JP5664344B2 - ラックピニオン式舵取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ラックガイドによりラック軸を摺動可能に支持するラックピニオン式舵取装置に関する。
従来のラックピニオン式舵取装置として、特許文献1に開示されたものがある。
図5に示すラックピニオン式舵取装置100は、ハンドル操舵により回転するピニオンシャフト101と、このピニオンシャフト101に噛み合うラック軸102と、ピニオンシャフト101を回転可能に軸承するギヤハウジング103と、ラック軸102を挟んでピニオンシャフト101と反対側に設けられラック軸102をピニオンシャフト101に噛合う方向に押圧するラックガイド104とを備えている。
ギヤハウジング103にはラックガイド104を摺動可能に案内するガイド穴103bが形成され、このガイド穴103bの一端に蓋106が螺着されている。蓋106とラックガイド104間に、ラックガイド104をラック軸102に押付けるコイルバネ107が介挿され、ラックガイド104のラック軸102側には、ラック軸用シート108が取り付けられている。このラック軸用シート108によって、ラック軸102との摺動抵抗を小さくしている。
特開2009−184591号公報
このものは、長時間の使用により、ラック軸用シート108が摩耗する。また、ピニオンシャフト101とラック軸102の両方の歯が摩耗する。これらの摩耗によって、ラックガイド104がラック軸102側へ変位し、コイルバネ107が伸張してコイルバネ107の付勢力が低下し、ハンドルの支持剛性が低下し、ピニオンシャフト101とラック軸102の両方の歯同士の噛合い音が発生し易くなる問題があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ラックガイド104がラック軸102側へ変位しても、ハンドルがふらつき易くならないようにするとともに、ピニオンシャフト101とラック軸102の両方の歯同士の噛合い音が発生し易くならないようにするラックピニオン式舵取装置を提供することである。
請求項1に記載の発明は、ギヤハウジングにピニオンシャフトを回転可能に軸承し、前記ピニオンシャフトに噛合するラック軸を前記ギヤハウジングの挿通穴に挿通し、前記ピニオンシャフトと反対側の背後から前記ラック軸を前記ピニオンシャフトに押し付けるラックガイドをギヤハウジングのガイド穴に軸方向に移動可能に嵌挿し、前記ガイド穴を閉塞する蓋を設け、前記蓋と前記ラックガイド間に前記ラックガイドを前記ラック軸側へ付勢する弾性部材を介挿したラックピニオン式舵取装置において、前記弾性部材は、前記ラックガイドが前記ラック軸側へ移動するにつれて、付勢する力が低下するとともに、付勢する方向と前記ラックガイドの軸方向とのなす角度が小さくなるようなものを用いたものである。
請求項1によれば、長時間使用による摩耗によってラックガイドがラック軸側へ変位して弾性部材の付勢力が低下しても、弾性部材の付勢する方向と、ラックガイドの軸方向とのなす角度が小さくなるので、弾性部材のラックガイドの軸方向に付勢する力の低下が無くなり、ハンドルがふらつき易くならない、ピニオンシャフトとラック軸の両方の歯同士の噛合い音が発生し易くならない。
請求項2に記載の発明は、前記ラックガイドの前記弾性部材が接触する面に、R形状のR面取り部を形成し、前記弾性部材が前記R面取り部に接触する点における法線と、ラックガイドの軸方向とのなす角度が、ラックガイドがラック軸側へ変位するに従って小さくなるように前記弾性部材とR面取り部を接触させたものである。
請求項2によれば、長時間使用による摩耗によってラックガイドがラック軸側へ変位して弾性部材の付勢力が低下しても、弾性部材が前記R面取り部に接触する点における法線と、ラックガイドの軸方向とのなす角度が、ラックガイドがラック軸側へ変位するに従って小さくなるので、弾性部材のラックガイドの軸方向に付勢する力の低下がより一層無くなる。この結果、弾性部材の付勢力が低下しても、ハンドルがふらつき易くならない、ピニオンシャフトとラック軸の両方の歯同士の噛合い音が発生し易くならない。
本発明によれば、長時間使用による摩耗によってラックガイドがラック軸側へ変位して弾性部材の付勢力が低下しても、弾性部材の付勢する方向と、ラックガイドの軸方向とのなす角度が小さくなるので、弾性部材のラックガイドの軸方向に付勢する力の低下が無くなり、ピニオンシャフトとラック軸の両方の歯同士の噛合い音が発生しにくい。
