JP5647048B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、木材等の加工材に対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具に関する。
従来、一般にトリマあるいはルータと称される、木材等の加工材に対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具が知られている。このような電動工具は、ベースと、モータユニットとも称される工具本体とを備える。ベースは、加工材に載置させる等により加工材に対して当接させることができる。これに対して工具本体は、ベースに対する相対位置を決めてベースにて支持される。ここで、ベースに対する相対位置が決められた工具本体は、ベースが当接する加工材に対しての相対位置も決まることとなる。このように加工材に対しての相対位置が決められた工具本体は、内蔵される駆動モータによりスピンドルを回転駆動させ、スピンドルに取り付けられたビットにより加工材を加工する。なお、上記した工具本体は、水平面を有する加工材に対してスピンドルが鉛直方向となるように工具本体を配置される。このように配置させた工具本体にあっては、スピンドルの軸方向のうち下端側が、加工材と対面する工具本体の加工材対面側として設定されている。これに対し、スピンドルの軸方向のうち上端側が、加工材対面側とは反対側の工具本体のヘッド(頭部)側として設定されている。
ここで上記した駆動モータに電力を供給するにあたっては、検出された駆動モータの回転数が所定の基準回転数に近くなるように、駆動モータに供給する電力を調節するためのコントローラが設けられている(例えば、特許文献1参照)。このコントローラは、駆動モータの上側となる工具本体のヘッド内部に配設されている。
一方、上記した工具本体にあっては、内蔵される駆動モータやコントローラ等の内装品を冷却するために、送風ファンが内蔵されている。この送風ファンは、スピンドルの回転駆動に応じて回転するようにスピンドルに取り付けられている。この送風ファンにより発生させた風は、上記した加工材対面側から工具本体内部に外気を吸気し、工具本体内部を通過した後にヘッド側から外部に排気する。このような送風ファンにより発生させた風の流れにより、駆動モータやコントローラ等の内装品を冷却することができる。
特開平11−164579
他方、上記した工具本体は、加工材に載置させた状態で加工材に対して滑らせるようにして利用する。このため、工具本体の重心位置はなるべく加工材対面側に近くなるように、工具本体のヘッドの高さ位置を低くしておきたい。
しかしながら、単に工具本体のヘッドの高さ位置が低くなるように設計すると、上記した特許文献1に開示されるように、上記したコントローラをスピンドルの上端に乗っかるように配設するようにしてしまう。そうすると、上記した送風ファンにより発生させた風の流れを妨げることとなって、駆動モータやコントローラ等の内装品を冷却する際の冷却効率が下がってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、木材等の加工材に対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具において、送風ファンによる風の流れを維持しながら、工具本体のヘッドの高さ位置を低くするように工具本体のヘッド内部の構成配置をコンパクトなものとすることにある。
上記した課題を解決するにあたって、本発明に係る電動工具は次の手段を採用する。
すなわち、本発明の第1の発明に係る電動工具は、木材等の加工材に対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具であって、スピンドルを回転駆動させる駆動モータを内蔵する工具本体を備え、前記駆動モータへの電力供給を調節するコントローラは、該駆動モータに対して、前記加工材と対面する前記工具本体の加工材対面側とは反対側位置となる前記工具本体のヘッド側に配置されており、前記コントローラは、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と直交する方向で視て、前記駆動モータの少なくとも一部分と重複する位置に配設されており、前記駆動モータの駆動に関連する電気部品が、前記コントローラを含んで少なくとも2つ設けられており、前記2つの電気部品は、前記駆動モータの前記スピンドルが延在する位置を中心にして互いに180度で対称となる位置に配設されていることを特徴とする。
この第1の発明に係る電動工具によれば、コントローラは、駆動モータのスピンドルが延びる方向と直交する方向で視て、駆動モータの少なくとも一部分と重複する位置に配設されているので、スピンドルが延びる方向への駆動モータの張出しと、スピンドルが延びる方向へのコントローラの張出しとを重ねることができる。これによって、スピンドルが延びる方向へのコントローラの張出しを、既定される駆動モータの張出しに近づけることができて、工具本体のヘッドの嵩張りを減らしてコンパクト化を図ることができる。
もって、木材等の加工材に対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具において、送風ファンによる風の流れを維持しながら、工具本体のヘッドの高さ位置を低くするように工具本体のヘッド内部の構成配置をコンパクトなものとすることができる。
かつ、上記第1の発明に係る電動工具によれば、2つの電気部品は、駆動モータのスピンドルが延在する位置を中心にして互いに180度で対称となる位置に配設されているので、スピンドルを挟み込むようにして2つの電気部品の配置スペースを効率良く確保することができる。これによって、これら2つの電気部品の嵩張りを、効率よく確保された配置スペースに配設することができるので、工具本体のヘッドの嵩張りを減らしてコンパクト化を図ることができる
第2の発明に係る電動工具は、木材等の加工材に対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具であって、スピンドルを回転駆動させる駆動モータを内蔵する工具本体を備え、前記駆動モータへの電力供給を調節するコントローラは、該駆動モータに対して、前記加工材と対面する前記工具本体の加工材対面側とは反対側位置となる前記工具本体のヘッド側に配置されており、前記コントローラは、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と直交する方向で視て、前記駆動モータの少なくとも一部分と重複する位置に配設されており、前記駆動モータの駆動に関連する電気部品が、前記コントローラを含んで少なくとも3つ設けられており、前記3つの電気部品は、前記駆動モータの前記スピンドルが延在する位置を中心にして互いに90度ずつ回転させた位置に配設されていることを特徴とする。
上記第2の発明に係る電動工具によれば、3つの電気部品は、駆動モータのスピンドルが延在する位置を中心にして互いに90度ずつ回転させた位置に配設されているので、スピンドルを挟み込むようにして3つの電気部品の配置スペースを効率良く確保することができる。これによって、これら3つの電気部品の嵩張りを、効率よく確保された配置スペースに配設することができるので、工具本体のヘッドの嵩張りを減らしてコンパクト化を図ることができる。
