JP5687677B2 - コンテンツ送信端末、サービス提供装置、通信システム、通信方法、及びプログラム - Google Patents

コンテンツ送信端末、サービス提供装置、通信システム、通信方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツに応じたサービスを提供するサービス提供装置をネットワーク上で検出する技術に関する。
昨今、ネットワーク機能を具備し、ネットワーク上で共有が可能な映像や音声を再生する装置が普及し始めている。映像や音声のデータはデータ量が多く、これらのデータを通信する場合、帯域を占有することが多いため、アクセスポイントを介してこれらのデータの通信を行うと、アクセスポイントに接続している他の装置が行う通信に対して、通信速度を低下させる等の影響を与えてしまう。このため、これらのデータの通信を行う装置のみでネットワークを構成し装置間でダイレクトに通信することが理想である。
上記の事情から、特定の通信相手との間で無線LANの設定を行い、映像や音声を共有する方法が考えられている。例えば、Wi-Fi Direct(Wi-Fi Peer-to-Peer(P2P))規格は、特定の機器同士で無線LANネットワークを構成する方法として知られている。
家庭内において、テレビやオーディオ機器などの装置は特定の場所に固定されており、Wi-Fi Directの手順によれば、利用目的に応じた装置と接続するために、ユーザ自身がその装置の設置場所で一連の操作を行う必要がある。このため、Wi-Fi Directでは、利用目的に応じた通信相手の存在を確実に検出することや簡単なネットワーク接続が実現できているとは言えない。
Wi-Fiなど指向性を持たない無線通信方式を用いて通信したい相手を特定し通信する方法として特許文献1に記載の方法がある。この方法では、他の端末を検索する端末が自身の通信インターフェイスの送信出力を調整しながら他の端末を検索し、通信相手を決定している。
特開2012-129916号公報
しかしながら、他の端末を検索する端末が自身の通信インターフェイスの送信出力を少しずつ上げながら検索を行う場合、自身が検出したい対象が本当に存在しているのか否かが分からないまま検索を行うことになり、通信インターフェイスの出力を最大にするまで通信相手が見つからない場合も考えられる。このため、実際には通信相手が存在しない場合でも検索を続けてしまうことで、電力を無駄に消費する等の弊害が考えられる。
また、前述したように、アクセスポイントが接続しているネットワークを介して映像や音声のデータの通信を行うと、アクセスポイントに接続している他の装置が行う通信に影響を与えてしまう。このため、アクセスポイントが接続しているネットワークを介さずに、特定の機器同士でダイレクトに通信を行うことが望ましい。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであって、通信相手をより確実に検出し、かつ、他の装置が特定のネットワークに接続して行う通信への影響を抑えることを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行い、無線送信の出力レベルを制御することが可能であって、コンテンツに応じたサービスを提供するサービス提供装置と前記第1の通信を行う第1の通信部と、前記サービス提供装置と前記第2の通信を行う第2の通信部と、サービスを選択する選択部と、前記サービス提供装置における無線送信の出力レベルを決定する出力レベル決定部と、前記サービス提供装置に対して前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、前記サービス提供装置が前記応答要求メッセージに対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを前記出力レベル決定部によって決定された出力レベルに設定させる指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信する応答制御部と、前記選択部で選択された前記サービスと、前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記サービス提供装置から受信された前記応答メッセージとに基づいて、コンテンツの無線通信を行う通信相手の前記サービス提供装置を決定する装置決定部と、を有し、前記応答制御部が、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信した後、前記選択部で選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記応答メッセージが受信された第1の場合、前記装置決定部は、当該応答メッセージを送信した前記サービス提供装置を前記通信相手と決定し、前記第2の通信部は前記通信相手の前記サービス提供装置にコンテンツを無線送信し、前記第1の場合以外であって、前記選択部で選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部のみで前記応答メッセージが受信された第2の場合、前記出力レベル決定部は、前回の前記応答要求メッセージの送信前に決定された前記出力レベルよりも高い前記出力レベルを決定し、前記応答制御部は、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信し、前記第1の場合、前記第2の場合以外であって、前記選択部で選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部で前記応答メッセージが受信されなかった第3の場合、前記第2の通信部はコンテンツを無線送信しないコンテンツ送信端末である。
また、本発明は、アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行い、コンテンツを無線送信するコンテンツ送信端末と前記第1の通信を行う第1の通信部と、前記コンテンツ送信端末と前記第2の通信を行う第2の通信部と、前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、前記応答要求メッセージに対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを設定させる指示情報とが前記第1の通信部で前記コンテンツ送信端末から受信された場合、前記第2の通信部の出力レベルを前記指示情報に基づく出力レベルに設定し、前記第1の通信部及び前記第2の通信部から前記応答メッセージを前記コンテンツ送信端末に送信する応答部と、前記応答メッセージが送信された後、前記コンテンツ送信端末から送信され、前記第2の通信部で無線受信されたコンテンツに応じたサービスを提供するサービス提供部と、を有するサービス提供装置である。
また、本発明は、アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行うコンテンツ送信端末及びサービス提供装置を有する通信システムであって、前記コンテンツ送信端末は、前記サービス提供装置と前記第1の通信を行う第1の通信部と、前記サービス提供装置と前記第2の通信を行う第2の通信部と、サービスを選択する選択部と、前記サービス提供装置における無線送信の出力レベルを決定する出力レベル決定部と、前記サービス提供装置に対して前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、前記サービス提供装置が前記応答要求メッセージに対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを前記出力レベル決定部によって決定された出力レベルに設定させる指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信する応答制御部と、前記選択部で選択された前記サービスと、前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記サービス提供装置から受信された前記応答メッセージとに基づいて、コンテンツの無線通信を行う通信相手の前記サービス提供装置を決定する装置決定部と、を有し、前記応答制御部が、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信した後、前記選択部で選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記応答メッセージが受信された第1の場合、前記装置決定部は、当該応答メッセージを送信した前記サービス提供装置を前記通信相手と決定し、前記第2の通信部は前記通信相手の前記サービス提供装置にコンテンツを無線送信し、前記第1の場合以外であって、前記選択部で選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部のみで前記応答メッセージが受信された第2の場合、前記出力レベル決定部は、前回の前記応答要求メッセージの送信前に決定された前記出力レベルよりも高い前記出力レベルを決定し、前記応答制御部は、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信し、前記第1の場合、前記第2の場合以外であって、前記選択部で選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部で前記応答メッセージが受信されなかった第3の場合、前記第2の通信部はコンテンツを無線送信せず、前記サービス提供装置は、前記コンテンツ送信端末と前記第1の通信を行う第3の通信部と、前記コンテンツ送信端末と前記第2の通信を行う第4の通信部と、前記応答要求メッセージ及び前記指示情報が前記第3の通信部で前記コンテンツ送信端末から受信された場合、前記第4の通信部の出力レベルを前記指示情報に基づく出力レベルに設定し、前記第3の通信部及び前記第4の通信部から前記応答メッセージを前記コンテンツ送信端末に送信する応答部と、前記応答メッセージが送信された後、前記コンテンツ送信端末から送信され、前記第4の通信部で無線受信されたコンテンツに応じたサービスを提供するサービス提供部と、を有する通信システムである。
また、本発明は、アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行い、無線送信の出力レベルを制御することが可能であって、コンテンツに応じたサービスを提供するサービス提供装置と前記第1の通信を行う第1の通信部と、前記サービス提供装置と前記第2の通信を行う第2の通信部と、を有するコンテンツ送信端末が、前記サービスを選択するステップと、前記サービス提供装置における無線送信の出力レベルを決定するステップと、前記サービス提供装置に対して前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、前記サービス提供装置が前記応答要求メッセージに対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを決定された出力レベルに設定させる指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信するステップと、選択された前記サービスと、前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記サービス提供装置から受信された前記応答メッセージとに基づいて、コンテンツの無線通信を行う通信相手の前記サービス提供装置を決定するステップと、を有し、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とが前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信された後、選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記応答メッセージが受信された第1の場合、当該応答メッセージを送信した前記サービス提供装置を前記通信相手と決定し、前記第2の通信部から前記通信相手の前記サービス提供装置にコンテンツを無線送信し、前記第1の場合以外であって、選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部のみで前記応答メッセージが受信された第2の場合、前回の前記応答要求メッセージの送信前に決定された前記出力レベルよりも高い前記出力レベルを決定し、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信し、前記第1の場合、前記第2の場合以外であって、選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部で前記応答メッセージが受信されなかった第3の場合、前記第2の通信部からコンテンツを無線送信しない通信方法である。
