるようにするモードである。管理データ書換モードは、管理データのみを書き換えてメモリ11aに記憶されているIDコードを使用可と使用不可との間で切り替えるモードである。
図1に示すように、車載制御部11は、外部ツール30と接続可能とされている。外部ツール30は、車載制御部11のモードを切り替えるためのモード切替信号と、管理データを書き換えるための書換信号と、を入力するものである。通常、車載制御部11は、通信モードとされている。車載制御部11は、外部ツール30からのモード切替信号によってIDコード追加モード、IDコード書換モード、及び管理データ書換モードのうちのいずれかのモードに切り替えられる。
車載制御部11は、通信モードとされているとき、LF送信部12及びUHF受信部13を通じて電子キー20との間の無線通信を行う。車載制御部11は、LF送信部12を通じてLF帯の無線信号である要求信号を送信する。車載制御部11は、要求信号に応答して電子キー20から送信されるUHF帯の無線信号である応答信号を受信すると、当該交信している電子キー20が自身に対応するものか否かを判断する。当該判断は、電子キー20からの無線信号に含まれるIDコードと、メモリ11aの管理データが有効とされているIDコードとの照合により行う。
車載制御部11は、電子キー20との間の無線通信を通じて、交信している電子キー20が自身に対応するものと判断される状態において、ドアハンドルセンサ15から出力される接触信号を検出した場合には、ドアロック装置14を作動させて、車両ドアをロックとアンロックとの間で切り替える。
また、車載制御部11は、受信した無線信号が自身に対応する電子キー20からのものと判断されるとともに、当該無線信号に車両ドアのロックを示す動作内容が含まれている場合には車両ドアをロックからアンロックに切り替える。一方、無線信号に車両ドアのアンロックを示す動作内容が含まれている場合には車両ドアをアンロックからロックに切り替える。
<電子キーの構成>
図1に示すように、電子キー20は、電子キー制御部21を備える。この電子キー制御部21には、LF帯の無線信号を受信するLF受信部22と、UHF帯の無線信号を送信するUHF送信部23とが電気的に接続されている。
LF受信部22は、車両10から送信されるLF帯の無線信号である要求信号を受信すると、この要求信号をパルス信号に復調し、この復調された信号を電子キー制御部21へ出力する。
電子キー制御部21は、不揮発性のメモリ21aを備え、同メモリ21aには電子キー20に固有のIDコードが記憶されている。電子キー制御部21は、LF受信部22により復調された要求信号を認識すると、メモリ21aに記憶されたIDコードを含む応答信号をUHF送信部23へ出力する。UHF送信部23は、応答信号を変調し、この変調した応答信号をUHF帯の無線信号として送信する。
また、電子キー20は、外部から操作可能とされたロックスイッチ24とアンロックスイッチ25とを備える。これらスイッチ24,25は、電子キー制御部21に電気的に接続されている。
電子キー制御部21は、ロックスイッチ24又はアンロックスイッチ25が操作されて、その旨示す電気信号が入力されると、メモリ21aに記憶されたIDコード、及び操作されたスイッチに関連付けられた車両ドアのロック又はアンロックを示す動作内容とを含むワイヤレス信号を生成し、この信号をUHF送信部23へ出力する。UHF送信部23は、ワイヤレス信号を変調するとともに、この変調したワイヤレス信号をUHF帯の無線信号として送信する。
また、電子キー制御部21は、ロックスイッチ24とアンロックスイッチ25とが同時に操作されて、2つの電気信号が入力されると、メモリ21aに記憶されたIDコードだけを含むワイヤレス信号を生成し、この信号をUHF送信部23へ出力する。UHF送信部23は、ワイヤレス信号を変調するとともに、この変調したワイヤレス信号をUHF帯の無線信号として送信する。
<車載制御部の登録処理>
次に、車載制御部11が行う各種の登録処理について説明する。
<IDコード追加モード>
まず、IDコード追加モードとされたときの車載制御部11の登録処理について説明する。説明の前提として、図3(a)に示すように、第1のIDコード記憶領域61にはIDコード「ID1」が記憶され、第2〜第5のIDコード記憶領域62〜65にはIDコードが記憶されていないものとする。なお、各IDコード記憶領域にIDコードが記憶されていないことを「−」で図示する。また、管理データ記憶領域60には管理データ「10000」が記憶されているものとする。