第3の発明に係る電動工具は、木材等の加工材に対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具であって、スピンドルを回転駆動させる駆動モータを内蔵する工具本体を備え、前記駆動モータへの電力供給を調節するコントローラは、該駆動モータに対して、前記加工材と対面する前記工具本体の加工材対面側とは反対側位置となる前記工具本体のヘッド側に配置されており、前記コントローラは、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と直交する方向で視て、前記駆動モータの少なくとも一部分と重複する位置に配設されており、前記駆動モータの駆動に関連する電気部品が、前記コントローラを含んで少なくとも4つ設けられており、前記4つの電気部品は、前記駆動モータの前記スピンドルが延在する位置を中心にして互いに90度ずつ回転させた位置に配設されていることを特徴とする。
上記第3の発明に係る電動工具によれば、4つの電気部品は、駆動モータのスピンドルが延在する位置を中心にして互いに90度ずつ回転させた位置に配設されているので、スピンドルを挟み込むようにして4つの電気部品の配置スペースを効率良く確保することができる。これによって、これら4つの電気部品の嵩張りを、効率よく確保された配置スペースに配設することができるので、工具本体のヘッドの嵩張りを減らしてコンパクト化を図ることができる。
第4の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第3のいずれかの発明に係る電動工具において、前記コントローラは、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と一致する方向で視て、該スピンドルと重ならないように該スピンドルの延在位置からずらされた位置に配設されていることを特徴とする。
この第4の発明に係る電動工具によれば、駆動モータのスピンドルが延びる方向と一致する方向で視て、スピンドルと重ならないようにスピンドルの延在位置からずらされた位置にコントローラを配設するので、風通りが良いスピンドルに風を沿って流すことができる。これによって、工具本体内部のうち、風の通りが良い部分に風を流すことができて、工具本体内部の冷却効率を向上させるように効率良く風を流すことができる。また、風の通り道を確保するように駆動モータのヘッドの容量も大きくすることがないので、工具本体のヘッドの高さ位置を低くするように工具本体のヘッド内部の構成配置をコンパクトなものとすることができる。もって、工具本体内部の冷却効率を向上させつつ、工具本体のヘッド内部の構成配置をコンパクトなものとすることができる。
第5の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第4の発明に係る電動工具において、前記駆動モータは、前記スピンドルと一体で回転する回転子に対応した固定子を備え、前記コントローラは、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と一致する方向で視て、前記固定子の少なくとも一部分と重複する位置に配設されていることを特徴とする。
なお、このスピンドルが延びる方向と直交する方向とは、スピンドルの回転径方向と一致する方向となっている。
この第5の発明に係る電動工具によれば、コントローラは、駆動モータのスピンドルが延びる方向と一致する方向で視て、固定子の少なくとも一部分と重複する位置に配設されているので、スピンドルの回動径方向への固定子の張出しと、スピンドルの回動径方向へのコントローラの張出しとを重ねることができる。これによって、スピンドルの回動径方向へのコントローラの張出しを、既定される固定子の張出しに近づけることができて、工具本体のヘッドの嵩張りを減らしてコンパクト化を図ることができる。
第6の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第5のいずれかの発明に係る電動工具において、前記コントローラは、該コントローラの形状の中で最も広く延在する平面の面方向が前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向に沿うように配設されていることを特徴とする。
この第6の発明に係る電動工具によれば、コントローラは、コントローラの形状の中で最も広く延在する平面の面方向が駆動モータのスピンドルが延びる方向に沿うように配設されているので、コントローラの形状の中で最も広く延在する平面の嵩張りを、工具本体において最も長く延在しているスピンドルの長さ方向に沿って重ねることができる。これによって、コントローラの最も広い平面の張出しを、既定されるスピンドルの張出しにより効率良く配置させることができて、工具本体のヘッドの嵩張りを減らしてコンパクト化を図ることができる。
第7の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第6のいずれかの発明に係る電動工具において、前記工具本体には、前記駆動モータに電力を供給するために該工具本体の内部から該工具本体の外部に引き出されて外部電源に接続可能とされる電源コードが設けられており、前記電源コードの前記工具本体からの引出し位置は、前記工具本体の前記ヘッド側に向いた前記駆動モータの端部に対して、該工具本体の前記加工材対面側に近くなるように設定されており、前記電源コードの前記工具本体からの引出し方向は、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と直交する方向にて設定されていることを特徴とする。
なお、前記工具本体の前記加工材対面側と前記ヘッド側との間の該工具本体が延びる方向は、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と一致する。
この第の発明に係る電動工具によれば、電源コードの工具本体からの引出し位置は、工具本体のヘッド側に向いた駆動モータの端部に対して、工具本体の加工材対面側に近くなるように設定されているので、この電源コードの引出し位置を、駆動モータを内蔵する工具本体のヘッド側の端部よりも加工材対面側に位置させることができる。なお、この工具本体のヘッド側の端部は、工具本体の加工材対面側とは反対側に向いたヘッド側の端部である。また、電源コードの工具本体からの引出し方向は、駆動モータのスピンドルが延びる方向と直交する方向にて設定されているので、この電源コードの引出し方向を、工具本体のヘッド側の端部に向くことが無くなる。
これによって、この第の発明に係る電動工具によれば、例えば工具本体のヘッド側の端部を反対置き可能な載置形状部位にて形成し、この工具本体のヘッド側を下にして工具本体の加工材対面側を上にして載置台等に載せたような場合に、引き出される電源コードが載置台に向かって積極的に当たってしまわなくなる。したがって、この工具本体のヘッド側の端部を載置台に面接触する載置形状部位として形成して工具本体を載置台に載置した場合には、引き出される電源コードが、工具本体の載置を邪魔せずに載置台に載置面を面接触させて安定的に載置することができる。もって、工具本体としての利便性を高めることができる。
第1の発明に係る電動工具によれば、送風ファンによる風の流れを維持しながら、工具本体のヘッドの高さ位置を低くするように工具本体のヘッド内部の構成配置をコンパクトなものとすることができる。かつ、この第1の発明に係る電動工具によれば、2つの電気部品の嵩張りを効率よく確保された配置スペースに配設することができるので、工具本体のヘッドのコンパクト化を図ることができる。
