JP5661539B2 - 鞍乗型車両のシート構造 - Google Patents
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Description
まず、第1実施形態における自動二輪車1のシート構造について説明する。図1は、第1実施形態における自動二輪車1の全体構成を示す左側面図である。
本実施形態の自動二輪車1は、エンジンで発生する動力により後輪を回転駆動させて走行するスクータ型の鞍乗型車両(以下、適宜に「車両」という)である。
アンダーフレーム14は、左右一対に設けられたフレーム部材である。アンダーフレーム14の前端部は、ダウンフレーム13の下部と連結されている。また、アンダーフレーム14の後端部は、ブラケット43を介してメインフレーム12の後端部と連結されている。
シートレール16は、左右一対に設けられたフレーム部材である。シートレール16の前端部は、ブラケット45を介してメインフレーム12の後部側と連結されている。また、シートレール16の後端部は、リア収納ボックス33の後部に達する位置まで、斜め上方に向けて延ばされている。リアフレーム15及びシートレール16は、中央付近において、ブラケット46により上下方向に連結されている。
ステアリングコラム23は、フロントフォーク22をヘッドパイプ11に対して操舵自在に支持する部材である。ハンドル24は、ステアリングコラム23の上端に連結された操舵部材である。運転者は、シート30の前側(後述のフロントシート301)に着座し、ハンドル24の両端を把持することにより、自動二輪車1を操舵することができる。
スイングユニット26は、エンジン35と、動力伝達機構36と、を備える。エンジン35は、車両を駆動するための動力源であり、動力伝達機構36の前端部に設けられている。エンジン35の下部には排気管17が接続されている。この排気管17は後方に延出し、消音器18に接続されている。また、エンジン35は、クランクケース37を有する。エンジン35は、クランクケース37の前側の下端において、リンク機構27に連結されている。
動力伝達機構36は、エンジン35で発生した回転出力を、所定の減速比で減速させる機構である。動力伝達機構36の前端部は、エンジン35の後部側に連結されている。また、動力伝達機構36の後端部には、後輪25が回動自在に取り付けられている。スイングユニット26において、エンジン35で発生した回転出力は、動力伝達機構36により所定の減速比で減速され、動力として後輪25へ伝達される。
シート30は、走行時に乗員が着座する部材である。シート30は、自動二輪車1の前後方向における略中央部であって、シートレール16の上方に配置されている。シート30は、フロントシート301及びリアシート302により構成される。フロントシート301は、運転者が着座する前方のシートである。リアシート302は、同乗者が着座する後方のシートである。シート30の略中間部は、リアシート302の座面よりも上方に盛り上がっている。この部分は、運転者の背もたれ(バックレスト)となる。シート30は、フロントシート301及びリアシート302が一体に形成されている。シート30の構造については、後述する。
図2は、第1実施形態におけるシート30の概略平面図である。図3は、第1実施形態におけるシート30の概略斜視図である。図4は、シート前側面部303の取り付け構造を示すシート30の概略斜視図である。図5は、図3に示すA−A線断面図である。図6は、図3に示すB−B線断面図である。なお、図6に示す断面図は、フロント収納ボックス32を含む。
第1実施形態のシート構造において、シート30のシート前側面部303は、外側面が直接に車両の外部に露出し、内側面が収納ボックス31の内部に直接臨む。このため、シート30の前側面部にクッションを設けた従来のシート構造に比べて、収納ボックス31の容積を大きくすることができる。また、図2に示すように、シート前側面部303は、シート30に着座した運転者Dの足等が接触しにくい部位である。このため、クッション材を省いてもシート30の座り心地に影響を与えることが少ない。従って、本実施形態のシート構造によれば、乗員の座り心地を損なうことなしに、収納ボックス31の容積を大きくすることができる。
次に、第2実施形態における自動二輪車1Aのシート構造について説明する。第2実施形態における自動二輪車1Aの全体構成は、第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。また、以下の説明において、第1実施形態のシート30と同一(又は同等)の部分には同一の符号を付し、その説明を適宜に省略する。
前カバー313は、係止部材としてのタッカー101を覆うための部材である。前カバー313は、シート底板307とは別体に形成されたパネル部材である。
本実施形態において、シート前側面部303Aを構成するシート底板延出部312は、シート底板307と一体で形成される。そのため、従来と同じシール構造を、シート30Aと収納ボックス31との間のシール構造に採用することができる。
30(30A) シート
31 収納ボックス
101 タッカー(係止部材)
303(303A) シート前側面部
304 シート右側面部
305 シート左側面部
306 シート表皮
307 シート底板
308 クッション材
312 シート底板延出部
313 前カバー
Claims (3)
- 乗員が着座するシートと、
前記シートの下方に設けられた収納ボックスと、
を備えた鞍乗型車両において、
前記シートは、車両の前側且つ下向きに傾斜するシート前側面部と、車両の右側且つ下向きに傾斜するシート右側面部と、車両の左側且つ下向きに傾斜するシート左側面部と、
シート表皮と、シート底板と、前記シート表皮及び前記シート底板との間に設けられるクッション材と、を備え、前記シート前側面部、前記シート右側面部及び前記シート左側面部は、前記シートにおける他の面部と一体に開閉自在に形成されると共に、前記シート前側面部の外側面は直接に車両の外部に露出し、前記シート前側面部の内側面は前記収納ボックスの内部に直接臨み、
前記シート表皮は前記シート前側面部と接する部分において、前記シート底板の外側面に係止部材により係止され、
前記係止部材は、前記シート前側面部により覆われる鞍乗型車両のシート構造。 - 前記シート前側面部は、前記シート底板とは別体のパネル部材により構成される請求項1に記載の鞍乗型車両のシート構造。
- 前記シート前側面部は、車両の前側に延出された前記シート底板の延出部と、係止部材を覆う前カバーと、から構成される請求項1に記載の鞍乗型車両のシート構造。
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