また、本発明は、アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行い、コンテンツを無線送信するコンテンツ送信端末と前記第1の通信を行う第1の通信部と、前記コンテンツ送信端末と前記第2の通信を行う第2の通信部と、を有するサービス提供装置が、前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、前記応答要求メッセージに対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを設定させる指示情報とが前記第1の通信部で前記コンテンツ送信端末から受信された場合、前記第2の通信部の出力レベルを前記指示情報に基づく出力レベルに設定し、前記第1の通信部及び前記第2の通信部から前記応答メッセージを前記コンテンツ送信端末に送信するステップと、前記応答メッセージが送信された後、前記コンテンツ送信端末から送信され、前記第2の通信部で無線受信されたコンテンツに応じたサービスを提供するステップと、を有する通信方法である。
また、本発明は、アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行い、無線送信の出力レベルを制御することが可能であって、コンテンツに応じたサービスを提供するサービス提供装置と前記第1の通信を行う第1の通信部と、前記サービス提供装置と前記第2の通信を行う第2の通信部と、を有するコンテンツ送信端末のコンピュータに、前記サービスを選択するステップと、前記サービス提供装置における無線送信の出力レベルを決定するステップと、前記サービス提供装置に対して前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、前記サービス提供装置が前記応答要求メッセージに対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを決定された出力レベルに設定させる指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信するステップと、選択された前記サービスと、前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記サービス提供装置から受信された前記応答メッセージとに基づいて、コンテンツの無線通信を行う通信相手の前記サービス提供装置を決定するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とが前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信された後、選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記応答メッセージが受信された第1の場合、前記コンピュータに、当該応答メッセージを送信した前記サービス提供装置を前記通信相手と決定させ、前記第2の通信部から前記通信相手の前記サービス提供装置にコンテンツを無線送信させ、前記第1の場合以外であって、選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部のみで前記応答メッセージが受信された第2の場合、前記コンピュータに、前回の前記応答要求メッセージの送信前に決定された前記出力レベルよりも高い前記出力レベルを決定させ、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信させ、前記第1の場合、前記第2の場合以外であって、選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部で前記応答メッセージが受信されなかった第3の場合、前記コンピュータに、前記第2の通信部からコンテンツを無線送信させないプログラムである。
また、本発明は、アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行い、コンテンツを無線送信するコンテンツ送信端末と前記第1の通信を行う第1の通信部と、前記コンテンツ送信端末と前記第2の通信を行う第2の通信部と、を有するサービス提供装置のコンピュータに、前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、応答の要求に対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを設定させる指示情報とが前記第1の通信部で前記コンテンツ送信端末から受信された場合、前記第2の通信部の出力レベルを前記指示情報に基づく出力レベルに設定し、前記第1の通信部及び前記第2の通信部から前記応答メッセージを前記コンテンツ送信端末に送信するステップと、前記応答メッセージが送信された後、前記コンテンツ送信端末から送信され、前記第2の通信部で無線受信されたコンテンツに応じたサービスを提供するステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、第1のネットワークに接続されているサービス提供装置を検出対象として、通信相手となるサービス提供装置が検出されるので、検出対象のサービス提供装置が存在しているのか否かが分からないまま送信出力を上げながらサービス提供装置を検出する場合と比較して、通信相手をより確実に検出することができる。また、第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介してコンテンツの通信が行われるので、他の装置が第1のネットワークに接続して行う通信への影響を抑えることができる。
本発明の一実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるコンテンツ送信端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるサービス提供装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態において、第1のネットワークに接続している装置が第2のネットワークを構築する動作を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態によるコンテンツ送信端末の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるサービス提供装置の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるコンテンツ送信端末の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるサービス提供装置の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるコンテンツ送信端末の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における検索範囲を示す参考図である。 本発明の一実施形態における検索範囲を示す参考図である。 本発明の一実施形態における検索範囲を示す参考図である。 本発明の一実施形態における検索範囲を示す参考図である。 本発明の一実施形態におけるアクション、サービス、サービス提供装置の対応関係を示す参考図である。 本発明の一実施形態におけるアクション、コンテンツタイプ、サービスの対応関係を示す参考図である。 本発明の一実施形態における検索メッセージのフォーマットと検索メッセージの例を示す参考図である。 本発明の一実施形態における検索応答メッセージのフォーマットと検索応答メッセージの例を示す参考図である。 本発明の一実施形態における検索完了通知メッセージのフォーマットと検索完了通知メッセージの例を示す参考図である。 本発明の一実施形態におけるサービスとサービス識別子との対応関係を示す参考図である。 本発明の一実施形態におけるサービス提供装置とその種別との対応関係を示す参考図である。 本発明の一実施形態における検索完了通知メッセージに含まれる要因の例を示す参考図である。 本発明の一実施形態における検索範囲として指定可能な値を示す参考図である。 本発明の一実施形態によるコンテンツ送信端末の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるコンテンツ送信端末の動作の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。
(ネットワーク構成)
図1は、本発明の一実施形態による通信システムの構成を示している。図1に示すように、本実施形態では、アクセスポイント101が接続している第1のネットワークNW1内に第2のネットワークNW2を構築することを目的としている。具体的には例えば、ブロードバンドルータ機能を具備するアクセスポイント101が設置されているネットワーク環境において、プリンタ102、パソコン103、HDDレコーダー104、テレビ105、デジタルカメラ106、スピーカー107が、アクセスポイント101を介して通信を行う第1のネットワークNW1を構成している。これらの端末は、アクセスポイント101を介してお互いに通信することが可能であると共にインターネットへの接続も可能である。
本実施形態では、例えばデジタルカメラ106が、映像や音声のデータ(コンテンツ)を他の装置へ送信するコンテンツ送信端末として機能する。また、プリンタ102、パソコン103、HDDレコーダー104、テレビ105、スピーカー107が、デジタルカメラ106から送信された映像や音声のデータに応じたサービスを提供するサービス提供装置として機能する。例えば、プリンタ102は、受信したデータを印刷する印刷サービスを提供する。HDDレコーダー104は、受信したデータを保存する保存(コピー)サービスを提供する。テレビ105は、受信した映像のデータを再生するビデオ再生サービスを提供する。パソコン103は、保存(コピー)サービス及びビデオ再生サービスを提供する。スピーカー107は、受信した音声のデータを再生するオーディオ再生サービスを提供する。
本実施形態では、例えばテレビ105、デジタルカメラ106、スピーカー107が第1のネットワークNW1とは異なる第2のネットワークNW2を構成する。第2のネットワークNW2では、図1に示すように、各端末は、アクセスポイント101を介さずに通信を行う。第2のネットワークNW2は、デジタルカメラ106が撮影した映像を、テレビ105及びスピーカー107を利用して再生するために、デジタルカメラ106によって構築される。第2のネットワークNW2を構築する際、デジタルカメラ106は、自身以外の装置を検索し、検索により検出された装置との間で第2のネットワークNW2を構築する。このとき、デジタルカメラ106は、自身からの距離が近い装置を優先的に選択する。第2のネットワークを構築する方法について、以下で説明する。
(装置構成)
図2及び図3は、本実施形態における装置構成を示している。図2は、サービス提供装置を検出するコンテンツ送信端末(例えばデジタルカメラ106)の構成を示し、図3は、コンテンツ送信端末に検出される対象となるテレビ105やスピーカー107などのサービス提供装置の構成を示している。