第2の発明に係る電動工具によれば、3つの電気部品の嵩張りを効率よく確保された配置スペースに配設することができるので、工具本体のコンパクト化を図ることができる。
第3の発明に係る電動工具によれば、4つの電気部品の嵩張りを効率よく確保された配置スペースに配設することができるので、工具本体のコンパクト化を図ることができる。
の発明に係る電動工具によれば、工具本体内部の冷却効率を向上させつつ、工具本体のヘッド内部の構成配置をコンパクトなものとすることができる。
の発明に係る電動工具によれば、スピンドルの回動径方向へのコントローラの張出しを固定子の張出しに近づけることができて、工具本体のコンパクト化を図ることができる。
の発明に係る電動工具によれば、コントローラの最も広い平面の張出しを、既定されるスピンドルの張出しにより効率良く配置させることができて、工具本体のヘッドのコンパクト化を図ることができる。
の発明に係る電動工具によれば、工具本体としての利便性を高めることができる。


分離させた工具本体とベースとを示す電動工具の斜視図である。 工具本体をベースに装着した状態の電動工具の正面図である。 電動工具の正面視横断面を示す断面図である。 電動工具の側面視横断面を示す断面図である。 図1におけるV−V断面矢視を示す断面図である。 ヘッドハウジング等を取り外した図3の工具本体を示す断面図である。 ヘッドハウジング等を取り外した図5の工具本体を示す断面図である。
以下、本発明に係る電動工具を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。図1は、分離させた工具本体15とベース60とを示す電動工具10の斜視図である。図2は、工具本体15をベース60に装着した状態の電動工具10の正面図である。なお、以下では、説明をする上で分かり易くするために図示記載の通りで上下前後左右を規定する。
図1に示す電動工具10は、トリマと広く称されるものであり、木材等の加工材Wに対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行うものである。電動工具10は、概略、加工材Wに対して加工を行う工具本体15と、工具本体15を支持するベース60とを備える。工具本体15は、後に詳述するが、内部に加工材Wに対して加工を行うにあたっての回転駆動力を発生させる駆動モータ40が装置される。この駆動モータ40は、本発明に係る回転駆動機構に相当する部分である。この駆動モータ40は、スピンドル41を回転駆動させる。回転駆動するスピンドル41の先端には、刃具としてのビットBを取り付けるためのチャック機構58が設けられている。チャック機構58は、コレットコーンと称され、ビットBを挟持する。このようにして、工具本体15はスピンドル41によりビットBを回転駆動させて加工を行う。また、この工具本体15のうち加工材Wと対面する側は、工具本体15の加工材対面側15A(工具本体15の図示下側部分)として規定されている。また、この工具本体15のうち、加工材対面側15Aとは反対側位置は、工具本体15のヘッド側15B(工具本体15の図示上側部分)として規定されている。なお、以下においても説明する工具本体15のヘッド側15Bは、この工具本体15のヘッドとしても構成される。なお、この工具本体15の内部構造の説明は、次のベース60の説明の後にする。
ベース60は、加工材Wに対して当接する加工材当接面67を有しつつ、加工材Wに対する工具本体15の相対位置を決めて工具本体15を支持する。ベース60は、概略、加工材Wに対して当接するベース本体61と、ベース本体61に対して一体化状態で設けられる把持構造部71とを備える。ベース本体61は、工具本体15のビットBをベース60の下面となる加工材当接面67から下側に突出し可能に構成される。ベース本体61は、概略、対面鍔形部62と、ベースアタッチメント65とを備える。この対面鍔形部62は、対面鍔形部62の中心部分に上下に貫通する突出し孔63が設けられている。この突出し孔63からは、対面鍔形部62の下側に位置する加工材当接面67から工具本体15のビットBを下側に突き出すことができるようになっている。また、この対面鍔形部62は、前後左右平面に張り出した鍔形に形成されている。この対面鍔形部62の下面側には、ベースアタッチメント65が適宜の螺子止めされて対面鍔形部62に装着されている。この対面鍔形部62の上面側には、上側に向いて筒状に延びた把持構造部71が立設されている。なお、ベースアタッチメント65は、対面鍔形部62と同様の形状にて形成され、この対面鍔形部62に対して着脱可能に構成される。この対面鍔形部62に装着されたベースアタッチメント65の下面が、加工材Wに対して当接する加工材当接面67として形成される。なお、図示符号59は、平行定規を取り付けるための留め具である。
把持構造部71は、上記した対面鍔形部62と一体化されるC形筒状部72と、このC形筒状部72の前側に配設されるクランプ装置76とを備える。C形筒状部72は、上面視C形をなすように、前側にスリット73が形成されている。このスリット73は、次に説明するクランプ装置76によるクランプによりスリット幅が拡縮する。このスリット73のスリット幅の拡縮により、C形筒状部72の内周面距離は拡縮する。つまり、C形筒状部72の内周面距離が縮んだ場合には、この縮みによりC形筒状部72は工具本体15の把持外周面35を把持することとなる。逆に、このC形筒状部72の内周面距離が拡がった場合には、工具本体15の把持外周面35に対して緩んだ状態となり、C形筒状部72は工具本体15の把持外周面35に対して摺動可能な状態とする。
このC形筒状部72のスリット73の下側には、窓部74が形成されている。この窓部74は、ビットBを下側に突き出させるための突出し孔63が見えるように形成されている。なお、C形筒状部72の外側周面の一部には、手握り部75として、このC形筒状部72の外側周面を被覆するようにエラストマーが配設されている。この手握り部75となるエラストマーは、適宜間隔の凹凸外面形状が形成されている。このため、この手握り部75は、適宜間隔の凹凸外面形状とエラストマーの弾性とにより、手握りした際に把持し易いものとなっている。
クランプ装置76は、上記したC形筒状部72の前側に位置するスリット73に対して架け渡すように配設されている。このクランプ装置76は、詳細について図示していないが、概略、上記したスリット73のスリット幅を拡縮させるレバー機構と、ベース60に対して工具本体15を昇降させるダイアル機構とを具備して構成される。なお、このクランプ装置76は、これらレバー機構とダイアル機構との双方の機構に共用される操作ロッドが具備されて構成されている。このようにして、クランプ装置76は、ダイアル機構により加工材Wに対する工具本体15の相対位置を適宜決めた後に、レバー機構によりC形筒状部72にて把持外周面35を把持して工具本体15を支持するものとなっている。
次に、工具本体15の内部構造について説明する。図3および図4は、工具本体15を上記したベース60に装着した状態の断面図である。詳しくは、図3は、電動工具10の正面視横断面を示す断面図であり、図1ではIII−III断面矢視を示している。図4は、電動工具10の側面視横断面を示す断面図であり、図1ではIV−IV断面矢視を示している。
