JP5681235B2 - 射出成形機の型締装置 - Google Patents
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Description
本発明は、固定盤変形機能を有する型締装置に関する。
トグル式の型締装置では、固定盤とトグル機構が取り付けられた後部固定盤の四隅をタイバーで接続し、可動盤をタイバーに沿って固定盤方向にトグル機構により移動させて、可動盤に取り付けられた金型を固定盤に取り付けられた金型に押し付け、この押圧によりタイバーを伸ばし、タイバーの伸びによって金型に型締力を付与する。
型締力バランスのわずかなズレが金型キャビティのバランスを崩し、成形品の精度に影響を及ぼす。そのため、金型に応じて、型締力バランスを調整する必要がある。そこで、固定盤と可動盤の両方に型締力伝達部材を設ける方法が取られている(特許文献1、2参照)。この方法は、型盤のたわみを伝達部材に移動させて、型締圧力分布を調整することが目的であり、タイバーごとの型締力は一定である。
しかし、特許文献1に開示されたものは、金型取付盤のたわみを考慮し、補正した金型とそうでない金型の両方を使用可能とするために型締圧力分布を調整する機構であり、型締力を調整するものではない。また、特許文献2に開示されたものは、固定盤と金型取付盤の間に複数の調整部材を収納することにより、型締圧力を均一な状態にしているが、型締力の調整はできない。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、固定盤の外側に補強部材を設けることで、各タイバーで発生させる型締力を変更できる射出成形機の型締装置を提供することである。
本発明は、射出成形機の固定盤の一部に補強部材を取付け、補強部材の固定具合を調整することにより、固定盤の変形量を変更可能にする。さらに、固定盤の変形量を調整することにより、型締力バランスの調整を可能にする。
本願の請求項1に係る発明は、固定側金型を保持する固定盤と、可動側金型を保持する可動盤と、後部固定盤とを備え、前記固定盤と前記後部固定盤とが互いに平行な複数本のタイバーによって結合され、前記可動盤は前記複数本のタイバーに沿って摺動しながら移動する射出成形機の型締装置において、
前記固定盤の反金型保持面側の該固定盤から離間した位置に設けた補強部材と、
前記固定盤と前記補強部材とを離間した状態で当接する当接部と、
前記当接部とは異なる位置において、前記固定盤と前記補強部材を接続する接続部材と、
を有し、該接続部材により型締力のバランス調整を行うことを特徴とする射出成形機の型締装置である。
前記固定盤の反金型保持面側の該固定盤から離間した位置に設けた補強部材と、
前記固定盤と前記補強部材とを離間した状態で当接する当接部と、
前記当接部とは異なる位置において、前記固定盤と前記補強部材を接続する接続部材と、
を有し、該接続部材により型締力のバランス調整を行うことを特徴とする射出成形機の型締装置である。
請求項2に係る発明は、前記当接部は、前記補強部材に設けられており、前記固定盤に当接する請求項1に記載の射出成形機の型締装置である。
請求項3に係る発明は、前記当接部は、前記固定盤に設けられており、前記補強部材に当接する請求項1に記載の射出成形機の型締装置である。
請求項4に係る発明は、前記当接部は、前記固定盤と前記補強部材の両方に設けられており、双方の当接部が当接する請求項1に記載の射出成形機の型締装置。
請求項3に係る発明は、前記当接部は、前記固定盤に設けられており、前記補強部材に当接する請求項1に記載の射出成形機の型締装置である。
請求項4に係る発明は、前記当接部は、前記固定盤と前記補強部材の両方に設けられており、双方の当接部が当接する請求項1に記載の射出成形機の型締装置。
本発明により、固定盤の外側に補強部材を設けることで、各タイバーで発生させる型締力を変更できる射出成形機の型締装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態について図面と共に説明する。
まず、射出成形機の型締装置を説明する。図1は本発明の実施形態の概要図1である。固定盤1と後部固定盤3の四隅はタイバー4によって結合され、後部固定盤3に取り付けられたトグル機構5の他端に可動盤2が取り付けられ、図示しないモータ等の駆動源によってトグル機構5のクロスヘッド(図示せず)を前進させて、トグルリンク(図示せず)を伸張させて可動盤2を、タイバー4に沿って摺動させながら移動させ、固定盤1に取り付けられた固定側金型6aに可動盤2に取り付けられた可動側金型6bを当接させ、さらに、トグルリンクを伸張させることによって、タイバー4を伸ばし、このタイバー4の伸びの反力で型締力を発生させる。固定側金型6aと可動側金型6bを合わせて金型6という。
まず、射出成形機の型締装置を説明する。図1は本発明の実施形態の概要図1である。固定盤1と後部固定盤3の四隅はタイバー4によって結合され、後部固定盤3に取り付けられたトグル機構5の他端に可動盤2が取り付けられ、図示しないモータ等の駆動源によってトグル機構5のクロスヘッド(図示せず)を前進させて、トグルリンク(図示せず)を伸張させて可動盤2を、タイバー4に沿って摺動させながら移動させ、固定盤1に取り付けられた固定側金型6aに可動盤2に取り付けられた可動側金型6bを当接させ、さらに、トグルリンクを伸張させることによって、タイバー4を伸ばし、このタイバー4の伸びの反力で型締力を発生させる。固定側金型6aと可動側金型6bを合わせて金型6という。
本発明の実施形態の型締装置は、固定盤1の反金型保持面側の固定盤1から離間した位置に設けた補強部材7と、固定盤1と補強部材7とを離間した状態で当接する当接部8と、当接部8とは異なる位置において、固定盤1と補強部材7を接続する接続部材(例えばねじ9)とを有し、該接続部材により型締力のバランス調整を行うことを特徴とする。