図2に示すように、コンテンツ送信端末は、表示部201、入力部202、応答制御部203、通信相手決定部206、システム制御部207、DB部209、通信制御部210、データ送信制御部211、第1通信部212、第2通信部213、コンテンツ保存部214、検索範囲決定部215を有する。
表示部201は、ユーザに入力を促すメニューや処理結果等を表示する。入力部202は、ユーザが情報入力のために操作するボタンやスイッチ等の部材を有し、これらの部材が操作されることによって入力された情報をシステム制御部207に通知する。応答制御部203は、第1のネットワークNW1上に存在する装置に対して、それらの装置が有する第2通信部311(図3)の送信出力(出力レベル)の調整を指示するパラメータ(指示情報)を含み、それらの装置が有する第1通信部310(図3)及び第2通信部311を使用した応答を要求するための検索メッセージ(応答要求メッセージ)を第1通信部212から送信する制御を行う。
通信相手決定部206は、第2通信部213を介して第2のネットワークNW2に接続して通信を行う相手となる第1のネットワークNW1上の装置を決定する。システム制御部207はデジタルカメラ106のシステム全体を制御する。DB部209(記憶部)は、通信相手決定部206が通信相手の装置を決定するために使用する情報などを保持する。
通信制御部210は、第1通信部212及び第2通信部213に対して、ネットワーク接続パラメータを設定して通信を制御する。また、通信制御部210は、無線通信を行う第2通信部213の送信出力の調整も行う。データ送信制御部211は、コンテンツ保存部214に保存されている映像や音声などのコンテンツデータを送信する時にそれらのコンテンツデータからRTP(Real-time Transport Protocol)データパケットを生成し、フロー制御などのデータ送信制御を行う。
第1通信部212は、第1のネットワークNW1に接続している装置と第1のネットワークNW1を介して通信(第1の通信)を行う。第2通信部213は、第2のネットワークNW2に接続している装置と第2のネットワークNW2を介して通信(第2の通信)を行う。本実施形態では、例えば第1通信部212は有線通信を行い、第2通信部213は無線通信を行うが、第1通信部212は無線通信を行ってもよい。コンテンツ保存部214は、映像や音声などのコンテンツデータを保存する記録媒体を有する。
検索範囲決定部215は、第1のネットワークNW1上に存在する装置が有する第2通信部311(図3)の送信出力を調整するパラメータを決定する。検索範囲決定部215が決定したパラメータは、前述したように、第1通信部212から送信される検索メッセージに含まれる。
応答制御部203、通信相手決定部206、システム制御部207、通信制御部210、データ送信制御部211、検索範囲決定部215の機能は、例えばDB部209に記憶されているプログラムを、コンテンツ送信端末のコンピュータ(CPU)が読み込んで実行することにより、実現される。また、このプログラムは、例えばフラッシュメモリのような「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」により提供されてもよい。また、上述したプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータから、伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波によりコンテンツ送信端末に伝送されることでコンテンツ送信端末に入力されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように、情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上述したプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能を、コンピュータに既に記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
図3に示すように、サービス提供装置は、出力部301、応答部302、システム制御部306、DB部307、通信制御部308、データ受信制御部309、第1通信部310、第2通信部311、コンテンツ処理部312を有する。
出力部301は、ユーザに映像を見せたり音声を聞かせたりすることができるディスプレイやスピーカー部材などの機能を具備している。応答部302は、第1通信部310で検索メッセージが受信された場合に、検索メッセージに対する応答である検索応答メッセージ(応答メッセージ)を生成し、第1通信部310及び第2通信部311を介して検索応答メッセージを送信する。尚、応答部302は、第1通信部310を介して検索応答メッセージを送信する第1応答部303と、第2通信部311を介して検索応答メッセージを送信する第2応答部304とを含む。
システム制御部306は装置のシステム全体を制御する。DB部307は、応答部302が検索応答メッセージを生成するのに必要な情報などを記憶する。通信制御部308は、第1通信部310及び第2通信部311に対して、ネットワーク接続パラメータを設定して通信を制御する。また、通信制御部308は、無線通信を行う第2通信部311の送信出力の調整も行う。
データ受信制御部309は、デジタルカメラ106などの装置から送信されるコンテンツデータが含まれるRTP(Real-time Transport Protocol)データパケットからコンテンツデータを取り出すなどのデータ受信制御を行う。第1通信部310は、第1のネットワークNW1に接続しているデジタルカメラ106などの装置と第1のネットワークNW1を介して通信(第1の通信)を行う。第2通信部311は、第2のネットワークNW2に接続しているデジタルカメラ106などの装置と第2のネットワークNW2を介して通信(第2の通信)を行う。本実施形態では、例えば第1通信部310は有線通信を行い、第2通信部311は無線通信を行うが、第1通信部310は無線通信を行ってもよい。
コンテンツ処理部312は、デジタルカメラ106などの装置から送信された映像や音声などのコンテンツデータを処理することにより、コンテンツに応じたサービスを提供する。例えば、プリンタ102におけるコンテンツ処理部312は、データを印刷用のデータに変換する。HDDレコーダー104におけるコンテンツ処理部312は、データを記録媒体に保存する。テレビ105におけるコンテンツ処理部312は、映像のデータを再生する処理を行う。パソコン103におけるコンテンツ処理部312は、記録媒体へのデータの保存や映像のデータの再生を行う。スピーカー107におけるコンテンツ処理部312は、音声のデータを再生する処理を行う。
応答部302、システム制御部306、通信制御部308、データ受信制御部309、コンテンツ処理部312の機能は、例えばDB部307に記憶されているプログラムを、サービス提供装置のコンピュータ(CPU)が読み込んで実行することにより、実現される。また、このプログラムは、例えばフラッシュメモリのような「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」により提供されてもよい。また、上述したプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータから、伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波によりサービス提供装置に伝送されることでサービス提供装置に入力されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように、情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上述したプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能を、コンピュータに既に記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
(動作シーケンス)
図4は、第1のネットワークNW1に接続しているコンテンツ送信端末が、第2のネットワークNW2を介して接続したいサービス提供装置を検出し、第2のネットワークNW2を構築する動作を示している。以下の説明の中に、メッセージや処理が含まれるが、メッセージのフォーマットや処理の詳細については後述する。図4では装置1、装置2、装置3と記載しているが、図1のネットワーク構成に当てはめた場合、装置1はデジタルカメラ106、装置2はテレビ105及びスピーカー107、装置3はそれ以外の装置を意味している。尚、装置1、装置2、装置3は既に第1のネットワークNW1に接続しており、お互いにセキュアで且つ確実にデータ通信を行うことが可能な状態である。
最初に装置1は、応答を要求するための検索メッセージをマルチキャストで装置2,3に送信する(ステップS401)。このマルチキャスト通信は、第1のネットワークNW1上の通信が可能な状態にある第1通信部212を使用して行われる。装置2,3は、検索メッセージに対して、第1通信部310を使用して検索応答メッセージを送信することにより応答する(ステップS402,S403)。第1通信部310を使用する通信では、例えばTCP/IPプロトコルを使用してデータが送受信される。続いて、装置2,3は、第2のネットワークNW2上で使用する第2通信部311を使用して検索応答メッセージを送信することにより、ステップS401の検索メッセージに対して応答する(ステップS404,S405)。この第2通信部311を使用して行う通信では、例えばIEEE802.11で定義されているマネージメントフレームパケットのProbe RequestやActionフレームが使用される。
この装置2,3がステップS404,S405で送信する検索応答メッセージは、装置2,3の第2通信部311の送信出力の状態により、装置1に到達しない場合がある。図4では、装置3から送信された検索応答メッセージが装置1に到達しない様子が示されている。装置1は第2通信部213を介して検索応答メッセージを受信すると、第1通信部212を使用して検索完了通知メッセージを装置2,3に対して送信する(ステップS406,S407)。
装置1は、第2通信部213を介して受信した検索応答メッセージに基づいて、通信相手の装置を決定し、その結果に応じて装置毎に異なる検索完了通知メッセージを生成して送信する。図4の例では、装置2から検索応答メッセージが受信され、装置1は装置2と第2のネットワークNW2で通信を行うことを決定している。このため、ステップS407で装置2に送信される検索完了通知メッセージには、装置1に対する接続を行うためのネットワーク接続パラメータが含まれている。
このネットワーク接続パラメータを含む検索完了通知メッセージを受信した装置2は、装置1と第2のネットワークNW2を介して接続するために、ネットワーク接続パラメータの内容に則り無線LAN(IEEE802.11)のネットワーク接続リクエスト及びレスポンスパケットの通信を装置1と互いに行い、第2のネットワークNW2に接続する(ステップS408)。第2のネットワークNW2に接続した後、装置1は装置2に対するコンテンツデータの送信を開始する(ステップS409)。以上のメッセージ交換を行うことにより、簡単に所望の装置との間でネットワークを構築することが可能になる。
検索メッセージは、第1のネットワークNW1に接続している全ての装置2,3によって受信されるが、装置2,3が第2通信部311から送信する検索応答メッセージは、装置2,3の第2通信部311の送信出力に応じて、装置1で受信されたり、受信されなかったりする。図4では、装置2のほうが装置3よりも装置1に近く、装置2から送信された検索応答メッセージは装置1に届くが、装置3から送信された検索応答メッセージは装置1に届かない。装置2,3の第2通信部311の送信出力は、装置1から送信される検索メッセージで指定されている。以上のようにして、装置1は、所望の範囲内にある装置2のみから検索応答メッセージを第2通信部311で受信し、装置2との間でネットワークを構築することができる。