図3および図4に示すように、工具本体15は、ハウジング20を具備して構成される。このハウジング20は、工具本体15としての外装をなしつつ、内部に駆動モータ40等を内蔵する筐体として機能する。このハウジング20は、加工材W側となる図示下側に位置されるモータハウジング21と、図示上側に位置されるヘッドハウジング36とを一体化させることにより構成される。
このモータハウジング21とヘッドハウジング36とは、図2に示すように螺子部材39,39により上下で螺子締結されることにより一体化されている。以下、モータハウジング21の詳細構造を説明する前に、このハウジング20の内部に装置される駆動モータ40等の内蔵装置類について先ず説明する。
工具本体15には、次のような内蔵装置類が装置されている。図3および図4に示すように、略円柱形状にて形成される工具本体15は、その中間部分においてスピンドル41が上下に延在するように駆動モータ40が装置されている。この駆動モータ40は、本発明に係る回転駆動機構に相当するものであり、広く利用されるブラシモータにて構成されている。この駆動モータ40は、駆動軸としてスピンドル41を回転駆動させる。このスピンドル41は、工具本体15の内部に工具本体15の長さ方向に沿って延在するように配置されている。なお、このスピンドル41の下端は、加工材W側となるモータハウジング21内の下端側から突き出している。これに対し、スピンドル41の上端は、ヘッドハウジング36内の上端近くに位置している。このため、スピンドル41の下端側は、モータハウジング21内の下端側に配設される下側ボールベアリング51にて回転可能に軸支されている。このスピンドル41の上端側は、ヘッドハウジング36内の上端側に配設される上側ボールベアリング52にて回転可能に軸支されている。さらに上側ボールベアリング52の上側には、マグネットスリーブ55が配設されている。このマグネットスリーブ55は、スピンドル41の回転数を検出する検出器であり、検出したスピンドル41の回転数を後に説明するコントローラ46に送るように構成されている。
この駆動モータ40は、上記したようにブラシモータにて構成されるものであり、固定子としてのフィールド42と、回転子としてのアーマチュア43と、整流子としてのコンミテータ44と、カーボンブラシ45とを備える。なお、後に詳述するが、フィールド42およびアーマチュア43は、ハウジング20のうちモータハウジング21内に配置されている。これに対して、コンミテータ44およびカーボンブラシ45は、ハウジング20のうちヘッドハウジング36内に配置されている。
フィールド42は、モータハウジング21に対して固定支持されている。アーマチュア43とコンミテータ44とは、回転可能に軸支されるスピンドル41に対して固定支持されている。コンミテータ44は、カーボンブラシ45との電気的な接続によってアーマチュア43に電力供給する。電力供給されたアーマチュア43は磁界を発生し、フィールド42に対してアーマチュア43を相対的に回転するように作用させ、このアーマチュア43を固定支持するスピンドル41を一体で回転駆動させる。
また、フィールド42は、コアに電線を巻くことにより構成されている。このフィールド42は、アーマチュア43と対面するフィールド本体421と、このフィールド本体421から食み出して巻かれる巻き線部422とを備える。なお、フィールド本体421は、アーマチュア43と対面するように配置される。このフィールド本体421の上下の長さは、このアーマチュア43の上下の長さと同様の長さにて形成されている。また、このフィールド42は、後に説明する内側ハウジング25に螺子部材54により螺子止めされている。
また、コンミテータ44およびカーボンブラシ45の上側には、コントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49等の電気部品が配設されている。これらの電気部品となるコントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49は、駆動モータ40の駆動に関連する電気部品である。また、上記したコンミテータ44およびカーボンブラシ45の近くには、この工具本体15の電源をオンオフ操作するためのスイッチ50が設けられている。このスイッチ50も駆動モータ40の駆動に関連する電気部品である。このように、この工具本体15には、駆動モータ40の駆動に関連する電気部品として、コントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49、スイッチ50の、5つが配設されている。また、コントローラ46は、図4および図7するように略直方体形状にて形成される筐体ケース461を具備して構成される。この筐体ケース461の内部には、制御基板462が装置されている。
なお、上記した変速コントローラ49は、外部に露出される変速操作ダイアル491から操作入力できるようになっており、この操作入力に応じてスピンドル41の回転速度を設定することができる。また、スイッチ50は、外部に露出されるオンオフ操作部501から操作入力できるようになっており、この操作入力に応じて工具本体15の電源をオンオフすることができる。
また、上記した下側ボールベアリング51と、フィールド42およびアーマチュア43との間には、送風ファン53が設けられている。この送風ファン53は、上記したスピンドル41に固定支持されている。このため、送風ファン53は、スピンドル41の回転に応じて回転し、ハウジング20内を下から上に向けて風を送るようになっている。なお、このように各種の電気部品が配設される工具本体15の上端部分には、ヘッドハウジング36によりカバーされている。このヘッドハウジング36の上面は、載置形状部位38として形成されている。この載置形状部位38は、工具本体15を図示上下とは反対にして載置台に載置した場合に、この工具本体15を図示上下とは反対で縦置きできるように、接面可能な構造にて形成されている。また、このヘッドハウジング36には、ハウジング20の内外で貫通するようにスリット形状にて形成される通風孔37が設けられている。つまり、工具本体15に内蔵される送風ファン53は、スピンドル41の回転駆動に応じて回転する。回転する送風ファン53は、工具本体15の加工材対面側15A(工具本体15の図示下側部分)から工具本体15内部に外気を吸気し、スピンドル41の軸方向に沿って風を流すように作用する。そして、この風は、工具本体15内部を通過した後に工具本体15のヘッド側15B(工具本体15の図示上側部分)から通風孔37を介して外部に排気する。このような送風ファン53により発生させた風の流れにより、駆動モータ40やコントローラ46等の内蔵部品を冷却する。
次に、上記した内蔵装置類を内蔵するハウジング20について説明する。このハウジング20は、上記したようにモータハウジング21とヘッドハウジング36とを一体化することにより構成される。
モータハウジング21について説明する。モータハウジング21は、内部に駆動モータ40のフィールド42およびアーマチュア43が装置されつつ、外部にベース60に把持される把持外周面35が形成される。このモータハウジング21は、内側ハウジング25と外側ハウジング31とを一体化した2重のハウジング構造として構成されている。つまり、モータハウジング21は、内側ハウジング25の外周を覆うように外側ハウジング31の円筒が重ねられている。このため、モータハウジング21は、内側ハウジング25と外側ハウジング31とを径方向にて隣接配置した、断面視2層構造となるように構成されている。