図3(b)に示すように、車載制御部11は、追加登録する電子キー20からIDコード「ID2」を含む無線信号を受信すると、当該IDコード「ID2」を第2のIDコード記憶領域62に書き込む。そして、図3(c)に示すように、管理データ記憶領域60に記憶されている管理データを「10000」から「11000」に書き換える。以上により、追加モードとされた場合における車載制御部11の登録処理が完了する。この登録処理の完了以降、ユーザは、IDコード「ID1」を有する電子キー20、及びIDコード「ID2」を有する電子キー20を使用して車両ドアをロックとアンロックとの間で切り替えることができる。
次に、メモリ11aに記憶できる最大数(ここでは4つ)のIDコードが記憶されている場合に追加モードとされたときの車載制御部11の登録処理について説明する。なお、説明の前提として、図4(a)に示すように、第1のIDコード記憶領域61にはIDコード「ID1」が、第2のIDコード記憶領域62にはIDコード「ID2」が、第3のIDコード記憶領域63にはIDコード「ID3」が、第4のIDコード記憶領域61にはIDコード「ID4」が、それぞれ記憶されているものとする。また、第5のIDコード記憶領域65にはIDコードが記憶されていないものとする。管理データ記憶領域60には管理データ「11110」が記憶されているものとする。
図4(b)に示すように、車載制御部11は、追加登録する電子キー20からIDコード「ID5」を含む無線信号を受信すると、当該IDコード「ID5」を空けてある第5のIDコード記憶領域65に書き込む。そして、図4(c)に示すように、管理データ記憶領域60に記憶されている管理データを「11110」から「01111」に書き換える。以上により、追加モードとされた場合における車載制御部11の登録処理が完了する。この登録処理の完了以降、ユーザは、IDコード「ID2」,「ID3」,「ID4」,「ID5」のいずれかを有する電子キー20を使用して車両ドアをロックとアンロックとの間で切り替えることができる。
このように、メモリ11aに記憶できる最大数(ここでは4つ)のIDコードが記憶されている場合には、車載制御部11は、メモリ11aに記憶されているIDコードのうち、最も古いIDコードを有効から無効に切り替える。本例では、第1〜第5のIDコード記憶領域61〜65の順にIDコードが書き込まれるので、前述した前提条件では第1のIDコード記憶領域61のデータが最も古い。これにより、第1〜第5のIDコード記憶領域61〜65のうち少なくとも1つの記憶領域は、無効とされている。
<IDコード書換モード>
次に、IDコード書換モードとされたときの車載制御部11の登録処理について説明する。なお、説明の前提として、図5(a)に示すように、第1のIDコード記憶領域61にはIDコード「ID1」が、第2のIDコード記憶領域62にはIDコード「ID2」が、第3のIDコード記憶領域63にはIDコード「ID3」が、それぞれ記憶されているものとする。第4及び第5のIDコード記憶領域64,65にはIDコードが記憶されていないものとする。また、管理データ記憶領域60には管理データ「11100」が記憶されているものとする。
図5(b)に示すように、車載制御部11は、新たな電子キー20からIDコード「ID4」を含む無線信号を受信すると、当該IDコード「ID4」を第4のIDコード記憶領域64に書き込む。そして、図5(c)に示すように、管理データ記憶領域60に記憶されている管理データを「11100」から「00010」に書き換える。以上により、書換モードとされた場合における車載制御部11の登録処理が完了する。この登録処理の完了以降、ユーザは、IDコード「ID4」を有する電子キー20を使用して車両ドアをロックとアンロックとの間で切り替えることができる。
<管理データ書換モード>
次に、管理データ書換モードとされたときの車載制御部11の登録処理について説明する。なお、説明の前提として、図5(a)に示すように、第1のIDコード記憶領域61にはIDコード「ID1」が、第2のIDコード記憶領域62にはIDコード「ID2」が、第3のIDコード記憶領域63にはIDコード「ID3」が、第4のIDコード記憶領域61にはIDコード「ID4」が、それぞれ記憶されているものとする。第5のIDコード記憶領域65にはIDコードが記憶されていないものとする。また、管理データ記憶領域60には管理データ「11110」が記憶されているものとする。