(第1のネットワークNW1に存在する全ての装置から応答を受信する場合)
図5は、コンテンツ送信端末が通信相手(接続相手)のサービス提供装置を検索し、第2のネットワークNW2を構築してデータ送信が可能になるまでの動作を示している。
以下ではデジタルカメラ106を例に動作を説明する。デジタルカメラの一般的なメニュー操作により、ユーザは、コンテンツ保存部214に記録されているコンテンツのサムネイルやリストを表示部201に表示させ、その中から再生したいコンテンツを選択する(ステップS501)。このとき、ユーザは、コンテンツを選択するために入力部202を使用する。ユーザが選択したコンテンツの情報は、入力部202からシステム制御部207に通知される。
続いて、ユーザは、ステップS501で選択したコンテンツに対するアクションを選択する(ステップS502)。さらに、ユーザは、ステップS502で選択したアクションに対して、デジタルカメラ106内でコンテンツを処理するか、外部装置を使用するかを選択する(ステップS503)。ステップS502,S503の選択においても、入力部202が使用され、ユーザが選択した情報は、入力部202からシステム制御部207に通知される。
続いて、システム制御部207は、入力部202から通知された情報と、DB部209に記憶されている対応表とに基づいて、選択されたコンテンツに対応するサービスと、そのサービスを提供可能なサービス提供装置とを選択する(ステップS504)。以下では、ステップS504の詳細を説明する。図14及び図15は、DB部209に記憶されている情報を示している。
図14は、ユーザが選択するアクションに対応するサービスと、そのサービスを提供するサービス提供装置との対応関係を示している。ステップS502でユーザが選択するアクションは、図14に示すように「再生」、「保存」、「印刷」のいずれかである。これらのアクションのそれぞれに対して特定のサービスが結び付けられている。例えば「再生」というアクションには、「ビデオ再生」及び「オーディオ再生」というサービスが結び付けられている。さらに、各サービスに対して、そのサービスの提供が可能なサービス提供装置が結び付けられている。例えば、「ビデオ再生」というサービスには、「テレビ」、「プロジェクタ」、「パソコン」というサービス提供装置が結び付けられている。
図15は、ユーザが選択するアクションに対応するコンテンツの種類(コンテンツタイプ)と、そのコンテンツタイプが利用可能なサービスとの対応関係を示している。ステップS502でユーザが選択可能なアクションのそれぞれに対して特定のコンテンツタイプが結び付けられている。コンテンツタイプは、コンテンツのファイル拡張子で示されている。さらに、各コンテンツタイプに対して、そのコンテンツタイプが利用可能なサービスが結び付けられている。
システム制御部207は、図14に示す対応関係の情報に基づいて、ステップS502で選択されたアクションに対応するサービスとサービス提供装置とを選択する。例えば、アクションとして「再生」が選択された場合、サービスは「ビデオ再生」、「オーディオ再生」のいずれか、あるいは両方となる。アクションに対応するサービスが複数存在する場合、システム制御部207は、図15に示す対応関係の情報に基づいて、ステップS502で選択されたアクションと、ステップS501で選択されたコンテンツのコンテンツタイプとに対応するサービスを選択する。例えば、アクションとして「再生」が選択され、コンテンツタイプが「avi」のコンテンツが選択された場合、サービスは「ビデオ再生」及び「オーディオ再生」となる。
コンテンツタイプが「avi」、「mov」、「mpeg」などの場合、これらのコンテンツタイプに対応するデータはビデオデータであり、映像データと音声データが含まれている。このため、「ビデオ再生」及び「オーディオ再生」の両方のサービスを利用することになり、それぞれのサービスを提供可能な装置を検索することになる。一方、コンテンツタイプが「jpeg」、「gif」、「png」などの場合、これらのコンテンツタイプに対応するデータは静止画データであり、サービスは「ビデオ再生」のみとなる。アクションとして「再生」が選択され、コンテンツタイプが「avi」のコンテンツが選択される例では、図14に示す対応関係の情報から、サービス提供装置として「テレビ」、「プロジェクタ」、「パソコン」、「スピーカー」が選択される。
図14、図15に示す対応関係の情報に基づいて選択されたサービスの情報は、図19に示す対応関係の情報に従ってサービス識別子に変換される。図19はサービスとサービス識別子との対応関係を示している。図19に示すように、「ビデオ再生」等のそれぞれのサービスに対して、「video」等のそれぞれのサービス識別子が対応している。図19に示す対応関係の情報はDB部209に記憶されている。例えばサービスとして「ビデオ再生」が選択された場合、図19に示す対応関係の情報に基づいて、サービス識別子として「video」が選択される。
また、図14に示す対応関係の情報に基づいて選択されたサービス提供装置の情報は、図20に示す対応関係の情報に従ってサービス提供装置の種別に変換される。図20はサービス提供装置とその種別との対応関係を示している。図20に示すように、「テレビ」等のそれぞれのサービス提供装置に対して、「tv」等の種別が対応している。図20に示す対応関係の情報はDB部209に記憶されている。例えばサービス提供装置として「テレビ」、「プロジェクタ」、「パソコン」、「スピーカー」が選択された場合、図20に示す対応関係の情報に基づいて、種別として「tv」、「prj」、「pc」、「spk」が選択される。
ステップS504に続いて、システム制御部207は、ステップS503で外部装置の使用が選択されたか否かを判定する(ステップS505)。デジタルカメラ106内でコンテンツを処理することが選択された場合、システム制御部207はコンテンツ保存部214からコンテンツデータを読み出し、ステップS502で選択されたアクションに従って処理を行う(ステップS506)。例えば、ステップS502で「再生」が選択されている場合、ステップS506ではシステム制御部207は、コンテンツ保存部214から読み出したコンテンツデータを表示部201に出力し、表示部201にコンテンツを表示させる。
一方、外部装置の使用が選択された場合、システム制御部207は、第2通信部213が起動していなければ第2通信部213を起動する(ステップS507)。続いて、システム制御部207は、検索範囲決定部215に検索範囲を決定する指示を出し、検索範囲決定部215から、決定された検索範囲の情報を受け取る(ステップS508)。この検索範囲は、所定の範囲内にあるサービス提供装置のみからの検索応答メッセージを第2通信部213で受信するために決定される。ステップS508では検索範囲決定部215は、システム制御部207から指示を受けると、検索範囲を決定し、決定した検索範囲をシステム制御部207に通知する。最初は狭い検索範囲が決定され、検索範囲の決定を繰り返すたびに、より広い範囲内にあるサービス提供装置から検索応答メッセージを受信するため、検索範囲は広がっていく。検索範囲は、デジタルカメラ106から送信される検索メッセージを受信した装置の第2通信部311に設定される送信出力に相当する。検索範囲の詳細については後述する。
検索範囲の設定後、システム制御部207は、その検索範囲の情報を含む検索メッセージを生成し、通信制御部210及び第1通信部212を介して検索メッセージを送信する(ステップS509)。図16は検索メッセージのフォーマットと検索メッセージの例を示している。図16(a)は、図5に示す動作に対応する検索メッセージのフォーマットと検索メッセージの例を示している。検索メッセージは、例えば自身のアドレスを示すIPアドレスのような自アドレスと検索範囲とで構成されている。図16(a)に示す例では、自アドレスはIPアドレス(192.168.100.10)であり、検索範囲は3である。検索範囲の単位は、例えばm(メートル)である。検索メッセージに含まれる検索範囲に基づいて、検索メッセージを受信した装置の第2通信部311の送信出力が設定されるので、検索メッセージに含まれる検索範囲の情報は、第2通信部311の送信出力を指示する情報に相当する。
検索メッセージの送信後、システム制御部207は第1通信部212及び第2通信部213における検索応答メッセージの受信を待つ(ステップS510)。第1通信部212及び第2通信部213はそれぞれ、検索応答メッセージを受信すると、受信した検索応答メッセージを、通信制御部210を介してシステム制御部207へ出力する。システム制御部207は、通信制御部210から検索応答メッセージを受け取る際、第1通信部212及び第2通信部213のどちらで検索応答メッセージが受信されたのかについての情報も受け取る。
検索メッセージが送信されてから一定時間(例えば10s)以内に、第1通信部212で検索応答メッセージが受信されなかった場合、第1のネットワークNW1に接続している装置がなく、通信相手が見つからなかったということを意味するので、システム制御部207は処理を終了する。この場合、他の装置とのコンテンツデータの無線通信は行われず、ステップS507で起動された第2通信部213は停止される。一方、少なくとも第1通信部212で検索応答メッセージが受信された場合、通信相手となりうる装置が存在していることを意味しており、システム制御部207は、通信相手決定部206に対して、利用するサービス提供装置を検出するサービス提供装置検出処理を行う指示を出し、通信相手決定部206から、決定された通信相手の情報を受け取る(ステップS511)。
図23は、ステップS511におけるサービス提供装置検出処理の詳細を示している。サービス提供装置検出処理では、ステップS504で選択されたサービス及びサービス提供装置と、受信された検索応答メッセージの内容とに基づいて、通信相手のサービス提供装置が選択される。
まず、通信相手決定部206は、第1通信部212及び第2通信部213のそれぞれで受信された検索応答メッセージから、その検索応答メッセージの送信元であるサービス提供装置の情報を抽出する(ステップS2301)。図17は検索応答メッセージのフォーマットと検索応答メッセージの例を示している。検索応答メッセージは、自アドレス、サービス識別子、サービス提供装置の種別で構成されている。図17に示す例では、自アドレスはIPアドレス(192.168.100.10)であり、サービス識別子は「video」(ビデオ再生)、サービス提供装置の種別は「tv」(テレビ)である。ステップS2301では、これらの情報が抽出される。
続いて、通信相手決定部206は、所望のサービスを提供する装置から第1通信部212で検索応答メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS2302)。ステップS2302では、通信相手決定部206は、第1通信部212で受信された全ての検索応答メッセージに対して、検索応答メッセージから抽出されたサービス識別子とサービス提供装置の種別との組合せが、ステップS504で選択されたサービス識別子とサービス提供装置の種別との組合せと一致するという条件を満たすか否かの確認を行う。確認の結果、条件を満たす検索応答メッセージが1つ以上あった場合、所望のサービスを提供する装置から第1通信部212で検索応答メッセージを受信したことになる。また、確認の結果、条件を満たす検索応答メッセージが1つもなかった場合、所望のサービスを提供する装置から第1通信部212で検索応答メッセージを受信しなかったことになる。
所望のサービスを提供する装置から第1通信部212で検索応答メッセージを受信しなかった場合、通信相手決定部206は処理を終了する。この場合、所望のサービスを提供する装置が第1のネットワークNW1に接続していないため、外部装置でコンテンツの再生等を行うことはできない。また、所望のサービスを提供する装置から第1通信部212で検索応答メッセージを受信した場合、通信相手決定部206は、所望のサービスを提供する装置から第2通信部213で検索応答メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS2303)。