内側ハウジング25は、駆動モータ40に面するようにモータハウジング21内部側を構成する。この内側ハウジング25は、いわゆる合成樹脂等の樹脂を材料にして成形されている。なお、この内側ハウジング25の材料となる合成樹脂等の樹脂は、電気の伝導を絶縁する性質を有しているとともに、熱の伝導を絶縁する性質も有している。
この内側ハウジング25は、図4等に示すように、下端側が送風ファン53が配置される部分まで延在し、上端側がコンミテータ44が配置される部分まで延在している。また、この内側ハウジング25の上端近くとなるコンミテータ44周辺の形状については、入り組んだ適宜の形状で形成されている。これに対し、この内側ハウジング25のコンミテータ44より下側の形状については、このコンミテータ44周辺を底形状とする略有底筒形状をなして形成されている。
これに対して外側ハウジング31は、ベース60に面するようにモータハウジング21外部側を構成する。この外側ハウジング31は、アルミニウムとなる金属を材料にして成形される。この外側ハウジング31は、図4等に示すように、下端側が下側ボールベアリング51が配置される部分まで延在し、上端側がコンミテータ44が配置される部分まで延在している。この外側ハウジング31のコンミテータ44より下側の形状については、下側ボールベアリング51周辺を底形状とする略有底筒形状をなして形成されている。これに対し、この外側ハウジング31の上端近くとなるコンミテータ44周辺の形状については、この略有底筒形状の開口径が拡大するように形成されている。
ここで、外側ハウジング31の外側面は、均一な外周径にて形成される把持外周面35が設けられている。この把持外周面35は、上記したベース60のC形筒状部72の内周面と面接触にて挟持されることにより把持される部分となっている。このため、この把持外周面35は、C形筒状部72に挿し込んだ場合に滑らかに摺動できるようになっている。具体的には、外側ハウジング31の把持外周面35は、鋳物による成形品に対して機械的な切削機械加工(機械加工)を行うことにより形成されている。これにより、この把持外周面35は、外周面の周面形状精度は高められており、上下に真っ直ぐとなるストレート形状にて形成される。
また、この把持外周面35は、フィールド42のうち加工材Wに向く側とは反対側の上端を覆う位置まで延在している。具体的には図4に示すように、把持外周面35は、この把持外周面35の上端位置がフィールド42の上端位置よりも下側に位置するように設定されている。ここで、工具本体15を最も加工材W側に接近させた状態(工具本体15を最下端に位置させた状態)で、ベース60のC形筒状部72により工具本体15を把持した場合には、このベース60のC形筒状部72の上端位置は、把持外周面35の上端位置よりも下側に位置している。このため、この状態のベース60のC形筒状部72の上端位置は、フィールド42の上端位置よりも下側に位置することとなる。このため、工具本体15を最も加工材W側に接近させた状態(工具本体15を最下端に位置させた状態)でC形筒状部72により把持される把持外周面35は、フィールド42が内装される部分となっている。
また、このラック33は、把持外周面35の前面側に対して、ベース60に対する工具本体15の挿し込み方向(図示上下方向に)に沿って設けられている。ラック33は、ベース60に対して工具本体15を昇降させるダイアル機構のギアが噛合するように形成される。なお、このラック33に隣接する横側には、ベース60に対する工具本体15の相対位置を指し示すための表示目盛り34が設けられている。
次に、上記した駆動モータ40の駆動に関連する電気部品としての、コントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49、スイッチ50の、5つ部品となる互いの機能および互いの配置構成について説明する。
図5は、工具本体15の上面視横断面を示す断面図であり、図1におけるV−V断面矢視を示している。図6は、図3と同じく正面視横断面を示す断面図であり、ヘッドハウジング36等を取り外した工具本体15を示している。図7は、図5と同じく上面視横断面を示す断面図であり、ヘッドハウジング36等を取り外した工具本体15を示している。
なお、図3、図4、図6は、駆動モータ40のスピンドル41が延びる方向と直交する方向で視た図である。これに対して、図5、図7は、駆動モータ40の軸方向のスピンドル41が延びる方向と一致する方向で視た図である。なお、このスピンドル41の軸方向が延びる方向と直交する方向とは、スピンドル41の回転径方向と一致する方向となっている。
まず、上記した各電気部品の機能について説明する。
コントローラ46は、駆動モータ40が一定の回転速度で回転することができるように供給電力を調節する機能を有する。このコントローラ46には、上記したマグネットスリーブ55からスピンドル41の回転数が送られる。コントローラ46は、このマグネットスリーブ55から送られたスピンドル41の回転数に基づき、スピンドル41の回転速度を算出する。このように算出されたスピンドル41の実際の回転速度は、後に説明する変速コントローラ49により設定されるスピンドル41の既定の回転速度と比較される。そして、コントローラ46は、スピンドル41の実際の回転速度が、スピンドル41の既定の回転速度に近づくように、駆動モータ40に対する電力供給を調節する。このようにしてコントローラ46は、スピンドル41の実際の回転速度を、既定の回転速度に常時近づかせて、この実際の回転速度を一定の回転速度に維持するように駆動モータ40への電力供給を調節している。なお、この駆動モータ40に供給される電力は、上記した電源コード571を介して外部電源から引き込まれる電力である。
コンデンサ47は、駆動モータ40への供給電力を平滑化させる機能を有する。端子台48は、駆動モータ40に電力供給するにあたって端子を接続するターミナルとしての機能を有する。変速コントローラ49は、変速操作ダイアル491の操作入力に応じてコントローラ46の既定の回転速度を設定する機能を有する。スイッチ50は、オンオフ操作部501から操作入力に応じて駆動モータ40等への電力供給をオンオフ切り替える機能を有する。
次に、上記した各電気部品の配置構成について説明する。
図3および図4に示すように、コントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49、スイッチ50は、工具本体15のうち駆動モータ40に対して工具本体15のヘッド側15Bとなる位置に配置されている。ここで、これらコントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49、スイッチ50は、図5および図7に示すように、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延びる方向と一致する方向で視て、スピンドル41と重ならないようにスピンドル41の軸方向の延在位置からずらされた位置に配設されている。具体的には、これらコントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49、スイッチ50は、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延びる方向から、それぞれスピンドル41の回転径方向にずらされた位置に配設されている。
