JP4930065B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
そこで、このコネクタは、両コネクタハウジングが正規嵌合状態で加熱されたときに、外側に位置する雌側のコネクタハウジングよりも、内側に位置する雄側のコネクタハウジングの方が大きく熱膨張するような設定として、両コネクタハウジング間のガタ付きを防止している。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記一方のコネクタハウジングには係止受け部が設けられ、前記コネクタ取付部材には前記係止受け部を係止することでこのコネクタ取付部材の抜け止めをなす係止部が設けられ、前記コネクタ取付部材側の前記ガタ詰め部は前記係止部の先端側に設定され、かつ、前記係止部における前記ガタ詰め部とは反対側の端面は、前記両ガタ詰め部が当接状態にあるときに、前記係止受け部と前記コネクタ取付部材の抜け方向で当接するところに特徴を有する。
両コネクタハウジングが正規嵌合状態であるときに、両コネクタハウジングの離脱方向への移動は両ロック部によって規制され、両コネクタハウジングの嵌合方向への移動は両ガタ詰め部によって規制される。両コネクタハウジングとは別のコネクタ取付部材を利用することにより、正規嵌合された両コネクタハウジングが嵌合・離脱方向にガタ付くのを確実に抑えることができる。また、突出片が貫通孔の内面と当接することにより、両コネクタハウジングが嵌合・離脱方向と直交する方向にガタ付くのも抑えることができる。
両ガタ詰め部が当たり合うときに潰し代が圧潰されることで、両コネクタハウジングが嵌合・離脱方向にガタ付くのをいっそう確実に抑えることができる。
<請求項3の発明>
係止受け部に対する係止部の係止力は両ガタ詰め部同士が当り合うことによって高められるから、振動に伴ってコネクタ取付部材が一方のコネクタハウジングから不用意に脱落するのを確実に防止することができる。
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。このコネクタは、互いに嵌合・離脱可能とされる雌雄一対のコネクタハウジング10,40と、雌側のコネクタハウジング10(本発明の一方のコネクタハウジング)に取り付けられるカバー60(本発明のコネクタ取付部材)とを備える。なお、以下の説明において前後方向については、両コネクタハウジング10,40の嵌合面側を前方とし、カバー60については雌側のコネクタハウジング10の前後基準に倣うものとする。
そして、連結部13には、ロックアーム23が設けられた面とは反対側の面に設けられた係止受け部30と対応する位置に、貫通孔31が開口して形成されている。貫通孔31には、図4に示すように、両コネクタハウジング10,40の嵌合時に、フード部41側の突出片49が進入して貫通可能となっている。正規深さで貫通された突出片49の先端は、貫通孔31の後端開口面と前後方向についてほぼ同じ位置に配されるようになっている。
両コネクタハウジング10,40が正規嵌合状態であるときに、ロックアーム23及びロック突起42が当り合うとともに、フード部41及びカバー60が当り合うことにより、両コネクタハウジング10,40の嵌合・離脱方向の移動が規制されるから、機器側からの振動に起因して両コネクタハウジング10,40が嵌合・離脱方向にガタ付くのを確実に抑えることができる。
また、両ガタ詰め部44,67が当たり合うときに潰し代68が圧潰されることで、両コネクタハウジング10,40が嵌合・離脱方向にガタ付くのをいっそう確実に抑えることができる。
さらにまた、突出片49が連結部13の貫通孔31の内面と当接することにより、両コネクタハウジング10,40が径方向(両コネクタハウジング10,40の嵌合・離脱方向と直交する方向)にガタ付くのも抑えることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)潰し代はフード部側のガタ詰め部に設けられていてもよい。
(2)両ガタ詰め部同士が当り合う位置関係にあれば、潰し代は無くても構わない。
(3)雌側のコネクタハウジングにロック突起が設けられ、雄側のコネクタハウジングにロックアームが設けられてもよい。
(4)カバー(コネクタ取付部材)が雄側のコネクタハウジングに取り付けられ、フード部が雌側のコネクタハウジングに備わる構成であってもよい。
11…端子収容部
12…嵌合筒部
13…連結部
15…雌側端子金具
23…ロックアーム(ロック部)
26…ロック本体
30…係止受け部
31…貫通孔
40…雄側のコネクタハウジング(他方のコネクタハウジング)
41…フード部
42…ロック突起(ロック部)
44…ガタ詰め部
49…突出片
60…カバー(コネクタ取付部材)
64…係止本体
65…係止溝
67…ガタ詰め部
90…電線
Claims (3)
- 互いに嵌合・離脱可能な一対のコネクタハウジングと、前記両コネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングに取り付けられるコネクタ取付部材とを備え、
前記一方のコネクタハウジングには端子収容部が設けられ、他方のコネクタハウジングには前記端子収容部に外嵌されるフード部が設けられ、前記両コネクタハウジングには、夫々、この両コネクタハウジングを嵌合状態に保持するロック部が設けられたコネクタであって、
前記両コネクタハウジングが正規嵌合状態であるときに、
前記両ロック部は、夫々、前記両コネクタハウジングの離脱方向で当り合い、
前記フード部と前記コネクタ取付部材は、夫々、前記両コネクタハウジングの嵌合方向で当り合い、その当接部分がガタ詰め部を構成し、
前記一方のコネクタハウジングには前記端子収容部の周りを間隙をあけて取り囲む嵌合筒部が設けられ、前記嵌合筒部と前記端子収容部は径方向の連結部によって互いに連結されており、前記両コネクタハウジングが嵌合されたときに、前記間隙に前記フード部が進入するようになっており、
前記フード部には、前記コネクタ取付部材側に突出してその突出端に前記ガタ詰め部を有する突出片が設けられ、前記連結部には、前記突出片を前記コネクタ取付部材側に臨ませる貫通孔が設けられ、
前記コネクタ取付部材が、前記一方のコネクタハウジングに装着されるに伴い、自身のガタ詰め部を前記突出片の前記ガタ詰め部に当接させるとともに、前記端子収容部から導出される電線を屈曲状態で収容させる電線カバーとされていることを特徴とするコネクタ。 - 前記フード部と前記コネクタ取付部材のうちの少なくとも一方のガタ詰め部には、他方のガタ詰め部との当接によって圧潰され得る潰し代が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記一方のコネクタハウジングには係止受け部が設けられ、前記コネクタ取付部材には前記係止受け部を係止することでこのコネクタ取付部材の抜け止めをなす係止部が設けられ、前記コネクタ取付部材側の前記ガタ詰め部は前記係止部の先端側に設定され、かつ、前記係止部における前記ガタ詰め部とは反対側の端面は、前記両ガタ詰め部が当接状態にあるときに、前記係止受け部と前記コネクタ取付部材の抜け方向で当接することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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