車載制御部11は、例えば管理データ「00000」が入力されると、図6(b)に示すように、管理データ記憶領域60に記憶されている管理データを「11110」から「00000」に書き換える。以上により、管理データ書換モードとされた場合における車載制御部11の登録処理が完了する。この登録処理の完了以降、ユーザは、IDコード「ID1」,「ID2」,「ID3」,「ID4」のいずれを有する電子キー20を使用しても車両ドアをロックとアンロックとの間で切り替えることができない。
また、車載制御部11は、外部ツール30から例えば管理データ「00100」が入力されると、図6(c)に示すように、管理データ記憶領域60に記憶されている管理データを「11110」から「00100」に書き換える。以上により、管理データ書換モードとされた場合における車載制御部11の登録処理が完了する。この登録処理の完了以降、ユーザは、IDコード「ID3」を有する電子キー20を使用して車両ドアをロックとアンロックとの間で切り替えることができる。
<IDコード書き込み中における電源瞬断発生時の処理>
次に、IDコード追加モード又はIDコード書換モードとされている車載制御部11が、IDコード記憶領域にIDコードを書き込んでいる最中にバッテリ19から供給される電力の瞬断が発生した場合について説明する。なお、説明の前提として、図7(a)に示すように、第1のIDコード記憶領域61にはIDコード「ID1」が、第2のIDコード記憶領域62にはIDコード「ID2」が、第3のIDコード記憶領域63にはIDコード「ID3」が、それぞれ記憶されているものとする。第4及び第5のIDコード記憶領域64,65にはIDコードが記憶されていないものとする。また、管理データ記憶領域60には管理データ「11100」が記憶されているものとする。
図7(b)に示すように、車載制御部11は、新たな電子キー20からIDコード「ID4」を含む無線信号を受信すると、当該IDコード「ID4」を第4のIDコード記憶領域64に書き込む。この書き込みの最中に、電力の瞬断が発生すると、第4のIDコード記憶領域64へのIDコード「ID4」の書き込みが中断される。従って、第4のIDコード記憶領域64には、正確なIDコード「ID4」が書き込まれず、不正確なIDコード「IDX」が書き込まれて、車載制御部11の登録処理が終了する。管理データの交信も行われないので、管理データ記憶領域70に記憶されている管理データは、「11100」のままである。また、IDコード「ID1」,「ID2」,「ID3」は、それぞれ第1〜第3のIDコード記憶領域61〜63に残ったままである。このため、この登録処理の中断以降、ユーザは、IDコード「ID1」,「ID2」,「ID3」のいずれかを有する電子キー20を使用して車両ドアをロックとアンロックとの間で切り替えることができる。すなわち、登録処理の前の状態が保護される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)車載制御部11のメモリ11aには、登録可能であるキー本数(ここでは4本)より1だけ多い第1〜第5のIDコード記憶領域61〜65と、第1〜第5のIDコード記憶領域61〜65のそれぞれに記憶されているIDコードが有効か無効かを示す管理データを記憶する管理データ記憶領域60とを設けた。そして、受信したIDコードを無効とされている記憶領域に登録するとともに当該登録した記憶領域を有効となるように管理データ記憶領域60の管理データを書き換えるようにした。また、IDコードの登録に伴い無効とされている記憶領域がなくなる場合には最古のIDコードを記憶する記憶領域が無効となるように管理データ記憶領域60の管理データを書き換えるようにした。すなわち、常に1つのIDコード記憶領域が空き領域となるようにした。これにより、何らかの要因によってIDコードの書き込みの最中に車載制御部11への電力の瞬断が発生しても、登録処理前に有効とされている記憶領域に記憶されていたIDコードは、メモリ11aに記憶された状態に維持されている。このため、電力の瞬断が管理データの書き換えの前であれば、少なくとも登録処理の開始前の状態が保護される。