ステップS2303では、通信相手決定部206は、第2通信部213で受信された全ての検索応答メッセージに対して、検索応答メッセージから抽出されたサービス識別子とサービス提供装置の種別との組合せが、ステップS504で選択されたサービス識別子とサービス提供装置の種別との組合せと一致するという条件を満たすか否かの確認を行う。確認の結果、条件を満たす検索応答メッセージが1つ以上あった場合、所望のサービスを提供する装置から第2通信部213で検索応答メッセージを受信したことになる。また、確認の結果、条件を満たす検索応答メッセージが1つもなかった場合、所望のサービスを提供する装置から第2通信部213で検索応答メッセージを受信しなかったことになる。
所望のサービスを提供する装置から第2通信部213で検索応答メッセージを受信した場合、通信相手決定部206は、サービス提供装置を検出できたと判断し、ステップS2303の確認で条件を満たした検索応答メッセージから抽出したアドレスを通信相手の情報としてシステム制御部207に通知する(ステップS2304)。また、所望のサービスを提供する装置から第2通信部213で検索応答メッセージを受信しなかった場合、通信相手決定部206は、サービス提供装置を検出できなかったと判断し、サービス提供装置を検出できなかったことをシステム制御部207に通知する(ステップS2305)。ステップS2304,S2305が終了すると、サービス提供装置検出処理が終了する。
サービス提供装置検出処理の終了後、システム制御部207は、通信相手決定部206から通知された情報に基づいて、サービス提供装置を検出できたか否かを判定する(ステップS512)。サービス提供装置を検出できなかった場合、システム制御部207は、検索範囲決定部215に検索範囲を決定する指示を出し、検索範囲決定部215から、決定された検索範囲の情報を受け取る(ステップS513)。ステップS513では検索範囲決定部215は、システム制御部207から指示を受けると、前回決定した検索範囲よりも広い検索範囲を決定し、決定した検索範囲をシステム制御部207に通知する。この後、処理はステップS509に進み、検索メッセージが再送信される。検索範囲が広がると、検索メッセージを受信したサービス提供装置において、第2通信部311の送信出力がより高い送信出力に設定される。
一方、サービス提供装置を検出できた場合、システム制御部207は、無線ネットワークの識別子であるSSIDと、暗号鍵であるパスフレーズとを、通信制御部210を介して第2通信部213に設定し、第2通信部213をアクセスポイント(AP)として起動する(ステップS514)。これにより、第2のネットワークNW2が構築され、他の装置が第2のネットワークNW2に接続することが可能となる。続いて、システム制御部207は、検索範囲決定部215によって決定された検索範囲に対応した送信出力となるように、通信制御部210を介して第2通信部213の送信出力を調整する(ステップS515)。
続いて、システム制御部207は、第1通信部212で受信された検索応答メッセージの送信元の装置毎に検索完了通知メッセージを生成し、通信制御部210及び第1通信部212を介して、それぞれの装置に検索完了通知メッセージを送信する(ステップS516)。図18は検索完了通知メッセージのフォーマットと検索完了通知メッセージの例を示している。検索完了通知メッセージは、自アドレス、要因、ネットワーク接続パラメータで構成されている。
要因は、ネットワークに接続するか否か(コンテンツデータの無線送信を行うか否か)を示す。図21は要因の例を示しており、通信相手として検出された装置へ送信される検索完了通知メッセージの要因は、ネットワークに接続する(コンテンツデータの無線送信を行う)ことを示す「1」という値になる。また、通信相手ではない装置へ送信される検索完了通知メッセージの要因は、ネットワークに接続しない(コンテンツデータの無線送信を行わない)ことを示す「0」という値になる。ネットワーク接続パラメータは、第2のネットワークNW2への接続に必要なパラメータであるSSIDとパスフレーズとを含む。
図18に示す検索完了通知メッセージの例のうち上側の例は、通信相手として検出された装置へ送信される検索完了通知メッセージの例である。要因が「1」であり、検索完了通知メッセージにネットワーク接続パラメータ(「microAP」というSSIDと「1234567890」というパスフレーズを含む)が含まれている。また、図18に示す検索完了通知メッセージの例のうち下側の例は、通信相手ではない装置へ送信される検索完了通知メッセージの例である。要因が「0」であり、検索完了通知メッセージは含まれていない。通信相手ではない装置は、要因が「0」である検索完了通知メッセージを受信し、第2のネットワークNW2への接続を中止することで、無駄な処理を行わなくて済む。
検索完了通知メッセージの送信後、システム制御部207は、通信相手決定部206から通知されたアドレスを1つ選択し、通信制御部210及び第2通信部213を介して、そのアドレスを有する装置と第2のネットワークNW2を介して接続する(ステップS517)。通信相手決定部206から通知されたアドレスが複数個ある場合、システム制御部207は、任意のアドレスを1つ選択する。例えば、システム制御部207は、複数個のアドレスのうち、より早い時刻に受信された検索応答メッセージの送信元の装置のアドレスを選択する。
続いて、システム制御部207は、コンテンツ保存部214からコンテンツデータを読み出し、通信制御部210及び第2通信部213を介して、ステップS517で接続した通信相手の装置にコンテンツデータを無線送信する(ステップS518)。ステップS518でのコンテンツデータの送信処理では、RTPに従って、送信データがパケット化され、フロー制御等のデータ送信制御が行われる。コンテンツデータの無線送信が終了すると、デジタルカメラ106は処理を終了する。
以上の処理により、コンテンツ送信端末が、ユーザによって選択されたコンテンツ及びアクションに対応する適切なサービス提供装置との間で、第2のネットワークNW2を介してコンテンツデータの無線通信を行うことができる。
次に、サービス提供装置の動作を説明する。図6は、サービス提供装置が検索メッセージに対して応答し、第2のネットワークNW2に接続してデータ受信が可能になるまでの動作を示している。
サービス提供装置は、第1通信部310を介してメッセージを受信可能な状態にある。第1通信部310は、メッセージを受信すると、受信したメッセージを、通信制御部308を介してシステム制御部306へ出力する(ステップS601)。メッセージが受信されると、システム制御部306は、受信されたメッセージが検索メッセージであるか否かを判定する(ステップS602)。
受信されたメッセージが検索メッセージであった場合、システム制御部306は検索応答メッセージを生成し、通信制御部308及び第1通信部310を介して、検索応答メッセージを検索メッセージの送信元の装置に送信する(ステップS603)。図17に示すように、検索応答メッセージにはサービス識別子とサービス提供装置の種別とが含まれているが、これらの情報はDB部307にあらかじめ保存されている。
続いて、システム制御部306は、第2通信部311が起動していなければ第2通信部311を起動する(ステップS604)。続いて、システム制御部306は、検索メッセージに含まれる検索範囲に対応した送信出力となるように、通信制御部308を介して第2通信部311の送信出力を調整する(ステップS605)。続いて、システム制御部306は、ステップS603で送信した検索応答メッセージを、通信制御部308及び第2通信部311を介して、検索応答メッセージを検索メッセージの送信元の装置に送信する(ステップS606)。
一方、第1通信部310を介して受信されたメッセージが検索メッセージでなかった場合、システム制御部306は、受信されたメッセージが検索完了通知メッセージであるか否かを判定する(ステップS607)。受信されたメッセージが検索完了通知メッセージでなかった場合、メッセージを受信可能な状態に戻り、第1通信部310は、メッセージを受信すると、受信したメッセージを、通信制御部308を介してシステム制御部306へ出力する(ステップS601)。以後の処理は上述した通りである。
一方、受信されたメッセージが検索完了通知メッセージであった場合、システム制御部306は、検索完了通知メッセージに含まれる要因が、ネットワークに接続することを示しているか否かを判定する(ステップS608)。検索完了通知メッセージに含まれる要因が、ネットワークに接続することを示している場合、システム制御部306は、通信制御部308を介して、検索完了メッセージに含まれるネットワーク接続パラメータ(SSID及びパスフレーズ)を第2通信部311に設定する(ステップS609)。
続いて、システム制御部306は、通信制御部308及び第2通信部311を介して、検索メッセージに含まれるアドレスを有する装置と第2のネットワークNW2を介して接続する(ステップS610)。続いて、システム制御部207は、通信制御部308及び第2通信部311を介して、ステップS610で接続した通信相手の装置からコンテンツデータを無線受信する(ステップS611)。ステップS611でのコンテンツデータの受信処理では、RTPに従って、受信されたパケットがコンテンツデータに復元され、フロー制御等のデータ受信制御が行われる。
コンテンツ処理部312でコンテンツデータが処理された後、受信されたコンテンツデータが例えば映像データであれば、コンテンツデータが出力部301に出力されて映像が表示され、受信されたコンテンツデータが例えば音声データであれば、コンテンツデータが出力部301に出力されて音声が出力される(ステップS612)。続いて、メッセージを受信可能な状態に戻り、第1通信部310は、メッセージを受信すると、受信したメッセージを、通信制御部308を介してシステム制御部306へ出力する(ステップS601)。以後の処理は上述した通りである。
一方、検索完了通知メッセージに含まれる要因が、ネットワークに接続しないことを示している場合、システム制御部306は、第2通信部311が起動しているか否かを判定し(ステップS613)、第2通信部311が起動していれば第2通信部311を停止する(ステップS614)。続いて、メッセージを受信可能な状態に戻り、第1通信部310は、メッセージを受信すると、受信したメッセージを、通信制御部308を介してシステム制御部306へ出力する(ステップS601)。以後の処理は上述した通りである。
以上の処理により、コンテンツ送信端末からの要求を受けたサービス提供装置が、コンテンツ送信端末によって構築されたネットワークに接続し、サービスを提供することができる。
図5、図6に示した動作では、第1のネットワークNW1に接続されているサービス提供装置を検出対象として、通信相手となるサービス提供装置が検出されるので、検出対象のサービス提供装置が存在しているのか否かが分からないまま送信出力を上げながらサービス提供装置を検出する場合と比較して、通信相手をより確実に検出することができる。また、第1のネットワークNW1を介さずに第2のネットワークNW2を介してコンテンツの通信が行われるので、他の装置が第1のネットワークNW1に接続して行う通信への影響を抑えることができる。
また、所望のサービスを提供するサービス提供装置から第1通信部212で検索応答メッセージが受信され、第2通信部213で検索応答メッセージが受信されなかった場合、より広い検索範囲(より高い送信出力)を指定する検索メッセージが送信されるので、コンテンツ送信端末から最小通信範囲にあるサービス提供装置を検出することができる。さらに、コンテンツ送信端末が、最小通信範囲にあるサービス提供装置とコンテンツデータの無線通信を行うことで、他の装置が行っている無線通信に対する干渉の影響を低減することができる。
また、所望のサービスを提供するサービス提供装置から第1通信部212で検索応答メッセージが受信されなかった場合、所望のサービスを提供するサービス提供装置が第1のネットワークNW1に接続していないことが分かるので、サービス提供装置の検出を中止することで、コンテンツ送信端末とサービス提供装置の双方における無駄な電力の消費を避けることができる。