また、これらコントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49、スイッチ50は、図7に示すように、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延びる方向と一致する方向で視て、フィールド42にて形成される円環の周方向を跨ぐように配設されている。もって、これらコントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49、スイッチ50は、図7に示すように、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延びる方向と一致する方向で視て、フィールド42の少なくとも一部分と重複する位置に配設されるものとなっている。
ところでスイッチ50は、図4に示すように、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延びる方向と直交する方向で視て、駆動モータ40のスピンドル41と上下方向で全部が重複するように配設されている。つまり、スイッチ50の上端部分は、駆動モータ40のスピンドル41の上端位置よりも下側に位置するようになっている。なお、このスイッチ50の上側に、変速コントローラ49が配置されている。
また、コントローラ46および変速コントローラ49は、図4に示すように、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延びる方向と直交する方向で視て、駆動モータ40のスピンドル41と上下方向で下側一部が重複する位置に配設されている。つまり、コントローラ46および変速コントローラ49の下端部分は、駆動モータ40のスピンドル41の上端位置よりも下側に位置し、コントローラ46および変速コントローラ49の上端部分は、駆動モータ40のスピンドル41の上端位置よりも上側に位置している。
ここで図4および図7するように、コントローラ46の外形の形状は、筐体ケース461を具備することにより略直方体形状となるように形成されている。このため、コントローラ46は、図示するように略直方体形状のコントローラ46の形状の中で最も広く延在する平面の面方向が、駆動モータ40のスピンドル41に対面するように配置されている。このようにコントローラ46は、コントローラ46の形状の中で最も広く延在する平面の面方向が駆動モータ40のスピンドル41が延びる方向に沿うように配設されるものとなっている。なお、このコントローラ46の形状の中で最も広く延在する平面の面方向は、筐体ケース461の内部に装置される制御基板462の延在面方向と一致している。
また、コンデンサ47および端子台48は、図3および図6に示すように、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延びる方向と直交する方向で視て、駆動モータ40のスピンドル41と上下方向で全部が重複するように配設されている。つまり、コンデンサ47および端子台48の上端部分は、駆動モータ40のスピンドル41の上端位置よりも下側に位置するようになっている。
ところで、上記したコントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49の4つの電気部品は、図7に示すように、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延在する位置を中心にして、互いに90度ずつ回転させた位置に配設されている。なお、スイッチ50は、変速コントローラ49の下側に配置されているため、コントローラ46、コンデンサ47、端子台48、スイッチ50の組合せにおいても、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延在する位置を中心にして、互いに90度ずつ回転させた位置に配設されている。
言い換えれば、端子台48、コントローラ46、コンデンサ47の3つの電気部品は、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延在する位置を中心にして互いに90度ずつ回転させた位置に配設されている。またコントローラ46、コンデンサ47、変速コントローラ49(スイッチ50)の組合せにおいても、またコンデンサ47、変速コントローラ49(スイッチ50)、端子台48の組合せにおいても、また変速コントローラ49(スイッチ50)、端子台48、コントローラ46の組合せにおいても、3つの電気部品は、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延在する位置を中心にして互いに90度ずつ回転させた位置に配設されている。
さらに言い換えれば、コントローラ46と変速コントローラ49(スイッチ50)との2つの電気部品は、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延在する位置を中心にして互いに180度で対称となる位置に配設されている。また、コンデンサ47と端子台48との2つの電気部品も、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延在する位置を中心にして互いに180度で対称となる位置に配設されている。
図4に示すように、工具本体15には、駆動モータ40に電力を供給するために、工具本体15の内部から工具本体15の外部に引き出されて外部電源に接続可能とされる電源コード571が設けられている。この電源コード571は、工具本体15の内部から工具本体15の外部に引き出すにあたって、コードガイド572により電源コード571の引出しが案内されるようになっている。このコードガイド572は、工具本体15から引き出される電源コード571を被覆するように略円筒形状にて形成される。このコードガイド572は、電源コード571をガイド可能に電源コード571よりも硬い樹脂を成形することにより形成されている。なお、図示符号573は、引き出される電源コード571を工具本体15の内部でクランプするクランプ部材である。このクランプ部材573は、引き出される電源コード571が外部に引っ張られても、工具本体15から電源コード571が抜けてしまわないように内側ハウジング25とともに電源コード571をクランプしている。
ここで、電源コード571の工具本体15からの引出し位置は、コードガイド572の工具本体15からの引出し位置と一致する。すなわち、コードガイド572(電源コード571)の工具本体15からの引出し位置は、ヘッド側15Bに向いたスピンドル41の上端に対して加工材対面側15Aに近くなるように設定されている。なお、図示するようにスピンドル41の上端は、駆動モータ40の上端と一致するものとなっている。ここでコードガイド572によりガイドされる電源コード571の工具本体15からの引出し方向は、駆動モータ40のスピンドル41が延びる方向と直交する方向にて設定されている。つまり、電源コード571の工具本体15からの引出し方向は、図示後方向に設定されている。この電源コード571の工具本体15からの引出し方向は、この工具本体15を図示反対置きとした場合に、載置面に面する載置形状部位38の面方向と同一の方向で延びている。
