JP2014234920A - モータ - Google Patents

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Yuichi Toyama
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Abstract

【課題】転がり軸受の外輪がホルダ部の内周に衝突する異音を無くしたモータを提供する。
【解決手段】ホルダ部54c、56の内周にテーパ状の第1テーパ面56を形成し、出力軸38の径方向において、第1テーパ面56および転がり軸受81の外輪間に保持部材57、58を介挿し、保持部材の外周に第1テーパ面56に接触するテーパ状の第2テーパ面57a、58aを形成し、保持部材の内周に転がり軸受81の外輪の外周に接触する円筒状の嵌合面57c、58cを形成し、転がり軸受81の外輪の端面に接触するフランジ部57d、58dを保持部材に内径方向に突出して形成し、保持部材は、第1テーパ面56に倣って第2テーパ面および嵌合面が径方向に縮小する縮小機能を有し、第1テーパ面56に第2テーパ面が接触する方向に保持部材をフランジ部を介して押し付ける弾性部材95を設けた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、モータに関する。
従来の車両用のパワーステアリング装置として、運転手のハンドル操作をパワーアシストするために、図6(特許文献1)に示すような電動モータ130を使用したものがある。
電動モータ130は、モータケース150と、モータケース150の内周に嵌合固定されたステータ131と、ステータ131の内周に配置されたロータ135と、ロータ135の内周に嵌合固定された出力軸138と、モータケース150内に配置され、出力軸138を回転可能に支持する転がり軸受180、181とからなっている。
モータケース150は、カップ形状で円筒形状を有するケース本体151と、ケース本体151に嵌合され、スポット溶接で固定された取付けプレート170と、ケース本体151の開口側に嵌合された蓋プレート160とからなっている。
ケース本体151にカップ形状の第1ホルダ部151aが形成され、第1ホルダ部151aの内周に転がり軸受181の外輪が嵌合されている。蓋プレート160にカップ形状の第2ホルダ部160aが形成され、第2ホルダ部160aの内周に転がり軸受180の外輪が嵌合されている。転がり軸受181の外輪を嵌合できるように、第1ホルダ部151aの内周および転がり軸受181の外輪間に隙間が存在する。転がり軸受180の外輪を嵌合できるように、第2ホルダ部160aの内周および転がり軸受180の外輪間に隙間が存在する。
特開2012−90496号公報
ステータ131およびロータ135間に磁力による吸引力が発生し、前記隙間が存在するため、転がり軸受181の外輪が第1ホルダ部151aの内周に衝突したり、転がり軸受180の外輪が第2ホルダ部160aの内周に衝突したりして異音が発生する。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的するところは、転がり軸受の外輪がホルダ部の内周に衝突する異音を無くしたモータを提供することである。
上記課題を解決するためのモータは、内部に一対のカップ形状のホルダ部を設けたモータケースと、前記一対のホルダ部間で前記モータケースの内周に取付けられたステータと、前記一対のホルダ部に嵌合された一対の転がり軸受と、前記モータケースに前記一対の転がり軸受を介して回転可能に支持された出力軸と、前記出力軸と一体となって、前記ステータに対して回転するロータとを有し、前記ホルダ部に前記転がり軸受の外輪を嵌合し、前記転がり軸受の内輪に前記出力軸を嵌合したモータにおいて、前記ホルダ部の内周に前記出力軸の軸方向に径が徐々に小さくなるテーパ状の第1テーパ面を形成し、前記出力軸の径方向において、前記第1テーパ面および前記転がり軸受の前記外輪間に保持部材を介挿し、前記保持部材の外周に前記第1テーパ面に接触するテーパ状の第2テーパ面を形成し、前記保持部材の内周に前記転がり軸受の前記外輪の外周に接触する円筒状の嵌合面を形成し、前記転がり軸受の前記外輪の端面に接触するフランジ部