本発明の実施形態におけるラックピニオン式舵取装置の全体構成図である。 本発明の実施形態における図1のA−A線断面図である。 本発明の実施形態における図2の弾性部材周辺の要部拡大図である。 本発明の実施形態における図3の摩耗後の状態図である。 従来におけるラックピニオン式舵取装置の断面図である。
本発明の一実施形態について、図1乃至図3を参酌しつつ説明する。図1はラックピニオン式舵取装置の全体構成図であり、図2は図1のA−A線断面図であり、図3は図2の弾性部材周辺の要部拡大図であり、図4は図3の摩耗後の状態図である。
図1及び図2に示すようにラックピニオン式舵取装置10は、ギヤハウジング11と、このギヤハウジング11に回転可能に軸承されたピニオンシャフト30と、このピニオンシャフト30に噛合するラック軸40と、ピニオンシャフト30と反対側の背後からラック軸40をピニオンシャフト30に押し付けるラックガイド50とを有する。
図1に示すように,前記ギヤハウジング11には挿通穴12が貫通しており、この挿通穴12にラック軸40が挿通されている。ラック軸40の両端にボールジョイント90の一端が連結され、ボールジョイント90の他端には図略の車輪がそれぞれ連結され、ラック軸40の軸方向の移動によって車輪の向きが変えられるようになっている。
図2に示すように、ギヤハウジング11には、ラック軸40と立体的に交差する方向にシャフト挿入穴21が形成されている。シャフト挿入穴21に一対の軸受22、23が設置され、これらの軸受22、23にピニオンシャフト30が回転可能に軸支されている。ピニオンシャフト30にはピニオン30aが形成され、このピニオン30aに前記ラック軸40のラック40aが噛合している。ピニオンシャフト30の一端には、図略のステアリングコラム等を介してハンドルが回転連結され、ハンドルの回転動作は、ピニオン30aとラック40aによってラック軸40の軸方向移動に変換されるようになっている。
ピニオンシャフト30には、軸受23の両側にフランジ部31とリング溝32が形成され、リング溝32にリング33が嵌め込まれている。リング33とフランジ部31によって、ピニオンシャフト30は軸受22に対し、ピニオンシャフト30の軸方向に移動不能に係止される。シャフト挿入穴21の開口側にはめねじ部24が形成され、このめねじ部24に留め金25が螺着されている。シャフト挿入穴21のピニオンシャフト30のフランジ部31に対応する位置に段部26が形成され、この段部26と留め金25で軸受23を挟み込むことによって、軸受23はシャフト挿入穴21に軸方向に移動不能に係止される。シャフト挿入穴21の開口側の一端には、オイルシール27が圧入され、オイルシール27の内周のリップ部27aがピニオンシャフト30に摺動可能に当接している。
ギヤハウジング11には、前記ラック軸40および前記シャフト挿入穴21に対して立体的に交差する方向にガイド穴13が形成され、このガイド穴13にラックガイド50が摺動可能に案内されている。ガイド穴13の開口側の一端にはめねじ部14が形成され、このめねじ部14に蓋51が螺着されている。ガイド穴13とめねじ部14間には、ガイド穴13より大径の嵌合部15が形成され、蓋51とラックガイド50間で嵌合部15に弾性部材53が遊嵌されている。嵌合部15には、蓋51の一端が嵌合されている。
弾性部材53は、ラックガイド50の軸方向から見ると、リング状の形状を有し、ラックガイド50の半径方向に断面すると、図3および図4に示すようにコの字形状を有する。弾性部材53は、板状のものをプレス成形することによって作られ、熱処理によって弾性力が増す。弾性部材53は、円盤状の底部53aと、底部53aの外周よりラックガイド50の軸方向に延びる略円筒状の立設部53bと、立設部53bの一端から半径内方へ延びる円盤状の頭部53cとからなっている。底部53aと立設部53bは、略直角に接続され、立設部53bと頭部53cは、略直角に接続されている。底部53aは蓋51のラックガイド50側の端面に面接触し、頭部53cの内径側がラックガイド50の蓋51側の端面に接触している。
ラックガイド50の蓋51側の端面には、外縁をR形状に丸めたR面取り部50aが形成されている。ラックガイド50が蓋51側へ変位した図3に示す状態では、頭部53cは立設部53b側の一端を支点に蓋51側へ折れ曲がるとともに、立設部53bは底部53a側の一端を支点に嵌合部15に接近する方向へ倒れる。ラックガイド50がラック軸40側へ変位した図4に示す状態では、頭部53cは立設部53b側の一端を支点に蓋51側への折れ曲がりが解消されてラックガイド50側へ戻され、立設部53bは底部53a側の一端を支点に嵌合部15に接近する方向に倒れていたのが解消されて嵌合部15の中心側へ戻される。頭部53cがR面取り部50aに接触する位置が、図4では図3よりもラックガイド50の内径側となる。