(第1のネットワークNW1に存在する装置のうち、所望のサービスを提供可能な装置のみから検索応答メッセージを受信する場合)
図5、図6に示す動作の例では、第1のネットワークNW1上に存在する全ての装置が一旦検出され、その中から、自身が利用したいサービスを提供している装置が検出され、その装置と第2のネットワークNW2を介して通信が行われる。以下では、図7、図8を用いて、所望のサービスを提供できる装置のみから検索応答メッセージを受信する場合について説明する。
図7は、コンテンツ送信端末が通信相手のサービス提供装置を検索し、第2のネットワークNW2を構築してデータ送信が可能になるまでの動作を示している。図7において、図5に示した処理と同一の処理には同一のステップ番号が付与されている。図5に示した処理では、第1のネットワークNW1に接続している全ての装置に検索メッセージが送信されるが、図7に示す処理では、第1のネットワークNW1に接続している装置のうち、所望のサービスを提供可能な装置のみが検索応答メッセージを送信するように、所望のサービスを指定する検索メッセージが送信される。以下では、図5に示した処理と異なる処理について説明する。
ステップS508で検索範囲が設定された後、システム制御部207は、その検索範囲の情報とサービス識別子とを含む検索メッセージを生成し、通信制御部210及び第1通信部212を介して検索メッセージを送信する(ステップS701)。図16(b)は、図7に示す動作に対応する検索メッセージのフォーマットと検索メッセージの例を示している。検索メッセージは、自アドレス、検索範囲、サービス識別子(サービス情報)で構成されている。サービス識別子は、ステップS504で選択されたサービスのサービス識別子である。
サービス識別子を含む検索メッセージを受信した装置は、自身が提供するサービスが、検索メッセージに含まれるサービス識別子に対応するサービスと一致する場合に検索応答メッセージを送信する。このため、コンテンツ送信端末が希望するサービスを提供するサービス提供装置のみが第1通信部310及び第2通信部311から検索応答メッセージを送信する。
図7のステップS702におけるサービス提供装置検出処理は、図5のステップS511におけるサービス提供装置検出処理と異なる。図24は、ステップS702におけるサービス提供装置検出処理の詳細を示している。図24において、図23に示した処理と同一の処理には同一のステップ番号が付与されている。以下では、図23に示した処理と異なる処理について説明する。
上述したように、コンテンツ送信端末が希望するサービスを提供するサービス提供装置のみが検索応答メッセージを送信するので、検索応答メッセージに基づくサービスの確認は必要ない。また、所望のサービスを提供する装置が第1のネットワークNW1に接続しているか否かの確認はステップS510で行われるので、図23のステップS2302に相当する処理は必要ない。
ステップS2301で第1通信部212及び第2通信部213のそれぞれで受信された検索応答メッセージから、その検索応答メッセージの送信元であるサービス提供装置の情報が抽出された後、通信相手決定部206は、第2通信部213で検索応答メッセージを受信したか否かを判定する(ステップS2401)。第2通信部213で受信された検索応答メッセージが1つ以上あった場合、所望のサービスを提供する装置から第2通信部213で検索応答メッセージを受信したことになる。また、第2通信部213で受信された検索応答メッセージが1つもなかった場合、所望のサービスを提供する装置から第2通信部213で検索応答メッセージを受信しなかったことになる。以降の処理は前述した通りである。
図8は、サービス提供装置が検索メッセージに対して応答し、第2のネットワークNW2に接続してデータ受信が可能になるまでの動作を示している。図8において、図6に示した処理と同一の処理には同一のステップ番号が付与されている。図6に示した処理では、受信された検索メッセージに対して無条件で検索応答メッセージが送信されるが、図8に示す処理では、検索メッセージで指定されているサービスを自装置で提供可能な場合のみ、検索応答メッセージが送信される。以下では、図6に示した処理と異なる処理について説明する。
ステップS602で受信されたメッセージが検索メッセージであった場合、システム制御部306は、検索メッセージで指定されているサービスを自装置で提供可能であるか否かを判定する(ステップS801)。ステップS801では、システム制御部306は、検索メッセージからサービス識別子を抽出し、DB部307に記憶されている、自装置で提供可能なサービスに対応するサービス識別子と一致するか否かの確認を行う。検索メッセージから抽出したサービス識別子と、自装置で提供可能なサービスに対応するサービス識別子とが一致する場合、検索メッセージで指定されているサービスを自装置で提供可能なことになる。また、検索メッセージから抽出したサービス識別子と、自装置で提供可能なサービスに対応するサービス識別子とが一致しない場合、検索メッセージで指定されているサービスを自装置で提供できないことになる。
検索メッセージで指定されているサービスを自装置で提供可能な場合、ステップS603で検索応答メッセージが送信される。また、検索メッセージで指定されているサービスを自装置で提供できない場合、メッセージを受信可能な状態に戻り、第1通信部310は、メッセージを受信すると、受信したメッセージを、通信制御部308を介してシステム制御部306へ出力する(ステップS601)。以後の処理は前述した通りである。
図7、図8に示す動作では、検索メッセージにサービス識別子が含まれており、第1のネットワークNW1に接続している装置のうち、所望のサービスを提供可能な装置のみが検索応答メッセージを送信することで、コンテンツ送信端末が通信相手となるサービス提供装置を効率的に検出することができると共に、所望のサービスを提供できない装置が検索応答メッセージを送信することによる無駄な電力の消費を避けることができる。
(検出された複数のサービス提供装置の中から所望のサービス提供装置をユーザが選択する場合)
装置の設置状況や検索範囲によって、同一のサービスを提供可能な装置が複数検出された場合に、ユーザが通信相手の装置を選択することが考えられる。以下では、図9を用いて、ユーザが通信相手の装置を選択する場合について説明する。
図9は、コンテンツ送信端末が通信相手のサービス提供装置を検索し、第2のネットワークNW2を構築してデータ送信が可能になるまでの動作を示している。図9において、図5に示した処理と同一の処理には同一のステップ番号が付与されている。図5に示した処理では、複数のサービス提供装置が検出された場合、任意のサービス提供装置が通信相手として選択されるが、図7に示す処理では、複数のサービス提供装置が検出された場合、ユーザによって選択されたサービス提供装置が通信相手となる。以下では、図5に示した処理と異なる処理について説明する。
ステップS512でサービス提供装置を検出できた場合、システム制御部207は、通信相手決定部206から通知された通信相手の情報を、例えば通信可能な装置のリストとして表示部201に表示させる(ステップS901)。ユーザは、表示された装置のリストの中から、通信相手として希望する装置を選択する(ステップS902)。このとき、ユーザは、装置を選択するために入力部202を使用し、ユーザが選択した装置の情報は、入力部202からシステム制御部207に通知される。続いて、ステップS514で第2通信部213がアクセスポイントとして起動される。この後、ステップS517では、ステップS902で選択された装置に対して、第2のネットワークNW2を介して接続が行われる。
以上の処理により、サービス提供装置が複数検出された場合に、ユーザが所望のサービス提供装置を選択することができる。
(検索範囲の例)
図10、図11は、検索メッセージによって指定される検索範囲を示している。図10、図11に示すように、例えば部屋1000A,1000Bがあり、部屋1000Aにはスピーカー1001、テレビ1002が設置されており、デジタルカメラ1003が存在している。一方、部屋1000Bにはプリンタ1006、スピーカー1010、テレビ1011が設置されている。デジタルカメラ1003がテレビやスピーカーを使用してコンテンツを再生したい場合、デジタルカメラ1003が検索範囲を指定し検索メッセージを送信する。
検索メッセージを受信したスピーカーやテレビなどの装置が、検索メッセージで指定された検索範囲に応じて第2通信部311の送信出力を調整した後のそれぞれの装置の通信範囲が通信範囲1004,1005,1007,1008,1009である。このように、デジタルカメラ1003が検索範囲を指定して検索メッセージを送信した場合、スピーカー1001及びテレビ1002の通信範囲はそれぞれ通信範囲1004,1005のようになり、デジタルカメラ1003はスピーカー1001及びテレビ1002のみから第2通信部213を介して検索応答メッセージを受信することができる。
図10は、第1のネットワークNW1上に存在する全ての装置が第2通信部311を介して検索応答メッセージを送信する場合の例を示している。そのため、デジタルカメラ1003が、ビデオデータを再生したい場合であっても、印刷サービスしか提供できないプリンタ1006も第2通信部311の送信出力を調整し、通信範囲1007を設定し、検索応答メッセージを送信している。尚、デジタルカメラ1003はプリンタ1006の通信範囲に存在しないため、デジタルカメラ1003は、第2通信部213を介してプリンタ1006からの検索応答メッセージを受信しない。
図11は、第1のネットワークNW1上に存在する装置のうち、所望のサービスを提供可能な装置のみが第2通信部311を介して検索応答メッセージを送信する場合の例を示している。デジタルカメラ1003がビデオデータを再生したい場合、ビデオ再生サービスを提供できないプリンタ1006は、検索メッセージを受信しても検索応答メッセージを送信しない。
図12、図13は、デジタルカメラ1003が、所望のサービスを提供可能な装置から第1通信部212を介して検索応答メッセージを受信しているにもかかわらず、指定した検索範囲では所望のサービスを提供可能な装置を検出できなかった場合の例を示している。図12に示すように、デジタルカメラ1003がテレビ1002やスピーカー1001を使用してビデオデータを再生したい場合、デジタルカメラ1003が最初に指定した検索範囲に対応するスピーカー1001及びテレビ1002の通信範囲1004,1005の内部にデジタルカメラ1003が存在しないため、デジタルカメラ1003は第2通信部311を介してスピーカー1001及びテレビ1002からの検索応答メッセージを受信できない。
この場合、図5、図7、図9のステップS513により、デジタルカメラ1003は、前回指定した検索範囲よりも広い検索範囲を指定して検索メッセージを再度送信する。図13は、再度指定された検索範囲を含む検索メッセージを受信した各装置の通信範囲の例を示している。検索範囲が広がったため、スピーカー1001及びテレビ1002の通信範囲1004,1005にデジタルカメラ1003が存在するようになり、スピーカー1001及びテレビ1002が送信する検索応答メッセージをデジタルカメラ1003が受信するようになる。
図22は、検索メッセージにおいて検索範囲として指定可能な値を示している。図22に示す例では、検索範囲は距離に応じたパラメータで指定される。例えば1mの検索範囲を指定する場合、パラメータは1となり、2mの検索範囲を指定する場合、パラメータは2となる。
第2通信部213,311に設定される送信出力は、図22に示す検索範囲の値に応じて算出される。各装置には、あらかじめ最大通信距離及び最大出力が定められている。送信出力は、以下の(1)式に従って算出される。例えば、検索範囲が3m、最大通信距離が30m、最大出力が10Wであれば、送信出力は最大出力10Wの10分の1である1Wと求められる。
送信出力=最大出力×(検索範囲/最大通信距離) ・・・(1)