上記した電動工具10によれば、次のような作用効果を奏することができる。
すなわち、上記した電動工具10によれば、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延びる方向と一致する方向で視て、スピンドル41と重ならないようにスピンドル41の軸方向の延在位置からずらされた位置に、コントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49、スイッチ50を配設するので、スピンドル41の軸方向に沿って風を流した場合に、この風の流れが配設されたコントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49、スイッチ50によって邪魔されてしまうことがなくなる。これによって、工具本体15の内部に送風ファン53による風をスピンドル41に沿って真っ直ぐ流すことができるので、風の抵抗を少なくして流れ易くなって冷却効率を上げることができる。また、このように風の流れを向上させるにあたって、風の通り道を確保するように駆動モータ40のヘッド(15B)の容量も大きくすることがないので、工具本体15のヘッド(15B)の高さ位置を低くするように工具本体15のヘッド(15B)内部の構成配置をコンパクトなものとすることができる。もって、木材等の加工材Wに対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具10において、上記した冷却効率を上げるように送風ファン53による風の流れを維持しながら、工具本体15のヘッド(15B)の高さ位置を低くするように工具本体15のヘッド(15B)内部の構成配置をコンパクトなものとすることができる。
また、上記した電動工具10によれば、コントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49、スイッチ50は、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延びる方向と直交する方向で視て、駆動モータ40の少なくとも一部分と重複する位置に配設されているので、スピンドル41の軸方向が延びる方向への駆動モータ40の張出しと、スピンドル41の軸方向が延びる方向へのコントローラ46の張出しとを重ねることができる。これによって、スピンドル41の軸方向が延びる方向へのコントローラ46の張出しを、既定される駆動モータ40の張出しに近づけることができて、工具本体15のヘッド(15B)の嵩張りを減らしてコンパクト化を図ることができる。
また、上記した電動工具10によれば、コントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49、スイッチ50は、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延びる方向と一致する方向で視て、フィールド42の少なくとも一部分と重複する位置に配設されているので、スピンドル41の回動径方向へのフィールド42の張出しと、スピンドル41の回動径方向へのコントローラ46の張出しとを重ねることができる。これによって、スピンドル41の回動径方向へのコントローラ46の張出しを、既定されるフィールド42の張出しに近づけることができて、工具本体15のヘッド(15B)の嵩張りを減らしてコンパクト化を図ることができる。
また、上記した電動工具10によれば、コントローラ46は、コントローラ46の形状の中で最も広く延在する平面の面方向が駆動モータ40のスピンドル41が延びる方向に沿うように配設されているので、コントローラ46の形状の中で最も広く延在する平面の嵩張りを、工具本体15において最も長く延在しているスピンドル41の長さ方向に沿って重ねることができる。これによって、コントローラ46の最も広い平面の張出しを、既定されるスピンドル41の張出しにより効率良く配置させることができて、工具本体15のヘッド(15B)の嵩張りを減らしてコンパクト化を図ることができる。
また、上記した電動工具10によれば、例えばコントローラ46と変速コントローラ49(スイッチ50)との2つの電気部品は、駆動モータ40のスピンドル41が延在する位置を中心にして互いに180度で対称となる位置に配設されているので、スピンドル41を挟み込むようにして2つの電気部品の配置スペースを効率良く確保することができる。また、上記した電動工具10によれば、例えば端子台48、コントローラ46、コンデンサ47の3つの電気部品は、駆動モータ40のスピンドル41が延在する位置を中心にして互いに90度ずつ回転させた位置に配設されているので、スピンドル41を挟み込むようにして3つの電気部品の配置スペースを効率良く確保することができる。また、上記した電動工具10によれば、コントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49(スイッチ50)の4つの電気部品は、駆動モータ40のスピンドル41が延在する位置を中心にして互いに90度ずつ回転させた位置に配設されているので、スピンドル41を挟み込むようにして4つの電気部品の配置スペースを効率良く確保することができる。
これによって、上記したコントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49(スイッチ50)の嵩張りを、効率よく確保された配置スペースに配設することができるので、工具本体15のヘッド(15B)の嵩張りを減らしてコンパクト化を図ることができる。
また、上記した電動工具10によれば、電源コード571の工具本体15からの引出し位置は、工具本体15のヘッド側15Bに向いた駆動モータ40の端部(スピンドル41の上端)に対して、工具本体15の加工材対面側15Aに近くなるように設定されているので、この電源コード571の引出し位置を、駆動モータ40を内蔵する工具本体15のヘッド(15B)の端部よりも加工材対面側15Aに位置させることができる。なお、この工具本体15のヘッド(15B)の端部は、工具本体15の加工材対面側15Aとは反対側に向いたヘッド(15B)の端部である。また、電源コード571の工具本体15からの引出し方向は、駆動モータ40のスピンドル41の軸方向が延びる方向と直交する方向にて設定されているので、この電源コード571の引出し方向を工具本体15のヘッド(15B)の端部に向くことが無くなる。
これによって、上記した電動工具10によれば、工具本体15のヘッド(15B)の端部を反対置き可能な載置形状部位38にて形成し、この工具本体15のヘッド側15Bを下にして工具本体15の加工材対面側15Aを上にして載置台等に載せたような場合に、引き出される電源コード571が載置台に向かって積極的に当たってしまわなくなる。したがって、この工具本体15のヘッド側15Bの端部を載置台に面接触する載置形状部位38として形成して工具本体15を載置台に載置した場合には、引き出される電源コード571が、工具本体15の載置を邪魔せずに載置台に載置面を面接触させて安定的に載置することができる。もって、工具本体15としての利便性を高めることができる。
なお、本発明に係る電動工具にあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、次のように適宜個所を変更して構成するようにしてもよい。