図2に示すように、ラックガイド50のラック軸40側の取付け面50bは、ラック軸40の軸線回りに断面円弧状に形成され、この取付け面50b全体に渡ってラック軸用シート52が固着されている。ラック軸用シート52にラック軸40の背面40bが摺動可能に当接しており、背面40bは、ラック軸40の軸線回りに断面円弧状に形成されている。前記ラックガイド50には取付け面50bと連通する断面円形の取付け穴50cがラックガイド50の軸線方向に形成され、この取付け穴50cにラック軸用シート52の断面円形の突起52aが圧入されている。ラック軸用シート52は断面円弧状の一枚のシートであり、取付け穴50cに対応する位置のみ突起52aを形成した。よって、突起52aの前後は断面円弧状で、ラック軸40の背面40bに摺動可能に当接する。
ピニオンシャフト30の先には、図略のハンドルにかけて、図略のステアリングコラムが設置され、このステアリングコラムの部分にパワーアシストする電動モータと、電動モータの回転を減速してステアリングシャフトに伝達する減速機が設置されている。すなわち、コラム電動モータ式動力舵取装置に本実施形態を適用した。
図1に示すように、ギヤハウジング11の挿通穴12は、ラック軸40を挿通できる程度の小さな穴径を持つ小径部12aと、小径部12aの両端側に設けられボールジョイント90が挿通できる程度の大きな穴径を持つ第1の大径部12b、第2の大径部12cと、第1の大径部12bと小径部12a間に設けられた第1の中径部12d、第1の嵌合部12eと、第2の大径部12bと小径部12a間に設けられた第2の中径部12f、第2の嵌合部12gとからなっている。
第1の嵌合部12eには、ラック軸用ブッシュ41が嵌合され、ラック軸用ブッシュ41のフランジ部41aが第1の中径部12dに遊嵌されている。ラック軸用ブッシュ41は、両端を除いた位置に軸方向にスリット41bを有し、このスリット41bは円周方向に複数設けられている。
第1の大径部12bには、第1のストッパ部材42が嵌合固定されている。第1の中径部12dと第1の嵌合部12e間には第1の段部が形成され、第1の段部と第1のストッパ部材42とで、第1のフランジ部41aが挟み込まれることによって、ラック軸用ブッシュ41が所定の位置に固定される。
第2の大径部12bには、めねじ部12hが形成され、このめねじ部12hに第2のストッパ部材43が螺着されている。
第2の嵌合部12gにはラックブッシュ60が嵌合され、このラックブッシュ60は、軸方向に延びる摺動部61と、半径方向外方へ突出するフランジ部62とからなっている。フランジ部62が第2の中径部12fに遊嵌されている。
ラック軸40は鉄の材質で主に作られており、ラック40aは鍛造によって形成され、切削と研磨によって背面40bが所定の寸法に加工される。摩耗を防ぐために、背面40bに焼入れ処理がなされる。ラック軸用シート52は、樹脂と金属の複層からなり、この樹脂層がラック軸40の背面40bに接触する。樹脂層の摩擦係数は非常に小さい。ラック軸用ブッシュ41とラックブッシュ60は、樹脂からなり、これらの摩擦係数は非常に小さい。
次に、以上説明した構成に基づいて全体の動作を説明する。
図2に示すように、図略のハンドルを操作すると、ピニオンシャフト30が回転し、ラック軸40の軸方向移動に変換され、図略の車輪の向きが変わる。ラック軸40は、図1において、ギヤハウジング11の両端でラック軸用ブッシュ14、ラックブッシュ60に軸方向移動可能に支持され、ギヤハウジング11のラックブッシュ60側で、図2に示すように、ラック軸用シート52とピニオンシャフト30とで挟み込まれた状態で軸方向移動可能に支持される。ラックガイド50は、ガイド穴13に摺動可能に支持され、弾性部材53によってラック軸用シート52が背面40bに当接する方向に押付けられる。
図3は、ラック軸用シート52の摩耗が少なく、ピニオン30aとラック40aの摩耗が少ない状態で、ラックガイド50は蓋51側へ変位した状態にある。頭部53cは立設部53b側の一端を支点に蓋51側へ折れ曲がるとともに、立設部53bは底部53a側の一端を支点に嵌合部15に接近する方向へ倒れている。
図3の状態で弾性部材53がラックガイド50に作用する力Fa1は、弾性部材53がラックガイド50に接触する点における法線ベクトルFb1に分解される。力Fa1と法線ベクトルFb1間のなす角度P1とすると、法線ベクトルFb1=Fa1×cosP1で表される。法泉ベクトルFb1のラックガイド50の軸方向の分力Fc1が、ラックガイド50の軸方向に作用する。分力Fc1と法線ベクトルFb1間のなす角度Q1とすると、分力Fc1=Fb1×cosQ1で表される。