本実施形態におけるコンテンツ送信端末(例えばデジタルカメラ106)は、最上位概念の本発明におけるコンテンツ送信端末に対応する。例えば第1通信部212を本発明のコンテンツ送信端末における第1の通信部とし、第2通信部213を本発明のコンテンツ送信端末における第2の通信部とし、システム制御部207を本発明のコンテンツ送信端末における選択部とし、検索範囲決定部215を本発明のコンテンツ送信端末における出力レベル決定部とし、応答制御部203を本発明のコンテンツ送信端末における応答制御部とし、通信相手決定部206を本発明のコンテンツ送信端末における装置決定部とすることで本発明のコンテンツ送信端末を構成可能である。本発明のコンテンツ送信端末は、その実現に必須でない構成(例えば表示部201)については、備えていなくてもよい。
本実施形態におけるサービス提供装置(例えばテレビ105やスピーカー107)は、最上位概念の本発明におけるサービス提供装置に対応する。例えば第1通信部310を本発明のサービス提供装置における第1の通信部または第3の通信部とし、第2通信部311を本発明のサービス提供装置における第2の通信部または第4の通信部とし、応答部302を本発明のサービス提供装置における応答部とし、コンテンツ処理部312を本発明のサービス提供装置におけるサービス提供部とすることで本発明のサービス提供装置を構成可能である。本発明のサービス提供装置は、その実現に必須でない構成(例えばデータ受信制御部309)については、備えていなくてもよい。
上述したように、本実施形態によれば、通信相手をより確実に検出することができると共に、他の装置が第1のネットワークNW1に接続して行う通信への影響を抑えることができる。
また、コンテンツ送信端末が、検索範囲を少しずつ広げながら、所望のサービスを提供するサービス提供装置の検索を行うことによって、コンテンツ送信端末から最小通信範囲にあるサービス提供装置を検出することができる。さらに、コンテンツ送信端末が、最小通信範囲にあるサービス提供装置とコンテンツデータの無線通信を行うことで、他の装置が行っている無線通信に対する干渉の影響を低減することができる。
また、所望のサービスを提供するサービス提供装置から第1通信部212で検索応答メッセージが受信されなかった場合、サービス提供装置の検出を中止することで、コンテンツ送信端末とサービス提供装置の双方における無駄な電力の消費を避けることができる。
また、コンテンツ送信端末がサービス識別子を含む検索メッセージを送信し、第1のネットワークNW1に接続している装置のうち、所望のサービスを提供可能な装置のみが検索応答メッセージを送信することで、コンテンツ送信端末が通信相手となるサービス提供装置を効率的に検出することができると共に、所望のサービスを提供できない装置が検索応答メッセージを送信することによる無駄な電力の消費を避けることができる。
また、サービス提供装置が複数検出された場合に、ユーザが所望のサービス提供装置を選択することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
101 アクセスポイント、102,1006 プリンタ、103 パソコン、104 HDDレコーダー、105,1002,1011 テレビ、106,1003 デジタルカメラ、107,1001,1010 スピーカー、201 表示部、202 入力部、203 応答制御部、206 通信相手決定部、207 システム制御部、209 DB部、210 通信制御部、211 データ送信制御部、212 第1通信部、213 第2通信部、214 コンテンツ保存部、215 検索範囲決定部、301 出力部、302 応答部、303 第1応答部、304 第2応答部、306 システム制御部、307 DB部、308 通信制御部、309 データ受信制御部、310 第1通信部、311 第2通信部、312 コンテンツ処理部

Claims (20)

  1. アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行い、無線送信の出力レベルを制御することが可能であって、コンテンツに応じたサービスを提供するサービス提供装置と前記第1の通信を行う第1の通信部と、
    前記サービス提供装置と前記第2の通信を行う第2の通信部と、
    サービスを選択する選択部と、
    前記サービス提供装置における無線送信の出力レベルを決定する出力レベル決定部と、
    前記サービス提供装置に対して前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、前記サービス提供装置が前記応答要求メッセージに対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを前記出力レベル決定部によって決定された出力レベルに設定させる指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信する応答制御部と、
    前記選択部で選択された前記サービスと、前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記サービス提供装置から受信された前記応答メッセージとに基づいて、コンテンツの無線通信を行う通信相手の前記サービス提供装置を決定する装置決定部と、
    を有し、
    前記応答制御部が、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信した後、
    前記選択部で選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記応答メッセージが受信された第1の場合、前記装置決定部は、当該応答メッセージを送信した前記サービス提供装置を前記通信相手と決定し、前記第2の通信部は前記通信相手の前記サービス提供装置にコンテンツを無線送信し、
    前記第1の場合以外であって、前記選択部で選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部のみで前記応答メッセージが受信された第2の場合、前記出力レベル決定部は、前回の前記応答要求メッセージの送信前に決定された前記出力レベルよりも高い前記出力レベルを決定し、前記応答制御部は、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信し、
    前記第1の場合、前記第2の場合以外であって、前記選択部で選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部で前記応答メッセージが受信されなかった第3の場合、前記第2の通信部はコンテンツを無線送信しない
    コンテンツ送信端末。
  2. 前記第1の場合、前記第2の通信部は、前記出力レベル決定部によって決定された出力レベルに対応する出力レベルで前記通信相手の前記サービス提供装置にコンテンツを無線送信する請求項1に記載のコンテンツ送信端末。
  3. サービスと前記サービス提供装置との対応関係を示す情報を記憶する記憶部をさらに有し、
    前記装置決定部は、前記選択部で選択された前記サービスと、前記記憶部に記憶されている情報と、前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記サービス提供装置から受信された前記応答メッセージとに基づいて、コンテンツの無線通信を行う通信相手の前記サービス提供装置を決定する請求項1に記載のコンテンツ送信端末。
  4. 前記応答制御部は、前記指示情報を含む前記応答要求メッセージを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信する請求項1に記載のコンテンツ送信端末。
  5. 前記第1の通信は有線通信である請求項1に記載のコンテンツ送信端末。
  6. 前記第1の場合、前記第2の通信部は、アクセスポイントとして機能する請求項1に記載のコンテンツ送信端末。
  7. 前記第1の場合であって、前記選択部で選択された前記サービスを提供する複数の前記サービス提供装置から前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記応答メッセージが受信された場合、前記装置決定部は、当該応答メッセージを送信した複数の前記サービス提供装置の中からユーザの指示に基づいて選択した前記サービス提供装置を前記通信相手と決定する請求項1に記載のコンテンツ送信端末。
  8. 前記第3の場合、前記応答制御部は、前記第1の通信部で前記応答メッセージが受信され、前記第2の通信部で前記応答メッセージが受信されなかった前記サービス提供装置に対して、コンテンツの無線送信を行わないことを通知する通知メッセージを前記第1の通信部から送信する請求項1に記載のコンテンツ送信端末。
  9. 前記応答制御部は、前記応答要求メッセージと、前記指示情報と、前記選択部によって選択されたサービスを示すサービス情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信し、
    前記装置決定部は、前記応答要求メッセージ、前記指示情報、及び前記サービス情報を受信し当該サービス情報が示すサービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部及び前記第2の通信部で受信された前記応答メッセージに基づいて、コンテンツの無線通信を行う通信相手の前記サービス提供装置を決定する請求項1に記載のコンテンツ送信端末。
  10. サービスと、コンテンツの種類と、前記サービス提供装置との対応関係を示す情報を記憶する記憶部をさらに有し、
    前記選択部は、前記サービスと、前記コンテンツの種類とを選択し、
    前記装置決定部は、前記選択部で選択された前記サービス及び前記コンテンツの種類と、前記記憶部に記憶されている情報と、前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記サービス提供装置から受信された前記応答メッセージとに基づいて、コンテンツの無線通信を行う通信相手の前記サービス提供装置を決定する請求項1に記載のコンテンツ送信端末。
  11. アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行い、コンテンツを無線送信するコンテンツ送信端末と前記第1の通信を行う第1の通信部と、
    前記コンテンツ送信端末と前記第2の通信を行う第2の通信部と、
    前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、前記応答要求メッセージに対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを設定させる指示情報とが前記第1の通信部で前記コンテンツ送信端末から受信された場合、前記第2の通信部の出力レベルを前記指示情報に基づく出力レベルに設定し、前記第1の通信部及び前記第2の通信部から前記応答メッセージを前記コンテンツ送信端末に送信する応答部と、
    前記応答メッセージが送信された後、前記コンテンツ送信端末から送信され、前記第2の通信部で無線受信されたコンテンツに応じたサービスを提供するサービス提供部と、
    を有するサービス提供装置。
  12. 前記応答部は、前記指示情報を含む前記応答要求メッセージが前記第1の通信部で前記コンテンツ送信端末から受信された場合、前記第2の通信部の出力レベルを前記指示情報に基づく出力レベルに設定し、前記第1の通信部及び前記第2の通信部から前記応答メッセージを前記コンテンツ送信端末に送信する請求項11に記載のサービス提供装置。
  13. 前記第1の通信は有線通信である請求項11に記載のサービス提供装置。
  14. 前記応答部は、コンテンツの無線送信を行わないことを通知する通知メッセージが前記第1の通信部で前記コンテンツ送信端末から受信された場合、前記第2の通信部を停止させる請求項11に記載のサービス提供装置。