を前記保持部材に内径方向に突出して形成し、前記保持部材は、前記第1テーパ面に倣って前記第2テーパ面および前記嵌合面が径方向に縮小する縮小機能を有し、前記第1テーパ面に前記第2テーパ面が接触する方向に前記保持部材を前記フランジ部を介して押し付ける弾性部材を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、弾性部材によって第1テーパ面に第2テーパ面が接触する方向に保持部材が押圧され、保持部材は第1テーパ面に倣って嵌合面の径が縮小するので、ホルダ部に保持部材が当接し、保持部材に転がり軸受が当接するので、転がり軸受の外輪がホルダ部の内周に衝突する異音を無くしたモータを提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる電動パワーステアリング装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態にかかる電動モータの内部構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかる図2のA−A線断面図である。 本発明の一実施形態にかかる図2のB−B線断面図である。 本発明の一実施形態にかかる図2の要部拡大図である。 従来のモータの内部構造を示す断面図である。
本発明の一例である実施形態を、図1乃至図5にもとづいて説明する。図1は、電動パワーステアリング装置の概略構成図、図2は、電動モータの内部構造を示す断面図、図3は、図2のA−A線断面図、図4は、図2のB−B線断面図、図5は、図2の要部拡大図である。
図1に示すように電動パワーステアリング装置10は、ハンドル21に一端が回転連結されたコラム機構20と、コラム機構20の他端に回転連結されたインターミディエイトシャフト39と、インターミディエイトシャフト39の他端に回転連結されたラックアンドピニオン機構40とを有する。ラックアンドピニオン機構40は、左右両端に設けられたナックルアーム46を介して転蛇輪47に連結されている。電動パワーステアリング装置10は、ハンドル21の操作を、コラム機構20、インターミディエイトシャフト39、ラックアンドピニオン機構40を介してナックルアーム46に伝え、転蛇輪47の向きを変える機能を持っている。また、コラム機構20に設けられた電動モータ30によって、パワーアシストする機能を持っている。
図1および図2に示すようにコラム機構20は、ハンドル21に一端が回転連結されたステアリングシャフト22と、ステアリングシャフト22の他端に回転連結された図略の中間軸と、インターミディエイトシャフト39の一端に回転連結された出力軸23と、中間軸および出力軸23を回転連結するトーションバー26と、トーションバー26の捩れに応じてパワーアシストする電動モータ30と、電動モータ30の出力軸38に回転連結されたウォームギヤ25と、ウォームギヤ25に噛合するウォームホイール24と、中間軸および出力軸23を回転可能に支持するギヤハウジング92とを有する。ウォームホイール24は、出力軸38の外周に嵌合固定され、出力軸38と一体回転する。トーションバー26は、ハンドルトルクが増加すると捩れ角が増加する機能を有する。ウォームギヤ25およびウォームホイール24は、電動モータ30の出力軸38の回転を減速する機能を有する。
図1に示すようにラックアンドピニオン機構40は、インターミディエイトシャフト39の他端に回転連結されたピニオン軸41と、ピニオン軸41の回転軸線に対し交差する方向に移動するラック軸43と、ラック軸43の両端に連結されたタイロッド45と、ピニオン軸41を回転可能に支持するとともにラック軸43を軸方向移動可能に支持する図略のラックハウジングとを有する。ピニオン軸41にはピニオン歯42が形成され、ラック軸43にはラック歯44が形成され、ピニオン歯42およびラック歯44は互いに噛合している。こうしてピニオン軸41の回転運動は、ラック軸43の軸方向運動に変換される。
図2乃至図5に示すように電動モータ30は、モータケース50と、モータケース50の内周に嵌合固定されたステータ31と、ステータ31の内周に配置されたロータ35と、ロータ35の内周に嵌合固定された出力軸38と、モータケース50内に配置され、出力軸38を回転可能に支持する転がり軸受80、81とからなっている。