(2)車載制御部11の動作モードの1つとしてIDコード書換モードを設けた。車載制御部11は、IDコード書換モード時には、新たなIDコードを、無効とされているIDコード記憶領域に登録するとともに当該登録したIDコード記憶領域を有効とし、当該有効としたIDコード記憶領域以外のIDコード記憶領域が無効となるように管理データ記憶領域60の管理データを自動で書き換える。これにより、不要となるIDコードが記憶されているIDコード記憶領域を有効から無効に書き換える手間が省けるので使い勝手がよい。
(3)車載制御部11に、外部ツール30の操作に基づき管理データ記憶領域60に記憶されている管理データのみを書き換える機能を設けた。すなわち、管理データをどの状態からでも「00000」に書き換えることができる。これにより、複数の記憶領域を一度に有効から無効に書き換えることができるので使い勝手がよい。
[第2の実施形態]
以下、登録装置の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態と上記第1の実施形態との主たる相違点は、データ領域(第1の実施形態では第1のデータ領域16に相当する)を複数設けたことである。このため、説明の便宜上、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付すこととして、その説明を省略する。
<車両の構成>
図1に示すように、車載制御部11のメモリ11aは、第1のデータ領域16に加えて、第2、及び第3のデータ領域17,18を備えている。図2に示すように、第2のデータ領域17は、第1、第2、第3、第4、及び第5のIDコード記憶領域71,72,73,74,75と、管理データ記憶領域70と、を備えている。第3のデータ領域18は、第1、第2、第3、第4、及び第5のIDコード記憶領域81,82,83,84,85と、管理データ記憶領域80と、を備えている。第2のデータ領域17の第1〜第5のIDコード記憶領域71〜75、及び第3のデータ領域18の第1〜第5のIDコード記憶領域81〜85は、それぞれ第1のデータ領域16の第1〜第5のIDコード記憶領域61〜65のそれぞれに記憶されているIDコードと同じIDコードを記憶する。第2のデータ領域17の管理データ記憶領域70、及び第3のデータ領域18の管理データ記憶領域80は、第1の管理データ記憶領域60に記憶されている管理データと同じ管理データを記憶する。
<IDコード追加モード・IDコード書換モード>
次に、IDコード追加モード、又はIDコード書換モードとされている車載制御部11の登録処理について説明する。
車載制御部11は、追加する、あるいは書き換える新たなIDコードが入力されると、第1〜第3のデータ領域16〜18にIDコードを順番に書き込んだ後、第1〜第3のデータ領域16〜18に管理データを順番に書き換える。このとき、IDコードが書き込まれるIDコード記憶領域は、第1〜第3のデータ領域16〜18で対応する。すなわち、車載制御部11は、新たに入力されたIDコードを第1のデータ領域16の第2のIDコード記憶領域62に書き込む場合には、当該IDコードを第2及び第3のデータ領域17,18の第2のIDコード記憶領域72,82にそれぞれ書き込む。その後、車載制御部11は、第1、第2、及び第3の第1のデータ領域16,17,18にこの順番で管理データを書き換える。こうして、車載制御部11の一連の登録処理が完了する。
<管理データ書換モード>
管理データ書換モードとされている車載制御部11は、新たな管理データが入力されると、前述したIDコード追加モード・IDコード書換モードにおける管理データの書き換えと同様に、第1、第2、第3の第1のデータ領域16,17,18の順番で管理データを書き換える。こうして、車載制御部11の一連の登録処理が完了する。
<管理データの書き込み中における電源瞬断発生時の処理>