  15. 前記応答部は、前記応答要求メッセージと、前記指示情報と、前記コンテンツ送信端末で選択されたサービスを示すサービス情報とが前記第1の通信部で前記コンテンツ送信端末から受信され、かつ、前記サービス情報が示すサービスを自サービス提供装置が提供している場合、前記第2の通信部の出力レベルを前記指示情報に基づく出力レベルに設定し、前記第1の通信部及び前記第2の通信部から前記応答メッセージを前記コンテンツ送信端末に送信する請求項11に記載のサービス提供装置。
  16. アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行うコンテンツ送信端末及びサービス提供装置を有する通信システムであって、
    前記コンテンツ送信端末は、
    前記サービス提供装置と前記第1の通信を行う第1の通信部と、
    前記サービス提供装置と前記第2の通信を行う第2の通信部と、
    サービスを選択する選択部と、
    前記サービス提供装置における無線送信の出力レベルを決定する出力レベル決定部と、
    前記サービス提供装置に対して前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、前記サービス提供装置が前記応答要求メッセージに対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを前記出力レベル決定部によって決定された出力レベルに設定させる指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信する応答制御部と、
    前記選択部で選択された前記サービスと、前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記サービス提供装置から受信された前記応答メッセージとに基づいて、コンテンツの無線通信を行う通信相手の前記サービス提供装置を決定する装置決定部と、
    を有し、
    前記応答制御部が、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信した後、
    前記選択部で選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記応答メッセージが受信された第1の場合、前記装置決定部は、当該応答メッセージを送信した前記サービス提供装置を前記通信相手と決定し、前記第2の通信部は前記通信相手の前記サービス提供装置にコンテンツを無線送信し、
    前記第1の場合以外であって、前記選択部で選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部のみで前記応答メッセージが受信された第2の場合、前記出力レベル決定部は、前回の前記応答要求メッセージの送信前に決定された前記出力レベルよりも高い前記出力レベルを決定し、前記応答制御部は、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信し、
    前記第1の場合、前記第2の場合以外であって、前記選択部で選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部で前記応答メッセージが受信されなかった第3の場合、前記第2の通信部はコンテンツを無線送信せず、
    前記サービス提供装置は、
    前記コンテンツ送信端末と前記第1の通信を行う第3の通信部と、
    前記コンテンツ送信端末と前記第2の通信を行う第4の通信部と、
    前記応答要求メッセージ及び前記指示情報が前記第3の通信部で前記コンテンツ送信端末から受信された場合、前記第4の通信部の出力レベルを前記指示情報に基づく出力レベルに設定し、前記第3の通信部及び前記第4の通信部から前記応答メッセージを前記コンテンツ送信端末に送信する応答部と、
    前記応答メッセージが送信された後、前記コンテンツ送信端末から送信され、前記第4の通信部で無線受信されたコンテンツに応じたサービスを提供するサービス提供部と、
    を有する通信システム。
  17. アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行い、無線送信の出力レベルを制御することが可能であって、コンテンツに応じたサービスを提供するサービス提供装置と前記第1の通信を行う第1の通信部と、
    前記サービス提供装置と前記第2の通信を行う第2の通信部と、
    を有するコンテンツ送信端末が、
    前記サービスを選択するステップと、
    前記サービス提供装置における無線送信の出力レベルを決定するステップと、
    前記サービス提供装置に対して前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、前記サービス提供装置が前記応答要求メッセージに対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを決定された出力レベルに設定させる指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信するステップと、
    選択された前記サービスと、前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記サービス提供装置から受信された前記応答メッセージとに基づいて、コンテンツの無線通信を行う通信相手の前記サービス提供装置を決定するステップと、
    を有し、
    前記応答要求メッセージと、前記指示情報とが前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信された後、選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記応答メッセージが受信された第1の場合、当該応答メッセージを送信した前記サービス提供装置を前記通信相手と決定し、前記第2の通信部から前記通信相手の前記サービス提供装置にコンテンツを無線送信し、
    前記第1の場合以外であって、選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部のみで前記応答メッセージが受信された第2の場合、前回の前記応答要求メッセージの送信前に決定された前記出力レベルよりも高い前記出力レベルを決定し、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信し、
    前記第1の場合、前記第2の場合以外であって、選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部で前記応答メッセージが受信されなかった第3の場合、前記第2の通信部からコンテンツを無線送信しない
    通信方法。
  18. アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行い、コンテンツを無線送信するコンテンツ送信端末と前記第1の通信を行う第1の通信部と、
    前記コンテンツ送信端末と前記第2の通信を行う第2の通信部と、
    を有するサービス提供装置が、
    前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、前記応答要求メッセージに対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを設定させる指示情報とが前記第1の通信部で前記コンテンツ送信端末から受信された場合、前記第2の通信部の出力レベルを前記指示情報に基づく出力レベルに設定し、前記第1の通信部及び前記第2の通信部から前記応答メッセージを前記コンテンツ送信端末に送信するステップと、
    前記応答メッセージが送信された後、前記コンテンツ送信端末から送信され、前記第2の通信部で無線受信されたコンテンツに応じたサービスを提供するステップと、
    を有する通信方法。
  19. アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行い、無線送信の出力レベルを制御することが可能であって、コンテンツに応じたサービスを提供するサービス提供装置と前記第1の通信を行う第1の通信部と、
    前記サービス提供装置と前記第2の通信を行う第2の通信部と、
    を有するコンテンツ送信端末のコンピュータに、
    前記サービスを選択するステップと、
    前記サービス提供装置における無線送信の出力レベルを決定するステップと、
    前記サービス提供装置に対して前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、前記サービス提供装置が前記応答要求メッセージに対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを決定された出力レベルに設定させる指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信するステップと、
    選択された前記サービスと、前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記サービス提供装置から受信された前記応答メッセージとに基づいて、コンテンツの無線通信を行う通信相手の前記サービス提供装置を決定するステップと、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記応答要求メッセージと、前記指示情報とが前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信された後、選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部及び前記第2の通信部で前記応答メッセージが受信された第1の場合、前記コンピュータに、当該応答メッセージを送信した前記サービス提供装置を前記通信相手と決定させ、前記第2の通信部から前記通信相手の前記サービス提供装置にコンテンツを無線送信させ、
    前記第1の場合以外であって、選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部のみで前記応答メッセージが受信された第2の場合、前記コンピュータに、前回の前記応答要求メッセージの送信前に決定された前記出力レベルよりも高い前記出力レベルを決定させ、前記応答要求メッセージと、前記指示情報とを前記第1の通信部から前記サービス提供装置に送信させ、
    前記第1の場合、前記第2の場合以外であって、選択された前記サービスを提供する前記サービス提供装置から前記第1の通信部で前記応答メッセージが受信されなかった第3の場合、前記コンピュータに、前記第2の通信部からコンテンツを無線送信させない
    プログラム。
  20. アクセスポイントが存在する第1のネットワークを介して第1の通信を行うと共に、前記第1のネットワークを介さずに第2のネットワークを介して無線で第2の通信を行い、コンテンツを無線送信するコンテンツ送信端末と前記第1の通信を行う第1の通信部と、
    前記コンテンツ送信端末と前記第2の通信を行う第2の通信部と、
    を有するサービス提供装置のコンピュータに、
    前記第1の通信及び前記第2の通信による応答を要求する応答要求メッセージと、応答の要求に対応する応答メッセージを無線送信するときの出力レベルを設定させる指示情報とが前記第1の通信部で前記コンテンツ送信端末から受信された場合、前記第2の通信部の出力レベルを前記指示情報に基づく出力レベルに設定し、前記第1の通信部及び前記第2の通信部から前記応答メッセージを前記コンテンツ送信端末に送信するステップと、
    前記応答メッセージが送信された後、前記コンテンツ送信端末から送信され、前記第2の通信部で無線受信されたコンテンツに応じたサービスを提供するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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