出力軸38は、両端に向かって小径となり、出力軸38の他端側に第1段部38aが形成され、出力軸38の一端側に第2段部38bが形成されている。第1段部38aは転がり軸受80の内輪に当接し、第2段部38bは転がり軸受81の内輪に当接する。
図2に示すようにステータ31は、円筒形状の円筒部と、円筒部から内径側に延びる複数のティース32と、各ティース32に周囲に設けられたインシュレータ33と、インシュレータ33に巻回されたコイル34とを有する。コイル34は、円周方向に複数有し、複数のコイル34に印加する電流のタイミングを互いにずらすことによって、回転磁界が発生する。円筒部およびティース32は互いに一体的に作られた鉄製であり、インシュレータ33は樹脂製である。
ロータ35は、出力軸38に嵌合固定されたロータコア37と、ロータコア37の外周に円周方向に複数配置されたマグネット36とを有する。ロータコア37は鉄製であり、マグネット36は磁石である。コイル34に電流を印加すると、ティース32回りの磁力線が発生し、マグネット36側の磁力線と吸引しあって、ロータ35が回転する。
図2乃至図5に示すようにモータケース50は、カップ形状で円筒形状を有するケース本体51と、ケース本体51の外周に固定された取付けプレート70と、ケース本体51の開口側に嵌合された蓋プレート60と、ケース本体51の外周に嵌合固定された円筒形状の補強部材66とからなっている。補強部材66は、ケース本体51の軸方向においてステータ31に対応する位置に設けられている。蓋プレート60に電子制御装置90が取付けられている。ケース本体51、取付けプレート70および蓋プレート60は、いずれも鉄製であり、プレスで切り抜き、折り曲げることによって成形される。
ケース本体51は、外径方向に延びる第1取付部52と、円筒形状の大径円筒部53aと、大径円筒部53aより小径の中大径円筒部53bと、中大径円筒部53bより小径の中小径円筒部53cと、中小径円筒部53cより小径の小径円筒部53dとが軸方向に順に形成されている。ケース本体51のギヤハウジング92側の底部には、外径方向に延びる第1底部54cと、内径方向にテーパ状に延びる第1傾斜部56と、外径方向に延びる第2底部54bと、外径方向にテーパ状に延びる第2傾斜部55と、外径方向に延びる第3底部54aとが外径方向に順に形成されている。
中大径円筒部53bの内周には、ステータ31が嵌合固定され、中大径円筒部53bの外周には、補強部材66が嵌合固定されている。中小径円筒部53cの外周には、後述する第2円筒部72が嵌合されている。第1傾斜部56の内周には出力軸38と同軸にテーパ状の第1テーパ面56aが形成され、第1テーパ面56aに保持部材57、58、59が嵌合されている。第1テーパ面56aは、ロータ35側に向けて徐々に径が小さくなる面を有している。
保持部材57、58、59の外周には、第1テーパ面56aに接触する第2テーパ面57a、58a、59aが第1テーパ面56aと平行に形成されている。保持部材57、58、59の内周には円筒状の嵌合面57c、58c、59cが出力軸38の軸線と平行に形成され、嵌合面57c、58c、59cに転がり軸受81の外輪の外周が嵌合されている。各嵌合面57c、58c、59cは、転がり軸受81の外輪の外周と同一の曲率を有する。転がり軸受81の内輪の内周には出力軸38が圧入嵌合され、出力軸38は転がり軸受81、保持部材57、58、59を介して第1傾斜部56に回転可能に支持されている。
保持部材57、58、59には、内径方向に延びるフランジ部57d、58d、59dが形成され、フランジ部57d、58d、59dは転がり軸受81の外輪の端面に当接している。保持部材57、58、59には、出力軸38の軸方向に凹んだ受け面57b、58b、59bが形成され、受け面57b、58b、59bおよび第1底部54c間にウェーブワッシャ95が介挿されている。ウェーブワッシャ95の弾性力は、保持部材57、58、59、転がり軸受81、出力軸38、転がり軸受80を介して蓋プレート60に伝えられる。ウェーブワッシャ95の弾性力は、転がり軸受80、81に与圧として付与される。ウェーブワッシャ95は、円周方向の3箇所で山p、円周方向の3箇所で谷qを有する(図4)。