次に、車載制御部11が管理データ記憶領域に管理データを書き込んでいる最中にバッテリ19から供給される電力の瞬断が発生した場合について説明する。なお、説明の前提として、車載制御部11はIDコード追加モードとされているものとし、車載制御部11が入力されたIDコード「ID3」をメモリ11aへの書き込みを終了した時点で、メモリ11aは、次の状態であるものとする。すなわち、図8(a)、図8(b)、及び図8(c)に示すように、第1のIDコード記憶領域61,71,81にはIDコード「ID1」が、第2のIDコード記憶領域62,72,82にはIDコード「ID2」が、第3のIDコード記憶領域63,73,83にはIDコード「ID3」が、それぞれ記憶されているものとする。また、第4、及び第5のIDコード記憶領域64,65,74,75,84,85にはIDコードが記憶されていないものとする。さらに、管理データ記憶領域60,70,80には管理データ「11000」が記憶されているものとする。まず、管理データ記憶領域60への書き込みの最中に、電力の瞬断が発生した場合について説明する。
車載制御部11は、図8(a)〜図8(c)に示すように、IDコード「ID3」の第3のIDコード記憶領域63,73,83への書き込みが終了すると、図9(a)に示すように、管理データ記憶領域60に記憶されている管理データを「11000」から「11100」に書き換える。この書き込みの最中に、電力の瞬断が発生すると、管理データ記憶領域60への管理データ「11100」の書き込みが中断される。従って、管理データ記憶領域60には、正確な管理データ「11100」が書き込まれず、不正確な管理データ「XXXXX」が書き込まれて、車載制御部11の登録処理が完了する。従って、図9(b)、及び図9(c)に示すように、管理データ記憶領域70,80に記憶されている管理データは、「11000」のままであって、登録処理の前と比較して変化がない。この場合、車載制御部11は、記憶している3つの管理データのうち一致している2つの管理データ「11000」を正しいデータとして電子キー20との通信に採用する。このため、この登録処理の完了以降、ユーザは、IDコード「ID1」、又はIDコード「ID2」を有する電子キー20を使用して車両ドアをロックとアンロックとの間で切り替えることができる。すなわち、登録処理の前の状態が保護される。
次に、管理データ記憶領域70への書き込みの最中に、電力の瞬断が発生した場合について説明する。
車載制御部11は、図8(a)〜図8(c)に示すように、IDコード「ID3」の第3のIDコード記憶領域63,73,83への書き込みが終了すると、図10(a)に示すように、管理データ記憶領域60に記憶されている管理データを「11000」から「11100」に書き換える。次に、車載制御部11は、図10(b)に示すように、管理データ記憶領域70に記憶されている管理データを「11000」から「11100」に書き換える。この管理データ記憶領域70への書き込みの最中に、電力の瞬断が発生すると、当該管理データ記憶領域70への管理データ「11100」の書き込みが中断される。従って、管理データ記憶領域70には、正確な管理データ「11100」が書き込まれず、不正確な管理データ「XXXXX」が書き込まれて、車載制御部11の登録処理が完了する。従って、管理データ記憶領域60には図10(a)に示すように新しい管理データ「11100」が、管理データ記憶領域70には図10(b)に示すように不正確な管理データ「XXXXX」が、管理データ記憶領域80には図10(c)に示すように登録処理を行う前の管理データ「11000」が、それぞれ記憶されている。この場合、車載制御部11は、登録処理を行う前の管理データ「11000」を正しいデータとして電子キー20との通信に採用する。このため、この登録処理の完了以降、ユーザは、IDコード「ID1」、又はIDコード「ID2」を有する電子キー20を使用して車両ドアをロックとアンロックとの間で切り替えることができる。すなわち、登録処理の前の状態が保護される。
次に、管理データ記憶領域80への書き込みの最中に、電力の瞬断が発生した場合について説明する。