図1のように、固定盤1もしくは固定盤1に取付けられた部材に開けられたねじ穴に、補強部材7の貫通穴を通して接続部材であるねじ9を取付ける。ねじ9を締め込むと、補強部材7の当接部8が支点となり、補強部材7が固定盤1を引っ張って変形量を変更できる。
図2は型締時の型盤の変形と補強部材7による固定盤1の変形を示す図である。図2の型締時には、トグル機構5の伸長により、固定盤1は破線のようにたわみ、タイバー4は伸びる。ねじ9の軸力調整が行われていた場合、固定盤1は実線のようにたわみ量が少なくなるため、その分タイバーの伸び量が増え、型締力が増大する。
また、固定盤1を押して変形させる場合は、図3のように、固定盤1に取付けたねじ9の端を補強部材7に押し付ければよい。接続部材をねじ9ではなく油圧シリンダにしてもよく、固定盤1を押すことも引くことも可能である。ただし、押す場合は、当接部8を固定盤1と補強部材7に固定しておく必要があり、図3では補強部材7が当接部8において固定盤1に固定されている。
図1〜図3の場合、固定盤1はガイドやローラの上に載っているが、固定盤1がベース(図示せず)に固定されている場合は、図4の破線のように固定盤1の下部はほとんど変形しない。そのため、実線のように固定盤1の上部の変形量を調整することにより、型締力バランスを調整する。
次に、補強部材7を図6〜図9を用いて説明する。図6は補強部材の実施例1を示している。補強部材7は長方形状の部材であって、長軸方向の両端部に固定盤1にねじ込まれるねじ9が装着される貫通穴が設けられている。また、中央部には当接部8が設けられている。当接部8を補強部材7に一体として形成してもよいし、別部材として構成し、ボルトなどの固定手段により補強部材7に固定してもよい。この補強部材7を、射出ノズルが挿通する通し穴10の両側に位置するように、ねじ9により固定盤1に取り付ける。各タイバー4の付近でねじ9の締付けを行うことができる。
図7は、補強部材の実施例2を示している。補強部材7は図7のように1枚でもよい。この場合、補強部材7には、ノズル進入用に通し穴11が設けられている。通し穴11は、補強部材7に固定盤1に設けられた通し穴10に対応する位置に設けられる。また、当接部8が、通し穴11の両側に設けられ、四隅にはねじ9を挿通する貫通穴が設けられている。
当接部8は図8のように固定盤の一部分でもよく、図9のように固定盤と補強部材の両方に設けてもよい。また、接続部材として、ねじ9の他に、油圧シリンダや油圧ジャッキを用いてもよい。
1 固定盤
2 可動盤
3 後部固定盤
4 タイバー
5 トグル機構
6 金型
7 補強部材
8 当接部
9 ねじ
10 通し穴
11 通し穴
2 可動盤
3 後部固定盤
4 タイバー
5 トグル機構
6 金型
7 補強部材
8 当接部
9 ねじ
10 通し穴
11 通し穴
Claims (4)
- 固定側金型を保持する固定盤と、可動側金型を保持する可動盤と、後部固定盤とを備え、前記固定盤と前記後部固定盤とが互いに平行な複数本のタイバーによって結合され、前記可動盤は前記複数本のタイバーに沿って摺動しながら移動する射出成形機の型締装置において、
前記固定盤の反金型保持面側の該固定盤から離間した位置に設けた補強部材と、
前記固定盤と前記補強部材とを離間した状態で当接する当接部と、
前記当接部とは異なる位置において、前記固定盤と前記補強部材を接続する接続部材と、
を有し、該接続部材により型締力のバランス調整を行うことを特徴とする射出成形機の型締装置。 - 前記当接部は、前記補強部材に設けられており、前記固定盤に当接する請求項1に記載の射出成形機の型締装置。
- 前記当接部は、前記固定盤に設けられており、前記補強部材に当接する請求項1に記載の射出成形機の型締装置。
- 前記当接部は、前記固定盤と前記補強部材の両方に設けられており、双方の当接部が当接する請求項1に記載の射出成形機の型締装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013118699A JP5681235B2 (ja) | 2013-06-05 | 2013-06-05 | 射出成形機の型締装置 |
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Family Applications (1)
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JP2013118699A Active JP5681235B2 (ja) | 2013-06-05 | 2013-06-05 | 射出成形機の型締装置 |
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JP4047892B2 (ja) * | 2006-03-23 | 2008-02-13 | ファナック株式会社 | 射出成形機の型締装置 |
WO2009084414A1 (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-09 | Konica Minolta Opto, Inc. | 成形金型及び光学素子の成形方法 |
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- 2013-06-05 JP JP2013118699A patent/JP5681235B2/ja active Active
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2014
- 2014-06-04 CN CN201410245903.6A patent/CN104228007B/zh active Active
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