取付けプレート70は、中小径円筒部53cに嵌合される円筒形状の第2円筒部72と、第2円筒部72の軸方向の一端より外径方向に延びる円盤状の円盤部71と、円盤部71より外径方向に延びる第2取付部74とを有する。第2取付部74は、取付けプレート70の円周方向において、計2カ所に形成されている。第2取付部74は、取付ボルト93を介してギヤハウジング92に固定される。取付けプレート70は、鉄製の板金を切り抜き、折り曲げ成形して第2取付部74、第2円筒部72、円盤部71をそれぞれ形成したものである。
蓋プレート60は、円筒形状の第3円筒部64と、外径方向に延びる第1上部63と、円筒形状の第4円筒部62と、外径方向に延びる第2上部61とを有する。第3円筒部64の内周には転がり軸受80が嵌合され、転がり軸受80の内周には出力軸38が嵌合され、出力軸38は転がり軸受80を介して第3円筒部64に回転可能に支持されている。第2上部61は、固定ねじ91を介して第1取付部52に取付けられる。
一対の転がり軸受82、83の外周がギヤハウジング92に嵌合され、一対の転がり軸受82、83の内周にウォームギヤ25が嵌合されている。ウォームギヤ25は、出力軸38と同軸に配置されている。ギヤハウジング92に押さえ部材86が螺合され、押さえ部材86の一端が転がり軸受82の端面に当接することによって、転がり軸受82のギヤハウジング92に対する抜けを防止している。転がり軸受83の外周には、輪状で円周方向の一部に外径方向に膨らみを持たせたばね87が嵌合され、ばね87はギヤハウジング92に嵌合されている。ギヤハウジング92に樹脂製で円筒形状のリング88が嵌め込まれ、さらに蓋部材89が嵌め込まれている。リング88および蓋部材89によって、ギヤハウジング92に対するばね87の抜けを防止でき、ばね87によって、ウォームギヤ25が径方向に弾性支持される。
出力軸38の一端には、樹脂製の第1カップリング部材84が取付けられ、ウォームギヤ25の他端には、樹脂製の第2カップリング部材85が取付けられている。第1カップリング部材84および第2カップリング部材85の互いに向かい合う面には、歯と溝が円周方向に交互に形成されている。第1カップリング部材84の歯と、第2カップリング部材85の歯が互いに噛み合うことによって、出力軸38の回転は、第1カップリング部材84、第2カップリング部材85を介してウォームギヤ25に伝えられる。
次に上述した構成にもとづいて電動モータ30の組立てについて説明する。
中大径円筒部53bの外周に補強部材66が嵌合固定される。
ケース本体51の軸方向の一端側より軸方向に、ケース本体51に対し取付けプレート70を嵌め込む。すなわち、中小径円筒部53cの外周に第2円筒部72が嵌め込まれ、スポット溶接によって中小径円筒部53cおよび第2円筒部72を一体化することによって、ケース本体51に取付けプレート70が固定される。
第1底部54cにウェーブワッシャ95を載置し、ウェーブワッシャ95に保持部材57、58、59を載置する。
中大径円筒部53bの内周にステータ31が嵌合固定され、出力軸38にロータ35が嵌合固定され、出力軸38の両端に転がり軸受80、81が嵌合される。
ケース本体51の軸方向の他端側より軸方向に、ケース本体51およびステータ31に対し、出力軸38、ロータ35および転がり軸受80、81を挿入する。転がり軸受81の外輪の外周は保持部材57、58、59の嵌合面57c、58c、59cに嵌合され、保持部材57、58、59の第2テーパ面57a、58a、59aは第1傾斜部56の第1テーパ面56aに嵌合され、転がり軸受81の外輪の一端側の端面はフランジ部57d、58d、59dに当接する。
ケース本体51の軸方向の他端側より軸方向に、ケース本体51に対し蓋プレート60を取付け、第1取付部52を介して固定ねじ91を第2上部61に螺合させる。蓋プレート60に電子制御装置90が取付けられる。こうして、第3円筒部64の内周に転がり軸受80の外輪が嵌合され、ステータ31の内周側にロータ35が配置される。転がり軸受80、81にウェーブワッシャ95による与圧が付与され、保持部材57、58、59の第2テーパ面57a、58a、59aは第1傾斜部56の第1テーパ面56aに押し付けられ、保持部材57、58、59の嵌合面57c、58c、59cが内径方向に縮小する。保持部材57、58、59の嵌合面57c、58c、59cが転がり軸受81の外輪に当接する。ステータ31およびロータ35間に半径方向の吸引力が働いたときに、転がり軸受81の外輪が保持部材57、58、59の嵌合面57c、58c、59cに衝突する異音を無くことができる。