すなわち、上記した実施の形態の電動工具10にあっては、木材等の加工材に対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具としてトリマを例示して説明するものであった。しかしながら、このような縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具としては、ルータのように構成されるものであってもよい。
また例えば、上記した実施の形態の電動工具10にあっては、駆動モータ40の駆動に関連する電気部品として、コントローラ46、コンデンサ47、端子台48、変速コントローラ49は、スイッチ50を挙げた。しかしながら、本発明に係る駆動モータの駆動に関連する電気部品としては、これに限定されることなく、少なからずでも駆動モータの駆動に対して関連付けられる電気部品であればよい。
10 電動工具
15A 加工材対面側
15B ヘッド側
15 工具本体
20 ハウジング
21 モータハウジング
25 内側ハウジング
31 外側ハウジング
33 ラック
34 表示目盛り
35 把持外周面
36 ヘッドハウジング
37 通風孔
38 載置形状部位
39 螺子部材
40 駆動モータ(回転駆動機構)
41 スピンドル
42 フィールド(固定子)
43 アーマチュア(回転子)
44 コンミテータ
45 カーボンブラシ
46 コントローラ
461 筐体ケース
462 制御基板
47 コンデンサ
48 端子台
49 変速コントローラ
491 変速操作ダイアル
50 スイッチ
501 オンオフ操作部
51 下側ボールベアリング
52 上側ボールベアリング
53 送風ファン
54 螺子部材
55 マグネットスリーブ(スピンドル回転数検出器)
571 電源コード
572 コードガイド
573 クランプ部材
58 チャック機構
59 留め具
60 ベース
61 ベース本体
62 対面鍔形部
63 突出し孔
65 ベースアタッチメント
67 加工材当接面
71 把持構造部
72 C形筒状部
73 スリット
74 窓部
75 手握り部
76 クランプ装置
B ビット
W 加工材

Claims (7)

  1. 木材等の加工材に対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具であって、
    スピンドルを回転駆動させる駆動モータを内蔵する工具本体を備え、
    前記駆動モータへの電力供給を調節するコントローラは、該駆動モータに対して、前記加工材と対面する前記工具本体の加工材対面側とは反対側位置となる前記工具本体のヘッド側に配置されており、
    前記コントローラは、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と直交する方向で視て、前記駆動モータの少なくとも一部分と重複する位置に配設されており、
    前記駆動モータの駆動に関連する電気部品が、前記コントローラを含んで少なくとも2つ設けられており、
    前記2つの電気部品は、前記駆動モータの前記スピンドルが延在する位置を中心にして互いに180度で対称となる位置に配設されていることを特徴とする電動工具。
  2. 木材等の加工材に対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具であって、
    スピンドルを回転駆動させる駆動モータを内蔵する工具本体を備え、
    前記駆動モータへの電力供給を調節するコントローラは、該駆動モータに対して、前記加工材と対面する前記工具本体の加工材対面側とは反対側位置となる前記工具本体のヘッド側に配置されており、
    前記コントローラは、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と直交する方向で視て、前記駆動モータの少なくとも一部分と重複する位置に配設されており、
    前記駆動モータの駆動に関連する電気部品が、前記コントローラを含んで少なくとも3つ設けられており、
    前記3つの電気部品は、前記駆動モータの前記スピンドルが延在する位置を中心にして互いに90度ずつ回転させた位置に配設されていることを特徴とする電動工具。
  3. 木材等の加工材に対して縁取り加工や溝切り加工等の加工を行う電動工具であって、
    スピンドルを回転駆動させる駆動モータを内蔵する工具本体を備え、
    前記駆動モータへの電力供給を調節するコントローラは、該駆動モータに対して、前記加工材と対面する前記工具本体の加工材対面側とは反対側位置となる前記工具本体のヘッド側に配置されており、
    前記コントローラは、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と直交する方向で視て、前記駆動モータの少なくとも一部分と重複する位置に配設されており、
    前記駆動モータの駆動に関連する電気部品が、前記コントローラを含んで少なくとも4つ設けられており、
    前記4つの電気部品は、前記駆動モータの前記スピンドルが延在する位置を中心にして互いに90度ずつ回転させた位置に配設されていることを特徴とする電動工具。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電動工具において、
    前記コントローラは、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と一致する方向で視て、該スピンドルと重ならないように該スピンドルの延在位置からずらされた位置に配設されていることを特徴とする電動工具。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電動工具において、
    前記駆動モータは、前記スピンドルと一体で回転する回転子に対応した固定子を備え、
    前記コントローラは、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と一致する方向で視て、前記固定子の少なくとも一部分と重複する位置に配設されていることを特徴とする電動工具。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の電動工具において、
    前記コントローラは、該コントローラの形状の中で最も広く延在する平面の面方向が前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向に沿うように配設されていることを特徴とする電動工具。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の電動工具において、
    前記工具本体には、前記駆動モータに電力を供給するために該工具本体の内部から該工具本体の外部に引き出されて外部電源に接続可能とされる電源コードが設けられており、
    前記電源コードの前記工具本体からの引出し位置は、前記工具本体の前記ヘッド側に向いた前記駆動モータの端部に対して、該工具本体の前記加工材対面側に近くなるように設定されており、
    前記電源コードの前記工具本体からの引出し方向は、前記駆動モータの前記スピンドルが延びる方向と直交する方向にて設定されていることを特徴とする電動工具。
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