ラックピニオン式舵取装置を長時間使用すると、ラック軸用シート52が摩耗し、ピニオン30aとラック40aが摩耗し、ラックガイド50が図4に示す位置までラック軸40側へ変位する。ラックガイド50がラック軸40側へ変位すると、頭部53cは立設部53b側の一端を支点に蓋51側への折れ曲がりが解消されてラックガイド50側へ戻され、立設部53bは底部53a側の一端を支点に嵌合部15に接近する方向に倒れていたのが解消されて嵌合部15の中心側へ戻される。
図4の状態で弾性部材53がラックガイド50に作用する力Fa2は、弾性部材53がラックガイド50に接触する点における法線ベクトルFb2に分解される。力Fa2と法線ベクトルFb2間のなす角度P2とすると、法線ベクトルFb2=Fa2×cosP2で表される。法線ベクトルFb2のラックガイド50の軸方向の分力Fc2が、ラックガイド50の軸方向に作用する。分力Fc2と法線ベクトルFb2間のなす角度Q2とすると、分力Fc2=Fb2×cosQ2で表される。
ラックガイド50がラック軸40側へ変位した分だけ、弾性部材53がラックガイド50に作用する力Fa2は、力Fa1よりも低下する。頭部53cがR面取り部50aに接触する位置が、図4では図3よりもラックガイド50の内径側となる関係上、分力Fc2と法線ベクトルFb2間のなす角度Q2が、分力Fc1と法線ベクトルFb1間のなす角度Q1より小さくなり、cosQ2がcosQ1より大きくなる。つまり、力Fa2が力Fa1より小さくなっても、cosQ2がcosQ1より大きくなるため、分力Fc2は力Fa1から力Fa2へ低下するほど低下しないか、分力Fc1と同じになる。この結果、ハンドルの支持剛性が維持されてハンドルがふらつき易くならない。また、ピニオン30aとラック40aの噛合い音が発生し易くならない。
本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
上述した実施形態は、ラックガイド50の蓋51側の端面に、外縁をR形状に丸めたR面取り部50aを形成し、頭部53cがR面取り部50aに接触する位置が、図4では図3よりもラックガイド50の内径側となるようにした。この結果、分力Fc2と法線ベクトルFb2間のなす角度Q2が、分力Fc1と法線ベクトルFb1間のなす角度Q1より小さくなり、cosQ2がcosQ1より大きくなることによって、分力Fc2の低下を小さくするか、分力Fc1と同じにした。
他の実施形態として、ラックガイド50の蓋51側の端面に、外縁を斜めに真っ直ぐカットしたC面取り部を形成しても良い。この場合、頭部53cがC面取り部のどの位置で接触しても、分力Fc2と法線ベクトルFb2間のなす角度Q2が、分力Fc1と法線ベクトルFb1間のなす角度Q1と同じになるが、力Fa2と法線ベクトルFb2間のなす角度P2は、力Fa1と法線ベクトルFb1間のなす角度P1より小さくなり、cosP2がcosP1より大きくなることによって、分力Fc2の低下を小さくするか、分力Fc1と同じに出来る。
11:ギヤハウジング、12:挿通穴、13:ガイド穴、30:ピニオンシャフト、40:ラック軸、50:ラックガイド、50a:R面取り部、51:蓋、53:弾性部材、Fb1:法線ベクトル(法線)、Fb2:法線ベクトル(法線)

Claims (2)

  1. ギヤハウジングにピニオンシャフトを回転可能に軸承し、前記ピニオンシャフトに噛合するラック軸を前記ギヤハウジングの挿通穴に挿通し、前記ピニオンシャフトと反対側の背後から前記ラック軸を前記ピニオンシャフトに押し付けるラックガイドをギヤハウジングのガイド穴に軸方向に移動可能に嵌挿し、前記ガイド穴を閉塞する蓋を設け、前記蓋と前記ラックガイド間に前記ラックガイドを前記ラック軸側へ付勢する弾性部材を介挿したラックピニオン式舵取装置において、
    前記弾性部材は、前記ラックガイドが前記ラック軸側へ移動するにつれて、付勢する力が低下するとともに、付勢する方向と前記ラックガイドの軸方向とのなす角度が小さくなるようなものを用いたことを特徴とするラックピニオン式舵取装置。
  2. 前記ラックガイドの前記弾性部材が接触する面に、R形状のR面取り部を形成し、前記弾性部材が前記R面取り部に接触する点における法線と、ラックガイドの軸方向とのなす角度が、ラックガイドがラック軸側へ変位するに従って小さくなるように前記弾性部材とR面取り部を接触させたことを特徴とする請求項1に記載のラックピニオン式舵取装置。
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