ギヤハウジング92に一対の転がり軸受82、83、ウォームギヤ25およびウォームホイール24が組付けられている状態において、ウォームギヤ25の他端に第2カップリング部材85を取付け、出力軸38の一端に第1カップリング部材84を取付ける。ウォームギヤ25の軸方向の他端側より軸方向に、ギヤハウジング92に対し電動モータ30を接近させ、円盤部71および第2取付部74をギヤハウジング92に密接させる。第2取付部74を介して取付ボルト93をギヤハウジング92に螺合させ、ギヤハウジング92に電動モータ30が固定される。
続いて、電動モータ30の動作について説明する。
複数のコイル34には、電流が印加される。円周方向に複数あるコイル34に印加する電流のタイミングを互いにずらすことによって、複数のコイル34に回転磁界が発生する。回転磁界によって、ロータ35が回転する。ステータ31およびロータ35間に磁力による吸引力が半径方向におよび円周方向に発生する。
本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
上記実施形態では、転がり軸受81の外周に保持部材57、58、59を配置し、第1傾斜部56の内周にテーパ状の第1テーパ面56aを形成し、保持部材57、58、59および第1底部54c間にウェーブワッシャ95が介挿した。他の実施形態として、転がり軸受80の外周に保持部材57、58、59を配置し、第3円筒部64の内周にテーパ状の第1テーパ面を形成し、第3円筒部64の他端部および保持部材57、58、59間にウェーブワッシャを介挿しても良い。
上記実施形態では、転がり軸受80、81の与圧付与に、ウェーブワッシャ95を用いた。他の実施形態として、転がり軸受80、81の与圧付与に、ゴム等の弾性部材を用いても良い。
30:電動モータ(モータ)、31:ステータ、35:ロータ、38:出力軸、50:モータケース、51:ケース本体、54c:第1底部(ホルダ部)、56:第1傾斜部(ホルダ部)、56a:第1テーパ面、57:保持部材、57a:第2テーパ面、57c:嵌合面、57d:フランジ部、58:保持部材、58a:第2テーパ面、58c:嵌合面、58d:フランジ部、59:保持部材、59a:第2テーパ面、59c:嵌合面、59d:フランジ部、64:第3円筒部(ホルダ部)、80:転がり軸受、81:転がり軸受、95:ウェーブワッシャ(弾性部材)

Claims (1)

  1. 内部に一対のカップ形状のホルダ部を設けたモータケースと、前記一対のホルダ部間で前記モータケースの内周に取付けられたステータと、前記一対のホルダ部に嵌合された一対の転がり軸受と、前記モータケースに前記一対の転がり軸受を介して回転可能に支持された出力軸と、前記出力軸と一体となって、前記ステータに対して回転するロータとを有し、前記ホルダ部に前記転がり軸受の外輪を嵌合し、前記転がり軸受の内輪に前記出力軸を嵌合したモータにおいて、
    前記ホルダ部の内周に前記出力軸の軸方向に径が徐々に小さくなるテーパ状の第1テーパ面を形成し、前記出力軸の径方向において、前記第1テーパ面および前記転がり軸受の前記外輪間に保持部材を介挿し、前記保持部材の外周に前記第1テーパ面に接触するテーパ状の第2テーパ面を形成し、前記保持部材の内周に前記転がり軸受の前記外輪の外周に接触する円筒状の嵌合面を形成し、前記転がり軸受の前記外輪の端面に接触するフランジ部を前記保持部材に内径方向に突出して形成し、前記保持部材は、前記第1テーパ面に倣って前記第2テーパ面および前記嵌合面が径方向に縮小する縮小機能を有し、前記第1テーパ面に前記第2テーパ面が接触する方向に前記保持部材を前記フランジ部を介して押し付ける弾性部材を設けたことを特徴とするモータ。
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