車載制御部11は、図8(a)〜図8(c)に示すように、IDコード「ID3」の第3のIDコード記憶領域63,73,83への書き込みが終了すると、図11(a)、及び図11()に示すように、管理データ記憶領域60,70に記憶されている管理データを「11000」から「11100」にそれぞれ書き換える。次に、車載制御部11は、図11(b)に示すように、管理データ記憶領域80に記憶されている管理データを「11000」から「11100」に書き換える。この管理データ記憶領域80への書き込みの最中に、電力の瞬断が発生すると、当該管理データ記憶領域80への管理データ「11100」の書き込みが中断される。従って、管理データ記憶領域80には、正確な管理データ「11100」が書き込まれず、不正確な管理データ「XXXXX」が書き込まれて、車載制御部11の登録処理が完了する。この場合、車載制御部11は、記憶している3つの管理データのうち一致している2つの管理データ「11100」を正しいデータとして電子キー20との通信に採用する。このため、この登録処理の完了以降、ユーザは、IDコード「ID1」,「ID2」,「ID3」のうちいずれかを有する電子キー20を使用して車両ドアをロックとアンロックとの間で切り替えることができる。
なお、本実施形態では、車載制御部11がIDコード追加モードであるものとして説明したが、車載制御部11が管理データを書き換える手順は、当該車載制御部11がIDコード書換モードであっても、管理データ書換モードであっても同様である。従って、車載制御部11に、IDコード、及び管理データを記憶する3つの第1のデータ領域16,17,18を設けたことにより、何らかの要因によって管理データの書き込みの最中に車載制御部11への電力の瞬断が発生しても、登録処理の開始前の旧データ、又は登録処理を行った新データが保護される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(4)車載制御部11のメモリ11aに3つの第1のデータ領域16,17,18を設けた。これら3つの第1のデータ領域16〜18は、同じ構成とした。すなわち、第1のデータ領域16〜18は、それぞれ、第1〜第5のIDコード記憶領域と管理データ記憶領域とを備える。そして、車載制御部11は、記憶対象データが入力された場合には、入力された記憶対象データを第1のデータ領域16〜18に順番に登録した後、管理データを第1のデータ領域16〜18に順番に登録するようにした。これにより、何らかの要因によって管理データの書き込みの最中に車載制御部11への電力の瞬断が発生しても、少なくとも登録処理の開始前の旧データ、又は登録処理を行った新データが保護される。
(5)車載制御部11は、管理データのみが入力された場合に、当該管理データを第1のデータ領域16〜18に順番に登録するようにした。これにより、何らかの要因によって管理データの書き込みの最中に車載制御部11への電力の瞬断が発生しても、登録処理の開始前の旧データ、又は登録処理を行った新データが保護される。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第2の実施形態において、車載制御部11は3つのデータ領域16,17,18を備えていたが、この数は任意に変更可能である。データ領域を複数設ければ、上記第2の実施形態の(4)の効果を得ることができる。
・上記第1及び第2の実施形態において、IDコード書換モード、及び管理データ書換モードは、省略してもよい。すなわち、車載制御部11は、少なくともIDコード追加モードを備えていればよい。このように構成した場合でも、上記第1の実施形態における(1)の効果、及び上記第2の実施形態における(4)の効果を得ることができる。
・上記第1及び第2の実施形態では、IDコードを数十ビットの情報、管理データを5ビットの情報として説明したが、このビット数は一例であって適宜変更可能である。なお、管理データは、車載制御部11が電子キー20との間の無線通信の照合に使用するデータではないので、無線通信の照合に使用するIDコードを記憶するための記憶領域をメモリ11aに確保する観点から、IDコードよりもデータ容量が小さいことが望ましい。
・上記第1及び第2の実施形態において、管理データは、5ビットで1つのデータとされていたが、例えば1ビットずつの5つのデータであってもよい。そして、管理データを書き換えるときには、書き換えの必要があるデータだけ書き換えるようにしてもよい。このように構成した場合でも、上記第1及び第2の実施形態に示す効果を得ることができる。
・上記第1及び第2の実施形態では、車載制御部11は、電子キー20から無線送信されたIDコードをメモリ11aに登録したが、外部ツール30から直接入力されたIDコードをメモリ11aに登録するようにしてもよい。
・上記第1及び第2の実施形態では、車載制御部11は、外部ツール30から入力される切替信号によりモードの切り替えを行ったが、モードの切り替えはこの方法に限るものではない。例えば、車載制御部11に電気的に接続されたスイッチによってモードを切り替えるようにしてもよい。また、電子キー20から送信される無線信号をトリガとしてモードを切り替えるようにしてもよい。このように構成した場合でも、上記第1及び第2の実施形態に示す効果を得ることができる。
・上記第1及び第2の実施形態において、各データ領域16,17,18は、それぞれ5つのIDコード記憶領域を備えていたが、この数は任意に変更可能である。キーの登録可能本数より、少なくとも1多ければよい。なお、管理データは、IDコード記憶領域の数に対応するように変更する必要がある。
・上記第1及び第2の実施形態では、IDコードを記憶対象データとして説明したが、記憶対象データはIDコードに限らない。
・上記第1及び第2の実施形態において、IDコード及び管理データを記憶するメモリ11aは、車載制御部11に設けられたが、当該車載制御部11とは別に設けてもよい。このように構成した場合でも、上記第1及び第2の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
10…車両、11…車載制御部、11a,21a…メモリ、12…LF送信部、13…UHF受信部、14…ドアロック装置、15…ドアハンドルセンサ、16,17,18…データ領域、19…バッテリ、20…電子キー、21…電子キー制御部、22…LF受信部、23…UHF送信部、24…ロックスイッチ、25…アンロックスイッチ、30…外部ツール、60,70,80…管理データ記憶領域、61〜65,71〜75,81〜85…IDコード記憶領域。

Claims (4)

  1. 登録できる記憶対象データの個数が最大n個(nは、2以上の自然数)に設定された記憶部と、入力された記憶対象データを前記記憶部に登録する登録制御部と、前記記憶部に記憶されている記憶対象データを使用して制御対象を制御する対象制御部と、を備える制御装置において、
    前記記憶部は、少なくともn+1個の前記記憶対象データを記憶する記憶対象データ記憶領域と、前記n+1個の記憶領域のそれぞれに記憶される前記記憶対象データが有効であるか無効であるかを示す管理データを記憶する管理データ記憶領域とを有するとともに、3つ以上の複数個設けられ
    前記登録制御部は、入力された前記記憶対象データを前記管理データによって無効とされている前記記憶対象データ記憶領域に登録するとともに当該登録した記憶対象データ記憶領域が有効となるように前記管理データを登録する一方で、前記記憶対象データの登録に伴い前記管理データによって無効とされている前記記憶対象データ記憶領域がなくなる場合には当該登録した記憶対象データ記憶領域以外の前記記憶対象データ記憶領域のうち少なくとも1つが無効となるように前記管理データを登録するものであって、且つ、前記登録制御部は、前記記憶対象データが入力された場合に、まず入力された前記記憶対象データを複数個の前記記憶部に順番に登録した後、前記管理データを複数個の前記記憶部に順番に登録するものであって、
    前記対象制御部は、複数個の前記記憶部のそれぞれに記憶されている前記管理データ同士を比較し、一致する数の多い前記管理データが含まれる前記記憶部に記憶されている前記記憶対象データをそのまま使用して、前記制御対象を制御する制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置において、
    前記登録制御部は、管理データが入力された場合には、前記記憶部の管理データのみを登録する機能を備える制御装置
  3. 請求項1又は2に記載の制御装置において、
    前記登録制御部は、入力された記憶対象データを記憶対象データ記憶領域に登録したとき当該登録した記憶対象データ記憶領域が有効となり、さらに当該登録した記憶対象データ記憶領域以外の記憶対象データ記憶領域が無効となるように管理データを登録する機能を備える制御装置
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の制御装置において、
    前記登録制御部は、管理データが入力された場合には、当該管理データを複数の記憶部に順番に登録する制御装置
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